JP3430285B2 - 演奏表示制御装置 - Google Patents
演奏表示制御装置Info
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Description
データを表示する演奏表示制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、演奏指示機能付きの演奏装置
が知られている。例えば鍵盤を有する演奏表示制御装置
において、各鍵の近傍又は各鍵の下にLED等の光源を
設けて、内蔵する楽音データを演奏する場合に、次に押
鍵する鍵に対応する光源を点灯させる押鍵指示機能をも
つものがある。演奏者は、この押鍵指示にしたがって演
奏することにより、音楽スクール等に行かなくても自宅
において演奏練習をすることができる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
演奏指示機能付きの演奏装置においては、演奏操作する
位置を指示することはできても、発音する楽音の強弱変
化までは指示できなかった。このため、総合的な演奏指
示をすることができないという問題があった。この発明
の課題は、演奏する楽音の強弱変化を表示できるように
することである。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、楽音データ
が発生する度に、その楽音データに含まれるベロシティ
のレベルを検出するベロシティ検出手段と、ベロシティ
検出手段で新たに検出された楽音データのベロシティの
レベルと前回検出された楽音データのベロシティのレベ
ルとの差分を算出し、この差分値の大きさが第1の範囲
内にある場合にはクレッシェンド記号を、第2の範囲内
にある場合にはデクレッシェンド記号をそれぞれ表示さ
せる表示制御手段とを備えた構成になっている。この発
明によれば、楽音データのベロシティのレベルの変化に
応じてその楽音の強弱変化を表示する。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を鍵盤
電子楽器を例に採り、図1〜図10を参照して説明す
る。図1は、鍵盤電子楽器のシステムを示すブロック図
である。CPU1は、システムバスを介して接続された
以下の各部を制御する。鍵盤2は、押鍵操作に応じて音
高、ベロシティ、音長からなる楽音データをCPU1に
入力する。スイッチ群3は、演奏モードを設定するスイ
ッチ、音色を設定するスイッチ等、演奏に関する設定を
行うスイッチを備えている。プログラムROM4は、C
PU1が実行するプログラムやイニシャライズ処理にお
ける初期データを格納している。ワークRAM5は、鍵
盤2から入力された楽音データ、スイッチ群3の設定デ
ータを記憶するとともに、演奏処理のための各種レジス
タ、フラグのエリアをもっている。レジスタ、フラグに
ついては後述する。 【0006】演奏データメモリ6は、自動演奏の曲の楽
音データを内蔵している。表示部7は、楽音記号のセグ
メントを有するLCD表示装置であり、CPU1からの
指令に応じて楽音データに関する記号を表示する。表示
する内容についてはさらに後述する。鍵盤LED8は、
自動演奏の曲をマニュアル演奏する場合に、押鍵する鍵
を指示するときに点灯する光源である。楽音発生部9
は、CPU1から供給される楽音データに基づいて波形
データを選択して楽音信号を生成する。波形ROM10
はその波形データを記憶している。サウンド部11は、
楽音発生部9から供給される楽音信号に対してA/D変
換、フィルタリング、増幅等の所定の信号処理を施して
スピーカ(図示せず)から発音する。 【0007】次に、CPU1の動作フローを参照して、
実施形態の動作について説明する。図2はメインフロー
であり、所定のイニシャライズ処理(ステップS1)の
後、スイッチ処理(ステップS2)、鍵盤処理(ステッ
プS3)、演奏データ処理(ステップS4)、表示処理
(ステップS5)、発音処理(ステップS6)、その他
の処理(ステップS7)を繰り返すループ処理を実行す
る。図3は、タイマインタラプトのフローであり、タイ
マインタラプトが入るごとにタイマレジスタTをインク
リメントする。 【0008】メインフローのステップS2におけるスイ
ッチ処理は、図4に示すように、マニュアルスイッチが
オンであるか否かを判別し(ステップS11)、オンで
あるときは演奏データメモリ6に記憶されている内蔵演
奏データを演奏するスイッチがオンであるか否かを判別
する(ステップS12)。このスイッチがオフであると
きは、通常のマニュアル演奏であり、演奏者の鍵盤操作
によって演奏処理を行う。この場合には、マニュアル演
奏フラグMEFを1にセットする(ステップS13)。
このスイッチがオンであるときは、内蔵演奏データに基
づいて鍵盤操作を行うことになる。この場合は、内蔵デ
ータ演奏フラグNEFを1にセットする(ステップS1
4)。ステップS11において、マニュアル演奏スイッ
チがオフであるときは、自動演奏スイッチがオンである
か否かを判別する(ステップS15)。このスイッチが
オンであるときは、鍵盤操作は無効となり、演奏データ
メモリ6の内蔵演奏データに基づいて自動演奏を行う。
この場合には、自動演奏フラグJEFを1にセットする
(ステップS16)。 【0009】次に、表示スイッチがオンであるか否かを
判別し(ステップS17)、このスイッチがオンである
ときは表示部7に後述する楽音の記号を表示する。この
場合には、表示フラグHYFを1にセットする(ステッ
プS18)。この後、メインフローに戻る。ステップS
11においてマニュアルスイッチがオフで、かつステッ
プS15において自動演奏スイッチがオフであるとき
は、フラグ処理をすることなくメインフローに戻る。ま
た、ステップS17において表示スイッチがオフである
ときはメインフローに戻る。 【0010】メインフローのステップS3における鍵盤
処理は、図5に示すように、フラグJEFが1であるか
否かを判別し(ステップS19)、このフラグが1であ
るときは自動演奏モードで鍵盤操作が無効であるため、
鍵盤処理をすることなくメインフローに戻る。このフラ
グが0であるときは、鍵変化があるか否かを判別する
(ステップS20)。鍵変化がない場合にはメインフロ
ーに戻る。鍵変化がオフからオンに変化したときは押鍵
操作がされたので、その鍵番号をレジスタMNOTEに
セットし(ステップS21)、ベロシティをレジスタM
VELにセットし(ステップS22)、発音フラグHA
Fを1にセットする(ステップS23)。そして、メイ
ンフローに戻る。ステップS20において、鍵変化がオ
ンからオフに変化したときは離鍵操作がされたので、そ
の鍵番号をMNOTEにセットし(ステップS24)、
MVELに0をセットし(ステップS25)、フラグH
AFを0にリセットする(ステップS26)。そして、
メインフローに戻る。 【0011】メインフローのステップS4における演奏
データ処理は、図6に示すように、フラグNEFが1で
あるか否かを判別する(ステップS27)。このフラグ
が1であるときは、演奏データメモリ6に記憶された演
奏データにしたがって演奏する演奏練習モードである。
このときは、演奏データメモリ6に演奏データが有るか
否かを判別する(ステップS28)。演奏データがある
場合はそれを読込み(ステップS29)、タイマレジス
タTの値がその演奏データの発音開始時間TIMEにな
ったか否かを判別する(ステップS30)。演奏開始時
間になったときは、演奏データの音高すなわち鍵番号を
レジスタNOTEにセットし(ステップS31)、ベロ
シティを記憶するレジスタVEL2にVEL1にセット
されている1つ前の演奏データのベロシティを転送する
(ステップS32)。そして、VEL1に現在の演奏デ
ータのベロシティをセットする(ステップS33)。 【0012】次に、現在の演奏データの内容が発音であ
るか消音であるかを判別する(ステップS34)。発音
であるときはフラグHAFを1にセットし(ステップS
35)、消音であるときはHAFを0にリセットする
(ステップS36)。ステップS28において、演奏デ
ータメモリ6に演奏データがない場合、例えばすべての
演奏データを読出して処理が終了した場合には、メイン
フローに戻る。また、ステップS30においてTの値が
発音開始時間TIMEになっていないときもメインフロ
ーに戻る。 【0013】ステップS27においてフラグNEFが0
であるときは、フラグMEFが1であるか否かを判別す
る(ステップS37)。このフラグが0であるときは、
自動演奏モードであるので、ステップS28に移行して
ステップS35又はステップS36までの処理を実行す
る。一方、ステップS37においてMEFが1であると
きは、通常のマニュアル演奏である。この場合は、VE
L2にVEL1にセットされている1つ前の演奏データ
のベロシティを転送する(ステップS38)。そして、
VEL1にMVELのベロシティをセットする(ステッ
プS39)。この後、メインフローに戻る。 【0014】メインフローのステップS5における表示
処理は、図7に示すように、フラグHYFが1であるか
否かを判別する(ステップS40)。このフラグが0で
ある場合は、表示処理をすることなくメインフローに戻
る。このフラグが1であるときは、VEL1にセットさ
れている現在の演奏データのベロシティが1以上である
か否かを判別し(ステップS41)、1以上であるとき
はVEL1のベロシティからVEL2のベロシティを減
算してその差をレジスタDにセットする(ステップS4
2)。そして、Dの差データが−20〜−11の範囲に
あるか否かを判別する(ステップS43)。この範囲内
にあるときは、1つ前のベロシティよりも現在のベロシ
ティのほうが差データの分だけ小さくなっていることを
意味する。この場合は、図9に示すように、表示部7の
画面にデクレッシェンド(decresc.)のセグメ
ントを点灯させる(ステップS44)。 【0015】ステップS43において、Dの差データが
−20〜−11の範囲にない場合には、その差データが
11〜20の範囲にあるか否かを判別する(ステップS
45)。この範囲内にあるときは、1つ前のベロシティ
よりも現在のベロシティのほうが差データの分だけ大き
くなっていることを意味する。この場合は、図9に示す
画面にクレッシェンド(cresc.)のセグメントを
点灯させる(ステップS46)。ステップS44におい
てデクレッシェンドを表示させた後、又はステップS4
6においてクレッシェンドを表示させた後は、VEL1
にセットされている現在のベロシティに応じて、図10
に示すプログラムROMのテーブルを参照し、ppから
ffの強弱記号の中の対応する記号のセグメントを点灯
させて、図9に示す画面に表示させる(ステップS4
7)。 【0016】ステップS41においてVEL1のベロシ
ティが1未満であるときは、現在点灯中の記号があるか
否かを判別する(ステップS48)。点灯中の記号がな
い場合には直ちにメインフローに戻るが、点灯中の記号
があるときは、その記号を消灯する指示をして(ステッ
プS49)、メインフローに戻る。 【0017】メインフローのステップS6における発音
処理は、図8に示すように、フラグJEFが1であるか
否かを判別する(ステップS50)。このフラグが1で
あるときは、自動演奏モードであるので、NOTEの音
高及びVEL1のベロシティ、すなわち演奏データメモ
リ6の内蔵演奏データの音高及びベロシティを楽音発生
部9に送出する(ステップS51)。一方、このフラグ
が0であるときは、通常のマニュアル演奏モード又は内
蔵演奏データに基づいて鍵盤操作するマニュアル演奏モ
ードであるので、MNOTEの音高及びMVELのベロ
シティ、すなわち鍵盤から入力された鍵番号の音高及び
押鍵の強さであるベロシティ(離鍵のときはベロシティ
=0)を楽音発生部9に送出する(ステップS52)。 【0018】次に、フラグHAFが1であるか否かを判
別する(ステップS53)。このフラグが1であるとき
は、楽音発生部9に対して発音指示をする(ステップS
54)。このフラグが0であるときは、楽音発生部9に
対して消音指示をする(ステップS55)。発音指示の
後又は消音指示の後は、メインフローに戻る。 【0019】このように上記実施形態によれば、CPU
1の機能として、楽音データが発生する度に、その楽音
データに含まれるベロシティのレベルを検出するベロシ
ティ検出手段、及び、このベロシティ検出手段で新たに
検出された楽音データのベロシティのレベルと前回検出
された楽音データのベロシティのレベルとの差分を算出
し、この差分値の大きさが第1の範囲内にある場合には
クレッシェンド記号を、第2の範囲内にある場合にはデ
クレッシェンド記号をそれぞれ表示させる表示制御手段
を備えている。したがって、楽音データのベロシティの
レベルの変化に応じてその楽音の強弱変化を表示するこ
とができる。 【0020】なお、上記実施形態においては、内蔵演奏
データ又は鍵盤操作に応じて楽音の強弱変化を表示する
ようにしたが、外部から入力されるMIDIデータに基
づいて、楽音の強弱変化を表示する機能をさらに具備す
るようにしてもよい。 【0021】 【発明の効果】この発明によれば、楽音の記号を表示す
る表示手段と、楽音データが発生する度に、その楽音デ
ータにおけるベロシティのレベルを検出するベロシティ
検出手段と、ベロシティ検出手段で新たに検出された楽
音データのベロシティのレベルと前回検出された楽音デ
ータのベロシティのレベルとの差分を算出し、この差分
値の大きさが第1の範囲内にある場合にはクレッシェン
ド記号を、第2の範囲内にある場合にはデクレッシェン
ド記号をそれぞれ表示手段に表示させる表示制御手段と
を備えた構成になっている。したがって、楽音データの
ベロシティのレベルの変化に応じてその楽音の強弱変化
を表示することができる。
ック図。 【図2】図1の構成の動作を示すCPUのメインフロー
チャート。 【図3】タイマインタラプトのフローチャート。 【図4】図2におけるスイッチ処理のフローチャート。 【図5】図2における鍵盤処理のフローチャート。 【図6】図2における演奏データ処理のフローチャー
ト。 【図7】図2における表示処理のフローチャート。 【図8】図2における発音処理のフローチャート。 【図9】表示部における楽音の記号を示す図。 【図10】ベロシティに対する強弱記号を示すテーブル
を示す図。 【符号の説明】 1 CPU 2 鍵盤 3 スイッチ群 4 プログラムROM 5 ワークRAM 6 演奏データメモリ 7 表示部 9 楽音発生部
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 楽音データが発生する度に、該楽音デー
タに含まれるベロシティのレベルを検出するベロシティ
検出手段と、 前記ベロシティ検出手段で新たに検出された楽音データ
のベロシティのレベルと前回検出された楽音データのベ
ロシティのレベルとの差分を算出し、該差分値の大きさ
が第1の範囲内にある場合にはクレッシェンド記号を、
第2の範囲内にある場合にはデクレッシェンド記号をそ
れぞれ表示させる表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする演奏表示制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17657097A JP3430285B2 (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 演奏表示制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17657097A JP3430285B2 (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 演奏表示制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH117278A JPH117278A (ja) | 1999-01-12 |
| JP3430285B2 true JP3430285B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=16015880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17657097A Expired - Fee Related JP3430285B2 (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 演奏表示制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3430285B2 (ja) |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP17657097A patent/JP3430285B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH117278A (ja) | 1999-01-12 |
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