JP3349005B2 - 共通線方式インターホン端末リセット装置 - Google Patents

共通線方式インターホン端末リセット装置

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JP3349005B2 JP02307795A JP2307795A JP3349005B2 JP 3349005 B2 JP3349005 B2 JP 3349005B2 JP 02307795 A JP02307795 A JP 02307795A JP 2307795 A JP2307795 A JP 2307795A JP 3349005 B2 JP3349005 B2 JP 3349005B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は共通線方式インターホン
端末リセット装置に係り、特に異常動作しているインタ
ーホン端末のみを選択リセットできる共通線方式インタ
ーホン端末リセット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4に示すような共通線方式
集合住宅用インターホン端末システムが提案されてい
る。制御機1は共通線L1を介して居室インターホン端
末T1、T2…Tnと接続され、また通信線L2を介して集
合玄関機9と接続されている。
【0003】この種の共通線方式集合住宅用インターホ
ン端末システムのインターホン端末リセット装置として
図5に示す回路が提案されている。図5のインターホン
端末リセット装置において、共通線L1にはキャリアf1
1を検出するためのバンドパスフィルタBPF11、コン
パレータCMP11からなるキャリア検出回路11が接続
され、キャリア検出回路11の信号出力側には抵抗R、
コンデンサCによるタイマによって予め監視時間が設定
されるリセット監視タイマ12が接続され、このリセッ
ト監視タイマ12はインターホン端末CPU13のリセ
ット回路15に接続されている。また共通線L1には伝
送データd11から復調データd12に復調するためのバン
ドパスフィルタBPF12、コンパレータCMP12からな
る伝送データ復調回路14が接続され、その伝送データ
復調回路14はインターホン端末CPU13に内蔵され
たシリアル受信回路16に接続されている。
【0004】このような共通線方式インターホン端末リ
セット装置において、通常の信号受信状態では、共通線
L1に重畳されたキャリアf11はキャリア検出回路11
によって復調され、図6に示すような波形の出力aとな
る。リセット監視タイマ12はこの出力aが抵抗R、コ
ンデンサCにより予め設定された監視時間よりも周期が
短いのでリセット出力bが発生せず、インターホン端末
CPU13のリセット回路15を動作させるまでに至ら
ない。また通常の伝送データd11は伝送データ復調回路
14で図6に示す波形の復調データd12に復調され、イ
ンターホン端末CPU13に内蔵されたシリアル受信回
路16にてシリアル受信され内部変換される。
【0005】ここで、例えば異常な動作を起こしている
インターホン端末T1をリセットするために共通線L1に
キャリアのみを連続送出すると、図6に示すようにキャ
リア検出回路11の出力aがHレベルに固定される。こ
の出力aがHレベルに固定されることにより発生するキ
ャリア検出時間がリセット監視タイマ12で設定された
所定の監視時間t′を経過すると、リセット監視タイマ
12からリセット出力bが発生するので、インターホン
端末T1、T2…Tnのそれぞれのリセット回路15が、
全インターホン端末CPU13を強制リセットする。
【0006】このように制御機1から共通線L1に一定
時間キャリアを送出することにより、制御機1に接続さ
れたすべてのインターホン端末T1、T2…Tnを初期化
することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インターホン端末リセット装置によれば、共通線L1に
接続されたすべてのインターホン端末T1、T2…Tnに
対してリセットしなければならず、正常なインターホン
端末が呼出や通話中にはキャリアのみを連続送出しない
工夫が必要であった。また制御機1がすべてのインター
ホン端末T1、T2…Tnの初期化を完了するのに、時間
がかかるなどの難点があった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、このような従来の問題点を解
決するためになされたもので、キャリアにリセットを禁
止するキー情報を重畳することにより、異常動作してい
るインターホン端末のみを選択リセットできる共通線方
式インターホン端末リセット装置を提供すること目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明の共通線方式インターホン端末リセット装
置は、リセット禁止キー信号を重畳しデータを搬送する
キャリアを送出する制御機と、制御機と共通線で接続さ
れ制御機により集中管理される複数のインターホン端末
との間で、制御機側から機能停止したインターホン端末
CPUのリセット回路を強制的に始動させるにあたり、
制御機からのキャリアを検出するキャリア検出回路と、
キャリア検出回路に接続されキャリア検出時間が所定の
監視時間を経過したときリセット回路を始動させるリセ
ット監視リトリガブル・タイマと、共通線上を伝送され
たデータを復調しリセット禁止キー信号を含む復調デー
タを出力する伝送データ復調回路とを備え、インターホ
ン端末CPUには、復調された復調データをシリアル受
信するシリアル受信回路と、正常動作時には出力され異
常動作時には出力されないシリアル受信回路からのリセ
ット禁止キー信号であるシリアルデータと予じめ定めら
れたキー情報とを比較し一致したときキーデータを出力
しリセット監視リトリガブル・タイマにリトリガとして
与えるキー情報デコード回路とを内蔵している。
【0010】
【作用】この共通線方式インターホン端末リセット装置
において、制御機側から機能停止したインターホン端末
のCPUのリセット回路を強制的に始動させるために、
制御機からリセット禁止キー情報を重畳したキャリアを
送出すると、正常な動作を行っているインターホン端末
ではインターホン端末CPUが正常に動作しているの
で、伝送データ復調回路で復調された復調データがシリ
アル受信回路でシリアル受信される。シリアル受信回路
は伝送データ復調回路で復調された復調データをシリア
ルデータに変換してキー情報デコード回路に入力させ
る。キー情報デコード回路はこのシリアルデータとキー
情報とを比較し、一致したときにキーデータをリトリガ
としてリセット監視リトリガブル・タイマに入力させ
る。これにより連続キャリアをリセット監視リトリガブ
ル・タイマが検出しても、リトリガされているのでリセ
ット出力を発生しない。したがってインターホン端末C
PUは正常な動作状態を保ったまま動作し続けることが
できる。
【0011】これに対し、異常状態のインターホン端末
ではインターホン端末CPUは動作しないので、伝送デ
ータ復調回路で復調された復調データはシリアル受信回
路でシリアル受信されない。これによりシリアル受信回
路からはシリアルデータが出力されないのでリセット監
視リトリガブル・タイマはリトリガされない。したがっ
て、連続キャリアを検出するキャリア検出回路によるキ
ャリア検出時間がリセット監視リトリガブル・タイマで
設定された所定の監視時間を経過すると、リセット監視
リトリガブル・タイマからリセット出力が発生するの
で、異常状態のインターホン端末のリセット回路のみが
強制始動される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の共通線方式インターホン端末
リセット装置を共通線方式集合住宅用インターホン端末
に適用した一実施例について図面を参照して説明する。
なお、本発明による共通線方式インターホン端末リセッ
ト装置を従来技術と同じ共通線方式集合住宅用インター
ホン端末システム(図4)に適用するので、本実施例の
共通線方式集合住宅用インターホン端末システムにおい
ても同一符号を使用する。
【0013】本発明による共通線方式インターホン端末
リセット装置は図1に示すように、共通線L1にキャリ
アf1を検出するためのバンドパスフィルタBPF1、コ
ンパレータCMP1からなるキャリア検出回路4が接続
され、キャリア検出回路4の信号出力側には抵抗R、コ
ンデンサCによるタイマによって予め監視時間が設定さ
れるリセット監視リトリガブル・タイマ5が接続され、
このリセット監視リトリガブル・タイマ5はインターホ
ン端末CPU2のリセット回路3に接続されている。
【0014】また、共通線L1には伝送データd1を復調
データd2に復調するためのバンドパスフィルタBPF
2、コンパレータCMP2からなる伝送データ復調回路6
が接続され、その伝送データ復調回路6はインターホン
端末CPU2に内蔵されたシリアル受信回路7に接続さ
れ、さらに、シリアル受信回路7はインターホン端末C
PU2に内蔵されたキー情報デコード回路8に接続され
ている。キー情報デコード回路8はコンパレータCMP
3を有し、シリアル受信回路7からのシリアルデータS
dとキー情報デコード回路8内に内蔵された予め定めら
れたキー情報Kiとを比較し一致したときにキーデータ
Kdを出力するものである。なお、シリアルデータSd
は復調データd2に含まれるリセット禁止キー信号で、
複数のインターホン端末T1、T2…Tnを集中管理する
制御機1からキャリアに重畳されて送出される。
【0015】このような機能を有するキー情報デコード
回路8の出力側はリセット監視リトリガブル・タイマ5
のリトリガ入力側に接続されているので、キー情報デコ
ード回路8の出力側からキーデータKdが出力される
と、リセット監視リトリガブル・タイマ5にリトリガR
tとして入力される。これにより、リセット監視リトリ
ガブル・タイマ5をリトリガすることができるので、リ
セット監視リトリガブル・タイマ5が連続キャリアを検
出している場合においても、リセット回路3にはリセッ
ト出力Bが出力されないことになる。
【0016】このように構成された共通線方式インター
ホン端末リセット装置の動作について説明する。
【0017】例えば通常の信号受信状態、即ち正常な動
作を行っているすべてのインターホン端末T1、T2…T
nでは、インターホン端末CPU2が正常動作している
ので、伝送データ復調回路6で復調された図2に示すよ
うな波形のリセット禁止キー信号を含む復調データd2
が、インターホン端末CPU2に内蔵されたシリアル受
信回路7で受信される。シリアル受信回路7は復調デー
タd2に含まれたリセット禁止キー信号であるシリアル
データSdをキー情報デコード回路8のコンパレータC
MP3に入力させる。コンパレータCMP3はこのシリア
ルデータSdとキー情報Kiとを比較し、一致したとき
にキーデータKdをリトリガRtとしてリセット監視リ
トリガブル・タイマ5に入力させる。
【0018】これにより図2に示す出力Aのような連続
キャリアをリセット監視リトリガブル・タイマ5が検出
しても、リトリガRtによりリトリガされているのでリ
セット出力Bを発生しない。したがってインターホン端
末のCPU2は正常な動作状態を保ったまま動作し続け
ることができる。
【0019】これに対し、インターホン端末T1が異常
な動作を起こしているとすると、インターホン端末CP
U2は動作しないので、伝送データ復調回路6で復調さ
れた復調データd2はインターホン端末CPU2に内蔵
されたシリアル受信回路7で受信されない。これにより
図3に示すように、シリアル受信回路7からはシリアル
データSdが出力されないのでリセット監視リトリガブ
ル・タイマ5はリトリガされない。したがって、連続キ
ャリアによってキャリア検出回路4の出力A(図3)が
Hレベルに固定され、このHレベルの出力Aにより発生
するキャリア検出時間が、リセット監視リトリガブル・
タイマ5で設定された所定の監視時間tを経過すると、
リセット監視リトリガブル・タイマ5からリセット出力
Bが発生するので、インターホン端末T1のリセット回
路3のみが強制始動される。
【0020】このように、リセット監視リトリガブル・
タイマをインターホン端末CPUに内蔵されたキー情報
デコード回路によって制御することができるので、正常
動作しているインターホン端末には影響なく、異常動作
または停止しているインターホン端末のみを選択的にリ
セットすることができる。
【0021】なお、上記実施例では集合住宅用インター
ホン端末について説明したが、これに限らず、共通線方
式の病院用インターホンや非常通報システムの端末であ
ってもよく、また無線通信による端末装置でもよい。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の共通線方式インターホン端末リセット装置によれば、
正常動作しているインターホン端末と異常動作または停
止しているインターホン端末を区別できるので、異常動
作しているインターホン端末のみをリセットすることが
できる。また必要以上にインターホン端末をリセットし
ないので、制御機との初期通信処理が軽減され、共通線
の正常状態へ復帰する時間を短縮することができる。さ
らに、共通線であるにも係らず、他のインターホン端末
が通話中でも暴走しているインターホン端末のみをリセ
ットできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による共通線方式インターホン端末リセ
ット装置の一実施例を示す構成図。
【図2】本発明による共通線方式インターホン端末リセ
ット装置のインターホン端末が正常状態の時の動作波形
図。
【図3】本発明による共通線方式インターホン端末リセ
ット装置のインターホン端末が異常状態の時の動作波形
図。
【図4】共通線方式集合住宅用インターホン端末システ
ムを示すブロック図。
【図5】従来の共通線方式インターホン端末リセット装
置を示す構成図。
【図6】従来の共通線方式インターホン端末リセット装
置の動作波形図。
【符号の説明】
1・・・・・・制御機 2・・・・・・インターホン端末CPU 3・・・・・・リセット回路 4・・・・・・キャリア検出回路 5・・・・・・リセット監視リトリガブル・タイマ 6・・・・・・伝送データ復調回路 7・・・・・・シリアル受信回路 8・・・・・・キー情報デコード回路 T1、T2…Tn・・・・・・インターホン端末 L1・・・・・・共通線 Sd・・・・・・シリアルデータ Ki・・・・・・キー情報 Kd・・・・・・キーデータ Rt・・・・・・リトリガ d2・・・・・・リセット禁止キー信号を含む復調データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 9/00 - 9/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リセット禁止キー信号を重畳しデータを搬
    送するキャリアを送出する制御機(1)と、前記制御機
    と共通線(L1)で接続され前記制御機により集中管理
    される複数のインターホン端末(T1、T2…Tn)との
    間で、前記制御機側から機能停止したインターホン端末
    CPU(2)のリセット回路(3)を強制的に始動させ
    るにあたり、前記制御機からの前記キャリアを検出する
    キャリア検出回路(4)と、前記キャリア検出回路に接
    続されキャリア検出時間が所定の監視時間を経過したと
    き前記リセット回路を始動させるリセット監視リトリガ
    ブル・タイマ(5)と、前記共通線上を伝送されたデー
    タを復調し前記リセット禁止キー信号を含む復調データ
    (d2)を出力する伝送データ復調回路(6)とを備
    え、 前記インターホン端末CPUには、 復調された復調デー
    タをシリアル受信するシリアル受信回路(7)と、正常
    動作時には出力され異常動作時には出力されない前記シ
    リアル受信回路からの前記リセット禁止キー信号である
    シリアルデータ(Sd)と予じめ定められたキー情報
    (Ki)とを比較し一致したときキーデータ(Kd)を出
    力し前記リセット監視リトリガブル・タイマにリトリガ
    (Rt)として与えるキー情報デコード回路(8)とを
    内蔵したことを特徴とする共通線方式インターホン端末
    リセット装置。
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