JP3433112B2 - 陳列用什器 - Google Patents

陳列用什器

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JP3433112B2 JP23842198A JP23842198A JP3433112B2 JP 3433112 B2 JP3433112 B2 JP 3433112B2 JP 23842198 A JP23842198 A JP 23842198A JP 23842198 A JP23842198 A JP 23842198A JP 3433112 B2 JP3433112 B2 JP 3433112B2
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裕司 小杉
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カネボウ株式会社
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店頭等において商
品等を陳列するために用いられる陳列用什器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、商品を販売する店頭には、各種商
品を並べて陳列するための陳列棚が設置されている。商
品を陳列する陳列棚としては、壁面設置タイプのものや
フロア内設置タイプのもの等、様々なものが存在する
が、上下方向に複数段の陳列部を有する陳列棚が最も多
く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように上下方向
に複数段の陳列部を有する陳列棚においては、陳列する
商品の大きさに応じて棚板の高さを変えることができる
ようになっているものが多く見受けられる。しかしなが
ら、棚板の奥行きは一定の寸法に定められているものが
ほとんどである。
【0004】一方、店頭に商品を納入する側において
は、あるシリーズ商品を納入する際にそのシリーズ商品
用の陳列棚や陳列用什器を提供することが行われてい
る。しかしながら、ほとんどの店頭には、あらかじめ陳
列棚が設置されており、新たな陳列棚や陳列用什器を置
くスペースを備えていないというのが実情である。ま
た、新シリーズの商品を納入するたびに既設の陳列棚と
新シリーズ商品用の陳列棚とを入れ換えることは、コス
トも手間もかかることであり、店側にとっても商品納入
側にとっても好ましいことではない。
【0005】そこで、店頭における既設の陳列棚に新シ
リーズ商品用の陳列用什器を設置すること、例えば既設
の陳列棚の棚板上に別の陳列用什器を設置すること等も
試みられている。しかしながら、陳列棚の棚板の奥行き
寸法は陳列棚によって異なっているため、この上に別の
陳列用什器を安定した状態で見栄えよく設置するために
は、棚板の奥行き寸法に合わせて異なる寸法の陳列用什
器を複数種類用意しなければならず、非合理的である。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みなされた
ものであって、棚板の奥行き寸法の異なる各種陳列棚に
対して安定した状態で見栄えよく設置することができる
陳列用什器の提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の陳列用什器は次のような構成をとる。す
なわち、背板と底板とからなる基台と、この基台の底板
上に載置される上置板とを備える陳列用什器であって、
上置板を基台の底板上に載置する際に上置板と基台の背
板との間に配置される少なくとも1枚の調整板を備えて
いることを特徴とするものである。
【0008】また、上記の陳列用什器においては、上置
板および調整板の幅を基台の底板の幅と略同寸法に形成
し、上置板および調整板の幅方向両端縁に沿って垂下部
を設け、上置板および調整板が基台の底板上に載置され
た状態で上記垂下部が底板の幅方向両端縁に係合するよ
うにすることにより、より一層安定した陳列状態を実現
することができる。
【0009】さらに、上置板の前端縁に沿って垂下板を
設けることにより、既存の陳列棚の棚板上に設置した際
の安定性を高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づき説明する。
【0011】図1は、本発明の陳列用什器の一実施の形
態を示している。同図に示すように、この陳列用什器
は、基台(1)と上置板(2)と調整板(3)とを組み
合わせてなるものであり、棚板の幅が900mmの陳列
棚上に設置する陳列用什器として製作されたものであ
る。
【0012】上記基台(1)は、厚み約5mmの透明な
アクリル樹脂板からなり、図2に示すように、幅約88
0mm×高さ約235mmの背板(4)と、この背板
(4)の下端から前方に直角にのびる幅約880mm×
奥行き約210mmの底板(5)とから構成されてい
る。
【0013】また上記上置板(2)は、厚み約5mmの
透明なアクリル樹脂板からなり、図3に示すように、幅
約880mm×奥行き約210mmの基板(6)と、こ
の基板(6)の前端縁から下方に垂下された垂下板
(7)とを備えている。この垂下板(7)は、上記基板
(6)の前端縁に沿って、約60mmの長さをもって垂
下されており、その前面には陳列する商品のシリーズ名
等が表示されている。また、この上置板(2)の基板
(6)の幅方向両端縁からは、端縁に沿って垂下部(2
a)が約5mmの長さをもって垂下されている。
【0014】しかして、上記基台(1)の底板(5)と
上置板(2)の基板(6)とは、互いに略同じ幅寸法お
よび奥行き寸法に形成されているため、基台(1)の底
板(5)上に上置板(2)を載置した状態において、上
置板(2)の奥側端縁が基台(1)の背板(4)に当接
し、且つ基台(1)の底板(5)の前端縁が上置板
(2)の垂下板(7)の裏面に当接するようになってい
る。
【0015】そして、上記調整板(3)は、図1に示す
ように、基台(1)の背板(4)と上置板(2)との間
に設置されるものである。この調整板(3)は、基台
(1)および上置板(2)と同じく厚み約5mmの透明
なアクリル樹脂板からなり、図4に示すように、約88
0mm×約30mmの細長板状に形成されている。そし
て、その長手方向両端縁からは、上記上置板(2)の基
板(6)と同様に端縁に沿って垂下部(3a)が約5m
mの長さをもって垂下されている。
【0016】このように構成された陳列用什器は、次の
ようにして用いることのできるものである。すなわち、
図5に示すように、既設の陳列棚の棚板(8)の上に、
棚板(8)の最奥に基台(1)の背板(4)が到るよう
に基台(1)を載置する。そして、この基台(1)の底
板(5)の上に、上置板(2)を載置する。このとき、
上置板(2)の垂下板(7)の裏面が基台(1)の底板
(5)の前端縁に当接するようにする。すると、既設の
陳列棚の棚板(8)の奥行き寸法が基台(1)の底板
(5)および上置板(2)の基板(6)の奥行き寸法と
同寸法である場合には、棚板(8)と底板(5)と基板
(6)との3枚が上下にきっちりと重なった状態とな
る。ところが、棚板(8)の奥行き寸法が基台(1)の
底板(5)および上置板(2)の基板(6)の奥行き寸
法よりも長い場合には、上置板(2)の基板(6)の奥
側端縁と基台(1)の背板(4)との間に隙間が生じ、
この隙間に段差が生じることとなる。しかして、この隙
間に上記調整板(3)を嵌めることにより、段差を埋め
て面一の陳列面を形成することができるのである。
【0017】この陳列用什器において、上記調整板
(3)は、3枚用意されている。従って、調整板(3)
を使用しない状態で奥行き寸法210mm、1枚使用す
ることにより240mm、2枚使用することにより27
0mm、3枚使用することにより300mmというよう
に、既設の棚板(8)の奥行き寸法に応じて、210m
m〜300mmの間で奥行き寸法を4段階に調整するこ
とができるようになっている。
【0018】このような構成をとる陳列用什器は、調整
板(3)の枚数を変えるだけで容易に既設の陳列棚の棚
板の奥行き寸法に合わせて設置することのできるもので
あり、奥行き寸法の異なる陳列用什器を複数種類用意し
ておくというような無駄を排除するものである。また、
基台(1)の底板(5)上に上置板(2)および調整板
(3)を載置した際に、上置板(2)および調整板
(3)の幅方向両端縁に設けられた垂下部(2a)、
(3a)が、基台(1)の底板(5)の両端縁と係合す
るようになっているため、組み立て状態がきわめて安定
した状態となる。さらに、この陳列用什器においては、
上置板(2)の前端縁に垂下板(7)が設けられている
ため、基台(1)の底板(5)上に上置板(2)を載置
する際の位置決めを容易且つ確実に行うことができ、使
い勝手においても優れたものとなっている。
【0019】なお、上記の実施形態においては、調整板
として同寸法のものを3枚用意した例を挙げたが、例え
ば奥行き寸法が異なるものを複数枚用意しておくことに
より、さらにフレキシブルに様々な奥行き寸法を有する
各種棚板に対応可能なものとすることができる。
【0020】図9は、本発明の陳列用什器の他の実施形
態を示している。すなわち、この陳列用什器は、幅寸法
を約300mmとする以外は、上記の実施形態の陳列用
什器と同様の構造に形成されているものである。従っ
て、この陳列用什器(9)を上記の実施形態の陳列用什
器の横に並べて設置することにより、陳列部の幅寸法を
約1200mmとして使用に供することができるのであ
る。このように、幅寸法の異なる陳列用什器(9)を用
意しておくことにより、既設の陳列棚の棚板の幅寸法に
合わせて陳列部を形成することも容易に行うことができ
るのである。
【0021】そして、この陳列用什器は、上記のように
既設の陳列棚の棚板上に設置する以外に、商品陳列ケー
スやテーブルの上に設置することもできるものである。
このとき、調整板を用いることにより、商品の陳列数に
応じて陳列部の奥行き寸法を容易に変えることができ
る。なお、この陳列用什器が、商品陳列用のみならず、
書籍を陳列する本棚等にも適用することのできるもので
あることはいうまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の陳列用什器
は、棚板の奥行き寸法の異なる各種陳列棚に対して安定
した状態で見栄えよく設置することができるものであ
り、使い勝手が良好で、各種物品の陳列用什器として広
く適用することのできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の陳列用什器の第1の実施形態を示す外
観斜視図である。
【図2】図1に示す陳列用什器における基台の外観斜視
図である。
【図3】図1に示す陳列用什器における上置板の外観斜
視図である。
【図4】図1に示す陳列用什器における調整板の外観斜
視図である。
【図5】図1に示す陳列用什器の使用態様の説明図であ
る。
【図6】本発明の陳列用什器の他の実施形態を示す外観
斜視図である。
【符号の説明】
1 基台 2 上置板 3 調整板 4 背板 5 底板

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背板(4)と底板(5)とからなる基台
    (1)と、この基台(1)の底板(5)上に載置される
    上置板(2)とを備える陳列用什器であって、上置板
    (2)を基台(1)の底板(5)上に載置する際に上置
    板(2)と基台(1)の背板(4)との間に配置される
    少なくとも1枚の調整板(3)を備えていることを特徴
    とする陳列用什器。
  2. 【請求項2】 上置板(2)および調整板(3)の幅が
    基台(1)の底板(5)の幅と略同寸法に形成され、上
    置板(2)および調整板(3)の幅方向両端縁に沿って
    垂下部(2a)、(3a)が設けられ、上置板(2)お
    よび調整板(3)が基台(1)の底板(5)上に載置さ
    れた状態で上記垂下部(2a)、(3a)が底板(5)
    の幅方向両端縁に係合する請求項1記載の陳列用什器。
  3. 【請求項3】 上置板(2)の前端縁に沿って垂下板
    (7)が設けられている請求項1または2記載の陳列用
    什器。
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