JP3409178B2 - アジャスター - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として下着や衣
服等の寸法調節用に装備され、それらのサイズを一定範
囲において調節できるようにするアジャスターに関す
る。 【0002】 【従来の技術】下着や衣服等(以下「下着等」という)
には素材自体の伸縮により着用者の身体に余裕をもって
適合させるものと、着用者の身体のサイズに適合したも
のを着用して身体を確実に固定する目的のものがある
が、なかでも代表的な婦人用下着であるブラジャー、コ
ルセット、ガードル類は洋装の基礎となって体形を美し
く整えるために着用する下着であり、これらの正しい着
用により体形的な欠点を補正し、かつ身体を保護し、外
衣をより効果的に着装することを目的とする。 【0003】そして上記婦人用下着類は動作が自由で着
脱に便利であること、サイズの微調節が容易に行えるこ
と、衛生的で肌になじみやすいものであること、手入れ
保存が簡便で、汗や洗濯などに耐久性があることなどの
機能的な諸条件を満たす必要がある。また同時に婦人用
下着類は使用者の精神的満足感を充足する外観的な装飾
性も必要とされる。 【0004】上記婦人用下着類は使用者の着脱に便宜な
ようにその一部または装着帯の一部が開放自在となって
おり、該開放部の係止に使用される係止手段は、係止位
置が目視で確認できない場合であっても着脱操作が容易
で、且つ確実に係止できるとともに身体の締め付け度合
いの調節を容易に行うサイズ調整機能を具備する必要が
ある。また、係止手段は嵩高いものでは使用者に異物感
や痛みを与える虞があり、直接露出するものではないが
外衣にその形状が浮き出すことがあるため、小型である
ことが望ましく、更に婦人用下着類の外観的な装飾性を
損ねるものは好ましくない。 【0005】そこで従来より下着等の開放部を係止する
係止手段として、金属製線材を屈曲してなるフックと掛
け金具の組み合わせから構成されるスプリングホックが
使用されており、該スプリングホックは装着帯の開放部
の一端に複数列設した掛け金具に対応するように開放部
の他端にフックを装着し、これらの係止離脱により下着
等の装着帯の一部を開放自在にすると同時にサイズ調節
を一定範囲において行うことができるようになってい
る。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記スプリン
グホック自体は係合機能しか具備していないため、サイ
ズ調節を可能にするためには調節間隔をあけて掛け金具
を装着帯に複数列設し、フックを適宜そのいずれかと掛
合する手段によるが、掛け金具を装着する間隔には製造
上の限界があり、また掛け金具を接近させて取り付ける
とフックを誤った位置に係止して、装着帯が正しく装着
されない虞があるため、掛け金具を一定距離以下に接近
させて装着することができず、サイズを細かく調節する
ことができなかった。 【0007】また、下着等の製造においてスプリングホ
ックを取り付ける場合は、予め掛け金具又はフックを生
地上に一定間隔で縫着したテープ(以下「フックアイテ
ープ」という)を必要長さだけ切り取って下着等に縫着
しており、この手段によればフックと掛け金具を個別に
装着帯に縫着するより簡便ではあるが、フックと掛け金
具をテープに縫着する手数及びフックアイテープの切断
面の端部処理を行ってから下着等に縫着する手数を要
し、製造効率の向上が難しく、製造コストの高騰を招い
ていた。 【0008】更に、掛け金具は複数個を並列に列設する
ため装着帯の巾をある程度確保する必要があり、細い紐
状の装着帯を使用することはできず、下着等のデザイン
が制約を受けるとともに、装飾性に乏しい多数の掛け金
具が露出してこの部分の外観体裁を損ねるという問題も
生じていた。 【0009】そこで本発明は、係止手段自体にサイズ調
節機能を付与して容易にサイズの微調節を行うことがで
き、下着等に取り付ける際の手数を削減して製造コスト
の低減を図るとともに、係止手段に装飾性を付与して下
着等の外観体裁を向上させる、小型で安価なアジャスタ
ーを提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、装着帯の開放部の一端
に取り付けられるアジャスター基体と、開放部の他端に
取り付けられ、アジャスター基体に着脱自在に重着して
係止する操作体とから構成されるアジャスターであっ
て、アジャスター基体の貫入口に操作体の支持体を貫入
して、操作体をアジャスター基体の任意位置まで摺動
し、摺動腕を支点として操作体を起倒させる揺動操作に
よりアジャスター基体と操作体を係止離脱することを特
徴とするアジャスターである。 【0011】上記アジャスター基体は、板状体の一端又
は両端に装着帯結合手段を具備し、板状体の長手方向軸
線上に一定巾の長孔である貫装用穴と該貫装用穴より巾
の広い貫入口を連通して形成し、板状体の片面の前記貫
装用穴の両側には、長手方向に複数のレール突条を列設
し、また板状体の他の片面には前記長孔の両側に沿って
肉盗みした段部により摺動面部を形成した構成とする。 【0012】また上記操作体は、操作部の後端部に装着
帯結合手段を具備し、操作部の片面の先端部には前記貫
装用穴内を摺動し得る巾を有する支持体を形成し、その
後方には前記貫装用穴内に貫装され得る巾を有する止着
体を形成し、前記レール突条に係合する係止爪を支持体
の両側に形成し、また該支持体の先端の両側部には、前
記貫入口を通過できる形状であって、前記係止爪との間
に摺動面部を挟持し得る間隔を確保した摺動腕を突設
し、さらに前記止着体の先端の外側部には止着突起を形
成して止着体を貫装用穴に弾発的に貫装するようにした
構成とする。 【0013】 【発明の効果】本発明に係るアジャスターによれば、板
状体(11)の長手方向軸線上に一定巾の長孔である貫装用
穴(12)と該貫装用穴(12)より巾の広い貫入口(13)を連通
して形成し、板状体(11)の片面の前記貫装用穴(12)の両
側には、長手方向に複数のレール突条(14)を列設し、操
作部(21)の片面の先端部には、前記貫装用穴(12)内を摺
動し得る巾を有する支持体(22)を形成し、その後方には
前記貫装用穴(12)内に貫装され得る巾を有する止着体(2
5)を形成し、前記レール突条(14)に係合する係止爪(24)
を支持体(22)の両側に形成し、また該支持体(22)の先端
の両側部には、前記貫入口(13)を通過できる形状であっ
て、前記係止爪(24)との間に摺動面部(16)を挟持し得る
間隔を確保した摺動腕(23)を突設するため、係合機能を
有するだけでなくレール突条(14)を形成した範囲におい
て任意の位置で操作体(2) を係止することができ、下着
等のサイズの微調節を容易に行うことができる。 【0014】また前記アジャスター基体(1) は、板状体
(11)の一端又は両端に装着帯結合手段を具備し、前記操
作体(2) は操作部(21)の後端部に装着帯結合手段を具備
しているため、装着帯(S) への取り付けはこれらの装着
体結合手段を用いて縫着等により行うことができ、縫着
個所が極めて少ないため、従来のフックアイテープを用
いたスプリングホックの取り付けと比較して、フックと
掛け金具をテープに縫着する手数及びテープの切断面の
端部処理を行ってから下着等に縫着する手数が不要とな
り、製造効率が向上し、製造コストを削減することがで
きる。 【0015】また、アジャスター基体(1) に操作体(2)
を重着するようにして係止するため、アジャスター基体
(1) 及び操作体(2) を極めて薄く且つ小型のものとする
ことができ、支持体(22)と止着体(25)がアジャスター基
体(1) の貫装用穴(12)に貫装されていることから、アジ
ャスター基体(1) と操作体(2) の間にガタやズレを生じ
ない。 【0016】従って従来のフックアイテープのように掛
け金具を複数装着する必要がなく、また装着帯(S) を細
い紐状にすることができるため、下着等のデザインに自
由度が生まれるとともに、装飾性に乏しい多数の掛け金
具が露出することがなく、外観体裁を損ねることがな
い。また操作体(2) の表面に装飾的機能を付加、あるい
はアジャスターに質感の高い材質を使用することにより
アジャスター自体のデザイン性を向上させることも容易
である。 【0017】以上により、係止手段自体にサイズ調節機
能を付与して容易にサイズの微調節を行うことができ、
下着等に取り付ける際の手数を削減して製造コストの低
減を図り、それ自体に装飾性を付与して下着等の外観体
裁を向上させる、小型で安価なアジャスターを提供する
ことができる。 【0018】 【発明の実施の形態及び実施例】本発明に係るアジャス
ターの実施例を図を用いて説明すると、図1はアジャス
ターの斜視図、図2は操作体(2) を揺動係止操作する場
合の側面図、図3はアジャスター基体(1) の側面図、図
4は図3のA矢視図、図5は図3のBーB断面図、図6
は操作体(2) の側面図、図7は図6のC矢視図、図8は
図6のD矢視図であって、図1に示すように、下着等の
装着帯(S) の開放部の一端に装着帯結合手段により取り
付けられるアジャスター基体(1) と、開放部の他端に装
着帯結合手段により取り付けられ、アジャスター基体
(1) に着脱自在に重着して係止する操作体(2) とから構
成されており、アジャスター基体(1) の貫入口(13)へ操
作体(2) に突設する支持体(22)を貫入して、操作体(2)
をアジャスター基体(1) の任意位置まで摺動し、図2の
ように支持体(22)先端の摺動腕(23)を支点として起倒さ
せる揺動操作により、アジャスター基体(1) と操作体
(2) を係止離脱する構成である。 【0019】上記アジャスター基体(1) は図1乃至図5
に示すようにポリアセタール樹脂製の巾15mm、長さ37m
m、厚さ2.5mm の板状体(11)からなり、製造方法につい
ては詳細な説明を省略するが、図4のように板状体(11)
の両端面のやや下面側に装着帯(S) と結合するための結
合用テープ(T) を成形段階において予め挟入しており、
板状体(11)の両端に形成されるテープ保持用穴(17)は、
成形段階でキャビティ内の所定位置に結合用テープ(T)
を保持するため設けられた突起により形成された穴であ
る。また、後記説明する貫装用穴(12)と貫入口(13)に対
応する部分を打ち抜いた一枚の結合用テープ(T) を、ア
ジャスター基体(1) の成形段階で予め挟入してアジャス
ター基体(1) の両端に具備するようにしてもよい。 【0020】上記アジャスター基体(1) の長手方向軸線
上には開口巾7mm の貫装用穴(12)及び開口巾12mmの貫入
口(13)が連通して略T字形状の開口部を形成するととも
に、図1乃至図3に示すようにアジャスター基体(1) の
上面には断面鋸歯形状であるレール突条(14)を前記貫装
用穴(12)の両側に沿うように、またレール突条(14)が板
状体(11)の長手方向軸線に対して直交する向きに列設す
る。 【0021】更に、図3及び図5のようにアジャスター
基体(1) の下面には前記貫装用穴(12)の両側部を一定巾
で肉盗みして、貫装用穴(12)と平行な段部(15a) を形成
するように摺動溝部(15)を形成し、該摺動溝部(15)の平
面を摺動面部(16)とする。 【0022】次に前記操作体(2) は一辺が15mmのポリア
セタール樹脂製の矩形の操作部(21)と、これに突設する
支持体(22)、係止爪(24)及び止着体(25)から構成され、
操作部(21)の後端部には前記アジャスター基体(1) と同
様に装着帯(S) と結合するための結合用テープ(T) を成
形段階において挟入する。 【0023】図6乃至図8に示すように上記操作部(21)
の下面には、前記アジャスター基体(1) に形成した貫装
用穴(12)内に貫装して摺動し得る巾を有する支持体(22)
がやや斜め下方に突設され、該支持体(22)の付け根の両
側部に前記レール突条(14)と係合する係止爪(24)が形成
されており、更に操作部(21)下面の長手方向の略中央位
置であって前記支持体(22)の後方に、長手方向軸線に対
称に一対の止着体(25)を前記貫装用穴(12)に貫装され得
る巾で並設している。 【0024】前記支持体(22)の先端両側部には、該支持
体(22)を貫入口(13)から貫入する際に障害とならず、且
つ前記貫装用穴(12)に貫装した支持体(22)の抜脱を防止
する形状の摺動腕(23)を形成し、また摺動腕(23)は摺動
溝内に収まる高さを有するものとして、アジャスター基
体(1) に操作体(2) を重着して係止した状態では摺動腕
(23)がアジャスター基体(1) の下方へ突出しないものと
する。 【0025】また、前記止着体(25)の先端外側部には滑
らかな突起形状の止着突起(26)を形成するものとする。
該止着突起(26)はアジャスター基体(1) の貫装用穴(12)
に操作体(2) の支持体(22)を貫装し、操作体(2) を揺動
操作して係止させた際に、該止着突起(26)が貫装用穴(1
2)に当接して止着体(25)を内側に弾性変形させ、操作体
(2) がアジャスター基体(1) との係止状態から不用意に
離脱することを防止するストッパーの効果を発揮する。 【0026】上記実施例に係るアジャスターの使用状態
について説明すると、まずアジャスター基体(1) の端部
及び操作体(2) の後端部に形成した結合用テープ(T) を
それぞれ装着帯(S) の開放部に通常の縫製用ミシン等を
用いた縫着手段により接合する。 【0027】次に、図1のようにアジャスター基体(1)
に形成された貫入口(13)の上面側から、操作帯に形成し
た支持体(22)及び摺動腕(23)を貫入し、支持体(22)を貫
装用穴(12)の内部を摺動させながら任意の位置まで移動
させる。 【0028】そしてその任意の位置において、図2のよ
うに摺動面部(16)と摺接する摺動腕(23)を支点として操
作体(2) を倒すように揺動操作すると、操作体(2) に形
成した係止爪(24)がレール突条(14)と係合し、更に操作
体(2) を押圧すると、該操作体(2) に形成した止着体(2
5)がアジャスター基体(1) の貫装用穴(12)に貫装され、
止着突起(26)が貫装用穴(12)の下面側の縁部に掛合して
操作体(2) が不用意にアジャスター基体(1) から離脱す
ることを防止する。 【0029】以上説明したアジャスターによれば、アジ
ャスター基体(1) と操作体(2) は、いずれもポリアセタ
ール樹脂製の薄板から構成されており、これらを重着し
て係止するため、係止状態でも極めて薄く且つ小型とす
ることができる。また、摺動腕(23)が摺動溝部(15)内を
摺動するようにしたから、摺動腕(23)がアジャスター基
体(1) の下面より突出せず、従ってアジャスター基体
(1) の下面は平滑であり、使用者の異物感や痛みを惹起
することなく快適に使用することができる。 【0030】加えてアジャスターの形状を滑らかな外観
形状とすることができ、操作する手先に対しても、また
取り付け対象となる布生地等に対しても優しく、また安
全性の高いものとすることができる。 【0031】さらに操作体(2) の表面上に、装飾的機能
を付加することもでき、アジャスターの質感を向上させ
ることができる。 【0032】また係止状態においては係止爪(24)のみに
引張り力が作用し、支持体(22)などに力が作用しないか
らヘタリは生じず、耐久性が高く、従来のスプリングホ
ックのフックのように引張り力による伸びの問題も生じ
ない。さらにアジャスター基体(1) と操作体(2) に両側
から引張り力が作用することにより、レール突条(14)と
係止爪(24)の係合状態が維持される向きに力が作用する
ため、不用意にこれらが離脱することがなく、安心して
使用することができる。 【0033】また、図示は省略するが板状体(11)の端面
と、操作部(21)の後端部に装着帯(S) を挿入するための
装着帯挿入用穴を形成し、該装着帯挿入用穴に直交する
ように板状体(11)の上面と下面を貫通する縫着用穴を端
部に連設して、装着帯挿入用穴に装着帯(S) の端部を挿
入し、隣接する縫着用穴に挟まれた部分である縫着部と
装着帯(S) を縫着してもよい。 【0034】さらに、前記装着帯挿入用穴を板状体(11)
の両端部に形成して、該装着帯挿入用穴が貫入口(13)及
び摺動溝部(15)に連通するようにし、装着帯(S) の一端
を装着帯挿入用穴に挿入して他方の装着帯挿入用穴から
出すようにして縫着してもよい。 【0035】また、同じく図示は省略するが、板状体(1
1)の端面と、操作部(21)の後端部に結合用テープ(T) を
挿入するための結合用テープ挿入用穴を形成し、該結合
用テープ挿入用穴に結合用テープ(T) を挿入して高周波
接着あるいは縫着により固定し、該結合用テープ(T) と
装着帯(S) を接着または縫着してもよい。 【0036】さらに、板状体(11)の端面と操作部(21)の
後端部に、樹脂形成手段により薄く、屈撓性を有した舌
片を一体に形成し、該舌片と装着帯(S) とを接着あるい
は縫着により固定し、アジャスター基体(1) と操作体
(2) を取り付けてもよい。 【0037】またアジャスター基体(1) を装着帯(S) 上
に載置して縫着すれば、使用者が下着等を着用した際に
アジャスターが直接肌に接触せず良好な使用感を得るこ
とができる。 【0038】以上説明した本発明に係るアジャスターは
上記実施例に限定されるものではなく、使用対象物によ
り形状、寸法を適応させることができ、アジャスター基
体(1) 及び操作体(2) の材質としてポリアセタール樹脂
のほか各種の熱可塑性合成樹脂素材を用いることができ
ることはいうまでもない。
服等の寸法調節用に装備され、それらのサイズを一定範
囲において調節できるようにするアジャスターに関す
る。 【0002】 【従来の技術】下着や衣服等(以下「下着等」という)
には素材自体の伸縮により着用者の身体に余裕をもって
適合させるものと、着用者の身体のサイズに適合したも
のを着用して身体を確実に固定する目的のものがある
が、なかでも代表的な婦人用下着であるブラジャー、コ
ルセット、ガードル類は洋装の基礎となって体形を美し
く整えるために着用する下着であり、これらの正しい着
用により体形的な欠点を補正し、かつ身体を保護し、外
衣をより効果的に着装することを目的とする。 【0003】そして上記婦人用下着類は動作が自由で着
脱に便利であること、サイズの微調節が容易に行えるこ
と、衛生的で肌になじみやすいものであること、手入れ
保存が簡便で、汗や洗濯などに耐久性があることなどの
機能的な諸条件を満たす必要がある。また同時に婦人用
下着類は使用者の精神的満足感を充足する外観的な装飾
性も必要とされる。 【0004】上記婦人用下着類は使用者の着脱に便宜な
ようにその一部または装着帯の一部が開放自在となって
おり、該開放部の係止に使用される係止手段は、係止位
置が目視で確認できない場合であっても着脱操作が容易
で、且つ確実に係止できるとともに身体の締め付け度合
いの調節を容易に行うサイズ調整機能を具備する必要が
ある。また、係止手段は嵩高いものでは使用者に異物感
や痛みを与える虞があり、直接露出するものではないが
外衣にその形状が浮き出すことがあるため、小型である
ことが望ましく、更に婦人用下着類の外観的な装飾性を
損ねるものは好ましくない。 【0005】そこで従来より下着等の開放部を係止する
係止手段として、金属製線材を屈曲してなるフックと掛
け金具の組み合わせから構成されるスプリングホックが
使用されており、該スプリングホックは装着帯の開放部
の一端に複数列設した掛け金具に対応するように開放部
の他端にフックを装着し、これらの係止離脱により下着
等の装着帯の一部を開放自在にすると同時にサイズ調節
を一定範囲において行うことができるようになってい
る。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記スプリン
グホック自体は係合機能しか具備していないため、サイ
ズ調節を可能にするためには調節間隔をあけて掛け金具
を装着帯に複数列設し、フックを適宜そのいずれかと掛
合する手段によるが、掛け金具を装着する間隔には製造
上の限界があり、また掛け金具を接近させて取り付ける
とフックを誤った位置に係止して、装着帯が正しく装着
されない虞があるため、掛け金具を一定距離以下に接近
させて装着することができず、サイズを細かく調節する
ことができなかった。 【0007】また、下着等の製造においてスプリングホ
ックを取り付ける場合は、予め掛け金具又はフックを生
地上に一定間隔で縫着したテープ(以下「フックアイテ
ープ」という)を必要長さだけ切り取って下着等に縫着
しており、この手段によればフックと掛け金具を個別に
装着帯に縫着するより簡便ではあるが、フックと掛け金
具をテープに縫着する手数及びフックアイテープの切断
面の端部処理を行ってから下着等に縫着する手数を要
し、製造効率の向上が難しく、製造コストの高騰を招い
ていた。 【0008】更に、掛け金具は複数個を並列に列設する
ため装着帯の巾をある程度確保する必要があり、細い紐
状の装着帯を使用することはできず、下着等のデザイン
が制約を受けるとともに、装飾性に乏しい多数の掛け金
具が露出してこの部分の外観体裁を損ねるという問題も
生じていた。 【0009】そこで本発明は、係止手段自体にサイズ調
節機能を付与して容易にサイズの微調節を行うことがで
き、下着等に取り付ける際の手数を削減して製造コスト
の低減を図るとともに、係止手段に装飾性を付与して下
着等の外観体裁を向上させる、小型で安価なアジャスタ
ーを提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、装着帯の開放部の一端
に取り付けられるアジャスター基体と、開放部の他端に
取り付けられ、アジャスター基体に着脱自在に重着して
係止する操作体とから構成されるアジャスターであっ
て、アジャスター基体の貫入口に操作体の支持体を貫入
して、操作体をアジャスター基体の任意位置まで摺動
し、摺動腕を支点として操作体を起倒させる揺動操作に
よりアジャスター基体と操作体を係止離脱することを特
徴とするアジャスターである。 【0011】上記アジャスター基体は、板状体の一端又
は両端に装着帯結合手段を具備し、板状体の長手方向軸
線上に一定巾の長孔である貫装用穴と該貫装用穴より巾
の広い貫入口を連通して形成し、板状体の片面の前記貫
装用穴の両側には、長手方向に複数のレール突条を列設
し、また板状体の他の片面には前記長孔の両側に沿って
肉盗みした段部により摺動面部を形成した構成とする。 【0012】また上記操作体は、操作部の後端部に装着
帯結合手段を具備し、操作部の片面の先端部には前記貫
装用穴内を摺動し得る巾を有する支持体を形成し、その
後方には前記貫装用穴内に貫装され得る巾を有する止着
体を形成し、前記レール突条に係合する係止爪を支持体
の両側に形成し、また該支持体の先端の両側部には、前
記貫入口を通過できる形状であって、前記係止爪との間
に摺動面部を挟持し得る間隔を確保した摺動腕を突設
し、さらに前記止着体の先端の外側部には止着突起を形
成して止着体を貫装用穴に弾発的に貫装するようにした
構成とする。 【0013】 【発明の効果】本発明に係るアジャスターによれば、板
状体(11)の長手方向軸線上に一定巾の長孔である貫装用
穴(12)と該貫装用穴(12)より巾の広い貫入口(13)を連通
して形成し、板状体(11)の片面の前記貫装用穴(12)の両
側には、長手方向に複数のレール突条(14)を列設し、操
作部(21)の片面の先端部には、前記貫装用穴(12)内を摺
動し得る巾を有する支持体(22)を形成し、その後方には
前記貫装用穴(12)内に貫装され得る巾を有する止着体(2
5)を形成し、前記レール突条(14)に係合する係止爪(24)
を支持体(22)の両側に形成し、また該支持体(22)の先端
の両側部には、前記貫入口(13)を通過できる形状であっ
て、前記係止爪(24)との間に摺動面部(16)を挟持し得る
間隔を確保した摺動腕(23)を突設するため、係合機能を
有するだけでなくレール突条(14)を形成した範囲におい
て任意の位置で操作体(2) を係止することができ、下着
等のサイズの微調節を容易に行うことができる。 【0014】また前記アジャスター基体(1) は、板状体
(11)の一端又は両端に装着帯結合手段を具備し、前記操
作体(2) は操作部(21)の後端部に装着帯結合手段を具備
しているため、装着帯(S) への取り付けはこれらの装着
体結合手段を用いて縫着等により行うことができ、縫着
個所が極めて少ないため、従来のフックアイテープを用
いたスプリングホックの取り付けと比較して、フックと
掛け金具をテープに縫着する手数及びテープの切断面の
端部処理を行ってから下着等に縫着する手数が不要とな
り、製造効率が向上し、製造コストを削減することがで
きる。 【0015】また、アジャスター基体(1) に操作体(2)
を重着するようにして係止するため、アジャスター基体
(1) 及び操作体(2) を極めて薄く且つ小型のものとする
ことができ、支持体(22)と止着体(25)がアジャスター基
体(1) の貫装用穴(12)に貫装されていることから、アジ
ャスター基体(1) と操作体(2) の間にガタやズレを生じ
ない。 【0016】従って従来のフックアイテープのように掛
け金具を複数装着する必要がなく、また装着帯(S) を細
い紐状にすることができるため、下着等のデザインに自
由度が生まれるとともに、装飾性に乏しい多数の掛け金
具が露出することがなく、外観体裁を損ねることがな
い。また操作体(2) の表面に装飾的機能を付加、あるい
はアジャスターに質感の高い材質を使用することにより
アジャスター自体のデザイン性を向上させることも容易
である。 【0017】以上により、係止手段自体にサイズ調節機
能を付与して容易にサイズの微調節を行うことができ、
下着等に取り付ける際の手数を削減して製造コストの低
減を図り、それ自体に装飾性を付与して下着等の外観体
裁を向上させる、小型で安価なアジャスターを提供する
ことができる。 【0018】 【発明の実施の形態及び実施例】本発明に係るアジャス
ターの実施例を図を用いて説明すると、図1はアジャス
ターの斜視図、図2は操作体(2) を揺動係止操作する場
合の側面図、図3はアジャスター基体(1) の側面図、図
4は図3のA矢視図、図5は図3のBーB断面図、図6
は操作体(2) の側面図、図7は図6のC矢視図、図8は
図6のD矢視図であって、図1に示すように、下着等の
装着帯(S) の開放部の一端に装着帯結合手段により取り
付けられるアジャスター基体(1) と、開放部の他端に装
着帯結合手段により取り付けられ、アジャスター基体
(1) に着脱自在に重着して係止する操作体(2) とから構
成されており、アジャスター基体(1) の貫入口(13)へ操
作体(2) に突設する支持体(22)を貫入して、操作体(2)
をアジャスター基体(1) の任意位置まで摺動し、図2の
ように支持体(22)先端の摺動腕(23)を支点として起倒さ
せる揺動操作により、アジャスター基体(1) と操作体
(2) を係止離脱する構成である。 【0019】上記アジャスター基体(1) は図1乃至図5
に示すようにポリアセタール樹脂製の巾15mm、長さ37m
m、厚さ2.5mm の板状体(11)からなり、製造方法につい
ては詳細な説明を省略するが、図4のように板状体(11)
の両端面のやや下面側に装着帯(S) と結合するための結
合用テープ(T) を成形段階において予め挟入しており、
板状体(11)の両端に形成されるテープ保持用穴(17)は、
成形段階でキャビティ内の所定位置に結合用テープ(T)
を保持するため設けられた突起により形成された穴であ
る。また、後記説明する貫装用穴(12)と貫入口(13)に対
応する部分を打ち抜いた一枚の結合用テープ(T) を、ア
ジャスター基体(1) の成形段階で予め挟入してアジャス
ター基体(1) の両端に具備するようにしてもよい。 【0020】上記アジャスター基体(1) の長手方向軸線
上には開口巾7mm の貫装用穴(12)及び開口巾12mmの貫入
口(13)が連通して略T字形状の開口部を形成するととも
に、図1乃至図3に示すようにアジャスター基体(1) の
上面には断面鋸歯形状であるレール突条(14)を前記貫装
用穴(12)の両側に沿うように、またレール突条(14)が板
状体(11)の長手方向軸線に対して直交する向きに列設す
る。 【0021】更に、図3及び図5のようにアジャスター
基体(1) の下面には前記貫装用穴(12)の両側部を一定巾
で肉盗みして、貫装用穴(12)と平行な段部(15a) を形成
するように摺動溝部(15)を形成し、該摺動溝部(15)の平
面を摺動面部(16)とする。 【0022】次に前記操作体(2) は一辺が15mmのポリア
セタール樹脂製の矩形の操作部(21)と、これに突設する
支持体(22)、係止爪(24)及び止着体(25)から構成され、
操作部(21)の後端部には前記アジャスター基体(1) と同
様に装着帯(S) と結合するための結合用テープ(T) を成
形段階において挟入する。 【0023】図6乃至図8に示すように上記操作部(21)
の下面には、前記アジャスター基体(1) に形成した貫装
用穴(12)内に貫装して摺動し得る巾を有する支持体(22)
がやや斜め下方に突設され、該支持体(22)の付け根の両
側部に前記レール突条(14)と係合する係止爪(24)が形成
されており、更に操作部(21)下面の長手方向の略中央位
置であって前記支持体(22)の後方に、長手方向軸線に対
称に一対の止着体(25)を前記貫装用穴(12)に貫装され得
る巾で並設している。 【0024】前記支持体(22)の先端両側部には、該支持
体(22)を貫入口(13)から貫入する際に障害とならず、且
つ前記貫装用穴(12)に貫装した支持体(22)の抜脱を防止
する形状の摺動腕(23)を形成し、また摺動腕(23)は摺動
溝内に収まる高さを有するものとして、アジャスター基
体(1) に操作体(2) を重着して係止した状態では摺動腕
(23)がアジャスター基体(1) の下方へ突出しないものと
する。 【0025】また、前記止着体(25)の先端外側部には滑
らかな突起形状の止着突起(26)を形成するものとする。
該止着突起(26)はアジャスター基体(1) の貫装用穴(12)
に操作体(2) の支持体(22)を貫装し、操作体(2) を揺動
操作して係止させた際に、該止着突起(26)が貫装用穴(1
2)に当接して止着体(25)を内側に弾性変形させ、操作体
(2) がアジャスター基体(1) との係止状態から不用意に
離脱することを防止するストッパーの効果を発揮する。 【0026】上記実施例に係るアジャスターの使用状態
について説明すると、まずアジャスター基体(1) の端部
及び操作体(2) の後端部に形成した結合用テープ(T) を
それぞれ装着帯(S) の開放部に通常の縫製用ミシン等を
用いた縫着手段により接合する。 【0027】次に、図1のようにアジャスター基体(1)
に形成された貫入口(13)の上面側から、操作帯に形成し
た支持体(22)及び摺動腕(23)を貫入し、支持体(22)を貫
装用穴(12)の内部を摺動させながら任意の位置まで移動
させる。 【0028】そしてその任意の位置において、図2のよ
うに摺動面部(16)と摺接する摺動腕(23)を支点として操
作体(2) を倒すように揺動操作すると、操作体(2) に形
成した係止爪(24)がレール突条(14)と係合し、更に操作
体(2) を押圧すると、該操作体(2) に形成した止着体(2
5)がアジャスター基体(1) の貫装用穴(12)に貫装され、
止着突起(26)が貫装用穴(12)の下面側の縁部に掛合して
操作体(2) が不用意にアジャスター基体(1) から離脱す
ることを防止する。 【0029】以上説明したアジャスターによれば、アジ
ャスター基体(1) と操作体(2) は、いずれもポリアセタ
ール樹脂製の薄板から構成されており、これらを重着し
て係止するため、係止状態でも極めて薄く且つ小型とす
ることができる。また、摺動腕(23)が摺動溝部(15)内を
摺動するようにしたから、摺動腕(23)がアジャスター基
体(1) の下面より突出せず、従ってアジャスター基体
(1) の下面は平滑であり、使用者の異物感や痛みを惹起
することなく快適に使用することができる。 【0030】加えてアジャスターの形状を滑らかな外観
形状とすることができ、操作する手先に対しても、また
取り付け対象となる布生地等に対しても優しく、また安
全性の高いものとすることができる。 【0031】さらに操作体(2) の表面上に、装飾的機能
を付加することもでき、アジャスターの質感を向上させ
ることができる。 【0032】また係止状態においては係止爪(24)のみに
引張り力が作用し、支持体(22)などに力が作用しないか
らヘタリは生じず、耐久性が高く、従来のスプリングホ
ックのフックのように引張り力による伸びの問題も生じ
ない。さらにアジャスター基体(1) と操作体(2) に両側
から引張り力が作用することにより、レール突条(14)と
係止爪(24)の係合状態が維持される向きに力が作用する
ため、不用意にこれらが離脱することがなく、安心して
使用することができる。 【0033】また、図示は省略するが板状体(11)の端面
と、操作部(21)の後端部に装着帯(S) を挿入するための
装着帯挿入用穴を形成し、該装着帯挿入用穴に直交する
ように板状体(11)の上面と下面を貫通する縫着用穴を端
部に連設して、装着帯挿入用穴に装着帯(S) の端部を挿
入し、隣接する縫着用穴に挟まれた部分である縫着部と
装着帯(S) を縫着してもよい。 【0034】さらに、前記装着帯挿入用穴を板状体(11)
の両端部に形成して、該装着帯挿入用穴が貫入口(13)及
び摺動溝部(15)に連通するようにし、装着帯(S) の一端
を装着帯挿入用穴に挿入して他方の装着帯挿入用穴から
出すようにして縫着してもよい。 【0035】また、同じく図示は省略するが、板状体(1
1)の端面と、操作部(21)の後端部に結合用テープ(T) を
挿入するための結合用テープ挿入用穴を形成し、該結合
用テープ挿入用穴に結合用テープ(T) を挿入して高周波
接着あるいは縫着により固定し、該結合用テープ(T) と
装着帯(S) を接着または縫着してもよい。 【0036】さらに、板状体(11)の端面と操作部(21)の
後端部に、樹脂形成手段により薄く、屈撓性を有した舌
片を一体に形成し、該舌片と装着帯(S) とを接着あるい
は縫着により固定し、アジャスター基体(1) と操作体
(2) を取り付けてもよい。 【0037】またアジャスター基体(1) を装着帯(S) 上
に載置して縫着すれば、使用者が下着等を着用した際に
アジャスターが直接肌に接触せず良好な使用感を得るこ
とができる。 【0038】以上説明した本発明に係るアジャスターは
上記実施例に限定されるものではなく、使用対象物によ
り形状、寸法を適応させることができ、アジャスター基
体(1) 及び操作体(2) の材質としてポリアセタール樹脂
のほか各種の熱可塑性合成樹脂素材を用いることができ
ることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】アジャスターの斜視図である。
【図2】操作体を揺動係止操作する場合の側面図であ
る。 【図3】アジャスター基体の側面図である。 【図4】図3のA矢視図である。 【図5】図3のBーB断面図である。 【図6】操作体の側面図である。 【図7】操作体のC矢視図である。 【図8】図6のD矢視図である。 【符号の説明】 (1) アジャスター基体 (2) 操作体 (11) 板状体 (12) 貫装用穴 (13) 貫入口 (14) レール突条 (15) 摺動溝部 (15a) 段部 (16) 摺動面部 (17) テープ保持用穴 (21) 操作部 (22) 支持体 (23) 摺動腕 (24) 係止爪 (25) 止着体 (26) 止着突起 (S) 装着帯 (T) 結合用テープ
る。 【図3】アジャスター基体の側面図である。 【図4】図3のA矢視図である。 【図5】図3のBーB断面図である。 【図6】操作体の側面図である。 【図7】操作体のC矢視図である。 【図8】図6のD矢視図である。 【符号の説明】 (1) アジャスター基体 (2) 操作体 (11) 板状体 (12) 貫装用穴 (13) 貫入口 (14) レール突条 (15) 摺動溝部 (15a) 段部 (16) 摺動面部 (17) テープ保持用穴 (21) 操作部 (22) 支持体 (23) 摺動腕 (24) 係止爪 (25) 止着体 (26) 止着突起 (S) 装着帯 (T) 結合用テープ
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(56)参考文献 特開 平1−151402(JP,A)
実開 昭64−51409(JP,U)
実開 平2−17505(JP,U)
実公 昭34−17333(JP,Y1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A44B 11/25
A41F 9/02
A41C 3/12
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 装着帯(S) の開放部の一端に取り付けら
れるアジャスター基体(1) と、開放部の他端に取り付け
られ、アジャスター基体(1) に着脱自在に重着して係止
する操作体(2) とから構成されるアジャスターであっ
て、 前記アジャスター基体(1) は、板状体(11)の一端又は両
端に装着帯結合手段を具備し、板状体(11)の長手方向軸
線上に一定巾の長孔である貫装用穴(12)と該貫装用穴(1
2)より巾の広い貫入口(13)を連通して形成し、板状体(1
1)の片面の前記貫装用穴(12)の両側には、長手方向に複
数のレール突条(14)を列設し、また板状体(11)の他の片
面には前記長孔の両側に沿って肉盗みした段部(15a) に
より摺動面部(16)を形成した構成とし、 前記操作体(2) は、操作部(21)の後端部に装着帯結合手
段を具備し、操作部(21)の片面の先端部には前記貫装用
穴(12)内を摺動し得る巾を有する支持体(22)を形成し、
その後方には前記貫装用穴(12)内に貫装され得る巾を有
する止着体(25)を形成し、前記レール突条(14)に係合す
る係止爪(24)を支持体(22)の両側に形成し、また該支持
体(22)の先端の両側部には、前記貫入口(13)を通過でき
る形状であって、前記係止爪(24)との間に摺動面部(16)
を挟持し得る間隔を確保した摺動腕(23)を突設し、さら
に前記止着体(25)の先端の外側部には止着突起(26)を形
成して止着体(25)を貫装用穴(12)に弾発的に貫装するよ
うにした構成とし、 アジャスター基体(1) の貫入口(13)に操作体(2) の支持
体(22)を貫入して、操作体(2) をアジャスター基体(1)
の任意位置まで摺動し、摺動腕(23)を支点として操作体
(2) を起倒させる揺動操作によりアジャスター基体(1)
と操作体(2) を係止離脱することを特徴とするアジャス
ター。
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| JP18594298A Expired - Fee Related JP3409178B2 (ja) | 1998-07-01 | 1998-07-01 | アジャスター |
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