JP3370574B2 - 画像記録装置およびその制御方法 - Google Patents
画像記録装置およびその制御方法Info
- Publication number
- JP3370574B2 JP3370574B2 JP25858997A JP25858997A JP3370574B2 JP 3370574 B2 JP3370574 B2 JP 3370574B2 JP 25858997 A JP25858997 A JP 25858997A JP 25858997 A JP25858997 A JP 25858997A JP 3370574 B2 JP3370574 B2 JP 3370574B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- electrode
- fine particle
- potential
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、またはプリンタ等の画像記録装置に関し、特に、
インクから生成した微粒子インクを記録媒体上に付着さ
せて所定の画像を記録する画像記録装置およびその制御
方法に関する。
ミリ、またはプリンタ等の画像記録装置に関し、特に、
インクから生成した微粒子インクを記録媒体上に付着さ
せて所定の画像を記録する画像記録装置およびその制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】微粒子インクを用いて印字を行なう装置
として、特開平6−91863号公報に開示された画像
記録装置(静電記録装置)がある。図8は、この画像記
録装置の概略構成を示すブロック図である。
として、特開平6−91863号公報に開示された画像
記録装置(静電記録装置)がある。図8は、この画像記
録装置の概略構成を示すブロック図である。
【0003】図8を参照して、画像記録装置は、記録媒
体26の記録面の裏面に配設される背面電極17と、圧
電素子29を適当な振動数で発振させるための発振回路
ブロック18と、中間電極21の電位を制御するための
印字制御回路ブロック19と、インクを貯留するための
インク溜20およびインクを発振させて霧状インクを生
成するための圧電素子29からなる霧状インク発生装置
23と、霧状インクを誘導するための誘導管22と、中
間電極21と誘導管22とを絶縁するための絶縁体24
と、霧状インクが吐出される吐出孔を有する絶縁板25
とを含む。
体26の記録面の裏面に配設される背面電極17と、圧
電素子29を適当な振動数で発振させるための発振回路
ブロック18と、中間電極21の電位を制御するための
印字制御回路ブロック19と、インクを貯留するための
インク溜20およびインクを発振させて霧状インクを生
成するための圧電素子29からなる霧状インク発生装置
23と、霧状インクを誘導するための誘導管22と、中
間電極21と誘導管22とを絶縁するための絶縁体24
と、霧状インクが吐出される吐出孔を有する絶縁板25
とを含む。
【0004】インクを貯留するインク溜20と圧電素子
29によって霧状にされたインクを中間電極21まで誘
導するための誘導管22とが一体に接続されており、霧
状インク発生装置23を構成している。このとき、誘導
管22の出口は、絶縁体24を介して、中間電極21と
密着して霧状インクが絶縁板25に設けられた印字用の
孔以外から外部に漏れないようにしている。絶縁板25
に設けられた印字用の孔は、2枚の中間電極21によっ
て挟まれている。そして、印字用の孔の周囲を囲むよう
に設けられた誘導管22側の中間電極の電位と、記録媒
体26側の中間電極の電位とを制御することにより、霧
状インクの通過を制御する。そして、記録媒体26を挟
むように背面電極17が設けられる。また、インク溜2
0と誘導管22とは正の電圧でバイアスがかけられてい
る。
29によって霧状にされたインクを中間電極21まで誘
導するための誘導管22とが一体に接続されており、霧
状インク発生装置23を構成している。このとき、誘導
管22の出口は、絶縁体24を介して、中間電極21と
密着して霧状インクが絶縁板25に設けられた印字用の
孔以外から外部に漏れないようにしている。絶縁板25
に設けられた印字用の孔は、2枚の中間電極21によっ
て挟まれている。そして、印字用の孔の周囲を囲むよう
に設けられた誘導管22側の中間電極の電位と、記録媒
体26側の中間電極の電位とを制御することにより、霧
状インクの通過を制御する。そして、記録媒体26を挟
むように背面電極17が設けられる。また、インク溜2
0と誘導管22とは正の電圧でバイアスがかけられてい
る。
【0005】印字開始前に、中間電極21の電位をイン
ク溜20および誘導管22のバイアス電位以上にしてお
く。このときの中間電極21の電位を記録媒体26に近
い方を高くしておき、印字用の孔に入っている霧状イン
クが記録媒体26の方へ行かないようにしておく。そし
て、発振回路ブロック18の制御により、インク溜20
に設けられた圧電素子29を適当な発振数で発振させ、
インク液中に超音波を発生させることによりインクを霧
状に拡散させる。このとき、インク溜20および誘導管
22が正の電位にバイアスされているため、誘導管22
の中には帯電された霧状インクが充満されることにな
る。この状態では、中間電極21の電位がインク溜20
および誘導管22のバイアス電位以上であるため、帯電
された霧状インクは印字用の孔を通過することができな
い。
ク溜20および誘導管22のバイアス電位以上にしてお
く。このときの中間電極21の電位を記録媒体26に近
い方を高くしておき、印字用の孔に入っている霧状イン
クが記録媒体26の方へ行かないようにしておく。そし
て、発振回路ブロック18の制御により、インク溜20
に設けられた圧電素子29を適当な発振数で発振させ、
インク液中に超音波を発生させることによりインクを霧
状に拡散させる。このとき、インク溜20および誘導管
22が正の電位にバイアスされているため、誘導管22
の中には帯電された霧状インクが充満されることにな
る。この状態では、中間電極21の電位がインク溜20
および誘導管22のバイアス電位以上であるため、帯電
された霧状インクは印字用の孔を通過することができな
い。
【0006】次に、十分に霧状インクが充満したところ
で、印字するドットに対応するように印字制御回路ブロ
ック19が中間電極21の電位と背面電極17の電位と
を制御する。すなわち、中間電極21の電位を誘導管2
2のバイアス電位と背面電極17の電位との中間電位と
なるようにし、誘導管22から記録媒体26へ正に帯電
した霧状インクが印字用の孔を通過するように誘導す
る。
で、印字するドットに対応するように印字制御回路ブロ
ック19が中間電極21の電位と背面電極17の電位と
を制御する。すなわち、中間電極21の電位を誘導管2
2のバイアス電位と背面電極17の電位との中間電位と
なるようにし、誘導管22から記録媒体26へ正に帯電
した霧状インクが印字用の孔を通過するように誘導す
る。
【0007】そのときの中間電極21の電位は、記録媒
体26に近い方を低くしておき、印字用の孔の中にある
帯電された霧状インクを記録媒体26の方へ誘導する。
記録媒体26の方へ誘導された霧状インクは、印字用の
孔を通過し、背面電極17に引かれて、その途中にある
記録媒体26に付着する。
体26に近い方を低くしておき、印字用の孔の中にある
帯電された霧状インクを記録媒体26の方へ誘導する。
記録媒体26の方へ誘導された霧状インクは、印字用の
孔を通過し、背面電極17に引かれて、その途中にある
記録媒体26に付着する。
【0008】上述した画像記録装置において、霧状イン
ク通過時の中間電極21近傍の電界分布を計算すると、
図9に示すモデルで表わすことができる。霧状インクが
印字用の孔を通過するときは、中間電極21の電位が背
面電極17の電位より高いため、中間電極21から背面
電極17の向きに電気力線28が引かれ、その方向は印
字用の孔の中心方向に集中する。このとき、帯電した霧
状インクは電気力線に沿って移動するため、記録媒体2
6上に形成されるドット径は印字用の孔径よりも小さく
なる。
ク通過時の中間電極21近傍の電界分布を計算すると、
図9に示すモデルで表わすことができる。霧状インクが
印字用の孔を通過するときは、中間電極21の電位が背
面電極17の電位より高いため、中間電極21から背面
電極17の向きに電気力線28が引かれ、その方向は印
字用の孔の中心方向に集中する。このとき、帯電した霧
状インクは電気力線に沿って移動するため、記録媒体2
6上に形成されるドット径は印字用の孔径よりも小さく
なる。
【0009】実際に、中間電極21のそれぞれの厚さを
18μm、絶縁板25の厚さを25μm、中間電極21
から記録媒体26までのギャップを100μm、記録媒
体の厚さを200μm、中間電極21の電位を0V、背
面電極17の電位を−500V、印字用の孔径を300
μmとした場合、計測された印字ドット径は120μm
であった。
18μm、絶縁板25の厚さを25μm、中間電極21
から記録媒体26までのギャップを100μm、記録媒
体の厚さを200μm、中間電極21の電位を0V、背
面電極17の電位を−500V、印字用の孔径を300
μmとした場合、計測された印字ドット径は120μm
であった。
【0010】また、画像を形成するためには、記録媒体
26の搬送方向と垂直方向に印字可能なドット数分の印
字用の孔を並べる必要があるが、上述したように印字用
の孔径が印字ドット径より大きいため、印字用の孔の列
を複数列で構成しなければならない。すなわち、印字用
の孔が1列であれば、印字されたドット間に空白が生じ
るため、連続した線を描くことができない。その空白を
埋めるために印字用の孔の列を複数列にして、搬送しな
がら順次印字してその空白を補間する必要があるからで
ある。上述した例を用いて説明すると、隣接ドットまで
の距離は、隣接ドットとの重なりを考慮すると80μm
であり、中間電極21の電極の外径を400μmとする
と、隣接する印字用の孔までの距離は、隣接電極間ギャ
ップを含め450μmは必要である。したがって印字用
の孔は少なくとも6列(6×80=480>450)は
必要となる。
26の搬送方向と垂直方向に印字可能なドット数分の印
字用の孔を並べる必要があるが、上述したように印字用
の孔径が印字ドット径より大きいため、印字用の孔の列
を複数列で構成しなければならない。すなわち、印字用
の孔が1列であれば、印字されたドット間に空白が生じ
るため、連続した線を描くことができない。その空白を
埋めるために印字用の孔の列を複数列にして、搬送しな
がら順次印字してその空白を補間する必要があるからで
ある。上述した例を用いて説明すると、隣接ドットまで
の距離は、隣接ドットとの重なりを考慮すると80μm
であり、中間電極21の電極の外径を400μmとする
と、隣接する印字用の孔までの距離は、隣接電極間ギャ
ップを含め450μmは必要である。したがって印字用
の孔は少なくとも6列(6×80=480>450)は
必要となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に印字用の孔の列を複数列で構成しなければならないた
め、この印字用の孔をそれぞれ独立に制御できるように
配線を行なえば、印字ヘッドおよびその配線基板は非常
に大きなものとなり、小型化、低価格化といった点で問
題があった。
に印字用の孔の列を複数列で構成しなければならないた
め、この印字用の孔をそれぞれ独立に制御できるように
配線を行なえば、印字ヘッドおよびその配線基板は非常
に大きなものとなり、小型化、低価格化といった点で問
題があった。
【0012】この問題を解決するために、中間電極をマ
トリックス構造とする方法が提案されている。この方法
によれば、上述した中間電極21の電位を、インク溜2
0および誘導管22のバイアス電位より高く設定するこ
とにより、中間電極21近傍での帯電された微粒子イン
クの吐出を阻止するものである。上述した画像記録装置
を用いて説明すると、微粒子インクを正帯電させた場
合、インク溜20および誘導管22の電位をVb、背面
電位をVrに設定し、中間電極21の記録媒体26に近
い方を上部電極として電圧V1、V2を印加し、中間電
極21の他方を下部電極として電圧V3、V4を印加し
て制御する。そのときの電位の関係は、Vr<V2<V
4<Vb<V3<V1となる。これらの電位によって、
中間電極21をマトリックス駆動した場合、帯電された
微粒子インクの制御は次表に示すとおりとなる。ただ
し、表中の矢印は制御方向を示すものとする。
トリックス構造とする方法が提案されている。この方法
によれば、上述した中間電極21の電位を、インク溜2
0および誘導管22のバイアス電位より高く設定するこ
とにより、中間電極21近傍での帯電された微粒子イン
クの吐出を阻止するものである。上述した画像記録装置
を用いて説明すると、微粒子インクを正帯電させた場
合、インク溜20および誘導管22の電位をVb、背面
電位をVrに設定し、中間電極21の記録媒体26に近
い方を上部電極として電圧V1、V2を印加し、中間電
極21の他方を下部電極として電圧V3、V4を印加し
て制御する。そのときの電位の関係は、Vr<V2<V
4<Vb<V3<V1となる。これらの電位によって、
中間電極21をマトリックス駆動した場合、帯電された
微粒子インクの制御は次表に示すとおりとなる。ただ
し、表中の矢印は制御方向を示すものとする。
【0013】
【表1】
【0014】しかし、実際には中間電極の大きさおよび
インク溜の容量によって、中間電極近傍での電位差(電
界強度)は非常に弱いものとなる。また、中間電極21
と誘導管22との間で制御を行なう必要があるが、帯電
した微粒子インクの熱運動、対流の影響または微粒子イ
ンクの搬送のためにファン等を用いた場合のインクの流
れ等の外乱によって中間電極近傍での電位差のみでは制
御できなくなる場合があり、安定性および信頼性に欠け
るといった問題点がある。
インク溜の容量によって、中間電極近傍での電位差(電
界強度)は非常に弱いものとなる。また、中間電極21
と誘導管22との間で制御を行なう必要があるが、帯電
した微粒子インクの熱運動、対流の影響または微粒子イ
ンクの搬送のためにファン等を用いた場合のインクの流
れ等の外乱によって中間電極近傍での電位差のみでは制
御できなくなる場合があり、安定性および信頼性に欠け
るといった問題点がある。
【0015】また、逆に中間電極21の電位をインク溜
20および誘導管22のバイアス電圧より非常に高く設
定するなどして、微粒子インクの吐出の阻止時の中間電
極21近傍での電界強度を強くすることも考えられる。
しかし、微粒子インクの吐出の阻止時の中間電極21近
傍すなわち印字用の孔近傍に完全に帯電した微粒子イン
クが存在しなくなり、帯電した微粒子インクの通過方向
の制御を行なった場合の微粒子インクの吐出の応答性が
悪く、場合によっては微粒子インクの吐出が全く行なわ
れなくなるという問題点があった。
20および誘導管22のバイアス電圧より非常に高く設
定するなどして、微粒子インクの吐出の阻止時の中間電
極21近傍での電界強度を強くすることも考えられる。
しかし、微粒子インクの吐出の阻止時の中間電極21近
傍すなわち印字用の孔近傍に完全に帯電した微粒子イン
クが存在しなくなり、帯電した微粒子インクの通過方向
の制御を行なった場合の微粒子インクの吐出の応答性が
悪く、場合によっては微粒子インクの吐出が全く行なわ
れなくなるという問題点があった。
【0016】特に、コロナ放電を用いて微粒子インクを
帯電する場合、イオン風の影響を考慮すると帯電部と中
間電極との距離をある程度離しておく必要があり、中間
電極21近傍の電界強度が弱くなるだけでなく、帯電部
へのインクの付着等による帯電部の環境の変化により、
帯電部における放電電位が変化する可能性が高く、帯電
部自体の電位にばらつきが生じることにより帯電インク
の制御ができなくなるという問題点もあった。
帯電する場合、イオン風の影響を考慮すると帯電部と中
間電極との距離をある程度離しておく必要があり、中間
電極21近傍の電界強度が弱くなるだけでなく、帯電部
へのインクの付着等による帯電部の環境の変化により、
帯電部における放電電位が変化する可能性が高く、帯電
部自体の電位にばらつきが生じることにより帯電インク
の制御ができなくなるという問題点もあった。
【0017】また、他の方法として、印字ヘッドの簡素
化を行なう方法も提案されている。記録媒体に近い電極
を上部電極とし、記録媒体に遠い電極を下部電極とする
2層電極からなるアパーチャ電極を用い、上部電極の制
御電位をV1,V2とし、下部電極の制御電位をV3,
V4としたとき、微粒子インクが正帯電している場合に
は、V4<V2≦V3<V1としてマトリックス駆動を
行なうものである。
化を行なう方法も提案されている。記録媒体に近い電極
を上部電極とし、記録媒体に遠い電極を下部電極とする
2層電極からなるアパーチャ電極を用い、上部電極の制
御電位をV1,V2とし、下部電極の制御電位をV3,
V4としたとき、微粒子インクが正帯電している場合に
は、V4<V2≦V3<V1としてマトリックス駆動を
行なうものである。
【0018】この方法によれば、V2=0V,V1=+
200V,V3=0V,V4=−200Vにすることに
より、次表に示すようにマトリックス駆動が可能とな
る。
200V,V3=0V,V4=−200Vにすることに
より、次表に示すようにマトリックス駆動が可能とな
る。
【0019】
【表2】
【0020】しかし、中間電極の上下部電極間のみで微
粒子インクの吐出の阻止および微粒子インクの通過を制
御するため、表1を用いて説明した制御方法の問題点は
解決されるが、次表に示すように駆動条件により微粒子
インクの通過を阻止するときの中間電極間の電位差(電
界強度)に差ができることになる。
粒子インクの吐出の阻止および微粒子インクの通過を制
御するため、表1を用いて説明した制御方法の問題点は
解決されるが、次表に示すように駆動条件により微粒子
インクの通過を阻止するときの中間電極間の電位差(電
界強度)に差ができることになる。
【0021】
【表3】
【0022】これは、微粒子インクの通過の阻止時の上
下部電極間の電位差の最小値が、中間電極に印加可能な
上下部電極間の電位差の最大値の半分であり、背面電極
の印加電圧(吸引力)によってはインクの漏れが発生す
る。特に気中(中間電極と記録媒体の間)に微粒子イン
クが存在する場合の印字品位に大きな影響を及ぼす。こ
の問題は、背面電極の吸引力を下げることにより解消で
きるが、この場合印字濃度が落ちるかまたは印字速度が
遅くなるという問題点が発生する。
下部電極間の電位差の最小値が、中間電極に印加可能な
上下部電極間の電位差の最大値の半分であり、背面電極
の印加電圧(吸引力)によってはインクの漏れが発生す
る。特に気中(中間電極と記録媒体の間)に微粒子イン
クが存在する場合の印字品位に大きな影響を及ぼす。こ
の問題は、背面電極の吸引力を下げることにより解消で
きるが、この場合印字濃度が落ちるかまたは印字速度が
遅くなるという問題点が発生する。
【0023】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、請求項1記載の発明の目的は、印字
濃度または印字時間を悪化させることなく、帯電インク
の吐出の阻止条件を向上することが可能な画像記録装置
を提供することである。
されたものであり、請求項1記載の発明の目的は、印字
濃度または印字時間を悪化させることなく、帯電インク
の吐出の阻止条件を向上することが可能な画像記録装置
を提供することである。
【0024】請求項2記載の発明の目的は、中間電極に
形成される電界強度を安定することができ、低い印加電
圧で中間電極に強い電界強度を形成することが可能な画
像記録装置を提供することである。
形成される電界強度を安定することができ、低い印加電
圧で中間電極に強い電界強度を形成することが可能な画
像記録装置を提供することである。
【0025】
【0026】請求項3記載の発明の目的は、請求項1ま
たは2記載の発明の目的に加えて、中間電極より高電圧
のかかる背面電極の駆動回路数を減らすことができ、駆
動回路の簡素化が可能な画像記録装置を提供することで
ある。
たは2記載の発明の目的に加えて、中間電極より高電圧
のかかる背面電極の駆動回路数を減らすことができ、駆
動回路の簡素化が可能な画像記録装置を提供することで
ある。
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】請求項4記載の発明の目的は、請求項1〜
3記載の発明の目的に加えて、中間電極に付着した微粒
子インクによって記録媒体が汚れることを防止すること
が可能な画像記録装置を提供することである。
3記載の発明の目的に加えて、中間電極に付着した微粒
子インクによって記録媒体が汚れることを防止すること
が可能な画像記録装置を提供することである。
【0034】請求項5〜7記載の発明の目的は、請求項
1〜4記載の発明の目的に加えて、非常に微小な粒子の
インクを生成することができ、印字品質を向上すること
が可能な画像記録装置を提供することである。請求項8
記載の発明の目的は、印字濃度または印字時間を悪化さ
せることなく、帯電インクの吐出の阻止条件を向上する
ことが可能な画像記録装置の制御方法を提供することで
ある。 請求項9記載の発明の目的は、請求項8記載の発
明の目的に加えて、中間電極に付着した微粒子インクに
よって記録媒体が汚れることを防止することが可能な画
像記録装置の制御方法を提供することである。
1〜4記載の発明の目的に加えて、非常に微小な粒子の
インクを生成することができ、印字品質を向上すること
が可能な画像記録装置を提供することである。請求項8
記載の発明の目的は、印字濃度または印字時間を悪化さ
せることなく、帯電インクの吐出の阻止条件を向上する
ことが可能な画像記録装置の制御方法を提供することで
ある。 請求項9記載の発明の目的は、請求項8記載の発
明の目的に加えて、中間電極に付着した微粒子インクに
よって記録媒体が汚れることを防止することが可能な画
像記録装置の制御方法を提供することである。
【0035】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像記録
装置は、インクから微粒子インクを生成するための生成
手段と、生成手段によって生成された微粒子インクを貯
留し、微粒子インクが吐出される吐出孔を有する貯留手
段と、生成手段によって生成された微粒子インクを帯電
するための帯電手段と、吐出孔に配置され、ライン状に
形成された複数の中間電極と、中間電極と直交する方向
に延びて形成されたライン状の複数の背面電極と、中間
電極の電位を制御するための中間電極駆動回路部と、背
面電極の電位を制御するための背面電極駆動回路部と、
記録する画像に基づいて中間電極駆動回路部および背面
電極駆動回路部をマトリックス制御するための制御手段
とを含み、制御手段は、インクの吐出を行なう背面電極
の特定の1つのラインに対し、帯電された微粒子インク
を吐出させる方向の電位を印加するとともに、背面電極
の特定の1つのライン以外の全てのラインに対しては帯
電された微粒子インクの吐出を阻止する方向の電位を印
加し、特定の1つのラインにおいて、吐出を行なう吐出
孔に配置された中間電極に対しては帯電された微粒子イ
ンクを吐出させる方向の電位を印加するとともに、吐出
を行なわない吐出孔に配置された中間電極に対しては帯
電された微粒子インクの吐出を阻止する方向の電位を印
加する。
装置は、インクから微粒子インクを生成するための生成
手段と、生成手段によって生成された微粒子インクを貯
留し、微粒子インクが吐出される吐出孔を有する貯留手
段と、生成手段によって生成された微粒子インクを帯電
するための帯電手段と、吐出孔に配置され、ライン状に
形成された複数の中間電極と、中間電極と直交する方向
に延びて形成されたライン状の複数の背面電極と、中間
電極の電位を制御するための中間電極駆動回路部と、背
面電極の電位を制御するための背面電極駆動回路部と、
記録する画像に基づいて中間電極駆動回路部および背面
電極駆動回路部をマトリックス制御するための制御手段
とを含み、制御手段は、インクの吐出を行なう背面電極
の特定の1つのラインに対し、帯電された微粒子インク
を吐出させる方向の電位を印加するとともに、背面電極
の特定の1つのライン以外の全てのラインに対しては帯
電された微粒子インクの吐出を阻止する方向の電位を印
加し、特定の1つのラインにおいて、吐出を行なう吐出
孔に配置された中間電極に対しては帯電された微粒子イ
ンクを吐出させる方向の電位を印加するとともに、吐出
を行なわない吐出孔に配置された中間電極に対しては帯
電された微粒子インクの吐出を阻止する方向の電位を印
加する。
【0036】請求項2記載の画像記録装置は、請求項1
記載の画像記録装置であって、複数の中間電極は、少な
くとも2層からなり、そのうち少なくとも1層が共通電
極である。
記載の画像記録装置であって、複数の中間電極は、少な
くとも2層からなり、そのうち少なくとも1層が共通電
極である。
【0037】
【0038】請求項3に記載の画像記録装置は、請求項
1または2記載の画像記録装置であって、背面電極は記
録媒体の搬送方向に対して直交方向に長尺なライン電極
からなる。
1または2記載の画像記録装置であって、背面電極は記
録媒体の搬送方向に対して直交方向に長尺なライン電極
からなる。
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】請求項4記載の画像記録装置は、請求項1
〜3のいずれかに記載の画像記録装置であって、制御手
段は背面電極の特定の1つのラインに対する吐出制御の
後、他の特定の1つのラインに対する吐出制御を行なう
前に、全ての中間電極に帯電された微粒子の吐出を阻止
する方向の電位を印加する。
〜3のいずれかに記載の画像記録装置であって、制御手
段は背面電極の特定の1つのラインに対する吐出制御の
後、他の特定の1つのラインに対する吐出制御を行なう
前に、全ての中間電極に帯電された微粒子の吐出を阻止
する方向の電位を印加する。
【0046】請求項5記載の画像記録装置は、請求項1
〜4のいずれかに記載の画像記録装置であって、生成手
段はインクを加熱するための加熱手段と、加熱手段の加
熱によって気化したインクを冷却し、微粒子インクを生
成するための冷却手段とを含む。
〜4のいずれかに記載の画像記録装置であって、生成手
段はインクを加熱するための加熱手段と、加熱手段の加
熱によって気化したインクを冷却し、微粒子インクを生
成するための冷却手段とを含む。
【0047】請求項6記載の画像記録装置は、請求項1
〜4のいずれかに記載の画像記録装置であって、生成手
段は液相のインクを振動子または空気流によって霧化
し、微粒子インクを生成する。
〜4のいずれかに記載の画像記録装置であって、生成手
段は液相のインクを振動子または空気流によって霧化
し、微粒子インクを生成する。
【0048】請求項7記載の画像記録装置は、請求項1
〜4のいずれかに記載の画像記録装置であって、生成手
段は固相のインクを加熱して液化させるための加熱手段
と、液化されたインクを振動子または空気流によって霧
化し、微粒子インクを生成するための霧化手段とを含
む。請求項8に記載の画像記録装置の制御方法は、イン
クから微粒子インクを生成するための生成手段と、生成
手段によって生成された微粒子インクを貯留し、微粒子
インクが吐出される吐出孔を有する貯留手段と、生成手
段によって生成された微粒子インクを帯電するための帯
電手段と、吐出孔に配置され、ライン状に形成された複
数の中間電極と、中間電極と直交する方向に延びて形成
されたライン状の複数の背面電極と、中間電極の電位を
制御するための中間電極駆動回路部と、背面電極の電位
を制御するための背面電極駆動回路部と、記録する画像
に基づいて中間電極駆動回路部および背面電極駆動回路
部をマトリックス制御するための制御手段とを含んだ画
像記録装置の制御方法であって、制御手段が、インクの
吐出を行なう背面電極の特定の1つのラインに対し、帯
電された微粒子インクを吐出させる方向の電位を印加す
るとともに、背面電極の特定の1つのライン以外の全て
のラインに対しては帯電された微粒子インクの吐出を阻
止する方向の電位を印加するステップと、制御手段が、
特定の1つのラインにおいて、吐出を行なう吐出孔に配
置された中間電極に対しては帯電された微粒子インクを
吐出させる方向の電位を印加するとともに、吐出を行な
わない吐出孔に配置された中間電極に対しては帯電され
た微粒子インクの吐出を阻止する方向の電位を印加する
ステップとを含む。 請求項9記載の画像記録装置の制御
方法は、請求項8記載の画像記録装置の制御方法であっ
て、さらに制御手段が、背面電極の特定の1つのライン
に対する吐出制御の後、他の特定の1つのラインに対す
る吐出制御を行なう前に、全ての中間電極に帯電された
微粒子の吐出を阻止する方向の電位を印加するステップ
を含む。
〜4のいずれかに記載の画像記録装置であって、生成手
段は固相のインクを加熱して液化させるための加熱手段
と、液化されたインクを振動子または空気流によって霧
化し、微粒子インクを生成するための霧化手段とを含
む。請求項8に記載の画像記録装置の制御方法は、イン
クから微粒子インクを生成するための生成手段と、生成
手段によって生成された微粒子インクを貯留し、微粒子
インクが吐出される吐出孔を有する貯留手段と、生成手
段によって生成された微粒子インクを帯電するための帯
電手段と、吐出孔に配置され、ライン状に形成された複
数の中間電極と、中間電極と直交する方向に延びて形成
されたライン状の複数の背面電極と、中間電極の電位を
制御するための中間電極駆動回路部と、背面電極の電位
を制御するための背面電極駆動回路部と、記録する画像
に基づいて中間電極駆動回路部および背面電極駆動回路
部をマトリックス制御するための制御手段とを含んだ画
像記録装置の制御方法であって、制御手段が、インクの
吐出を行なう背面電極の特定の1つのラインに対し、帯
電された微粒子インクを吐出させる方向の電位を印加す
るとともに、背面電極の特定の1つのライン以外の全て
のラインに対しては帯電された微粒子インクの吐出を阻
止する方向の電位を印加するステップと、制御手段が、
特定の1つのラインにおいて、吐出を行なう吐出孔に配
置された中間電極に対しては帯電された微粒子インクを
吐出させる方向の電位を印加するとともに、吐出を行な
わない吐出孔に配置された中間電極に対しては帯電され
た微粒子インクの吐出を阻止する方向の電位を印加する
ステップとを含む。 請求項9記載の画像記録装置の制御
方法は、請求項8記載の画像記録装置の制御方法であっ
て、さらに制御手段が、背面電極の特定の1つのライン
に対する吐出制御の後、他の特定の1つのラインに対す
る吐出制御を行なう前に、全ての中間電極に帯電された
微粒子の吐出を阻止する方向の電位を印加するステップ
を含む。
【0049】
[実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態1におけ
る画像記録装置の概略構成を示す図である。画像記録装
置は、印字ヘッド1と、記録媒体RMの記録面の裏面に
配設された複数の背面電極5と、印字ヘッド1に配設さ
れた複数の中間電極4の電位を制御するための中間電極
駆動回路部6と、背面電極5の電位を制御するための背
面電極駆動回路部12とを含む。
る画像記録装置の概略構成を示す図である。画像記録装
置は、印字ヘッド1と、記録媒体RMの記録面の裏面に
配設された複数の背面電極5と、印字ヘッド1に配設さ
れた複数の中間電極4の電位を制御するための中間電極
駆動回路部6と、背面電極5の電位を制御するための背
面電極駆動回路部12とを含む。
【0050】また、印字ヘッド1は、インクIpを加熱
する電気ヒータ7を有する加熱装置2と、加熱装置2に
よって加熱されて気化したインクIpgを帯電するため
の帯電電極3と、印字ヘッド1の吐出孔に配設される複
数の中間電極4と、印字ヘッド1の上部に設けられ吐出
孔を有する絶縁板8とを含む。
する電気ヒータ7を有する加熱装置2と、加熱装置2に
よって加熱されて気化したインクIpgを帯電するため
の帯電電極3と、印字ヘッド1の吐出孔に配設される複
数の中間電極4と、印字ヘッド1の上部に設けられ吐出
孔を有する絶縁板8とを含む。
【0051】印字ヘッド1の内部には、粉体インクIp
が蓄えられている。インクIpは、印字ヘッド1の下部
に設けられた加熱装置2によって加熱され、加熱装置2
によって加熱されて気化したインクIpgが帯電電極3
によって帯電される。この帯電電極3は、50〜80μ
mのワイヤ電極で構成される。
が蓄えられている。インクIpは、印字ヘッド1の下部
に設けられた加熱装置2によって加熱され、加熱装置2
によって加熱されて気化したインクIpgが帯電電極3
によって帯電される。この帯電電極3は、50〜80μ
mのワイヤ電極で構成される。
【0052】印字ヘッド1の上部には、気化したインク
Ipgが冷却されることによって生成される微粒子イン
クIpsを吐出するためのφ300μmの吐出孔が設け
られている。さらに、その吐出孔の周囲を囲むように内
径φ300μmの中間電極4が設けられている。
Ipgが冷却されることによって生成される微粒子イン
クIpsを吐出するためのφ300μmの吐出孔が設け
られている。さらに、その吐出孔の周囲を囲むように内
径φ300μmの中間電極4が設けられている。
【0053】図2は、背面電極5、中間電極4および絶
縁板8に設けられた吐出孔の断面を示す図である。背面
電極5は、記録媒体RMの搬送方向に対して垂直方向に
電極間のピッチが1200μm、電極の幅が600μm
の複数のライン電極で構成されている。背面電極5に対
向する位置に、300μmのギャップを設けて中間電極
4が備えられている。中間電極4は、図3に示すよう
に、厚さ25μmの絶縁板8上に背面電極5と交差する
方向にピッチ640μm、電極の幅440μm、厚さ1
8μmのライン電極で構成されている。吐出孔は、背面
電極5と中間電極4との交差する位置に設けられてお
り、記録媒体RMの搬送方向に対して垂直方向に80μ
m、水平方向に1200μmの間隔で8行の吐出孔が印
字幅分だけ設けられている。
縁板8に設けられた吐出孔の断面を示す図である。背面
電極5は、記録媒体RMの搬送方向に対して垂直方向に
電極間のピッチが1200μm、電極の幅が600μm
の複数のライン電極で構成されている。背面電極5に対
向する位置に、300μmのギャップを設けて中間電極
4が備えられている。中間電極4は、図3に示すよう
に、厚さ25μmの絶縁板8上に背面電極5と交差する
方向にピッチ640μm、電極の幅440μm、厚さ1
8μmのライン電極で構成されている。吐出孔は、背面
電極5と中間電極4との交差する位置に設けられてお
り、記録媒体RMの搬送方向に対して垂直方向に80μ
m、水平方向に1200μmの間隔で8行の吐出孔が印
字幅分だけ設けられている。
【0054】中間電極4の電位は、中間電極駆動回路部
6によって制御され、背面電極5の電位は背面電極駆動
回路部12によって制御される。この中間電極駆動回路
部6および背面電極駆動回路部12の制御は、印字すべ
き画像データ信号に同期して行なわれる。
6によって制御され、背面電極5の電位は背面電極駆動
回路部12によって制御される。この中間電極駆動回路
部6および背面電極駆動回路部12の制御は、印字すべ
き画像データ信号に同期して行なわれる。
【0055】インクの色材として、有色のインクを用い
る場合、イエローでは、アントライソチヤアゾール系、
キノフタロン系、ピラゾロナゾ系、ピリドンアゾ系、ス
チリル系等が用いられる。また、マゼンタでは、アント
ラキノン系、ジシアノイミダゾール系、チアジアゾール
アゾ系、トリシアノビニル系等が用いられる。またシア
ンでは、アゾ系、アントラキノン系、ナフトキノン系、
インドアニリン系等が用いられる。
る場合、イエローでは、アントライソチヤアゾール系、
キノフタロン系、ピラゾロナゾ系、ピリドンアゾ系、ス
チリル系等が用いられる。また、マゼンタでは、アント
ラキノン系、ジシアノイミダゾール系、チアジアゾール
アゾ系、トリシアノビニル系等が用いられる。またシア
ンでは、アゾ系、アントラキノン系、ナフトキノン系、
インドアニリン系等が用いられる。
【0056】印字時には、インクIpが加熱装置2によ
って200℃に加熱され、気化したインクIpgが発生
する。帯電電極3に+5kVの電圧を印加することによ
り、接地されている加熱装置2の方向にコロナ放電が起
こり、気化したインクIpgは正帯電する。正帯電した
気体のインクIpgは、印字ヘッド1内で冷却されて、
微粒子インクIpsとなる。そして、背面電極5と中間
電極4とに所定の電圧を印加することにより、微粒子イ
ンクIpsの吐出孔からの吐出が制御される。
って200℃に加熱され、気化したインクIpgが発生
する。帯電電極3に+5kVの電圧を印加することによ
り、接地されている加熱装置2の方向にコロナ放電が起
こり、気化したインクIpgは正帯電する。正帯電した
気体のインクIpgは、印字ヘッド1内で冷却されて、
微粒子インクIpsとなる。そして、背面電極5と中間
電極4とに所定の電圧を印加することにより、微粒子イ
ンクIpsの吐出孔からの吐出が制御される。
【0057】次に、微粒子インクIpsの吐出制御につ
いて説明する。中間電極駆動回路部6と背面電極駆動回
路部12とは、印字すべき画像データの電気信号に応答
して中間電極4の電位と背面電極5の電位とを制御す
る。この制御は、8本の背面電極5に対応して、時系列
に8分割して制御を行なう。
いて説明する。中間電極駆動回路部6と背面電極駆動回
路部12とは、印字すべき画像データの電気信号に応答
して中間電極4の電位と背面電極5の電位とを制御す
る。この制御は、8本の背面電極5に対応して、時系列
に8分割して制御を行なう。
【0058】まず、印字前には、背面電極5のすべての
電極の電位を+500Vとし、中間電極4のすべての電
極の電位を+400Vとする。このときに、印字ヘッド
1の周囲電位はほぼ0Vであるため、印字ヘッド1の周
囲と中間電極4との間に微粒子インクIpsの吐出を阻
止する電界が生じ、かつ背面電極5も微粒子インクIp
sの吐出を阻止する電界を生ずるため、微粒子インクI
psの吐出は行なわれない。
電極の電位を+500Vとし、中間電極4のすべての電
極の電位を+400Vとする。このときに、印字ヘッド
1の周囲電位はほぼ0Vであるため、印字ヘッド1の周
囲と中間電極4との間に微粒子インクIpsの吐出を阻
止する電界が生じ、かつ背面電極5も微粒子インクIp
sの吐出を阻止する電界を生ずるため、微粒子インクI
psの吐出は行なわれない。
【0059】印字時には、まず背面電極5の1行目の電
位を−500Vとし、他の行の電位を+500Vとする
とともに、中間電極4の列の中で背面電極5の1行目に
対応するドットに対して、印字を行なう中間電極4の列
の電位を0Vとし、印字を行なわない中間電極4の列の
電位を+400Vとする。これにより、背面電極5の1
行目の印字を行なうドットに対応する吐出孔には、背面
電極5により微粒子インクが吐出する方向に電界が発生
し、微粒子インクIpsが吐出される。また、背面電極
5の1行目の印字を行なわないドットに対応する吐出孔
には、中間電極4と印字ヘッド1との間に+400Vの
電位差が生じ、正帯電している微粒子インクIpsに対
して、吐出孔からの吐出を阻止する方向に電界が発生
し、微粒子インクIpsの吐出を阻止する。
位を−500Vとし、他の行の電位を+500Vとする
とともに、中間電極4の列の中で背面電極5の1行目に
対応するドットに対して、印字を行なう中間電極4の列
の電位を0Vとし、印字を行なわない中間電極4の列の
電位を+400Vとする。これにより、背面電極5の1
行目の印字を行なうドットに対応する吐出孔には、背面
電極5により微粒子インクが吐出する方向に電界が発生
し、微粒子インクIpsが吐出される。また、背面電極
5の1行目の印字を行なわないドットに対応する吐出孔
には、中間電極4と印字ヘッド1との間に+400Vの
電位差が生じ、正帯電している微粒子インクIpsに対
して、吐出孔からの吐出を阻止する方向に電界が発生
し、微粒子インクIpsの吐出を阻止する。
【0060】背面電極5の1行目に対応する印字を行な
う際には、1行目以外の行の吐出孔には、背面電極5に
より微粒子インクの吐出を阻止する方向に電界を形成す
るため、中間電極4の電位にかかわらず微粒子インクI
psの吐出は行なわれない。
う際には、1行目以外の行の吐出孔には、背面電極5に
より微粒子インクの吐出を阻止する方向に電界を形成す
るため、中間電極4の電位にかかわらず微粒子インクI
psの吐出は行なわれない。
【0061】背面電極5の1行目の印字が終了すると、
中間電極4の全電極の電位を+400Vにし、所定時間
経過後に背面電極5の2行目の電位を−500Vとし、
他の行の電位を+500Vにするとともに、中間電極4
の列の中で背面電極5の2行目に対応するドットに対し
て、印字を行なう中間電極4の列の電位を0Vとし、印
字を行なわない中間電極4の列の電位を+400Vとす
る。この処理を順次繰返し、背面電極5の8行目までの
制御を行なうことにより、記録媒体RMの搬送方向に対
して垂直方向の全ドットについて印字を行なうことがで
きる。そして、記録媒体RMを80μm搬送した後に、
再度背面電極5の1行目から順次印字制御を行なうこと
により、所定の画像を記録することができる。
中間電極4の全電極の電位を+400Vにし、所定時間
経過後に背面電極5の2行目の電位を−500Vとし、
他の行の電位を+500Vにするとともに、中間電極4
の列の中で背面電極5の2行目に対応するドットに対し
て、印字を行なう中間電極4の列の電位を0Vとし、印
字を行なわない中間電極4の列の電位を+400Vとす
る。この処理を順次繰返し、背面電極5の8行目までの
制御を行なうことにより、記録媒体RMの搬送方向に対
して垂直方向の全ドットについて印字を行なうことがで
きる。そして、記録媒体RMを80μm搬送した後に、
再度背面電極5の1行目から順次印字制御を行なうこと
により、所定の画像を記録することができる。
【0062】背面電極5と中間電極4との印加電圧によ
る印字の有無を次表に示す。
る印字の有無を次表に示す。
【0063】
【表4】
【0064】背面電極5が微粒子インクIpsの吐出の
阻止条件の場合、中間電極4の条件によらず微粒子イン
クIpsが吐出されて印字が行なわれることはない。し
たがって、背面電極5が微粒子インクIpsの吐出条件
であるときに、中間電極4が微粒子インクIpsの吐出
の阻止条件の場合の微粒子インクIpsの漏れに注意す
ればよい。
阻止条件の場合、中間電極4の条件によらず微粒子イン
クIpsが吐出されて印字が行なわれることはない。し
たがって、背面電極5が微粒子インクIpsの吐出条件
であるときに、中間電極4が微粒子インクIpsの吐出
の阻止条件の場合の微粒子インクIpsの漏れに注意す
ればよい。
【0065】以上説明したように、本実施の形態におけ
る画像記録装置によれば、帯電インクの吐出を背面電極
5と中間電極4とによる電界の力によって制御すること
により、印字濃度または印字時間を悪化させることな
く、帯電インクの吐出の阻止条件を向上させることが可
能となった。
る画像記録装置によれば、帯電インクの吐出を背面電極
5と中間電極4とによる電界の力によって制御すること
により、印字濃度または印字時間を悪化させることな
く、帯電インクの吐出の阻止条件を向上させることが可
能となった。
【0066】また、複数のライン電極からなる背面電極
5と、背面電極5と交差する複数のライン電極からなる
中間電極4とによってマトリックス駆動することによ
り、画像記録装置の構成および制御を簡素化することが
可能となった。
5と、背面電極5と交差する複数のライン電極からなる
中間電極4とによってマトリックス駆動することによ
り、画像記録装置の構成および制御を簡素化することが
可能となった。
【0067】また、背面電極5を記録媒体RMの搬送方
向に対して直交方向に長尺なライン電極とすることによ
り、中間電極4より高電圧のかかる背面電極5の駆動回
路数を減らすことができ、駆動回路の簡素化が可能とな
った。
向に対して直交方向に長尺なライン電極とすることによ
り、中間電極4より高電圧のかかる背面電極5の駆動回
路数を減らすことができ、駆動回路の簡素化が可能とな
った。
【0068】また、背面電極5によって微粒子インクの
吐出を阻止する電界と、微粒子インクを記録媒体RMに
吸引する電界とを形成することにより、微粒子インクの
吐出時の外乱による影響を軽減し、微粒子インクの漏れ
を解消することが可能となった。特に、微粒子インクの
吐出を阻止する電界を形成するために背面電極5に印加
される電位の絶対値を、微粒子インクの吐出を阻止する
電界を形成するために中間電極4に印加される電位の絶
対値以上にすることにより、微粒子インクの吐出の阻止
条件を向上させることが可能となった。さらには、背面
電極5による微粒子インクの吐出を阻止する電界強度の
絶対値を、背面電極5による微粒子インクが記録媒体R
Mに吸引される電界強度の絶対値以下にすることによ
り、背面電極5の駆動回路の簡素化が可能となった。
吐出を阻止する電界と、微粒子インクを記録媒体RMに
吸引する電界とを形成することにより、微粒子インクの
吐出時の外乱による影響を軽減し、微粒子インクの漏れ
を解消することが可能となった。特に、微粒子インクの
吐出を阻止する電界を形成するために背面電極5に印加
される電位の絶対値を、微粒子インクの吐出を阻止する
電界を形成するために中間電極4に印加される電位の絶
対値以上にすることにより、微粒子インクの吐出の阻止
条件を向上させることが可能となった。さらには、背面
電極5による微粒子インクの吐出を阻止する電界強度の
絶対値を、背面電極5による微粒子インクが記録媒体R
Mに吸引される電界強度の絶対値以下にすることによ
り、背面電極5の駆動回路の簡素化が可能となった。
【0069】また、中間電極4によって微粒子インクの
吐出を阻止する電界と、微粒子インクの記録媒体RMへ
の吸引を補助する電界とを形成することにより、吐出時
の吐出方向の電界強度を強くすることができ、印字濃度
および印字時間の向上が可能となった。特に、微粒子イ
ンクを記録媒体RMに吸引する電界を形成するために背
面電極5に印加される電位の絶対値を、微粒子インクの
記録媒体RMへの吸引を補助する電界を形成するために
中間電極4に印加される電位の絶対値以上とすることに
より、中間電極4への微粒子インクの付着を軽減するこ
とが可能となった。さらには、背面電極5による微粒子
インクを記録媒体RMに吸引する電界強度の絶対値を、
中間電極4による微粒子インクの記録媒体RMへの吸引
を補助する電界強度の絶対値以上にすることにより、よ
り一層微粒子インクの付着の軽減が図れ、微粒子インク
の吐出条件を向上させることが可能となった。
吐出を阻止する電界と、微粒子インクの記録媒体RMへ
の吸引を補助する電界とを形成することにより、吐出時
の吐出方向の電界強度を強くすることができ、印字濃度
および印字時間の向上が可能となった。特に、微粒子イ
ンクを記録媒体RMに吸引する電界を形成するために背
面電極5に印加される電位の絶対値を、微粒子インクの
記録媒体RMへの吸引を補助する電界を形成するために
中間電極4に印加される電位の絶対値以上とすることに
より、中間電極4への微粒子インクの付着を軽減するこ
とが可能となった。さらには、背面電極5による微粒子
インクを記録媒体RMに吸引する電界強度の絶対値を、
中間電極4による微粒子インクの記録媒体RMへの吸引
を補助する電界強度の絶対値以上にすることにより、よ
り一層微粒子インクの付着の軽減が図れ、微粒子インク
の吐出条件を向上させることが可能となった。
【0070】また、背面電極5の電位を切換える前に、
所定時間吐出孔からの微粒子インクの吐出を阻止するよ
うにすべての中間電極4に電界を形成することにより、
中間電極4を通過して記録媒体RMに付着寸前の微粒子
インクが、中間電極4の記録媒体RMの記録面に対向す
る面に付着してしまい、記録媒体RMへの中間電極4の
接触等による記録媒体RMの汚れの問題を解消すること
が可能となった。
所定時間吐出孔からの微粒子インクの吐出を阻止するよ
うにすべての中間電極4に電界を形成することにより、
中間電極4を通過して記録媒体RMに付着寸前の微粒子
インクが、中間電極4の記録媒体RMの記録面に対向す
る面に付着してしまい、記録媒体RMへの中間電極4の
接触等による記録媒体RMの汚れの問題を解消すること
が可能となった。
【0071】以上の説明では、背面電極5の1行の印字
ごとに、中間電極4の電位を一旦すべて+400Vにし
ているが、印字行に対応する背面電極5の電位を+50
0Vにした後、背面電極5の次に印刷する行に対応する
各ドットに対して、印字を行なう中間電極4の列の電位
を0Vにし、印字を行なわない中間電極4の列の電位を
+400Vにする。そして、背面電極5の次に印刷を行
なう行の電位を−500Vにする制御を行なってもよ
い。これによって、背面電極5の1行の印刷に要する時
間を短縮することができ、印字時間の短縮を図ることが
できる。しかし、前行で印刷を行なった吐出孔のうち次
行で印字を行なわない吐出孔では、中間電極4を通過し
て記録媒体RMに付着する寸前の微粒子インクが、背面
電極5の微粒子インクIpsの吐出を阻止する方向の電
界によって中間電極4の記録媒体RMの記録面に対向す
る面に付着してしまい、記録媒体RMへの中間電極4の
接触等により、記録媒体RMの記録面が汚れるという問
題が生ずる可能性がある。
ごとに、中間電極4の電位を一旦すべて+400Vにし
ているが、印字行に対応する背面電極5の電位を+50
0Vにした後、背面電極5の次に印刷する行に対応する
各ドットに対して、印字を行なう中間電極4の列の電位
を0Vにし、印字を行なわない中間電極4の列の電位を
+400Vにする。そして、背面電極5の次に印刷を行
なう行の電位を−500Vにする制御を行なってもよ
い。これによって、背面電極5の1行の印刷に要する時
間を短縮することができ、印字時間の短縮を図ることが
できる。しかし、前行で印刷を行なった吐出孔のうち次
行で印字を行なわない吐出孔では、中間電極4を通過し
て記録媒体RMに付着する寸前の微粒子インクが、背面
電極5の微粒子インクIpsの吐出を阻止する方向の電
界によって中間電極4の記録媒体RMの記録面に対向す
る面に付着してしまい、記録媒体RMへの中間電極4の
接触等により、記録媒体RMの記録面が汚れるという問
題が生ずる可能性がある。
【0072】また、背面電極5を記録媒体RMの搬送方
向に対して直交方向に長尺なライン電極とし、中間電極
4を背面電極5と交差する方向に長尺なライン電極とし
て説明したが、中間電極4を記録媒体の搬送方向に対し
て直交方向の長尺なライン電極とし、背面電極5を中間
電極4と交差する方向に長尺なライン電極としてもよ
い。ただし、背面電極のライン数が増加するため、印字
ヘッド1の小型化が難しくなる。すなわち、背面電極5
の印加電圧は、中間電極4の印加電圧より大きいので、
背面電極5の駆動回路が大きくなり、背面電極5の幅と
ピッチとを上述した数値より大きくする必要があるから
である。
向に対して直交方向に長尺なライン電極とし、中間電極
4を背面電極5と交差する方向に長尺なライン電極とし
て説明したが、中間電極4を記録媒体の搬送方向に対し
て直交方向の長尺なライン電極とし、背面電極5を中間
電極4と交差する方向に長尺なライン電極としてもよ
い。ただし、背面電極のライン数が増加するため、印字
ヘッド1の小型化が難しくなる。すなわち、背面電極5
の印加電圧は、中間電極4の印加電圧より大きいので、
背面電極5の駆動回路が大きくなり、背面電極5の幅と
ピッチとを上述した数値より大きくする必要があるから
である。
【0073】また、背面電極5と中間電極4との印加電
圧の範囲は、各々の制御電圧を隣接電極間においてリー
クしない範囲、すなわち隣接電極間の電位差が隣接電極
間の空間における絶縁破壊強度を超えない範囲とする必
要がある。たとえば、隣接背面電極5間の距離を600
μmとし、空気の絶縁破壊強度を3MV/mとすると、
1800V(600×10-6×3×106 )以下であ
り、隣接中間電極4間の距離を200μmとすると60
0V(200×10-6×3×106 )以下である。ま
た、背面電極5と中間電極4との間の空間の絶縁破壊強
度を超えない範囲は、背面電極5と中間電極4とのギャ
ップを300μmとすると、6000V(300×10
-6×20×106 )以下にする必要がある。
圧の範囲は、各々の制御電圧を隣接電極間においてリー
クしない範囲、すなわち隣接電極間の電位差が隣接電極
間の空間における絶縁破壊強度を超えない範囲とする必
要がある。たとえば、隣接背面電極5間の距離を600
μmとし、空気の絶縁破壊強度を3MV/mとすると、
1800V(600×10-6×3×106 )以下であ
り、隣接中間電極4間の距離を200μmとすると60
0V(200×10-6×3×106 )以下である。ま
た、背面電極5と中間電極4との間の空間の絶縁破壊強
度を超えない範囲は、背面電極5と中間電極4とのギャ
ップを300μmとすると、6000V(300×10
-6×20×106 )以下にする必要がある。
【0074】また、本実施の形態においては、インクI
pとして常温で粉体のインクを用いたが、常温で液体の
インクを用いてもよい。この場合、加熱に要する時間お
よび熱エネルギが少なくて済むという利点はあるが、常
温で粉体のインクを用いた場合に比べ、微粒子化したと
きの凝集による粒径の増加が大きく、吐出孔における目
詰まりや印字品質の低下といった問題が発生する場合が
ある。
pとして常温で粉体のインクを用いたが、常温で液体の
インクを用いてもよい。この場合、加熱に要する時間お
よび熱エネルギが少なくて済むという利点はあるが、常
温で粉体のインクを用いた場合に比べ、微粒子化したと
きの凝集による粒径の増加が大きく、吐出孔における目
詰まりや印字品質の低下といった問題が発生する場合が
ある。
【0075】また、中間電極4の表面に絶縁体の被膜を
設けてもよい。この場合、帯電した微粒子インクが被膜
に付着することにより、この付着したインクの電荷によ
り他の帯電インクの付着を抑制することができ、吐出孔
におけるインクの目詰まりを減少させることができる。
さらには、隣接電極間の絶縁破壊強度を向上することが
でき、隣接電極間の電位差をより高く設定することもで
きる。ただし、吐出孔に付着したインクの電荷によっ
て、逆に吐出孔近傍における帯電インクの通過を妨げる
可能性もあり、その対策として被膜に少量の導電体物質
を混ぜる方法も考えられる。この被膜の材料としては、
一般にフッ素系の材料が用いられる。
設けてもよい。この場合、帯電した微粒子インクが被膜
に付着することにより、この付着したインクの電荷によ
り他の帯電インクの付着を抑制することができ、吐出孔
におけるインクの目詰まりを減少させることができる。
さらには、隣接電極間の絶縁破壊強度を向上することが
でき、隣接電極間の電位差をより高く設定することもで
きる。ただし、吐出孔に付着したインクの電荷によっ
て、逆に吐出孔近傍における帯電インクの通過を妨げる
可能性もあり、その対策として被膜に少量の導電体物質
を混ぜる方法も考えられる。この被膜の材料としては、
一般にフッ素系の材料が用いられる。
【0076】[実施の形態2]図4は、本発明の実施の
形態2における画像記録装置の概略構成を示すブロック
図である。画像記録装置は、印字ヘッド1と、記録媒体
RMの記録面の裏面に配設された複数の背面電極5と、
印字ヘッド1の吐出孔に配設された複数の2層からなる
中間電極4の電位を制御するための中間電極駆動回路部
6と、背面電極5の電位を制御するための背面電極駆動
回路部12とを含む。
形態2における画像記録装置の概略構成を示すブロック
図である。画像記録装置は、印字ヘッド1と、記録媒体
RMの記録面の裏面に配設された複数の背面電極5と、
印字ヘッド1の吐出孔に配設された複数の2層からなる
中間電極4の電位を制御するための中間電極駆動回路部
6と、背面電極5の電位を制御するための背面電極駆動
回路部12とを含む。
【0077】印字ヘッド1は、インクIpを加熱するた
めの電気ヒータ7を有する加熱装置2と、印字ヘッド1
の吐出孔に設けられた上部電極4aと下部電極4bとか
らなる複数の中間電極4と、印字ヘッド1の上部に配置
された吐出孔を有する絶縁板8と、インクIpを振動さ
せるための振動子9と、振動子9の振動によって微粒子
化した微粒子インクIpsを帯電するための帯電電極1
0と、対向電極11とを含む。
めの電気ヒータ7を有する加熱装置2と、印字ヘッド1
の吐出孔に設けられた上部電極4aと下部電極4bとか
らなる複数の中間電極4と、印字ヘッド1の上部に配置
された吐出孔を有する絶縁板8と、インクIpを振動さ
せるための振動子9と、振動子9の振動によって微粒子
化した微粒子インクIpsを帯電するための帯電電極1
0と、対向電極11とを含む。
【0078】印字ヘッド1の内部には、粉体インクIp
が蓄えられている。粉体インクIpは、印字ヘッド1に
設けられた加熱装置2によって加熱され、液化する。振
動子9は、液化したインクを超音波加振することによ
り、霧状の微粒子インクIpsが発生する。そして、微
粒子インクIpsが帯電電極10によって帯電される。
印字ヘッド1の上部には、微粒子インクIpsを吐出す
るための吐出孔としてφ300μmの孔を有する絶縁板
8が設けられており、その吐出孔の周囲を囲むように内
径φ300μmの中間電極4が設けられている。
が蓄えられている。粉体インクIpは、印字ヘッド1に
設けられた加熱装置2によって加熱され、液化する。振
動子9は、液化したインクを超音波加振することによ
り、霧状の微粒子インクIpsが発生する。そして、微
粒子インクIpsが帯電電極10によって帯電される。
印字ヘッド1の上部には、微粒子インクIpsを吐出す
るための吐出孔としてφ300μmの孔を有する絶縁板
8が設けられており、その吐出孔の周囲を囲むように内
径φ300μmの中間電極4が設けられている。
【0079】図5は、背面電極5、絶縁板8に設けられ
た吐出孔および中間電極4の断面を示す図である。背面
電極5は、記録媒体RMの搬送方向に対して垂直方向に
電極間のピッチ1200μm、電極の幅600μmのラ
イン電極で構成されている。背面電極5に対向する位置
には、300μmのギャップをあけて中間電極4が設け
られる。中間電極4は、厚さ25μmの絶縁板8を挟ん
で、背面電極5に近い方に上部電極4aが、背面電極5
に遠い方に下部電極4bが設けられる。上部電極4a
は、背面電極5と交差する方向にピッチ640μm、電
極の幅440μm、厚さ18μmからなるライン電極で
構成される。また、下部電極4bは、全吐出孔の共通電
極として全面に厚さ18μmで配設されている。
た吐出孔および中間電極4の断面を示す図である。背面
電極5は、記録媒体RMの搬送方向に対して垂直方向に
電極間のピッチ1200μm、電極の幅600μmのラ
イン電極で構成されている。背面電極5に対向する位置
には、300μmのギャップをあけて中間電極4が設け
られる。中間電極4は、厚さ25μmの絶縁板8を挟ん
で、背面電極5に近い方に上部電極4aが、背面電極5
に遠い方に下部電極4bが設けられる。上部電極4a
は、背面電極5と交差する方向にピッチ640μm、電
極の幅440μm、厚さ18μmからなるライン電極で
構成される。また、下部電極4bは、全吐出孔の共通電
極として全面に厚さ18μmで配設されている。
【0080】吐出孔は、背面電極5と上部電極4aの交
差する位置に、記録媒体RMの搬送方向に対して水平方
向に80μm、水平方向に1200μmの間隔で8行分
の孔が対応する印字幅分だけ設けられている。
差する位置に、記録媒体RMの搬送方向に対して水平方
向に80μm、水平方向に1200μmの間隔で8行分
の孔が対応する印字幅分だけ設けられている。
【0081】中間電極駆動回路部6および背面電極駆動
回路部12は、印字すべき画像データ信号に同期して、
それぞれ中間電極4および背面電極5の電位を制御す
る。
回路部12は、印字すべき画像データ信号に同期して、
それぞれ中間電極4および背面電極5の電位を制御す
る。
【0082】インクの色材は、実施の形態1で説明した
ものと同様であるので、詳細な説明は繰返さない。
ものと同様であるので、詳細な説明は繰返さない。
【0083】印刷時に、加熱装置2が粉体インクIpを
120℃に加熱して液化させる。液化したインクは、振
動子9によって超音波加振され、霧状の微粒子インクI
psとなる。帯電電極10に−3kVの電圧が印加され
ることにより、対向電極11の方向にコロナ放電が起こ
り、微粒子インクIpsは負帯電される。そして、背面
電極5と中間電極4とに所定の電圧を印加することによ
り、負帯電した微粒子インクIpsの記録媒体RMへの
吐出を制御する。
120℃に加熱して液化させる。液化したインクは、振
動子9によって超音波加振され、霧状の微粒子インクI
psとなる。帯電電極10に−3kVの電圧が印加され
ることにより、対向電極11の方向にコロナ放電が起こ
り、微粒子インクIpsは負帯電される。そして、背面
電極5と中間電極4とに所定の電圧を印加することによ
り、負帯電した微粒子インクIpsの記録媒体RMへの
吐出を制御する。
【0084】次に、微粒子インクの吐出制御について説
明する。吐出制御は、背面電極駆動回路部12と中間電
極駆動回路部6とが、記録すべき画像データの電気信号
に応答して、背面電極5の電位と中間電極4の電位とを
制御することによって行なわれる。このとき、8行の背
面電極5に対応して、8分割して時系列に制御を行な
う。
明する。吐出制御は、背面電極駆動回路部12と中間電
極駆動回路部6とが、記録すべき画像データの電気信号
に応答して、背面電極5の電位と中間電極4の電位とを
制御することによって行なわれる。このとき、8行の背
面電極5に対応して、8分割して時系列に制御を行な
う。
【0085】印字前には、背面電極5のすべての電極の
電位を−400Vとし、中間電極4の上部電極4aのす
べての電極の電位を−400Vとする。このとき、中間
電極4の下部電極4bは、共通接地電極として常に0V
に保持されている。したがって、上部電極4aと下部電
極4bとの間には、微粒子インクIpsの吐出を阻止す
る方向に電界が生じる。また、背面電極5においても微
粒子インクIpsの吐出を阻止する方向に電界が生じる
ため、微粒子インクIpsの吐出は行なわれない。
電位を−400Vとし、中間電極4の上部電極4aのす
べての電極の電位を−400Vとする。このとき、中間
電極4の下部電極4bは、共通接地電極として常に0V
に保持されている。したがって、上部電極4aと下部電
極4bとの間には、微粒子インクIpsの吐出を阻止す
る方向に電界が生じる。また、背面電極5においても微
粒子インクIpsの吐出を阻止する方向に電界が生じる
ため、微粒子インクIpsの吐出は行なわれない。
【0086】印字時には、まず背面電極5の1行目の電
位を+500Vとし、背面電極5の他の行の電位を−4
00Vとする。そして、上部電極4aの列の背面電極5
の1行目に対応する各ドットに対して、印字を行なう列
の上部電極4aの電位を+200Vとし、印字を行なわ
ない列の上部電極4aの電位を−400Vとする。これ
により、背面電極5の1行目の印字を行なう吐出孔に
は、背面電極5と中間電極4とによる吐出方向の電界の
力により、微粒子インクIpsが吐出される。
位を+500Vとし、背面電極5の他の行の電位を−4
00Vとする。そして、上部電極4aの列の背面電極5
の1行目に対応する各ドットに対して、印字を行なう列
の上部電極4aの電位を+200Vとし、印字を行なわ
ない列の上部電極4aの電位を−400Vとする。これ
により、背面電極5の1行目の印字を行なう吐出孔に
は、背面電極5と中間電極4とによる吐出方向の電界の
力により、微粒子インクIpsが吐出される。
【0087】また、背面電極5の1行目の印字を行なわ
ない吐出孔には、上部電極4aと下部電極4bとの間に
−400Vの電位差が生じ、負帯電している微粒子イン
クIpsに対して、吐出を阻止する方向に電界が生じ、
微粒子インクIpsの吐出を阻止する。
ない吐出孔には、上部電極4aと下部電極4bとの間に
−400Vの電位差が生じ、負帯電している微粒子イン
クIpsに対して、吐出を阻止する方向に電界が生じ、
微粒子インクIpsの吐出を阻止する。
【0088】背面電極5の1行目以外の行の吐出孔に
は、背面電極5によって微粒子インクIpsの吐出を阻
止する方向に電界が形成されているため、中間電極4の
電位にかかわらず微粒子インクIpsの吐出は行なわれ
ない。1行目の印字が終了すると、中間電極4の上部電
極4aの全電極の電位を所定時間−400Vにし、その
後、背面電極5の2行目の電位を+500Vとし、背面
電極5の他の行の電位を−400Vとする。そして、上
部電極4aの列の背面電極5の2行目に対応する各ドッ
トに対して、印字を行なう列の上部電極4aの電位を+
200Vとし、印字を行なわない列の上部電極4aの電
位を−400Vとする。以上説明した処理を順次繰返
し、背面電極5の8行目までの制御を行なうことによ
り、記録媒体RMの搬送方向に対して垂直方向の全ドッ
トについて印字を行なうことができる。そして、記録媒
体RMを80μm搬送した後、再度背面電極5の1行目
から順次上述した処理を繰返すことによって、所定の画
像を記録することができる。
は、背面電極5によって微粒子インクIpsの吐出を阻
止する方向に電界が形成されているため、中間電極4の
電位にかかわらず微粒子インクIpsの吐出は行なわれ
ない。1行目の印字が終了すると、中間電極4の上部電
極4aの全電極の電位を所定時間−400Vにし、その
後、背面電極5の2行目の電位を+500Vとし、背面
電極5の他の行の電位を−400Vとする。そして、上
部電極4aの列の背面電極5の2行目に対応する各ドッ
トに対して、印字を行なう列の上部電極4aの電位を+
200Vとし、印字を行なわない列の上部電極4aの電
位を−400Vとする。以上説明した処理を順次繰返
し、背面電極5の8行目までの制御を行なうことによ
り、記録媒体RMの搬送方向に対して垂直方向の全ドッ
トについて印字を行なうことができる。そして、記録媒
体RMを80μm搬送した後、再度背面電極5の1行目
から順次上述した処理を繰返すことによって、所定の画
像を記録することができる。
【0089】背面電極5と中間電極4との印加電圧によ
る印字の有無を次表に示す。
る印字の有無を次表に示す。
【0090】
【表5】
【0091】背面電極5が微粒子インクIpsの吐出の
阻止条件の場合、中間電極4の条件によらず微粒子イン
クIpsが吐出されないため、印字を行なうことはな
い。したがって、背面電極5が微粒子インクIpsの吐
出条件である場合に、中間電極4が微粒子インクIps
の吐出の阻止条件の場合における微粒子インクIpsの
漏れに注意すればよい。
阻止条件の場合、中間電極4の条件によらず微粒子イン
クIpsが吐出されないため、印字を行なうことはな
い。したがって、背面電極5が微粒子インクIpsの吐
出条件である場合に、中間電極4が微粒子インクIps
の吐出の阻止条件の場合における微粒子インクIpsの
漏れに注意すればよい。
【0092】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、実施の形態1における効果に加えて、微粒子イン
クIpsの吐出時に中間電極4の上部電極4aと下部電
極4bとの間に+200Vの電位差を与えることによ
り、負帯電した微粒子インクIpsの吐出を補助する電
界を形成し、これにより吐出条件の向上を図ることがで
きる。また、中間電極4の下部電極4bを共通接地電極
とし、基準の電位を形成しているため、中間電極4の電
界を安定させることができ、低い印加電圧で強い電界強
度を構成することができる。
ては、実施の形態1における効果に加えて、微粒子イン
クIpsの吐出時に中間電極4の上部電極4aと下部電
極4bとの間に+200Vの電位差を与えることによ
り、負帯電した微粒子インクIpsの吐出を補助する電
界を形成し、これにより吐出条件の向上を図ることがで
きる。また、中間電極4の下部電極4bを共通接地電極
とし、基準の電位を形成しているため、中間電極4の電
界を安定させることができ、低い印加電圧で強い電界強
度を構成することができる。
【0093】また、帯電した微粒子インクIpsが、下
部電極4bに付着しても、すぐに除電されるため、付着
インクによる吐出制御への影響を解消することができ
る。
部電極4bに付着しても、すぐに除電されるため、付着
インクによる吐出制御への影響を解消することができ
る。
【0094】上述した説明においては、駆動回路の構成
を簡略化するために、下部電極4bを共通接地電極とし
たが、0V以外の電位を与えてもよい。たとえば、下部
電極4bの電位を0Vより大きくすることにより、微粒
子インクIpsの吐出条件が向上し、下部電極4bの電
位を0V未満にすれば微粒子インクIpsの吐出の阻止
条件を向上することができる。また、逆に上部電極を共
通電極とし、下部電極と背面電極とによってマトリック
ス駆動を行なってもよい。また、中間電極および背面電
極の印加電圧は、実施の形態1において説明したよう
に、絶縁破壊強度以下であれば本実施の形態において説
明した数値に限定されない。
を簡略化するために、下部電極4bを共通接地電極とし
たが、0V以外の電位を与えてもよい。たとえば、下部
電極4bの電位を0Vより大きくすることにより、微粒
子インクIpsの吐出条件が向上し、下部電極4bの電
位を0V未満にすれば微粒子インクIpsの吐出の阻止
条件を向上することができる。また、逆に上部電極を共
通電極とし、下部電極と背面電極とによってマトリック
ス駆動を行なってもよい。また、中間電極および背面電
極の印加電圧は、実施の形態1において説明したよう
に、絶縁破壊強度以下であれば本実施の形態において説
明した数値に限定されない。
【0095】しかし、微粒子インクIpsの吐出時にお
ける中間電極4の吐出方向の電位差を大きくすれば、中
間電極4に捕集される微粒子インクIpsが多くなり、
中間電極4に付着した微粒子インクIpsにより吐出孔
の目詰まりが発生する可能性がある。このため、少なく
とも背面電極5の微粒子インクIpsの吐出時における
電位の絶対値より低くすることが好ましく、より好まし
くは、中間電極4が形成する微粒子インクIpsの吐出
方向の電界強度が、背面電極5が形成する微粒子インク
Ipsの吐出方向の電界強度以下であれば、微粒子イン
クIpsを効率よく記録媒体RM方向に吐出することが
できる。
ける中間電極4の吐出方向の電位差を大きくすれば、中
間電極4に捕集される微粒子インクIpsが多くなり、
中間電極4に付着した微粒子インクIpsにより吐出孔
の目詰まりが発生する可能性がある。このため、少なく
とも背面電極5の微粒子インクIpsの吐出時における
電位の絶対値より低くすることが好ましく、より好まし
くは、中間電極4が形成する微粒子インクIpsの吐出
方向の電界強度が、背面電極5が形成する微粒子インク
Ipsの吐出方向の電界強度以下であれば、微粒子イン
クIpsを効率よく記録媒体RM方向に吐出することが
できる。
【0096】また、背面電極5の微粒子インクIpsの
吐出の阻止時の印加電圧は、帯電した微粒子インクIp
sの漏れが発生しなければ0Vであっても構わない。こ
の場合、背面電極5の駆動回路を簡略化することができ
るが、微粒子インクIpsに対する阻止電界がないた
め、外乱による微粒子インクIpsの漏れの発生等によ
り安定性に問題が生ずる。逆に、微粒子インクIpsの
吐出の阻止時の印加電圧を大きくすれば、安定性は向上
するが、背面電極5の駆動電圧が大きいために、駆動回
路を簡略化することができない。このため、背面電極5
の微粒子インクIpsの吐出の阻止時の印加電圧の絶対
値を少なくとも微粒子インクIpsの吐出時の印加電圧
の絶対値より小さい値、すなわち背面電極5の微粒子イ
ンクIpsの吐出の阻止時の電界の絶対値が、微粒子イ
ンクIpsの吐出時の電界の絶対値以下であることが望
ましく、より好ましくは、中間電極4の微粒子インクI
psの吐出の阻止時の印加電圧の絶対値以上であれば、
微粒子インクIpsの阻止時に吐出方向の電界が発生せ
ず、安定した微粒子インクIpsの吐出の阻止を行なう
ことが可能となる。
吐出の阻止時の印加電圧は、帯電した微粒子インクIp
sの漏れが発生しなければ0Vであっても構わない。こ
の場合、背面電極5の駆動回路を簡略化することができ
るが、微粒子インクIpsに対する阻止電界がないた
め、外乱による微粒子インクIpsの漏れの発生等によ
り安定性に問題が生ずる。逆に、微粒子インクIpsの
吐出の阻止時の印加電圧を大きくすれば、安定性は向上
するが、背面電極5の駆動電圧が大きいために、駆動回
路を簡略化することができない。このため、背面電極5
の微粒子インクIpsの吐出の阻止時の印加電圧の絶対
値を少なくとも微粒子インクIpsの吐出時の印加電圧
の絶対値より小さい値、すなわち背面電極5の微粒子イ
ンクIpsの吐出の阻止時の電界の絶対値が、微粒子イ
ンクIpsの吐出時の電界の絶対値以下であることが望
ましく、より好ましくは、中間電極4の微粒子インクI
psの吐出の阻止時の印加電圧の絶対値以上であれば、
微粒子インクIpsの阻止時に吐出方向の電界が発生せ
ず、安定した微粒子インクIpsの吐出の阻止を行なう
ことが可能となる。
【0097】本実施の形態においては、吐出孔の形状と
して丸孔を用いたが、多角形であっても構わない。ま
た、図6に示すように、吐出孔をスリット形状にしても
よい。吐出孔をスリット形状にした場合に、中間電極4
を簡素化、小型化できるが、隣接ドットへの影響が大き
く制御性が悪化する。
して丸孔を用いたが、多角形であっても構わない。ま
た、図6に示すように、吐出孔をスリット形状にしても
よい。吐出孔をスリット形状にした場合に、中間電極4
を簡素化、小型化できるが、隣接ドットへの影響が大き
く制御性が悪化する。
【0098】また、本実施の形態においては、背面電極
5をライン電極としたが、図7に示すように、吐出孔に
対応した数の針電極13を設け、この針電極13を時分
割制御してもよい。この場合、隣接針電極13の影響を
軽減することができ、かつ印字ドット径を小さくするこ
ともできる。ただし、針電極13の電界強度は、対応す
る背面電極の面積が大きいほど強くなるため、針電極で
の制御電界はライン電極に比べて制御性が悪化するとと
もに、針電極13の構成も複雑となる。
5をライン電極としたが、図7に示すように、吐出孔に
対応した数の針電極13を設け、この針電極13を時分
割制御してもよい。この場合、隣接針電極13の影響を
軽減することができ、かつ印字ドット径を小さくするこ
ともできる。ただし、針電極13の電界強度は、対応す
る背面電極の面積が大きいほど強くなるため、針電極で
の制御電界はライン電極に比べて制御性が悪化するとと
もに、針電極13の構成も複雑となる。
【0099】また、液体インクを霧状にする方法におい
ては、空気流を用いる方法または遠心力を用いる方法
等、液体インクを霧状にできるものであれば振動子に限
定されるものではない。また、上述した実施の形態にお
いては、インクを相変化させて微粒子を発生させたが、
最初から固相の微粒子を用いてもよい。
ては、空気流を用いる方法または遠心力を用いる方法
等、液体インクを霧状にできるものであれば振動子に限
定されるものではない。また、上述した実施の形態にお
いては、インクを相変化させて微粒子を発生させたが、
最初から固相の微粒子を用いてもよい。
【図1】本発明の実施の形態1における画像記録装置の
概略構成を示すブロック図である。
概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1における背面電極5、吐
出孔を有する絶縁板8および中間電極4の断面を示す図
である。
出孔を有する絶縁板8および中間電極4の断面を示す図
である。
【図3】本発明の実施の形態1における中間電極4の配
線と背面電極5の配線とを示す図である。
線と背面電極5の配線とを示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2における画像記録装置の
概略構成を示す図である。
概略構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2における背面電極5、上
部電極4a、下部電極4bおよび吐出孔を有する絶縁板
8の断面を示す図である。
部電極4a、下部電極4bおよび吐出孔を有する絶縁板
8の断面を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態2における吐出孔と中間電
極4との他の一例を示す図である。
極4との他の一例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態2における背面電極の他の
一例の断面を示す図である。
一例の断面を示す図である。
【図8】従来の画像記録装置の概略構成を示すブロック
図である。
図である。
【図9】従来の画像記録装置の中間電極における電界分
布のモデルを示す図である。
布のモデルを示す図である。
1 印字ヘッド
2 加熱装置
3,10 帯電電極
4 中間電極
5 背面電極
6 中間電極駆動回路部
7 電気ヒータ
8 絶縁板
9 振動子
11 対向電極
12 背面電極駆動回路部
13 針電極
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B41J 2/06
Claims (9)
- 【請求項1】 インクから微粒子インクを生成するため
の生成手段と、 前記生成手段によって生成された微粒子インクを貯留
し、該微粒子インクが吐出される吐出孔を有する貯留手
段と、 前記生成手段によって生成された微粒子インクを帯電す
るための帯電手段と、 前記吐出孔に配置され、ライン状に形成された複数の中
間電極と、 前記中間電極と直交する方向に延びて形成されたライン
状の複数の背面電極と、 前記中間電極の電位を制御するための中間電極駆動回路
部と、 前記背面電極の電位を制御するための背面電極駆動回路
部と、 記録する画像に基づいて前記中間電極駆動回路部および
前記背面電極駆動回路部をマトリックス制御するための
制御手段とを含み、 前記制御手段は、インクの吐出を行なう背面電極の特定
の1つのラインに対し、前記帯電された微粒子インクを
吐出させる方向の電位を印加するとともに、前記背面電
極の特定の1つのライン以外の全てのラインに対しては
前記帯電された微粒子インクの吐出を阻止する方向の電
位を印加し、 前記特定の1つのラインにおいて、吐出を行なう吐出孔
に配置された中間電極に対しては前記帯電された微粒子
インクを吐出させる方向の電位を印加するとともに、吐
出を行なわない吐出孔に配置された中間電極に対しては
前記帯電された微粒子インクの吐出を阻止する方向の電
位を印加する、 画像記録装置。 - 【請求項2】 前記複数の中間電極は、少なくとも2層
からなり、そのうち少なくとも1層が共通電極である、
請求項1記載の画像記録装置。 - 【請求項3】 前記背面電極は、前記記録媒体の搬送方
向に対して直交方向に長尺なライン電極からなる、請求
項1または2記載の画像記録装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記背面電極の特定の
1つのラインに対する吐出制御の後、他の特定の1つの
ラインに対する吐出制御を行なう前に、全ての中間電極
に帯電された微粒子の吐出を阻止する方向の電位を印加
する、請求項1〜3のいずれかに記載の画像記録装置。 - 【請求項5】 前記生成手段は、インクを加熱するため
の加熱手段と、 前記加熱手段の加熱によって気化したインクを冷却し、
前記微粒子インクを生成するための冷却手段とを含む、
請求項1〜4のいずれかに記載の画像記録装置。 - 【請求項6】 前記生成手段は、液相のインクを振動子
または空気流によって霧化し、前記微粒子インクを生成
する、請求項1〜4のいずれかに記載の画像記録装置。 - 【請求項7】 前記生成手段は、固相のインクを加熱し
て液化させるための加熱手段と、 前記液化されたインクを振動子または空気流によって霧
化し、前記微粒子インクを生成するための霧化手段とを
含む、請求項1〜4のいずれかに記載の画像記録装置。 - 【請求項8】 インクから微粒子インクを生成するため
の生成手段と、 前記生成手段によって生成された微粒子インクを貯留
し、該微粒子インクが吐出される吐出孔を有する貯留手
段と、 前記生成手段によって生成された微粒子インクを帯電す
るための帯電手段と、 前記吐出孔に配置され、ライン状に形成された複数の中
間電極と、 前記中間電極と直交する方向に延びて形成されたライン
状の複数の背面電極と、 前記中間電極の電位を制御するための中間電極駆動回路
部と、 前記背面電極の電位を制御するための背面電極駆動回路
部と、 記録する画像に基づいて前記中間電極駆動回路部および
前記背面電極駆動回路部をマトリックス制御するための
制御手段とを含んだ画像記録装置の制御方法であって、 前記制御手段が、インクの吐出を行なう背面電極の特定
の1つのラインに対し、前記帯電された微粒子インクを
吐出させる方向の電位を印加するとともに、前記背面電
極の特定の1つのライン以外の全てのラインに対しては
前記帯電された微粒子インクの吐出を阻止する方向の電
位を印加するステップと、 前記制御手段が、前記特定の1つのラインにおいて、吐
出を行なう吐出孔に配置された中間電極に対しては前記
帯電された微粒子インクを吐出させる方向の電 位を印加
するとともに、吐出を行なわない吐出孔に配置された中
間電極に対しては前記帯電された微粒子インクの吐出を
阻止する方向の電位を印加するステップとを含む、画像
記録装置の制御方法。 - 【請求項9】 前記画像記録装置の制御方法はさらに、
前記制御手段が、前記背面電極の特定の1つのラインに
対する吐出制御の後、他の特定の1つのラインに対する
吐出制御を行なう前に、全ての中間電極に帯電された微
粒子の吐出を阻止する方向の電位を印加するステップを
含む、請求項8記載の画像記録装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25858997A JP3370574B2 (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 画像記録装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25858997A JP3370574B2 (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 画像記録装置およびその制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1191112A JPH1191112A (ja) | 1999-04-06 |
| JP3370574B2 true JP3370574B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=17322368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25858997A Expired - Fee Related JP3370574B2 (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 画像記録装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3370574B2 (ja) |
-
1997
- 1997-09-24 JP JP25858997A patent/JP3370574B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1191112A (ja) | 1999-04-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5838349A (en) | Electrohydrodynamic ink jet printer and printing method | |
| JP2708769B2 (ja) | 液体噴射記録ヘッド | |
| JP3370574B2 (ja) | 画像記録装置およびその制御方法 | |
| US4027309A (en) | Ink jet printer apparatus and method of printing | |
| JP2824132B2 (ja) | インクジェット記録方法 | |
| EP0965450B1 (en) | Reduction of spot misplacement through electrostatic focusing of uncharged drops | |
| JPS5849189B2 (ja) | インクジエツト用記録ヘツド | |
| US5988795A (en) | Electrostatic ink jet recording apparatus preventing precipitation of charged particulate material in ink liquid | |
| JP3288279B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP3123152B2 (ja) | 画像記録装置 | |
| JP2958394B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH1134312A (ja) | 画像記録装置 | |
| JPH10157163A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH1134313A (ja) | 画像記録装置 | |
| US4633268A (en) | Ink jet printer | |
| JPH02178055A (ja) | インクジェットプリンタ | |
| JP4064312B2 (ja) | 立体イメージの形成方法 | |
| JP3153742B2 (ja) | 画像記録方法および装置 | |
| JP2000211175A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2000062193A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH11300974A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2000225724A (ja) | 粉体現像剤噴射式画像形成装置 | |
| JPH10278238A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH07164669A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH1110884A (ja) | インク帯電器、インク帯電器用フィルタ及び印字ヘッド |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20021029 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081115 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101115 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |