JP3355156B2 - 自動車用ヒーターダクトの吹出し構造 - Google Patents
自動車用ヒーターダクトの吹出し構造Info
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- JP3355156B2 JP3355156B2 JP26839699A JP26839699A JP3355156B2 JP 3355156 B2 JP3355156 B2 JP 3355156B2 JP 26839699 A JP26839699 A JP 26839699A JP 26839699 A JP26839699 A JP 26839699A JP 3355156 B2 JP3355156 B2 JP 3355156B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】自動車のヒーターダクト、特
に、ワゴン型車等の車室フロアに沿って設置されリヤシ
ートに着座した乗員の足元へ向けて温風を吹き出すヒー
ターダクトの吹出し構造に関する。
に、ワゴン型車等の車室フロアに沿って設置されリヤシ
ートに着座した乗員の足元へ向けて温風を吹き出すヒー
ターダクトの吹出し構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車室フロアが平坦なワゴン型車等には、
車室フロアに沿ってヒーターダクトを延設し、左右のフ
ロントシートの下方に配設したダクト端末の吹出口から
後方のリヤシートの足元へ向けて温風を吹き出すように
したものがある。図3および図4に示すように、この種
のヒーターダクト1は、車室フロア前部の幅方向の中央
部に、車室前方のヒーターユニット(図略)からフロア
パネル2に沿って後方へ延設し、後端は左右二股に分岐
して、各分岐ダクト11a,11bは左右のフロントシ
ート5a,5bの下方に延びている。ヒーターダクト1
は上面が平坦状で、フロアパネル2に敷き詰めたウレタ
ンマット3に埋め込んだ状態で設置されフロアカーペッ
ト4で被覆している。
車室フロアに沿ってヒーターダクトを延設し、左右のフ
ロントシートの下方に配設したダクト端末の吹出口から
後方のリヤシートの足元へ向けて温風を吹き出すように
したものがある。図3および図4に示すように、この種
のヒーターダクト1は、車室フロア前部の幅方向の中央
部に、車室前方のヒーターユニット(図略)からフロア
パネル2に沿って後方へ延設し、後端は左右二股に分岐
して、各分岐ダクト11a,11bは左右のフロントシ
ート5a,5bの下方に延びている。ヒーターダクト1
は上面が平坦状で、フロアパネル2に敷き詰めたウレタ
ンマット3に埋め込んだ状態で設置されフロアカーペッ
ト4で被覆している。
【0003】各フロントシート5a,5bはそれぞれ、
車室フロア上に固定した前後に延びる平行な左右一対の
シートレッグ6a,6bに載設されている。そして、ヒ
ーターダクト1の各分岐ダクト11a,11bは、各フ
ロントシート5a,5bのシートレッグ6aの下方を横
切るように延び、端末がフロアカーペット4の抜穴を貫
通し、各吹出口12a,12bからリヤシート7に着座
した乗員の足元に温風を吹き出すようになっている。
車室フロア上に固定した前後に延びる平行な左右一対の
シートレッグ6a,6bに載設されている。そして、ヒ
ーターダクト1の各分岐ダクト11a,11bは、各フ
ロントシート5a,5bのシートレッグ6aの下方を横
切るように延び、端末がフロアカーペット4の抜穴を貫
通し、各吹出口12a,12bからリヤシート7に着座
した乗員の足元に温風を吹き出すようになっている。
【0004】ところで、ワゴン型車等は、両フロントシ
ート5a,5bを互いに間隔をおいて設置し、車室フロ
アの幅方向中央に乗員が前後に行き来する通路を設けて
いる。このため、各フロントシート5a,5b下方の吹
出口12a,12bは車室フロアの左右両側端寄りの位
置となり、リヤシート7が車室の全幅にわたる3人掛け
のベンチシートの場合、温風はリヤシート7の左右両側
に着座した乗員の足元しか届かず、中央に着座した乗員
の足元は充分に暖められない。
ート5a,5bを互いに間隔をおいて設置し、車室フロ
アの幅方向中央に乗員が前後に行き来する通路を設けて
いる。このため、各フロントシート5a,5b下方の吹
出口12a,12bは車室フロアの左右両側端寄りの位
置となり、リヤシート7が車室の全幅にわたる3人掛け
のベンチシートの場合、温風はリヤシート7の左右両側
に着座した乗員の足元しか届かず、中央に着座した乗員
の足元は充分に暖められない。
【0005】そこで、図5および図6に示すように、両
分岐ダクト11a,11b間の中央に車室フロアの通路
に沿って後方へ延びる分岐ダクト11cを形成してダク
ト後端を三股形状とし、分岐ダクト11cの吹出口12
cからリヤシート7の中央に着座した乗員の足元に向か
って温風を吹き出すことがなされている。吹出口12c
は車室の通路の中央位置でフロアカーペット4の抜穴に
これとほぼ面一に配設してあり、かつ、吹出口12cを
グリル8でカバーしている。
分岐ダクト11a,11b間の中央に車室フロアの通路
に沿って後方へ延びる分岐ダクト11cを形成してダク
ト後端を三股形状とし、分岐ダクト11cの吹出口12
cからリヤシート7の中央に着座した乗員の足元に向か
って温風を吹き出すことがなされている。吹出口12c
は車室の通路の中央位置でフロアカーペット4の抜穴に
これとほぼ面一に配設してあり、かつ、吹出口12cを
グリル8でカバーしている。
【0006】しかしながら、車室の通路に設定した吹出
口12cが目立って車室フロアの見栄えが良くない。ま
た、吹出口12cには、吹出口12cの保護と、吹出口
12cへの異物の進入防止を目的とする大型のグリル8
が必要となりコストが高くなるうえ、グリル8はフロア
カーペット4上に突出しているので通路に凸部ができて
乗員の歩行の邪魔である。
口12cが目立って車室フロアの見栄えが良くない。ま
た、吹出口12cには、吹出口12cの保護と、吹出口
12cへの異物の進入防止を目的とする大型のグリル8
が必要となりコストが高くなるうえ、グリル8はフロア
カーペット4上に突出しているので通路に凸部ができて
乗員の歩行の邪魔である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、車室
の見栄えを損ね、かつ、乗員の歩行の邪魔になる吹出口
やグリルを車室フロアの通路に設けることなく、リヤシ
ートの中央に着座した乗員の足元に温風を吹き出すこと
ができるヒーターダクトの吹出し構造を提供することを
課題としてなされたものである。
の見栄えを損ね、かつ、乗員の歩行の邪魔になる吹出口
やグリルを車室フロアの通路に設けることなく、リヤシ
ートの中央に着座した乗員の足元に温風を吹き出すこと
ができるヒーターダクトの吹出し構造を提供することを
課題としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、車室フロア前
部の幅方向ほぼ中央部に前後方向に設置し、フロアカー
ペットで被覆したヒーターダクトであって、ダクト後端
に左右二股に分岐する分岐ダクトを備え、各分岐ダクト
を、車室フロアの幅方向中央部の通路を挟んで設置した
左右のフロントシートの下方位置に延設し、各分岐ダク
トの吹出口をフロアカーペット上に突出させて上記各吹
出口から後方のリヤシートに向けて温風を吹き出すヒー
ターダクトの吹出し構造において、上記分岐ダクトの中
間位置に、車室フロアに沿い、リヤシートの中央部に向
かって延びる枝ダクトを形成し、該枝ダクトの吹出口
を、フロントシートの車室中央寄りの側端を支持するシ
ートレッグの直下位置に配置する一方、上記フロアカー
ペットには、上記枝ダクトの吹出口と対向する位置に、
上記枝ダクトの延長方向に延び、底面が上記枝ダクトの
吹出口に向かって斜め下方に緩やかに陥没傾斜して底端
に上記吹出口に対応する開口を備えた溝状の凹部を形成
して、該開口に上記吹出口を臨ましめ、上記吹出口から
上記凹部に沿いリヤシートの中央足元へ向かって温風を
吹き出すようにする。
部の幅方向ほぼ中央部に前後方向に設置し、フロアカー
ペットで被覆したヒーターダクトであって、ダクト後端
に左右二股に分岐する分岐ダクトを備え、各分岐ダクト
を、車室フロアの幅方向中央部の通路を挟んで設置した
左右のフロントシートの下方位置に延設し、各分岐ダク
トの吹出口をフロアカーペット上に突出させて上記各吹
出口から後方のリヤシートに向けて温風を吹き出すヒー
ターダクトの吹出し構造において、上記分岐ダクトの中
間位置に、車室フロアに沿い、リヤシートの中央部に向
かって延びる枝ダクトを形成し、該枝ダクトの吹出口
を、フロントシートの車室中央寄りの側端を支持するシ
ートレッグの直下位置に配置する一方、上記フロアカー
ペットには、上記枝ダクトの吹出口と対向する位置に、
上記枝ダクトの延長方向に延び、底面が上記枝ダクトの
吹出口に向かって斜め下方に緩やかに陥没傾斜して底端
に上記吹出口に対応する開口を備えた溝状の凹部を形成
して、該開口に上記吹出口を臨ましめ、上記吹出口から
上記凹部に沿いリヤシートの中央足元へ向かって温風を
吹き出すようにする。
【0009】枝ダクトの吹出口をフロントシートのシー
トレッグの直下位置に設け、吹出口から吹き出される温
風をフロアカーペットに形成した凹部の案内でリヤシー
トの中央部の足元に向けて供給するようにしたので、吹
出口が車室フロアの通路に現れず車室の見栄えを損ねな
い。また、吹出口が乗員の歩行の邪魔とならない。
トレッグの直下位置に設け、吹出口から吹き出される温
風をフロアカーペットに形成した凹部の案内でリヤシー
トの中央部の足元に向けて供給するようにしたので、吹
出口が車室フロアの通路に現れず車室の見栄えを損ねな
い。また、吹出口が乗員の歩行の邪魔とならない。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図3に基づいて本発明
の実施の形態を説明する。車室フロアはフロアパネル2
の表面に肉厚のウレタンマット3を敷き詰め、更にその
表面を不織布からなるフロアカーペット4で被覆した構
造で、フロア全般にほぼ平坦に形成してある。車室フロ
アの前部には左右両側にフロントシート5a,5bが設
置してあり、両フロントシート5a,5bの間には乗員
が歩行可能な通路が設けてある。フロントシート5a,
5bの後方にはリヤシート7が設置してあり、リヤシー
ト7は車室全幅にわたる3人掛け用のベンチシートであ
る。
の実施の形態を説明する。車室フロアはフロアパネル2
の表面に肉厚のウレタンマット3を敷き詰め、更にその
表面を不織布からなるフロアカーペット4で被覆した構
造で、フロア全般にほぼ平坦に形成してある。車室フロ
アの前部には左右両側にフロントシート5a,5bが設
置してあり、両フロントシート5a,5bの間には乗員
が歩行可能な通路が設けてある。フロントシート5a,
5bの後方にはリヤシート7が設置してあり、リヤシー
ト7は車室全幅にわたる3人掛け用のベンチシートであ
る。
【0011】各フロントシート5a,5bはそれぞれ、
車室フロアに固定した左右一対のシートレッグ6a,6
bに前後方向スライド移動自在に載設してある。シート
レッグ6a,6bは、前後方向に延びる断面ほぼコ字形
のチャンネル鋼材で、両者をそれぞれ互いに開口を向き
合わせた左右平行に配し、前後両端に形成した下方へ突
出する固定部61をフロアカーペット4の抜穴を通して
フロアパネル2の凸状の座面21にボルト締めして固定
している(図3)。
車室フロアに固定した左右一対のシートレッグ6a,6
bに前後方向スライド移動自在に載設してある。シート
レッグ6a,6bは、前後方向に延びる断面ほぼコ字形
のチャンネル鋼材で、両者をそれぞれ互いに開口を向き
合わせた左右平行に配し、前後両端に形成した下方へ突
出する固定部61をフロアカーペット4の抜穴を通して
フロアパネル2の凸状の座面21にボルト締めして固定
している(図3)。
【0012】フロントシート5a,5bは、シートクッ
ション50底面の左右の側縁に沿って設けたアッパレー
ル51の下縁を、各シートレッグ6a,6bの上面にス
ペーサー61を介して設置固定した前後に延びるロアレ
ール52内にスライド移動可能に嵌入して前後方向に移
動可能としてある。図の53はアッパレール51とロア
レール52との間に介在し両者の相対移動を円滑にする
シューである。アッパレール51およびロアレール52
の左右両側は、アッパレール51と一体にシートクッシ
ョン50底面に固定した断面ほぼ逆U字形のカバー部材
54で被ってある。
ション50底面の左右の側縁に沿って設けたアッパレー
ル51の下縁を、各シートレッグ6a,6bの上面にス
ペーサー61を介して設置固定した前後に延びるロアレ
ール52内にスライド移動可能に嵌入して前後方向に移
動可能としてある。図の53はアッパレール51とロア
レール52との間に介在し両者の相対移動を円滑にする
シューである。アッパレール51およびロアレール52
の左右両側は、アッパレール51と一体にシートクッシ
ョン50底面に固定した断面ほぼ逆U字形のカバー部材
54で被ってある。
【0013】車室フロアの前部にはリヤシート7の足元
へ温風を送るヒーターダクト1が設置してある。ヒータ
ーダクト1は、合成樹脂製で、車室フロアに沿って前後
方向に延びるダクト本体10と、その後端が左右二股に
分岐した分岐ダクト11a,11bを備えている。ヒー
ターダクト1は上面が平坦に形成してあり、下面をフロ
アパネル2上に重ね合わせ、ウレタンマット3に埋め込
むように設置し、フロアカーペット4で被覆してある。
へ温風を送るヒーターダクト1が設置してある。ヒータ
ーダクト1は、合成樹脂製で、車室フロアに沿って前後
方向に延びるダクト本体10と、その後端が左右二股に
分岐した分岐ダクト11a,11bを備えている。ヒー
ターダクト1は上面が平坦に形成してあり、下面をフロ
アパネル2上に重ね合わせ、ウレタンマット3に埋め込
むように設置し、フロアカーペット4で被覆してある。
【0014】ヒーターダクト1の左右の分岐ダクト11
a,11bはそれぞれ、ダクト本体10の後端から斜め
後ろ外側方向へ延び、各フロントシート5a,5bの車
室中央寄りのシートレッグ6aを横切るようにその下側
を通って各フロントシート5a,5bの下方へ延設して
ある。各分岐ダクト11a,11bの後端は、端末が高
位となるほぼZ状に屈曲し、かつ、フロアカーペット4
の抜穴を貫通してフロアカーペット4上に突出し、端末
には後方に向かって温風を吹き出す吹出口12a,12
bが設けてある。
a,11bはそれぞれ、ダクト本体10の後端から斜め
後ろ外側方向へ延び、各フロントシート5a,5bの車
室中央寄りのシートレッグ6aを横切るようにその下側
を通って各フロントシート5a,5bの下方へ延設して
ある。各分岐ダクト11a,11bの後端は、端末が高
位となるほぼZ状に屈曲し、かつ、フロアカーペット4
の抜穴を貫通してフロアカーペット4上に突出し、端末
には後方に向かって温風を吹き出す吹出口12a,12
bが設けてある。
【0015】助手席側のフロントシート5bの下方へ延
設した分岐ダクト11bにはその中間位置から分岐して
リヤシート7へ向かって斜め後ろ内側方向へ延びる枝ダ
クト13が形成してある。枝ダクト13は、分岐ダクト
11bの側面から突出した小径のダクト形状で、かつ、
長さも短く、端末がフロントシート5bのシートレッグ
6aの直下に位置せしめてある。端末には温風を吹き出
す吹出口14が形成してある。
設した分岐ダクト11bにはその中間位置から分岐して
リヤシート7へ向かって斜め後ろ内側方向へ延びる枝ダ
クト13が形成してある。枝ダクト13は、分岐ダクト
11bの側面から突出した小径のダクト形状で、かつ、
長さも短く、端末がフロントシート5bのシートレッグ
6aの直下に位置せしめてある。端末には温風を吹き出
す吹出口14が形成してある。
【0016】一方、フロアカーペット4には、枝ダクト
13の吹出口14に対向する位置に凹部41が形成して
ある。凹部41は、フロアカーペット4をプレス加工し
て成形したもので、浅い断面U字形の溝状で、枝ダクト
13の延長方向に延びている。凹部41の底面は、枝ダ
クト13の吹出口14に向けて斜め下方に緩やかに陥没
傾斜する傾斜底面411と、その底端から急勾配で起立
する起立底面412からなり、断面ほぼ逆へ字形に延び
ている。
13の吹出口14に対向する位置に凹部41が形成して
ある。凹部41は、フロアカーペット4をプレス加工し
て成形したもので、浅い断面U字形の溝状で、枝ダクト
13の延長方向に延びている。凹部41の底面は、枝ダ
クト13の吹出口14に向けて斜め下方に緩やかに陥没
傾斜する傾斜底面411と、その底端から急勾配で起立
する起立底面412からなり、断面ほぼ逆へ字形に延び
ている。
【0017】凹部41は、その起立底面412がシート
レッグ6aの直下に位置し、傾斜底面411がシートレ
ッグ6aの直下位置からリヤシート7中央の足元へ向け
て延び、フロアカーペット4の一般面と連接する始端は
フロントシート5bの側端よりも僅かに車室中央側に位
置している。傾斜底面411の下方にはこれとフロアパ
ネル2との間にウレタンマット3を敷き詰めて、傾斜底
面411を補強しその変形を防止している。凹部41の
起立底面412には開口42が形成してあり、開口42
には枝ダクト13の端末を挿通し、吹出口14を凹部4
1内に臨ませている。吹出口14には異物の進入を防止
する小型格子状のグリル15が取付けてある。
レッグ6aの直下に位置し、傾斜底面411がシートレ
ッグ6aの直下位置からリヤシート7中央の足元へ向け
て延び、フロアカーペット4の一般面と連接する始端は
フロントシート5bの側端よりも僅かに車室中央側に位
置している。傾斜底面411の下方にはこれとフロアパ
ネル2との間にウレタンマット3を敷き詰めて、傾斜底
面411を補強しその変形を防止している。凹部41の
起立底面412には開口42が形成してあり、開口42
には枝ダクト13の端末を挿通し、吹出口14を凹部4
1内に臨ませている。吹出口14には異物の進入を防止
する小型格子状のグリル15が取付けてある。
【0018】ヒーターダクト1の分岐ダクト11b内を
通る温風の一部は枝ダクト13に分流し、吹出口14か
ら吹き出される。この温風は、フロアカーペット4の凹
部41の傾斜底面411およびその両側の側面413に
案内されて、車室フロアに沿うようにリヤシート7の中
央に着座した乗員の足元に向け送出される。この場合、
凹部41の傾斜底面411の傾斜角度はフロアパネル2
に対して10°〜15°の角度が最適で、傾斜角が大き
いと温風をフロアに沿って送出することができず吹き上
がってしまい、角度が小さいと凹部41の長さが長くな
る。
通る温風の一部は枝ダクト13に分流し、吹出口14か
ら吹き出される。この温風は、フロアカーペット4の凹
部41の傾斜底面411およびその両側の側面413に
案内されて、車室フロアに沿うようにリヤシート7の中
央に着座した乗員の足元に向け送出される。この場合、
凹部41の傾斜底面411の傾斜角度はフロアパネル2
に対して10°〜15°の角度が最適で、傾斜角が大き
いと温風をフロアに沿って送出することができず吹き上
がってしまい、角度が小さいと凹部41の長さが長くな
る。
【0019】本実施の形態のヒーターダクトの吹出し構
造によれば、左右の分岐ダクト11a,11bの吹出口
12a,12bからそれぞれ、車室フロアに沿ってリヤ
シート7の左右両側に着座した乗員の足元へ温風を吹き
出すとともに、枝ダクト13の吹出し口14から車室フ
ロアに沿うようにリヤシート7の中央の乗員の足元へ温
風を吹き出すことができ、リヤシート7のどの位置に乗
員が着座しても、乗員の足元を充分に暖めることができ
る。
造によれば、左右の分岐ダクト11a,11bの吹出口
12a,12bからそれぞれ、車室フロアに沿ってリヤ
シート7の左右両側に着座した乗員の足元へ温風を吹き
出すとともに、枝ダクト13の吹出し口14から車室フ
ロアに沿うようにリヤシート7の中央の乗員の足元へ温
風を吹き出すことができ、リヤシート7のどの位置に乗
員が着座しても、乗員の足元を充分に暖めることができ
る。
【0020】そして、リヤシート7の中央足元へ温風を
吹き出す吹出口14はフロントシート5bで隠されてお
り、温風を案内するフロアカーペット4の凹部41も車
室フロア中央の通路の端に形成してあるので、車室フロ
アの見栄えは損なわれず、かつ、通路を行き来する乗員
の邪魔にならない。更に、吹出口14への異物の進入を
防ぐグリル15も強度を必要としない小型のものです
む。
吹き出す吹出口14はフロントシート5bで隠されてお
り、温風を案内するフロアカーペット4の凹部41も車
室フロア中央の通路の端に形成してあるので、車室フロ
アの見栄えは損なわれず、かつ、通路を行き来する乗員
の邪魔にならない。更に、吹出口14への異物の進入を
防ぐグリル15も強度を必要としない小型のものです
む。
【0021】上述の実施の形態において、リヤシート7
の中央足元へ温風を吹き出す吹出口14および温風を案
内するフロアカーペット4の凹部41を助手席のフロン
トシート5b側のみに設置したが、これに限らず、運転
席のフロントシート5a側にのみ設置してもよく、更
に、両フロントシート5a,5bの下方に設けてもよ
い。
の中央足元へ温風を吹き出す吹出口14および温風を案
内するフロアカーペット4の凹部41を助手席のフロン
トシート5b側のみに設置したが、これに限らず、運転
席のフロントシート5a側にのみ設置してもよく、更
に、両フロントシート5a,5bの下方に設けてもよ
い。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、車室フロアの中央部に
ヒーターダクトの吹出口を設けることなく、リヤシート
の中央部に着座する乗員の足元に温風を送ることができ
る。従って、吹出口が車室フロアの見栄えを損ねたり、
車室内の乗員の歩行の邪魔になることはない。また、吹
出口を保護する大型のグリル部材を必要としないのでコ
ストの軽減がはかれる。
ヒーターダクトの吹出口を設けることなく、リヤシート
の中央部に着座する乗員の足元に温風を送ることができ
る。従って、吹出口が車室フロアの見栄えを損ねたり、
車室内の乗員の歩行の邪魔になることはない。また、吹
出口を保護する大型のグリル部材を必要としないのでコ
ストの軽減がはかれる。
【図1】図1(A)は本発明のヒーターダクトの配置を
示す概略平面図、図1(B)は図1(A)のIB−IB線に
沿う縦断面図である。
示す概略平面図、図1(B)は図1(A)のIB−IB線に
沿う縦断面図である。
【図2】図1(B)のII−II線に沿う縦断面図である。
【図3】図1(A)、図4および図5のIII −III 線に
沿う縦断面図である。
沿う縦断面図である。
【図4】従来のヒーターダクトの配置を示す概略平面図
である。
である。
【図5】従来の他のヒーターダクトの配置を示す概略平
面図である。
面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う縦断面図である。
1 ヒーターダクト 11a,11b 分岐ダクト 12a,12b 分岐ダクトの吹出口 13 枝ダクト 14 枝ダクトの吹出口 4 フロアカーペット 41 凹部 42 開口 5a,5b フロントシート 6a,6b シートレッグ 7 リヤシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀井 誠司 愛知県刈谷市昭和町一丁目1番地 株式 会社デンソー内 (56)参考文献 特開 平9−99727(JP,A) 実開 平4−100908(JP,U) 実開 昭62−106815(JP,U) 実開 平2−80014(JP,U) 実開 平6−68918(JP,U) 実開 昭60−57414(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/34 B60H 1/00 102
Claims (1)
- 【請求項1】 車室フロア前部の幅方向ほぼ中央部に前
後方向に設置し、フロアカーペットで被覆したヒーター
ダクトであって、ダクト後端に左右二股に分岐する分岐
ダクトを備え、各分岐ダクトを、車室フロアの幅方向中
央部の通路を挟んで設置した左右のフロントシートの下
方位置に延設し、各分岐ダクトの吹出口をフロアカーペ
ット上に突出させて上記各吹出口から後方のリヤシート
に向けて温風を吹き出すヒーターダクトの吹出し構造に
おいて、上記分岐ダクトの中間位置に、車室フロアに沿
い、リヤシートの中央部に向かって延びる枝ダクトを形
成し、該枝ダクトの吹出口を、フロントシートの車室中
央寄りの側端を支持するシートレッグの直下位置に配置
する一方、上記フロアカーペットには、上記枝ダクトの
吹出口と対向する位置に、上記枝ダクトの延長方向に延
び、底面が上記枝ダクトの吹出口に向かって斜め下方に
緩やかに陥没傾斜して底端に上記吹出口に対応する開口
を備えた溝状の凹部を形成して、該開口に上記吹出口を
臨ましめ、上記吹出口から上記凹部に沿いリヤシートの
中央足元へ向かって温風を吹き出すようにしたことを特
徴とする自動車用ヒーターダクトの吹き出し構造。
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|---|---|---|---|
| JP26839699A JP3355156B2 (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 自動車用ヒーターダクトの吹出し構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP26839699A JP3355156B2 (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 自動車用ヒーターダクトの吹出し構造 |
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| JP3355156B2 true JP3355156B2 (ja) | 2002-12-09 |
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ID=17457903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26839699A Expired - Fee Related JP3355156B2 (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 自動車用ヒーターダクトの吹出し構造 |
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| JP (1) | JP3355156B2 (ja) |
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-
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