JP3396191B2 - 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びに記憶媒体及びカートリッジ - Google Patents

不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びに記憶媒体及びカートリッジ

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JP3396191B2
JP3396191B2 JP28046499A JP28046499A JP3396191B2 JP 3396191 B2 JP3396191 B2 JP 3396191B2 JP 28046499 A JP28046499 A JP 28046499A JP 28046499 A JP28046499 A JP 28046499A JP 3396191 B2 JP3396191 B2 JP 3396191B2
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ,ファク
シミリ,複写機等の画像形成装置に交換可能にセットさ
れるカートリッジが、消耗品(トナー,インク等)を詰
め替えた不適正なものかどうかを検出するための方法及
び装置及びシステムに関するものである。更に、本発明
は、消耗品が詰め替えられた不適正なカートリッジを検
出するためのプログラムを記憶した記憶媒媒体と、消耗
品が詰め替えられた不適正なカートリッジを検出するた
めに適したカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば電子写真式のプリンタでは、現像
媒体としてトナーを充填したトナーカートリッジが用い
られている。このトナーカートリッジでは、その製造時
に一定量のトナーが充填されており、プリンタに交換可
能にセットされる。このトナーカートリッジ内のトナー
が殆どなくなると、プリンタの表示器にトナー切れが表
示されるから、新しいトナーカートリッジに交換され
る。
【0003】前記トナー切れの状態は、トナー残量測定
装置によってトナー残量を測定することで検出される。
トナー残量測定装置としては、例えば特開平7−283
20号公報に記載されているように、トナーカートリッ
ジが装填されるカートリッジ室に、光源とホトセンサー
とを配置したものが知られている。トナーカートリッジ
の両側壁には透明窓が形成されているから、一対の透明
窓を通して光源からの光がホトセンサーに入射する。ト
ナーの残量が多い場合は、トナーによって光源からの光
が遮断されるから、ホトセンサーの出力は小さく、トナ
ー残量が少なくなるとホトセンサーの出力は大きくな
る。そこで、ホトセンサーの出力が一定値に達したとき
に、トナー切れであると判定する。
【0004】前記トナーカートリッジは、補充瓶からの
トナーをプリンタ内のトナー収納室へ補給することが不
要であるため、手や衣服がトナーで汚れる心配がなく、
またトナーカートリッジを交換するだけでよいので、操
作が簡単である等の利点がある。
【0005】前記トナーカートリッジを更に発展させ、
感光ドラム,帯電ローラ,現像ローラ,クリーニング部
等を取り付けたプロセスカートリッジも知られている。
このプロセスカートリッジでは、感光ドラム等の寿命に
合わせた量のトナーが充填されており、トナーの交換と
同時に感光ドラム等も交換されるから、メンテナンスが
簡便であり、またメンテナンス契約も特に必要とされな
い等の利点があるため、個人用プリンタ等に広く利用さ
れている。
【0006】使用済みのカートリッジは、カートリッジ
販売業者を介してプリンタメーカーに回収される。プリ
ンタメーカーは、環境汚染防止や資源の有効活用の観点
から、使用済みカートリッジを分解し、各部品を検査し
て正常なものは再使用し、またプラスチック部品は溶解
・ペレット化して、プラスチック材料として再利用をし
ている。また、このカートリッジのリサイクルによっ
て、カートリッジの販売価格の引下げも図っている。
【0007】使用済みのカートリッジの全てがプリンタ
メーカーに戻されるのではなく、その一部がトナーの詰
め替え業者にまわされる。トナー詰め替え業者は、所定
の料金で詰め替えを請け負い、カートリッジを分解して
から適当なトナーを補給する。また、使用済みのカート
リッジを購入し、これにトナーを補給してから、再生カ
ートリッジとして、新品のカートリッジに比べてかなり
安い価格で販売するトナー詰め替え業者もある。
【0008】カートリッジの製造時に充填されるトナー
(純正品)は、プリンタのプロセス特性(感光ドラムの
特性,帯電電圧,クリーニング特性,定着特性)を考慮
して、トナーの成分を決定している。しかし、トナー詰
め替え業者が使用するトナーは、その組成成分が純正品
のトナーとは異なっているため、印字品質の低下を起こ
すことがある。また、トナーが定着ローラにこびりつい
たりして、定着ローラを損傷することもある。
【0009】印字品質の低下や、故障が発生した場合
に、補給したトナーに原因があるにもかかわらず、ユー
ザーはプリンタに原因があると誤解することが多い。こ
れによって、地道に積み上げてきたプリンタの信頼性が
一挙に失われることになる。また、ユーザーによって
は、プリンタを製造したメーカーを信頼しなくなり、こ
のメーカーが取り扱う全製品に対して嫌悪感を懐くこと
もある。
【0010】プリンタメーカーの信頼性を維持するに
は、詰め替え業者による消耗品の詰め替えを事前に防止
したり、あるいは消耗品を詰め替えた不適正なカートリ
ッジは再使用できないようにする等の対策を考慮するこ
とが必要である。
【0011】消耗品の詰め替え防止対策としては、前述
した特開平7−28320号公報には、プリント枚数を
カウントするカウンタと、現像ローラの回転を阻止する
電磁ブレーキを設けたプロセスカートリッジが記載され
ている。このプロセスカートリッジでは、トナーの消費
量をプリント枚数から間接的に調べ、プリント枚数が一
定値に達したときに、トナー切れが発生したと判断し、
電磁ブレーキを作動する。この電磁ブレーキによって、
現像ローラの回転が阻止されるから、いったんトナー切
れとなると、トナーの補充の有無にかかわらず、プロセ
スカートリッジを使用することができなくなる。したが
って、トナーは入っているが、電磁ブレーキがかかって
いるプロセスカートリッジは、トナーの詰め替え品であ
ると判断することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
消耗品詰め替え防止対策では、電磁ブレーキが作動する
前、すなわちトナーが少し残っている段階でトナーを補
充した場合(途中詰め替えをした場合)には、プロセス
カートリッジを再使用することが可能になってしまうと
いう問題がある。また、文字数の多いプリントと、文字
数が極端に少ないプリントとがあるから、プリント枚数
からトナーの残量を予測するものでは、トナーの残量を
正確に測定することはできない。そのために、トナーが
残っているにもかかわらず、電磁ブレーキが作動してプ
ロセスカートリッジが使用できなくなることがある。こ
れは資源の無駄となる。更に、電磁ブレーキやカウンタ
が必要であるため、プロセスカートリッジのコストアッ
プを招くことになる。
【0013】また、従来の消耗品詰め替え防止対策で
は、プロセスカートリッジに電磁ブレーキやカウンタを
設けなければならないため、プロセスカートリッジが複
雑で大型化し、コスト高となるという問題がある。ま
た、電磁ブレーキがかかっている状態は直ぐに分かるの
で、プロセスカートリッジの分解時に、電磁ブレーキを
除去するか、あるいはブレーキがきかない状態にするこ
とができるから、有効な詰め替え防止策とはいえない。
【0014】本発明は、消耗品を詰め替えた不適正なカ
ートリッジを確実に検出することができる不適正カート
リッジの検出方法及び装置及びシステム,並びに記憶媒
体及びカートリッジを提供することを目的とするもので
ある。
【0015】本発明の別の目的は、消耗品の残量を正確
に測定することができるようにした不適正カートリッジ
の検出方法及び装置及びシステム及び記憶媒体を提供す
ることにある。
【0016】本発明の更に別の目的は、消耗品を詰め替
えた不適正なカートリッジを使用することができないよ
うにする不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシ
ステム及び記憶媒体を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の不適正カートリッジの検出装置は、画像形
成装置に交換可能にセットされたカートリッジ内に収納
されているトナーの残量を測定する手段と、測定して得
た残量を記憶する手段と、前記測定手段で測定した今回
の残量と前記記憶手段から読み出した前回の残量とを比
較し、残量が増加しているときは、トナーが詰め替えら
れている前記不適正カートリッジであると判定する手段
とからなるものである。
【0018】なお、前記不適正カートリッジであると判
定されたときに、前記画像形成装置の画像形成動作を禁
止する手段を設け、さらに、前記不適正カートリッジで
あると判定されたときに、警告表示する表示手段を設け
ることが好ましい。
【0019】なお、前記記憶手段を、カートリッジに設
けることが好ましい。
【0020】なお、前記カートリッジに記憶手段が設け
られているかどうかを判断する手段を設け、記憶手段が
設けられていないときは不適正カートリッジであると判
定することが好ましい。
【0021】なお、前記不適正カートリッジの判定は、
カートリッジが画像形成装置にセットされたときに行う
ことが好ましい。
【0022】なお、カートリッジが画像形成装置から取
り出される際に、前記トナーの残量を、前記記憶手段に
書き込むことが好ましい。
【0023】また、本発明の不適正カートリッジの検出
装置は、画像形成装置に交換可能にセットされるカート
リッジ内に設けられ、カートリッジを識別するための識
別情報を記憶するカートリッジ側記憶手段と、前記カー
トリッジ内に収納されたトナーの残量を測定する手段
と、この測定手段で測定した残量を前記識別情報ととも
に記憶する装置側記憶手段と、前記測定手段で測定した
今回の残量と前記識別情報をもとに前記装置側記憶手段
から読み出した前回の残量とを比較し、残量が増加して
いるときは、トナーが詰め替えられている不適正カート
リッジであると判定する手段とからなるものである。
【0024】なお、前記不適正カートリッジであると判
定されたときに、前記画像形成装置の画像形成動作を禁
止する手段を設けたり、また、前記不適正カートリッジ
であると判定されたときに、警告表示する表示手段を設
けることが好ましい。
【0025】なお、前記カートリッジ側記憶手段が設け
られているかどうかを判断する手段を設け、このカート
リッジ側記憶手段が設けられていないときは前記不適正
カートリッジであると判定することが好ましい。
【0026】なお、前記不適正カートリッジの判定は、
カートリッジが画像形成装置にセットされたときに行う
ことが好ましい。
【0027】なお、カートリッジが画像形成装置から取
り出される際に、前記トナーの残量を、前記カートリッ
ジ側記憶手段に書き込むことが好ましい。
【0028】また、本発明の不適正カートリッジの検出
方法は、画像形成装置に交換可能にセットされたカート
リッジ内に収納されているトナーの残量を測定し、今回
測定したトナーの残量と、前回測定したトナーの残量と
を比較し、トナーの残量が増加しているときは、トナー
が詰め替えられている不適正カートリッジであると判定
するようにしたものである。
【0029】また、本発明のカートリッジは、画像形成
装置に着脱自在にセットされ、製造時に所定量のトナー
が収納されたカートリッジにおいて、前記画像形成装置
に使用するのに不適正であることを検出するための情報
を記憶するための記憶手段を設けたものである。
【0030】なお、前記情報は、トナーの残量又はカー
トリッジの識別情報であることが好ましい。
【0031】また、本発明の記憶媒体は、画像形成装置
に交換可能にセットされるカートリッジ内に収納されて
いるトナーの残量を測定手段に測定させる機能と、前記
測定手段で測定して得た残量を記憶手段に記憶する機能
と、前記測定手段で測定した今回の残量と前記記憶手段
から読み出した前回の残量とを比較し、残量が増加して
いるときは、トナーが詰め替えられている不適正カート
リッジであると判定する機能とを、画像形成装置のコン
ピュータで実現するためのプログラムを記憶している。
【0032】また、本発明の記憶媒体は、画像形成装置
に交換可能にセットされたカートリッジ内のカートリッ
ジ側記憶手段から、各カートリッジを識別するための識
別情報を読み出す機能と、前記カートリッジ内に収納さ
れたトナーの残量を測定手段に測定させる機能と、前記
測定手段で測定して得た残量を前記識別情報とともに、
画像形成装置内の装置側記憶手段に記憶する機能と、前
記測定手段で測定した今回の残量と前記識別情報をもと
に前記装置側記憶手段から読み出した前回の残量とを比
較し、残量が増加しているときは、トナーが詰め替えら
れている不適正カートリッジであると判定する機能と
を、画像形成装置のコンピュータで実現するためのプロ
グラムを記憶している。
【0033】また、本発明の不適正カートリッジの検出
システムは、カートリッジと画像形成装置とから構成さ
れており、このカートリッジには、画像記録に使用する
トナーを収納するトナー収納室と、トナーの残量を記憶
する記憶手段とが設けられており、また画像形成装置に
は、記録紙に画像を形成するプリント部と、交換可能に
セットされた前記カートリッジ内のトナーの残量を測定
する手段と、前記測定手段で測定した今回の残量と前記
記憶手段から読み出した前回の残量とを比較し、残量が
増加しているときは、トナーが詰め替えられている不適
正カートリッジであると判定する手段とが設けられてい
る。
【0034】また、本発明の不適正カートリッジの検出
システムは、カートリッジと画像形成装置とから構成さ
れており、このカートリッジには、画像記録に使用する
トナーを収納するトナー収納室と、カートリッジ識別情
報を記憶する第1の記憶手段とが設けられており、また
画像形成装置には、記録紙に画像を形成するプリント部
と、交換可能にセットされた前記カートリッジ内のトナ
の残量を測定する手段と、測定した残量を前記カート
リッジ識別情報とともに記憶する第2の記憶手段と、前
記測定手段で測定した今回の残量と前記カートリッジ識
別情報をもとに第2の記憶手段から読み出した前回の残
量とを比較し、残量が増加しているときは、トナーが詰
め替えられている不適正カートリッジであると判定する
手段とが設けられている。
【0035】また、本発明の別の不適正カートリッジの
検出装置は、画像形成装置に交換可能にセットされたカ
ートリッジ内に収納されている消耗品の残量を測定する
手段と、測定して得た残量を記憶する手段と、前記測定
手段で測定した今回の残量と前記記憶手段から読み出し
た前回の残量とを比較し、残量が増加しているときは、
消耗品が詰め替えられている不適正カートリッジである
と判定する手段とからなる不適正カートリッジの検出装
置であり、さらに、前記カートリッジに記憶手段が設け
られているかどうかを判断する手段を設け、記憶手段が
設けられていないときは消耗品詰め替えカートリッジで
あると判定することを特徴とする。
【0036】また、前記消耗品の詰め替え判定は、カー
トリッジが画像形成装置にセットされたときに行われる
ことが好ましい。
【0037】また、前記不適正カートリッジであると判
定されたときに、前記画像形成装置の画像形成動作を禁
止する手段を設けたることが好ましい。
【0038】また、本発明の別の不適正カートリッジの
検出装置は、画像形成装置に交換可能にセットされるカ
ートリッジ内に設けられ、カートリッジを識別するため
の識別情報を記憶するカートリッジ側記憶手段と、前記
カートリッジ内に収納された消耗品の残量を測定する手
段と、この測定手段で測定した残量を前記識別情報とと
もに記憶する装置側記憶手段と、前記測定手段で測定し
た今回の残量と前記識別情報をもとに前記装置側記憶手
段から読み出した前回の残量とを比較し、残量が増加し
ているときは、消耗品が詰め替えられている不適正カー
トリッジであると判定する手段とからなる不適正カート
リッジの検出装置であり、さらに、前記カートリッジ側
記憶手段が設けられているかどうかを判断する手段を設
け、前記カートリッジ側記憶手段が設けられていないと
きは前記不適正カートリッジであると判定することを特
徴とする。
【0039】また、前記不適正カートリッジであると判
定されたときに、前記画像形成装置の画像形成動作を禁
止する手段を設けることが好ましい。
【0040】また、前記不適正カートリッジであると判
定されたときに、警告表示する表示手段を設けることが
好ましい。
【0041】また、本発明の別のカートリッジは、画像
形成装置に着脱自在にセットされ、製造時に所定量の消
耗品が収納されたカートリッジにおいて、前記画像形成
装置に使用するのに不適正であることを検出するための
情報として、消耗品の残量又はカートリッジの識別情報
を記憶するための記憶手段を設けたことを特徴とする。
【0042】また、本発明の別の不適正カートリッジの
検出システムは、画像記録に使用する消耗品を収納する
消耗品収納室と、消耗品の残量を記憶する記憶手段とを
有するカートリッジと、記録紙に画像を形成するプリン
ト部と、交換可能にセットされた前記カートリッジ内の
消耗品の残量を測定する手段と、前記測定手段で測定し
た今回の残量と前記記憶手段から読み出した前回の残量
とを比較し、残量が増加しているときは、消耗品が詰め
替えられた不適正カートリッジであると判定する手段と
を有する画像形成装置とからなることを特徴とする。
【0043】また、本発明の別の不適正カートリッジの
検出システムは、画像記録に使用する消耗品を収納する
消耗品収納室と、カートリッジ識別情報を記憶する第1
の記憶手段とを有するカートリッジと、記録紙に画像を
形成するプリント部と、交換可能にセットされた前記カ
ートリッジ内の消耗品の残量を測定する手段と、測定し
た残量を前記カートリッジ識別情報とともに記憶する第
2の記憶手段と、前記測定手段で測定した今回の残量と
前記カートリッジ識別情報をもとに第2の記憶手段から
読み出した前回の残量とを比較し、残量が増加している
ときは、消耗品が詰め替えられた不適正カートリッジで
あると判定する手段とを有する画像形成装置とからなる
ことを特徴とする。
【0044】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用される電子
写真方式のプリンタを示すものである。プリンタ10
は、プリンタ本体11にカートリッジ12が交換可能に
セットされている。このカートリッジ12には、トナー
13が充填されたトナー室14の他に、感光ドラム1
5,帯電ローラ16,現像ローラ17が設けられてお
り、いわゆるプロセスカートリッジの形態をしている。
【0045】感光ドラム15は、金属製の円筒体の外周
面に、光導電性の皮膜が設けられている。帯電ローラ1
6は、金属製の軸と、その外周にはめ込んだ導電性を有
する発泡ウレタンの筒体と、この発泡ウレタンの外側に
嵌めた半導電性を有するプラスチック製のチューブとか
らなる。この帯電ローラ16は、発泡ウレタンの弾力に
よって、感光ドラム15の外周面に接触している。ま
た、感光ドラム15と帯電ローラ16との間に一定の電
圧を印加するために、感光ドラム15の円筒体と、帯電
ローラ16の軸は、プリンタ本体11内の帯電回路に接
続されている。この接続のために、カートリッジ12に
は電気接点が設けられている。
【0046】給紙トレイ20上には、複数枚の記録紙2
1がセットされている。給紙トレイ20の一番上にある
記録紙21が給紙ローラ22で引き出され、一対の搬送
ローラ23に向けて給紙される。搬送ローラ対23は、
記録紙21をニップして転写位置に搬送する。この転写
位置には、転写ローラ24が配置されており、カートリ
ッジ12がセットされたときに、その感光ドラム15に
接触する。
【0047】プリント時には、感光ドラム15が一定速
度で時計方向に回転する。この感光ドラム15は、帯電
ローラ16に接触しながら通過するときに外周面が一様
に帯電される。また、半導体レーザ26は、画像データ
に応じて駆動され、強度変調されたレーザ光を発生す
る。このレーザ光は、ポリゴンミラー27を経て、回転
中の感光ドラム24に入射する。ポリゴンミラー27
は、レーザ光を感光ドラム24の軸方向(主走査方向)
に振らすことで、ラスタスキャンをする。感光ドラム1
5は、レーザ光が照射された部分が除電されるから、そ
の外周に静電潜像が形成される。
【0048】トナー室13内のトナー14は、回転中の
現像ローラ17の外周に付着して搬送される。トナー1
4は、現像ローラ17に付着して搬送される間に、規制
ブレード28(図4参照)を通過する。この通過時に、
トナー14は、規制ブレード28との摩擦により、感光
ドラム15と逆極性に帯電される。このトナー14が感
光ドラム15まで運ばれると、静電力で感光ドラム15
に吸着されるため、感光ドラム15の静電潜像がトナー
像に可視化される。
【0049】感光ドラム15の回転によって、トナー像
は転写位置まで移動する。この転写位置では、記録紙2
1が、転写ローラ24と感光ドラム15との間に挟まれ
て、感光ドラム15の周速度と同じ速度で移動してい
る。転写ローラ24は、トナー像と逆の電位にバイアス
されているから、感光ドラム15上のトナー像が記録紙
21に転写される。
【0050】トナー像が転写された記録紙21は、定着
器29に向かって搬送される。この定着器29は、一対
の定着ローラ30と、ヒータ(図示せず)とから構成さ
れており、トナーを加熱して溶融する。溶融したトナー
は、記録紙21に吸着される。定着処理された記録紙2
1は、プリンタ本体11から排紙される。
【0051】図2〜図4は、カートリッジの一例を示す
ものである。図2は上部カートリッジを示し、図3は下
部カートリッジを示す。また、図4は組立状態を示す。
上部カートリッジ32及び下部カートリッジ33の本体
34,35は、黒色をしたプラスチック成形品である。
【0052】図2及び図4において、上部カートリッジ
32には、トナー室13が形成されており、製造時に一
定量のトナー14が充填されている。このトナー室13
の下方には、細長なトナー供給口13aが形成されてお
り、使用前にはシールテープ(図示せず)で封鎖されて
いる。また、トナー室13の側面には、トナー14を充
填するための充填口(図示せず)が設けられており、ト
ナー14の充填後はキャップ37で封止されている。符
号38は、トナー室13の天板であり、上部カートリッ
ジ本体34に接着されている。
【0053】上部カートリッジ本体34には、帯電ロー
ラ16が回転自在に取り付けられている。この帯電ロー
ラ16に近接した位置に、露光開口39が形成されてお
り、この露光開口39を通ってレーザ光が感光ドラム1
5に入射する。
【0054】上部カートリッジ32と下部カートリッジ
33とを結合するために、上部カートリッジ本体34に
は、トナー室13側に2個の係止爪40が、そして帯電
ローラ16側に2個の係止爪41が形成されている。な
お、符号42〜44は、図4で明らかなように、露光室
45内にトナー14が入り込まないように、隙間を塞ぐ
ためのスポンジテープである。
【0055】図3及び図4において、下部カートリッジ
本体35には、感光ドラム15,現像ローラ17が回転
自在に取り付けられている。また、下部カートリッジ本
体35には、プリンタ本体11内に設けた駆動ギヤ(図
示せず)に噛合する従動ギヤ46が設けられている。こ
の従動ギヤ46の回転は、ギヤ47を介して現像ローラ
17に伝達され、更にギヤ48を介して感光ドラム15
に伝達される。感光ドラム15の下方に位置する部分に
開口49が形成されている。この開口62を介して転写
ローラ24が入り込んで感光ドラム15に接触する。
【0056】支持プレート50の先端には、クリーニン
グブレード51が取り付けられており、感光ドラム15
に付着している余分なトナーを掻き落とす。この掻き落
とされたトナーを廃トナー室52内に集めるために、下
部カートリッジ本体35にスクイシート53が取り付け
られている。この廃トナー室52は、支持プレート5
0,クリーニングブレード51,スクイシート53で区
画されている。
【0057】前記支持プレート50の上端がスポンジテ
ープ44に接触しているから、廃トナー室52と露光室
45とが仕切られ、それにより使用済みトナーが露光室
45を経てカートリッジ12から漏れ出ないようにして
いる。スポンジテープ42が下部カートリッジ本体35
の内側に接触しており、またスポンジテープ43が規制
ブレード28の上端に接触している。これらのスポンジ
テープ42,43によって、トナー室13側と露光室4
5とを仕切ることで、未使用のトナー14が露光室45
を経てカートリッジ12から漏れ出るのが防止されてい
る。
【0058】下部カートリッジ本体35には、係合穴5
6と、係止突起57が設けられている。上部カートリッ
ジ32を下部カートリッジ33に嵌め込むと、係合穴5
6に上部カートリッジ本体34の係止爪40が嵌合し、
係止突起57に上部カートリッジ本体34の係止爪41
が係合する。これらの係止爪40,41,係合穴56,
係止突起57によって、上部カートリッジ32と下部カ
ートリッジ33とが一体的に組み立てられる。
【0059】プリンタの電気構成を示す図5において、
プリンタ本体11に、CPU(バソコン)60,メモリ
61,プリント部62,表示器63,トナー残量測定部
64が設けられている。カートリッジ12には、トナー
収納室13等の他に、メモリ65が設けられている。こ
のメモリ65とCPU60とを電気的に接続するため
に、カートリッジ12の外面には電気接点(図示せず)
が設けられ、またプリンタ本体11にも電気接点(図示
せず)が設けられている。メモリ61,65としては、
バックアップが不要なEEPROMが用いられる。
【0060】CPU60は、プリンタ10の各部をシー
ケンス制御する他に、トナーの詰め替えが行われた不適
正なカートリッジかどうかの判定をする。もし、トナー
詰め替えカートリッジであると判定した場合は、表示器
63に詰め替えであること,適正なカートリッジに交換
すべきこと、プリントが禁止されること等を表示し、そ
してプリント部62の作動を禁止する。表示器63は、
操作パネル(図示せず)とともに、プリンタ本体11の
外面に設けられている。
【0061】メモリ61(以下、プリンタメモリとい
う)には、各カートリッジに識別情報(ID)が与えら
れている場合は、プリンタ本体11にセットしたことが
あるカートリッジのIDと、このカートリッジのトナー
残量等の情報を記憶する。このIDとしては、数字,文
字,記号,又はこれらを組み合わせたもの等が用いられ
る。
【0062】詰め替え業者による情報の読み出しや書換
えができないように、IDやトナー残量の情報を暗号化
するか、あるいは情報の読み出しに特殊な暗号を使用す
ることで、情報の保護を図るのがよい。なお,プリンタ
メーカーは、暗号を入力したり、あるいは保護を解除す
る秘密コマンドを入力することで、情報の読み出しや書
換えを行うことができる。
【0063】プリント部62は、レーザ26やポリゴン
ミラー27等の記録系,定着器29,転写ローラ24と
カートリッジ12と給紙ローラ22と搬送ローラ23と
を駆動するモータ,帯電ローラ16に電圧を印加する帯
電回路等から構成されている。
【0064】メモリ(以下、カートリッジメモリとい
う)65には、トナー残量測定部64で測定したトナー
残量等の情報が記憶される。新品のカートリッジに対し
ては、所定のトナー残量を表す情報が製造時に書き込ま
れている。この情報に対しても前述した保護を図るのが
よい。各カートリッジにIDが与えられている場合は、
トナー残量の代わりにIDが製造時に書き込まれてい
る。
【0065】図6は、トナー残量測定部の一例を示すも
のである。トナー室13の両側壁に、一対の窓が形成さ
れており、これらの窓の内側に透明板73,74が取り
付けられている。これらの透明板73,74を挟むよう
に、ライン状光源75と、ライン状センサー76とが配
置されている。
【0066】トナー残量測定部64は、ライン状光源7
5,ライン状センサー76とによって構成されている。
ライン状光源75は、測定時にCPU60によって一定
時間発光される。ライン状センサー76からの信号は、
CPU60に取り込まれ、その受光状態からトナー残量
が算出される。
【0067】ライン状光源75としては、LED等の光
源75aをライン状に設けたものが用いられる。また、
棒状の蛍光灯をライン状光源75として使用することが
できる。ライン状センサー76としては、複数のホトセ
ンサー76aをライン状に設けたもの,又はCCD等の
ラインイメージセンサー等が用いられる。
【0068】トナー残量の測定時には、CPU60によ
ってライン状光源75が発光される。このライン状光源
75から放出された光のうち、トナー14よりも低い位
置から放出されたものはトナー14で遮断される。しか
し、トナー14よりも高い位置から放出された光は、ト
ナー14で遮られることなく進行し、ライン状センサー
76に入射する。
【0069】トナーの残量が多いと、下側に位置してい
るホトセンサー76aが遮光されるから、上側にあるホ
トセンサー76aだけがライン状光源75からの光を検
出する。トナー残量が減るにつれて、下側のホトセンサ
ー76aも光を検出する。CPU60は、どのホトセン
サーまで遮光されているか、又はどのホトセンサーまで
光を検出しているかを調べることで、トナー14の残量
を算出する。
【0070】この光学的なトナー残量測定部64では、
透明板73,74にトナー14が付着していると、トナ
ー残量を正しく測定することができなくなる。そこで、
透明板73,74は、トナー14が電気的又は物理的に
付着しにくい材料で作られており、またトナー14が落
下し易いように良好な表面平滑性が与えられている。
【0071】なお、トナー残量測定部をカートリッジ1
2に設け、測定したトナー残量のデータをプリンタ本体
11のCPU60に送ってもよい。この場合には、ライ
ン状光源75とライン状ホトセンサー74とをカートリ
ッジ12に設けるとともに、ライン状光源75の点灯制
御やトナー残量の算出をするための専用のCPUをカー
トリッジ12に設ける。この専用CPUは、プリンタ本
体11のCPU60からのデータ要求に基づいてトナー
残量を測定し、得られたトナー残量のデータをCPU6
0へ送る。
【0072】図7は、カートリッジメモリ65から読み
だしたトナー残量と、今回測定したトナー残量とを比較
することで、トナーを詰め替えた不適正なカートリッジ
かどうかを検出する例を示すものである。プリンタ本体
11のカートリッジ室(図示せず)にカートリッジ12
を装填するには、まずカートリッジ室の蓋を開く。カー
トリッジ12がカートリッジ室に完全に装填されると、
カートリッジメモリ65がCPU60に接続され、また
感光ドラム15と帯電ローラ16とがプリント部62の
帯電回路に接続される。
【0073】プリンタ電源がONのときには、カートリ
ッジ室の蓋が閉じたことを検知するスイッチ(図示せ
ず)からの信号で、CPU60はカートリッジ12がセ
ットされたと判断する。次に、CPU60はカートリッ
ジメモリ65の有無をチェックする。カートリッジメモ
リ65には、トナー残量のデータの他に、カートリッジ
メモリありを示すフラグが書き込まれている。CPU6
0は,このフラグが読みだせたときには、プリンタメー
カーから提供された正規のカートリッジであると判定す
る。
【0074】他方、正規のカートリッジでない場合は、
カートリッジメモリ65が設けられていないことがあ
る。このようなカートリッジでは、フラグを読みだすこ
とができない。この正規のカートリッジでないものに対
しては、トナーが詰め替えられた不適正なカートリッジ
と同等に扱い、CPU60は、警告表示するとともにプ
リント動作を禁止する。
【0075】CPU60は、正規のカートリッジである
と判定すると、カートリッジメモリ65からトナー残量
のデータを読みだす。新品のカートリッジの場合には、
カートリッジの製造時に、充填されたトナーの量に相当
した一定のデータがカートリッジメモリ65に書き込ま
れている。また、使用済みのカートリッジの場合には、
トナー残量測定部64で測定したトナー残量のデータが
カートリッジメモリ65に書き込まれている。なお、ト
ナー残量のデータが改ざんされると、トナーの詰め替え
の事実を検出することができなくなる。そこで、データ
の改ざんを防止するために、暗号化したデータを使用し
てCPU60でこれをデコードしたり、あるいはデータ
の読み出しに特殊なプロトコルを使うのがよい。
【0076】次に、CPU60は、トナー残量測定部6
4を作動させて、トナー室13内に貯留されているトナ
ー14の量を測定する。CPU80は、測定した現在の
トナー残量と、カートリッジメモリ65から読みだした
トナー残量とを比較し、トナー14の補充による詰め替
えが行われたかどうかを判断する。
【0077】CPU60は、現在のトナー残量が、カー
トリッジメモリ65から読みだしたトナー残量よりも多
い場合には、トナーの詰め替えが行われた不適正なカー
トリッジであると判断する。また、両者が同じ場合、あ
るいは現在のトナー残量の方が少ない場合には、トナー
の詰め替えは行われていない適正なカートリッジである
と判断する。
【0078】CPU60は、トナーの詰め替えが行われ
た不適正なカートリッジであると判断した場合は、トナ
ー詰め替えであること、プリント品質が劣化すること、
適正なカートリッジを装填すべきこと等の警告をする。
更に、CPU60は、プリント部62のプリント動作を
禁止する。このプリント動作が禁止された場合は、パソ
コン等からプリント要求があっても、CPU60はそれ
を受け付けず、したがってプリント部62のプリント動
作は実行されない。
【0079】他方、CPU60は、トナーの詰め替えが
行われていない適正なカートリッジであると判断した場
合は、プリント部62のプリント動作を許容する。CP
U60は、パソコン等からプリント要求があると、プリ
ント部62をシーケンス制御して記録紙21に画像や文
字を記録する。このプリンタ10の正常動作中は一定枚
数がプリントされる毎に、又は一定時間が経過する毎
に、CPU60はトナー残量測定部64を作動させてト
ナー残量を測定する。得られたトナー残量は、カートリ
ッジメモリ65に書き込まれる。
【0080】なお、トナー残量のデータは、新しいもの
に更新する他に、測定日時とともにトナー残量を追加記
録してもよい。こうすると、トナー残量の履歴からプリ
ンタの稼働状況が分かるため、故障の解析や製品改良等
の資料として利用することができる。
【0081】プリンタ10の正常動作中に、トナー残量
の測定値が所定値以下となったとき、好ましくはトナー
がほぼ空となり、測定値が零となったときに、表示器6
3にトナー切れによるカートリッジの交換が表示され
る。なお、トナー残量の測定値が零となっても、ある程
度のトナー14は残っているので、適当な枚数のプリン
トは可能である。
【0082】カートリッジを交換する場合には、カート
リッジ室の蓋を開いてから、空となったカートリッジ1
2を抜き出す。次に、新しいカートリッジからシールテ
ープを剥がしてトナー供給口13aを開口させる。トナ
ー排出口13aが開くと、トナー室13内のトナー14
が現像ローラ17へ供給可能となる。この新しいカート
リッジをカートリッジ室に装填してから、カートリッジ
室の蓋を閉じると、前述したように、カートリッジメモ
リの有無のチェック,トナー増量のチェック等が実行さ
れる。新品の正規なカートリッジの場合には,プリンタ
を正常動作させることができる。
【0083】ユーザーによっては、空となったカートリ
ッジに対して、トナーの補充を詰め替え業者に依頼する
ことがある。詰め替え業者は、係止爪40を係合穴56
から外し、また係止爪41を係止突起57から外して、
カートリッジ12を上部カートリッジ32と下部カート
リッジ33とに分解する。
【0084】カートリッジ12の分解後に各部を清掃し
てから、上部カートリッジ32のトナー排出口13a
に、シールテープを張りつけてこれを閉鎖する。次に、
上部カートリッジ32のキャップ37を外して、トナー
をトナー室13内に補充する。トナーの補充後に、キャ
ップ37を再びはめ込み、トナー室13を密閉する。詰
め替え業者は、トナーの補充後に、上部カートリッジ3
2と下部カートリッジ33とを組み立て、この組み立て
られたカートリッジ12を包装してユーザーへ発送す
る。
【0085】詰め替え業者から戻されてきた不適正なカ
ートリッジをプリンタ本体11にセットすると、前述し
たようにトナー増量のチェックが行われる。この場合
は、カートリッジメモリ65には、トナー残量が零を表
すデータが記憶されている。他方、トナー残量測定部6
4で測定した現在のトナー残量は、ほぼ満杯量を表すデ
ータとなっている。したがって、現在のトナー残量の方
が多いので、CPU60はトナーの詰め替えが行われた
不適正なカートリッジであると判断し、警告表示すると
ともに、プリントを禁止する。
【0086】プリント禁止の状態では、パソコン等から
プリント要求があっても、プリンタ10はプリント動作
を実行しないため、トナー詰め替えをした不適正なカー
トリッジは使用することができない。結果的に、ユーザ
ーは、これ以降トナーの詰め替え依頼を断念し、プリン
タメーカーから提供されている適正なカートリッジを使
用することなる。これは、不適正なトナーの使用による
印字品質の低下を防止し、またプリンタの故障防止に寄
与する。更に、プロセスカートリッジでは、感光ドラム
15等の部品が品質保証期間を経過した状態で使用され
るのを防止し、それによる印字品質の低下を防ぐことが
できる。
【0087】図7に示す例では、トナー残量の測定と書
込みは、正常なプリント動作が行われている間に適宜行
われるが、カートリッジ12をプリンタ本体11から取
り出すときに、これを実行してもよい。
【0088】図8は、カートリッジを識別するためのI
Dを各カートリッジに割り当てるとともに、プリンタメ
モリ61にIDとともにトナー残量を記憶させる例を示
す。カートリッジ12のセットが検出されると、CPU
60は、前述したような手順でカートリッジメモリ65
の有無をチェックする。
【0089】カートリッジメモリ65が設けられていな
いものは、正規のカートリッジでないと判断される。ま
た、IDとして暗号を使用したり、あるいは特殊なプロ
トコルを使用することにより、正規のカートリッジ以外
では、たとえカートリッジメモリ65が設けられていて
も、IDを読みだすことができない。これらの場合に
は、警告表示するとともに、プリント動作を禁止する。
【0090】次に、読みだしたIDの照合が行われる。
この照合では,まず、IDのデータフォーマットから正
規のIDかどうかをチェックする。ID自体のチェック
後に、このIDがプリンタメモリ61に記憶されている
かどうかを検査する。これは、一度使用されたカートリ
ッジでは、そのIDとトナー残量とがプリンタメモリ6
1に記憶されているから、ID照合によって、新品のカ
ートリッジであるか、あるいは前にプリンタ本体11に
セットしたことがあるカートリッジかどうかが識別され
る。
【0091】もし、新品のカートリッジの場合には、I
Dとともに、トナー残量のデータとして一定値をプリン
タメモリ61に書き込む。この一定値は、製造時にトナ
ー室13内に充填されたトナーの量に相当している。こ
のデータの書込み後に、図7の例で説明したように、プ
リンタ10が正常動作する。また、この正常動作中に、
適宜トナー残量を測定し、プリンタメモリ61内のトナ
ー残量のデータを更新又は追加記録する。なお、前述し
たように、トナー切れが表示されたときは、新品のカー
トリッジと交換される。
【0092】前述したID照合によって、一度使用した
ことがあるカートリッジであると判定されると、トナー
残量測定部64を作動してトナー室13内のトナー残量
を測定する。プリンタメモリ61には、前に使用したカ
ートリッジのIDと前回測定したトナー残量とが記憶さ
れているから、カートリッジメモリ65から読みだした
1Dに基づき、トナー残量のデータをプリンタメモリ6
1から読みだす。
【0093】CPU60は、プリンタメモリ61から読
みだしたトナー残量と、今回測定したトナー残量とを比
較し、トナー残量が増加している場合には、トナーが詰
め替えられた不適正なカートリッジであると判断し、警
告表示とプリントの禁止をする。他方、トナー詰め替え
で行われていない適正なカートリッジであると判断する
と、プリンタ10は正常動作する。
【0094】図9は、カートリッジをプリンタ本体から
取り出す時に、トナー残量をプリンタメモリ61に書き
込むようにした例を示すものである。このトナー残量の
書込み以外は、図8に示すものと同じであるため、カー
トリッジの取り出しについてのみ説明する。
【0095】プリンタ本体11からカートリッジ12を
取り出すときは、カートリッジ室の蓋を開き、次にカー
トリッジロックレバーを操作してカートリッジのロック
を解除する。この蓋の開き動作又はカートリッジロック
レバーが操作されたことをスイッチ等で検出すること
で、カートリッジの取り出し準備操作がされたことを検
知する。このスイッチからの信号をCPU60が受け取
ると,トナー残量測定部64を作動させてトナー残量を
測定する。得られたトナー残量は、IDに対応させてプ
リンタメモリ61に書き込まれる。
【0096】また、正常動作中は、適宜にトナー残量を
測定しているから、このトナー残量のデータをCPU6
0のレジスタに一時記憶しておき、カートリッジの取り
出し準備操作が行われたときに、この一時記憶しておい
たトナー残量のデータをプリンタメモリ61に書き込ん
でもよい。更に、カートリッジの取り出し準備操作でト
ナー残量をメモリに記憶する仕方は、図7に示すものに
対しても利用することができる。
【0097】前述したIDを使用する例では、トナー詰
め替えをした不適正なカートリッジであっても、別のプ
リンタにセットすると、このプリンタにとっては新規な
IDであるため、新品のカートリッジであると判断さ
れ、正常なプリント動作が実行されることになる。この
問題は、IDの他に、使用したことがあることを表す使
用履歴情報を併用することで防止することができる。
【0098】使用履歴情報としては、カートリッジの取
り出し情報や、各プリンタに与えられているプリンタI
D(例えば製造番号)等がある。これらの情報がカート
リッジメモリに書き込まれているかどうかによって、新
品のカートリッジか否かを判断することができる。な
お、プリンタIDの場合には、カートリッジをプリンタ
本体にセットしたとき、又はこれから取り出すときに、
カートリッジメモリに書き込まれる。
【0099】図10は、使用履歴情報として、カートリ
ッジの取り出し情報を用いる例を示す。図9の例と同様
に、トナー切れとなったカートリッジ12を取り出す際
に、トナー残量の測定が行われ、得られたトナー残量の
データがプリンタメモリ61に書き込まれる。また、ト
ナー残量が零の場合には、プリンタ本体11からカート
リッジ12が取り出されたことを表すカートリッジ取り
出し情報がカートリッジメモリ65に書き込まれる。
【0100】この取り出し情報が書き込まれたカートリ
ッジ12にトナー14を詰め替えてから、前と同じプリ
ンタ本体11にセットすると、前述したようにカートリ
ッジメモリ65の有無のチェック,情報読み出しの可否
のチェックが行われる。同じプリンタ本体の場合には、
図9の例と同様に、ID照合によって使用済みのカート
リッジであると判断されるから、トナー増量のチェック
が行われ、これによって不適正なカートリッジであるこ
とが検出される。なお、トナー増量のチェックをせず
に、取り出し情報の有無をチェックすることで、不適正
なカートリッジか否かを検出してもよい。
【0101】トナー詰め替えをした不適正なカートリッ
ジ12を別のプリンタ本体にセットすると、ID照合で
は新しいカートリッジであると判定される。しかし、こ
のカートリッジでは、そのカートリッジメモリ65に取
り出し情報が記憶されているから、この取り出し情報の
有無をチェックすることで、不適正なカートリッジであ
ることが検出され、警告表示とプリント動作の禁止とが
行われる。勿論、取り出し情報がないものは、新品の正
規なカートリッジであると判定され、前述したようにI
Dの書き込み後に、プリンタが正常動作する。
【0102】図11は、トナー残量測定部の別の例を示
すものである。天板38の内側に、音源70と、集音器
71と取り付けられている。トナー残量の測定時には、
音源70は、トナー14に向けて超音波を発生する。こ
の超音波の一部は、トナー14の表面で反射して集音器
71で検出される。
【0103】音源70で超音波を発生してから、集音器
71で超音波を検出するまでの時間を測定する。この時
間は、トナー14の残量が多いほど短いから、この時間
からトナー残量を求めることができる。具体的には、時
間とトナー残量とのテーブルを準備し、これを参照して
時間をトナー残量に変換するのがよい。
【0104】トナー残量測定部は、時間測定やトナー残
量の算出をするために、専用のCPU(図示せず)を持
っている。また、前記テーブルを使用する場合は、テー
ブルメモリも備えている。勿論、専用のCPUを省略
し、プリンタ本体11のCPU60で時間測定やトナー
残量算出をしてもよい。
【0105】トナー残量測定部は、カートリッジ12に
内蔵されており、この外面に設けた電気接点を介してプ
リンタ本体11にトナー残量のデータを送る。この超音
波式のトナー残量測定部は、トナー14が音源70や集
音器71に付着していても、これに影響されることな
く、トナー残量を測定することができる。
【0106】図12は,記憶媒体(CD,フロッピー,
ICメモリ,MO等)に格納された詰め替えカートリッ
ジの検出・使用禁止のプログラムをプリンタ本体のCP
U(コンピュータ)にインストールする例を示す。プリ
ンタ本体80は、パソコン81に接続されており、バソ
コン81から送られた文字データや画像データを記録紙
にプリントする。
【0107】図7〜図10のフローチャートに示すよう
な詰め替えカートリッジの検出・使用禁止の手順を実行
したり、又は機能や手段を実現するためプログラムがプ
リンタ本体80に与えられていない場合には、このプリ
ンタ本体80では、トナーを詰め替えたカートリッジの
使用を阻止することができない。このようなプリンタ本
体80に対しては、詰め替えカートリッジの検出・使用
禁止のプログラムをインストールすることが必要であ
る。
【0108】記憶媒体例えばCD82には、例えば図7
に示すフローチャートに示す機能を実現するためのプロ
グラムが記憶されている。このCD82は、パソコン8
1のCDドライブ(図示せず)にセットされる。バソコ
ン81は、CD82に記憶されたプログラムを読み出
し、プリンタ本体80のハードディスク83に書き込
む。
【0109】プリンタ本体80のCPU84は、ハード
ディスク83に書き込まれたプログラムを実行すること
で、前述したようにトナーを詰め替えたカートリッジを
検出し、そして警告及び使用禁止をする。
【0110】入力装置85は、スキャナー,デジタルカ
メラ等からの画像データや文字データを入力するための
ものである。ROM86は、プリント部87のプリント
動作を制御するためのプログラムや、画像処理するため
のプログラム等が格納されている。また、RAM87に
は、データを一時的に記憶するために使われる。
【0111】なお、CD82をプリンタ本体80に直接
にセットして、必要なプログラムをプリンタ本体80に
書き込んでもよい。更には、CDをプリンタ本体80に
セットしたまま使用し、このCDから読み出したプログ
ラムを実行して、トナー詰め替えカートリッジの判定等
をしてもよい。
【0112】使用済みの空のカーリッジでは、カートリ
ッジの販売業者を介して、プリンタメーカーに回収され
てリサイクルが行われる。プリンタメーカーは、カート
リッジを分解し、清掃してから各部品を検査する。正常
な部品は再使用し、故障や使用期間が経過した部品は素
材に戻して再利用する。
【0113】また、各部品が正常で、カートリッジ全体
がそのまま使用できるものは、純正のトナーを充填する
ことができる。この場合には、カートリッジメモリに、
充填したトナー量に応じたデータを書き込み、またカー
トリッジメモリにIDを記憶するものでは、新しいID
を書き込む。なお、取り出し情報を使用する場合は、カ
ートリッジメモリからこの情報を消去する。この純正な
トナーを充填したものは、適正なカートリッジとして取
り扱われる。また、IDやトナー残量の情報に暗号を使
用していたり、情報の読み出しや書込みの保護を図って
いるときは、プリンタメーカーは、暗号を入力したり、
あるいは保護を解除する秘密コマンドを入力すること
で、情報の読み出しや書換えを行う。
【0114】トナーの増量があった場合には、トナーの
詰め替えカートリッジである判定しているが、トナー1
4は自由に移動する粉体であること、トナー残量測定部
64による測定ミスがあること等を考慮すると、増量が
2倍以上のときにトナーの詰め替えであると判定するの
がよい。
【0115】また、カートリッジメモリだけが故障して
いることがある。このような場合には、カートリッジ全
体を廃棄するよりは、カートリッジメモリだけを交換し
た方が都合がよい。そこで、カートリッジメモリは、カ
ートリッジから取外しができるようにするのがよい。
【0116】前述した例では、プリンタ電源を入れた状
態で、カートリッジが装填されたときに、トナー詰め替
えのチェックをしている。カートリッジを装填してから
電源を入れると、トナー詰め替えのチェックが行われな
い。そこで、プリンタ電源を入れたときにもチェックを
するのがよい。合理的には、プリンタ電源が入った状態
でカートリッジ装填がされた時、カートリッジが装填さ
れた状態でプリンタ電源を入れたときに、トナー詰め替
えのチェックをするのがよい。勿論、トナー詰め替えの
チェックは、適宜なとき例えばプリンタ動作中でのトナ
ー残量測定時にしてもよい。
【0117】前述した例は、プロセスカートリッジであ
るが、本発明は、トナーだけを収納したトナーカートリ
ッジに対しても利用することができる。更に、本発明
を、インクジェットプリンタ用のインクを収納したイン
クカートリッジ,ドットプリンタ用のインクリボンを収
納したリボンカートリッジ,サーマルプリンタ用のイン
クリボンを収納したリボンカートリッジ等に適用しても
よい。また、本発明は、プリンタの他に、ファクシミ
リ,複写機等の画像形成装置にも適用される。
【0118】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
前回測定した消耗品の残量と、今回測定した残量とを比
較して、消耗品が増量されているかどうかを判断するも
のであるから、消耗品が詰め替えられた不適正なカート
リッジを確実に検出することができる。
【0119】また、本発明は、消耗品を実測しているか
ら、その残量を正確に測定することができる。更に、消
耗品詰め替えカートリッジを検出したときに、警告表示
をしたり、プリントを禁止するから、消耗品が詰め替え
られた不適正なカートリッジの使用を確実に阻止するこ
とができる。
【0120】更に、本発明は、記憶手段に前回測定時の
残量の情報を書き込んでいるから、電磁ブレーキのよう
に簡単に修理されて再使用が可能な状態にされることは
ない。この情報を暗号化したり、特殊な読み出し手順を
採用したりして情報の保護を図れば、更に消耗品詰め替
え防止が確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真式プリンタの一例を示す概略図であ
る。
【図2】上部カートリッジの斜視図である。
【図3】下部カートリッジの斜視図である。
【図4】上部カートリッジと下部カートリッジとを組み
立てたカートリッジの断面図である。
【図5】電子写真式プリンタの電気構成を示すブロック
図である。
【図6】トナー残量測定部の一例を示す断面図である。
【図7】カートリッジメモリにトナー残量を書き込むよ
うにした例を示すフローチャートである。
【図8】カートリッジメモリにIDを記憶し、プリンタ
メモリにトナー残量を書き込むようにした例を示すフロ
ーチャートである。
【図9】カートリッジの取り出し操作で、トナー残量を
プリンタメモリに書き込む例を示すフローチャートであ
る。
【図10】カートリッジ取り出し情報をカートリッジメ
モリに書き込む例を示すフローチャートである。
【図11】超音波測距方式のトナー残量測定部の一例を
示す断面図である。
【図12】CDに格納された詰め替えカートリッジの検
出・使用禁止のプログラムをプリンタ本体にインストー
ルする例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 プリンタ 11 プリンタ本体 12 カートリッジ 13 トナー室 14 トナー 32 上部カートリッジ 33 下部カートリッジ 75 ライン状光源 76 ライン状センサー 80 プリンタ本体 82 CD
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 15/08 507H (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 507 G03G 15/08 112 G03G 15/08 114 G03G 21/00 510 G03G 21/16

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置に交換可能にセットされた
    カートリッジ内に収納されているトナーの残量を測定す
    測定手段と、前記カートリッジに設けられ、前記測定
    手段によって測定して得た残量を記憶する記憶手段と、
    前記測定手段で測定した今回の残量と前記記憶手段から
    読み出した前回の残量とを比較し、残量が増加している
    ときは、トナーが詰め替えられている前記不適正カート
    リッジであると判定する手段とからなることを特徴とす
    る不適正カートリッジの検出装置。
  2. 【請求項2】 前記不適正カートリッジであると判定さ
    れたときに、前記画像形成装置の画像形成動作を禁止す
    る手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の不適正
    カートリッジの検出装置。
  3. 【請求項3】 前記不適正カートリッジであると判定さ
    れたときに、警告表示する表示手段が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の不適正カートリッ
    ジの検出装置。
  4. 【請求項4】 前記カートリッジに記憶手段が設けられ
    ているかどうかを判断する手段を設け、記憶手段が設け
    られていないときは不適正カートリッジであると判定す
    ることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の不
    適正カートリッジの検出装置。
  5. 【請求項5】 前記不適正カートリッジの判定は、カー
    トリッジが画像形成装置にセットされたときに行われる
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の不適
    正カートリッジの検出装置。
  6. 【請求項6】 前記トナーの残量は、カートリッジが画
    像形成装置から取り出される際に、前記記憶手段に書き
    込まれることを特徴とする請求項1ないし5いずれか記
    載の不適正カートリッジの検出装置。
  7. 【請求項7】 画像形成装置に交換可能にセットされる
    カートリッジ内に設けられ、カートリッジを識別するた
    めの識別情報を記憶するカートリッジ側記憶手段と、前
    記カートリッジ内に収納されたトナーの残量を測定する
    手段と、この測定手段で測定した残量を前記識別情報と
    ともに記憶する装置側記憶手段と、前記測定手段で測定
    した今回の残量と前記識別情報をもとに前記装置側記憶
    手段から読み出した前回の残量とを比較し、残量が増加
    しているときは、トナーが詰め替えられている不適正カ
    ートリッジであると判定する手段とを備えるとともに、
    さらに、前記カートリッジ側記憶手段が設けられている
    かどうかを判断する手段を設け、前記カートリッジ側記
    憶手段が設けられていないときは前記不適正カートリッ
    ジであると判定することを特徴とする不適正カートリッ
    ジの検出装置。
  8. 【請求項8】 前記不適正カートリッジであると判定さ
    れたときに、前記画像形成装置の画像形成動作を禁止す
    る手段を設けたことを特徴とする請求項記載の不適正
    カートリッジの検出装置。
  9. 【請求項9】 前記不適正カートリッジであると判定さ
    れたときに、警告表示する表示手段を設けたことを特徴
    とする請求項7又は8記載の不適正カートリッジの検出
    装置。
  10. 【請求項10】 前記不適正カートリッジの判定は、カ
    ートリッジが画像形成装置にセットされたときに行わ
    れ、前記トナーの残量は、カートリッジが画像形成装置
    から取り出される際に、前記装置側記憶手段に書き込ま
    れることを特徴とする請求項7ないし9いずれか記載の
    不適正カートリッジの検出装置。
  11. 【請求項11】 画像形成装置に交換可能にセットされ
    たカートリッジ内に収納されているトナーの残量を測定
    し、今回測定したトナーの残量と、前回測定され、前記
    カートリッジに設けられた記憶手段に記憶されたトナー
    の残量とを比較し、トナーの残量が増加しているとき
    は、トナーが詰め替えられている不適正カートリッジで
    あると判定することを特徴とする不適正カートリッジの
    検出方法。
  12. 【請求項12】 画像形成装置に着脱自在にセットさ
    れ、製造時に所定量のトナーが収納されたカートリッジ
    において、前記画像形成装置に使用するのに不適正であ
    ることを検出するための情報として、トナー残量又はカ
    ートリッジの識別情報を記憶するための記憶手段を設け
    たことを特徴とするカートリッジ。
  13. 【請求項13】 画像形成装置に交換可能にセットされ
    るカートリッジ内に収納されているトナーの残量を測定
    手段に測定させる機能と、前記測定手段で測定して得た
    残量を前記カートリッジに設けられた記憶手段に記憶す
    る機能と、前記測定手段で測定した今回の残量と前記記
    憶手段から読み出した前回の残量とを比較し、残量が増
    加しているときは、トナーが詰め替えられている不適正
    カートリッジであると判定する機能とを画像形成装置の
    コンピュータで実現するためのプログラムを記憶した記
    憶媒体。
  14. 【請求項14】 画像形成装置に交換可能にセットされ
    たカートリッジ内のカートリッジ側記憶手段から、各カ
    ートリッジを識別するための識別情報を読み出す機能
    と、前記カートリッジ内に収納されたトナーの残量を測
    定手段に測定させる機能と、前記測定手段で測定して得
    た残量を前記識別情報とともに、画像形成装置内の装置
    側記憶手段に記憶する機能と、前記測定手段で測定した
    今回の残量と前記識別情報をもとに前記装置側記憶手段
    から読み出した前回の残量とを比較し、残量が増加して
    いるときは、トナーが詰め替えられている不適正カート
    リッジであると判定する機能と、 さらに、前記カートリッジに前記記憶手段が設けられて
    いるかどうかを判定し、前記記憶手段が設けられていな
    いときは不適正カートリッジであると判定する機能とを
    画像形成装置のコンピュータで実現するためのプログラ
    ムを記憶した記憶媒体。
  15. 【請求項15】 画像記録に使用するトナーを収納する
    トナー収納室と、トナーの残量を記憶する記憶手段とを
    有するカートリッジと、 記録紙に画像を形成するプリント部と、交換可能にセッ
    トされた前記カートリッジ内のトナーの残量を測定する
    手段と、前記測定手段で測定した今回の残量と前記記憶
    手段から読み出した前回の残量とを比較し、残量が増加
    しているときは、トナーが詰め替えられた不適正カート
    リッジであると判定する手段とを有する画像形成装置と
    からなることを特徴とする不適正カートリッジの検出シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 画像記録に使用するトナーを収納する
    トナー収納室と、カートリッジ識別情報を記憶する第1
    の記憶手段とを有するカートリッジと、 記録紙に画像を形成するプリント部と、交換可能にセッ
    トされた前記カートリッジ内のトナーの残量を測定する
    手段と、測定した残量を前記カートリッジ識別情報とと
    もに記憶する第2の記憶手段と、前記測定手段で測定し
    た今回の残量と前記カートリッジ識別情報をもとに第2
    の記憶手段から読み出した前回の残量とを比較し、残量
    が増加しているときは、トナーが詰め替えられた不適正
    カートリッジであると判定する手段とを有する画像形成
    装置とからなることを特徴とする不適正カートリッジの
    検出システム。
  17. 【請求項17】 画像形成装置に交換可能にセットされ
    たカートリッジ内に収納されている消耗品の残量を測定
    する手段と、測定して得た残量を記憶する手段と、前記
    測定手段で測定した今回の残量と前記記憶手段から読み
    出した前回の残量とを比較し、残量が増加しているとき
    は、消耗品が詰め替えられている不適正カートリッジで
    あると判定する手段とからなる不適正カートリッジの検
    出装置であり、 さらに、前記カートリッジに記憶手段が設けられている
    かどうかを判断する手段を設け、記憶手段が設けられて
    いないときは不適正カートリッジであると判定すること
    を特徴とする不適正カートリッジの検出装置。
  18. 【請求項18】 前記消耗品の詰め替え判定は、カート
    リッジが画像形成装置にセットされたときに行われるこ
    とを特徴とする請求項17記載の不適正カートリッジの
    検出装置。
  19. 【請求項19】 前記不適正カートリッジであると判
    定されたときに、前記画像形成装置の画像形成動作を禁
    止する手段を設けたことを特徴とする請求項17又は
    記載の不適正カートリッジの検出装置。
  20. 【請求項20】 画像形成装置に交換可能にセットされ
    るカートリッジ内に設けられ、カートリッジを識別する
    ための識別情報を記憶するカートリッジ側記憶手段と、
    前記カートリッジ内に収納された消耗品の残量を測定す
    る手段と、この測定手段で測定した残量を前記識別情報
    とともに記憶する装置側記憶手段と、前記測定手段で測
    定した今回の残量と前記識別情報をもとに前記装置側記
    憶手段から読み出した前回の残量とを比較し、残量が増
    加しているときは、消耗品が詰め替えられている不適正
    カートリッジであると判定する手段とからなる不適正カ
    ートリッジの検出装置であり、 さらに、前記カートリッジ側記憶手段が設けられている
    かどうかを判断する手段を設け、前記カートリッジ側記
    憶手段が設けられていないときは前記不適正カートリッ
    ジであると判定することを特徴とする不適正カートリッ
    ジの検出装置。
  21. 【請求項21】 前記不適正カートリッジであると判定
    されたときに、前記画像形成装置の画像形成動作を禁止
    する手段を設けたことを特徴とする請求項20記載の不
    適正カートリッジの検出装置。
  22. 【請求項22】 前記不適正カートリッジであると判定
    されたときに、警告表示する表示手段を設けたことを特
    徴とする請求項20又は21記載の不適正カートリッジ
    の検出装置。
  23. 【請求項23】 画像形成装置に着脱自在にセットさ
    れ、製造時に所定量の消耗品が収納されたカートリッジ
    において、前記画像形成装置に使用するのに不適正であ
    ることを検出するための情報として、消耗品の残量又は
    カートリッジの識別情報を記憶するための記憶手段を設
    けたことを特徴とするカートリッジ。
  24. 【請求項24】 画像記録に使用する消耗品を収納する
    消耗品収納室と、消耗品の残量を記憶する記憶手段とを
    有するカートリッジと、 記録紙に画像を形成するプリント部と、交換可能にセッ
    トされた前記カートリッジ内の消耗品の残量を測定する
    手段と、前記測定手段で測定した今回の残量と前記記憶
    手段から読み出した前回の残量とを比較し、残量が増加
    しているときは、消耗品が詰め替えられた不適正カート
    リッジであると判定する手段とを有する画像形成装置と
    からなることを特徴とする不適正カートリッジの検出シ
    ステム。
  25. 【請求項25】 画像記録に使用する消耗品を収納する
    消耗品収納室と、カートリッジ識別情報を記憶する第1
    の記憶手段とを有するカートリッジと、 記録紙に画像を形成するプリント部と、交換可能にセッ
    トされた前記カートリッジ内の消耗品の残量を測定する
    手段と、測定した残量を前記カートリッジ識別情報とと
    もに記憶する第2の記憶手段と、前記測定手段で測定し
    た今回の残量と前記カートリッジ識別情報をもとに第2
    の記憶手段から読み出した前回の残量とを比較し、残量
    が増加しているときは、消耗品が詰め替えられた不適正
    カートリッジであると判定する手段とを有する画像形成
    装置とからなることを特徴とする不適正カートリッジの
    検出システム。
  26. 【請求項26】 画像形成装置に交換可能にセットされ
    るカートリッジ内に設けられ、カートリッジを識別する
    ための識別情報を記憶するカートリッジ側記憶手段と、
    前記カートリッジ内に収納された消耗品の残量を測定す
    る手段と、この測定手段で測定した残量を前記識別情報
    とともに記憶する装置側記憶手段と、前記測定手段で測
    定した今回の残量と前記識別情報をもとに前記装置側記
    憶手段から読み出した前回の残量とを比較し、残量が増
    加しているときは、消耗品が詰め替えられている不適正
    カートリッジであると判定する手段とからなる不適正カ
    ートリッジの検出装置であり、さらに、前記カートリッジ側記憶手段が設けられている
    かどうかを判断する手段を設け、前記カートリッジ側記
    憶手段が設けられていないときは前記不適正カートリッ
    ジであると判定する ことを特徴とする不適正カートリッ
    ジの検出装置。
  27. 【請求項27】 画像形成装置に交換可能にセットされ
    たカートリッジ内のカートリッジ側記憶手段から、各カ
    ートリッジを識別するための識別情報を読み出す機能
    と、前記カートリッジ内に収納された消耗品の残量を測
    定手段に測定させる機能と、前記測定手段で測定して得
    た残量を前記識別情報とともに、画像形成装置内の装置
    側記憶手段に記憶する機能と、前記測定手段で測定した
    今回の残量と前記識別情報をもとに前記装置側記憶手段
    から読み出した前回の残量とを比較し、残量が増加して
    いるときは、消耗品が詰め替えられている不適正カート
    リッジであると判定する機能と、さらに、前記カートリッジに前記記憶手段が設けられて
    いるかどうかを判定し、前記記憶手段が設けられていな
    いときは不適正カートリッジであると判定する機能とを
    画像形成装置のコンピュータで実現するためのプログラ
    ムを記憶した記憶媒体。
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