JP3357729B2 - レーザー光照射装置を用いる電子内視鏡装置 - Google Patents
レーザー光照射装置を用いる電子内視鏡装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被観察体内を観察しな
がら、所望の部位にレーザー照射をすることができるレ
ーザー光照射装置を用いる電子内視鏡装置の制御内容に
関する。
がら、所望の部位にレーザー照射をすることができるレ
ーザー光照射装置を用いる電子内視鏡装置の制御内容に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡装置は、スコープとしての電
子内視鏡の先端部に固体撮像素子であるCCD(Charge
Coupled Device )を有し、このCCDにより被観察体
内が捉えられ、この被観察体内の画像はモニタに表示さ
れる。また、このような電子内視鏡装置においては、電
子内視鏡内の処置具挿通チャンネルを介してレーザーガ
イドが被観察体内へ導入され、上記モニタ画像を観察し
ながら、レーザー光の照射処置ができるようになってい
る。
子内視鏡の先端部に固体撮像素子であるCCD(Charge
Coupled Device )を有し、このCCDにより被観察体
内が捉えられ、この被観察体内の画像はモニタに表示さ
れる。また、このような電子内視鏡装置においては、電
子内視鏡内の処置具挿通チャンネルを介してレーザーガ
イドが被観察体内へ導入され、上記モニタ画像を観察し
ながら、レーザー光の照射処置ができるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
レーザー光照射装置を用いる電子内視鏡装置では、レー
ザー光が可視光となる場合は画面上でハレーションに似
た現象を起こすという問題がある。例えば、レーザー光
装置としてKTPレーザー装置があるが、このKTPレ
ーザー装置は、共振器内にK(カリウム)、T(チタ
ン)、P(リン)からなる組成物を介在させて、YAG
レーザーの例えば波長1064nmを1/2の波長に変
換し、532nmの波長のレーザー光を出力するように
なっている。従って、このKTPレーザー光は、可視光
(緑)となるので、このレーザー光が特に強調されて、
画像が飛ぶという現象(ホワイトアウト)が生じる。
レーザー光照射装置を用いる電子内視鏡装置では、レー
ザー光が可視光となる場合は画面上でハレーションに似
た現象を起こすという問題がある。例えば、レーザー光
装置としてKTPレーザー装置があるが、このKTPレ
ーザー装置は、共振器内にK(カリウム)、T(チタ
ン)、P(リン)からなる組成物を介在させて、YAG
レーザーの例えば波長1064nmを1/2の波長に変
換し、532nmの波長のレーザー光を出力するように
なっている。従って、このKTPレーザー光は、可視光
(緑)となるので、このレーザー光が特に強調されて、
画像が飛ぶという現象(ホワイトアウト)が生じる。
【0004】そこで、従来ではビデオ信号のブランキン
グ期間にレーザー光を照射し、レーザー光のビデオ信号
への影響を低減することが行われている。しかし、画素
信号が存在しないブランキング期間にレーザー光を照射
した場合でも、このレーザー光は観察窓から撮像光路を
介してCCDへ達しており、レーザー光の影響を完全に
なくすことができず、上記ホワイトアウト現象を十分に
防止できないという問題があった。
グ期間にレーザー光を照射し、レーザー光のビデオ信号
への影響を低減することが行われている。しかし、画素
信号が存在しないブランキング期間にレーザー光を照射
した場合でも、このレーザー光は観察窓から撮像光路を
介してCCDへ達しており、レーザー光の影響を完全に
なくすことができず、上記ホワイトアウト現象を十分に
防止できないという問題があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、ブランキング期間のレーザー光照
射により画像が飛ぶという現象を防止することができる
レーザー光照射装置を用いる電子内視鏡装置を提供する
ことにある。
であり、その目的は、ブランキング期間のレーザー光照
射により画像が飛ぶという現象を防止することができる
レーザー光照射装置を用いる電子内視鏡装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、固体撮像素子を用いて被観察体内の画像
を観察すると同時に、レーザー光の照射が可能とされた
レーザー光照射装置を用いる電子内視鏡装置において、
上記固体撮像素子の撮像光路中に液晶シャッタを配置
し、上記固体撮像素子により抽出するビデオ信号のブラ
ンキング期間にのみ上記レーザー光を照射すると同時
に、このレーザー光照射時に上記撮像光路が遮光状態と
なるように、上記液晶シャッタを動作制御することを特
徴とする。
に、本発明は、固体撮像素子を用いて被観察体内の画像
を観察すると同時に、レーザー光の照射が可能とされた
レーザー光照射装置を用いる電子内視鏡装置において、
上記固体撮像素子の撮像光路中に液晶シャッタを配置
し、上記固体撮像素子により抽出するビデオ信号のブラ
ンキング期間にのみ上記レーザー光を照射すると同時
に、このレーザー光照射時に上記撮像光路が遮光状態と
なるように、上記液晶シャッタを動作制御することを特
徴とする。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、ブランキング期間にレー
ザー光が出力され、これと同時に液晶シャッタに所定電
圧が印加されることになる。この結果、レーザー光が照
射されている間はレーザー光が撮像光路の途中で遮断さ
れ、固体撮像素子へ到達することはない。従って、レー
ザー光の固体撮像素子への影響がなくなり、画像が飛ん
でしまう現象を防止することができる。
ザー光が出力され、これと同時に液晶シャッタに所定電
圧が印加されることになる。この結果、レーザー光が照
射されている間はレーザー光が撮像光路の途中で遮断さ
れ、固体撮像素子へ到達することはない。従って、レー
ザー光の固体撮像素子への影響がなくなり、画像が飛ん
でしまう現象を防止することができる。
【0008】
【実施例】図1には、実施例に係るレーザー光照射装置
を用いる電子内視鏡装置の構成が示されており、図示さ
れるように、電子内視鏡装置は基本的にスコープである
電子内視鏡10とプロセッサ装置11と光源装置12か
ら構成されている。そして、レーザー光照射装置14の
レーザー光ガイド15は電子内視鏡10に配設された処
置具挿通チャンネル16内に挿入されて、先端部まで導
入されることになる。また、この電子内視鏡10には、
光源装置12から先端部までライトガイド17が配設さ
れ、このライトガイド17を介して観察光が先端部へ供
給される。この電子内視鏡10の先端部には、撮像光学
系部材として観察窓18、レンズ系19、プリズム20
等が設けられ、このプリズム20の下側にCCD21が
光学的に接続される。
を用いる電子内視鏡装置の構成が示されており、図示さ
れるように、電子内視鏡装置は基本的にスコープである
電子内視鏡10とプロセッサ装置11と光源装置12か
ら構成されている。そして、レーザー光照射装置14の
レーザー光ガイド15は電子内視鏡10に配設された処
置具挿通チャンネル16内に挿入されて、先端部まで導
入されることになる。また、この電子内視鏡10には、
光源装置12から先端部までライトガイド17が配設さ
れ、このライトガイド17を介して観察光が先端部へ供
給される。この電子内視鏡10の先端部には、撮像光学
系部材として観察窓18、レンズ系19、プリズム20
等が設けられ、このプリズム20の下側にCCD21が
光学的に接続される。
【0009】そして、実施例では撮像光路中である上記
レンズ系19とプリズム20との間に、液晶(Liquid c
rystal)シャッタ22が配設されており、この液晶シャ
ッタ22は所定電圧の印加により液体に濁りが生じて、
光を遮蔽することになる。また、電子内視鏡10の操作
部等にレーザー光の照射操作釦(トリガースイッチ)2
4が配設又は配置されている。
レンズ系19とプリズム20との間に、液晶(Liquid c
rystal)シャッタ22が配設されており、この液晶シャ
ッタ22は所定電圧の印加により液体に濁りが生じて、
光を遮蔽することになる。また、電子内視鏡10の操作
部等にレーザー光の照射操作釦(トリガースイッチ)2
4が配設又は配置されている。
【0010】一方、プロセッサ装置11側には上記CC
D21から出力されたビデオ信号を入力する信号処理回
路25が設けられ、この信号処理回路25はビデオ信号
につき増幅、ガンマ補正等の処理を施し、かつ処理され
たビデオ信号を格納するメモリ等を有している。なお、
この信号処理回路25からは上記レーザー光照射装置1
4へ動作タイミングをとるための同期信号が入力されて
いる。また、上記液晶シャッタ22を駆動制御する制御
回路26が設けられ、この制御回路26には上記照射操
作釦24から照射開始(トリガー)信号が供給されてい
る。そして、この制御回路26はこの照射開始信号に基
づいて上述したレーザー光照射装置14の照射スイッチ
27を動作させることになる。
D21から出力されたビデオ信号を入力する信号処理回
路25が設けられ、この信号処理回路25はビデオ信号
につき増幅、ガンマ補正等の処理を施し、かつ処理され
たビデオ信号を格納するメモリ等を有している。なお、
この信号処理回路25からは上記レーザー光照射装置1
4へ動作タイミングをとるための同期信号が入力されて
いる。また、上記液晶シャッタ22を駆動制御する制御
回路26が設けられ、この制御回路26には上記照射操
作釦24から照射開始(トリガー)信号が供給されてい
る。そして、この制御回路26はこの照射開始信号に基
づいて上述したレーザー光照射装置14の照射スイッチ
27を動作させることになる。
【0011】実施例は以上の構成からなり、その動作は
図2のようになる。まず、光源装置12が動作される
と、観察光はライトガイド17を介して電子内視鏡10
の先端から被観察体内へ照射される。これによって、被
観察体内の像が観察窓18、レンズ系19で捉えられる
が、このとき液晶シャッタ22には電圧が印加されず、
光透過状態となっており、像光はプリズム20を介して
CCD21へ導かれる。そして、CCD21で得られた
被観察体内のビデオ信号は、信号処理回路25で処理さ
れ、その後モニタへ供給される。即ち、図2(A)に示
される水平同期信号に対応して、図2(B)に示される
ビデオ信号が得られることになり、このビデオ信号に基
づいて、モニタ上には被観察体内が画像表示される。
図2のようになる。まず、光源装置12が動作される
と、観察光はライトガイド17を介して電子内視鏡10
の先端から被観察体内へ照射される。これによって、被
観察体内の像が観察窓18、レンズ系19で捉えられる
が、このとき液晶シャッタ22には電圧が印加されず、
光透過状態となっており、像光はプリズム20を介して
CCD21へ導かれる。そして、CCD21で得られた
被観察体内のビデオ信号は、信号処理回路25で処理さ
れ、その後モニタへ供給される。即ち、図2(A)に示
される水平同期信号に対応して、図2(B)に示される
ビデオ信号が得られることになり、このビデオ信号に基
づいて、モニタ上には被観察体内が画像表示される。
【0012】ここで、電子内視鏡10の照射操作釦24
が押されると、図2(C)に示される照射開始信号が制
御部26へ供給されるので、制御部26は図2(D)に
示されたパルスの照射信号がレーザー光照射装置14の
照射スイッチ27へ与えられる。即ち、上記照射信号は
図2(A)の水平同期信号のブランキング期間Bに立上
がるパルス信号とされる。従って、レーザー光照射装置
14からはブランキング期間Bにレーザー光が出力され
ることになり、このレーザー光はレーザー光ガイド15
から狙った部位へ照射される。
が押されると、図2(C)に示される照射開始信号が制
御部26へ供給されるので、制御部26は図2(D)に
示されたパルスの照射信号がレーザー光照射装置14の
照射スイッチ27へ与えられる。即ち、上記照射信号は
図2(A)の水平同期信号のブランキング期間Bに立上
がるパルス信号とされる。従って、レーザー光照射装置
14からはブランキング期間Bにレーザー光が出力され
ることになり、このレーザー光はレーザー光ガイド15
から狙った部位へ照射される。
【0013】また同時に、制御部26からは上記図2
(D)と同一のパルス信号が液晶動作信号として液晶シ
ャッタ22へ供給されており、これによって液晶シャッ
タ22には所定の電圧が与えられ、図2(A)のブラン
キング期間Bに液晶シャッタ22が光不透過状態とな
る。従って、レーザー光が照射されている間は、必ず液
晶シャッタ22によってレーザー光が遮光され、CCD
21へのレーザー光の到達が防止される。この結果、レ
ーザー光によって画像が飛ぶというホワイトアウト現象
も生じなくなる。
(D)と同一のパルス信号が液晶動作信号として液晶シ
ャッタ22へ供給されており、これによって液晶シャッ
タ22には所定の電圧が与えられ、図2(A)のブラン
キング期間Bに液晶シャッタ22が光不透過状態とな
る。従って、レーザー光が照射されている間は、必ず液
晶シャッタ22によってレーザー光が遮光され、CCD
21へのレーザー光の到達が防止される。この結果、レ
ーザー光によって画像が飛ぶというホワイトアウト現象
も生じなくなる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーザー光の照射が可能とされたレーザー光照射装置を
用いる電子内視鏡装置において、固体撮像素子の撮像光
路中に液晶シャッタを配置し、上記固体撮像素子により
抽出するビデオ信号のブランキング期間にのみ上記レー
ザー光を照射すると同時に、このレーザー光照射時に撮
像光路が遮光状態となるように、上記液晶シャッタを動
作制御するので、レーザー光照射時には必ず固体撮像素
子へ向うレーザー光が遮光され、画像が飛ぶという現象
を防止することが可能となる。
レーザー光の照射が可能とされたレーザー光照射装置を
用いる電子内視鏡装置において、固体撮像素子の撮像光
路中に液晶シャッタを配置し、上記固体撮像素子により
抽出するビデオ信号のブランキング期間にのみ上記レー
ザー光を照射すると同時に、このレーザー光照射時に撮
像光路が遮光状態となるように、上記液晶シャッタを動
作制御するので、レーザー光照射時には必ず固体撮像素
子へ向うレーザー光が遮光され、画像が飛ぶという現象
を防止することが可能となる。
【図1】本発明の実施例に係るレーザー光照射装置を用
いる電子内視鏡装置の構成を示すブロック図である。
いる電子内視鏡装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の回路の動作状態を示す信号波形図であ
る。
る。
10 … 電子内視鏡、 11 … プロセッサ装置、 14 … レーザー光照射装置、 15 … レーザー光ガイド、 18 … 観察窓、 19 … レンズ系、 21 … CCD、 22 … 液晶シャッタ、 24 … 照射操作釦、 25 … 信号処理回路、 26 … 制御回路、 27 … 照射スイッチ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32
Claims (1)
- 【請求項1】 固体撮像素子を用いて被観察体内の画像
を観察すると同時に、レーザー光の照射が可能とされた
レーザー光照射装置を用いる電子内視鏡装置において、上記 固体撮像素子の撮像光路中に液晶シャッタを配置
し、上記固体撮像素子により抽出するビデオ信号のブラ
ンキング期間にのみ上記レーザー光を照射すると同時
に、このレーザー光照射時に上記撮像光路が遮光状態と
なるように、上記液晶シャッタを動作制御することを特
徴とするレーザー光照射装置を用いる電子内視鏡装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28764093A JP3357729B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | レーザー光照射装置を用いる電子内視鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28764093A JP3357729B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | レーザー光照射装置を用いる電子内視鏡装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07116108A JPH07116108A (ja) | 1995-05-09 |
| JP3357729B2 true JP3357729B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=17719849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28764093A Expired - Fee Related JP3357729B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | レーザー光照射装置を用いる電子内視鏡装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3357729B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018083096A (ja) * | 2018-01-15 | 2018-05-31 | Hoya株式会社 | 内視鏡装置及び内視鏡システム |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP28764093A patent/JP3357729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07116108A (ja) | 1995-05-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |