JP3360585B2 - 空気清浄機能を有する電気機器 - Google Patents
空気清浄機能を有する電気機器Info
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- JP3360585B2 JP3360585B2 JP31962697A JP31962697A JP3360585B2 JP 3360585 B2 JP3360585 B2 JP 3360585B2 JP 31962697 A JP31962697 A JP 31962697A JP 31962697 A JP31962697 A JP 31962697A JP 3360585 B2 JP3360585 B2 JP 3360585B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の回転モード
を有するファンの回転によって外部空気を吸入し、内部
に設けられた集塵装置によって吸入空気に含まれる塵や
埃を集塵することにより、清浄化した空気を外部に吐出
する空気清浄機能を有する電気機器に関し、例えば空気
清浄機単独として、また空気清浄機能を有する空気調和
機として利用される。
を有するファンの回転によって外部空気を吸入し、内部
に設けられた集塵装置によって吸入空気に含まれる塵や
埃を集塵することにより、清浄化した空気を外部に吐出
する空気清浄機能を有する電気機器に関し、例えば空気
清浄機単独として、また空気清浄機能を有する空気調和
機として利用される。
【0002】
【従来の技術】近時、室内の空気を清浄に保って快適な
生活空間を維持したいというニーズが高まっており、そ
のニーズに答えるべく、空気清浄機や空気清浄機能を有
する空気調和機(いわゆる、エアコン)等の電気機器が
提供されている。また、このような空気清浄機能を実現
するための装置として、従来より、放電電極と集塵電極
とからなる電子式の集塵装置が提供されている。この集
塵装置は、放電電極と集塵電極との間に高電圧を印加
し、放電電極により周囲の空気中に存在する塵埃をイオ
ン化し、集塵電極に吸着(付着)させるものである。
生活空間を維持したいというニーズが高まっており、そ
のニーズに答えるべく、空気清浄機や空気清浄機能を有
する空気調和機(いわゆる、エアコン)等の電気機器が
提供されている。また、このような空気清浄機能を実現
するための装置として、従来より、放電電極と集塵電極
とからなる電子式の集塵装置が提供されている。この集
塵装置は、放電電極と集塵電極との間に高電圧を印加
し、放電電極により周囲の空気中に存在する塵埃をイオ
ン化し、集塵電極に吸着(付着)させるものである。
【0003】ところで、このような集塵装置を有する電
気機器では、集塵電極に付着した塵埃が一定量以上にな
ると、集塵効果が急激に低下する。場合によっては、集
塵電極の先端部からコロナ放電が発生して、発煙や悪臭
が発生する原因にもなる。そのため、集塵電極に付着し
た塵埃は、定期的に除去する必要がある。しかしなが
ら、空気清浄機能を有する空気調和機では、熱交換器の
後ろ側に集塵装置が取り付けられていることから、ユー
ザが集塵装置を清掃しようとしてもできない構造となっ
ている。そのため、このような空気調和機では、内蔵し
た集塵装置を自動的に清掃するシステム(メンテナンス
フリー)が必要となる。
気機器では、集塵電極に付着した塵埃が一定量以上にな
ると、集塵効果が急激に低下する。場合によっては、集
塵電極の先端部からコロナ放電が発生して、発煙や悪臭
が発生する原因にもなる。そのため、集塵電極に付着し
た塵埃は、定期的に除去する必要がある。しかしなが
ら、空気清浄機能を有する空気調和機では、熱交換器の
後ろ側に集塵装置が取り付けられていることから、ユー
ザが集塵装置を清掃しようとしてもできない構造となっ
ている。そのため、このような空気調和機では、内蔵し
た集塵装置を自動的に清掃するシステム(メンテナンス
フリー)が必要となる。
【0004】このような集塵装置を自動的に清掃するシ
ステムとして、従来は、集塵電極に加熱部(シーズヒー
タ等)を設けている。つまり、加熱部を加熱することに
よって集塵電極に付着した塵埃を除去(集塵電極の表面
に溶着したセラミックの触媒との反応によって、二酸化
炭素と水に分解)するようになっている。このような集
塵装置では、集塵電極に付着した塵埃の除去処理(塵芥
除去モード)をどのタイミングで行うかが問題となる
が、従来は、単に運転開始からの時間を計測し、運転時
間が予め設定された時間(例えば、8時間等)になった
とき、塵埃が集塵電極に一定量付着したと判断して、塵
埃除去モードを実行するようになっている。
ステムとして、従来は、集塵電極に加熱部(シーズヒー
タ等)を設けている。つまり、加熱部を加熱することに
よって集塵電極に付着した塵埃を除去(集塵電極の表面
に溶着したセラミックの触媒との反応によって、二酸化
炭素と水に分解)するようになっている。このような集
塵装置では、集塵電極に付着した塵埃の除去処理(塵芥
除去モード)をどのタイミングで行うかが問題となる
が、従来は、単に運転開始からの時間を計測し、運転時
間が予め設定された時間(例えば、8時間等)になった
とき、塵埃が集塵電極に一定量付着したと判断して、塵
埃除去モードを実行するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】つまり、従来は、単に
運転時間のみで塵埃除去モードの実行タイミングを判断
していた。しかしながら、運転時間と集塵電極に付着す
る塵埃の量とは必ずしも一致しない。例えば、空気調和
機のファン(クロスフロー型のファン)の回転モードが
複数種類(例えば、強、中、弱の3種類)ある場合、弱
の状態で8時間運転を継続した場合と、強の状態で8時
間運転を継続した場合とでは、8時間後の集塵電極に付
着する塵埃の量は当然違ってくる。また、自動運転モー
ドの場合には、室内の状態に応じてファンの回転モード
が自動的に切り換わるため、8時間経過後の塵埃の付着
量を予測することも困難である。また、室内の塵埃の量
によっても付着量は一定ではない。
運転時間のみで塵埃除去モードの実行タイミングを判断
していた。しかしながら、運転時間と集塵電極に付着す
る塵埃の量とは必ずしも一致しない。例えば、空気調和
機のファン(クロスフロー型のファン)の回転モードが
複数種類(例えば、強、中、弱の3種類)ある場合、弱
の状態で8時間運転を継続した場合と、強の状態で8時
間運転を継続した場合とでは、8時間後の集塵電極に付
着する塵埃の量は当然違ってくる。また、自動運転モー
ドの場合には、室内の状態に応じてファンの回転モード
が自動的に切り換わるため、8時間経過後の塵埃の付着
量を予測することも困難である。また、室内の塵埃の量
によっても付着量は一定ではない。
【0006】そのため、運転時間のみで塵埃除去モード
の実行タイミングを判断する従来のシステムでは、集塵
電極に塵埃があまり付着していないにも係わらず塵埃除
去モードが実行されたり、集塵電極に塵埃が一定量以上
付着しているにも係わらず塵埃除去モードが実行されな
かったりするといった不具合があった。
の実行タイミングを判断する従来のシステムでは、集塵
電極に塵埃があまり付着していないにも係わらず塵埃除
去モードが実行されたり、集塵電極に塵埃が一定量以上
付着しているにも係わらず塵埃除去モードが実行されな
かったりするといった不具合があった。
【0007】ところで、一般の家庭内で発生する塵埃
は、絨毯や畳から出る塵埃、布団の上げ下げ等によって
出る塵埃、煙草の煙などがその主流である。これらはい
ずれも可燃性の塵埃である。また、例えば煙草の煙に含
まれる脂は水分を含んでいる。従って、煙草の脂のよう
な水分を含んでいる塵埃が集塵電極に付着した場合に
は、電気伝導度が上昇することになる。また、集塵電極
の表面に多量の塵埃が付着することによって放電電極と
の距離が近くなると、電気伝導度はさらに上昇すること
になる。このことは、集塵装置の高圧ユニットの一次側
及び二次側に流れる電流値が、集塵電極に付着した塵埃
の量に従って上昇することを意味している。
は、絨毯や畳から出る塵埃、布団の上げ下げ等によって
出る塵埃、煙草の煙などがその主流である。これらはい
ずれも可燃性の塵埃である。また、例えば煙草の煙に含
まれる脂は水分を含んでいる。従って、煙草の脂のよう
な水分を含んでいる塵埃が集塵電極に付着した場合に
は、電気伝導度が上昇することになる。また、集塵電極
の表面に多量の塵埃が付着することによって放電電極と
の距離が近くなると、電気伝導度はさらに上昇すること
になる。このことは、集塵装置の高圧ユニットの一次側
及び二次側に流れる電流値が、集塵電極に付着した塵埃
の量に従って上昇することを意味している。
【0008】一方、砂ぼこりなどが集塵電極に多量に付
着した場合には、電気伝導度が逆に低下することが考え
られる。つまり、塵埃の中には集塵電極に付着すること
によって、電気伝導度を低下させてしまう種類のものも
含まれている可能性がある。このことは、集塵装置の高
圧ユニットの一次側及び二次側に流れる電流値が、集塵
電極に付着した塵埃の量に従って低下することを意味し
ている。本発明はこのような点に着目して創案されたも
ので、その目的は、集塵電極に付着している塵埃の量を
ほぼ正確に判定して、適切なタイミングで塵埃除去モー
ドを実行できるようにした空気清浄機能を有する電気機
器を提供することにある。
着した場合には、電気伝導度が逆に低下することが考え
られる。つまり、塵埃の中には集塵電極に付着すること
によって、電気伝導度を低下させてしまう種類のものも
含まれている可能性がある。このことは、集塵装置の高
圧ユニットの一次側及び二次側に流れる電流値が、集塵
電極に付着した塵埃の量に従って低下することを意味し
ている。本発明はこのような点に着目して創案されたも
ので、その目的は、集塵電極に付着している塵埃の量を
ほぼ正確に判定して、適切なタイミングで塵埃除去モー
ドを実行できるようにした空気清浄機能を有する電気機
器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1記載の空気清浄機能を有する電気
機器は、電源に接続される高圧ユニットとこの高圧ユニ
ットに接続された放電電極及び集塵電極とを具備した集
塵装置を内装し、ファンの回転により吸入した外部空気
に含まれる塵や埃を前記集塵装置によって集塵すること
により、清浄化した空気を外部に吐出する空気清浄機能
を有する電気機器において、前記高圧ユニットの一次側
又は二次側の電流値を随時測定する電流値測定部と、前
記高圧ユニットの一次側又は二次側の電流値が、前記集
塵電極に付着する塵埃の種類に応じて上昇する場合の電
流値幅と低下する場合の電流値幅とを記憶する電流値幅
記憶部と、基準電流値に前記上昇する場合の電流値幅を
上向きに加えたものを上限にするとともに、基準電流値
に前記低下する場合の電流値幅を下向きに加えたものを
下限にする範囲を比較電流値範囲として内部に設定し、
前記電流値測定部によって測定される電流値が、前記比
較電流値範囲を超えたとき、前記集塵装置の清掃開始条
件を示す指示信号を制御部に出力する集塵量判定部とを
備え、前記集塵量判定部は、運転動作終了時に前記集塵
電極に付着した塵埃を除去する塵埃除去モードが前記制
御部によって実行されることを条件として、運転動作開
始時に前記電流値測定部によって測定された電流値を前
記基準電流値とする構成としている。
め、本発明の請求項1記載の空気清浄機能を有する電気
機器は、電源に接続される高圧ユニットとこの高圧ユニ
ットに接続された放電電極及び集塵電極とを具備した集
塵装置を内装し、ファンの回転により吸入した外部空気
に含まれる塵や埃を前記集塵装置によって集塵すること
により、清浄化した空気を外部に吐出する空気清浄機能
を有する電気機器において、前記高圧ユニットの一次側
又は二次側の電流値を随時測定する電流値測定部と、前
記高圧ユニットの一次側又は二次側の電流値が、前記集
塵電極に付着する塵埃の種類に応じて上昇する場合の電
流値幅と低下する場合の電流値幅とを記憶する電流値幅
記憶部と、基準電流値に前記上昇する場合の電流値幅を
上向きに加えたものを上限にするとともに、基準電流値
に前記低下する場合の電流値幅を下向きに加えたものを
下限にする範囲を比較電流値範囲として内部に設定し、
前記電流値測定部によって測定される電流値が、前記比
較電流値範囲を超えたとき、前記集塵装置の清掃開始条
件を示す指示信号を制御部に出力する集塵量判定部とを
備え、前記集塵量判定部は、運転動作終了時に前記集塵
電極に付着した塵埃を除去する塵埃除去モードが前記制
御部によって実行されることを条件として、運転動作開
始時に前記電流値測定部によって測定された電流値を前
記基準電流値とする構成としている。
【0010】また、本発明の請求項2記載の空気清浄機
能を有する電気機器は、請求項1記載のものにおいて、
前記制御部は、前記集塵量判定部からの指示信号に基づ
き、前記集塵電極に設けられた加熱部を加熱させて前記
塵埃除去モードを実行する構成としている。
能を有する電気機器は、請求項1記載のものにおいて、
前記制御部は、前記集塵量判定部からの指示信号に基づ
き、前記集塵電極に設けられた加熱部を加熱させて前記
塵埃除去モードを実行する構成としている。
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図2は、本発明の空気清浄
機能を有する電気機器の側面より見た断面図であって、
本実施形態では、空気調和機に適用した例を示してい
る。この空気調和機は、前面が吸引口2として開口して
おり、この吸引口2の下方(前面下方)に吐出口3が設
けられたケース本体1と、このケース本体1の吸引口2
に装着される開閉式の前面パネル10と、ケース本体1
の吸引口2に臨んでケース本体1内に設けられた熱交換
器20と、この熱交換機20を経由して吸引口2から吐
出口3へ空気を流通させるために、吐出口3の奥側近傍
に設けられたクロスフロー型のファン30と、熱交換器
20の背面側の空気通路に配置された電子式の集塵装置
40とを備えている。
て図面を参照して説明する。図2は、本発明の空気清浄
機能を有する電気機器の側面より見た断面図であって、
本実施形態では、空気調和機に適用した例を示してい
る。この空気調和機は、前面が吸引口2として開口して
おり、この吸引口2の下方(前面下方)に吐出口3が設
けられたケース本体1と、このケース本体1の吸引口2
に装着される開閉式の前面パネル10と、ケース本体1
の吸引口2に臨んでケース本体1内に設けられた熱交換
器20と、この熱交換機20を経由して吸引口2から吐
出口3へ空気を流通させるために、吐出口3の奥側近傍
に設けられたクロスフロー型のファン30と、熱交換器
20の背面側の空気通路に配置された電子式の集塵装置
40とを備えている。
【0014】ケース本体1の天板部4及び前面パネル1
0の前面には、それぞれ空気を吸入するための上面グリ
ル5及び前面グリル11が形成されている。また、ケー
ス本体1の吐出口3には、角度調整式のルーバ6が設け
られており、前面パネル10と熱交換器20との間に
は、エアーフィルタ50が設けられている。また、ケー
ス本体1の垂直な背面板7の表面に熱遮蔽板48が取り
付けられており、この熱遮蔽板48の正面に、集塵装置
40が取り付けられている。
0の前面には、それぞれ空気を吸入するための上面グリ
ル5及び前面グリル11が形成されている。また、ケー
ス本体1の吐出口3には、角度調整式のルーバ6が設け
られており、前面パネル10と熱交換器20との間に
は、エアーフィルタ50が設けられている。また、ケー
ス本体1の垂直な背面板7の表面に熱遮蔽板48が取り
付けられており、この熱遮蔽板48の正面に、集塵装置
40が取り付けられている。
【0015】すなわち、集塵装置40は、図2及び図3
に示すように、水平に設けられた筒形状の集塵電極41
と、この集塵電極41の前方側のやや上方位置において
水平に張設された放電電極42と、集塵電極41に付着
した塵埃を除去するための棒状のヒータ(シーズヒータ
等)43とを備えている。集塵電極41は、ヒータ43
を内方する形で設けられており、その内方したヒータ4
3によって熱遮蔽板48に水平に支持されている。ま
た、集塵電極41は、その両端部分が放電電極42から
離れる方向に屈曲されており、放電電極42を熱遮蔽板
48に張設するためにその両端部に取り付けられたスプ
リング44,44との距離を、放電しない一定の距離に
保つように設けられている。また、集塵電極41の表面
には、アルミナやゼオライトといったセラミックの触媒
が溶着されている。
に示すように、水平に設けられた筒形状の集塵電極41
と、この集塵電極41の前方側のやや上方位置において
水平に張設された放電電極42と、集塵電極41に付着
した塵埃を除去するための棒状のヒータ(シーズヒータ
等)43とを備えている。集塵電極41は、ヒータ43
を内方する形で設けられており、その内方したヒータ4
3によって熱遮蔽板48に水平に支持されている。ま
た、集塵電極41は、その両端部分が放電電極42から
離れる方向に屈曲されており、放電電極42を熱遮蔽板
48に張設するためにその両端部に取り付けられたスプ
リング44,44との距離を、放電しない一定の距離に
保つように設けられている。また、集塵電極41の表面
には、アルミナやゼオライトといったセラミックの触媒
が溶着されている。
【0016】このような構造とすることによって、集塵
装置40及び熱遮蔽板48は、いずれも熱交換器20の
背面側の空気通路を上から下に向かう空気の流れに沿う
ものとなる。次に、上記構成の空気調和機の運転動作に
ついて説明する。空気調和機の自動運転中、室内の空気
は、図2中に実線の矢符で示すように、ファン30が作
動することによって前面パネル10の前面グリル11及
びケース本体1の上面グリル5からケース本体1内に流
入し、熱交換器20を通過した後、背面側の空気通路を
上から下に移動し、ファン30を経て吐出口3から室内
に吐出される。
装置40及び熱遮蔽板48は、いずれも熱交換器20の
背面側の空気通路を上から下に向かう空気の流れに沿う
ものとなる。次に、上記構成の空気調和機の運転動作に
ついて説明する。空気調和機の自動運転中、室内の空気
は、図2中に実線の矢符で示すように、ファン30が作
動することによって前面パネル10の前面グリル11及
びケース本体1の上面グリル5からケース本体1内に流
入し、熱交換器20を通過した後、背面側の空気通路を
上から下に移動し、ファン30を経て吐出口3から室内
に吐出される。
【0017】このとき、熱交換器20の背面側の空気通
路には集塵装置40が設けられており、その放電電極4
2と集塵電極41との間には高電圧が印加されている。
そのため、放電電極42と集塵電極41との間には、図
4に破線で示すように電気力線が発生し、これにより放
電電極42の周囲の空気中に存在する塵埃60がイオン
化され、集塵電極41に引き寄せられて付着する。その
結果、熱交換器20を通過した空気は、その背面側の空
気通路を通過する過程で清浄化されて室内に再び吐出さ
れる。
路には集塵装置40が設けられており、その放電電極4
2と集塵電極41との間には高電圧が印加されている。
そのため、放電電極42と集塵電極41との間には、図
4に破線で示すように電気力線が発生し、これにより放
電電極42の周囲の空気中に存在する塵埃60がイオン
化され、集塵電極41に引き寄せられて付着する。その
結果、熱交換器20を通過した空気は、その背面側の空
気通路を通過する過程で清浄化されて室内に再び吐出さ
れる。
【0018】図1は、このような自動運転によって集塵
電極41に付着した塵埃60を除去する塵埃除去モード
を実行するための回路構成を含む、空気調和機の電気的
構成を示している。すなわち、運転キー72aや運転停
止キー72bなどの空気調和機を動作させるために必要
な各種キーが接続されたキー入力部72は、空気調和機
全体の動作制御を行うマイコン制御部71に接続されて
いる。
電極41に付着した塵埃60を除去する塵埃除去モード
を実行するための回路構成を含む、空気調和機の電気的
構成を示している。すなわち、運転キー72aや運転停
止キー72bなどの空気調和機を動作させるために必要
な各種キーが接続されたキー入力部72は、空気調和機
全体の動作制御を行うマイコン制御部71に接続されて
いる。
【0019】マイコン制御部71は、図示しない周知の
冷凍サイクルを備えた冷暖房駆動系73を制御するとと
もに、ファン駆動部74を制御して、ファン30を任意
の回転モードで回転させる。ファン30の回転モードと
して、例えば「強」、「中」、「弱」の3種類の回転モ
ードが設定されている。
冷凍サイクルを備えた冷暖房駆動系73を制御するとと
もに、ファン駆動部74を制御して、ファン30を任意
の回転モードで回転させる。ファン30の回転モードと
して、例えば「強」、「中」、「弱」の3種類の回転モ
ードが設定されている。
【0020】一方、集塵装置40は、交流100VのA
C電源を整流する整流回路75と、この整流回路75に
開閉スイッチ76を介して接続された高圧ユニット77
と、この高圧ユニット77に接続された放電電極42及
び集塵電極41とで構成されており、マイコン制御部7
1は、開閉スイッチ76を開閉制御して、放電電極42
と集塵電極41とに高電圧を印加する。また、高圧ユニ
ット77の一次側には電流センサ(例えば、カレントセ
ンサ等)78が設けられており、この電流センサ78の
出力は、電流値測定部79を介して集塵量判定部80に
導かれている。また、集塵量判定部80には、予め設定
された電流値幅を記憶する電流値幅記憶部81の出力が
導かれているとともに、集塵量判定部80の出力は、マ
イコン制御部71に導かれている。
C電源を整流する整流回路75と、この整流回路75に
開閉スイッチ76を介して接続された高圧ユニット77
と、この高圧ユニット77に接続された放電電極42及
び集塵電極41とで構成されており、マイコン制御部7
1は、開閉スイッチ76を開閉制御して、放電電極42
と集塵電極41とに高電圧を印加する。また、高圧ユニ
ット77の一次側には電流センサ(例えば、カレントセ
ンサ等)78が設けられており、この電流センサ78の
出力は、電流値測定部79を介して集塵量判定部80に
導かれている。また、集塵量判定部80には、予め設定
された電流値幅を記憶する電流値幅記憶部81の出力が
導かれているとともに、集塵量判定部80の出力は、マ
イコン制御部71に導かれている。
【0021】また、マイコン制御部71は、ヒータ駆動
部82を制御してヒータ43に通電し、ヒータ43を加
熱させて集塵電極41の表面に付着した塵埃を除去(触
媒との反応によって二酸化炭素と水に分解)する。ま
た、マイコン制御部71の出力は、集塵電極41の汚れ
を知らせる警報部83に接続された構成となっている。
電流値幅記憶部81に記憶される電流値幅は、電流値測
定部79によって測定される電流値の変化の比較基準と
なるものであり、実験等によって予め設定しておく。
部82を制御してヒータ43に通電し、ヒータ43を加
熱させて集塵電極41の表面に付着した塵埃を除去(触
媒との反応によって二酸化炭素と水に分解)する。ま
た、マイコン制御部71の出力は、集塵電極41の汚れ
を知らせる警報部83に接続された構成となっている。
電流値幅記憶部81に記憶される電流値幅は、電流値測
定部79によって測定される電流値の変化の比較基準と
なるものであり、実験等によって予め設定しておく。
【0022】発明が解決しようとする課題のところでも
述べたように、高圧ユニット77の一次側に流れる電流
値は、集塵電極41に付着した塵埃の量に従って上昇
し、又は低下すると考えられる。従って、集塵電極41
に塵埃が全く付着していない状態で高圧ユニット77の
一次側に流れる電流値と、集塵電極41に付着した塵埃
の量が清掃を必要とする量に達したときの高圧ユニット
77の一次側に流れる電流値との差(すなわち、変化
分)を、電流値幅として電流値幅記憶部81に記憶させ
ればよい。この場合、高圧ユニット77の一次側に流れ
る電流値は、塵埃の種類によって上昇する場合と低下す
る場合とがあるので、電流値幅は、上昇する場合の電流
値幅と低下する場合の電流値幅とを加えた幅となる。
述べたように、高圧ユニット77の一次側に流れる電流
値は、集塵電極41に付着した塵埃の量に従って上昇
し、又は低下すると考えられる。従って、集塵電極41
に塵埃が全く付着していない状態で高圧ユニット77の
一次側に流れる電流値と、集塵電極41に付着した塵埃
の量が清掃を必要とする量に達したときの高圧ユニット
77の一次側に流れる電流値との差(すなわち、変化
分)を、電流値幅として電流値幅記憶部81に記憶させ
ればよい。この場合、高圧ユニット77の一次側に流れ
る電流値は、塵埃の種類によって上昇する場合と低下す
る場合とがあるので、電流値幅は、上昇する場合の電流
値幅と低下する場合の電流値幅とを加えた幅となる。
【0023】図6は、電流値幅記憶部81に記憶される
電流値幅を設定するための実験結果を示したグラフであ
る。この実験結果は、1m3 の空間内で集塵装置40を
動作させ、この空間内で煙草を吸ったときに出る煙の量
と、高圧ユニット77の一次側に流れる電流値との比較
結果を示している。この実験結果では、集塵電極41に
塵埃が全く付着していない状態(煙草0本)で高圧ユニ
ット77の一次側に流れる電流値は22mAとなってい
る。一方、集塵電極41に付着した塵埃の量が清掃を必
要とする量に達するのは、煙草の本数に換算すると15
本から20本程度であり、この時点で高圧ユニット77
の一次側に流れる電流値は27mAの近傍となってい
る。
電流値幅を設定するための実験結果を示したグラフであ
る。この実験結果は、1m3 の空間内で集塵装置40を
動作させ、この空間内で煙草を吸ったときに出る煙の量
と、高圧ユニット77の一次側に流れる電流値との比較
結果を示している。この実験結果では、集塵電極41に
塵埃が全く付着していない状態(煙草0本)で高圧ユニ
ット77の一次側に流れる電流値は22mAとなってい
る。一方、集塵電極41に付着した塵埃の量が清掃を必
要とする量に達するのは、煙草の本数に換算すると15
本から20本程度であり、この時点で高圧ユニット77
の一次側に流れる電流値は27mAの近傍となってい
る。
【0024】この実験結果から、例えば図5に示すよう
に、集塵電極41に塵埃が全く付着していない状態で開
閉スイッチ76を閉じたときに、高圧ユニット77の一
次側に流れる電流値(すなわち、電流値測定部79によ
って測定される電流値)が22mAであり、集塵電極4
1に付着した塵埃の量が清掃を必要とする量に達したと
きの一次側に流れる電流値が、上昇する場合では27m
A、低下する場合では17mAであったとすると、電流
値幅記憶部81に記憶される電流値幅は±5mAとな
る。ただし、これに限定されるものではなく、例えばも
う少し狭い±4mAに設定してもよい。
に、集塵電極41に塵埃が全く付着していない状態で開
閉スイッチ76を閉じたときに、高圧ユニット77の一
次側に流れる電流値(すなわち、電流値測定部79によ
って測定される電流値)が22mAであり、集塵電極4
1に付着した塵埃の量が清掃を必要とする量に達したと
きの一次側に流れる電流値が、上昇する場合では27m
A、低下する場合では17mAであったとすると、電流
値幅記憶部81に記憶される電流値幅は±5mAとな
る。ただし、これに限定されるものではなく、例えばも
う少し狭い±4mAに設定してもよい。
【0025】ところで、電流値幅記憶部81には、電流
値幅(例えば、±5mA)のみが記憶されており、この
電流値幅を設定するための基準電流値(集塵電極41に
塵埃が全く付着していない状態で開閉スイッチ76を閉
じたときに、高圧ユニット77の一次側に流れる電流
値)については何も決められていない。
値幅(例えば、±5mA)のみが記憶されており、この
電流値幅を設定するための基準電流値(集塵電極41に
塵埃が全く付着していない状態で開閉スイッチ76を閉
じたときに、高圧ユニット77の一次側に流れる電流
値)については何も決められていない。
【0026】これは、基準電流値が動作環境によって変
化するからである。例えば、図5に示した基準電流値2
2mAが、室内温度20℃、湿度60%といった条件で
の値であったとすると、例えば梅雨時期で湿度が100
%であった場合には、集塵電極41の状態が全く同じ状
態であったとしても、基準電流値は22mAより高くな
る。また、空気調和機が除湿運転を行っているために湿
度が低かった場合(例えば、20%や30%等)には、
集塵電極41の状態が全く同じ状態であったとしても、
基準電流値は22mAより低くなる。また、動作環境以
外にも、放電電極42と集塵電極41との距離や、集塵
電極41の形状や径等によっても基準電流値は変化す
る。そのため、基準電流値を最初から一義的に決めてお
くことは、あまり意味がないからである。
化するからである。例えば、図5に示した基準電流値2
2mAが、室内温度20℃、湿度60%といった条件で
の値であったとすると、例えば梅雨時期で湿度が100
%であった場合には、集塵電極41の状態が全く同じ状
態であったとしても、基準電流値は22mAより高くな
る。また、空気調和機が除湿運転を行っているために湿
度が低かった場合(例えば、20%や30%等)には、
集塵電極41の状態が全く同じ状態であったとしても、
基準電流値は22mAより低くなる。また、動作環境以
外にも、放電電極42と集塵電極41との距離や、集塵
電極41の形状や径等によっても基準電流値は変化す
る。そのため、基準電流値を最初から一義的に決めてお
くことは、あまり意味がないからである。
【0027】しかしながら、基準電流値は、電流値測定
部79によって測定された電流値との比較を行う上で必
要不可欠な値である。そこで、本実施形態では、基準電
流値が動作環境によって変化する点に着目し、空気調和
機の運転動作終了時に塵埃除去モードを実行して集塵電
極41に付着した塵埃を完全に除去することを条件と
し、空気調和機の運転動作開始時に電流値測定部79に
よって電流値を測定し、その測定結果を基準電流値とす
る。すなわち、この基準電流値に電流値幅記憶部81に
記憶されている電流値幅(本例では±5mA)を加えた
範囲を、運転動作開始後に電流値測定部79によって随
時測定される電流値との比較電流値範囲Xとするように
構成している。
部79によって測定された電流値との比較を行う上で必
要不可欠な値である。そこで、本実施形態では、基準電
流値が動作環境によって変化する点に着目し、空気調和
機の運転動作終了時に塵埃除去モードを実行して集塵電
極41に付着した塵埃を完全に除去することを条件と
し、空気調和機の運転動作開始時に電流値測定部79に
よって電流値を測定し、その測定結果を基準電流値とす
る。すなわち、この基準電流値に電流値幅記憶部81に
記憶されている電流値幅(本例では±5mA)を加えた
範囲を、運転動作開始後に電流値測定部79によって随
時測定される電流値との比較電流値範囲Xとするように
構成している。
【0028】例えば、図5に示す例で言えば、空気調和
機の運転動作開始時に電流値測定部79によって測定さ
れた電流値(基準電流値)が22mAである場合には、
集塵電極41の集塵量を判定するための比較電流値範囲
Xは17mAから27mAの範囲となる。また、空気調
和機の運転動作開始時に電流値測定部79によって測定
された電流値が例えば25mAである場合には、集塵電
極41の集塵量を判定するための比較電流値範囲Xは2
0mAから30mAの範囲となり、空気調和機の運転動
作開始時に電流値測定部79によって測定された電流値
が例えば19mAである場合には、集塵電極41の集塵
量を判定するための比較電流値範囲Xは14mAから2
4mAの範囲となる。つまり、空気調和機の運転動作開
始時の動作環境に応じて基準電流値を適正な値に設定で
きるので、集塵電極41の集塵量をより正確に判定でき
ることになる。
機の運転動作開始時に電流値測定部79によって測定さ
れた電流値(基準電流値)が22mAである場合には、
集塵電極41の集塵量を判定するための比較電流値範囲
Xは17mAから27mAの範囲となる。また、空気調
和機の運転動作開始時に電流値測定部79によって測定
された電流値が例えば25mAである場合には、集塵電
極41の集塵量を判定するための比較電流値範囲Xは2
0mAから30mAの範囲となり、空気調和機の運転動
作開始時に電流値測定部79によって測定された電流値
が例えば19mAである場合には、集塵電極41の集塵
量を判定するための比較電流値範囲Xは14mAから2
4mAの範囲となる。つまり、空気調和機の運転動作開
始時の動作環境に応じて基準電流値を適正な値に設定で
きるので、集塵電極41の集塵量をより正確に判定でき
ることになる。
【0029】集塵量判定部80は、空気調和機の運転動
作開始後、電流値測定部79によって随時測定される電
流値と、運転動作開始時に設定した基準電流値に基づく
比較電流値範囲Xとを比較し、測定電流値が比較電流値
範囲Xを超えたとき、集塵装置40の清掃開始条件を示
す指示信号をマイコン制御部71に出力する。マイコン
制御部71は、集塵量判定部80からの指示信号に基づ
き、所定のタイミングで塵埃除去モードを実行する。す
なわち、ヒータ駆動部82を制御してヒータ43に通電
し、ヒータ43を加熱させて集塵電極41に付着した塵
埃を除去する。
作開始後、電流値測定部79によって随時測定される電
流値と、運転動作開始時に設定した基準電流値に基づく
比較電流値範囲Xとを比較し、測定電流値が比較電流値
範囲Xを超えたとき、集塵装置40の清掃開始条件を示
す指示信号をマイコン制御部71に出力する。マイコン
制御部71は、集塵量判定部80からの指示信号に基づ
き、所定のタイミングで塵埃除去モードを実行する。す
なわち、ヒータ駆動部82を制御してヒータ43に通電
し、ヒータ43を加熱させて集塵電極41に付着した塵
埃を除去する。
【0030】なお、警報部83は、例えばLEDやブザ
ー、音声合成回路等によって構成されており、集塵電極
41に付着した塵埃の量が清掃を必要とする量に達した
とき、マイコン制御部71からの指示により、LEDを
点滅又は点灯し、ブザーを鳴動し、若しくは「塵埃除去
モードを実行してください。」等の音声によって、付着
した塵埃の量が清掃を必要とする量に達したことを:使
用者に知らせるようになっている。
ー、音声合成回路等によって構成されており、集塵電極
41に付着した塵埃の量が清掃を必要とする量に達した
とき、マイコン制御部71からの指示により、LEDを
点滅又は点灯し、ブザーを鳴動し、若しくは「塵埃除去
モードを実行してください。」等の音声によって、付着
した塵埃の量が清掃を必要とする量に達したことを:使
用者に知らせるようになっている。
【0031】次に、上記構成の空気調和機の集塵モード
及び塵埃除去モードの動作について説明する。運転キー
72aが押されると、マイコン制御部71は自動運転モ
ードを実行する。すなわち、予め設定された室内温度と
なるように冷暖房駆動系73を制御し、ファン30の回
転速度を強、中、弱のいずれかに切り換えながら制御す
る。このとき、マイコン制御部71は、運転キー72a
が押されると、開閉スイッチ76を閉じて集塵電極41
及び放電電極42に高電圧を印加する。そして、高圧ユ
ニット77の一次側に流れる電流値を電流センサ78を
介して電流値測定部79によって測定し、その測定電流
値を集塵量判定部80に入力する。
及び塵埃除去モードの動作について説明する。運転キー
72aが押されると、マイコン制御部71は自動運転モ
ードを実行する。すなわち、予め設定された室内温度と
なるように冷暖房駆動系73を制御し、ファン30の回
転速度を強、中、弱のいずれかに切り換えながら制御す
る。このとき、マイコン制御部71は、運転キー72a
が押されると、開閉スイッチ76を閉じて集塵電極41
及び放電電極42に高電圧を印加する。そして、高圧ユ
ニット77の一次側に流れる電流値を電流センサ78を
介して電流値測定部79によって測定し、その測定電流
値を集塵量判定部80に入力する。
【0032】集塵量判定部80は、その測定電流値を基
準電流値として、この基準電流値に電流値幅記憶部81
に記憶されている電流値幅を加えた範囲を、比較電流値
範囲Xとして内部に設定する。ここで、空気調和機の運
転動作開始時に電流値測定部79によって測定された電
流値が22mAである場合、比較電流値範囲Xは17m
Aから27mAの範囲に設定される(図5参照)。
準電流値として、この基準電流値に電流値幅記憶部81
に記憶されている電流値幅を加えた範囲を、比較電流値
範囲Xとして内部に設定する。ここで、空気調和機の運
転動作開始時に電流値測定部79によって測定された電
流値が22mAである場合、比較電流値範囲Xは17m
Aから27mAの範囲に設定される(図5参照)。
【0033】この後、空気調和機は自動運転を継続し、
集塵装置40も集塵動作を継続(開閉スイッチ76を閉
じた状態に維持)すると、集塵電極41には、時間とと
もに塵埃が付着する。このとき、付着する塵埃が煙草の
脂のような水分を含んできる塵埃である場合には、集塵
電極41に付着する塵埃の量が増えるに従って、高圧ユ
ニット77の一次側を流れる電流も増加する(図5参
照)。この電流値は、電流値測定部79によって随時測
定され、その測定電流値が集塵量判定部80に随時入力
される。
集塵装置40も集塵動作を継続(開閉スイッチ76を閉
じた状態に維持)すると、集塵電極41には、時間とと
もに塵埃が付着する。このとき、付着する塵埃が煙草の
脂のような水分を含んできる塵埃である場合には、集塵
電極41に付着する塵埃の量が増えるに従って、高圧ユ
ニット77の一次側を流れる電流も増加する(図5参
照)。この電流値は、電流値測定部79によって随時測
定され、その測定電流値が集塵量判定部80に随時入力
される。
【0034】集塵量判定部80では、空気調和機の運転
動作開始時に設定した比較電流値範囲X(17mA〜2
7mA)と、電流値測定部79から随時入力される測定
電流値との比較を行う。そして、図5に示す時刻t1に
おいて測定電流値が比較電流値範囲Xを超えたとき(こ
の場合には、測定電流値が27mAを超えたとき)、集
塵量判定部80は集塵装置40の清掃開始条件を示す指
示信号をマイコン制御部71に出力する。
動作開始時に設定した比較電流値範囲X(17mA〜2
7mA)と、電流値測定部79から随時入力される測定
電流値との比較を行う。そして、図5に示す時刻t1に
おいて測定電流値が比較電流値範囲Xを超えたとき(こ
の場合には、測定電流値が27mAを超えたとき)、集
塵量判定部80は集塵装置40の清掃開始条件を示す指
示信号をマイコン制御部71に出力する。
【0035】マイコン制御部71は、この指示信号に基
づき、例えば運転停止キー72bが押されて冷房運転
(又は暖房運転)を停止した後、所定の時間(例えば3
0分等)経過してから塵埃除去モードを実行する。すな
わち、ヒータ駆動部82を制御してヒータ43に通電
し、ヒータ43を加熱させて集塵電極41に付着した塵
埃を除去(触媒との反応によって二酸化炭素と水に分
解)する。この塵埃除去モードは、例えば18分から2
0分程度実行され、集塵電極41に付着した塵埃を徐々
に分解することによって、分解時の匂いや煙等が発生し
ないようにしている。
づき、例えば運転停止キー72bが押されて冷房運転
(又は暖房運転)を停止した後、所定の時間(例えば3
0分等)経過してから塵埃除去モードを実行する。すな
わち、ヒータ駆動部82を制御してヒータ43に通電
し、ヒータ43を加熱させて集塵電極41に付着した塵
埃を除去(触媒との反応によって二酸化炭素と水に分
解)する。この塵埃除去モードは、例えば18分から2
0分程度実行され、集塵電極41に付着した塵埃を徐々
に分解することによって、分解時の匂いや煙等が発生し
ないようにしている。
【0036】また、マイコン制御部71は、集塵量判定
部80からの指示信号に基づき、警報部83を駆動し
て、LEDを点滅又は点灯し、ブザーを鳴動し、若しく
は「塵埃除去モードを実行してください。」等の音声に
よって、付着した塵埃の量が清掃を必要とする量に達し
たことを使用者に知らせる。
部80からの指示信号に基づき、警報部83を駆動し
て、LEDを点滅又は点灯し、ブザーを鳴動し、若しく
は「塵埃除去モードを実行してください。」等の音声に
よって、付着した塵埃の量が清掃を必要とする量に達し
たことを使用者に知らせる。
【0037】なお、上記実施形態では、集塵量判定部8
0からの指示信号に基づき、運転停止キー72bが押さ
れて冷房運転(又は暖房運転)を停止した後、所定の時
間(例えば30分等)経過してから塵埃除去モードを実
行するように構成しているが、指示信号が入力されたと
き、冷房又は暖房の自動運転を停止し、その時点で塵埃
除去モードを実行するように構成してもよい。すなわ
ち、指示信号に基づいて塵埃除去モードをどのタイミン
グで実行するかは、任意に設定すればよい。ただし、自
動運転途中に、一旦自動運転を停止して塵埃除去モード
を実行し、その後自動運転を継続した場合でも、自動運
転の終了時には再度塵埃除去モードを実行する必要があ
る。そうでないと、運転動作開始時に適正な基準電流値
が測定できないからである。
0からの指示信号に基づき、運転停止キー72bが押さ
れて冷房運転(又は暖房運転)を停止した後、所定の時
間(例えば30分等)経過してから塵埃除去モードを実
行するように構成しているが、指示信号が入力されたと
き、冷房又は暖房の自動運転を停止し、その時点で塵埃
除去モードを実行するように構成してもよい。すなわ
ち、指示信号に基づいて塵埃除去モードをどのタイミン
グで実行するかは、任意に設定すればよい。ただし、自
動運転途中に、一旦自動運転を停止して塵埃除去モード
を実行し、その後自動運転を継続した場合でも、自動運
転の終了時には再度塵埃除去モードを実行する必要があ
る。そうでないと、運転動作開始時に適正な基準電流値
が測定できないからである。
【0038】また、上記実施形態では、運転動作開始時
に高圧ユニット77の一次側を流れる電流値を電流値測
定部79によって測定し、その測定電流値を基準電流値
として、この基準電流値に電流値幅記憶部81に記憶さ
れている電流値幅を加えた範囲を、比較電流値範囲Xと
して集塵量判定部80の内部に設定するように構成して
いるが、この比較電流値範囲X自体を予め電流値記憶部
81に記憶しておいてもよい。この場合、上述した如
く、基準電流値は動作環境によって変化するので、その
変化幅を考慮して、比較電流値範囲Xを若干広めに設定
しておけばよい。
に高圧ユニット77の一次側を流れる電流値を電流値測
定部79によって測定し、その測定電流値を基準電流値
として、この基準電流値に電流値幅記憶部81に記憶さ
れている電流値幅を加えた範囲を、比較電流値範囲Xと
して集塵量判定部80の内部に設定するように構成して
いるが、この比較電流値範囲X自体を予め電流値記憶部
81に記憶しておいてもよい。この場合、上述した如
く、基準電流値は動作環境によって変化するので、その
変化幅を考慮して、比較電流値範囲Xを若干広めに設定
しておけばよい。
【0039】また、上記実施形態では、高圧ユニット7
7の一次側を流れる電流値を電流値測定部79によって
測定することにより、集塵電極41に流れる電流値(す
なわち、高圧ユニット77の二次側を流れる電流値)を
相対的に求める構成としているが、図1中に破線で示す
ように、二次側を流れる電流値(すなわち、集塵電極4
1に流れる電流値)を直接測定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、本発明の電気機器として空気
調和機を例に挙げているが、空気清浄機自体や、据え置
き型の石油、電気又はガスファンヒータなどにも適用可
能である。
7の一次側を流れる電流値を電流値測定部79によって
測定することにより、集塵電極41に流れる電流値(す
なわち、高圧ユニット77の二次側を流れる電流値)を
相対的に求める構成としているが、図1中に破線で示す
ように、二次側を流れる電流値(すなわち、集塵電極4
1に流れる電流値)を直接測定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、本発明の電気機器として空気
調和機を例に挙げているが、空気清浄機自体や、据え置
き型の石油、電気又はガスファンヒータなどにも適用可
能である。
【0040】
【発明の効果】本発明の空気清浄機能を有する電気機器
は、電源に接続される高圧ユニットとこの高圧ユニット
に接続された放電電極及び集塵電極とを具備した集塵装
置を内装し、ファンの回転により吸入した外部空気に含
まれる塵や埃を前記集塵装置によって集塵することによ
り、清浄化した空気を外部に吐出する空気清浄機能を有
する電気機器において、前記高圧ユニットの一次側又は
二次側の電流値を随時測定する電流値測定部と、前記高
圧ユニットの一次側又は二次側の電流値が、前記集塵電
極に付着する塵埃の種類に応じて上昇する場合の電流値
幅と低下する場合の電流値幅とを記憶する電流値幅記憶
部と、基準電流値に前記上昇する場合の電流値幅を上向
きに加えたものを上限にするとともに、基準電流値に前
記低下する場合の電流値幅を下向きに加えたものを下限
にする範囲を比較電流値範囲として内部に設定し、前記
電流値測定部によって測定される電流値が、前記比較電
流値範囲を超えたとき、前記集塵装置の清掃開始条件を
示す指示信号を制御部に出力する集塵量判定部とを備
え、前記集塵量判定部は、運転動作終了時に前記集塵電
極に付着した塵埃を除去する塵埃除去モードが前記制御
部によって実行されることを条件として、運転動作開始
時に前記電流値測定部によって測定された電流値を前記
基準電流値とする構成としている。すなわち、高圧ユニ
ットの一次側又は二次側の電流値に基づいて集塵量を判
定することから、集塵電極に付着している塵埃の量をほ
ぼ正確に判定することができる。また、集塵量判定部か
ら出力される指示信号に基づいて、適切なタイミングで
塵埃除去モードを実行することができる。さらに、電気
機器の運転動作開始時の動作環境に応じて基準電流値を
適正な値に設定できるので、集塵電極の集塵量をより正
確に判定することができる。
は、電源に接続される高圧ユニットとこの高圧ユニット
に接続された放電電極及び集塵電極とを具備した集塵装
置を内装し、ファンの回転により吸入した外部空気に含
まれる塵や埃を前記集塵装置によって集塵することによ
り、清浄化した空気を外部に吐出する空気清浄機能を有
する電気機器において、前記高圧ユニットの一次側又は
二次側の電流値を随時測定する電流値測定部と、前記高
圧ユニットの一次側又は二次側の電流値が、前記集塵電
極に付着する塵埃の種類に応じて上昇する場合の電流値
幅と低下する場合の電流値幅とを記憶する電流値幅記憶
部と、基準電流値に前記上昇する場合の電流値幅を上向
きに加えたものを上限にするとともに、基準電流値に前
記低下する場合の電流値幅を下向きに加えたものを下限
にする範囲を比較電流値範囲として内部に設定し、前記
電流値測定部によって測定される電流値が、前記比較電
流値範囲を超えたとき、前記集塵装置の清掃開始条件を
示す指示信号を制御部に出力する集塵量判定部とを備
え、前記集塵量判定部は、運転動作終了時に前記集塵電
極に付着した塵埃を除去する塵埃除去モードが前記制御
部によって実行されることを条件として、運転動作開始
時に前記電流値測定部によって測定された電流値を前記
基準電流値とする構成としている。すなわち、高圧ユニ
ットの一次側又は二次側の電流値に基づいて集塵量を判
定することから、集塵電極に付着している塵埃の量をほ
ぼ正確に判定することができる。また、集塵量判定部か
ら出力される指示信号に基づいて、適切なタイミングで
塵埃除去モードを実行することができる。さらに、電気
機器の運転動作開始時の動作環境に応じて基準電流値を
適正な値に設定できるので、集塵電極の集塵量をより正
確に判定することができる。
【0041】また、本発明の請求項2記載の空気清浄機
能を有する電気機器によれば、前記制御部は、前記集塵
量判定部からの指示信号に基づき、前記集塵電極に設け
られた加熱部を加熱させて前記塵埃除去モードを実行す
るように構成したので、適切なタイミングでメンテナン
スフリーの塵埃除去モードを実行することができる。
能を有する電気機器によれば、前記制御部は、前記集塵
量判定部からの指示信号に基づき、前記集塵電極に設け
られた加熱部を加熱させて前記塵埃除去モードを実行す
るように構成したので、適切なタイミングでメンテナン
スフリーの塵埃除去モードを実行することができる。
【0042】
【0043】
【図1】本発明の空気清浄機能を有する電気機器の電気
的構成を示すブロック図である。
的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の空気清浄機能を有する電気機器の側面
より見た断面図(端面図)である。
より見た断面図(端面図)である。
【図3】集塵装置の斜視図である。
【図4】集塵装置の集塵原理を説明するための図であ
る。
る。
【図5】空気調和機の運転動作開始時からの電流値測定
部によって測定される電流値の変化を示すグラフであ
る。
部によって測定される電流値の変化を示すグラフであ
る。
【図6】電流値幅記憶部に記憶される電流値幅を設定す
るための実験結果を示すグラフである。
るための実験結果を示すグラフである。
1 ケース本体 20 熱交換器 30 ファン 40 集塵装置 41 集塵電極 42 放電電極 43 ヒータ 71 マイコン制御部 72 キー入力部 73 冷暖房駆動系 74 ファン駆動部 75 整流回路 76 開閉スイッチ 77 高圧ユニット 78 電流センサ 79 電流値測定部 80 集塵量判定部 81 電流値記憶部 82 ヒータ駆動部 83 警報部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F24F 11/02 102 F24F 1/00 371B
Claims (2)
- 【請求項1】 電源に接続される高圧ユニットとこの高
圧ユニットに接続された放電電極及び集塵電極とを具備
した集塵装置を内装し、ファンの回転により吸入した外
部空気に含まれる塵や埃を前記集塵装置によって集塵す
ることにより、清浄化した空気を外部に吐出する空気清
浄機能を有する電気機器において、 前記高圧ユニットの一次側又は二次側の電流値を随時測
定する電流値測定部と、 前記高圧ユニットの一次側又は二次側の電流値が、前記
集塵電極に付着する塵埃の種類に応じて上昇する場合の
電流値幅と低下する場合の電流値幅とを記憶する電流値
幅記憶部と、 基準電流値に前記上昇する場合の電流値幅を上向きに加
えたものを上限にするとともに、基準電流値に前記低下
する場合の電流値幅を下向きに加えたものを下限にする
範囲を比較電流値範囲として内部に設定し、前記電流値
測定部によって測定される電流値が、前記比較電流値範
囲を超えたとき、前記集塵装置の清掃開始条件を示す指
示信号を制御部に出力する集塵量判定部とを備え、 前記集塵量判定部は、運転動作終了時に前記集塵電極に
付着した塵埃を除去する塵埃除去モードが前記制御部に
よって実行されることを条件として、運転動作開始時に
前記電流値測定部によって測定された電流値を前記基準
電流値とすることを特徴とする空気清浄機能を有する電
気機器。 - 【請求項2】 前記制御部は、前記集塵量判定部からの
指示信号に基づき、前記集塵電極に設けられた加熱部を
加熱させて前記塵埃除去モードを実行することを特徴と
する請求項1記載の空気清浄機能を有する電気機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31962697A JP3360585B2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 空気清浄機能を有する電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31962697A JP3360585B2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 空気清浄機能を有する電気機器 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11151454A JPH11151454A (ja) | 1999-06-08 |
| JP3360585B2 true JP3360585B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=18112393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31962697A Expired - Fee Related JP3360585B2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 空気清浄機能を有する電気機器 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3360585B2 (ja) |
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-
1997
- 1997-11-20 JP JP31962697A patent/JP3360585B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11151454A (ja) | 1999-06-08 |
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