JP3380207B2 - 多段式ストローの製造装置および製造方法 - Google Patents

多段式ストローの製造装置および製造方法

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勝正 星
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実 寿山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料容器内の飲料
を吸引するための多段式ストローに関し、詳しくは、吸
引の際、飲料容器内が減圧になることを防止する多段式
ストローに関する。
【0002】
【従来の技術】内部に中空を有する密封型の飲料容器に
ストローを挿入し、吸引することによって、飲料容器内
の飲料を飲むことのできる飲料製品が市販されている。
図10は、飲料製品の一例を示す図であり、この飲料製
品40は、上面にプラスチックフィルム等でシールされ
た吸引孔41が形成された直方体状の容器本体42と、
容器本体42の側面に袋43に収容されて取り付けられ
た二段式ストロー44とから構成される。ここで、二段
式ストローとは、径の異なる内管と外管とが伸縮自在に
組み合わされたストローである。
【0003】容器本体42内の飲料を飲用する際には、
内管45と外管46とをスライドさせて二段式ストロー
44を引き伸ばし、二段式ストロー44の先端で吸引孔
41をシールしているプラスチックフィルムを突き破
り、二段式ストロー44を容器本体42内に挿入し、二
段式ストロー44の基端部から容器本体42内の飲料を
吸引する。しかしながら、普通に二段式ストロー44を
容器本体42内に挿入し、容器本体42内の飲料を吸引
すると、容器本体42内が減圧になり、容器本体42が
変形して飲みにくくなったり、吸引を中断または終了し
たときに急激に二段式ストロー44を通じて容器本体4
2内に空気が入り込むことによって不快音が発生したり
していた。
【0004】そのため、これまでに、外管の外周壁にそ
の長手方向に沿った溝を形成したストローが、実開昭5
9−70574号公報、実公平3−49570号公報、
特許第2582005号、特開平7−163450号公
報、意匠登録番号957695、特開平7−22266
4号公報、特開平7−222665号公報、特開平7−
322948号公報などに提案されている。このような
溝を形成したストローは、図11に示すように、容器本
体42の吸引孔41の周縁47と、このストロー50の
溝51との間に空隙48を形成することができる。その
ため、吸引時にも空気を導入できるので、容器本体42
内が減圧状態になることを防止し、容器本体42の変形
や不快音の発生を抑制できるとされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ストロ
ー50の溝51が浅いため、吸引孔41の周縁47と、
このストロー50の溝51との間に形成される空隙48
は小さく、また、場合によっては、吸引孔41の周縁4
7が、ストロー50の溝51になじんでしまい、吸引中
に吸引孔41の周縁47が空隙48を塞いでしまって、
容器本体42内が減圧状態になることがしばしば発生し
た。
【0006】よって、本発明は、ストローを飲料容器に
設けられた孔に挿入し、吸引するタイプの飲料容器にお
いて、吸引の際、飲料容器内が減圧になることを防止す
ることにより、飲みやすく、かつ不快音を発生させるこ
とのない多段式ストローの製造装置および製造方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の多段
式ストローの製造装置は、径の異なる2本以上の管が伸
縮自在に組み合わされ、最も外側に位置する最外管の外
周壁にその長手方向に沿った1本以上の凸条が形成され
ている多段式ストローの製造装置であって、最外管が挿
填される複数の管挿填溝が外周壁に軸方向に沿って形成
された回転ドラムと、カム機構による往復運動によって
管挿填溝内の最外管内に挿入および最外管内から引き抜
き可能とされ、管挿填溝から露出した最外管の表面に対
応した位置に1本以上の凸条が長手方向に沿って形成さ
れた雄型ロッドと、該雄型ロッドの凸条に対応する溝を
有する雌型が外周壁上に複数箇所設けられた雌型ロール
とを具備し、 前記雄型ロッドの凸条と前記雌型ロールの
溝が最外管を挟んで嵌合するように、前記雌型ロールが
配置され、かつ前記雄型ロッドおよび雌型ロールが同期
することを特徴とする。 また、本発明の多段式ストロー
の製造装置においては、前記雄型ロッドの凸条は1本で
あり、前記雌型ロール上に設けられた雌型の溝は1本で
あることが望ましい。
【0008】
【0009】また、本発明の多段式ストローの製造方法
は、径の異なる2本以上の管が伸縮自在に組み合わさ
れ、最も外側に位置する最外管の外周壁にその長手方向
に沿った1本以上の凸条が形成されている多段式ストロ
ーの製造方法であって、回転ドラムの外周壁にその軸方
向に沿って形成された管挿填溝に、最外管を挿填する工
程と、前記管挿填溝から露出した最外管の表面に対応し
た位置に1本以上の凸条が長手方向に沿って形成された
雄型ロッドを、前記最外管内に挿入する工程と、最外管
内にある雄型ロッドの凸条と、雌型ロール上に設けられ
た雌型の溝とを最外管を挟んで嵌合する工程とを有し、
雄型ロッドの凸条と雌型ロールの溝が最外管を挟んで嵌
合するように雄型ロッドおよび雌型ロールを同期させ
ことを特徴とする。また、本発明の多段式ストローの製
造方法においては、前記雄型ロッドの凸条は1本であ
り、前記雌型ロール上に設けられた雌型の溝は1本であ
ることが望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
図1および図2は、本発明によって得られる多段式スト
ローの一例を示す図である。この二段式ストロー1は、
径の異なる内管2と最外管3とが伸縮自在に組み合わさ
れたものであり、前記最外管3の外周壁には、その長手
方向に沿った凸条5が形成されている。また、最外管3
の両端には、絞り部6および絞り部7が形成され、外管
の途中の先端側には、絞り部8,8が形成されている。
また、内管2の基端部には、前記絞り部6および絞り部
7から内管2が抜けないようにし、かつ前記絞り部8,
8に引っ掛かることによって、一旦引き伸ばされた二段
式ストロー1が再び縮まないようにするためのストッパ
部9が形成されている。
【0011】前記凸条5の長さは、二段式ストロー1を
飲料容器に挿入したときに該凸条5が飲料容器の吸引孔
に当接するように調節されればよく、特に限定はされな
いが、実用性上、製造上の観点から、最外管3の長さの
1/3〜3/4の長さであることが好ましい。凸条5の
長さが、最外管3の長さの1/3未満では、二段式スト
ロー1を飲料容器に挿入する長さによっては、凸条5が
飲料容器の吸引孔に当接しないおそれがあり、凸条5の
長さが、最外管3の長さの3/4を超えると、二段式ス
トロー1の内管2と最外管3との接続部での嵌合性が甘
くなる可能性がある。
【0012】前記凸条5の高さは、二段式ストロー1を
飲料容器に挿入したときに該凸条5が飲料容器の吸引孔
を押し拡げることのできる程度の高さであればよく、特
に限定はされないが、実用上、製造上の観点から、最外
管3の外周壁の基準面から0.2〜1.0mmであるこ
とが好ましい。凸条5の高さが、最外管3の外周壁の基
準面から0.2mm未満では、飲料容器の吸引孔を押し
拡げる効果が不十分となるおそれがあり、凸条5の高さ
が、最外管3の外周壁の基準面から1.0mmを超える
と、凸条5の成形が困難となる。ここで、外周壁の基準
面とは、凸条5が形成されていないときの最外管3の外
周壁の表面のことである。
【0013】二段式ストロー1の材質としては、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
系樹脂、ポリスチレン、ABS樹脂、紙等が挙げられ
る。中でも、ポリプロピレンが好ましく、具体的には、
プロピレン単独重合体、プロピレンと他のα−オレフィ
ンとのブロックまたはランダム共重合体が好適に用いら
れる。
【0014】このような二段式ストロー1にあっては、
図3に示すように、これを飲料容器の容器本体10の吸
引孔11に挿入した際に、凸条5が吸引孔11の周縁1
2を押し拡げ、最外管3と吸引孔11の周縁12との間
に空隙13,13を形成することができる。そして、凸
条5が吸引孔11の周縁12を常に押し拡げた状態にし
ているので、吸引孔11の周縁12が最外管3になじん
で、空隙13,13を塞いでしまうことはない。そのた
め、容器本体10内が減圧状態になることを防止し、容
器本体10の変形や不快音の発生を抑制できる。
【0015】なお、図示例の二段式ストローは、最外管
に形成された凸条が1本であるものであるが、本発明の
多段式ストローはこの形態のものに限定されるものでは
なく、例えば、凸条が2本以上であるものでもかまわな
い。ただし、容器本体内が減圧状態になることを防止す
る効果は、凸条が1本である二段式ストローでも十分発
揮されるので、成形の容易さ等を考慮した場合、凸条の
数は1本であることが好ましい。また、本発明の多段式
ストローは、図示例のように、二段式のものに限定され
るものではなく、3段以上の多段式ストローであっても
かまわない。
【0016】次に、本発明の多段式ストローの製造装置
およびこれを用いた多段式ストローの製造方法について
説明する。本発明の多段式ストローの製造装置として
は、例えば、所定の長さの管状の内管2および最外管3
を成形する管成形装置と、図4に示すような、最外管3
に凸条を形成する最外管加工装置20と、内管2と最外
管3とを組み合わせて、二段式ストロー1を完成させる
組立装置とを有して概略構成される製造装置を挙げるこ
とができる。
【0017】最外管加工装置20は、図4および図5に
示すように、フレーム21と、前記フレーム21上部に
設けられ、管成形装置(図示略)から供給された多数の
最外管3が収納されたホッパー22と、前記フレーム2
1内に設けられ、ホッパー22の供給ロール23から供
給された最外管3が挿填される複数の管挿填溝24,2
4…が外周壁に軸方向に沿って等間隔に形成された回転
ドラム25と、前記管挿填溝24内の最外管3を加熱す
る加熱ロール27(加熱装置)と、前記回転ドラム25
の基端部を覆うようにフレーム21に固定して設けられ
たカムフロア31(カム機構)と、該カムフロア31に
よる往復運動によって管挿填溝24内の最外管3内に挿
入および最外管3内から引き抜き可能とされた雄型ロッ
ド26,26…と、前記雄型ロッド26に対応する雌型
が外周壁上に複数箇所設けられた雌型ロール28と、内
管と最外管とを組み合わせて二段式ストローを完成させ
る組立装置(図示略)へ、回転ドラム25から落下した
最外管3を搬送するベルトコンベア29と、コントロー
ルボックス30とを具備して概略構成されるものであ
る。
【0018】前記カムフロア31は、前記回転ドラム2
5に接しない程度の間隔で、前記回転ドラム25の外周
を覆うように設けられたロッド押出ガイド32とロッド
戻しガイド33との一対から構成されるものである。前
記ロッド押出ガイド32とロッド戻しガイド33は、そ
の間に一定の間隔34が形成されるようにフレーム21
に固定され、回転ドラム25から独立して設けられてお
り、回転ドラム25とともに回転しないようにされてい
る。
【0019】前記雄型ロッド26には、図6に示すよう
に、管挿填溝24から露出した最外管3の表面に対応し
た位置に1本の凸条35が形成されている。そして、そ
の基端部には、コロ36が軸支されている。このコロ3
6を、回転ドラム25の回転にしたがって、前記カムフ
ロア31のロッド押出ガイド32とロッド戻しガイド3
3との間の間隔34に沿って移動させることにより、前
記雄型ロッド26が管挿填溝24内で往復運動させら
れ、図5に示す最外管挿填エリアAにおいて、雄型ロッ
ド26が最外管3内に挿入され、または最外管3内から
引き抜かれるようになる。
【0020】前記雌型ロール28には、図7に示すよう
に、前記雄型ロッド26の凸条35に対応する溝37を
有する雌型38,38…が外周壁上に複数箇所、等間隔
に設けられている。そして、前記雄型ロッド26の凸条
35と前記雌型ロール28の溝37が嵌合するように、
前記雌型ロール28は配置され、かつ前記雄型ロッド2
6および雌型ロール28は同期させられている。
【0021】なお、図示例の雄型ロッドの凸条および雌
型ロール上に設けられた雌型の溝は1本であるが、最外
管の外周壁に、その長手方向に沿った1本以上の凸条を
形成できるのであれば、雄型ロッドの凸条および雌型ロ
ール上に設けられた雌型の溝の数は、特に図示例のもの
に限定はされない。ただし、雄型ロッドの凸条および雌
型ロール上に設けられた雌型の溝の数が多くなると、雄
型ロッドが最外管から引き抜きにくくなるなどから、最
外管の凸条の成形が困難になるので、雄型ロッドの凸条
および雌型ロール上に設けられた雌型の溝の数は、1本
が適当である。
【0022】また、カム機構は、図示例のカムフロアに
限定されるものではなく、雄型ロッドを往復運動させ得
るものであれば、他の形態のものを用いてもかまわな
い。加熱装置も、図示例の加熱ロールに限定されるもの
ではなく、最外管3を加熱できるものであれば、他の加
熱装置を用いてもよい。また、前記回転ドラム25の外
周壁には、ホッパー22の供給ロール23近傍からベル
トコンベア29の上方にわたって、最外管3落下防止用
のベルトを、加熱ロール27や雌型ロール28に接しな
いように設けてもよい。
【0023】この二段式ストローの製造装置を用いた二
段式ストロー1の製造は以下のようにして行われる。ま
ず、管成形装置にて、あらかじめ所定の長さの内管2お
よび最外管3を成形する。管成形装置から供給され、ホ
ッパー22に収納された最外管3が、供給ロール23に
よって回転ドラム25の外周壁にその軸方向に沿って形
成された管挿填溝24内の最外管挿填エリアAに一本ず
つ挿填される。回転ドラム25が回転するにつれて、カ
ムフロア31によって押し出された雄型ロッド26が、
図8に示すように、管挿填溝24から露出した最外管3
の表面に対応した位置に凸条35が位置するように最外
管3内に挿入される。
【0024】ついで、管挿填溝24内に挿填された最外
管3は、回転ドラム25に接する加熱ロール27によっ
て加熱される。最外管3を加熱した後、最外管3内にあ
る雄型ロッド26の凸条35と、該雄型ロッド26の凸
条35に対応する、雌型ロール28上に設けられた雌型
38の溝37とを、図9に示すように、加熱された最外
管3を挟んで嵌合させることによって、最外管3の外周
壁には、図1に示すような、その長手方向に沿った1本
の凸条5が形成される。
【0025】凸条5が形成された最外管3は、回転ドラ
ム25の下部に到達したときに、最外管3内に挿入され
ていた雄型ロッド26がカムフロア31によって最外管
3から抜かれることによって、回転ドラム25の下方の
ベルトコンベア29上に落下し、ベルトコンベア29に
よって、次の組立装置へと搬送され、ここで、管成形装
置から供給された内管2と、最外管加工装置20で凸条
5が形成された最外管3とが組み立てられて、二段式ス
トロー1が完成する。
【0026】前記加熱ロールによる最外管3の加熱温度
は、特に限定はされないが、最外管3を70〜80℃に
加熱しておくと、白化現象を防止できる。本発明に係る
多段式ストローにおいては、最外管3の加熱工程がなく
とも成形は問題なくできるが、前記加熱ロール27を用
いることにより、ストローの外観の面から好ましい効果
を奏する。
【0027】このような最外管加工装置20およびこれ
を用いた二段式ストローの製造方法にあっては、回転ロ
ール25が回転するにつれて、雄型ロッド26が最外管
3に挿入され、ついで雄型ロッド26の凸条35と前記
雌型ロール38上に設けられた雌型38の溝37とが
合して、最外管3に凸条5が成形されるので、二段式ス
トロー1を容易に、かつ効率よく製造することができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多段式ス
トローの製造装置は、最外管が挿填される複数の管挿填
溝が外周壁に軸方向に沿って形成された回転ドラムと、
カム機構による往復運動によって管挿填溝内の最外管内
に挿入および最外管内から引き抜き可能とされ、管挿填
溝から露出した最外管の表面に対応した位置に1本以上
の凸条が長手方向に沿って形成された雄型ロッドと、該
雄型ロッドの凸条に対応する溝を有する雌型が外周壁上
に複数箇所設けられた雌型ロールとを具備し、前記雄型
ロッドの凸条と前記雌型ロールの溝が最外管を挟んで嵌
合するように、前記雌型ロールが配置され、かつ前記雄
型ロッドおよび雌型ロールが同期するので、飲料容器内
の飲料を吸引する際、飲料容器内が減圧になることを防
止することができ、飲料容器内の飲料を吸引しやすく、
かつ不快音が発生することがない多段式ストローを容易
に、かつ効率よく製造することができる。
【0029】
【0030】また、本発明の多段式ストローの製造方法
は、回転ドラムの外周壁にその軸方向に沿って形成され
た管挿填溝に、最外管を挿填する工程と、前記管挿填溝
から露出した最外管の表面に対応した位置に1本以上の
凸条が長手方向に沿って形成された雄型ロッドを、前記
最外管内に挿入する工程と、最外管内にある雄型ロッド
の凸条と、雌型ロール上に設けられた雌型の溝とを最外
管を挟んで嵌合する工程とを有し、雄型ロッドの凸条と
雌型ロールの溝が最外管を挟んで嵌合するように雄型ロ
ッドおよび雌型ロールを同期させる方法であるので、飲
料容器内の飲料を吸引する際、飲料容器内が減圧になる
ことを防止することができる多段式ストローを容易に、
かつ効率よく製造することができる。また、前記雄型ロ
ッドの凸条が1本であり、前記雌型ロール上に設けられ
た雌型の溝が1本であれば、多段式ストローをさらに容
易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の多段式ストローの一例を示す図であ
り、(a)は上面図であり、(b)は側面図である。
【図2】 本発明の多段式ストローの一例を示す断面図
であり、(a)は内管が外管内に収納された状態の断面
図であり、(b)は引き伸ばされた状態の断面図であ
る。
【図3】 本発明の多段式ストローを飲料容器内に挿入
した状態を示す上面図である。
【図4】 本発明の多段式ストローの製造装置の一例を
示す概略図である。
【図5】 図4のV方向から見た回転ドラムを示す側面
図である。
【図6】 本発明の多段式ストローの製造装置の雄型ロ
ッドを示す斜視図である。
【図7】 本発明の多段式ストローの製造装置の雌型ロ
ールを示す斜視図である。
【図8】 雄型ロッドを外管内に挿入した状態を示す斜
視図である。
【図9】 雄型ロッドの凸条と、雌型ロール上に設けら
れた雌型の溝とを、加熱された最外管を挟んで嵌合した
状態を示す断面図である。
【図10】 飲料容器の一例を示す斜視図である。
【図11】 従来の多段式ストローを飲料容器内に挿入
した状態を示す上面図である。
【符号の説明】
1 二段式ストロー(多段式ストロー) 2 内管 3 最外管 5 凸条 24 管挿填溝 25 回転ドラム 26 雄型ロッド 27 加熱ロール(加熱装置) 28 雌型ロール 31 カムフロア(カム機構) 35 凸条 37 溝 38 雌型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寿山 実 東京都港区芝公園一丁目7番13号 昭和 電工プラスチックプロダクツ株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−225996(JP,A) 特公 昭58−24255(JP,B1) 登録実用新案3023252(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 21/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径の異なる2本以上の管が伸縮自在に組
    み合わされ、最も外側に位置する最外管の外周壁にその
    長手方向に沿った1本以上の凸条が形成されている多段
    式ストローの製造に用いる装置であって、 最外管が挿填される複数の管挿填溝が外周壁に軸方向に
    沿って形成された回転ドラムと、カム機構による往復運
    動によって管挿填溝内の最外管内に挿入および最外管内
    から引き抜き可能とされ、管挿填溝から露出した最外管
    の表面に対応した位置に1本以上の凸条が長手方向に沿
    って形成された雄型ロッドと、該雄型ロッドの凸条に対
    応する溝を有する雌型が外周壁上に複数箇所設けられた
    雌型ロールとを具備し、 前記雄型ロッドの凸条と前記雌型ロールの溝が最外管を
    挟んで嵌合するように、前記雌型ロールが配置され、か
    つ前記雄型ロッドおよび雌型ロールが同期することを特
    徴とする多段式ストローの製造装置。
  2. 【請求項2】 前記雄型ロッドの凸条が1本であり、前
    記雌型ロール上に設けられた雌型の溝が1本であること
    を特徴とする請求項記載の多段式ストローの製造装
    置。
  3. 【請求項3】 径の異なる2本以上の管が伸縮自在に組
    み合わされ、最も外側に位置する最外管の外周壁にその
    長手方向に沿った1本以上の凸条が形成されている多段
    式ストローの製造方法であって、 回転ドラムの外周壁にその軸方向に沿って形成された管
    挿填溝に、最外管を挿填する工程と、 前記管挿填溝から露出した最外管の表面に対応した位置
    に1本以上の凸条が長手方向に沿って形成された雄型ロ
    ッドを、前記最外管内に挿入する工程と、 最外管内にある雄型ロッドの凸条と、雌型ロール上に設
    けられた雌型の溝とを最外管を挟んで嵌合する工程とを
    し、 雄型ロッドの凸条と雌型ロールの溝が最外管を挟んで嵌
    合するように雄型ロッドおよび雌型ロールを同期させ
    ことを特徴とする多段式ストローの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記雄型ロッドの凸条が1本であり、前
    記雌型ロール上に設けられた雌型の溝が1本であること
    を特徴とする請求項記載の多段式ストローの製造方
    法。
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