JP3357459B2 - エンジンの弁作動装置 - Google Patents
エンジンの弁作動装置Info
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Description
に関し、特に、エンジンの運転状態に応じて吸気弁や排
気弁の作動態様を可変にするエンジンの弁作動装置に関
する。
と高速運転時の出力向上とを両立させる目的で、運転状
態に応じて吸気弁または排気弁のリフト特性を異なら
せ、これによって、吸排気のタイミングあるいは吸排気
量を制御することが知られている(例えば、特開平5−
171909号公報参照)。
の従来例は、一端が弁ステムに当接され低速用カムで駆
動される第1ロッカアームと、該第1ロッカアームに回
動自在に支承され高速用カムで駆動される第2ロッカア
ームとを備えている。さらに、第1ロッカアームには、
第2ロッカアームに係合し第1ロッカアームと第2ロッ
カアームとを結合状態とする位置と、両者を非結合状態
とする位置とに切換えるレバー部材が回動自在に支承さ
れている。そして、このレバー部材の回動位置を油圧作
動プランジャでもって切換えることにより、吸気弁ある
いは排気弁の作動態様を変更するようにしている。
来例にあっては、レバー部材の回動位置を切換えること
により、第1および第2のロッカアームの結合状態ある
いは非結合状態を得るようにしているので、次のような
問題が生ずるおそれがあった。すなわち、例えば、機関
の運転状態の変化に伴い、低速カム作動状態から高速カ
ム作動状態に切換える命令が発せられると、この命令に
応じてレバー部材が非結合状態位置から結合状態位置に
切換わるよう回動されるが、この回動途中において高速
カムのリフト区間になると、レバー部材と第2ロッカア
ームとが部分的に係合した状態となる。かかる状態でさ
らに高速カムによるリフトが行なわれていくと、レバー
部材にはその回動中心まわりにモーメントが作用する
が、このモーメントはレバー部材を逆回転させる方向に
作用しているので、荷重の増加に伴いレバー部材がはじ
かれる現象が生ずるのである。このようにレバー部材が
その回動途中においてはじかれると、高速カムによる高
リフト状態から低速カムによる低リフト状態となり、離
間状態にあった低速カムと第1ロッカアームとが衝突す
ることにより衝撃音が発生するおそれがあった。
題に着目し、その解決を図るべく、切換途中での係合外
れを無くし安定した結合状態が保たれるようにしたエン
ジンの弁作動装置を提供することにある。
めに、本発明は、メインロッカシャフトに揺動自在に支
承されて第1カムにより駆動され、先端部が吸気弁また
は排気弁の頭部に摺接する第1ロッカアームと、該第1
ロッカアームまたは前記メインロッカシャフトに揺動自
在に支承され、前記第1カムと同軸の第2カムから付与
される作用力により駆動される第2ロッカアームと、前
記第1ロッカアームに回動自在に支持され、前記第2ロ
ッカアームを前記第1ロッカアームと結合状態および非
結合状態に切換可能な切換部材とを具備し、前記第2ロ
ッカアームと前記切換部材とが係合するとき該両者の係
合位置における係合面の法線が前記係合位置と前記切換
部材の回動中心とを結ぶ線分に対して、前記第2ロッカ
アームの揺動中心側に存在するように配置構成したこと
を特徴とするものである。
第2ロッカアームと切換部材とが部分的係合状態となっ
たとしても、その両者の係合位置において両係合面の法
線が係合位置と切換部材の回動中心とを結ぶ線分に対し
て第2ロッカアームの揺動中心側に存在しているので、
切換部材に作用するモーメントは切換部材がさらに完全
係合状態となる回動方向に働き、切換部材の係合外れが
防止される。
細かつ具体的に説明する。
能を有する2つの弁(吸気弁,排気弁のいずれでも良
く、図示のものは吸気弁とする)を備えたエンジンに対
して本発明を適用した場合の実施例を示している。すな
わち、各気筒には2つの吸気弁2に対応した単一のメイ
ンロッカアーム(第1ロッカアーム)1が設けられてい
て、メインロッカアーム1の基端は、各気筒に共通な中
空のメインロッカシャフト3を介して不図示のシリンダ
ヘッドに揺動自在に支持されており、メインロッカアー
ム1の二股の各先端部1Aは吸気弁2のステム2A頂部
に当接する。
ぼ二股状に形成され、メインロッカアーム1の二股に形
成されたそれぞれの腕部1F,1Fのほぼ中央には、低
速カムフォロア4が設けられている。
れた股部上方に支持軸6によって揺動自在に支持される
サブロッカアーム(第2ロッカアーム)であり、7はサ
ブロッカアーム5の端部上面に設けた高速カムフォロア
である。なお、高速カムフォロア7と2つの低速カムフ
ォロア4とは図1〜図3に示すようにカム軸8の軸方向
に配列されている。9および10はカム軸8と一体に形
成された高速カムおよび低速カムであり、上述の高速カ
ムフォロア7および低速カムフォロア4は、高速カム9
および低速カム10にそれぞれ摺接することで、駆動さ
れる。
に示すようにメインロッカアーム1のレバー支持軸12
に揺動自在に支持される。13はレバー部材11の一方
の端部に設けた係合面であり、後述するようにレバー部
材11を回動させることによりその係合面13をサブロ
ッカアーム5の係合面5A(図4参照)に係合させるこ
とでサブロッカアーム5とメインロッカアーム1とを結
合状態に保ち、高速カムフォロア7を介して高速カム9
のカムプロフィールを吸気弁2に伝達させることができ
る。(高速カムフォロア7の能動状態) ついで、図4に従い、本発明にかかる高低速切換え機構
について説明しておく。
態を、また、図4の(C)は高速作動状態をそれぞれ示
している。図4において、5Bはサブロッカアーム5に
穿設した第1プランジャ収納孔、1Bはメインロッカア
ーム1に穿設した第2プランジャ収納孔、また、図4の
(B)に示す1Cは同じくメインロッカアーム1に穿設
した第3プランジャ収納孔である。21は第1プランジ
ャ収納孔5Bに摺動自在に嵌合された第1プランジャ、
22は第1プランジャ21の先端部をメインロッカアー
ム1の突き当て部1Dに向けて偏倚させているばね、2
3は第1プランジャ21の行程を規制しているストッパ
リング、24は空気抜である。
カシャフト3の中心部に設けたオイル通路3Aからオイ
ルを導くためのオイル通路25が連通されていて、収納
孔1Bに摺動自在に保たれる第2プランジャ26を油圧
により図4の(C)に示すようにレバー部材11の作動
端11Bに向け突出動作させることで、レバー部材11
の係合面13をサブロッカアーム5の係合面5Aに係合
させることができる。図4の(B)に示す27は第3プ
ランジャ収納孔1Cに摺動自在に保たれる第3プランジ
ャ、28は第3プランジャ27をレバー部材11に設け
た突起部11A(図1参照)に向けて偏倚させているば
ねである。
つつ、本実施例による高速時および低速時における動弁
動作について説明する。
低速時の状態にあるときは、ロッカシャフト3のオイル
通路3Aを介して第2プランジャ26に油圧が供給され
ることはなく、レバー部材11は図4の(B)に示すよ
うにばね28によって偏倚される第3プランジャにより
時計回りに回動された位置に保たれる。かくして、サブ
ロッカアーム5はその揺動が許容される状態にあり、高
速カム9が高速カムフォロア7に摺接しても第1プラン
ジャ21およびばね22が高速カム9のカムプロフィー
ルを吸収するだけで弁軸2Aには高速カム9によるリフ
トが伝達されず、低速カム10が低速カムフォロア4に
摺接することで、低速カム10によるリフト分だけ弁2
の弁軸2Aがリフト動作する(図3参照)。
油圧供給手段を介してロッカシャフト3のオイル通路3
Aからオイル通路25を介して第2プランジャ収納孔1
B内に油圧が送給され、その油圧によって第2プランジ
ャ26が図4の(C)に示すように第2プランジャ収納
室1Bから突出し、レバー部材11の作動端11Bに作
用することで、レバー部材11を反時計周りの方向に回
動させる。なおこの場合、レバー部材11は第3プラン
ジャ27をばね28のばね力に抗して第3プランジャ収
納孔1C内に押し戻すように動作しつつ、その係合面1
3がサブロッカアーム5の係合面5Aに係合される。
レバー部材11の回動途中における係合外れを防止し常
に安定したロッカアーム同士の結合状態、すなわち、高
速時の開弁動作が行われるための条件について説明す
る。
により第2プランジャ26を動作させて、レバー部材1
1をレバー支持軸12の回動中心P周りに回動させ、そ
の係合面13をサブロッカアーム5の係合面5Aに係合
させるようにしている。かくして本発明の場合、図5に
示すように部分的係合時においては高速用カム9を介し
てサブロッカアーム5のカムフォロア7に伝達される開
弁のための作用力がロッカアーム5の係合面5Aからレ
バー部材11の係合面13に押圧力として伝達される
が、両係合面5Aおよび13の形状は、サブロッカアー
ム5の係合面5Aとレバー部材11の係合面13との係
合装置Qにおいて、両係合面の法線Nが係合位置Qとレ
バー部材11の回動中心Pとを結ぶ線分PQに対して、
サブロッカアーム5の揺動中心(支持軸6)側に存在す
るように配置構成されている。
対しレバー部材11のさらなる回動方向に存在すること
になるから、レバー部材11には完全係合状態となる回
動方向にモーメントが作用することとなり、部分的係合
時であってもレバー部材11がサブロッカアーム5によ
ってはじかれることがなくその係合が外れることがない
のである。
にサブロッカアーム5を枢支させた装置について示した
が、メインロッカアームとサブロッカアームとが同軸上
に揺動する装置についても本発明は適用できることは言
うまでもない。
ば、メインロッカシャフトに揺動自在に支承されて第1
カムにより駆動され、先端部が吸気弁または排気弁の頭
部に摺接する第1ロッカアームと、該第1ロッカアーム
または前記メインロッカシャフトに揺動自在に支承さ
れ、前記第1カムと同軸の第2カムから付与される作用
力により駆動される第2ロッカアームと、前記第1ロッ
カアームに回動自在に支持され、前記第2ロッカアーム
を前記第1ロッカアームと結合状態および非結合状態に
切換可能な切換部材とを具備し、前記第2ロッカアーム
と前記切換部材とが係合するとき該両者の係合位置にお
ける係合面の法線が前記係合位置と前記切換部材の回動
中心とを結ぶ線分に対して、前記第2ロッカアームの揺
動中心側に存在するように配置構成したので、これによ
って、仮に係合時に不完全な結合状態のまま開弁動作が
行われたとしても、切換部材の係合外れが発生するのが
防止され安定した開弁動作を行わせることができ、衝撃
音の発生を防止することができる。
ある。
を図2のA−A線断面図(A)および図1のB−B線断
面図(B)によって、また高リフト時の動弁状態を図2
のA−A線断面図(C)によって示す説明図である。
の法線Nと線分PQとの関係を示す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 メインロッカシャフトに揺動自在に支承
されて第1カムにより駆動され、先端部が吸気弁または
排気弁の頭部に摺接する第1ロッカアームと、 該第1ロッカアームまたは前記メインロッカシャフトに
揺動自在に支承され、前記第1カムと同軸の第2カムか
ら付与される作用力により駆動される第2ロッカアーム
と、 前記第1ロッカアームに回動自在に支持され、前記第2
ロッカアームを前記第1ロッカアームと結合状態および
非結合状態に切換可能な切換部材とを具備し、 前記第2ロッカアームと前記切換部材とが係合するとき
該両者の係合位置における係合面の法線が前記係合位置
と前記切換部材の回動中心とを結ぶ線分に対して、前記
第2ロッカアームの揺動中心側に存在するように配置構
成したことを特徴とするエンジンの弁作動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12352594A JP3357459B2 (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | エンジンの弁作動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12352594A JP3357459B2 (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | エンジンの弁作動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07332047A JPH07332047A (ja) | 1995-12-19 |
| JP3357459B2 true JP3357459B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=14862773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12352594A Expired - Fee Related JP3357459B2 (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | エンジンの弁作動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3357459B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-06 JP JP12352594A patent/JP3357459B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07332047A (ja) | 1995-12-19 |
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