JP3353979B2 - スクロール式空気圧縮機 - Google Patents
スクロール式空気圧縮機Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、空気を圧縮し
て空気タンクに貯えるのに用いて好適なスクロール式空
気圧縮機に関し、特に、圧縮機本体の吸込ポートに吸込
フィルタが設けられたスクロール式空気圧縮機に関す
る。
て空気タンクに貯えるのに用いて好適なスクロール式空
気圧縮機に関し、特に、圧縮機本体の吸込ポートに吸込
フィルタが設けられたスクロール式空気圧縮機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、圧縮機本体と、該圧縮機本体か
ら吐出される圧縮空気を貯える空気タンクとを備え、前
記圧縮機本体は、ケーシングと、基端側が該ケーシング
外に突出し、先端側が該ケーシング内に伸長してクラン
クとなった駆動軸と、前記ケーシング内に位置して該駆
動軸のクランクに旋回可能に取付けられ、渦巻状のラッ
プ部が設けられた旋回スクロールと、該旋回スクロール
と対向して配設され、該旋回スクロールのラップ部と重
なり合う渦巻状のラップ部が設けられた固定スクロール
と、該固定スクロールのラップ部と前記旋回スクロール
のラップ部との間に形成され、吸込ポートから吸込んだ
空気を圧縮しつつ吐出ポートから吐出させる圧縮室と、
前記吸込ポートに接続された吸込フィルタとからなるス
クロール式空気圧縮機は知られている。
ら吐出される圧縮空気を貯える空気タンクとを備え、前
記圧縮機本体は、ケーシングと、基端側が該ケーシング
外に突出し、先端側が該ケーシング内に伸長してクラン
クとなった駆動軸と、前記ケーシング内に位置して該駆
動軸のクランクに旋回可能に取付けられ、渦巻状のラッ
プ部が設けられた旋回スクロールと、該旋回スクロール
と対向して配設され、該旋回スクロールのラップ部と重
なり合う渦巻状のラップ部が設けられた固定スクロール
と、該固定スクロールのラップ部と前記旋回スクロール
のラップ部との間に形成され、吸込ポートから吸込んだ
空気を圧縮しつつ吐出ポートから吐出させる圧縮室と、
前記吸込ポートに接続された吸込フィルタとからなるス
クロール式空気圧縮機は知られている。
【0003】また、前記圧縮機本体の吐出ポートは配管
を介して空気タンクに接続され、該配管の途中または空
気タンクと該配管の先端部とを接続する継手等の内部に
は保圧弁が設けられ、吐出ポートから吐出される圧縮空
気がタンクに向けて流通するのを許し、この圧縮空気が
逆向きに流通するのを阻止するようになっている。
を介して空気タンクに接続され、該配管の途中または空
気タンクと該配管の先端部とを接続する継手等の内部に
は保圧弁が設けられ、吐出ポートから吐出される圧縮空
気がタンクに向けて流通するのを許し、この圧縮空気が
逆向きに流通するのを阻止するようになっている。
【0004】そして、従来技術によるスクロール式空気
圧縮機は、駆動軸を外部から電動モータ等で回転駆動す
ることにより旋回スクロールを旋回させ、吸込ポートか
ら外部の空気を吸込み、この空気を圧縮室内で圧縮しつ
つ吐出ポートから吐出し、この圧縮空気を空気タンクに
貯留する。
圧縮機は、駆動軸を外部から電動モータ等で回転駆動す
ることにより旋回スクロールを旋回させ、吸込ポートか
ら外部の空気を吸込み、この空気を圧縮室内で圧縮しつ
つ吐出ポートから吐出し、この圧縮空気を空気タンクに
貯留する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、圧縮運転時に、外部の空気を圧縮機本体に
吸込むときには、圧縮機本体の吸込ポートに設けられた
吸込フィルタによって、空気中の粉塵等を除去するよう
にしている。
来技術では、圧縮運転時に、外部の空気を圧縮機本体に
吸込むときには、圧縮機本体の吸込ポートに設けられた
吸込フィルタによって、空気中の粉塵等を除去するよう
にしている。
【0006】このため、圧縮運転を続けるうちに、吸込
フィルタ内に粉塵等が付着してこれが徐々に蓄積され、
吸込フィルタが目詰まりしてしまう場合がある。そし
て、吸込フィルタが目詰まりすると、吸込ポートへの空
気の流通が遮られ、空気の圧縮効率が低下して、性能が
早期に低下するという問題がある。
フィルタ内に粉塵等が付着してこれが徐々に蓄積され、
吸込フィルタが目詰まりしてしまう場合がある。そし
て、吸込フィルタが目詰まりすると、吸込ポートへの空
気の流通が遮られ、空気の圧縮効率が低下して、性能が
早期に低下するという問題がある。
【0007】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は吸込フィルタの目詰まりを防止
でき、長期に亘って圧縮性能を維持できるようにしたス
クロール式空気圧縮機を提供することを目的としてい
る。
されたもので、本発明は吸込フィルタの目詰まりを防止
でき、長期に亘って圧縮性能を維持できるようにしたス
クロール式空気圧縮機を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明が採用する構成の特徴は、圧縮機本体の
吐出ポートと空気タンクとの間を接続する吐出通路に
は、前記圧縮機本体の圧縮空気が吐出ポートから空気タ
ンクに流通するのを許可し逆向きに流通するのを阻止す
る逆止弁と、該逆止弁を迂回して設けられ前記空気タン
クから圧縮機本体に向けて圧縮空気が逆流するときの流
速を規制する流速規制手段と、前記逆止弁と流速規制手
段とを選択的に切換える切換弁とを設けたことにある。
ために、本発明が採用する構成の特徴は、圧縮機本体の
吐出ポートと空気タンクとの間を接続する吐出通路に
は、前記圧縮機本体の圧縮空気が吐出ポートから空気タ
ンクに流通するのを許可し逆向きに流通するのを阻止す
る逆止弁と、該逆止弁を迂回して設けられ前記空気タン
クから圧縮機本体に向けて圧縮空気が逆流するときの流
速を規制する流速規制手段と、前記逆止弁と流速規制手
段とを選択的に切換える切換弁とを設けたことにある。
【0009】
【作用】上記構成により、圧縮運転時には、吸込ポート
から吸込フィルタを介して吸込んだ外部の空気を圧縮室
内で圧縮して、吐出ポートから吐出する。このとき、吐
出ポートから吐出された圧縮空気が吐出通路を空気タン
クへ向けて逆止弁を介して流通するように切換弁を切換
え、吐出ポートから吐出された圧縮空気を空気タンクへ
供給する。
から吸込フィルタを介して吸込んだ外部の空気を圧縮室
内で圧縮して、吐出ポートから吐出する。このとき、吐
出ポートから吐出された圧縮空気が吐出通路を空気タン
クへ向けて逆止弁を介して流通するように切換弁を切換
え、吐出ポートから吐出された圧縮空気を空気タンクへ
供給する。
【0010】一方、圧縮運転を停止した状態のときに、
切換弁を切換えて、空気タンク内に貯留された圧縮空気
の一部を前記逆止弁を迂回して圧縮機本体に向けて逆流
させるようにすれば、この圧縮空気は圧縮機本体の吐出
ポートから圧縮室内に流入し、旋回スクロールを逆回転
させつつ圧縮室内を吸込ポートに向けて流通し、吸込ポ
ートから吸込フィルタを介して外部に吐出するようにな
る。そして、この圧縮空気が吸込フィルタ内を圧縮運転
時と逆向きに流れることにより、吸込フィルタに付着し
た粉塵等を排出することができる。
切換弁を切換えて、空気タンク内に貯留された圧縮空気
の一部を前記逆止弁を迂回して圧縮機本体に向けて逆流
させるようにすれば、この圧縮空気は圧縮機本体の吐出
ポートから圧縮室内に流入し、旋回スクロールを逆回転
させつつ圧縮室内を吸込ポートに向けて流通し、吸込ポ
ートから吸込フィルタを介して外部に吐出するようにな
る。そして、この圧縮空気が吸込フィルタ内を圧縮運転
時と逆向きに流れることにより、吸込フィルタに付着し
た粉塵等を排出することができる。
【0011】また、空気タンクから圧縮機本体に向けて
圧縮空気が逆流するときは、吐出通路に設けられた流速
規制手段が、空気タンクから吐出される圧縮空気の流速
を規制する。これにより、高圧の圧縮空気が空気タンク
から圧縮機本体の圧縮室内に突入し、旋回スクロールを
高速に逆回転させるのを防止できる。
圧縮空気が逆流するときは、吐出通路に設けられた流速
規制手段が、空気タンクから吐出される圧縮空気の流速
を規制する。これにより、高圧の圧縮空気が空気タンク
から圧縮機本体の圧縮室内に突入し、旋回スクロールを
高速に逆回転させるのを防止できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図7に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0013】まず、図1ないし図4に本発明の第1の実
施例を示す。
施例を示す。
【0014】図において、1は略長方形の箱状に形成さ
れたパッケージを示し、該パッケージ1は薄い金属板か
らなるパネルをスポット溶接等の手段で接合することに
より形成されている。
れたパッケージを示し、該パッケージ1は薄い金属板か
らなるパネルをスポット溶接等の手段で接合することに
より形成されている。
【0015】2はパッケージ1内の上下方向中間位置に
設けられた圧縮機本体を示し、該圧縮機本体2は、後述
するケーシング3,駆動軸4,旋回スクロール5,固定
スクロール6,吸込フィルタ10等から大略構成されて
いる。
設けられた圧縮機本体を示し、該圧縮機本体2は、後述
するケーシング3,駆動軸4,旋回スクロール5,固定
スクロール6,吸込フィルタ10等から大略構成されて
いる。
【0016】3は圧縮機本体2の外形を構成するケーシ
ングを示し、該ケーシングは一側の大径部3Aと他側の
小径部3Bとから段付円筒状に形成されている。
ングを示し、該ケーシングは一側の大径部3Aと他側の
小径部3Bとから段付円筒状に形成されている。
【0017】4はケーシング3の小径部3B内に軸受
(図示せず)を介して回転可能に支持された駆動軸を示
し、該駆動軸4はその基端側がケーシング3の一端側か
ら外部に突出し、後述する小径プーリ24が取付けられ
ると共に、先端側が該ケーシング3の大径部3A内に伸
長し、その先端部が所定寸法をもって偏心するクランク
4Aとなっている。
(図示せず)を介して回転可能に支持された駆動軸を示
し、該駆動軸4はその基端側がケーシング3の一端側か
ら外部に突出し、後述する小径プーリ24が取付けられ
ると共に、先端側が該ケーシング3の大径部3A内に伸
長し、その先端部が所定寸法をもって偏心するクランク
4Aとなっている。
【0018】5は一端側が駆動軸4のクランク4Aに回
転可能に取付けられた旋回スクロールを示し、該旋回ス
クロール5は円盤状に形成された鏡板5Aと、該鏡板5
Aの他側面に立設され、該鏡板5Aの中央側が巻始め端
となり、外周側が巻終り端となった渦巻状のラップ部5
Bとから構成されている。
転可能に取付けられた旋回スクロールを示し、該旋回ス
クロール5は円盤状に形成された鏡板5Aと、該鏡板5
Aの他側面に立設され、該鏡板5Aの中央側が巻始め端
となり、外周側が巻終り端となった渦巻状のラップ部5
Bとから構成されている。
【0019】6は旋回スクロール5と対向して設けら
れ、ケーシング3の大径部3A他端側に取付けられた固
定スクロールを示し、該固定スクロール6は円盤状の鏡
板6Aと、鏡板6Aの一側面に立設され、該鏡板6Aの
中央側が巻始め端となり、外周側が巻終り端となった渦
巻状のラップ部6Bとから構成されている。
れ、ケーシング3の大径部3A他端側に取付けられた固
定スクロールを示し、該固定スクロール6は円盤状の鏡
板6Aと、鏡板6Aの一側面に立設され、該鏡板6Aの
中央側が巻始め端となり、外周側が巻終り端となった渦
巻状のラップ部6Bとから構成されている。
【0020】ここで、前記固定スクロール6と旋回スク
ロール5とは、それぞれのラップ部6B,5Bが互いに
重なり合うように配設され、各ラップ部6B,5B間に
は複数の圧縮室7,7,…が形成されている。
ロール5とは、それぞれのラップ部6B,5Bが互いに
重なり合うように配設され、各ラップ部6B,5B間に
は複数の圧縮室7,7,…が形成されている。
【0021】8は固定スクロール6の外周側に形成さ
れ、各圧縮室7のうち最外周側の圧縮室7と連通する吸
込ポート、9は固定スクロール6の中央に形成され、最
も中央側の圧縮室7と連通する吐出ポートをそれぞれ示
し、圧縮運転時には、外部の空気が前記吸込ポート8か
ら後述する吸込フィルタ10を介して最外周側の圧縮室
7内に吸込まれ、各圧縮室7で圧縮した後、最も中央側
の圧縮室7内の圧縮空気が吐出ポート9から後述する吐
出配管11等を介して空気タンク17に向けて吐出され
る。
れ、各圧縮室7のうち最外周側の圧縮室7と連通する吸
込ポート、9は固定スクロール6の中央に形成され、最
も中央側の圧縮室7と連通する吐出ポートをそれぞれ示
し、圧縮運転時には、外部の空気が前記吸込ポート8か
ら後述する吸込フィルタ10を介して最外周側の圧縮室
7内に吸込まれ、各圧縮室7で圧縮した後、最も中央側
の圧縮室7内の圧縮空気が吐出ポート9から後述する吐
出配管11等を介して空気タンク17に向けて吐出され
る。
【0022】10はケーシング3の外部から吸込ポート
8に取付けられた吸込フィルタを示し、該吸込フィルタ
10は、圧縮運転時において外部の空気を圧縮室7内に
吸込むときに、この空気中に散在する粉塵等を内部に設
けられたフィルタ(図示せず)に付着させて除去するも
のである。
8に取付けられた吸込フィルタを示し、該吸込フィルタ
10は、圧縮運転時において外部の空気を圧縮室7内に
吸込むときに、この空気中に散在する粉塵等を内部に設
けられたフィルタ(図示せず)に付着させて除去するも
のである。
【0023】11は圧縮機本体2の吐出ポート9と空気
タンク17とを接続する吐出通路を構成する吐出配管、
12は該吐出配管11の途中に設けられた逆止弁として
の保圧弁を示し、該保圧弁12は、圧縮空気が圧縮機本
体2の吐出ポート9から空気タンク17に流通するのを
許可し、逆向きに流通するのを阻止するもので、圧縮運
転を停止した時に空気タンク17内の圧縮空気が吐出配
管11を逆流して漏れるのを防止するものである。
タンク17とを接続する吐出通路を構成する吐出配管、
12は該吐出配管11の途中に設けられた逆止弁として
の保圧弁を示し、該保圧弁12は、圧縮空気が圧縮機本
体2の吐出ポート9から空気タンク17に流通するのを
許可し、逆向きに流通するのを阻止するもので、圧縮運
転を停止した時に空気タンク17内の圧縮空気が吐出配
管11を逆流して漏れるのを防止するものである。
【0024】13は保圧弁12を迂回するようにして設
けられたバイパス配管を示し、該バイパス配管13の一
端側が保圧弁12と圧縮機本体2の吐出ポート9との間
に位置する吐出配管11に接続され、他端側は後述のソ
レノイド弁15に接続され、ソレノイド弁15によって
選択的に空気タンク17に接続されるようになってい
る。
けられたバイパス配管を示し、該バイパス配管13の一
端側が保圧弁12と圧縮機本体2の吐出ポート9との間
に位置する吐出配管11に接続され、他端側は後述のソ
レノイド弁15に接続され、ソレノイド弁15によって
選択的に空気タンク17に接続されるようになってい
る。
【0025】14はバイパス配管13の途中に設けられ
た流速規制手段としての絞り弁を示し、該絞り弁14は
ソレノイド弁15が排気位置(b)に切換えられたとき
に、空気タンク17から圧縮機本体2に向けて図3の矢
示方向に排気される圧縮空気を絞ることにより、この圧
縮空気の流速を減速させるものである。
た流速規制手段としての絞り弁を示し、該絞り弁14は
ソレノイド弁15が排気位置(b)に切換えられたとき
に、空気タンク17から圧縮機本体2に向けて図3の矢
示方向に排気される圧縮空気を絞ることにより、この圧
縮空気の流速を減速させるものである。
【0026】15は保圧弁12および絞り弁14と空気
タンク17の間に設けられた切換弁としてのソレノイド
弁を示し、該ソレノイド弁15はスプリングオフセット
式3ポート2位置ソレノイド弁等によって構成され、該
ソレノイド弁15は後述するコントロールユニット16
と電気的に接続され、コントロールユニット16からの
給電(制御信号)によって供給位置(a)または排気位
置(b)に選択的に切換えられる。
タンク17の間に設けられた切換弁としてのソレノイド
弁を示し、該ソレノイド弁15はスプリングオフセット
式3ポート2位置ソレノイド弁等によって構成され、該
ソレノイド弁15は後述するコントロールユニット16
と電気的に接続され、コントロールユニット16からの
給電(制御信号)によって供給位置(a)または排気位
置(b)に選択的に切換えられる。
【0027】即ち、コントロールユニット16からの給
電がないときには、該ソレノイド弁15は、図2に示す
如く供給位置(a)に切換えられ、圧縮機本体2の吐出
ポート9は保圧弁12を介して空気タンク17に接続さ
れるようになる。これにより、圧縮機本体2の吐出ポー
ト9から吐出された圧縮空気は、吐出配管11を保圧弁
12を介して空気タンク17に向けて図2中の矢示方向
に流通する。
電がないときには、該ソレノイド弁15は、図2に示す
如く供給位置(a)に切換えられ、圧縮機本体2の吐出
ポート9は保圧弁12を介して空気タンク17に接続さ
れるようになる。これにより、圧縮機本体2の吐出ポー
ト9から吐出された圧縮空気は、吐出配管11を保圧弁
12を介して空気タンク17に向けて図2中の矢示方向
に流通する。
【0028】一方、コントロールユニット16から給電
されると、該ソレノイド弁15は、図3に示す如く排気
位置(b)に切換えられ、圧縮機本体2の吐出ポート9
は絞り弁14を介して空気タンク17に接続されるよう
になる。これにより、空気タンク17内の圧縮空気の一
部がバイパス配管13等を介して圧縮機本体2に向けて
図3中の矢示方向に流通し、圧縮機本体2の吐出ポート
9から流入して各圧縮室7内を通過し、吸込ポート8か
ら吸込フィルタ10を介して外部に排気されるようにな
る。なお、上述のように該ソレノイド弁15が排気位置
(b)に切換えられ、圧縮空気が圧縮機本体2を逆流す
るときには、圧縮運転を停止させるようにしている。
されると、該ソレノイド弁15は、図3に示す如く排気
位置(b)に切換えられ、圧縮機本体2の吐出ポート9
は絞り弁14を介して空気タンク17に接続されるよう
になる。これにより、空気タンク17内の圧縮空気の一
部がバイパス配管13等を介して圧縮機本体2に向けて
図3中の矢示方向に流通し、圧縮機本体2の吐出ポート
9から流入して各圧縮室7内を通過し、吸込ポート8か
ら吸込フィルタ10を介して外部に排気されるようにな
る。なお、上述のように該ソレノイド弁15が排気位置
(b)に切換えられ、圧縮空気が圧縮機本体2を逆流す
るときには、圧縮運転を停止させるようにしている。
【0029】16はマイクロコンピュータ等によって構
成されたコントロールユニットを示し、該コントロール
ユニット16の入力側には、後述する空気タンク17に
設けられた圧力センサ20が接続され、出力側はソレノ
イド弁15に接続されている。そして、該コントロール
ユニット16は後述する空気タンク17に設けられた圧
力センサ20の検出信号に基づいてソレノイド弁15等
を制御するようになっている。
成されたコントロールユニットを示し、該コントロール
ユニット16の入力側には、後述する空気タンク17に
設けられた圧力センサ20が接続され、出力側はソレノ
イド弁15に接続されている。そして、該コントロール
ユニット16は後述する空気タンク17に設けられた圧
力センサ20の検出信号に基づいてソレノイド弁15等
を制御するようになっている。
【0030】17は圧縮機本体2の下側に位置してパッ
ケージ1内に設けられた空気タンクを示し、該空気タン
ク17はパッケージ1の底板に固定台18を介して固着
され、その上側には前記圧縮機本体2を搭載するための
搭載台19が設けられている。また、該空気タンク17
は、圧縮機本体2の吐出ポート9に吐出配管11等を介
して接続されており、圧縮運転時には吐出ポート9から
吐出された圧縮空気を貯えるようになっている。
ケージ1内に設けられた空気タンクを示し、該空気タン
ク17はパッケージ1の底板に固定台18を介して固着
され、その上側には前記圧縮機本体2を搭載するための
搭載台19が設けられている。また、該空気タンク17
は、圧縮機本体2の吐出ポート9に吐出配管11等を介
して接続されており、圧縮運転時には吐出ポート9から
吐出された圧縮空気を貯えるようになっている。
【0031】20は空気タンク17に設けられた圧力セ
ンサを示し、該圧力センサ20は空気タンク17内の圧
力を検出してコントロールユニット16に向けて検出信
号を出力するものである。即ち、図4に示す如く、空気
タンク17内の圧力が増大して所定の上限圧力P1 を上
回ったとき(t1 の時点)と、空気タンク17内の圧力
が低下して所定の下限圧力P2 を下回ったとき(t2 の
時点)に検出信号をコントロールユニット16に向けて
出力するようになっている。
ンサを示し、該圧力センサ20は空気タンク17内の圧
力を検出してコントロールユニット16に向けて検出信
号を出力するものである。即ち、図4に示す如く、空気
タンク17内の圧力が増大して所定の上限圧力P1 を上
回ったとき(t1 の時点)と、空気タンク17内の圧力
が低下して所定の下限圧力P2 を下回ったとき(t2 の
時点)に検出信号をコントロールユニット16に向けて
出力するようになっている。
【0032】21はパッケージ1内に位置して圧縮機本
体2上側に搭載台22を介して搭載された駆動モータを
示し、該駆動モータ21は、外部から給電されることに
より、その出力軸21Aを回転駆動するものである。そ
して、駆動モータ21への給電は、コントロールユニッ
ト16の指示によって制御するようになっている。即
ち、コントロールユニット16の出力側は駆動モータ2
1用の電源(図示せず)に接続されており、コントロー
ルユニット16が圧力センサ20の検出信号に基づいて
信号を駆動モータ21用の電源に向けて出力し、これに
より、該駆動モータ21の駆動,停止を制御するように
なってる。
体2上側に搭載台22を介して搭載された駆動モータを
示し、該駆動モータ21は、外部から給電されることに
より、その出力軸21Aを回転駆動するものである。そ
して、駆動モータ21への給電は、コントロールユニッ
ト16の指示によって制御するようになっている。即
ち、コントロールユニット16の出力側は駆動モータ2
1用の電源(図示せず)に接続されており、コントロー
ルユニット16が圧力センサ20の検出信号に基づいて
信号を駆動モータ21用の電源に向けて出力し、これに
より、該駆動モータ21の駆動,停止を制御するように
なってる。
【0033】23は駆動モータ21の出力軸21Aの先
端に固着された大径プーリ,24は圧縮機本体2の駆動
軸4一端側に固着された小径プーリをそれぞれ示し、該
小径プーリ24と大径プーリ23とはベルト25によっ
て連結され、これにより、駆動モータ21の出力軸21
Aの回転駆動を駆動軸4に伝達している。
端に固着された大径プーリ,24は圧縮機本体2の駆動
軸4一端側に固着された小径プーリをそれぞれ示し、該
小径プーリ24と大径プーリ23とはベルト25によっ
て連結され、これにより、駆動モータ21の出力軸21
Aの回転駆動を駆動軸4に伝達している。
【0034】本実施例によるスクロール式空気圧縮機は
上述のような構成を有するもので、次に、その動作につ
いて、図4を参照しつつ説明する。
上述のような構成を有するもので、次に、その動作につ
いて、図4を参照しつつ説明する。
【0035】まず、圧縮運転を開始すると、駆動モータ
21が駆動し、出力軸21Aの回転はベルト25等を介
して駆動軸4に伝達され、これにより旋回スクロール5
が所定寸法の旋回半径の旋回運動を行う。そして、この
旋回運動によって各ラップ部5B,6Bとの間に画成さ
れる圧縮室7,7,…は連続的に縮小し、吸込ポート8
から吸込フィルタ10を介して吸込んだ外部の空気を該
各圧縮室7で順次圧縮しつつ、この圧縮空気を吐出ポー
ト9から吐出する。
21が駆動し、出力軸21Aの回転はベルト25等を介
して駆動軸4に伝達され、これにより旋回スクロール5
が所定寸法の旋回半径の旋回運動を行う。そして、この
旋回運動によって各ラップ部5B,6Bとの間に画成さ
れる圧縮室7,7,…は連続的に縮小し、吸込ポート8
から吸込フィルタ10を介して吸込んだ外部の空気を該
各圧縮室7で順次圧縮しつつ、この圧縮空気を吐出ポー
ト9から吐出する。
【0036】このとき、ソレノイド弁15にはコントロ
ールユニット16から制御信号の給電はなく、ソレノイ
ド弁15は図2に示す如く、供給位置(a)となってお
り、圧縮機本体2の吐出ポート9は空気タンク17に吐
出配管11,保圧弁12等を介して接続されているか
ら、吐出ポート9から吐出された圧縮空気は、吐出配管
11,保圧弁12を介して空気タンク17に向けて図2
中の矢示方向に流通し、空気タンク17に供給される。
ールユニット16から制御信号の給電はなく、ソレノイ
ド弁15は図2に示す如く、供給位置(a)となってお
り、圧縮機本体2の吐出ポート9は空気タンク17に吐
出配管11,保圧弁12等を介して接続されているか
ら、吐出ポート9から吐出された圧縮空気は、吐出配管
11,保圧弁12を介して空気タンク17に向けて図2
中の矢示方向に流通し、空気タンク17に供給される。
【0037】ところが、上述した圧縮運転によって、空
気タンク17に圧縮空気の供給が続けられ、空気タンク
17内の圧力が上限圧力P1 を上回ったとき(図4中の
t1の時点)、圧力センサ20は、これを検出してコン
トロールユニット16に検出信号を出力する。そして、
コントロールユニット16はこの検出信号に基づいて、
駆動モータ21を停止すべく信号を出力して圧縮運転を
停止させ、この直後に、ソレノイド弁15に給電する。
これによって、ソレノイド弁15は供給位置(a)から
排気位置(b)に自動的に切換わり、圧縮機本体2の吐
出ポート9と空気タンク17とがバイパス配管13,絞
り弁14を介して接続されるようになる。
気タンク17に圧縮空気の供給が続けられ、空気タンク
17内の圧力が上限圧力P1 を上回ったとき(図4中の
t1の時点)、圧力センサ20は、これを検出してコン
トロールユニット16に検出信号を出力する。そして、
コントロールユニット16はこの検出信号に基づいて、
駆動モータ21を停止すべく信号を出力して圧縮運転を
停止させ、この直後に、ソレノイド弁15に給電する。
これによって、ソレノイド弁15は供給位置(a)から
排気位置(b)に自動的に切換わり、圧縮機本体2の吐
出ポート9と空気タンク17とがバイパス配管13,絞
り弁14を介して接続されるようになる。
【0038】これにより、空気タンク17内の圧縮空気
の一部がバイパス配管13,絞り弁14を介して圧縮機
本体2に向けて逆流し、この圧縮空気は吐出ポート9か
ら圧縮室7内に流入する。そして、この圧縮空気は各圧
縮室7のうち最も中央側の圧縮室7から最外周側の圧縮
室7に向けて旋回スクロール5を逆回転させつつ流通
し、吸込ポート8から吸込フィルタ10を介して外部に
排気される。このようにして、吸込フィルタ10に圧縮
運転時と逆向きの空気を流通させることにより、吸込フ
ィルタ10に付着した粉塵等を外部に排出することがで
きる。
の一部がバイパス配管13,絞り弁14を介して圧縮機
本体2に向けて逆流し、この圧縮空気は吐出ポート9か
ら圧縮室7内に流入する。そして、この圧縮空気は各圧
縮室7のうち最も中央側の圧縮室7から最外周側の圧縮
室7に向けて旋回スクロール5を逆回転させつつ流通
し、吸込ポート8から吸込フィルタ10を介して外部に
排気される。このようにして、吸込フィルタ10に圧縮
運転時と逆向きの空気を流通させることにより、吸込フ
ィルタ10に付着した粉塵等を外部に排出することがで
きる。
【0039】このとき、絞り弁14を設けたことによ
り、空気タンク17から圧縮機本体2に向けて流通する
圧縮空気の流速を規制する。即ち、空気タンク17内の
圧縮空気は非常に高圧であり、この圧縮空気を直接圧縮
機本体2の吐出ポート9を介して各圧縮室7内に流入さ
せると、旋回スクロール5が急速に逆回転し、旋回スク
ロール5が破損するおそれがあるため、絞り弁14によ
って、旋回スクロール5が急速に逆回転するのを防止し
て、吸込フィルタ10に付着した粉塵等を排出するのに
適した流速となるように調整している。
り、空気タンク17から圧縮機本体2に向けて流通する
圧縮空気の流速を規制する。即ち、空気タンク17内の
圧縮空気は非常に高圧であり、この圧縮空気を直接圧縮
機本体2の吐出ポート9を介して各圧縮室7内に流入さ
せると、旋回スクロール5が急速に逆回転し、旋回スク
ロール5が破損するおそれがあるため、絞り弁14によ
って、旋回スクロール5が急速に逆回転するのを防止し
て、吸込フィルタ10に付着した粉塵等を排出するのに
適した流速となるように調整している。
【0040】さらに、図4中のt1 の時点から所定時間
Tを経過した後(t2 の時点)に、コントロールユニッ
ト16はソレノイド弁15への給電を中止し、そしてソ
レノイド弁15は再び供給位置(a)に切換わる。これ
により、空気タンク17から圧縮機本体2に向けての圧
縮空気の逆流が自動的に中止される。なお、図4中のt
1 からt2 までの所定時間Tは、吸込フィルタ10に付
着した粉塵を排出するのに最適な排気時間であり、予め
コントロールユニット16に記憶されている。
Tを経過した後(t2 の時点)に、コントロールユニッ
ト16はソレノイド弁15への給電を中止し、そしてソ
レノイド弁15は再び供給位置(a)に切換わる。これ
により、空気タンク17から圧縮機本体2に向けての圧
縮空気の逆流が自動的に中止される。なお、図4中のt
1 からt2 までの所定時間Tは、吸込フィルタ10に付
着した粉塵を排出するのに最適な排気時間であり、予め
コントロールユニット16に記憶されている。
【0041】次に、図4中のt3 の時点、即ち、空気タ
ンク17内の圧縮空気が使用されたため減少し、下限圧
力P2 を下回ると、圧力センサ20の検出信号がコント
ロールユニット16に向けて出力され、これに基づいて
コントロールユニット16は駆動モータ21を駆動させ
るように指示する。これにより、再び圧縮運転が開始さ
れ、空気タンク17へ圧縮空気が供給される。
ンク17内の圧縮空気が使用されたため減少し、下限圧
力P2 を下回ると、圧力センサ20の検出信号がコント
ロールユニット16に向けて出力され、これに基づいて
コントロールユニット16は駆動モータ21を駆動させ
るように指示する。これにより、再び圧縮運転が開始さ
れ、空気タンク17へ圧縮空気が供給される。
【0042】かくして、本実施例では、吐出配管11の
途中に、保圧弁12の前後を迂回するバイパス配管13
を設け、該バイパス配管13の途中には空気タンク17
から圧縮機本体2に向けて圧縮空気が逆流するときの流
速を規制する絞り弁14を接続し、前記保圧弁12およ
び絞り弁14と空気タンク17の間には、保圧弁12側
と絞り弁14側とを選択的に切換えるソレノイド弁15
を設ける構成としたから、圧縮運転時には、コントロー
ルユニット16の制御信号によってソレノイド弁15を
供給位置(a)に切換えることによって、図2に示す如
く、圧縮機本体2の吐出ポート9を吐出配管11,保圧
弁12を介して空気タンク17と接続し、圧縮機本体2
の吐出ポート9から吐出される圧縮空気を空気タンク1
7に供給することができる。
途中に、保圧弁12の前後を迂回するバイパス配管13
を設け、該バイパス配管13の途中には空気タンク17
から圧縮機本体2に向けて圧縮空気が逆流するときの流
速を規制する絞り弁14を接続し、前記保圧弁12およ
び絞り弁14と空気タンク17の間には、保圧弁12側
と絞り弁14側とを選択的に切換えるソレノイド弁15
を設ける構成としたから、圧縮運転時には、コントロー
ルユニット16の制御信号によってソレノイド弁15を
供給位置(a)に切換えることによって、図2に示す如
く、圧縮機本体2の吐出ポート9を吐出配管11,保圧
弁12を介して空気タンク17と接続し、圧縮機本体2
の吐出ポート9から吐出される圧縮空気を空気タンク1
7に供給することができる。
【0043】一方、圧縮運転停止時において、図4に示
す所定の時点(t1 )に、コントロールユニット16の
制御信号によってソレノイド弁15を排気位置(b)に
切換えることによって、図3に示す如く圧縮機本体2の
吐出ポート9をバイパス配管13,絞り弁14を介して
空気タンク17に接続し、空気タンク17内の圧縮空気
の一部を圧縮機本体2へ向けて逆流させ、吸込ポート8
から吸込フィルタ10を介して排気させることができ
る。これにより、吸込フィルタ10に付着した粉塵等を
効果的に除去することができる。
す所定の時点(t1 )に、コントロールユニット16の
制御信号によってソレノイド弁15を排気位置(b)に
切換えることによって、図3に示す如く圧縮機本体2の
吐出ポート9をバイパス配管13,絞り弁14を介して
空気タンク17に接続し、空気タンク17内の圧縮空気
の一部を圧縮機本体2へ向けて逆流させ、吸込ポート8
から吸込フィルタ10を介して排気させることができ
る。これにより、吸込フィルタ10に付着した粉塵等を
効果的に除去することができる。
【0044】従って、吸込フィルタ10が目詰まりする
のを確実に防止でき、圧縮運転において、吸込ポート8
の空気の流通が遮られて空気の圧縮効率が低下するのを
確実に防止できる。
のを確実に防止でき、圧縮運転において、吸込ポート8
の空気の流通が遮られて空気の圧縮効率が低下するのを
確実に防止できる。
【0045】また、絞り弁14を設けたことにより、空
気タンク17から圧縮機本体2に向けて逆流する圧縮空
気の流速を規制でき、高圧の圧縮空気が空気タンク17
から圧縮機本体2の圧縮室7内に突入し、旋回スクロー
ル5を高速に逆回転させるのを防止でき、旋回スクロー
ル5が破損するのを確実に防止できる。
気タンク17から圧縮機本体2に向けて逆流する圧縮空
気の流速を規制でき、高圧の圧縮空気が空気タンク17
から圧縮機本体2の圧縮室7内に突入し、旋回スクロー
ル5を高速に逆回転させるのを防止でき、旋回スクロー
ル5が破損するのを確実に防止できる。
【0046】さらに、コントロールユニット16および
圧力センサ20等によって、圧縮運転中に空気タンク1
7内が上限圧力P1 を上回ったとき(t1 の時点)に圧
縮運転を停止し、ソレノイド弁15を排気位置(b)に
切換えて、吸込フィルタ10の粉塵除去を行うようにし
たから、吸込フィルタ10の粉塵除去を適当な時間間隔
で自動的に行うことができ、吸込フィルタ10のメンテ
ナンス等の手間をなくすことができると共に、スクロー
ル式空気圧縮機の圧縮性能を長期に亘って維持すること
ができる。
圧力センサ20等によって、圧縮運転中に空気タンク1
7内が上限圧力P1 を上回ったとき(t1 の時点)に圧
縮運転を停止し、ソレノイド弁15を排気位置(b)に
切換えて、吸込フィルタ10の粉塵除去を行うようにし
たから、吸込フィルタ10の粉塵除去を適当な時間間隔
で自動的に行うことができ、吸込フィルタ10のメンテ
ナンス等の手間をなくすことができると共に、スクロー
ル式空気圧縮機の圧縮性能を長期に亘って維持すること
ができる。
【0047】次に、図5および図6は本発明による第2
の実施例を示し、本実施例の特徴は、手動スイッチを外
部から操作することによって切換弁を切換え、空気タン
クの圧縮空気を圧縮機本体に逆流させ、吸込フィルタの
粉塵除去を行うようにしたことにある。なお、本実施例
では、図1ないし図4に示す前記第1の実施例と同一の
構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。
の実施例を示し、本実施例の特徴は、手動スイッチを外
部から操作することによって切換弁を切換え、空気タン
クの圧縮空気を圧縮機本体に逆流させ、吸込フィルタの
粉塵除去を行うようにしたことにある。なお、本実施例
では、図1ないし図4に示す前記第1の実施例と同一の
構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0048】図において、31はコントロールユニット
16の入力側に接続された手動スイッチを示し、該手動
スイッチ31は、例えばパッケージ1の側面等に取付け
られ、作業者が外部から操作できるようになっている。
16の入力側に接続された手動スイッチを示し、該手動
スイッチ31は、例えばパッケージ1の側面等に取付け
られ、作業者が外部から操作できるようになっている。
【0049】そして、図6に示す如く、圧縮運転中に作
業者が手動スイッチ31をONにすると(t1 ′の時
点)、コントロールユニット16に割り込み信号が出力
され、これに基づき、コントロールユニット16は駆動
モータ21を停止すべく指示し、圧縮運転を中止させ、
この直後に、ソレノイド弁15に給電する。これによっ
て、ソレノイド弁15は供給位置(a)から排気位置
(b)に自動的に切換わり、そして圧縮機本体2の吐出
ポート9と空気タンク17とがバイパス配管13,絞り
弁14を介して接続されるようになる。これにより、空
気タンク17内の圧縮空気の一部が圧縮機本体2に向け
て逆流し、吸込フィルタ10に付着した粉塵等が外部に
排出される。
業者が手動スイッチ31をONにすると(t1 ′の時
点)、コントロールユニット16に割り込み信号が出力
され、これに基づき、コントロールユニット16は駆動
モータ21を停止すべく指示し、圧縮運転を中止させ、
この直後に、ソレノイド弁15に給電する。これによっ
て、ソレノイド弁15は供給位置(a)から排気位置
(b)に自動的に切換わり、そして圧縮機本体2の吐出
ポート9と空気タンク17とがバイパス配管13,絞り
弁14を介して接続されるようになる。これにより、空
気タンク17内の圧縮空気の一部が圧縮機本体2に向け
て逆流し、吸込フィルタ10に付着した粉塵等が外部に
排出される。
【0050】さらに、図6中のt1 ′の時点から所定時
間Tを経過した後(t2 ′の時点)に、コントロールユ
ニット16はソレノイド弁15への給電を中止し、そし
てソレノイド弁15は供給位置(a)に切換わる。これ
により、空気タンク17から圧縮機本体2に向けての圧
縮空気の逆流が自動的に中止される。そして、この直後
に、コントロールユニット16は駆動モータ21を駆動
すべく指示し、圧縮運転を再開させる。
間Tを経過した後(t2 ′の時点)に、コントロールユ
ニット16はソレノイド弁15への給電を中止し、そし
てソレノイド弁15は供給位置(a)に切換わる。これ
により、空気タンク17から圧縮機本体2に向けての圧
縮空気の逆流が自動的に中止される。そして、この直後
に、コントロールユニット16は駆動モータ21を駆動
すべく指示し、圧縮運転を再開させる。
【0051】かくして、本実施例によれば、圧縮運転中
でも、作業者が任意に手動スイッチ31を操作すること
によって、圧縮運転を一時中止して、フィルタ10の粉
塵除去を自動的に行うことができる。これにより、例え
ば、作業者が圧縮運転中に吸込フィルタ10に粉塵等が
詰まって、圧縮効率が低下していることに気付いたとき
には、手動スイッチ31をONにすれば、この吸込フィ
ルタ10に詰まった粉塵等を自動的に除去することがで
きる。
でも、作業者が任意に手動スイッチ31を操作すること
によって、圧縮運転を一時中止して、フィルタ10の粉
塵除去を自動的に行うことができる。これにより、例え
ば、作業者が圧縮運転中に吸込フィルタ10に粉塵等が
詰まって、圧縮効率が低下していることに気付いたとき
には、手動スイッチ31をONにすれば、この吸込フィ
ルタ10に詰まった粉塵等を自動的に除去することがで
きる。
【0052】従って、吸込フィルタ10の粉塵除去をす
るために圧縮運転を完全に停止させる必要がなく、吸込
フィルタ10のメンテナンス性,作業効率等を大幅に向
上させることができる。
るために圧縮運転を完全に停止させる必要がなく、吸込
フィルタ10のメンテナンス性,作業効率等を大幅に向
上させることができる。
【0053】なお、前記実施例では、吸込フィルタ10
に付着した粉塵等を排出すべく、ソレノイド弁15を排
気位置(b)に切換えたときには、空気タンク17内の
圧縮空気を圧縮機本体2内の各圧縮室7を流通させるよ
うにしたが、本発明はこれに限るものでなく、図7に示
す如く、ソレノイド弁15を排気位置(b)に切換えた
ときに、空気タンク17内の圧縮空気が直接吸込フィル
タ10に向けて逆流するような回路構成としてもよい。
に付着した粉塵等を排出すべく、ソレノイド弁15を排
気位置(b)に切換えたときには、空気タンク17内の
圧縮空気を圧縮機本体2内の各圧縮室7を流通させるよ
うにしたが、本発明はこれに限るものでなく、図7に示
す如く、ソレノイド弁15を排気位置(b)に切換えた
ときに、空気タンク17内の圧縮空気が直接吸込フィル
タ10に向けて逆流するような回路構成としてもよい。
【0054】また、前記各実施例では、バイパス配管1
3の途中に流速規制手段として絞り弁14を設ける構成
としたが、図7に示すように、ソレノイド弁15内に流
速規制手段を絞り弁14′として一体的に組み込むよう
にしてもよい。
3の途中に流速規制手段として絞り弁14を設ける構成
としたが、図7に示すように、ソレノイド弁15内に流
速規制手段を絞り弁14′として一体的に組み込むよう
にしてもよい。
【0055】さらに、前記各実施例では、パッケージ1
内に圧縮機本体2,空気タンク17および駆動モータ2
1等を収容した所謂パッケージ型のスクロール式空気圧
縮機を例に挙げて述べたが、本発明はこれに限るもので
ない。さらにまた、本発明は圧縮機本体2のケーシング
3内に駆動モータが一体的に収容されたスクロール式空
気圧縮機にも適用することができる。
内に圧縮機本体2,空気タンク17および駆動モータ2
1等を収容した所謂パッケージ型のスクロール式空気圧
縮機を例に挙げて述べたが、本発明はこれに限るもので
ない。さらにまた、本発明は圧縮機本体2のケーシング
3内に駆動モータが一体的に収容されたスクロール式空
気圧縮機にも適用することができる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、圧縮
機本体の吐出ポートと空気タンクとの間を接続する吐出
通路には、該吐出通路の途中に設けられた逆止弁を迂回
するように流速規制手段を設けると共に、前記逆止弁と
流速規制手段とを選択的に切換える切換弁を設けたか
ら、圧縮運転停止時において、前記切換弁を流速規制手
段側に切換えることで、空気タンクを流速規制手段を介
して圧縮機本体に接続することができ、空気タンク内の
圧縮空気を流速規制手段を介して圧縮機本体に向けて逆
流させることができる。
機本体の吐出ポートと空気タンクとの間を接続する吐出
通路には、該吐出通路の途中に設けられた逆止弁を迂回
するように流速規制手段を設けると共に、前記逆止弁と
流速規制手段とを選択的に切換える切換弁を設けたか
ら、圧縮運転停止時において、前記切換弁を流速規制手
段側に切換えることで、空気タンクを流速規制手段を介
して圧縮機本体に接続することができ、空気タンク内の
圧縮空気を流速規制手段を介して圧縮機本体に向けて逆
流させることができる。
【0057】これにより、吸込フィルタに圧縮運転時と
は逆向きの空気を流通させることができ、吸込フィルタ
に付着した粉塵等を効果的に排出することができる。従
って吸込フィルタが目詰まりするのを確実に防止でき、
スクロール式空気圧縮機の圧縮性能を長期間に亘って維
持することができる。
は逆向きの空気を流通させることができ、吸込フィルタ
に付着した粉塵等を効果的に排出することができる。従
って吸込フィルタが目詰まりするのを確実に防止でき、
スクロール式空気圧縮機の圧縮性能を長期間に亘って維
持することができる。
【図1】本発明の第1の実施例によるスクロール式空気
圧縮機をパッケージ内に収容した状態を示す縦断面図で
ある。
圧縮機をパッケージ内に収容した状態を示す縦断面図で
ある。
【図2】図1のスクロール式空気圧縮機の圧縮運転時の
状態を示す回路図である。
状態を示す回路図である。
【図3】吸込フィルタの粉塵除去を行っている状態を示
す回路図である。
す回路図である。
【図4】スクロール圧縮機の動作状態を示すタイムチャ
ートである。
ートである。
【図5】本発明の第2の実施例によるスクロール式圧縮
機の圧縮運転時の状態を示す回路図である。
機の圧縮運転時の状態を示す回路図である。
【図6】スクロール圧縮機の動作状態を示すタイムチャ
ートである。
ートである。
【図7】第1の実施例によるスクロール式空気圧縮機の
変形例を示す回路図である。
変形例を示す回路図である。
2 圧縮機本体 3 ケーシング 4 駆動軸 4A クランク 5 旋回スクロール 5B,6B ラップ部 6 固定スクロール 7 圧縮室 10 吸込フィルタ 11 吐出配管 12 保圧弁(逆止弁) 14 絞り弁(流速規制手段) 15 ソレノイド弁(切換弁) 17 空気タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−172070(JP,A) 特開 平5−71472(JP,A) 特開 昭62−149321(JP,A) 特開 昭60−78617(JP,A) 特開 平4−265481(JP,A) 特開 平5−113186(JP,A) 特開 平4−352285(JP,A) 特開 平1−315308(JP,A) 実開 平3−122290(JP,U) 実公 昭44−21019(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04C 18/02 311 F04B 39/16 F04C 29/00
Claims (1)
- 【請求項1】 圧縮機本体と、該圧縮機本体から吐出さ
れる圧縮空気を貯える空気タンクとを備え、前記圧縮機
本体は、ケーシングと、基端側が該ケーシング外に突出
し先端側が該ケーシング内に伸長してクランクとなった
駆動軸と、前記ケーシング内に位置して該駆動軸のクラ
ンクに旋回可能に取付けられ渦巻状のラップ部が設けら
れた旋回スクロールと、該旋回スクロールと対向して配
設され該旋回スクロールのラップ部と重なり合う渦巻状
のラップ部が設けられた固定スクロールと、該固定スク
ロールのラップ部と前記旋回スクロールのラップ部との
間に形成され吸込ポートから吸込んだ空気を圧縮しつつ
吐出ポートから吐出させる圧縮室と、前記吸込ポートに
接続された吸込フィルタとからなるスクロール式空気圧
縮機において、前記圧縮機本体の吐出ポートと空気タン
クとの間を接続する吐出通路には、前記圧縮機本体の圧
縮空気が吐出ポートから空気タンクに流通するのを許可
し逆向きに流通するのを阻止する逆止弁と、該逆止弁を
迂回して設けられ前記空気タンクから圧縮機本体に向け
て圧縮空気が逆流するときの流速を規制する流速規制手
段と、前記逆止弁と流速規制手段とを選択的に切換える
切換弁とを設けたことを特徴とするスクロール式空気圧
縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31261993A JP3353979B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | スクロール式空気圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31261993A JP3353979B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | スクロール式空気圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139477A JPH07139477A (ja) | 1995-05-30 |
| JP3353979B2 true JP3353979B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=18031386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31261993A Expired - Fee Related JP3353979B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | スクロール式空気圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3353979B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4813689B2 (ja) * | 2001-05-31 | 2011-11-09 | 株式会社日立産機システム | スクロール圧縮機 |
| JP2006233903A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Hitachi Ltd | 乾燥圧縮空気供給装置 |
| JP2008248869A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Hitachi Ltd | 車載用圧縮装置 |
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1993
- 1993-11-18 JP JP31261993A patent/JP3353979B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
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