JP3424385B2 - 吸着式冷凍装置及び吸着式空調装置 - Google Patents
吸着式冷凍装置及び吸着式空調装置Info
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- JP3424385B2 JP3424385B2 JP10420895A JP10420895A JP3424385B2 JP 3424385 B2 JP3424385 B2 JP 3424385B2 JP 10420895 A JP10420895 A JP 10420895A JP 10420895 A JP10420895 A JP 10420895A JP 3424385 B2 JP3424385 B2 JP 3424385B2
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/62—Absorption based systems
- Y02B30/625—Absorption based systems combined with heat or power generation [CHP], e.g. trigeneration
Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸着剤による気相冷媒
の吸着・脱着を利用した吸着式冷凍装置及び当該吸着式
冷凍装置を利用した吸着式空調装置に関する。
の吸着・脱着を利用した吸着式冷凍装置及び当該吸着式
冷凍装置を利用した吸着式空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、冷蔵庫やエアコン等に用いられ
る冷凍装置として、水、アルコール等を冷媒として利用
した吸着式冷凍装置が考えられている。この種の吸着式
冷凍装置は、吸着剤を収納した複数の吸着ユニット、冷
媒を気化することにより外気を冷却する蒸発器、気相冷
媒を液化することにより冷媒を蒸発器に与える凝縮器を
設け、吸着ユニットと蒸発器及び凝縮器とを間を選択的
に接続することにより蒸発器と接続された吸着ユニット
を吸着動作用として動作させると共に凝縮器と接続され
た吸着ユニットを脱着動作用として動作させるように構
成されている。
る冷凍装置として、水、アルコール等を冷媒として利用
した吸着式冷凍装置が考えられている。この種の吸着式
冷凍装置は、吸着剤を収納した複数の吸着ユニット、冷
媒を気化することにより外気を冷却する蒸発器、気相冷
媒を液化することにより冷媒を蒸発器に与える凝縮器を
設け、吸着ユニットと蒸発器及び凝縮器とを間を選択的
に接続することにより蒸発器と接続された吸着ユニット
を吸着動作用として動作させると共に凝縮器と接続され
た吸着ユニットを脱着動作用として動作させるように構
成されている。
【0003】この吸着ユニットに収納された吸着剤は、
低温状態で気相冷媒を吸着すると共に高温状態で気相冷
媒を脱着する性質を有する。従って、蒸発器と接続され
た吸着動作用の吸着ユニットは蒸発器で蒸発した気相冷
媒を吸着するので、蒸発器において水の蒸発が促進され
て冷却作用を発揮させることができる。
低温状態で気相冷媒を吸着すると共に高温状態で気相冷
媒を脱着する性質を有する。従って、蒸発器と接続され
た吸着動作用の吸着ユニットは蒸発器で蒸発した気相冷
媒を吸着するので、蒸発器において水の蒸発が促進され
て冷却作用を発揮させることができる。
【0004】この場合、蒸発器と接続された吸着動作用
の吸着ユニットにおいては吸着熱により吸着剤が発熱し
て冷凍能力が低下することから、冷凍能力が低下しない
ように吸着ユニットと冷却媒体用放熱器との間で冷却媒
体を循環させ、以て吸着熱を冷却媒体に回収して冷却媒
体用放熱器で放熱するようにしている。
の吸着ユニットにおいては吸着熱により吸着剤が発熱し
て冷凍能力が低下することから、冷凍能力が低下しない
ように吸着ユニットと冷却媒体用放熱器との間で冷却媒
体を循環させ、以て吸着熱を冷却媒体に回収して冷却媒
体用放熱器で放熱するようにしている。
【0005】一方、凝縮器と接続された脱着動作用の吸
着ユニットにおいては吸着剤を加熱することにより気相
冷媒を脱着することができるので、吸着ユニットと加熱
源との間で加熱媒体を循環させることによりを吸着剤を
加熱するようにしている。
着ユニットにおいては吸着剤を加熱することにより気相
冷媒を脱着することができるので、吸着ユニットと加熱
源との間で加熱媒体を循環させることによりを吸着剤を
加熱するようにしている。
【0006】そして、脱着動作用の吸着ユニットからの
気相冷媒を凝縮器で冷媒に液化して蒸発器に与えること
により、蒸発器による冷却能力を継続して発揮させるこ
とができる。
気相冷媒を凝縮器で冷媒に液化して蒸発器に与えること
により、蒸発器による冷却能力を継続して発揮させるこ
とができる。
【0007】さて、吸着動作の進行に伴って吸着動作用
の吸着ユニットに収納されている吸着剤が吸着満杯状態
となったときは、蒸発器で蒸発した気相冷媒の蒸発潜熱
量が低下して冷凍能力が低下することになる。従って、
吸着動作用の吸着ユニットの吸着能力が低下したとき
は、吸着動作用の吸着ユニットを脱着動作用に切替える
と共に、脱着動作用の吸着ユニットを吸着動作用に切替
えることにより、蒸発器の冷却能力を継続させることが
できる。
の吸着ユニットに収納されている吸着剤が吸着満杯状態
となったときは、蒸発器で蒸発した気相冷媒の蒸発潜熱
量が低下して冷凍能力が低下することになる。従って、
吸着動作用の吸着ユニットの吸着能力が低下したとき
は、吸着動作用の吸着ユニットを脱着動作用に切替える
と共に、脱着動作用の吸着ユニットを吸着動作用に切替
えることにより、蒸発器の冷却能力を継続させることが
できる。
【0008】ところで、近年、吸着式冷凍装置を車両用
空調装置に応用することが考えられている。この場合、
吸着動作用の吸着ユニットを冷却媒体で冷却すると共
に、脱着動作用の吸着ユニットをエンジンの冷却水或い
は排気ガス等の加熱媒体で加熱し、さらに車室内への送
風空気を蒸発器で冷却するように構成する。
空調装置に応用することが考えられている。この場合、
吸着動作用の吸着ユニットを冷却媒体で冷却すると共
に、脱着動作用の吸着ユニットをエンジンの冷却水或い
は排気ガス等の加熱媒体で加熱し、さらに車室内への送
風空気を蒸発器で冷却するように構成する。
【0009】ここで、脱着動作用の吸着ユニットを車両
走行用のエンジンの排熱を利用して加熱するように構成
した場合、車両の走行中はエンジンの熱容量を十分に確
保することができるものの、エンジンのアイドリング中
はエンジンの熱容量が小さくなるので、脱着動作用の吸
着ユニットをエンジンの排熱で加熱するにしても十分に
加熱できないことになる。このため、脱着動作用の吸着
ユニットに収納された吸着剤の再生が不十分となり、蒸
発器に冷媒を継続的に供給することができないという欠
点がある。
走行用のエンジンの排熱を利用して加熱するように構成
した場合、車両の走行中はエンジンの熱容量を十分に確
保することができるものの、エンジンのアイドリング中
はエンジンの熱容量が小さくなるので、脱着動作用の吸
着ユニットをエンジンの排熱で加熱するにしても十分に
加熱できないことになる。このため、脱着動作用の吸着
ユニットに収納された吸着剤の再生が不十分となり、蒸
発器に冷媒を継続的に供給することができないという欠
点がある。
【0010】そこで、特開平5−133638号公報の
ものでは、アイドリング中のエンジンの熱量を確保する
ためにエンジンのアイドル回転数を高めるようにしてい
る。このような構成によれば、エンジンのアイドリング
中もエンジンの熱容量を十分に確保することができるの
で、アイドリング中であってもエンジンの排熱により吸
着剤を十分に再生することができる。
ものでは、アイドリング中のエンジンの熱量を確保する
ためにエンジンのアイドル回転数を高めるようにしてい
る。このような構成によれば、エンジンのアイドリング
中もエンジンの熱容量を十分に確保することができるの
で、アイドリング中であってもエンジンの排熱により吸
着剤を十分に再生することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平5−133638号公報のものでは、アイドリ
ング中はエンジンの回転数を高める必要があるので、燃
費が大幅に悪化するという欠点がある。また、エンジン
の始動時或いは始動直後においてはエンジンの熱容量が
低い状態が継続するので、エンジンの排熱により吸着剤
の再生が不十分となるという課題が依然残されたままで
ある。
た特開平5−133638号公報のものでは、アイドリ
ング中はエンジンの回転数を高める必要があるので、燃
費が大幅に悪化するという欠点がある。また、エンジン
の始動時或いは始動直後においてはエンジンの熱容量が
低い状態が継続するので、エンジンの排熱により吸着剤
の再生が不十分となるという課題が依然残されたままで
ある。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、低温状態で気相冷媒を吸着すると共に
高温状態で気相冷媒を脱着する吸着剤を利用することに
より冷却作用を呈する構成において、吸着剤を加熱する
ための加熱媒体の温度が低い場合には吸着熱を加熱媒体
に回収して温度上昇を効率良く促進することができる吸
着式冷凍装置及び吸着式空調装置を提供することにあ
る。
で、その目的は、低温状態で気相冷媒を吸着すると共に
高温状態で気相冷媒を脱着する吸着剤を利用することに
より冷却作用を呈する構成において、吸着剤を加熱する
ための加熱媒体の温度が低い場合には吸着熱を加熱媒体
に回収して温度上昇を効率良く促進することができる吸
着式冷凍装置及び吸着式空調装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の吸着式冷凍装置
の場合、低温状態で気相冷媒を吸着すると共に高温状態
で気相冷媒を脱着する吸着剤を収納した複数の吸着ユニ
ットを設け、吸着動作用の吸着ユニットに気相冷媒を流
出する蒸発器を設け、脱着動作用の吸着ユニットから流
入した気相冷媒を冷媒に凝縮して前記蒸発器に与える凝
縮器を設け、吸着動作用の吸着ユニットを冷却する冷却
手段を設け、脱着動作用の吸着ユニットとの間で加熱媒
体が通過する加熱媒体循環路を形成する加熱源を設け、
この加熱源の温度が吸着動作用の吸着ユニットの温度よ
りも低い加熱能力低下期間は、上記吸着ユニットと前記
加熱源とを前記加熱媒体循環路を通じて伝熱的に接続す
る切替手段を設けたものである(請求項1)。
の場合、低温状態で気相冷媒を吸着すると共に高温状態
で気相冷媒を脱着する吸着剤を収納した複数の吸着ユニ
ットを設け、吸着動作用の吸着ユニットに気相冷媒を流
出する蒸発器を設け、脱着動作用の吸着ユニットから流
入した気相冷媒を冷媒に凝縮して前記蒸発器に与える凝
縮器を設け、吸着動作用の吸着ユニットを冷却する冷却
手段を設け、脱着動作用の吸着ユニットとの間で加熱媒
体が通過する加熱媒体循環路を形成する加熱源を設け、
この加熱源の温度が吸着動作用の吸着ユニットの温度よ
りも低い加熱能力低下期間は、上記吸着ユニットと前記
加熱源とを前記加熱媒体循環路を通じて伝熱的に接続す
る切替手段を設けたものである(請求項1)。
【0014】上記構成において、前記冷却手段は、加熱
能力低下期間は冷却動作を停止するようにしてもよい
(請求項2)。
能力低下期間は冷却動作を停止するようにしてもよい
(請求項2)。
【0015】また、前記冷却手段は、吸着動作用の吸着
ユニットとの間で冷却媒体が通過する冷却媒体循環路を
形成する冷却媒体用放熱器から構成されていてもよい
(請求項3)。
ユニットとの間で冷却媒体が通過する冷却媒体循環路を
形成する冷却媒体用放熱器から構成されていてもよい
(請求項3)。
【0016】また、前記切替手段は、加熱能力低下期間
は吸着動作用の吸着ユニットと前記加熱源との間を前記
加熱媒体循環路に加えて前記冷却媒体循環路を通じて伝
熱的に接続するようにしてもよい(請求項4)。
は吸着動作用の吸着ユニットと前記加熱源との間を前記
加熱媒体循環路に加えて前記冷却媒体循環路を通じて伝
熱的に接続するようにしてもよい(請求項4)。
【0017】本発明の吸着式空調装置は、上記構成の吸
着式冷凍装置を設け、前記加熱源は、内燃機関の排熱に
より加熱されるように構成され、前記蒸発器は、室内へ
の送風を冷却するように構成されていてもよい(請求項
5)。
着式冷凍装置を設け、前記加熱源は、内燃機関の排熱に
より加熱されるように構成され、前記蒸発器は、室内へ
の送風を冷却するように構成されていてもよい(請求項
5)。
【0018】
【作用及び発明の効果】請求項1記載の吸着式冷凍装置
の場合、吸着動作用の吸着ユニットの吸着剤は蒸発器か
ら流入した気相冷媒を吸着するので、蒸発器において冷
媒の蒸発が促進されて蒸発器が冷却作用を呈する。この
とき、吸着動作用の吸着ユニットは冷却手段により冷却
されるので、吸着動作を継続することができる。
の場合、吸着動作用の吸着ユニットの吸着剤は蒸発器か
ら流入した気相冷媒を吸着するので、蒸発器において冷
媒の蒸発が促進されて蒸発器が冷却作用を呈する。この
とき、吸着動作用の吸着ユニットは冷却手段により冷却
されるので、吸着動作を継続することができる。
【0019】一方、脱着動作用の吸着ユニットと加熱源
との間には加熱媒体が通過する加熱媒体循環路が形成さ
れるので、脱着動作用の吸着ユニットの吸着剤は加熱さ
れて気相冷媒を脱着する。そして、凝縮器は脱着動作用
の吸着ユニットから流入した気相冷媒を凝縮して蒸発器
に送るので、蒸発器は冷却作用を継続することができ
る。
との間には加熱媒体が通過する加熱媒体循環路が形成さ
れるので、脱着動作用の吸着ユニットの吸着剤は加熱さ
れて気相冷媒を脱着する。そして、凝縮器は脱着動作用
の吸着ユニットから流入した気相冷媒を凝縮して蒸発器
に送るので、蒸発器は冷却作用を継続することができ
る。
【0020】さて、加熱源の加熱開始当初においては加
熱媒体の温度は低い、このため、加熱媒体を脱着動作用
の吸着ユニットに供給するにしても、吸着ユニットの吸
着剤を加熱することができず気相冷媒を脱着させること
が困難となる。
熱媒体の温度は低い、このため、加熱媒体を脱着動作用
の吸着ユニットに供給するにしても、吸着ユニットの吸
着剤を加熱することができず気相冷媒を脱着させること
が困難となる。
【0021】そこで、切替手段は、加熱源の温度が吸着
動作用の吸着ユニットの温度よりも低い加熱能力低下期
間は当該吸着ユニットと加熱源とを加熱媒体循環路を通
じて伝熱的に接続する。これにより、加熱媒体は吸着動
作により発熱した吸着ユニットにより加熱されるように
なるので、加熱媒体に吸着熱を効率良く回収して温度上
昇を促進することができる。
動作用の吸着ユニットの温度よりも低い加熱能力低下期
間は当該吸着ユニットと加熱源とを加熱媒体循環路を通
じて伝熱的に接続する。これにより、加熱媒体は吸着動
作により発熱した吸着ユニットにより加熱されるように
なるので、加熱媒体に吸着熱を効率良く回収して温度上
昇を促進することができる。
【0022】請求項2記載の吸着式冷凍装置の場合、冷
却手段は、加熱能力低下期間は冷却動作を停止するの
で、吸着動作用の吸着ユニットを無駄に冷却してしまう
ことを防止でき、以て加熱媒体の温度上昇を促進するこ
とができる。
却手段は、加熱能力低下期間は冷却動作を停止するの
で、吸着動作用の吸着ユニットを無駄に冷却してしまう
ことを防止でき、以て加熱媒体の温度上昇を促進するこ
とができる。
【0023】請求項3記載の吸着式冷凍装置の場合、吸
着ユニットと冷却媒体用放熱器との間に冷却媒体循環路
を形成し、冷却媒体を冷却媒体用放熱器で冷却するよう
にしたので、吸着動作用の吸着ユニットを効率良く冷却
して気相冷媒の吸着を継続させることができる。
着ユニットと冷却媒体用放熱器との間に冷却媒体循環路
を形成し、冷却媒体を冷却媒体用放熱器で冷却するよう
にしたので、吸着動作用の吸着ユニットを効率良く冷却
して気相冷媒の吸着を継続させることができる。
【0024】請求項4記載の吸着式冷凍装置の場合、切
替手段は、加熱能力低下期間は吸着動作用の吸着ユニッ
トと加熱源との間を加熱媒体循環路に加えて冷却媒体循
環路を通じて伝熱的に接続するので、加熱媒体は加熱媒
体循環路に加えて冷却媒体循環路を通じて加熱され、以
て加熱媒体に吸着熱を効率良く回収して温度上昇を促進
することができる。
替手段は、加熱能力低下期間は吸着動作用の吸着ユニッ
トと加熱源との間を加熱媒体循環路に加えて冷却媒体循
環路を通じて伝熱的に接続するので、加熱媒体は加熱媒
体循環路に加えて冷却媒体循環路を通じて加熱され、以
て加熱媒体に吸着熱を効率良く回収して温度上昇を促進
することができる。
【0025】請求項5記載の吸着式空調装置の場合、加
熱媒体は内燃期間の排熱により加熱されるので、内燃期
間の始動時は加熱源の温度が低く、それに伴って加熱媒
体の温度低下状態が継続するものの、吸着動作用の吸着
ユニットにより加熱媒体の温度上昇を促進することがで
きる。
熱媒体は内燃期間の排熱により加熱されるので、内燃期
間の始動時は加熱源の温度が低く、それに伴って加熱媒
体の温度低下状態が継続するものの、吸着動作用の吸着
ユニットにより加熱媒体の温度上昇を促進することがで
きる。
【0026】そして、上述のようにして十分に高温とな
った加熱媒体を脱着動作用の吸着ユニットに供給するこ
とにより当該吸着ユニットの吸着剤を加熱して十分に再
生することができるので、蒸発器の冷却作用により車室
内への冷気の送風を迅速に行うことができる。
った加熱媒体を脱着動作用の吸着ユニットに供給するこ
とにより当該吸着ユニットの吸着剤を加熱して十分に再
生することができるので、蒸発器の冷却作用により車室
内への冷気の送風を迅速に行うことができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明を車両用の空調装置(オートエ
アコン)に適用した第1実施例を図1を参照して説明す
る。図1は全体の構成を概略的に示している。この図1
において、第1の吸着ユニット1は三方弁2を介して凝
縮器3及び蒸発器4と接続され、第2の吸着ユニット5
は三方弁6を介して凝縮器3及び蒸発器4と接続されて
いる。また、凝縮器3と蒸発器4との間はレシーバ7及
びポンプ8を通じて接続されている。以上の構成によ
り、第1の吸着ユニット1(第2の吸着ユニット5)か
ら蒸発器4、凝縮器3を通じて第2の吸着ユニット5
(第1の吸着ユニット1)に至る閉鎖空間が形成されて
いる。尚、全ての三方弁において、導通状態にある弁を
白抜き状態、閉鎖状態にある弁を塗漬し状態で示してい
る。
アコン)に適用した第1実施例を図1を参照して説明す
る。図1は全体の構成を概略的に示している。この図1
において、第1の吸着ユニット1は三方弁2を介して凝
縮器3及び蒸発器4と接続され、第2の吸着ユニット5
は三方弁6を介して凝縮器3及び蒸発器4と接続されて
いる。また、凝縮器3と蒸発器4との間はレシーバ7及
びポンプ8を通じて接続されている。以上の構成によ
り、第1の吸着ユニット1(第2の吸着ユニット5)か
ら蒸発器4、凝縮器3を通じて第2の吸着ユニット5
(第1の吸着ユニット1)に至る閉鎖空間が形成されて
いる。尚、全ての三方弁において、導通状態にある弁を
白抜き状態、閉鎖状態にある弁を塗漬し状態で示してい
る。
【0028】ここで、上記閉鎖空間には冷媒が充填され
ている。この冷媒としては、水、水にアルコールを加え
たアルコール水溶液、アンモニア系冷媒等が用いられる
が、水を用いるのが潜熱が大きくて好ましい。
ている。この冷媒としては、水、水にアルコールを加え
たアルコール水溶液、アンモニア系冷媒等が用いられる
が、水を用いるのが潜熱が大きくて好ましい。
【0029】第1の吸着ユニット1及び第2の吸着ユニ
ット5は、中空容器9内に吸着剤10を収納して構成さ
れている。この吸着剤10としては、水を吸着する性質
を有する例えばシリガゲル、ゼオライト、活性炭、活性
アルミナ等が用いられる。
ット5は、中空容器9内に吸着剤10を収納して構成さ
れている。この吸着剤10としては、水を吸着する性質
を有する例えばシリガゲル、ゼオライト、活性炭、活性
アルミナ等が用いられる。
【0030】蒸発器4に対応して図示しないブロワファ
ンが設けられており、そのブロワファンの送風により蒸
発器4を通じて車室内に冷気が送風される。また、凝縮
器3に対応して図示しないコンデンサファンが設けられ
ており、そのコンデンサファンの送風により凝縮器3が
冷却される。
ンが設けられており、そのブロワファンの送風により蒸
発器4を通じて車室内に冷気が送風される。また、凝縮
器3に対応して図示しないコンデンサファンが設けられ
ており、そのコンデンサファンの送風により凝縮器3が
冷却される。
【0031】一方、第1及び第2の吸着ユニット1及び
5は内燃機関としてのエンジンの排熱により加熱される
ようになっている。即ち、エンジン11は加熱源として
のウォータジャケット11aを有すると共に、そのウォ
ータジャケット11aが三方弁12を介して第1及び第
2の吸着ユニット1及び5と接続されており、三方弁1
2の切替状態に応じてウォータジャケット11aと第1
若しくは第2の吸着ユニット1若しくは5との間が加熱
媒体循環路13を通じて伝熱的に接続されるようになっ
ている。
5は内燃機関としてのエンジンの排熱により加熱される
ようになっている。即ち、エンジン11は加熱源として
のウォータジャケット11aを有すると共に、そのウォ
ータジャケット11aが三方弁12を介して第1及び第
2の吸着ユニット1及び5と接続されており、三方弁1
2の切替状態に応じてウォータジャケット11aと第1
若しくは第2の吸着ユニット1若しくは5との間が加熱
媒体循環路13を通じて伝熱的に接続されるようになっ
ている。
【0032】また、第1及び第2の吸着ユニット1及び
5は冷却媒体用放熱器14により冷却されるようになっ
ている。即ち、冷却媒体用放熱器14は三方弁15を介
して第1及び第2の吸着ユニット1及び5と接続されて
おり、三方弁15の切替状態に応じて冷却媒体用放熱器
14と第1若しくは第2の吸着ユニット1若しくは5と
の間が冷却用循環通路16を通じて伝熱的に接続される
ようになっている。この場合、冷却媒体用放熱器14及
び冷却用循環通路16内には冷媒として冷却水が密封さ
れており、ポンプ25の動作状態で冷却媒体用放熱器1
4と冷却用循環通路16との間を冷却水が循環して冷却
媒体用放熱器14で冷却されるようになっている。
5は冷却媒体用放熱器14により冷却されるようになっ
ている。即ち、冷却媒体用放熱器14は三方弁15を介
して第1及び第2の吸着ユニット1及び5と接続されて
おり、三方弁15の切替状態に応じて冷却媒体用放熱器
14と第1若しくは第2の吸着ユニット1若しくは5と
の間が冷却用循環通路16を通じて伝熱的に接続される
ようになっている。この場合、冷却媒体用放熱器14及
び冷却用循環通路16内には冷媒として冷却水が密封さ
れており、ポンプ25の動作状態で冷却媒体用放熱器1
4と冷却用循環通路16との間を冷却水が循環して冷却
媒体用放熱器14で冷却されるようになっている。
【0033】ここで、ウォータジャケット11aの冷却
水出口部には当該ウォータジャケット11aからの冷却
水の温度を検出するための温度センサ17が設けられて
いる。また、第1及び第2の吸着ユニット1及び5にお
いて加熱媒体循環路13の出口側には当該吸着ユニット
1及び5からの冷却水の温度を検出するための温度セン
サ18が設けられている。
水出口部には当該ウォータジャケット11aからの冷却
水の温度を検出するための温度センサ17が設けられて
いる。また、第1及び第2の吸着ユニット1及び5にお
いて加熱媒体循環路13の出口側には当該吸着ユニット
1及び5からの冷却水の温度を検出するための温度セン
サ18が設けられている。
【0034】演算ユニット19は、温度センサ17及び
18からの検出信号に基づいて冷却水の温度を演算し、
その演算結果を切替手段としての制御装置20に通知す
る。そして、制御装置20は、演算ユニット19による
演算処理に応じて各三方弁2,6,12,15を切替え
ると共にポンプ8,25を動作を制御するようになって
いる。
18からの検出信号に基づいて冷却水の温度を演算し、
その演算結果を切替手段としての制御装置20に通知す
る。そして、制御装置20は、演算ユニット19による
演算処理に応じて各三方弁2,6,12,15を切替え
ると共にポンプ8,25を動作を制御するようになって
いる。
【0035】次に上記構成の作用について説明する。こ
の場合、エンジンは暖機運転が終了されており、その冷
却水の温度は十分に高くなっているものとする。また、
第1の吸着ユニット1の吸着剤10は脱着動作が終了し
た再生完了状態とし、第2の吸着ユニット5の吸着剤1
0は吸着動作終了状態とする。さらに、各三方弁2,
6,12,15は図1に示すように切替えられているも
のとする。
の場合、エンジンは暖機運転が終了されており、その冷
却水の温度は十分に高くなっているものとする。また、
第1の吸着ユニット1の吸着剤10は脱着動作が終了し
た再生完了状態とし、第2の吸着ユニット5の吸着剤1
0は吸着動作終了状態とする。さらに、各三方弁2,
6,12,15は図1に示すように切替えられているも
のとする。
【0036】さて、制御装置20は、冷却運転が指示さ
れたときは、図示しないブロアファンを駆動する。これ
により、車室内の空気若しくは外気が蒸発器4を通じて
車室内に送風されるので、蒸発器4内の水が水蒸気とし
て蒸発する。従って、蒸発器4と当該蒸発器4を通過す
る空気とが熱交換されるので、車室内へ送風空気を冷却
することができる。
れたときは、図示しないブロアファンを駆動する。これ
により、車室内の空気若しくは外気が蒸発器4を通じて
車室内に送風されるので、蒸発器4内の水が水蒸気とし
て蒸発する。従って、蒸発器4と当該蒸発器4を通過す
る空気とが熱交換されるので、車室内へ送風空気を冷却
することができる。
【0037】このとき、蒸発器4は三方弁2を通じて第
1の吸着ユニット1と連通しているので、第1の吸着ユ
ニット1に収納されている吸着剤10は蒸発器4から流
入した水蒸気を吸着する。また、制御装置20によるポ
ンプ8の駆動によりレシーバ7に貯留されている水が蒸
発器4に供給される。これにより、蒸発器4内の水蒸気
圧が低下して蒸発器4内の水の蒸発が促進されると共に
蒸発器4に水が供給されるので、蒸発器4は冷却作用を
継続することができる。
1の吸着ユニット1と連通しているので、第1の吸着ユ
ニット1に収納されている吸着剤10は蒸発器4から流
入した水蒸気を吸着する。また、制御装置20によるポ
ンプ8の駆動によりレシーバ7に貯留されている水が蒸
発器4に供給される。これにより、蒸発器4内の水蒸気
圧が低下して蒸発器4内の水の蒸発が促進されると共に
蒸発器4に水が供給されるので、蒸発器4は冷却作用を
継続することができる。
【0038】この場合、吸着動作用の第1の吸着ユニッ
ト1に収納されている吸着剤10は吸着熱により温度が
上昇するものの、吸着動作用の第1の吸着ユニット1は
冷却媒体用放熱器14と接続されて冷却水で冷却される
ので、吸着作用を継続して発揮することができる。
ト1に収納されている吸着剤10は吸着熱により温度が
上昇するものの、吸着動作用の第1の吸着ユニット1は
冷却媒体用放熱器14と接続されて冷却水で冷却される
ので、吸着作用を継続して発揮することができる。
【0039】一方、ウォータジャケット11aから加熱
媒体としての冷却水が第2の吸着ユニット5に供給され
るので、第2の吸着ユニット5に収納されている吸着剤
10が加熱され、それに応じて吸着剤10に吸着されて
いる水が水蒸気として脱着されるようになる。このと
き、第2の吸着ユニット5は三方弁6を通じて凝縮器3
と連通しているので、第2の吸着ユニット5内の水蒸気
は凝縮器3に移動して当該凝縮器3で冷却されて水とな
ってレシーバ7に送られる。
媒体としての冷却水が第2の吸着ユニット5に供給され
るので、第2の吸着ユニット5に収納されている吸着剤
10が加熱され、それに応じて吸着剤10に吸着されて
いる水が水蒸気として脱着されるようになる。このと
き、第2の吸着ユニット5は三方弁6を通じて凝縮器3
と連通しているので、第2の吸着ユニット5内の水蒸気
は凝縮器3に移動して当該凝縮器3で冷却されて水とな
ってレシーバ7に送られる。
【0040】以上の動作の結果、第2の吸着ユニット5
から凝縮器3、蒸発器4を経て第1の吸着ユニット1に
至る閉鎖空間においては、蒸発器4で発生した水蒸気が
第1の吸着ユニット1の吸着剤10で吸着されるという
吸着動作が実行され、第2の吸着ユニット5の吸着剤1
0が吸着されていた水が脱着される脱着動作が実行さ
れ、さらに凝縮器3で凝縮された水がレシーバ7を通じ
て蒸発器4に供給されるという一連の動作が同時に実行
されるので、蒸発器4による送風空気に対する冷却作用
を継続することができる。
から凝縮器3、蒸発器4を経て第1の吸着ユニット1に
至る閉鎖空間においては、蒸発器4で発生した水蒸気が
第1の吸着ユニット1の吸着剤10で吸着されるという
吸着動作が実行され、第2の吸着ユニット5の吸着剤1
0が吸着されていた水が脱着される脱着動作が実行さ
れ、さらに凝縮器3で凝縮された水がレシーバ7を通じ
て蒸発器4に供給されるという一連の動作が同時に実行
されるので、蒸発器4による送風空気に対する冷却作用
を継続することができる。
【0041】さて、上述のようにして第1の吸着ユニッ
ト1による吸着動作が進行すると、冷却媒体用放熱器1
4による冷却にかかわらず第1の吸着ユニット1の吸着
剤10が吸着完了状態となって吸着能力が低下するよう
になるので、それに伴って蒸発器4の冷却能力が低下す
るようになる。一方、第2の吸着ユニット5においては
脱着動作の進行により吸着剤10が脱着完了状態となる
ので、それに伴って凝縮器3から蒸発器4に供給される
水量が減少するようなる。
ト1による吸着動作が進行すると、冷却媒体用放熱器1
4による冷却にかかわらず第1の吸着ユニット1の吸着
剤10が吸着完了状態となって吸着能力が低下するよう
になるので、それに伴って蒸発器4の冷却能力が低下す
るようになる。一方、第2の吸着ユニット5においては
脱着動作の進行により吸着剤10が脱着完了状態となる
ので、それに伴って凝縮器3から蒸発器4に供給される
水量が減少するようなる。
【0042】そこで、制御装置20は、冷却運転を開始
してから所定時間が経過したところで各三方弁2,6を
切替えることにより第2の吸着ユニット5と蒸発器4と
を連通すると共に第1の吸着ユニット1と凝縮器3とを
連通し、さらに各三方弁12,15を切替えることによ
りウォータジャケット11aの冷却水を第1の吸着ユニ
ット1に供給すると共に冷却媒体用放熱器14の冷却水
を第2の吸着ユニット5に供給する。
してから所定時間が経過したところで各三方弁2,6を
切替えることにより第2の吸着ユニット5と蒸発器4と
を連通すると共に第1の吸着ユニット1と凝縮器3とを
連通し、さらに各三方弁12,15を切替えることによ
りウォータジャケット11aの冷却水を第1の吸着ユニ
ット1に供給すると共に冷却媒体用放熱器14の冷却水
を第2の吸着ユニット5に供給する。
【0043】以上の制御の結果、吸着動作用であった第
1の吸着ユニット1は脱着動作用に切替わると共に、脱
着動作用であった第2の吸着ユニット5は吸着動作用に
切替わるので、第2の吸着ユニット5は蒸発器4からの
水蒸気を吸着すると共に第1の吸着ユニット1は凝縮器
3に脱着した水蒸気を供給するので、蒸発器14の冷却
能力を継続することができる。
1の吸着ユニット1は脱着動作用に切替わると共に、脱
着動作用であった第2の吸着ユニット5は吸着動作用に
切替わるので、第2の吸着ユニット5は蒸発器4からの
水蒸気を吸着すると共に第1の吸着ユニット1は凝縮器
3に脱着した水蒸気を供給するので、蒸発器14の冷却
能力を継続することができる。
【0044】ところで、エンジン11を長期間の停止状
態から始動した場合、或いはエンジン11のアイドリン
グ中においては、エンジン11は熱容量が低い状態が継
続することになる。このため、熱容量が低いエンジン1
1により加熱されるウォータジャケット11aからの冷
却水を脱着動作用の吸着ユニットに供給したのでは、脱
着動作用の吸着ユニットが逆に冷却されてしまって当該
吸着ユニットの吸着剤10を再生することが困難とな
る。
態から始動した場合、或いはエンジン11のアイドリン
グ中においては、エンジン11は熱容量が低い状態が継
続することになる。このため、熱容量が低いエンジン1
1により加熱されるウォータジャケット11aからの冷
却水を脱着動作用の吸着ユニットに供給したのでは、脱
着動作用の吸着ユニットが逆に冷却されてしまって当該
吸着ユニットの吸着剤10を再生することが困難とな
る。
【0045】そこで、制御装置20は、冷却運転を実行
する場合は、温度センサ17によりウォータジャケット
11aの出口温度を検出すると共に、温度センサ18に
より吸着ユニット1,5からの加熱媒体循環路13の出
口温度を検出する。
する場合は、温度センサ17によりウォータジャケット
11aの出口温度を検出すると共に、温度センサ18に
より吸着ユニット1,5からの加熱媒体循環路13の出
口温度を検出する。
【0046】そして、制御装置20は、ウォータジャケ
ット11aの冷却水の温度が加熱媒体循環路13の出口
温度よりも低い加熱能力低下期間は、三方弁12を切替
えることによりウォータジャケット11と吸着動作用の
例えば第1の吸着ユニット1との間を加熱媒体循環路1
3を通じて連通する。このとき、制御装置20は、ポン
プ25を停止することにより冷却媒体用放熱器14と第
1の吸着ユニット1との間の伝熱的な接続を切離す。
ット11aの冷却水の温度が加熱媒体循環路13の出口
温度よりも低い加熱能力低下期間は、三方弁12を切替
えることによりウォータジャケット11と吸着動作用の
例えば第1の吸着ユニット1との間を加熱媒体循環路1
3を通じて連通する。このとき、制御装置20は、ポン
プ25を停止することにより冷却媒体用放熱器14と第
1の吸着ユニット1との間の伝熱的な接続を切離す。
【0047】この場合、第1の吸着ユニット1に収納さ
れた吸着剤10はエンジンの冷却水により冷却されるこ
とになるので、吸着動作中の吸着剤10の吸着能力を発
揮させながら、エンジンの冷却水の温度を高めることが
可能となる。
れた吸着剤10はエンジンの冷却水により冷却されるこ
とになるので、吸着動作中の吸着剤10の吸着能力を発
揮させながら、エンジンの冷却水の温度を高めることが
可能となる。
【0048】以上の制御の結果、ウォータジャケット1
1aからの冷却水はエンジン11の排熱により加熱され
るのに加えて、吸着動作用の第1の吸着ユニット1に収
納された吸着剤10の吸着熱によっても加熱されるの
で、冷却水の温度上昇を促進することができる。
1aからの冷却水はエンジン11の排熱により加熱され
るのに加えて、吸着動作用の第1の吸着ユニット1に収
納された吸着剤10の吸着熱によっても加熱されるの
で、冷却水の温度上昇を促進することができる。
【0049】そして、ウォータジャケット11aからの
冷却水の温度が吸着動作用の第1の吸着ユニット1から
冷却水の温度以上となると、制御装置20は、三方弁1
2を切替えることによりウォータジャケット11aから
の冷却水を脱着動作用の第2の吸着ユニット5に供給す
るようになる。これにより、脱着動作用の第2の吸着ユ
ニット5の吸着剤10がウォータジャケット11aから
の冷却水により加熱されて水蒸気を脱着するようになる
ので、凝縮器3から蒸発器4に水を供給して蒸発器4の
冷却能力を発揮させることができる。
冷却水の温度が吸着動作用の第1の吸着ユニット1から
冷却水の温度以上となると、制御装置20は、三方弁1
2を切替えることによりウォータジャケット11aから
の冷却水を脱着動作用の第2の吸着ユニット5に供給す
るようになる。これにより、脱着動作用の第2の吸着ユ
ニット5の吸着剤10がウォータジャケット11aから
の冷却水により加熱されて水蒸気を脱着するようになる
ので、凝縮器3から蒸発器4に水を供給して蒸発器4の
冷却能力を発揮させることができる。
【0050】このとき、制御装置20はポンプ25を駆
動するので、冷却媒体用放熱器14と第1の吸着ユニッ
ト1との間は伝熱的に接続され、これにより第1の吸着
ユニット1に収納された吸着剤10を効率良く冷却する
ことができる。
動するので、冷却媒体用放熱器14と第1の吸着ユニッ
ト1との間は伝熱的に接続され、これにより第1の吸着
ユニット1に収納された吸着剤10を効率良く冷却する
ことができる。
【0051】上記構成のものによれば、ウォータジャケ
ット11aからの冷却水の温度が吸着動作用の吸着ユニ
ット1,5の温度よりも低い加熱能力低下期間は冷却水
を吸着動作用の吸着ユニット1,5により加熱するよう
にしたので、エンジンのアイドリング回転数を高めるこ
とにより吸着剤加熱用の冷却水の温度を高めるようにし
ただけの従来例のものに比べて、エンジン始動時或いは
始動直後の冷却水の温度上昇を促進して脱着動作用の吸
着ユニット1,5の吸着剤10を十分に再生することが
できる。
ット11aからの冷却水の温度が吸着動作用の吸着ユニ
ット1,5の温度よりも低い加熱能力低下期間は冷却水
を吸着動作用の吸着ユニット1,5により加熱するよう
にしたので、エンジンのアイドリング回転数を高めるこ
とにより吸着剤加熱用の冷却水の温度を高めるようにし
ただけの従来例のものに比べて、エンジン始動時或いは
始動直後の冷却水の温度上昇を促進して脱着動作用の吸
着ユニット1,5の吸着剤10を十分に再生することが
できる。
【0052】また、エンジンのアイドリング中に冷却水
の温度が低下するような場合であっても、吸着動作用の
吸着ユニット1,5によりエンジンの冷却水の温度を加
熱するようにしたので、エンジンのアイドリング回転数
を無駄に高める必要がなくなり、燃費が悪化してしまう
ことを防止することができる。
の温度が低下するような場合であっても、吸着動作用の
吸着ユニット1,5によりエンジンの冷却水の温度を加
熱するようにしたので、エンジンのアイドリング回転数
を無駄に高める必要がなくなり、燃費が悪化してしまう
ことを防止することができる。
【0053】図2は本発明の第2実施例を示しており、
第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
し、異なる部分についてのみ説明する。この図2におい
て、第1及び第2の吸着ユニット1及び5の冷却媒体循
環路16は三方弁21,22を介して冷却媒体用放熱器
14及びウォータジャケット11aと接続されており、
各三方弁21,22が同図に示すように切替えられた状
態ではウォータジャケット11aと第1の吸着ユニット
1との間は加熱媒体循環路13と冷却媒体循環路16と
の並列通路により接続される。
第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
し、異なる部分についてのみ説明する。この図2におい
て、第1及び第2の吸着ユニット1及び5の冷却媒体循
環路16は三方弁21,22を介して冷却媒体用放熱器
14及びウォータジャケット11aと接続されており、
各三方弁21,22が同図に示すように切替えられた状
態ではウォータジャケット11aと第1の吸着ユニット
1との間は加熱媒体循環路13と冷却媒体循環路16と
の並列通路により接続される。
【0054】この第2実施例のものの場合、三方弁2
1,22の切替により例えば吸着動作用の第1の吸着ユ
ニット1においてはウォータジャケット11aとの間で
加熱媒体循環路13に加えて冷却媒体循環路16を通じ
てエンジンの冷却水が循環するので、第1実施例のもの
と比べて、吸着動作用の第1の吸着ユニット1全体でエ
ンジンの冷却水を加熱することができ、以てエンジンの
冷却水の温度上昇を一層促進することができる。
1,22の切替により例えば吸着動作用の第1の吸着ユ
ニット1においてはウォータジャケット11aとの間で
加熱媒体循環路13に加えて冷却媒体循環路16を通じ
てエンジンの冷却水が循環するので、第1実施例のもの
と比べて、吸着動作用の第1の吸着ユニット1全体でエ
ンジンの冷却水を加熱することができ、以てエンジンの
冷却水の温度上昇を一層促進することができる。
【0055】図3は本発明の第3実施例を示しており、
第2実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。この図3において、第1及び第2の吸着ユニット
1及び5の冷却媒体循環路16は三方弁21,22及び
三方弁23,24を介してウォータジャケット11aと
接続されていると共に三方弁12を介して加熱媒体循環
路13と接続されており、各三方弁12,15,21〜
24が同図に示すように切替えられた状態ではウォータ
ジャケット11aと第1の吸着ユニット1のの間は冷却
水循環路16及び加熱媒体循環路13の直列通路を通じ
て接続される。
第2実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。この図3において、第1及び第2の吸着ユニット
1及び5の冷却媒体循環路16は三方弁21,22及び
三方弁23,24を介してウォータジャケット11aと
接続されていると共に三方弁12を介して加熱媒体循環
路13と接続されており、各三方弁12,15,21〜
24が同図に示すように切替えられた状態ではウォータ
ジャケット11aと第1の吸着ユニット1のの間は冷却
水循環路16及び加熱媒体循環路13の直列通路を通じ
て接続される。
【0056】この第3実施例によれば、三方弁12,1
5,21〜24の切替により吸着動作用の第1の吸着ユ
ニット1においては当該吸着ユニット1の冷却媒体循環
路16及び加熱媒体循環路13を通じてエンジンの冷却
水が循環するので、第2実施例のものと同様に、吸着動
作用の第1の吸着ユニット1全体でエンジンの冷却水を
加熱することができ、以てエンジンの冷却水の温度上昇
を一層促進することができる。
5,21〜24の切替により吸着動作用の第1の吸着ユ
ニット1においては当該吸着ユニット1の冷却媒体循環
路16及び加熱媒体循環路13を通じてエンジンの冷却
水が循環するので、第2実施例のものと同様に、吸着動
作用の第1の吸着ユニット1全体でエンジンの冷却水を
加熱することができ、以てエンジンの冷却水の温度上昇
を一層促進することができる。
【0057】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、次のように変形または拡張できる。吸着ユニッ
トの温度を検出する手段として、吸着剤10の直接温度
を検出するようにしてもよい。冷却媒体用放熱器14に
代えて、吸着動作用の吸着ユニット1若しくは5をファ
ンによる送風或いは車両の走行による流入空気により冷
却するようにしてもよい。アキュムレータ7及びポンプ
8を省略するようにしてもよい。家庭用の空調装置に適
用し、加熱源として電気ヒータを用いるようにしてもよ
い。
はなく、次のように変形または拡張できる。吸着ユニッ
トの温度を検出する手段として、吸着剤10の直接温度
を検出するようにしてもよい。冷却媒体用放熱器14に
代えて、吸着動作用の吸着ユニット1若しくは5をファ
ンによる送風或いは車両の走行による流入空気により冷
却するようにしてもよい。アキュムレータ7及びポンプ
8を省略するようにしてもよい。家庭用の空調装置に適
用し、加熱源として電気ヒータを用いるようにしてもよ
い。
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の概略図
【図2】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図3】本発明の第3実施例を示す図1相当図
1は第1の吸着ユニット、2は三方弁、3は凝縮器、4
は蒸発器、5は第2の吸着ユニット、6は三方弁、10
は吸着剤、11はエンジン(内燃機関)、11aはウォ
ータジャケット(加熱源)、12は三方弁、13は加熱
媒体循環路、14は冷却媒体用放熱器、15は三方弁、
16は冷却媒体循環路、17,18は温度センサ、19
は演算ユニット、20は制御装置、21〜24は三方
弁、25はポンプである。
は蒸発器、5は第2の吸着ユニット、6は三方弁、10
は吸着剤、11はエンジン(内燃機関)、11aはウォ
ータジャケット(加熱源)、12は三方弁、13は加熱
媒体循環路、14は冷却媒体用放熱器、15は三方弁、
16は冷却媒体循環路、17,18は温度センサ、19
は演算ユニット、20は制御装置、21〜24は三方
弁、25はポンプである。
Claims (5)
- 【請求項1】 低温状態で気相冷媒を吸着すると共に高
温状態で気相冷媒を脱着する吸着剤を収納した複数の吸
着ユニットと、 吸着動作用の吸着ユニットに気相冷媒を流出する蒸発器
と、 脱着動作用の吸着ユニットから流入した気相冷媒を冷媒
に凝縮して前記蒸発器に与える凝縮器と、 吸着動作用の吸着ユニットを冷却する冷却手段と、 脱着動作用の吸着ユニットとの間で加熱媒体が通過する
加熱媒体循環路を形成する加熱源と、 この加熱源の温度が吸着動作用の吸着ユニットの温度よ
りも低い加熱能力低下期間は、上記吸着ユニットと前記
加熱源とを前記加熱媒体循環路を通じて伝熱的に接続す
る切替手段とを備えたことを特徴とする吸着式冷凍装
置。 - 【請求項2】 前記冷却手段は、加熱能力低下期間は冷
却動作を停止することを特徴とする請求項1記載の吸着
式冷凍装置。 - 【請求項3】 前記冷却手段は、吸着動作用の吸着ユニ
ットとの間で冷却媒体が通過する冷却媒体循環路を形成
する冷却媒体用放熱器から構成されていることを特徴と
する請求項1または2記載の吸着式冷凍装置。 - 【請求項4】 前記切替手段は、加熱能力低下期間は吸
着動作用の吸着ユニットと前記加熱源との間を前記加熱
媒体循環路に加えて前記冷却媒体循環路を通じて伝熱的
に接続することを特徴とする請求項3記載の吸着式冷凍
装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の吸着式
冷凍装置を設け、 前記加熱源は、内燃機関の排熱により加熱されるように
構成され、 前記蒸発器は、室内への送風を冷却するように構成され
ていることを特徴とする吸着式空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10420895A JP3424385B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 吸着式冷凍装置及び吸着式空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10420895A JP3424385B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 吸着式冷凍装置及び吸着式空調装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08296921A JPH08296921A (ja) | 1996-11-12 |
| JP3424385B2 true JP3424385B2 (ja) | 2003-07-07 |
Family
ID=14374560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10420895A Expired - Fee Related JP3424385B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 吸着式冷凍装置及び吸着式空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3424385B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6372495B2 (ja) * | 2016-01-25 | 2018-08-15 | 株式会社豊田中央研究所 | 蓄熱装置 |
| JP2019168113A (ja) * | 2016-08-12 | 2019-10-03 | カルソニックカンセイ株式会社 | 吸着蓄熱システムを利用した車両用空調装置 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10420895A patent/JP3424385B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08296921A (ja) | 1996-11-12 |
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