JP3376590B2 - 伸びフランジ性に優れた高張力合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法 - Google Patents
伸びフランジ性に優れた高張力合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法Info
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Description
車足廻り部品等に好適に使用される成形性(とくに伸び
フランジ性)・耐食性に優れる高張力合金化溶融亜鉛メ
ッキ鋼板の製造方法に関する。
自動車にはCO2ガス排出量低減のために燃費低減が強く
求められている。そのための有力な対策の一つとして車
体の軽量化があり、使用する鋼板を高強度化、薄肉化す
る努力が続けられている。その中でも、ロアアームなど
の自動車足廻り部品に使用される熱延鋼板は、伸びフラ
ンジ成形を主体とする過酷な成形を受けるために、高張
力でかつ優れたプレス成形性、とくに良好な伸びフラン
ジ性を有することが必要とされる。加えて、足廻り部品
は重要保安部品であるため、薄肉化には錆しろの低減に
見合う耐食性の向上が必須となる。また、車体の保証期
間に対する要求も年々長期化しており、この意味でも足
廻り部品への高耐食鋼板の要求が高まっている。このよ
うに、加工性が良好で且つ耐食性に優れた熱延高強度鋼
板が強く求められている。
性に優れる高張力合金化溶融亜鉛メッキ熱延鋼板に加工
性を付与する技術が提案されている。即ち、特開昭63
−149321号ではCGL前の熱延条件を規制し、加
工性を付与する技術の開示がなされている。一方、特公
昭60−49698号でも、CGLでの加熱温度、冷却
速度を限定することにより高張力合金化溶融亜鉛メッキ
熱延鋼板に加工性を付与する技術の提案が行なわれてい
る。
性を劣化させるSiを抑制することに伴う強度の低下を、
P添加によって補っているが、P添加は合金化を困難にす
る問題がある。
ためにCGL熱履歴を限定し、さらにMoを添加すること
によりフェライト+マルテンサイト組織としている。し
かし、マルテンサイト相を得るために高価な添加元素を
必要としておりコスト的に不利である。また、フェライ
ト+マルテンサイト組織は良好な強度−延性バランスを
示すが、伸びフランジ性には有利な組織とは言えない。
キ鋼板に良好な加工性を付与する目的で、CGL熱履歴
を限定し組織を制御する試みがいくつかなされてきた
が、CGLでは亜鉛メッキを施すという制約のために、
その熱履歴には自ずと制限が存在し、十分な加工性を付
与するに至っていない。
創案されたもので、良好な加工性、特に高伸びフランジ
性を有する高張力合金化溶融亜鉛メッキ鋼板を低コスト
で、且つ安定して製造する方法を提供せんとするもので
ある。
GL前組織と高張力合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の加工性
との関係を鋭意検討し、その結果CGL前組織を特定の
組織とすることによりCGL後の鋼板の加工性を従来の
それよりも向上させ、合金化溶融亜鉛メッキ処理に伴う
加工性の劣化という問題を有利に解決する方法を発明し
た。
前組織を調整することにより、合金化溶融亜鉛メッキ鋼
板の製造にあたって不可避的に加えられるCGL熱履歴
を経た後に優れた加工性、特に優れた伸びフランジ性を
有する高張力合金化溶融亜鉛メッキ鋼板を製造する方法
を提供するものであって、次の様な構成を有している。
15%、Mn:1.0〜2.0%、S:0.0002〜0.0010%、Sol.A
l:0.005〜0.050%、N:0.0010〜0.0030%を含有し、残
部Fe及び他の不可避的不純物からなる鋼に対し、Ar3〜
(Ar3+50℃)を仕上げ温度として熱延を行ない、続いて
直ちに50〜200℃/sの冷却速度で620〜680℃の温度域に
冷却すると共に、その後3〜7秒保持し又は空冷し、次い
で50〜150℃/sの冷却速度で350〜450℃の温度に冷却し
て巻取り、酸洗後、Ac1〜(Ac1+70℃)の(α+γ)2
相共存域温度に5秒〜1分加熱均熱し、メッキ温度まで冷
却し溶融亜鉛メッキを施し、その後470〜550℃で合金化
処理し、冷却し、更に伸長率0.5〜3.0%の範囲でスキン
パスを行なう。これらの工程を経て、極めて微細なフェ
ライト相と低温変態相の複合組織からなる伸びフランジ
性に優れた高張力合金化溶融亜鉛メッキ鋼板が得られ
る。
素としてNbを含むもので、上記第1発明の鋼成分を有す
る他、Nb:0.005〜0.030wt%を含むものである。
於ける合金化処理の工程を誘導加熱により行なうもので
ある。
於ける合金化処理の工程を誘導加熱により行なうもので
ある。
を微細なフェライト+ベイナイトの複合組織に作り込む
ことによって、CGL後も良好な加工性、特に高伸びフ
ランジ性を有する鋼板が製造されるということを最大の
特徴としている。そこで、本発明を組織形成の観点から
説明する。
保持又は空冷によって微細なオーステナイト相から微細
なフェライト相が生成する。この時の高い冷却速度は、
フェライト相の核生成を促進し、微細なフェライト相を
得るために重要である。又短時間の中間温度保持によっ
て、パーライトを生成させることなく、適量のフェライ
ト相を析出させることができる。そして巻取温度を350
〜450℃の間にすることで、微細なベイナイト相を第二
相とする複合組織を得ることができる。
ト+ベイナイトの複合組織とすることにより、次なるC
GLでのメッキ前焼鈍加熱時に微細なオーステナイト相
が生成し、このオーステナイト相は、メッキ浴、合金化
炉での熱履歴を経た後、微細な低温変態相を形成し、微
細なフェライト+低温変態相の複合組織を持つ加工性、
特に伸びフランジ性の良好な、合金化溶融亜鉛メッキ鋼
板を得ることができる。しかし、仮にCGL前組織がパ
ーライトを含むと、再加熱後に微細な低温変態相が得ら
れず、加工性の良好な合金化溶融亜鉛メッキ鋼板を得る
ことができない。又CGL前組織をマルテンサイトを含
む組織とすると、鋼板の形状制御性が悪くなりCGL通
板時に問題が生じることになる。
を説明する。
限定理由を説明する。
強度を確保するために必須な元素である。本発明で対象
とする50〜60Kgf/mm2の強度を得るには、0.04%以上が
必要でありこれを下限とする。一方0.10%を超えると加
工性、溶接性が悪化するのでこれを上限とする。
悪化するので極力低減する。一方、製鋼での経済性を考
慮して0.005%を下限とした。
素であり、固溶強化をもたらし、必要な強度と所望の組
織を得るためには少なくとも1.0%必要でありこれを下
限とする。一方、2.0%を超えると溶接性、加工性が悪
化するのでこれを上限とする。
ジ性を低下させる不純物元素であるので、極力低減する
ことが望ましい。S量が0.0010%を超えた場合穴拡げ性
は悪化するのでこれを上限とした。一方製鋼での経済性
を考慮して0.0002%を下限とした。
度を高める効果が期待できる。添加量が0.005%に満た
ないとその添加効果に乏しいのでこれを下限とした。一
方0.050%を超えて添加してもその効果は飽和し、又メ
ッキ付着性が悪化するのでこれを上限とする。
であるので、悪影響が顕著となる0.0030%を上限とし
た。一方、製鋼での経済性から0.0010%を下限とする。
より組織の微細化、析出強化が期待できる。添加量が0.
005%に満たないとその添加効果に乏しいのでこれを下
限とした。一方、0.030%を超えて添加してもその効果
は飽和し、又延性が悪化するのでこれを上限とした。
を説明する。
なフェライト相とベイナイト相からなる複合組織とする
ためにオーステナイト相の微細化を図る必要がある。そ
のためにはAr3〜(Ar3+50℃)の温度範囲で仕上げ圧延
を行なう必要がある。仕上げ圧延温度が(Ar3+50℃)
を超えるとオーステナイト粒が粗大となり微細なフェラ
イトとベイナイトの複合組織が得られなくなり、加工性
が低下する。一方、仕上げ圧延温度がAr3未満ではフェ
ライト粒内に圧延歪が蓄積され加工性が劣化する。
て仕上げ温度〜(仕上げ温度+50℃)の温度範囲での圧
下率と合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の穴拡げ(λ値)の関
係を調査(他の条件は本発明条件として)し、図1に示
す結果を得た。
でλ値は非常に優れた値となるが、これは仕上げ圧延終
了直後の組織が十分に微細なオーステナイト相となるた
めと考えられる。ここで、90%を超える圧下はミル能力
からみて困難である。従って、仕上げ温度〜(仕上げ温
度+50℃)の温度範囲で合計70〜90%の圧下率を採るこ
とが望ましい。
らは、前記表1に示すA鋼を用いて仕上げ圧延直後の冷
却速度と合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の穴拡げ率(λ値)
の関係を調査(他の条件は本発明条件として)し、図2
に示す結果を得た。同図から明らかなように冷却速度が
50〜200℃/sの範囲のときλ値は良好な値を示す。しか
し冷却速度が50℃/s未満あるいは、200℃/sを超える
とλ値は低下する。これは冷却速度が50℃/sに満たな
いと、Ar3温度直上の仕上げ圧延で生じたオーステナイ
ト相から生成するフェライト相が十分に微細な状態とな
らないためと考えられる。また、冷却速度が200℃/sを
超えると次の中間保持温度の制御性が悪化するためλ値
が低下すると考えられる。以上の理由により、仕上げ圧
延直後の冷却速度を50℃/s〜200℃/sに限定する。
フェライト相を生成させるためには620〜680℃の温度域
で3〜7秒の保持が必要不可欠である。これは保持又は空
冷時間が3秒未満では必要なフェライト量が得られな
い。一方、実機での操業性、生産性を考慮して7秒をそ
の上限とした。
度:この工程の急冷速度の下限はパーライトの生成を避
けることから規定される。つまり冷却速度が50℃/s未
満ではパーライトノーズにかかり、適正な複合組織とな
らないため優れた伸びフランジ性が達成できない。一
方、150℃/sを超えると次の巻取温度の制御性が低下し
材質の安定性を低下させるためこれを上限とする。
微細なフェライト相とベイナイト相からなる複合組織を
得るために、巻取温度は350〜450℃としなければならな
い。巻取温度が450℃を超えるとパーライト相が生成
し、伸びフランジ性が低下する。一方、巻取温度が350
℃を下回るとマルテンサイト相が生成し、鋼板の形状制
御性が悪化する。
1に示すA鋼を用いてCGL焼鈍温度と合金化溶融亜鉛
メッキ鋼板の(TS×λ)の値との関係を調査(他の条件
は本発明条件として)し、図3に示す結果を得た。ここ
で(TS×λ)値は鋼板の強度−伸びフランジ性バランス
を示す。同図から明らかなように、焼鈍温度がAc1〜(A
c1+70℃)の温度範囲のとき鋼板の強度−伸びフランジ
性バランスは最良となる。これは、熱延巻取後に微細な
フェライト相とベイナイト相の複合組織とした鋼板をAc
1〜(Ac1+70℃)の温度範囲に加熱すると、微細なベイ
ナイト相より優先的にC濃度の高い微細なオーステナイ
ト相が形成され、これが冷却時に微細な低温変態相とな
り強度−伸びフランジ性バランスを良好にするためと考
えられる。一方、加熱温度がAc1温度より低いとオース
テナイト相が形成されず、CGL後の組織に微細な低温
変態相が得られず強度が低下し、強度−伸びフランジ性
バランスは劣化するのでこの温度を下限とする。また、
加熱温度が(Ac1+70℃)を超えると、オーステナイト
相中のC濃度が低下し、またオーステナイト相が粗大化
し、CGL後の組織にパーライト相が形成され強度が低
下し、強度−伸びフランジ性バランスは劣化するのでこ
の温度を上限とする。さらに、Ac1〜(Ac1+70℃)での
加熱時間が5秒〜1分のときにC濃度の高い微細なオース
テナイト相が形成される。加熱時間が5秒に満たない
と、十分なオーステナイト相が形成されずCGL後の強
度が低下するのでこれを下限とした。一方、加熱時間が
1分を超えるとオーステナイト相中のC濃度が低下し、ま
た微細なオーステナイト相が得られず、CGL後の伸び
フランジ性が低下するのでこれを上限とした。
〜550℃とする。合金化温度が470℃より低いと短時間に
十分な合金化が進まないためこの温度を下限とする。一
方、合金化温度が550℃を超えると合金化相中のFe%が
高くなり、加工性、耐食性が劣化するためこの温度を上
限とする。
中のA鋼及びE鋼を用いて、合金化をガスバーナ加熱炉
と誘導加熱炉で行い、(他の条件は本発明条件として)
合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の穴拡げ率(λ値)を比較し
たものである。同図から、合金化処理を誘導加熱で行な
うことによりより優れたλ値が得られることがわかる。
これは、誘導加熱炉では鋼板表面だけを加熱できるため
鋼板の加工性がさらに向上するものと考えられる。
された本発明のA鋼を用いて、本発明の熱延条件及びC
GL条件で製造した板厚2.6mmの合金化溶融亜鉛メッキ
鋼板にスキンパスを行ったときの穴拡げ率に及ぼすスキ
ンパス伸長率の影響を示した。この図より、合金化溶融
亜鉛メッキを施した鋼板に伸長率0.5〜3.0%のスキンパ
スを施すと、伸びフランジ性がさらに向上することがわ
かる。このスキンパスによる伸びフランジ性の改善効果
の原因は必ずしも明確でないが、表面粗さの低下が伸び
フランジ成形に良好に作用するためであろうと考えられ
る。伸長率が0.5%未満であると伸びフランジ性の改善
効果は小さくこれを下限とした。一方、伸長率が3.0%
を超えると伸びフランジ性は劣化するのでこれを上限と
した。
る。
に示す成分組成を有する10種の鋼を溶製した。このう
ち鋼A〜Eが本発明規定成分を満足する鋼であり、鋼F
〜Jは比較鋼である。このA〜Jの鋼を表2の条件(本
発明で規定された範囲内)で熱延・酸洗・メッキ・合金
化・スキンパスを行い、板厚2.6mmの合金化溶融亜鉛メ
ッキ鋼板を製造した。
引張試験、穴拡げ試験を行い、その結果を表3に示し
た。なお、同表では穴拡げ試験で伸びフランジ性を評価
している。
亜鉛メッキ鋼板に直径10mmの円形の穴を打抜き、この穴
に60゜円錐ポンチを押し当て穴拡げ加工を行い、穴縁に
亀裂を生じた時点での穴の拡大率のことであり、次式に
よって計算した。 λ(%)={(db−di)/di}×100 但し、diは初期穴径(mm)、dbは亀裂発生時穴径(mm)を
それぞれ表す。
するA〜Eの鋼では、強度−延性バランスを示す(TS×E
l)の値が1700Kgf/mm2・%以上で且つ強度−伸びフラン
ジ性バランスを示す(TS×λ)の値が6000Kgf/mm2・%以
上の高い値を有する50〜60Kgf/mm2級の強度レベルの伸
びフランジ性に優れた合金化溶融亜鉛メッキ鋼板が得ら
れることがわかる。特に、鋼EのNb添加鋼を用いた実施
例5によって得られた鋼板は、より優れた伸びフランジ
性を示すことがわかる。
ている鋼F、I、Jの比較例6、9、10の合金化溶融
メッキ鋼板は、(TS×λ)が5000Kgf/mm2・%程度であっ
て伸びフランジ性が低い。これは微細なフェライトと低
温変態相よりなる最適な複合組織が得られていないため
である。Mn含有量の低い鋼Hの比較例8では、強度が不
足し、伸びフランジ性も劣る。また、Si含有量の高い鋼
Gの比較例7では、機械特性は良好であるがメッキ付着
性が不良となる。
用いて表4に示すように熱延、焼鈍、合金化、スキンパ
スの各条件を種々変化させて板厚2.6mmの合金化溶融亜
鉛メッキ鋼板を製造した。このようにして得られた鋼板
の機械試験値を表5に示す。
れた本発明例11〜18では、強度−延性バランスを示
す(TS×El)の値が1700Kgf/mm2・%以上で且つ強度−
伸びフランジ性バランスを示す(TS×λ)の値が6000Kg
f/mm2・%以上の高い値を有する50〜60Kgf/mm2級の強
度レベルの伸びフランジ性に優れた合金化溶融亜鉛メッ
キ鋼板が得られている。一方本発明法の熱延、焼鈍、合
金化、スキンパスの各条件のいずれかを満足していない
比較例19〜21、24〜33、35、36では、(TS
×λ)の値は6000Kgf/mm2・%以下で、本発明例に比べ
て強度−伸びフランジ性バランスが劣る。これは、比較
例では本発明でいう組織の適正化が達成されていないた
めであると考えられる。また、中間保持温度の低い比較
例22、23では伸びフランジ性は良好であるが、(TS
×El)の値が1600Kgf/mm2・%以下で、強度−延性バラ
ンスが劣る。また、合金化処理温度の低い比較例34で
は合金化不良となる。
ば、現行の熱間圧延工程、連続合金化溶融亜鉛メッキ工
程に格別な変更を加えることなく、しかも格別に高価な
素材を使用せずに加工性、特に伸びフランジ性に優れた
高張力合金化溶融亜鉛メッキ鋼板を低コストで、且つ安
定して製造することができるようになる。
での圧下率と伸びフランジ性(穴拡げ率)の関係を示す
グラフである。
(穴拡げ率)の関係を示すグラフである。
ス(TS×λ)の関係を示すグラフである。
げ率)の関係を示すグラフである。
率)の関係を示すグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】 重量%でC:0.04〜0.10%、Si:0.005〜
0.15%、Mn:1.0〜2.0%、S:0.0002〜0.0010%、Sol.A
l:0.005〜0.050%、N:0.0010〜0.0030%を含有し、残
部Fe及び他の不可避的不純物からなる鋼に対し、Ar3〜
(Ar3+50℃)を仕上げ温度として熱延を行ない、続いて
直ちに50〜200℃/sの冷却速度で620〜680℃の温度域に
冷却すると共に、その後3〜7秒保持し又は空冷し、次い
で50〜150℃/sの冷却速度で350〜450℃の温度に冷却し
て巻取り、酸洗後、Ac1〜(Ac1+70℃)の(α+γ)2
相共存域温度に5秒〜1分加熱均熱し、メッキ温度まで冷
却し溶融亜鉛メッキを施し、その後470〜550℃で合金化
処理し、冷却し、更に伸長率0.5〜3.0%の範囲でスキン
パスを行なうことを特徴とする伸びフランジ性に優れた
高張力合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法。 - 【請求項2】 重量%でC:0.04〜0.10%、Si:0.005〜
0.15%、Mn:1.0〜2.0%、S:0.0002〜0.0010%、Sol.A
l:0.005〜0.050%、N:0.0010〜0.0030%、Nb:0.005〜
0.030%を含有し、残部Fe及び他の不可避的不純物から
なる鋼に対し、Ar3〜(Ar3+50℃)を仕上げ温度として熱
延を行ない、続いて直ちに50〜200℃/sの冷却速度で62
0〜680℃の温度域に冷却すると共に、その後3〜7秒保持
し又は空冷し、次いで50〜150℃/sの冷却速度で350〜4
50℃の温度に冷却して巻取り、酸洗後、Ac1〜(Ac1+70
℃)の(α+γ)2相共存域温度に5秒〜1分加熱均熱
し、メッキ温度まで冷却し溶融亜鉛メッキを施し、その
後470〜550℃で合金化処理し、冷却し、更に伸長率0.5
〜3.0%の範囲でスキンパスを行なうことを特徴とする
伸びフランジ性に優れた高張力合金化溶融亜鉛メッキ鋼
板の製造方法。 - 【請求項3】 重量%でC:0.04〜0.10%、Si:0.005〜
0.15%、Mn:1.0〜2.0%、S:0.0002〜0.0010%、Sol.A
l:0.005〜0.050%、N:0.0010〜0.0030%を含有し、残
部Fe及び他の不可避的不純物からなる鋼に対し、Ar3〜
(Ar3+50℃)を仕上げ温度として熱延を行ない、続いて
直ちに50〜200℃/sの冷却速度で620〜680℃の温度域に
冷却すると共に、その後3〜7秒保持し又は空冷し、次い
で50〜150℃/sの冷却速度で350〜450℃の温度に冷却し
て巻取り、酸洗後、Ac1〜(Ac1+70℃)の(α+γ)2
相共存域温度に5秒〜1分加熱均熱し、メッキ温度まで冷
却し溶融亜鉛メッキを施し、その後470〜550℃で誘導加
熱を行なって合金化処理し、冷却し、更に伸長率0.5〜
3.0%の範囲でスキンパスを行なうことを特徴とする伸
びフランジ性に優れた高張力合金化溶融亜鉛メッキ鋼板
の製造方法。 - 【請求項4】 重量%でC:0.04〜0.10%、Si:0.005〜
0.15%、Mn:1.0〜2.0%、S:0.0002〜0.0010%、Sol.A
l:0.005〜0.050%、N:0.0010〜0.0030%、Nb:0.005〜
0.030%を含有し、残部Fe及び他の不可避的不純物から
なる鋼に対し、Ar3〜(Ar3+50℃)を仕上げ温度として熱
延を行ない、続いて直ちに50〜200℃/sの冷却速度で62
0〜680℃の温度域に冷却すると共に、その後3〜7秒保持
し又は空冷し、次いで50〜150℃/sの冷却速度で350〜4
50℃の温度に冷却して巻取り、酸洗後、Ac1〜(Ac1+70
℃)の(α+γ)2相共存域温度に5秒〜1分加熱均熱
し、メッキ温度まで冷却し溶融亜鉛メッキを施し、その
後470〜550℃で誘導加熱を行なって合金化処理し、冷却
し、更に伸長率0.5〜3.0%の範囲でスキンパスを行なう
ことを特徴とする伸びフランジ性に優れた高張力合金化
溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法。
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