JP3375287B2 - 循環型光サーキュレータ及び光スイッチ - Google Patents

循環型光サーキュレータ及び光スイッチ

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JP3375287B2
JP3375287B2 JP26276698A JP26276698A JP3375287B2 JP 3375287 B2 JP3375287 B2 JP 3375287B2 JP 26276698 A JP26276698 A JP 26276698A JP 26276698 A JP26276698 A JP 26276698A JP 3375287 B2 JP3375287 B2 JP 3375287B2
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昭宏 増田
次雄 徳増
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信や光計測な
どの分野において、伝送路を通る光を分離するための光
サーキュレータ、あるいは光路切り換えを行うための光
スイッチに関するものである。更に詳しく述べると本発
明は、2個の複屈折素子の間に45度ファラデー回転子
と1/2波長板を挿入して1列に配列し、その一端に2
芯フェルールを有する入出射部を設けた2組のユニット
を、対称的に対向配置し、その対向している中間部で中
央の光路を除くように両側に、あるいは中央の光路のみ
に1/2波長板を挿入し、小型化・細径化と高性能化を
図った循環型光サーキュレータ及び2×2型光スイッチ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光サーキュレータは、ポートからの入
射光をポートへ出射し、ポートからの入射光をポー
トへ出射するというように、あるポートからの光を特
定の他のポートのみに出射する光分離機能を有する光デ
バイスである。また光スイッチは、例えばポートから
の入射光をポートか又はポートのいずれか一方へ出
射し、ポートからの入射光をポートか又はポート
のいずれか一方へ出射するというような光路切り換え機
能を有する光デバイスである。通常、光サーキュレータ
は、永久磁石により固定磁界を印加する45度ファラデ
ー回転子を用い、偏波面を45度回転させることで光線
の非相反性を実現し、光スイッチは、電磁石により印加
磁界が変化するファラデー回転子を用い、出射光の偏波
面が90度切り換わるように制御して光路の切り換えを
実現しているが、基本的な本体部分の構成はほぼ同様と
考えてよい。そのため、以下、主として光サーキュレー
タを例にとって説明する。
【0003】従来、様々な構成の光サーキュレータが開
発されている。その一例として、3個の複屈折素子を間
隔をあけて一列に配列し、それら複屈折素子の間にそれ
ぞれファラデー素子と1/2波長板との組を挿入し、両
端にそれぞれ入出射部を設ける構成がある(特開平5−
61001号公報参照)。前記ファラデー素子には永久
磁石によって固定磁界を印加し、偏波面が45度回転す
る45度ファラデー回転子とする。これによって一端の
ポートからの出射光は反対端のポートに、ポート
からの出射光は反対端のポートに、更に必要があれば
ポートからの出射光を反対端のポートに結合させる
光サーキュレータが構成できる。ここで各ポートは、そ
れぞれファイバとレンズとの組み合わせからなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来複
数のポートを持つ光デバイスでは、各ポートは1本のフ
ァイバに対応してそれぞれレンズが組み合わされて構成
されていた。つまり、各ファイバ毎に個別のレンズを組
み合わせることによってコリメート結合をとっていた。
そのため、ファイバ同士の間隔として、レンズ径に見合
う距離が必要であり、必然的に小型化並びに低廉化の大
きな障害になっていた。
【0005】そこで2芯のフェルールを用いて、各ファ
イバからの出射光を共通の1個のレンズでコリメートす
ることを考えたが、コリメート光はレンズから傾きをも
って出射するため平行ビームにならず、光デバイス本体
にうまく結合できない。また複屈折素子として楔形複屈
折プリズムを用いてポート間隔を広げる技術も提案され
ているが(特開平6−27414号公報)、ファイバと
レンズを斜めに配置する必要があり、その分、隣接ファ
イバ間隔が広がるため、更なる細径化を妨げる要因とな
る。
【0006】本発明の目的は、装置全体の細径化、使用
する光学素子の小型化、組立工数の削減、それらによる
低廉化を図ることができ、高アイソレーションを実現で
きる循環型の光サーキュレータを提供することである。
本発明の他の目的は、同様に装置全体の細径化、使用す
る光学素子の小型化、組立工数の削減、それらによる低
廉化を図ることができる2×2型の光スイッチを提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る循環型光サ
ーキュレータは、偏波分離合成機能を有する複屈折素子
と45度ファラデー回転子と1/2波長板と光路シフト
機能を有する複屈折素子とを、その順序で一列に配列
し、その列の偏波分離合成機能を有する複屈折素子側の
端部に、2芯フェルールと共通のファイバ結合レンズと
光路補正素子からなる入出射部を配置し、これらの組み
合わせからなるユニットを2組、入出射部が両端に位置
するように一列に対向配置した構成を有する。そして、
両方のユニットが対向している中間部に、2個の光路シ
フト用の複屈折素子の光学軸が互いに平行であれば、中
央の光路を除くように両側に1/2波長板を挿入する。
あるいは2個の光路シフト用の複屈折素子の光学軸が垂
直な関係であれば、中央の光路のみに1/2波長板を挿
入する。
【0008】この構成では、光路シフト機能を有する複
屈折素子を2段にして、例えば、中央のビームはそのま
ま通過させ、両側のビームの偏波面を1/2波長板で9
0度回転させる。これによって、ポート→ポート→
ポート→ポート→ポートと光が伝搬するように光
路設定をすることができる。
【0009】ここで用いる光路補正素子は、例えば平行
ビームに対してそれぞれ傾斜した面を持つプリズムであ
ってよい。所定の頂角の2個の楔形のプリズムを対称的
に組み合わせた構造にすると、製造し易く好ましい。2
本のファイバを1個のフェルールに収めた2芯フェルー
ルからの出射光は、光軸は互いに平行に、それぞれ広が
りをもって出射する。それがレンズを通過すると、中心
からのオフセットに対応した角度が生じて斜め方向に出
射する。光路補正素子は、この傾いたビームを平行にす
るように機能する。これによって、隣接する2本のファ
イバ間をビーム径の3倍程度にまで小さくできるので、
光デバイスの細径化・小型化が可能となるばかりでな
く、光軸調整が極めて容易になる。
【0010】
【発明の実施の態様】本発明において、両ユニットの光
路シフト機能を有する複屈折素子を同一長さとしてもよ
いが、一方の複屈折素子の長さを他方の複屈折素子の長
さの2倍に設定すると、4つのポートに対して光ビーム
が別々の光路を通るように設定できるため、その間の光
学軸方向のトレランスが増大し、高アイソレーションが
得やすくなる。
【0011】光サーキュレータの場合、各ファラデー回
転子は、ファラデー素子に永久磁石によって磁界を印加
する構造とするのがよい。
【0012】更に本発明としては、循環型光サーキュレ
ータの他、2×2型の光スイッチもある。光スイッチの
場合、前記循環型光サーキュレータと同様の構成におい
て、各ファラデー回転子として、ファラデー素子に電磁
石によって印加磁界を可変してファラデー回転角を45
度と−45度に切り換えるような構成とする。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係る循環型光サーキュレータ
の一実施例を示す全体構成図である。第1の複屈折素子
10と45度ファラデー回転子12と1/2波長板14
と第2の複屈折素子16とを、その順序で一列に配列す
る。その列の第1の複屈折素子側の端部に2芯フェルー
ル18と共通のレンズ20と光路補正素子22からなる
第1の入出射部24を配置する。その列の第2の複屈折
素子側の端部に、中央の光路を除くように両側に1/2
波長板26を設ける。更に、第3の複屈折素子30と1
/2波長板32と45度ファラデー回転子34と第4の
複屈折素子36を、その順序で一列に配列し、その列の
第4の複屈折素子側の端部に光路補正素子38とレンズ
40と2芯フェルール42からなる第2の入出射部44
を設ける。
【0014】図1において、図面左手側をポート及び
とし、右手側をポート及びとする。各複屈折素子
10,16,30,36はルチルからなり、両端面が互
いに平行な形状であって、それらの光学軸と光軸との角
度は45度である。第1の複屈折素子10と第2の複屈
折素子16の光学軸は光軸に沿って見たとき(後述する
図3の紙面内で)垂直な関係にあり、第3の複屈折素子
30と第4の複屈折素子36の光学軸も光軸に沿って見
たとき垂直な関係にある。そして、第2の複屈折素子1
6と第3の複屈折素子30の光学軸は互いに平行な関係
になっている。中間部の1/2波長板26の光学軸は光
軸に沿って見たとき水平軸から45度の方向で、その他
の1/2波長板14,32は±22.5度の方向に設定
する。またファラデー回転子12,34は、ポート及
び側から見て左回り45度に設定する。
【0015】第1の入出射部24の構成と動作を図2に
示す(第2の入出射部44の構成も同様であるため、そ
れについての説明は省略する)。2本のファイバ50を
収めた2芯フェルール18(2芯の間隔をxとする)か
らの出射光は、光軸は互いに平行に、それぞれ広がりを
もって出射する。レンズ20を通過すると、中心からの
オフセットに対応した角度が生じる。レンズ20の焦点
距離をfとすると、この角度αは、レンズの中心軸に対
してそれぞれα= tan-1(x/f)である。光路補正素
子(プリズム)50は、この斜めの光を光軸に平行なビ
ームにする機能を果たす。5角形もしくは3角形の一体
構造のプリズムでもよいが、図2のように楔形プリズム
を2個対称的に配置した方が製作し易く又精度も高くで
きるため好ましい。両楔形プリズムの頂角Aは、屈折率
をnとすると、 A= sin-1(n・sin(A− sin-1( sinα/n)) の関係が成り立つときに出射光は0度(平行ビーム)と
なる。例えば、プリズムに屈折率1.5の材料(例えば
BK7材、波長1.55μm)を用いたとすると、頂角
A≒2・αのときに光軸が平行となる。またレンズ20
と光路補正素子22との距離は、ビーム間隔dがビーム
ウエスト径(現在、通常約50μm)の6倍程度となる
ように設定しておけば、隣接ポートへの漏れ光は−50
dB以下となることが期待できる。
【0016】このような入出射部24,44を光サーキ
ュレータ本体部分に適用して図1のような構成とする
と、2ポート(ポートと、ポートと)を同時に
調整できるし、各光学素子は、ビーム径の6倍程度の距
離に対応した有効径、厚さで済むため、著しい小型化が
可能となる。例えば、複屈折素子としてルチルを用い、
その光学軸が45度光軸から傾けられているとすると、
複屈折素子の厚さ(光軸方向の長さ)の1/10程度の
光路シフト量が得られる。この光路シフト量も、ビーム
ウエスト径の6倍程度あればよいので、ビームウエスト
径を50μmとすれば、複屈折素子は3mm程度の厚さ
で、1.5mm角程度の有効径があればよいことになる。
このことから分かるように、従来技術に比べて大幅な
(体積比で1/10程度の)小型化が図れることにな
る。
【0017】次に本実施例の循環型光サーキュレータの
動作について図1及び図3により説明する。なお図3に
おいて、各矩形部分はそれぞれの光学素子の出射面を表
している。
【0018】(ポート→ポート)第1の入出射部2
4の一方のポートであるポートから出射した光は、レ
ンズ20及び光路補正素子(プリズム)22を通過し、
第1の複屈折素子(ルチル)10で常光と異常光に分離
され、ファラデー回転子(FR)12及び1/2波長板
(HWP)14を通過する。その際、常光は偏波面が9
0度回転するが、異常光は偏波面が元の状態に戻るため
結果的に回転しない。第2の複屈折素子(ルチル)16
に対しては常光になるので、光路はシフトせずにそのま
ま直進し、中間部に位置する1/2波長板(HWP)2
6を通過して偏波面が90度回転する。第3の複屈折素
子(ルチル)30では異常光になっているので、光学軸
の方向に光路シフトして、1/2波長板(HWP)32
及びファラデー回転子(FR)34を経て、一方は偏波
面が回転せず、他方は偏波面が90度回転する。第4の
複屈折素子(ルチル)36では、異常光のみ光路シフト
して、1本のビームになって他方の入出射部44の光路
補正素子(プリズム)38を通過し、レンズ40を経て
ポートに結合する。
【0019】(ポート→ポート)第2の入出射部4
4のポートから出射した光は、レンズ40及び光路補
正素子(プリズム)38を通過し、第4の複屈折素子
(ルチル)36で常光と異常光に分離され、ファラデー
回転子(FR)34及び1/2波長板(HWP)32を
通過する。その際、常光は偏波面が90度回転するが、
異常光は偏波面が元の状態に戻るため結果的に回転しな
い。第3の複屈折素子(ルチル)30に対しては常光に
なるので、光路はシフトせずにそのまま直進する。この
中央光路には中間部に1/2波長板が無いため、そのま
ま第2の複屈折素子(ルチル)16に入射する。第2の
複屈折素子(ルチル)16でも常光になっているので、
光路はシフトせず、1/2波長板(HWP)14及びフ
ァラデー回転子(FR)12を経て、一方は偏波面が回
転せず、他方は偏波面が90度回転する。第1の複屈折
素子(ルチル)10では、常光と異常光が合成されて、
1本のビームになって第1の入出射部24の光路補正素
子(プリズム)22を通過し、レンズ20を経てポート
に結合する。
【0020】(ポート→ポート)第1の入出射部2
4のポートから出射した光は、レンズ20及び光路補
正素子(プリズム)22を通過し、第1の複屈折素子
(ルチル)10で常光と異常光に分離され、ファラデー
回転子(FR)12及び1/2波長板(HWP)14を
通過する。その際、異常光は偏波面が90度回転する
が、常光は偏波面が元の状態に戻るため結果的に回転し
ない。第2の複屈折素子(ルチル)16に対しては異常
光になるので、光学軸方向に光路シフトし、中間部に位
置する1/2波長板(HWP)26を通過して偏波面が
90度回転する。第3の複屈折素子(ルチル)30では
常光になっているので、光路はシフトせず、1/2波長
板(HWP)32及びファラデー回転子(FR)34を
経て、一方は偏波面が回転せず、他方は偏波面が90度
回転する。第4の複屈折素子(ルチル)36では、異常
光のみ光路シフトして、1本のビームになって第2の入
出射部44の光路補正素子(プリズム)38を通過し、
レンズ40を経てポートに結合する。
【0021】(ポート→ポート)第2の入出射部4
4のポートから出射した光は、レンズ40及び光路補
正素子(プリズム)38を通過し、第4の複屈折素子
(ルチル)36で常光と異常光に分離され、ファラデー
回転子(FR)34及び1/2波長板(HWP)32を
通過する。その際、異常光は偏波面が90度回転する
が、常光は偏波面が元の状態に戻るため結果的に回転し
ない。第3の複屈折素子(ルチル)30に対しては異常
光になるので、光路は光学軸方向にシフトする。この中
央光路には中間部に1/2波長板が無いため、そのまま
第2の複屈折素子(ルチル)16に入射する。第2の複
屈折素子(ルチル)16では異常光になっているので、
光学軸方向に光路シフトし、1/2波長板(HWP)1
4及びファラデー回転子(FR)12を経て、一方は偏
波面が回転せず、他方は偏波面が90度回転する。第1
の複屈折素子(ルチル)10では、常光と異常光が合成
されて、1本のビームになって第1の入出射部24の光
路補正素子(プリズム)22を通過し、レンズ20を経
てポートに結合する。
【0022】このようにして、ポート→ポート→ポ
ート→ポート→ポートというように光路制御がで
きる循環型の光サーキュレータが得られる。なお、両ユ
ニットの偏波分離合成機能を有する複屈折素子(第1の
複屈折素子10と第4の複屈折素子36)において、常
光と異常光の関係が反転しているので、両者の光路長は
等しく、偏波分散は生じない。
【0023】図1に示す実施例においては、第2の複屈
折素子16と第3の複屈折素子30の光学軸は互いに平
行にし、中間部の1/2波長板26は中央の光路を除く
ように両側に組み込んでいる。しかし、第2の複屈折素
子と第3の複屈折素子の光学軸を垂直となる関係にし
て、中間部の1/2波長板を中央の光路のみに組み込ん
でも、同様に循環型の光サーキュレータが得られる。
【0024】図4は本発明に係る循環型光サーキュレー
タの他の実施例を示す全体構成図であり、図5はその光
サーキュレータの動作説明図である。なお図5において
も、各矩形部分はそれぞれの光学素子の出射面を表して
いる。
【0025】光サーキュレータの基本的な構成は、図1
に示すものと同様なので、説明を簡略化するため、対応
する部分には同一符号を付す。基本的な動作も図3に示
すものと同様であり、4ポートの循環型光サーキュレー
タとして動作する。この実施例が前記図1に示す実施例
と顕著に相違する点は、光路シフト機能を有する複屈折
素子の一方(ここでは第2の複屈折素子16)を他方の
複屈折素子(ここでは第3の複屈折素子30)の長さの
2倍に設定している点である。このようにすると、図5
に示すように、第2の複屈折素子16を通過する異常光
の光路シフト量が2倍になり、4つのポートに対して光
ビームが4つの別々の光路を通るように光路設定ができ
る。そのため、それらの間の光学軸方向のトレランスが
増大し、高アイソレーションが得られ易い。つまり、第
2の複屈折素子16と第3の複屈折素子30との光学軸
のずれ(光軸中心のねじれの関係)が生じても、漏れ光
成分が直接ポートに結合することがないので、高アイソ
レーションが得られる。
【0026】本発明は、上記のような光サーキュレータ
の他、光スイッチにも適用できる。その場合の基本構成
は図1あるいは図4に示すものと同様であってよい。但
し、2個のファラデー回転子は、ファラデー素子に電磁
石によって外部磁界を印加するものとし、外部磁界の向
き(電磁石への駆動電流の向き)を制御することで印加
磁界をファラデー回転角45度と−45度に切り換える
ことができるようにする。そして例えば第1の入出射部
を入射部に、第2の入出射部を出射部とする。これによ
って、電磁石による切り換え動作に対応して、例えばポ
ートからの出射光がポート又はポートのいずれか
に結合し、あるいはポートからの出射光がポート又
はポートのいずれかに結合する2×2型(2入力×2
出力型)の光スイッチが実現できる。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記のように、2芯フェルール
を使用して2つのポートに対して共通のレンズを組み合
わせ、光路補正素子によって平行なビームにするように
構成したことにより、部品点数が少なくて済むばかりで
なく、同時に2ポート分の組み立てが行えるために組み
立て工数の削減を図ることができる。また、ビーム間隔
を非常に狭くできるために、使用する光学素子の光軸方
向の長さ寸法及び光軸に垂直な方向の断面積が小さくて
よく、光サーキュレータや光スイッチの著しい小型化、
細径化が可能となる。更に、複屈折素子を用いた2段型
の構成となるために、高アイソレーションが実現でき
る。
【0028】特に、光路シフト機能を有する2個の複屈
折素子のうちの一方の長さを他方の長さの2倍に設定す
ると、4つのポートに対して光ビームが4つの別々の光
路を通るように設定できるために、より一層良好な特性
を持つアイソレーションを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る循環型光サーキュレータの一実施
例を示す全体構成図。
【図2】その入出射部の説明図。
【図3】図1に示す光サーキュレータの動作説明図。
【図4】本発明に係る循環型光サーキュレータの他の実
施例を示す全体構成図。
【図5】図4に示す光サーキュレータの動作説明図。
【符号の説明】
10 第1の複屈折素子 12 45度ファラデー回転子 14 1/2波長板 16 第2の複屈折素子 18 2芯フェルール 20 レンズ 22 光路補正素子 24 第1の入出射部 26 1/2波長板 30 第3の複屈折素子 32 45度ファラデー回転子 34 1/2波長板 36 第4の複屈折素子 38 2芯フェルール 40 レンズ 42 光路補正素子 44 第2の入出射部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳増 次雄 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電 気化学株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−61001(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 27/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏波分離合成機能を有する複屈折素子と
    45度ファラデー回転子と1/2波長板と光路シフト機
    能を有する複屈折素子とを、その順序で一列に配列し、
    その列の偏波分離構成機能を有する複屈折素子側の端部
    に、2芯フェルールと共通のファイバ結合レンズと光路
    補正素子からなる入出射部を配置し、これらの組み合わ
    せからなるユニットを2組、入出射部が両端に位置する
    ように一列に対向配置し、その対向している中間部で中
    央の光路を除くように両側に1/2波長板を挿入したこ
    とを特徴とする循環型光サーキュレータ。
  2. 【請求項2】 偏波分離合成機能を有する複屈折素子と
    45度ファラデー回転子と1/2波長板と光路シフト機
    能を有する複屈折素子とを、その順序で一列に配列し、
    その列の偏波分離合成機能を有する複屈折素子側の端部
    に、2芯フェルールと共通のファイバ結合レンズと光路
    補正素子からなる入出射部を配置し、これらの組み合わ
    せからなるユニットを2組、入出射部が両端に位置する
    ように一列に対向配置し、その対向している中間部で中
    央の光路のみに1/2波長板を挿入したことを特徴とす
    る循環型光サーキュレータ。
  3. 【請求項3】 両ユニットの光路シフト機能を有する複
    屈折素子のうちの一方の複屈折素子が、他方の複屈折素
    子の2倍の長さに設定されている請求項1又は2記載の
    循環型光サーキュレータ。
  4. 【請求項4】 各ファラデー回転子は、ファラデー素子
    に永久磁石によって磁界を印加する構造である請求項1
    乃至3のいずれかに記載の循環型光サーキュレータ。
  5. 【請求項5】 偏波分離合成機能を有する複屈折素子と
    45度ファラデー回転子と1/2波長板と光路シフト機
    能を有する複屈折素子とを、その順序で一列に配列し、
    その列の偏波分離合成機能を有する複屈折素子側の端部
    に、2芯フェルールと共通のファイバ結合レンズと光路
    補正素子からなる入出射部を配置し、これらの組み合わ
    せからなるユニットを2組、入出射部が両端に位置する
    ように一列に対向配置し、その対向している中間部で中
    央の光路を除くように両側に1/2波長板を挿入し、各
    ファラデー回転子は、電磁石によりファラデー素子への
    印加磁界を可変してファラデー回転角を45度と−45
    度に切り換える構造とした2×2型の光スイッチ。
  6. 【請求項6】 偏波分離合成機能を有する複屈折素子と
    45度ファラデー回転子と1/2波長板と光路シフト機
    能を有する複屈折素子とを、その順序で一列に配列し、
    その列の偏波分離合成機能を有する複屈折素子側の端部
    に、2芯フェルールと共通のファイバ結合レンズと光路
    補正素子からなる入出射部を配置し、これらの組み合わ
    せからなるユニットを2組、入出射部が両端に位置する
    ように一列に対向配置し、その対向している中間部で中
    央の光路のみに1/2波長板を挿入し、各ファラデー回
    転子は、電磁石によりファラデー素子への印加磁界を可
    変してファラデー回転角を45度と−45度に切り換え
    る構造とした2×2型の光スイッチ。
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