JP3366351B2 - フルオロブタジエン誘導体化合物、それを含有する液晶組成物および液晶表示素子 - Google Patents
フルオロブタジエン誘導体化合物、それを含有する液晶組成物および液晶表示素子Info
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Description
導体化合物からなる液晶表示素子用化合物、それを含有
する液晶組成物および液晶表示素子に関する。
近年では測定器、自動車用計器、複写器、カメラ、OA
機器用表示装置、家電製品用表示装置等種々の用途に使
用され始めており、広い動作温度範囲、低動作電圧、高
速応答性、高コントラスト比、広視角、化学的安定性等
の種々の性能要求がなされている。
独の材料ですべて満たす材料はなく、複数の液晶、およ
び非液晶の材料を混合して液晶組成物として要求性能を
満たしている状態である。このため、各種特性のすべて
ではなく、一または二以上の特性に優れた液晶または非
液晶の材料開発が望まれている。
分野においては、その性能向上が望まれており、低電圧
駆動、高精細表示、高コントラスト比、広視角特性、低
温応答特性、広動作温度範囲等が望まれており、これら
はいずれかを向上させると他のいずれかが犠牲になると
いう傾向がある。
動と高速応答、OA機器等においては高精細表示と高速
応答、自動車用表示等においては低温応答または広動作
温度範囲で高速応答というように、その応答速度の向上
が望まれている。
られるが、その一つとして低粘性の液晶組成物の採用が
ある。即ち、液晶組成物の粘性が低下すれば、応答速度
は向上し、低温でも実用的な速度での表示が可能にな
る。また、従来と同じ応答速度でよければ、より低電圧
で駆動できたり、より高いデューティ駆動が可能、即
ち、高精細駆動が可能になる。
会で講演されたようなトランス-p,p'-ジ置換ジフルオロ
スチルベン化合物が提案されている。この化合物は以下
の一般式(3) で表される化学構造を有している。
基、n-アルコキシ基、またはn-アルコキシカルボニル基
を意味する。
素置換されていないスチルベン化合物よりも光に対する
安定性が向上しているものであった。しかし、通常使用
されている一般の液晶化合物に比しては、光に対する安
定性がまだ劣っており、使用環境が限定されたり、紫外
線カットフィルターを併用せざるを得ないことが多かっ
た。
高い液晶材料が望まれていた。
解決すべく、新規な材料を提供するものであり、下記一
般式(1) で表されるフルオロブタジエン誘導体化合物か
らなる液晶表示素子用化合物を提供する。 R1-(A1)m-Y1-A2-CF=CF-CF=CF-A3-Y2-(A4)n-R2 (1) ただし、A1、A2、A3、A4は相互に独立してトランス-1,4
- シクロヘキシレン基、1,4-シクロヘキセニレン基また
は1,4-フェニレン基であり、A1、A2、A3、A4は夫々非置
換であるかまたは置換基として1個もしくは2個以上の
ハロゲン原子および/またはシアノ基を有していてもよ
く、A1、A2、A3、A4中に存在する1個もしくは2個以上
のCH基は窒素原子にされていてもよく、A1、A2、A3、A4
中に存在する1個もしくは2個以上のCH2 基は酸素原子
または硫黄原子にされていてもよい。Y1、Y2は相互に独
立して-C≡C-、-CH2CH2-、-CH=CH- 、-OCH2-、-CH2O-ま
たは単結合を示す。m 、n は相互に独立して 0または 1
を示す。R1、R2は相互に独立して炭素数 2〜10のアルキ
ル基、ハロゲン原子またはシアノ基を示す。R1またはR2
がアルキル基の場合には、炭素−炭素結合間に酸素原子
が挿入されていてもよく、この基に隣接する環がある場
合のこの基と該環との間の炭素−炭素結合間に酸素原子
が挿入されていてもよく、また、その炭素−炭素結合の
一部が二重結合にされていてもよく、また、その基中の
水素原子の一部またはすべてがフッ素原子で置換されて
いてもよい。
る上記のフルオロブタジエン誘導体化合物からなる液晶
表示素子用化合物を提供する。 R1-A2-CF=CF-CF=CF-A3-R2 (2) ただし、A2、A3、R1、R2については、前記と同じものを
示す。また、上記のフルオロブタジエン誘導体化合物か
らなる液晶表示素子用化合物を含有する液晶組成物、お
よび、上記の液晶組成物を電極付の基板間に配した液晶
表示素子を提供する。
あり、かつ、他の液晶または非液晶との相溶性に優れ、
化学的にも安定な、特に光に対して安定な材料である。
下のような化合物がある。その代表的化合物として、環
の数が2個の化合物として以下のような化合物がある。 R1-A2-CF=CF-CF=CF-A3-R2 (2)
には、以下のような化合物がある。なお、以下の説明に
おいては、一般式(2) の化合物に限らず、「-Ph-」は1,
4-フェニレン基を表し、「-Cy-」はトランス-1,4- シク
ロヘキシレン基を表し、「-Ch-」は1,4-シクロヘキセニ
レン基を表す。 R1-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-R2 (2A)
トランス-1,4- シクロヘキシレン基や1,4-シクロヘキセ
ニレン基に置換した化合物として以下のような化合物が
ある。 R1-Cy-CF=CF-CF=CF-Cy-R2 (2B)
原子がフッ素原子に置換されたフェニレン基(以下、
「-PhF- 」で表す)とした化合物として以下のような化
合物がある。 R1-PhF-CF=CF-CF=CF-PhF-R2 (2G)
のような化合物がある。 R1-A1-A2-CF=CF-CF=CF-A3-R2 (4)
には以下のような化合物がある。 R1-Ph-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-R2 (4A)
の間のY1を単結合以外に変更した以下のような化合物も
ある。
のような化合物がある。 R1-A1-A2-CF=CF-CF=CF-A3-A4-R2 (6)
には以下のような化合物がある。 R1-Ph-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-Ph-R2 (6A)
の間のY1、Y2を単結合以外に変更した以下のような化合
物もある。
ス-1,4- シクロヘキシレン基、1,4-シクロヘキセニレン
基の水素原子の一部をハロゲン原子またはシアノ基に置
換してもよく、その一部のCH基を窒素原子に置換しても
よく、また、その一部のCH 2 基を酸素原子または硫黄原
子に置換してもよい。この例として以下のような化合物
もある。
材料または非液晶材料と混合して液晶組成物にすること
により、その液晶組成物を低粘性とすることができ、液
晶表示素子とした場合に高速応答が可能になる。
晶、非液晶に、少なくとも1種を混合することにより液
晶組成物として使用される。
は、例えば以下のようなものがある。なお、以下の式で
のRC、RDはアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、
シアノ基等の基を表す。
り、環構造または末端基の水素原子のハロゲン原子、シ
アノ基、メチル基等への置換、シクロヘキサン環、ベン
ゼン環の他の六員環、五員環等への置換、環の間の結合
基の変更等が可能であり、所望の性能に合わせて種々の
材料が選択使用される。
極付の基板間に配され、ツイストネマチック方式、ゲス
ト・ホスト方式、動的散乱方式、フェーズチェンジ方
式、DAP方式、二周波駆動方式、強誘電性液晶表示方
式等種々のモードで使用できる。
る。プラスチック、ガラス等の基板上に、必要に応じて
SiO2、Al2O3 等のアンダーコート層やカラーフィルター
層を形成し、In2O3-SnO2(ITO)、SnO2等の電極を設
け、パターニングした後、必要に応じてポリイミド、ポ
リアミド、SiO2、Al2O3 等のオーバーコート層を形成
し、配向処理し、これにシール材を印刷し、電極面が相
対向するように配して周辺をシールし、シール材を硬化
して空セルを形成する。
物を注入し、注入口を封止剤で封止して液晶セルを構成
する。この液晶セルに必要に応じて偏光板、カラー偏光
板、光源、カラーフィルター、半透過反射板、反射板、
導光板、紫外線カットフィルター等を積層する、文字・
図形等を印刷する、ノングレア加工する等して液晶表示
素子とする。
的な構成および製法を示したにすぎず、例えば2層電極
を用いた基板、2層の液晶層を形成した2層液晶セル、
TFT、MIM等の能動素子を形成したアクティブマト
リクス基板を用いたアクティブマトリクス素子等、種々
の構成のものが使用できる。
により、高デューティ駆動を行っても、高速応答が期待
できる。このため、近年注目されている高ツイスト角の
スーパーツイスト(STN)型液晶表示素子にも好適で
ある。
次の方法に従って製造される。
してトランス-1,4- シクロヘキシレン基、1,4-シクロヘ
キセニレン基または1,4-フェニレン基であり、A1、A2、
A3、A4は夫々非置換であるかまたは置換基として1個も
しくは2個以上のハロゲン原子および/またはシアノ基
を有していてもよく、A1、A2、A3、A4中に存在する1個
もしくは2個以上のCH基は窒素原子にされていてもよ
く、A1、A2、A3、A4中に存在する1個もしくは2個以上
のCH2 基は酸素原子または硫黄原子にされていてもよ
い。Y1、Y2は相互に独立して-C≡C-、-CH2CH2-、-CH=CH
- 、-OCH2-、-CH2O-または単結合を示す。また、m 、n
は相互に独立して 0または 1を示す。R1、R2は相互に独
立して炭素数 2〜10のアルキル基またはハロゲン原子を
示す。R1またはR2がアルキル基の場合には、炭素−炭素
結合間に酸素原子が挿入されていてもよく、この基に隣
接する環がある場合のこの基と該環との間の炭素−炭素
結合間に酸素原子が挿入されていてもよく、R1またはR2
がアルキル基の場合には、その基中の水素原子の一部ま
たはすべてがフッ素原子で置換されていてもよい。
ブチルリチウムによってリチオ化し、次いで式(9) のク
ロロトリメチルシランと反応させることによって、式(1
0)の1,1,2-トリフルオロ-2- トリメチルシリルエチレン
とする。次に、この化合物(10)を単離することなく、さ
らに式(11)のリチウム化合物と反応させることによっ
て、式(12)のジフルオロエチレン化合物を得る。
ウムと水にて加水分解して、一般式(13)のジフルオロエ
チレン化合物とする。これと同様にして一般式(14)のジ
フルオロエチレン化合物を得る。これらの2つの化合物
(13)、(14)を、n-ブチルリチウムにてリチオ化した後、
シアン化銅(CuCN)を添加し、カップリング反応させるこ
とによって一般式(1) のフルオロブタジエン誘導体化合
物を得ることができる。
1-A2- とR2-(A4)n-Y2-A3- とが同じである、一般式(1)
のフルオロブタジエン誘導体化合物を得るためには、最
終工程にて化合物(13)のみを用いてカップリング反応さ
せればよい。また、R1またはR2がシアノ基である場合の
合成方法は、R1またはR2が臭素原子またはヨウ素原子で
ある一般式(1) の化合物をCuCNと反応させればよい。
参考例(例10〜14)および比較例(例16、例1
7)を挙げて説明する。 例1 [第1ステップ] 冷却管およびガス吹き込み管付きの500ml の三ツ口フラ
スコにテトラヒドロフラン(THF) を 100ml入れ、−100
℃に冷却した。ここにクロロトリフルオロエチレンを1
1.7g(0.1mol) 吹き込んだ。次いで、n-ブチルリチウム
のn-ヘキサン溶液(1.61M) 62.1ml(0.1mol)を30分かけて
滴下した。さらに30分撹拌後、クロロトリメチルシラン
10.9g(0.1mol) を滴下した。
ルヨードベンゼン24.6g(0.1mol) とn-ブチルリチウムの
n-ヘキサン溶液(1.61M) 62.1ml(0.1mol)によって別途合
成した4-n-プロピルフェニルリチウムの THF溶液を−10
0 ℃にて滴下した。さらに 0℃にて 2時間撹拌後、希塩
酸水溶液を加え、有機層を分離した。水層を塩化メチレ
ンで抽出し、有機層を合わせて乾燥後、溶媒を留去し、
(Z)-1,2-ジフルオロ-1-(4-n-プロピルフェニル)-2-トリ
メチルシリルエチレンを19.1g (収率75%)得た。n-C3
H7-Ph-CF=CF-Si(CH3)3
ェニル)-2-トリメチルシリルエチレン19.1g(0.075mol)
を50mlのアセトニトリルに溶解し、フッ化カリウム8.70
g(0.15mol)および水4.05g(0.225mol) を加え、70℃にて
1時間反応させた。冷却後、水 200mlを注ぎ、塩化メチ
レンで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、CaCl2 で
乾燥した。濾過後、溶媒および低沸物を留去し、さらに
減圧蒸留して(E)-1,2-ジフルオロ-1-(4-n-プロピルフェ
ニル) エチレンを11.3g (収率83%)得た。n-C3H7-Ph-
CF=CFH
ェニル) エチレン11.3g(0.062mol) を50mlの THFに溶解
し、−78℃に冷却した。ここにn-ブチルリチウムのn-ヘ
キサン溶液(1.61M) 38.5ml(0.062mol)を30分かけて滴下
した。さらに30分撹拌後、−78℃にてシアン化銅(CuCN)
を2.77g(0.031mol) 添加した。
希アンモニア水溶液を加え、有機層を分離した。水層を
塩化メチレンで抽出し、有機層を合わせて乾燥後、溶媒
を留去し、得られた粗油をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにて精製して、トランス-1,2,3,4- テトラフル
オロ-1,4- ビス( 4-n-プロピルフェニル)-1,3-ブタジエ
ンを3.4g(収率30%)得た。 n-C3H7-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-C3H7(n)
31Hz),-149.0ppm(d,JF-F=131Hz) 、MS:m/e 362
(M+)、IR:1230cm-1(C-F) 。
とができる。 n -C5H11-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-C5H11(n) F -Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-F n -C3H7O-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-OC3H7(n) CH2=CH-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-CH=CH2
ゼンのかわりに4-n-プロピルシクロヘキシルブロミドを
20.5g(0.1mol) 用いる以外は例1と同様に反応を行い、
トランス-1,2,3,4- テトラフルオロ-1,4- ビス( トラン
ス-4-n- プロピルシクロヘキシル)-1,3-ブタジエンを4.
67g (収率25%)得た。 n-C3H7-Cy-CF=CF-CF=CF-Cy-C3H7(n)
とができる。 n -C5H11-Cy-CF=CF-CF=CF-Cy-C5H11(n) F -Cy-CF=CF-CF=CF-Cy-F n -C3H7O-Cy-CF=CF-CF=CF-Cy-OC3H7(n) CH2=CH-Cy-CF=CF-CF=CF-Cy-CH=CH2
ゼンのかわりに4-n-プロピル-1- ヨードシクロヘキセン
を25.0g(0.1mol) 用いる以外は例1と同様に反応を行
い、トランス-1,2,3,4- テトラフルオロ-1,4- ビス(4-n
- プロピルシクロヘキセン-1- イル)-1,3-ブタジエンを
4.44g (収率24%)得た。 n-C3H7-Ch-CF=CF-CF=CF-Ch-C3H7(n)
とができる。 n -C5H11-Ch-CF=CF-CF=CF-Ch-C5H11(n) F -Ch-CF=CF-CF=CF-Ch-F n -C3H7O-Ch-CF=CF-CF=CF-Ch-OC3H7(n) CH2=CH-Ch-CF=CF-CF=CF-Ch-CH=CH2
シルリチウム(0.062mol)から合成した(E)-1,2-ジフルオ
ロ-1-(4-n-プロピルシクロヘキシル)エチレンを併用す
ることを除いて例1と同様に反応を行い、トランス-1,
2,3,4- テトラフルオロ-1-(4-n-プロピルフェニル)-4-
( トランス-4-n- プロピルシクロヘキシル)-1,3-ブタジ
エンを2.94g (収率 8%)得た。 n-C3H7-Ph-CF=CF-CF=CF-Cy-C3H7(n)
とができる。 n -C5H11-Ph-CF=CF-CF=CF-Cy-CH 3 C H2=CH-Ph-CF=CF-CF=CF-Cy-CH=CH 2 F -Ph-CF=CF-CF=CF-Cy-F
ゼンのかわりに1,4-ジブロモベンゼンを23.6g(0.1mol)
用いる以外は例1と同様に反応を行い、トランス-1,2,
3,4- テトラフルオロ-1,4- ビス(2- ブロモフェニル)
ブタジエンを4.80g (収率22%)得た。 Br-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-Br
とができる。 Br-Cy-CF=CF-CF=CF-Cy-Br Br-Ch-CF=CF-CF=CF-Ch-Br
(0.01mol) および無水ジメチルスルホキシド(DMSO)50ml
を入れ、90℃に加熱し溶解させた。次いで、撹拌下、例
5にて得られたトランス-1,2,3,4- テトラフルオロ-1,4
- ビス(4- ブロモフェニル)-1,3-ブタジエン2.18g(0.00
5mol) のDMSO溶液を滴下する。その後さらに 150℃にて
1時間撹拌後、室温まで冷却した。
有機層を飽和食塩水で洗浄し、塩化カルシウムで乾燥し
た。濾過後、溶媒を留去し、得られた固体をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにて精製して、トランス-1,
2,3,4- テトラフルオロ-1,4-ビス(4- シアノフェニル)-
1,3-ブタジエンを1.31g (収率80%)得た。 NC-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-CN
≡N)。
とができる。 NC-Cy-CF=CF-CF=CF-Cy-CN NC-Ch-CF=CF-CF=CF-Ch-CN
ゼンのかわりに4-( トランス-4-n- プロピルシクロヘキ
シル) ヨードベンゼンを32.8g(0.1mol) 用いて反応を行
い、例1と同様にしてトランス-1,2,3,4- テトラフルオ
ロ-1,4- ビス[4-(トランス-4- プロピルシクロヘキシ
ル) フェニル]-1,3-ブタジエンを6.6g(収率25%)得
た。 n-C3H7-Cy-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-Cy-C3H7(n)
とができる。 n-C3H7-Ph-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-Ph-C3H7(n) n-C3H7-Ph-Cy-CF=CF-CF=CF-Cy-Ph-C3H7(n) n-C3H7-Cy-Cy-CF=CF-CF=CF-Cy-Cy-C3H7(n) n-C3H7-Ph-Ch-CF=CF-CF=CF-Ch-Ph-C3H7(n) n-C3H7-Ch-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-Ch-C3H7(n) n-C3H7-Ch-Ch-CF=CF-CF=CF-Ch-Ch-C3H7(n)
にマグネシウム0.13g(0.0055mol)および乾燥THF 10mlを
入れた。次いで、1-ブロモプロパンを数滴加え、さらに
4-メチルフェネチルブロミド1.01g(0.0055mol)を発熱が
続く速度で滴下した。滴下終了後、さらに 1時間還流を
続けた後、室温まで放冷した。
00ml三ツ口フラスコ中に、例5にて得られたトランス-
1,2,3,4- テトラフルオロ-1,4- ビス(4- ブロモフェニ
ル)-1,3-ブタジエン1.09g(0.0025mol)および1,3-ビス(
ジフェニルホスフィノ) プロパンジクロロニッケル [Ni
Cl 2 (dppp)]0.1gを含む乾燥THF 溶液20mlを入れ、この中
に上記溶液を滴下漏斗を用いて滴下した。
水20mlを加えた。さらに20%塩酸20mlを加えて有機層を
分離し、水洗、乾燥後、溶媒を留去した。得られた粗生
成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し
て、トランス-1,2,3,4- テトラフルオロ-1,4- ビス[4-
(4-メチルフェネチル) フェニル])-1,3- ブタジエンを
0.58g (収率45%)得た。 CH3-Ph-CH2CH2-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-CH2CH2-Ph-CH3
ことができる。 CH3-Ph-CH2CH2-Cy-CF=CF-CF=CF-Cy-CH2CH2-Ph-CH3 CH3-Ph-CH2CH2-Ch-CF=CF-CF=CF-Ch-CH2CH2-Ph-CH3 CH3O-Ph-CH2CH2-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-CH2CH2-Ph-OCH3
に1-ブロモ-2-(4-メチルフェニル) エテンを1.08g(0.00
55mol)用いる以外は例10と同様に反応を行い、トラン
ス-1,2,3,4- テトラフルオロ-1,4- ビス[4-(2-p-メチル
フェニルエテニル) フェニル]-1,3-ブタジエンを0.64g
(収率50%)得た。 CH3-Ph-CH=CH-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-CH=CH-Ph-CH3
ことができる。 CH3-Ph-CH=CH-Cy-CF=CF-CF=CF-Cy-CH=CH-Ph-CH3 CH3-Ph-CH=CH-Ch-CF=CF-CF=CF-Ch-CH=CH-Ph-CH3 CH3O-Ph-CH=CH-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-CH=CH-Ph-OCH3
ゼンのかわりに、4-ブロモ-4'-メチルトランを27.1g(0.
1mol) 用いる以外は例1と同様に反応を行い、トランス
-1,2,3,4- テトラフルオロ-1,4- ビス[4-(2-p-トルイル
エチニル) フェニル]-1,3-ブタジエンを5.1g(収率20
%)得た。CH3-Ph-C≡C-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-C ≡C-Ph-C
H3
ことができる。 CH3-Ph-C≡C-Cy-CF=CF-CF=CF-Cy-C ≡C-Ph-CH3 CH3-Ph-C≡C-Ch-CF=CF-CF=CF-Ch-C ≡C-Ph-CH3 CH3O-Ph-C ≡C-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-C ≡C-Ph-OCH3
ゼンのかわりに4-ヨードフェニルテトラヒドロピラニル
エーテルを30.4g(0.1mol) 用いる以外は例1と同様に反
応を行い、最後に酸で処理することによって、トランス
-1,2,3,4- テトラフルオロ-1,4- ビス(4- ヒドロキシフ
ェニル)-1,3-ブタジエンを3.41g (収率22%)得た。
ラフルオロ-1,4- ビス(4- ヒドロキシフェニル)-1,3-ブ
タジエン1.55g(0.005mol) 、炭酸カリウム1.52g および
アセトンを30ml加え、さらに室温下でα- ブロモ-p- キ
シレンを2.79g 滴下した。 4時間還流させた後、冷却
し、濾過後、溶媒を留去し、得られた粗結晶をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにて精製して、トランス-
1,2,3,4- テトラフルオロ-1,4- ビス[4-(4-メチルベン
ジルオキシ) フェニル] ブタジエンを2.28g (収率88
%)得た。 CH3-Ph-CH2O-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-OCH2-Ph-CH3
ことができる。 CH3-Ph-CH2O-Cy-CF=CF-CF=CF-Cy-OCH2-Ph-CH3 CH3-Ph-CH2O-Ch-CF=CF-CF=CF-Ch-OCH2-Ph-CH3 CH3O-Ph-CH2O-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-OCH2-Ph-OCH3
1,4- ビス(4- ヒドロキシフェニル)-1,3-ブタジエン1.5
5g(0.005mol) を20mlの塩化メチレンに溶解し、室温下ピ
リジンを0.87g 加え、 0℃に冷却後、さらにp-トルイル
酸クロリドを1.70g 滴下した。
を加え、濾過後、溶媒を留去して得られた粗結晶をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにて精製して、トラン
ス-1,2,3,4- テトラフルオロ-1,4- ビス[4-(4-メチルベ
ンゾイルオキシ)-1,3-ブタジエンを2.46g (収率90%)
得た。 CH3-Ph-COO-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-OCO-Ph-CH3
=O) 。
ことができる。 CH3-Ph-COO-Cy-CF=CF-CF=CF-Cy-OCO-Ph-CH3 CH3-Ph-COO-Ch-CF=CF-CF=CF-Ch-OCO-Ph-CH3 CH3O-Ph-COO-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-OCO-Ph-OCH3
うな化合物も合成できる。 n-C3H7-Ph-Ph-CF=CF-CF=CF-Cy-Cy-C3H7(n) n-C3H7-Ph-Cy-CF=CF-CF=CF-Ph-Cy-C3H7(n) n-C3H7-Cy-Cy-CF=CF-CF=CF-Ch-Ch-C3H7(n) CH3-Ph-Ch-CF=CF-CF=CF-Ch-Cy-C3H7(n) CH3O-Ph-Ph-CF=CF-CF=CF-Ph-Ch-CH3
例1の化合物を20wt%加えて液晶組成物とした。比較例
として、メルク社製液晶組成物「ZLI-1565」のみの液晶
組成物(例16)およびメルク社製液晶組成物「ZLI-15
65」80wt%にトランス-4,4'-ビス-(n-プロピル) ジフル
オロスチルベンを20wt%加えた液晶組成物(例17)を
作成した。これらを偏光板付きの液晶セルに封入して、
STN型液晶表示素子を作成した。
の表示特性はほぼ同程度であり、例16の素子に比べて
高速応答が得られた。次いで、例15および例17の液
晶表示素子を紫外線カーボンアークランプで 200時間照
射した。照射後、各素子内の液晶組成物を分析した。
は、ほとんど新たな化合物の生成は認められなかった。
一方、例17の液晶組成物の場合には、シス-4,4'-ビス
-(n-プロピル) ジフルオロスチルベンの発生が確認され
た。
は、粘性が低く、液晶組成物として用いることにより、
少量の添加でも応答速度が向上し、低電圧駆動、高デュ
ーティ駆動、広温度域動作等が可能になる。
ロスチルベンタイプの液晶よりも高く、その低粘性の特
徴を充分活かすことができる。
Claims (4)
- 【請求項1】下記一般式(1) で表されるフルオロブタジ
エン誘導体化合物からなる液晶表示素子用化合物。 R1-(A1)m-Y1-A2-CF=CF-CF=CF-A3-Y2-(A4)n-R2 (1) ただし、A1、A2、A3、A4は相互に独立してトランス-1,4
- シクロヘキシレン基、1,4-シクロヘキセニレン基また
は1,4-フェニレン基であり、A1、A2、A3、A4は夫々非置
換であるかまたは置換基として1個もしくは2個以上の
ハロゲン原子および/またはシアノ基を有していてもよ
く、A1、A2、A3、A4中に存在する1個もしくは2個以上
のCH基は窒素原子にされていてもよく、A1、A2、A3、A4
中に存在する1個もしくは2個以上のCH2 基は酸素原子
または硫黄原子にされていてもよい。 Y1、Y2は相互に独立して-C≡C-、-CH2CH2-、-CH=CH- 、
-OCH2-、-CH2O-または単結合を示す。 m 、n は相互に独立して 0または 1を示す。 R1、R2は相互に独立して炭素数 2〜10のアルキル基、ハ
ロゲン原子またはシアノ基を示す。R1またはR2がアルキ
ル基の場合には、炭素−炭素結合間に酸素原子が挿入さ
れていてもよく、この基に隣接する環がある場合のこの
基と該環との間の炭素−炭素結合間に酸素原子が挿入さ
れていてもよく、また、その炭素−炭素結合の一部が二
重結合にされていてもよく、また、その基中の水素原子
の一部またはすべてがフッ素原子で置換されていてもよ
い。 - 【請求項2】下記一般式(2) で表される請求項1記載の
フルオロブタジエン誘導体化合物からなる液晶表示素子
用化合物。 R1-A2-CF=CF-CF=CF-A3-R2 (2) ただし、A2、A3、R1、R2については、前記と同じものを
示す。 - 【請求項3】請求項1または2記載のフルオロブタジエ
ン誘導体化合物からなる液晶表示素子用化合物を含有す
る液晶組成物。 - 【請求項4】請求項3記載の液晶組成物を電極付の基板
間に配した液晶表示素子。
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|---|---|---|---|
| JP21818892A JP3366351B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | フルオロブタジエン誘導体化合物、それを含有する液晶組成物および液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21818892A JP3366351B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | フルオロブタジエン誘導体化合物、それを含有する液晶組成物および液晶表示素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640966A JPH0640966A (ja) | 1994-02-15 |
| JP3366351B2 true JP3366351B2 (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=16715996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21818892A Expired - Lifetime JP3366351B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | フルオロブタジエン誘導体化合物、それを含有する液晶組成物および液晶表示素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3366351B2 (ja) |
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| DE10102630B4 (de) * | 2000-03-07 | 2014-06-26 | Merck Patent Gmbh | Diarylfluorbutadien-Derivate |
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-
1992
- 1992-07-24 JP JP21818892A patent/JP3366351B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (6)
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|---|
| Izv.Akad.Nauk.SSSR,Ser.Khim.,Vol.7(1990)p.1547−p.1549 |
| Teor.Eksp.Khim.,Vol.18,No.6(1982)p.745−p.750 |
| Ukr.Fiz.Zh.(Russ.Ed),VOl.23,No.2(1987)p.337−p.338 |
| Zh.Obshch.Khim.,Vol.38,No.7(1968)p.1500−p.1503 |
| Zh.Org.Khim.,Vol.26,No.7(1990)p.1533−p.1539 |
| Zh.Strukt.Khim.,Vol.13,No.6(1972)p.1065−p.1072 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0640966A (ja) | 1994-02-15 |
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