JP3435406B2 - 盗難防止装置 - Google Patents
盗難防止装置Info
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- JP3435406B2 JP3435406B2 JP2001217334A JP2001217334A JP3435406B2 JP 3435406 B2 JP3435406 B2 JP 3435406B2 JP 2001217334 A JP2001217334 A JP 2001217334A JP 2001217334 A JP2001217334 A JP 2001217334A JP 3435406 B2 JP3435406 B2 JP 3435406B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばケースに
収納してあるCDカセットの音楽や映像を記録してある
ディスクやビデオテープ、ゲームソフトなどの貸し出し
商品やケースに収納してある各種販売商品の抜き取りを
防止できるようにした盗難防止装置に関する。 【0002】 【従来の技術及びその課題】従来、レンタルショップで
の盗難防止手段としては、既知のように、ショップの棚
にレンタル商品の収納ケースを並べておくと、ケースに
開放防止の手段がないためケースからレンタル商品が抜
き取られて盗難に遇う。 【0003】そこで、ショップの棚に空のケースを並べ
て陳列しておき、顧客が陳列してある所望のレンタル商
品名の空のケースを取り出してカウンタに持参すると、
カウンタ内の店員によって空のケースの表示レンタル商
品を保管場所から取り出し、かつ所定のレンタル手段を
して貸し出す。 【0004】このような手段を採用すると、顧客が直接
レンタル商品に手をふれることがないので、レンタル商
品の盗難を防止することができる。 【0005】しかしながら、店員による保管場所からの
レンタル商品の選出や整然とした保管などによって著し
く手数がかかり、かつスムーズな貸し出しが困難になる
と共に、広い保管場所を必要とするなどの問題があっ
た。 【0006】一方、ショップの棚にレンタル商品の収納
ケースを陳列し、顧客が陳列してある所望のレンタル商
品をケースから取り出してカウンタに持参し、レンタル
手続きをすることにより前述のような問題を解決するこ
とができる。 【0007】しかしながら、顧客が直接レンタル商品を
手にするので、店外にレンタル商品が持ち出され、盗難
に遇う。 【0008】そこで、盗難を防止するため、レンタル商
品の任意の位置に固有のIDコード(電源のない)をも
つ盗難防止タグが取り付けられ、ショップの出入口に
は、所定の高周波電磁界を発生させておき、レンタル商
品が出入口を通過する際に前記IDコードの共振回路が
共振して固有のIDコードを発信し、高周波電磁界が変
調することによりそれを検出してレンタル商品の通過を
検出し、それが貸し出されたものであるか、又無断で持
ち出されたものであるかを店員が監視するようにしてい
る。 【0009】しかしながら、カウンタでのレンタル手続
きの際に上記のIDコード(タグ)を何らかの方法でシ
ールドしなければ、所定の手続きをして貸し出されたレ
ンタル商品であっても無断で持ち出されたものと同様に
検出される不都合があった。 【0010】このため、シールドの手続きにわずらわし
い作業が必要になると共に、シールド用備品によりコス
トが大幅にアップする問題があった。 【0011】上記の問題は、上述のレンタル商品に限定
されず、その例えば衣類、装身具、日用品などの各種品
物の盗難防止対象物にタグを用いても同様に起生する。 【0012】そこで、上述の問題を解消するために、特
願2000−382969(出願日平成12年11月1
0日)によってケースの閉鎖した箱体と蓋体との周縁内
と外とで重なり合う周壁の合致する貫孔にキー部材を差
し込んで、差し込んだキー部材によりケースの開放を阻
止して、収納商品の取り出しを防止する盗難防止装置が
提案されている。 【0013】また、キー部材には、ケースと共に収納商
品の店外への持ち出しを防止する盗難防止タグが設けて
ある。 【0014】さらに、キー部材とケースとの対向面に
は、キー部材の挿入にともない押し戻され、かつ挿入終
了にともない係合関係になる係止手段が設けられてお
り、上記係止手段の係合関係によってキー部材の引き抜
きを阻止するようになっている。 【0015】勿論、係止手段の係合関係の解除は、店側
の解除具を差し込んで行ない、解除具と共にキー部材を
引き抜くようになっている。 【0016】上記のような形式の盗難防止装置による
と、挿入したキー部材とケースの貫孔との対向面が直線
になっている。 【0017】すると、この直線の対向面に尖端扁平な、
例えばマイナスのドライバーの先を押し込みながら無理
矢理に押し込むことができるので、押し込んだドライバ
ーを揺動或は傾動させて破損やキー部材にドライバーの
先を強力に押し付けながらキー部材に脱出方向の力を加
えることができる。 【0018】勿論、ドライバーの先で係合関係にある係
止手段の破損や係合関係の解除のおそれもある。 【0019】このため、ケース内の商品の盗難にあう。 【0020】そこで、この発明の課題は、上述のような
問題を解決することにある。 【0021】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、商品の出し入れ用の開口を有する箱
体と、この箱体に適宜のヒンジを介し上記開口を開閉す
る蓋体とでケースを形成し、上記箱体と蓋体との周縁内
と外とで重なり合う或いは対向する周壁の所要位置に貫
孔を設けて、この貫孔に上記ケースの開放阻止キー部材
を抜き差し自在に挿入した盗難防止装置において、上記
キー部材の挿入方向の反対側末端周縁と上記貫孔の開放
縁との対向面所要範囲に噛み合い状に嵌り込む連続する
凹凸部を設けた構成を採用する。 【0022】 【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。 【0023】この発明の実施の形態では、図1から図5
に示すように、商品aの出し入れ用の開口1を有する箱
体2と、この箱体2に適宜のヒンジ3を介し開口1を開
閉するように設けた蓋体4とでケースAを形成し、箱体
2と蓋体4との各主壁5の周縁には、内と外とで重なり
合う或いは対向する周壁6、6が設けてある。 【0024】上記のヒンジ3は、図示の場合箱体2の下
辺側周壁6にハーフカットのヒンジ3を介し蓋体4の主
壁5を設けて形成(図示の場合箱体2の周壁6の下辺側
両端を周壁6の両側辺下端に対して切り離すと共に、周
壁6の下辺と箱体2側の主壁5との境にハーフカットの
ヒンジ3を設けて、箱体2と蓋体4とがフラットに展開
するようにしてある)したが、かならずしも限定され
ず、例えば別部品の蝶番や穴と突軸との嵌合方式のピン
ヒンジなどで開放することもある。 【0025】また、箱体2及び蓋体4の両周壁6、6の
所定位置には、貫孔7、7が設けてあり、この貫孔7、
7には、抜き差し自在にキー部材8が挿入されて、挿入
したキー部材8により箱体2に対する蓋体4の開放を阻
止する。 【0026】上記両周壁6、6の貫孔7、7としては、
図示の場合内側周壁6側に長孔を設けて形成し、外側周
壁6に蓋体4の開口縁から主壁5側に向けて切欠くと共
に、蓋体4側主壁5の内面に挿入するキー部材8の挿入
ガイドとなり、かつキー部材8の両側縁を抱き込むL形
の掛合片27を設けて長孔にかわるようにしたが、限定
されない。 【0027】すると、ケースAに収納してある商品a
(この商品は、図示のディスクに限定されず、その他の
貸し出しや販売などの各種品物であってもよい)の取り
出し、すなわち盗難を防止する。 【0028】上記のキー部材8は、図示の板状体に限定
されず、例えば角軸などであってもよい。 【0029】要するに、貫孔7、7にキー部材8を挿入
することにより箱体2に対する蓋体4の開放を阻止する
ことにある。 【0030】勿論、貫孔7、7も内と外とで重なり合う
周壁6(図示周壁6、6の上辺側)に限定されず、両周
壁6、6の対向縁や周壁6に対向(並列状に)するよう
に両主壁5から突出する突出壁の対向縁(突き合わせ
縁)に蟻溝状の貫孔(いずれも図示省略)を設けること
も可能である。 【0031】上記貫孔7、7の配置は、図示のヒンジ3
に対向する位置(図示周壁6の上辺に)に限定されず、
周壁6の両側辺に設けることもある。 【0032】なお、図1および図3に示すように箱体2
および蓋体4の主壁5の内面に挿入するキー部材8のガ
イド手段9を設けておくことによりキー部材8抜差しを
スムーズに行なうことができる。 【0033】また、キー部材8の挿入方向の反対側末端
周縁と貫孔7の開放縁との対向面所要範囲には、噛み合
い状に嵌り込む連続する凹凸部10が設けてある。 【0034】すると、図5に示すように、貫孔7とキー
部材8との嵌合部分にマイナスドライバーのような工具
Kの先を押し込もうとしても、工具Kの先が凹凸部10
の凹凸縁に引っかかって押し込み(突き刺り)が阻止さ
れ、工具Kの突き刺し(嵌合部分の通過)にともなう周
壁6をこじることができるために発生した無理矢理な開
放や嵌合部分の破損などをなくすることが防止できる。 【0035】上記凹凸部10の突出長さ、凹入深さ及び
凹部及び凸部の幅を、工具Kの先端扁平な尖縁の長さよ
り小さくしておくと、工具Kの突き刺しがより有効にな
る。 【0036】勿論、凹凸部10の形状は、図5に限定さ
れず、鋸歯や、波状であってもよい。 【0037】なお、対向面に設ける凹凸部10の範囲
は、図示の場合嵌合部分の全周に設けたが、嵌合部分の
両端以外の平行する長辺縁などに設けることもある。 【0038】そして、凹凸部10の形成対向面として
は、キー部材8の板面と貫孔7縁や、キー部材8とケー
スAの主壁5、例えば、主壁5の内面貫孔7から下方に
凹入する段部の上面とキー部材8の末端段部に嵌入した
際に重なる(対向する)下面との両方に設けることもで
きる。 【0039】さらに、キー部材8に例えば接着材による
固着手段や成型の際の埋込み手段などによって盗難防止
タグ11を設けておく。 【0040】上記のタグ11は、公知のように、固有の
IDコード(電源のない)をもつもので、タグ11付キ
ー部材8の挿入ずみケースAが店の出入口を通過する際
に前記のIDコードの共振回路が共振して固有のIDコ
ードを発信し、高周波電磁界が変調することによりそれ
を検出してケースAの通過を検出する。 【0041】それが無断で持ち出されたものであるかを
店員が監視して盗難(ケースAと共に商品aの)を防止
する。 【0042】次に、キー部材8の店側への回収及び挿入
したキー部材8をケースAに係合する手段を説明する。 【0043】図2に示すように、キー部材8の末端に
は、キー部材8の挿入終了にともない貫孔7に嵌入する
フランジ12が設けてあり、前述の凹凸部10は、フラ
ンジ12と貫孔7との両者に設けておく。 【0044】なお、上記のフランジ12は、キー部材8
の両板面及び板面の側縁から突出するようにしたが、キ
ー部材8の板面片側のみにフランジ12を突出させても
よい。 【0045】その際、キー部材8のフランジ12を有し
ない板面に凹凸部10を設ければよい。 【0046】なお、上記フランジ12の幅(対向する両
主壁5、5間)が大きいために、外側周壁6の貫孔7の
主壁5と蓋体4の開口との間の幅を、貫孔7が長孔によ
り形成されていると、フランジ12が嵌り込む幅とし、
また貫孔7が前述の切欠きにより形成されている場合、
切欠きにフランジ12を嵌入するとよい。 【0047】また、ケースAとキー部材8との対向面
(図示の場合は、箱体2の主壁5内面とキー部材8の板
面とに)には、キー部材8の挿入にともない押し戻さ
れ、挿入終了にともない自動的に係合関係になる係止手
段Bが設けてある。 【0048】上記の係止手段Bは、図2、3および6に
示すように、キー部材8に両端が下方に向くコ字状のス
リット21を入れて、このスリット21の内側を蓋体4
の主壁5方向に突出させてキー部材8を形成する合成樹
脂の特性利用により復元力を得るように設けた係止爪2
2と、キー部材8の挿入終了直前から貫孔7の縁によっ
て係止爪22を押し戻し、キー部材8の挿入終了にとも
ない押し戻しの解除させた係止爪22の突出方向端が係
合するための係合部23としての内側周壁6の内面とで
構成したが、キー部材8に別物品の係合爪を接着材なと
で取付けて設けることもあり、係合部23も箱体2の主
壁5に突部などで設けることもできる。 【0049】勿論、係止爪22の数も図示の左右二個所
に限定されず、自由に数を決定し、かつ蓋体4側に係合
部23を設けることもある。 【0050】すると、蓋体4によって箱体2の開口1を
閉鎖したのち、合致する貫孔7、7にキー部材8を挿入
する。 【0051】挿入にともない貫孔7の縁により係止爪2
2が押し戻され、外側周壁6の貫孔7が嵌り込む挿入終
了にともない貫孔7の縁から外れた(貫孔6に対する通
過にともない)係止爪22は、復元(押し戻し解除によ
り)して係合部23に引っかかって、図3に示すように
係合部23と係止爪22とが係合関係になる。 【0052】この係合関係によって店員以外によるキー
部材8の引き抜きが阻止され、ケースA内の部品aの盗
難を防止する。 【0053】次に、店側による解除具Cを用いたキー部
材8の抜き取りを説明する。 【0054】図6,7,8に示すように、フランジ12
の係止爪12の直上に位置させ、かつ貫孔7に合致する
長孔31を設け、この長孔31にグリップ32付プレー
ト33から突出する突片34を突き刺す。 【0055】突き刺した突片34は、係止爪22の突出
方向端の中央部分から内方に向く切欠き35内を通過す
る際、切欠き35の底縁と、突片34の突出方向端片面
側(係止爪22側)縁に設けてあるテーパー面部36と
の当接によって押し戻す。 【0056】すると、図3に示す係止爪22と係合部2
3との係合関係が、図7に示すように係合部23から係
止爪22から外れて解除されるので、解除具Cを図8矢
符方向に引っぱると、キー部材8を引き抜くことができ
る。 【0057】なお、係止爪22の係合関係解除にともな
い押し戻した係止爪22に作用する復元力により突片3
4に係止爪22を押し付けているので、押し付けによる
摩擦力により解除具Cと共にキー部材8を引き抜くこと
ができる。 【0058】確実な引き抜きのために、図8に示すよう
に、フランジ12の長孔31の隣りに貫孔7に合致する
貫窓37を設けて、この貫窓37及び貫孔7にプレート
33から突出する突出片38を突き刺す。 【0059】この突出片38には、両端が下方に向くコ
字状のスリット39を入れて、このスリット39の内側
を係止爪22と同様の働きをするためキー部材8側に突
出させて掛止爪40を設ける。 【0060】そして、キー部材8には、突出片38の突
き刺し終了時に掛止片40の突出方向先端が嵌り込んで
掛合する凹入或いは貫通孔の掛合部41を設けておく。 【0061】勿論、キー部材8に掛止片40を、突出片
38に掛合部41を設けてもよい。 【0062】すると、突出片38の突き刺し途中にキー
部材8に当接した掛止片40が押し戻され、係止爪22
と係合部23との係合関係解除時に掛止片40と掛合部
41とが合致するので、押し戻しの解除された掛止片4
0が復帰して掛合部41に嵌り込んで(図8に示すよう
に)掛合関係になる。 【0063】このため、解除具Cを引き抜くと、キー部
材8も確実に引き抜かれる。 【0064】引き抜いたキー部材8は、店側に残し、再
使用すると共に、キー部材8の回収ずみケースAは、販
売ケースや貸し出しケースとして使用する。 【0065】勿論、ケースAには、タグ11付のキー部
材8が存在しないため、ケースAのシールドが不要にな
る。 【0066】なお、図1,2,5に示すように、長孔3
1や貫窓37の辺縁内側に周壁6から突出する片42を
嵌入させて、この片42と長孔31や貫窓37の開放縁
との対向面に前述の凹凸部10を設けて、この凹凸部1
0を噛み合い状に嵌め合わせ前述と同様の効果(工具K
による)を発揮させてもよい。 【0067】なお、解除具Cに係合関係を解除する突片
34と、キー部材8の引き抜き掛止片40を有する突出
片38を並設したが、ケースAとキー部材8とに係止手
段Bを設けない場合、掛止片付の突出片を有する専用の
引き抜き具(図示省略)によってキー部材8を引き抜く
ようにすることもできる。 【0068】勿論、長孔31や貫窓37に片42を嵌入
した際、突片34や突出片38の貫通を許容する間隙を
設けておく。 【0069】 【発明の効果】この発明の盗難防止装置によれば、挿入
するキー部材とケースの貫孔との対向面に設けてある凹
凸部の噛み合いによって工具を用いたケースの開放や破
損を防止し、収納してある商品の盗難を防止する。
収納してあるCDカセットの音楽や映像を記録してある
ディスクやビデオテープ、ゲームソフトなどの貸し出し
商品やケースに収納してある各種販売商品の抜き取りを
防止できるようにした盗難防止装置に関する。 【0002】 【従来の技術及びその課題】従来、レンタルショップで
の盗難防止手段としては、既知のように、ショップの棚
にレンタル商品の収納ケースを並べておくと、ケースに
開放防止の手段がないためケースからレンタル商品が抜
き取られて盗難に遇う。 【0003】そこで、ショップの棚に空のケースを並べ
て陳列しておき、顧客が陳列してある所望のレンタル商
品名の空のケースを取り出してカウンタに持参すると、
カウンタ内の店員によって空のケースの表示レンタル商
品を保管場所から取り出し、かつ所定のレンタル手段を
して貸し出す。 【0004】このような手段を採用すると、顧客が直接
レンタル商品に手をふれることがないので、レンタル商
品の盗難を防止することができる。 【0005】しかしながら、店員による保管場所からの
レンタル商品の選出や整然とした保管などによって著し
く手数がかかり、かつスムーズな貸し出しが困難になる
と共に、広い保管場所を必要とするなどの問題があっ
た。 【0006】一方、ショップの棚にレンタル商品の収納
ケースを陳列し、顧客が陳列してある所望のレンタル商
品をケースから取り出してカウンタに持参し、レンタル
手続きをすることにより前述のような問題を解決するこ
とができる。 【0007】しかしながら、顧客が直接レンタル商品を
手にするので、店外にレンタル商品が持ち出され、盗難
に遇う。 【0008】そこで、盗難を防止するため、レンタル商
品の任意の位置に固有のIDコード(電源のない)をも
つ盗難防止タグが取り付けられ、ショップの出入口に
は、所定の高周波電磁界を発生させておき、レンタル商
品が出入口を通過する際に前記IDコードの共振回路が
共振して固有のIDコードを発信し、高周波電磁界が変
調することによりそれを検出してレンタル商品の通過を
検出し、それが貸し出されたものであるか、又無断で持
ち出されたものであるかを店員が監視するようにしてい
る。 【0009】しかしながら、カウンタでのレンタル手続
きの際に上記のIDコード(タグ)を何らかの方法でシ
ールドしなければ、所定の手続きをして貸し出されたレ
ンタル商品であっても無断で持ち出されたものと同様に
検出される不都合があった。 【0010】このため、シールドの手続きにわずらわし
い作業が必要になると共に、シールド用備品によりコス
トが大幅にアップする問題があった。 【0011】上記の問題は、上述のレンタル商品に限定
されず、その例えば衣類、装身具、日用品などの各種品
物の盗難防止対象物にタグを用いても同様に起生する。 【0012】そこで、上述の問題を解消するために、特
願2000−382969(出願日平成12年11月1
0日)によってケースの閉鎖した箱体と蓋体との周縁内
と外とで重なり合う周壁の合致する貫孔にキー部材を差
し込んで、差し込んだキー部材によりケースの開放を阻
止して、収納商品の取り出しを防止する盗難防止装置が
提案されている。 【0013】また、キー部材には、ケースと共に収納商
品の店外への持ち出しを防止する盗難防止タグが設けて
ある。 【0014】さらに、キー部材とケースとの対向面に
は、キー部材の挿入にともない押し戻され、かつ挿入終
了にともない係合関係になる係止手段が設けられてお
り、上記係止手段の係合関係によってキー部材の引き抜
きを阻止するようになっている。 【0015】勿論、係止手段の係合関係の解除は、店側
の解除具を差し込んで行ない、解除具と共にキー部材を
引き抜くようになっている。 【0016】上記のような形式の盗難防止装置による
と、挿入したキー部材とケースの貫孔との対向面が直線
になっている。 【0017】すると、この直線の対向面に尖端扁平な、
例えばマイナスのドライバーの先を押し込みながら無理
矢理に押し込むことができるので、押し込んだドライバ
ーを揺動或は傾動させて破損やキー部材にドライバーの
先を強力に押し付けながらキー部材に脱出方向の力を加
えることができる。 【0018】勿論、ドライバーの先で係合関係にある係
止手段の破損や係合関係の解除のおそれもある。 【0019】このため、ケース内の商品の盗難にあう。 【0020】そこで、この発明の課題は、上述のような
問題を解決することにある。 【0021】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、商品の出し入れ用の開口を有する箱
体と、この箱体に適宜のヒンジを介し上記開口を開閉す
る蓋体とでケースを形成し、上記箱体と蓋体との周縁内
と外とで重なり合う或いは対向する周壁の所要位置に貫
孔を設けて、この貫孔に上記ケースの開放阻止キー部材
を抜き差し自在に挿入した盗難防止装置において、上記
キー部材の挿入方向の反対側末端周縁と上記貫孔の開放
縁との対向面所要範囲に噛み合い状に嵌り込む連続する
凹凸部を設けた構成を採用する。 【0022】 【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。 【0023】この発明の実施の形態では、図1から図5
に示すように、商品aの出し入れ用の開口1を有する箱
体2と、この箱体2に適宜のヒンジ3を介し開口1を開
閉するように設けた蓋体4とでケースAを形成し、箱体
2と蓋体4との各主壁5の周縁には、内と外とで重なり
合う或いは対向する周壁6、6が設けてある。 【0024】上記のヒンジ3は、図示の場合箱体2の下
辺側周壁6にハーフカットのヒンジ3を介し蓋体4の主
壁5を設けて形成(図示の場合箱体2の周壁6の下辺側
両端を周壁6の両側辺下端に対して切り離すと共に、周
壁6の下辺と箱体2側の主壁5との境にハーフカットの
ヒンジ3を設けて、箱体2と蓋体4とがフラットに展開
するようにしてある)したが、かならずしも限定され
ず、例えば別部品の蝶番や穴と突軸との嵌合方式のピン
ヒンジなどで開放することもある。 【0025】また、箱体2及び蓋体4の両周壁6、6の
所定位置には、貫孔7、7が設けてあり、この貫孔7、
7には、抜き差し自在にキー部材8が挿入されて、挿入
したキー部材8により箱体2に対する蓋体4の開放を阻
止する。 【0026】上記両周壁6、6の貫孔7、7としては、
図示の場合内側周壁6側に長孔を設けて形成し、外側周
壁6に蓋体4の開口縁から主壁5側に向けて切欠くと共
に、蓋体4側主壁5の内面に挿入するキー部材8の挿入
ガイドとなり、かつキー部材8の両側縁を抱き込むL形
の掛合片27を設けて長孔にかわるようにしたが、限定
されない。 【0027】すると、ケースAに収納してある商品a
(この商品は、図示のディスクに限定されず、その他の
貸し出しや販売などの各種品物であってもよい)の取り
出し、すなわち盗難を防止する。 【0028】上記のキー部材8は、図示の板状体に限定
されず、例えば角軸などであってもよい。 【0029】要するに、貫孔7、7にキー部材8を挿入
することにより箱体2に対する蓋体4の開放を阻止する
ことにある。 【0030】勿論、貫孔7、7も内と外とで重なり合う
周壁6(図示周壁6、6の上辺側)に限定されず、両周
壁6、6の対向縁や周壁6に対向(並列状に)するよう
に両主壁5から突出する突出壁の対向縁(突き合わせ
縁)に蟻溝状の貫孔(いずれも図示省略)を設けること
も可能である。 【0031】上記貫孔7、7の配置は、図示のヒンジ3
に対向する位置(図示周壁6の上辺に)に限定されず、
周壁6の両側辺に設けることもある。 【0032】なお、図1および図3に示すように箱体2
および蓋体4の主壁5の内面に挿入するキー部材8のガ
イド手段9を設けておくことによりキー部材8抜差しを
スムーズに行なうことができる。 【0033】また、キー部材8の挿入方向の反対側末端
周縁と貫孔7の開放縁との対向面所要範囲には、噛み合
い状に嵌り込む連続する凹凸部10が設けてある。 【0034】すると、図5に示すように、貫孔7とキー
部材8との嵌合部分にマイナスドライバーのような工具
Kの先を押し込もうとしても、工具Kの先が凹凸部10
の凹凸縁に引っかかって押し込み(突き刺り)が阻止さ
れ、工具Kの突き刺し(嵌合部分の通過)にともなう周
壁6をこじることができるために発生した無理矢理な開
放や嵌合部分の破損などをなくすることが防止できる。 【0035】上記凹凸部10の突出長さ、凹入深さ及び
凹部及び凸部の幅を、工具Kの先端扁平な尖縁の長さよ
り小さくしておくと、工具Kの突き刺しがより有効にな
る。 【0036】勿論、凹凸部10の形状は、図5に限定さ
れず、鋸歯や、波状であってもよい。 【0037】なお、対向面に設ける凹凸部10の範囲
は、図示の場合嵌合部分の全周に設けたが、嵌合部分の
両端以外の平行する長辺縁などに設けることもある。 【0038】そして、凹凸部10の形成対向面として
は、キー部材8の板面と貫孔7縁や、キー部材8とケー
スAの主壁5、例えば、主壁5の内面貫孔7から下方に
凹入する段部の上面とキー部材8の末端段部に嵌入した
際に重なる(対向する)下面との両方に設けることもで
きる。 【0039】さらに、キー部材8に例えば接着材による
固着手段や成型の際の埋込み手段などによって盗難防止
タグ11を設けておく。 【0040】上記のタグ11は、公知のように、固有の
IDコード(電源のない)をもつもので、タグ11付キ
ー部材8の挿入ずみケースAが店の出入口を通過する際
に前記のIDコードの共振回路が共振して固有のIDコ
ードを発信し、高周波電磁界が変調することによりそれ
を検出してケースAの通過を検出する。 【0041】それが無断で持ち出されたものであるかを
店員が監視して盗難(ケースAと共に商品aの)を防止
する。 【0042】次に、キー部材8の店側への回収及び挿入
したキー部材8をケースAに係合する手段を説明する。 【0043】図2に示すように、キー部材8の末端に
は、キー部材8の挿入終了にともない貫孔7に嵌入する
フランジ12が設けてあり、前述の凹凸部10は、フラ
ンジ12と貫孔7との両者に設けておく。 【0044】なお、上記のフランジ12は、キー部材8
の両板面及び板面の側縁から突出するようにしたが、キ
ー部材8の板面片側のみにフランジ12を突出させても
よい。 【0045】その際、キー部材8のフランジ12を有し
ない板面に凹凸部10を設ければよい。 【0046】なお、上記フランジ12の幅(対向する両
主壁5、5間)が大きいために、外側周壁6の貫孔7の
主壁5と蓋体4の開口との間の幅を、貫孔7が長孔によ
り形成されていると、フランジ12が嵌り込む幅とし、
また貫孔7が前述の切欠きにより形成されている場合、
切欠きにフランジ12を嵌入するとよい。 【0047】また、ケースAとキー部材8との対向面
(図示の場合は、箱体2の主壁5内面とキー部材8の板
面とに)には、キー部材8の挿入にともない押し戻さ
れ、挿入終了にともない自動的に係合関係になる係止手
段Bが設けてある。 【0048】上記の係止手段Bは、図2、3および6に
示すように、キー部材8に両端が下方に向くコ字状のス
リット21を入れて、このスリット21の内側を蓋体4
の主壁5方向に突出させてキー部材8を形成する合成樹
脂の特性利用により復元力を得るように設けた係止爪2
2と、キー部材8の挿入終了直前から貫孔7の縁によっ
て係止爪22を押し戻し、キー部材8の挿入終了にとも
ない押し戻しの解除させた係止爪22の突出方向端が係
合するための係合部23としての内側周壁6の内面とで
構成したが、キー部材8に別物品の係合爪を接着材なと
で取付けて設けることもあり、係合部23も箱体2の主
壁5に突部などで設けることもできる。 【0049】勿論、係止爪22の数も図示の左右二個所
に限定されず、自由に数を決定し、かつ蓋体4側に係合
部23を設けることもある。 【0050】すると、蓋体4によって箱体2の開口1を
閉鎖したのち、合致する貫孔7、7にキー部材8を挿入
する。 【0051】挿入にともない貫孔7の縁により係止爪2
2が押し戻され、外側周壁6の貫孔7が嵌り込む挿入終
了にともない貫孔7の縁から外れた(貫孔6に対する通
過にともない)係止爪22は、復元(押し戻し解除によ
り)して係合部23に引っかかって、図3に示すように
係合部23と係止爪22とが係合関係になる。 【0052】この係合関係によって店員以外によるキー
部材8の引き抜きが阻止され、ケースA内の部品aの盗
難を防止する。 【0053】次に、店側による解除具Cを用いたキー部
材8の抜き取りを説明する。 【0054】図6,7,8に示すように、フランジ12
の係止爪12の直上に位置させ、かつ貫孔7に合致する
長孔31を設け、この長孔31にグリップ32付プレー
ト33から突出する突片34を突き刺す。 【0055】突き刺した突片34は、係止爪22の突出
方向端の中央部分から内方に向く切欠き35内を通過す
る際、切欠き35の底縁と、突片34の突出方向端片面
側(係止爪22側)縁に設けてあるテーパー面部36と
の当接によって押し戻す。 【0056】すると、図3に示す係止爪22と係合部2
3との係合関係が、図7に示すように係合部23から係
止爪22から外れて解除されるので、解除具Cを図8矢
符方向に引っぱると、キー部材8を引き抜くことができ
る。 【0057】なお、係止爪22の係合関係解除にともな
い押し戻した係止爪22に作用する復元力により突片3
4に係止爪22を押し付けているので、押し付けによる
摩擦力により解除具Cと共にキー部材8を引き抜くこと
ができる。 【0058】確実な引き抜きのために、図8に示すよう
に、フランジ12の長孔31の隣りに貫孔7に合致する
貫窓37を設けて、この貫窓37及び貫孔7にプレート
33から突出する突出片38を突き刺す。 【0059】この突出片38には、両端が下方に向くコ
字状のスリット39を入れて、このスリット39の内側
を係止爪22と同様の働きをするためキー部材8側に突
出させて掛止爪40を設ける。 【0060】そして、キー部材8には、突出片38の突
き刺し終了時に掛止片40の突出方向先端が嵌り込んで
掛合する凹入或いは貫通孔の掛合部41を設けておく。 【0061】勿論、キー部材8に掛止片40を、突出片
38に掛合部41を設けてもよい。 【0062】すると、突出片38の突き刺し途中にキー
部材8に当接した掛止片40が押し戻され、係止爪22
と係合部23との係合関係解除時に掛止片40と掛合部
41とが合致するので、押し戻しの解除された掛止片4
0が復帰して掛合部41に嵌り込んで(図8に示すよう
に)掛合関係になる。 【0063】このため、解除具Cを引き抜くと、キー部
材8も確実に引き抜かれる。 【0064】引き抜いたキー部材8は、店側に残し、再
使用すると共に、キー部材8の回収ずみケースAは、販
売ケースや貸し出しケースとして使用する。 【0065】勿論、ケースAには、タグ11付のキー部
材8が存在しないため、ケースAのシールドが不要にな
る。 【0066】なお、図1,2,5に示すように、長孔3
1や貫窓37の辺縁内側に周壁6から突出する片42を
嵌入させて、この片42と長孔31や貫窓37の開放縁
との対向面に前述の凹凸部10を設けて、この凹凸部1
0を噛み合い状に嵌め合わせ前述と同様の効果(工具K
による)を発揮させてもよい。 【0067】なお、解除具Cに係合関係を解除する突片
34と、キー部材8の引き抜き掛止片40を有する突出
片38を並設したが、ケースAとキー部材8とに係止手
段Bを設けない場合、掛止片付の突出片を有する専用の
引き抜き具(図示省略)によってキー部材8を引き抜く
ようにすることもできる。 【0068】勿論、長孔31や貫窓37に片42を嵌入
した際、突片34や突出片38の貫通を許容する間隙を
設けておく。 【0069】 【発明の効果】この発明の盗難防止装置によれば、挿入
するキー部材とケースの貫孔との対向面に設けてある凹
凸部の噛み合いによって工具を用いたケースの開放や破
損を防止し、収納してある商品の盗難を防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を示す斜視図
【図2】キー部材とケースの斜視図
【図3】ケースにキー部材を挿入した縦断側面図
【図4】同横断平面図
【図5】同上の要部を示す斜視図
【図6】解除具の使用を示す一部切欠正面図
【図7】同縦断側面図
【図8】同縦断側面図
【符号の説明】
A ケース
a 商品
1 開口
2 箱体
3 ヒンジ
4 蓋体
5 主壁
6 周壁
7 貫孔
8 キー部材
9 ガイド手段
10 凹凸部
11 タグ
12 フランジ
B 係止手段
21 スリット
22 係止爪
23 係合部
C 解除具
31 長孔
32 グリップ
33 プレート
34 突片
35 切欠き
36 テーパー面部
37 貫窓
38 突出片
39 スリット
40 掛止片
41 掛合部
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 商品の出し入れ用の開口を有する箱体
と、この箱体に適宜のヒンジを介し上記開口を開閉する
蓋体とでケースを形成し、上記箱体と蓋体との周縁内と
外とで重なり合う或いは対向する周壁の所要位置に貫孔
を設けて、この貫孔に上記ケースの開放阻止キー部材を
抜き差し自在に挿入した盗難防止装置において、上記キ
ー部材の挿入方向の反対側末端周縁と上記貫孔の開放縁
との対向面所要範囲に噛み合い状に嵌り込む連続する凹
凸部を設けたことを特徴とする盗難防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001217334A JP3435406B2 (ja) | 2001-04-04 | 2001-06-13 | 盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001-142438 | 2001-04-04 | ||
| JP2001142438 | 2001-04-04 | ||
| JP2001217334A JP3435406B2 (ja) | 2001-04-04 | 2001-06-13 | 盗難防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002362668A JP2002362668A (ja) | 2002-12-18 |
| JP3435406B2 true JP3435406B2 (ja) | 2003-08-11 |
Family
ID=26615017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001217334A Expired - Fee Related JP3435406B2 (ja) | 2001-04-04 | 2001-06-13 | 盗難防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3435406B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6537096B2 (ja) * | 2014-10-27 | 2019-07-03 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
| JP6493908B2 (ja) * | 2014-11-05 | 2019-04-03 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001301871A (ja) | 2000-04-26 | 2001-10-31 | Soft Service:Kk | レンタル商品の万引き防止ケース |
-
2001
- 2001-06-13 JP JP2001217334A patent/JP3435406B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001301871A (ja) | 2000-04-26 | 2001-10-31 | Soft Service:Kk | レンタル商品の万引き防止ケース |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002362668A (ja) | 2002-12-18 |
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