JP3439928B2 - 弾性表面波装置 - Google Patents
弾性表面波装置Info
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば弾性表面波
フィルタや弾性表面波共振子等の弾性表面波素子を端子
電極を形成した容器体に収容して成る弾性表面波装置に
関するものである。
フィルタや弾性表面波共振子等の弾性表面波素子を端子
電極を形成した容器体に収容して成る弾性表面波装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、弾性表面波装置は、テレビやビデ
オの映像信号のフィルタ、通信機器のバンドパスフィル
タ、及び各種電子機器の高周波発振回路の共振子等とし
て用いられている。
オの映像信号のフィルタ、通信機器のバンドパスフィル
タ、及び各種電子機器の高周波発振回路の共振子等とし
て用いられている。
【0003】このような弾性表面波装置は、例えば、表
面実装可能なように端子電極が形成された容器体に弾性
表面波素子が収容された、いわゆる表面実装型の弾性表
面波装置として構成されている。
面実装可能なように端子電極が形成された容器体に弾性
表面波素子が収容された、いわゆる表面実装型の弾性表
面波装置として構成されている。
【0004】ここで容器は、例えば、素子収容キャビテ
ィー及び端子電極が形成された一方の基体と、平板状又
は筺体状の他方の基体とから成り、その両者はシーム溶
接などにより封止されて構成されていた。
ィー及び端子電極が形成された一方の基体と、平板状又
は筺体状の他方の基体とから成り、その両者はシーム溶
接などにより封止されて構成されていた。
【0005】また、弾性表面波素子は、チタン酸ジルコ
ン酸鉛などの圧電性セラミック基板や水晶、タンタル酸
リチウム、ニオブ酸リチウム、四ほう酸リチウムなどの
圧電性単結晶基板等の圧電基板上に、弾性表面波の励振
・受振・反射などを行うための所定形状の電極が形成さ
れていた。なお、この電極には、外部との電気的接続を
行うためにワイヤーボンディングパッドも含まれる。
ン酸鉛などの圧電性セラミック基板や水晶、タンタル酸
リチウム、ニオブ酸リチウム、四ほう酸リチウムなどの
圧電性単結晶基板等の圧電基板上に、弾性表面波の励振
・受振・反射などを行うための所定形状の電極が形成さ
れていた。なお、この電極には、外部との電気的接続を
行うためにワイヤーボンディングパッドも含まれる。
【0006】具体的には、圧電材料ウェハーの一方主面
の鏡面加工を行い、薄膜技法によって電極となる導体膜
を形成し、フォトリソグラフィー技法で所定形状の電極
を形成し、弾性表面波素子の形状に切断して形成され
る。
の鏡面加工を行い、薄膜技法によって電極となる導体膜
を形成し、フォトリソグラフィー技法で所定形状の電極
を形成し、弾性表面波素子の形状に切断して形成され
る。
【0007】このような弾性表面波素子は、一方の基体
のキャビティー内に接着剤を介して平面的に載置・接合
され、基体の端子電極と圧電基板上の電極のワイヤーボ
ンディングパッドとが、ワイヤーボンディング細線によ
って電気的に接続される。
のキャビティー内に接着剤を介して平面的に載置・接合
され、基体の端子電極と圧電基板上の電極のワイヤーボ
ンディングパッドとが、ワイヤーボンディング細線によ
って電気的に接続される。
【0008】その後、弾性表面波素子を被うように、一
方の基体上に他方の基体を被覆するとともに、一方基体
と他方基体の接合面にシーム溶接を施していた。
方の基体上に他方の基体を被覆するとともに、一方基体
と他方基体の接合面にシーム溶接を施していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の表面実
装型の弾性表面波装置においては、一方の基体の端子電
極と弾性表面波素子との電気的な接続にワイヤーボンデ
ィング細線を用いていたために、一方の基体と他方の基
体との接合によって形成される容器の内部空間を充分に
大きくする必要があり、このため、圧電基板上に励振電
極等を広い領域に設ける場合には、弾性表面波素子(又
は圧電基板)の形状に比較して容器体の形状が非常に大
きくなることがある。
装型の弾性表面波装置においては、一方の基体の端子電
極と弾性表面波素子との電気的な接続にワイヤーボンデ
ィング細線を用いていたために、一方の基体と他方の基
体との接合によって形成される容器の内部空間を充分に
大きくする必要があり、このため、圧電基板上に励振電
極等を広い領域に設ける場合には、弾性表面波素子(又
は圧電基板)の形状に比較して容器体の形状が非常に大
きくなることがある。
【0010】さらに、弾性表面波素子が一方の基体に平
面的に載置・接合されるため、一方の基体、すなわち、
容器体の平面的な面積が増加してしまい、表面実装型電
子部品としては、プリント配線基板上での実装占有面積
が増大してしまうことになる。
面的に載置・接合されるため、一方の基体、すなわち、
容器体の平面的な面積が増加してしまい、表面実装型電
子部品としては、プリント配線基板上での実装占有面積
が増大してしまうことになる。
【0011】さらに、一方の基体に形成したキャビティ
ーは、素子の収容位置の安定と、ワイヤーボンディング
細線の長さを短くするために形成されるが、このキャビ
ティーの形成によって、基体の構造が複雑となり、同時
に、基体に形成する端子電極の構造が複雑となることが
あった。
ーは、素子の収容位置の安定と、ワイヤーボンディング
細線の長さを短くするために形成されるが、このキャビ
ティーの形成によって、基体の構造が複雑となり、同時
に、基体に形成する端子電極の構造が複雑となることが
あった。
【0012】また、最近では移動体通信機器であるセル
ラー電話やデジタルコードレス電話等において、特に日
本,アメリカ,ヨーロッパの各国で種々のシステムが用
いられているが、例えば2種類のシステム、すなわち、
中心周波数や通過帯域幅が互いに異なる2種類のシステ
ムに対応できる併用機の開発が活発になってきており、
2種類のフィルタ特性を有する表面弾性波フィルタを備
えた、いわゆるデュアルモードフィルタが不可欠となっ
てきている。
ラー電話やデジタルコードレス電話等において、特に日
本,アメリカ,ヨーロッパの各国で種々のシステムが用
いられているが、例えば2種類のシステム、すなわち、
中心周波数や通過帯域幅が互いに異なる2種類のシステ
ムに対応できる併用機の開発が活発になってきており、
2種類のフィルタ特性を有する表面弾性波フィルタを備
えた、いわゆるデュアルモードフィルタが不可欠となっ
てきている。
【0013】このようなデュアルモードフィルタJ1
は、例えば、図7に示すように、1つの圧電基板51の
一主面上にのみ2個のフィルタ素子52,52を形成し
ているので、それぞれ入出力用の2組のフィルタ電極5
3,53を形成し、図8に示すようなセラミック製など
のパッケージ61に収納・封止していた。ここで、圧電
基板51の裏面側は表裏に入出力端子54,54が設け
られたパッケージ基体55の底面55aに接着剤56で
固定され、2個のフィルタ素子52,52のそれぞれ2
組のフィルタ電極53,53は、パッケージ基体55に
設けられた入出力端子54,54にワイヤーボンディン
グ線59が接続されていた。なお、図中57,58,6
0は、それぞれパッケージ基体55の他にパッケージ6
1を構成する部材であり、57は内側パッケージ側壁、
58は外側パッケージ側壁、60はパッケージ蓋体であ
る。
は、例えば、図7に示すように、1つの圧電基板51の
一主面上にのみ2個のフィルタ素子52,52を形成し
ているので、それぞれ入出力用の2組のフィルタ電極5
3,53を形成し、図8に示すようなセラミック製など
のパッケージ61に収納・封止していた。ここで、圧電
基板51の裏面側は表裏に入出力端子54,54が設け
られたパッケージ基体55の底面55aに接着剤56で
固定され、2個のフィルタ素子52,52のそれぞれ2
組のフィルタ電極53,53は、パッケージ基体55に
設けられた入出力端子54,54にワイヤーボンディン
グ線59が接続されていた。なお、図中57,58,6
0は、それぞれパッケージ基体55の他にパッケージ6
1を構成する部材であり、57は内側パッケージ側壁、
58は外側パッケージ側壁、60はパッケージ蓋体であ
る。
【0014】しかしながら、このような2種類のフィル
タ素子を圧電基板の同一面上に形成すると、必要な基板
面積が非常に大きくなり、小型な弾性表面波装置を実現
できないという問題があった。
タ素子を圧電基板の同一面上に形成すると、必要な基板
面積が非常に大きくなり、小型な弾性表面波装置を実現
できないという問題があった。
【0015】また、特に移動体通信機器用電子部品に最
も要求されている低背化が可能で、しかも全体として非
常に小型な弾性表面波装置はこれまで実現されていなか
ったのである。
も要求されている低背化が可能で、しかも全体として非
常に小型な弾性表面波装置はこれまで実現されていなか
ったのである。
【0016】そこで本発明は、上述の諸問題に鑑みて案
出されたものであり、小型な弾性表面波装置を実現する
ことを目的とするが、特に、(1)弾性表面波素子自体
の形状を小型化し、しかも、ワイヤーボンディング細線
を用いなくとも電気的な接続が可能であり、容器自体を
小型化することができる表面実装型等の弾性表面波装置
を提供すること、及び、(2)移動体通信機器用電子部
品等で最も要求されている低背の小型化が可能で、また
機械的強度が強く横方向の衝撃にも堅固で、さらに素子
とパッケージ基体との電気的接続が容易な、信頼性の非
常に優れた弾性表面波装置を提供することを目的とす
る。
出されたものであり、小型な弾性表面波装置を実現する
ことを目的とするが、特に、(1)弾性表面波素子自体
の形状を小型化し、しかも、ワイヤーボンディング細線
を用いなくとも電気的な接続が可能であり、容器自体を
小型化することができる表面実装型等の弾性表面波装置
を提供すること、及び、(2)移動体通信機器用電子部
品等で最も要求されている低背の小型化が可能で、また
機械的強度が強く横方向の衝撃にも堅固で、さらに素子
とパッケージ基体との電気的接続が容易な、信頼性の非
常に優れた弾性表面波装置を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】特に、上記(1)の目的
を達成する第1の弾性表面波装置は、圧電基板の両主面
のそれぞれに励振電極を形成して成る弾性表面波素子
を、内部に空間を有し該空間内から外表面に沿った状態
で端子電極を形成した容器体に収容して成る弾性表面波
装置であって、前記弾性表面波素子は前記容器体の内部
に立設されているとともに、前記圧電基板の両主面のそ
れぞれに形成された弾性表面波素子が前記端子電極に導
電性接着剤で接続され、かつ前記弾性表面波素子どうし
が導電性接着剤で互いに接続されていることを特徴とす
る。
を達成する第1の弾性表面波装置は、圧電基板の両主面
のそれぞれに励振電極を形成して成る弾性表面波素子
を、内部に空間を有し該空間内から外表面に沿った状態
で端子電極を形成した容器体に収容して成る弾性表面波
装置であって、前記弾性表面波素子は前記容器体の内部
に立設されているとともに、前記圧電基板の両主面のそ
れぞれに形成された弾性表面波素子が前記端子電極に導
電性接着剤で接続され、かつ前記弾性表面波素子どうし
が導電性接着剤で互いに接続されていることを特徴とす
る。
【0018】また、上記(2)の目的を達成する第2の
弾性表面波装置は、圧電基板の両主面のそれぞれに励振
電極を形成して成る弾性表面波素子を、内部に空間を有
し該空間内から外表面に沿った状態で端子電極を形成し
た容器体に収容して成る弾性表面波装置であって、前記
弾性表面波素子はその一主面に形成された励振電極がフ
リップチップボンディングにより、他主面に形成された
励振電極がワイヤーボンディングにより、前記端子電極
に接続されているとともに、前記フリップチップボンデ
ィングは導電性のバンプの周囲を樹脂から成る接着剤で
包囲されていることを特徴とする。
弾性表面波装置は、圧電基板の両主面のそれぞれに励振
電極を形成して成る弾性表面波素子を、内部に空間を有
し該空間内から外表面に沿った状態で端子電極を形成し
た容器体に収容して成る弾性表面波装置であって、前記
弾性表面波素子はその一主面に形成された励振電極がフ
リップチップボンディングにより、他主面に形成された
励振電極がワイヤーボンディングにより、前記端子電極
に接続されているとともに、前記フリップチップボンデ
ィングは導電性のバンプの周囲を樹脂から成る接着剤で
包囲されていることを特徴とする。
【0019】さらに具体的には、圧電基板上に励振電極
であるIDT電極と入出力用電極パッドが形成された弾
性表面波フィルタ素子を、パッケージ(容器体)を構成
する基台であるパッケージ基体と封止部材等から成るパ
ッケージ内に収納、封止してなる弾性表面波フィルタに
おいて、弾性表面波フィルタ素子が圧電基板の両面にそ
れぞれ通過帯域特性の異なるフィルタとして機能する電
極が形成されたものとし、且つ、パッケージの電気端子
との電気的接続を、圧電基板の一方の面に形成された電
極はワイヤーボンディングにより行い、他方の面に形成
された電極はフリップチップボンディングで行なうこと
を特徴とした弾性表面波フィルタとしてもよい。
であるIDT電極と入出力用電極パッドが形成された弾
性表面波フィルタ素子を、パッケージ(容器体)を構成
する基台であるパッケージ基体と封止部材等から成るパ
ッケージ内に収納、封止してなる弾性表面波フィルタに
おいて、弾性表面波フィルタ素子が圧電基板の両面にそ
れぞれ通過帯域特性の異なるフィルタとして機能する電
極が形成されたものとし、且つ、パッケージの電気端子
との電気的接続を、圧電基板の一方の面に形成された電
極はワイヤーボンディングにより行い、他方の面に形成
された電極はフリップチップボンディングで行なうこと
を特徴とした弾性表面波フィルタとしてもよい。
【0020】ここで、圧電基板がニオブ酸リチウム、タ
ンタル酸リチウム、四ほう酸リチウムから成ることによ
って、より特性の優れた弾性表面波フィルタ等の弾性表
面波装置を提供できる。また、フリップチップボンディ
ングされた電極部周囲を接着剤でもって硬化させるとよ
り、いっそう堅固に圧電基板を固定できる。また、弾性
表面波フィルタ素子とパッケージ側壁との間に接着剤を
配置し硬化させることでより高強度な弾性表面波装置を
提供できる。
ンタル酸リチウム、四ほう酸リチウムから成ることによ
って、より特性の優れた弾性表面波フィルタ等の弾性表
面波装置を提供できる。また、フリップチップボンディ
ングされた電極部周囲を接着剤でもって硬化させるとよ
り、いっそう堅固に圧電基板を固定できる。また、弾性
表面波フィルタ素子とパッケージ側壁との間に接着剤を
配置し硬化させることでより高強度な弾性表面波装置を
提供できる。
【0021】
【作用】以上のように、本発明の弾性表面波装置は圧電
基板の両主面を弾性表面波の動作領域として用いてい
る。したがって、1つの圧電基板の両主面の各々に弾性
表面波素子が形成され、それら各々を単独の弾性表面波
素子として動作させたり、通信機器用等においてはデュ
アルモードやマルチモードに適用させたりすることが可
能となる。また、両素子を互いに接続して複合弾性表面
波素子として動作させたりすることができる。
基板の両主面を弾性表面波の動作領域として用いてい
る。したがって、1つの圧電基板の両主面の各々に弾性
表面波素子が形成され、それら各々を単独の弾性表面波
素子として動作させたり、通信機器用等においてはデュ
アルモードやマルチモードに適用させたりすることが可
能となる。また、両素子を互いに接続して複合弾性表面
波素子として動作させたりすることができる。
【0022】このため、弾性表面波素子の大きさは、従
来のように圧電基板の表面側主面のみを弾性表面波の動
作領1として用いていた弾性表面波素子に比較して、単
純に1/2程度にまで小型化することができる。
来のように圧電基板の表面側主面のみを弾性表面波の動
作領1として用いていた弾性表面波素子に比較して、単
純に1/2程度にまで小型化することができる。
【0023】特に、第1の弾性表面波装置によれば、弾
性表面波素子の圧電基板は、容器体を構成する一方の基
体に、圧電基板の端面を利用して立設されることになる
ため、容器の平面的な面積を小さくすることができ、表
面実装型電子部品としてプリント配線基板上での実装占
有面積を減少させることができる。
性表面波素子の圧電基板は、容器体を構成する一方の基
体に、圧電基板の端面を利用して立設されることになる
ため、容器の平面的な面積を小さくすることができ、表
面実装型電子部品としてプリント配線基板上での実装占
有面積を減少させることができる。
【0024】また、圧電基板の両主面に形成した電極と
一方の基体の表面の端子電極とを直交状態に近接させる
ことができるため、導電性接着剤の塗布・硬化などによ
って電気的な接続を行うことができる。すなわち、従来
のようにワイヤーボンディング細線を用いた電気的な接
続構造が不要となり、容器の内部空間の形状を実質的に
圧電基板の形状と同等とすることができ、しかも、接続
手段が非常に簡単となる。
一方の基体の表面の端子電極とを直交状態に近接させる
ことができるため、導電性接着剤の塗布・硬化などによ
って電気的な接続を行うことができる。すなわち、従来
のようにワイヤーボンディング細線を用いた電気的な接
続構造が不要となり、容器の内部空間の形状を実質的に
圧電基板の形状と同等とすることができ、しかも、接続
手段が非常に簡単となる。
【0025】さらに、一方の基体にキャビティーを形成
する必要がないため、容器体の形状、容器体に形成する
端子電極の構造が簡単になり、上述の接続手段とあいま
って低コストが可能なとなる。
する必要がないため、容器体の形状、容器体に形成する
端子電極の構造が簡単になり、上述の接続手段とあいま
って低コストが可能なとなる。
【0026】また、特に第2の弾性表面波装置にれば、
圧電基板の両主面に励振電極を設けるとともに、圧電基
板の一主面を基台の主面に対向させた状態で基台の端子
電極と圧電基板の各励振電極とが接続されているので、
例えば移動体通信機器用電子部品等に要求されている、
低背化が容易に実現できるだけでなく電極設計を容易に
行うことが可能になる。
圧電基板の両主面に励振電極を設けるとともに、圧電基
板の一主面を基台の主面に対向させた状態で基台の端子
電極と圧電基板の各励振電極とが接続されているので、
例えば移動体通信機器用電子部品等に要求されている、
低背化が容易に実現できるだけでなく電極設計を容易に
行うことが可能になる。
【0027】また、特に横方向の衝撃に対して高強度と
させることができるので、信頼性の高い弾性表面波装置
を提供できる。
させることができるので、信頼性の高い弾性表面波装置
を提供できる。
【0028】さらに、特に高周波の弾性表面波フィルタ
においては、電気接続部の電気抵抗が損失等の特性に大
きく影響するため、低抵抗での接続が不可欠であるが、
基台の端子電極と圧電基板の一主面上に形成された励振
電極とが導電性のバンプを介在させて接着されることに
より、簡便にかつ低抵抗での接続が可能となり、信頼性
の優れた弾性表面波装置を提供できる。
においては、電気接続部の電気抵抗が損失等の特性に大
きく影響するため、低抵抗での接続が不可欠であるが、
基台の端子電極と圧電基板の一主面上に形成された励振
電極とが導電性のバンプを介在させて接着されることに
より、簡便にかつ低抵抗での接続が可能となり、信頼性
の優れた弾性表面波装置を提供できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の弾性表面波装置を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0030】<第1の弾性表面波装置>
図1は表面実装型の弾性表面波装置の外観斜視図であ
り、図2は断面図、図3は、他方の基板を省略した状態
の概略図である。
り、図2は断面図、図3は、他方の基板を省略した状態
の概略図である。
【0031】1は表面実装型弾性表面波装置、10は複
合弾性表面波素子、20は容器体である。複合弾性表面
波素子10は、圧電基板11の両面主面11a、11b
に、弾性表面波の励振、反射、受信などを行うための電
極12a、12bが形成され、各主面に弾性表面波素子
10a、10bが各々形成されることになる。すなわ
ち、1つの圧電基板11の両主面に各々弾性表面波素子
10a、10bが形成されているので、この圧電基板1
1に形成された弾性表面波素子を特に「複合弾性表面波
素子10」という。
合弾性表面波素子、20は容器体である。複合弾性表面
波素子10は、圧電基板11の両面主面11a、11b
に、弾性表面波の励振、反射、受信などを行うための電
極12a、12bが形成され、各主面に弾性表面波素子
10a、10bが各々形成されることになる。すなわ
ち、1つの圧電基板11の両主面に各々弾性表面波素子
10a、10bが形成されているので、この圧電基板1
1に形成された弾性表面波素子を特に「複合弾性表面波
素子10」という。
【0032】圧電基板11は、チタン酸ジルコン酸鉛な
どの圧電性セラミック基板や水晶、タンタル酸リチウ
ム、ニオブ酸リチウム、四ほう酸リチウムなどの圧電性
単結晶基板などが例示でき、その両主面11a,11b
は鏡面加工されている。なお、圧電基板11は、所定弾
性表面波が動作するように分極方向や所定切断方位が所
定方向に設定されている。
どの圧電性セラミック基板や水晶、タンタル酸リチウ
ム、ニオブ酸リチウム、四ほう酸リチウムなどの圧電性
単結晶基板などが例示でき、その両主面11a,11b
は鏡面加工されている。なお、圧電基板11は、所定弾
性表面波が動作するように分極方向や所定切断方位が所
定方向に設定されている。
【0033】電極12a,12bは、アルミニウム,A
uなどの金属材料を蒸着やスパッタリングなどの薄膜作
製技術及びフォトリソグラフィー技術などによって、所
定厚み、所定形状で形成される。また、弾性表面波素子
の動作によって電極12a,12bの構成が異なる。
uなどの金属材料を蒸着やスパッタリングなどの薄膜作
製技術及びフォトリソグラフィー技術などによって、所
定厚み、所定形状で形成される。また、弾性表面波素子
の動作によって電極12a,12bの構成が異なる。
【0034】例えば、図3に示す弾性表面波共振子にお
いて、圧電基板11の一方主面11a側の弾性表面波素
子10aが共振子として動作するように、一方主面11
aには電極12aとしては、例えば、互いに噛み合う一
対の励振電極である櫛歯電極、それを挟む反射用の反射
器電極が形成され、また、櫛歯電極から延出する接続パ
ッドが形成されている。また、他方主面11b側の弾性
表面波素子10bは、図には現れないが共振子として動
作するように、同様に、電極12bとして互いに噛み合
う一対の櫛歯電極、それを挟む反射用の簾電極が形成さ
れている。
いて、圧電基板11の一方主面11a側の弾性表面波素
子10aが共振子として動作するように、一方主面11
aには電極12aとしては、例えば、互いに噛み合う一
対の励振電極である櫛歯電極、それを挟む反射用の反射
器電極が形成され、また、櫛歯電極から延出する接続パ
ッドが形成されている。また、他方主面11b側の弾性
表面波素子10bは、図には現れないが共振子として動
作するように、同様に、電極12bとして互いに噛み合
う一対の櫛歯電極、それを挟む反射用の簾電極が形成さ
れている。
【0035】なお、電極12a、12bは、例えば弾性
表面波の励振等を行う櫛歯電極と、反射作用を行う反射
器電極、平面的に広がったアース電極など弾性表面波素
子の構成、モードによって、種々の作用をする電極、種
々の構造の電極となる。
表面波の励振等を行う櫛歯電極と、反射作用を行う反射
器電極、平面的に広がったアース電極など弾性表面波素
子の構成、モードによって、種々の作用をする電極、種
々の構造の電極となる。
【0036】そして、圧電基板11の両主面11a,1
1bに形成された弾性表面波素子10a,10bが、圧
電基板11の上部側端面11cの近傍に引き回された電
極(電極12a,12bの一部)どうしが、圧電基板1
1の上部側端面11cに導電性接着剤等の塗布・硬化さ
れて成る導電性接続部材13によって、互いに接続され
ている。
1bに形成された弾性表面波素子10a,10bが、圧
電基板11の上部側端面11cの近傍に引き回された電
極(電極12a,12bの一部)どうしが、圧電基板1
1の上部側端面11cに導電性接着剤等の塗布・硬化さ
れて成る導電性接続部材13によって、互いに接続され
ている。
【0037】また、圧電基板11の下側端面11dの近
傍には、引き回された電極(電極12a,12bの一
部)が形成され、後述の容器体20側の端子電極24と
少なくとも導電性接着剤の塗布・降下によって成る導電
性接合部材14によって電気的に接続し且つ機械的に接
合されている。
傍には、引き回された電極(電極12a,12bの一
部)が形成され、後述の容器体20側の端子電極24と
少なくとも導電性接着剤の塗布・降下によって成る導電
性接合部材14によって電気的に接続し且つ機械的に接
合されている。
【0038】なお、上述の実施例では、圧電基板11の
両主面11a,11bには弾性表面波素子10a,10
bが形成され、この両素子10a,10bが互いに接続
されて、初めて1つの複合弾性表面波素子10として動
作を行うが、圧電基板11の両主面11a,11bに、
単独に動作する弾性表面波素子10a,10bを形成
し、1つの圧電基板11で2つの素子を形成しても構わ
ない。
両主面11a,11bには弾性表面波素子10a,10
bが形成され、この両素子10a,10bが互いに接続
されて、初めて1つの複合弾性表面波素子10として動
作を行うが、圧電基板11の両主面11a,11bに、
単独に動作する弾性表面波素子10a,10bを形成
し、1つの圧電基板11で2つの素子を形成しても構わ
ない。
【0039】容器体20は、2つの基体21,22及び
封止部材23とから構成されている。なお、一方の基体
(基台)21は、この実施例では平板形状であるため、
以下、一方の基体のみを説明する場合には、基台21と
いう。
封止部材23とから構成されている。なお、一方の基体
(基台)21は、この実施例では平板形状であるため、
以下、一方の基体のみを説明する場合には、基台21と
いう。
【0040】一方の基台21は、平板状の例えばアルミ
ナなどの絶縁セラミックなどから成る。そして、基台2
1の端部にはプリント配線基板の電気的な接続及び機械
的な接続を達成するための端子電極24が形成されてい
る。なお、実施例では、入出力信号電位の端子電極、グ
ランドの端子電極など複数の端子電極が形成されてい
る。
ナなどの絶縁セラミックなどから成る。そして、基台2
1の端部にはプリント配線基板の電気的な接続及び機械
的な接続を達成するための端子電極24が形成されてい
る。なお、実施例では、入出力信号電位の端子電極、グ
ランドの端子電極など複数の端子電極が形成されてい
る。
【0041】この端子電極24は、容器体20の内部か
ら外表面に沿った状態で形成されており、容器体20を
構成する基台21の端部の表面,端面,裏面の3面に渡
って形成され、しかも、表面側の端子電極24から、複
合弾性表面波素子10が立設されている位置の近傍まで
に、導体パターンが延びており、この先端部分が接続パ
ッドとなっている。
ら外表面に沿った状態で形成されており、容器体20を
構成する基台21の端部の表面,端面,裏面の3面に渡
って形成され、しかも、表面側の端子電極24から、複
合弾性表面波素子10が立設されている位置の近傍まで
に、導体パターンが延びており、この先端部分が接続パ
ッドとなっている。
【0042】他方の基体22は、筺体状の例えばアルミ
ナなどの絶縁セラミックなどから成る。この基体22は
基台21の表面を覆うように接合されるものであり、そ
の内部には、複合弾性表面波素子10を収容できる程度
の空間26が形成されている。
ナなどの絶縁セラミックなどから成る。この基体22は
基台21の表面を覆うように接合されるものであり、そ
の内部には、複合弾性表面波素子10を収容できる程度
の空間26が形成されている。
【0043】この両者の基体21,22は、封止部材2
3によって接合される。一般的に、セラミック製基体2
1,22の封止は、ICパッケージの封止技術に基づい
て、両者の接合部分に低融点ガラス材料を介して封止し
ていた。また、一方の基台21がセラミック製で、他方
の基体22が導電性を有する場合には、一方の基台21
にメタライズ層を形成しておき、接合用金属部材を介在
させて、シーム溶接で接合して封止していた。
3によって接合される。一般的に、セラミック製基体2
1,22の封止は、ICパッケージの封止技術に基づい
て、両者の接合部分に低融点ガラス材料を介して封止し
ていた。また、一方の基台21がセラミック製で、他方
の基体22が導電性を有する場合には、一方の基台21
にメタライズ層を形成しておき、接合用金属部材を介在
させて、シーム溶接で接合して封止していた。
【0044】しかし、低融点ガラス封止の場合、容器全
体をガラスが軟化する程度の熱処理を行う必要があり、
例えば、圧電基板にセラミックを分極処理したものを用
いた場合に、キュリー点を超えてしまうことがあり、ま
た、封止温度が高いことから高価な熱処理装置が必要で
あった。
体をガラスが軟化する程度の熱処理を行う必要があり、
例えば、圧電基板にセラミックを分極処理したものを用
いた場合に、キュリー点を超えてしまうことがあり、ま
た、封止温度が高いことから高価な熱処理装置が必要で
あった。
【0045】また、溶接封止の場合には、メタライズ層
の形成や接合用金属部材の介在など作業が複雑である。
の形成や接合用金属部材の介在など作業が複雑である。
【0046】これに対して、本実施例では、エポキシ樹
脂,フェノール樹脂,アクリル樹脂などの樹脂接合材の
塗布・硬化による封止部材23に用いて封止している。
これは、樹脂接合材の硬化が150〜200℃程度のキ
ュアー処理で封止ができ、圧電基板の特性を消失させる
ことがないこと、封止工程が簡単で、封止に必要な設備
が少なく、安価な封止方法となること、さらに、封止処
理の温度が低いことから、容器内の複合弾性表面波素子
10に用いる導電性材料や機械的、電気的接合材料の選
択の制約が緩和され、安価な材料を用いることができる
ためである。
脂,フェノール樹脂,アクリル樹脂などの樹脂接合材の
塗布・硬化による封止部材23に用いて封止している。
これは、樹脂接合材の硬化が150〜200℃程度のキ
ュアー処理で封止ができ、圧電基板の特性を消失させる
ことがないこと、封止工程が簡単で、封止に必要な設備
が少なく、安価な封止方法となること、さらに、封止処
理の温度が低いことから、容器内の複合弾性表面波素子
10に用いる導電性材料や機械的、電気的接合材料の選
択の制約が緩和され、安価な材料を用いることができる
ためである。
【0047】次に、このような容器20に複合弾性表面
波素子10を収容した状態の収容構造を説明する。
波素子10を収容した状態の収容構造を説明する。
【0048】本発明の特徴の1つは、複合弾性表面波素
子10が容器20内で、圧電基板11の端面11dを利
用して立設されていることである。
子10が容器20内で、圧電基板11の端面11dを利
用して立設されていることである。
【0049】すなわち、一方の基台21の表面に、圧電
基板11を立設し、他方の基体22で被覆されている。
したがって、圧電基板11の両主面が装置全体の側面側
に位置し、圧電基板11の両主面が弾性表面波の動作に
用いることが初めて可能となる。
基板11を立設し、他方の基体22で被覆されている。
したがって、圧電基板11の両主面が装置全体の側面側
に位置し、圧電基板11の両主面が弾性表面波の動作に
用いることが初めて可能となる。
【0050】まず、一方の基台21の所定位置に、弾性
表面波素子10を仮立設させる。すなわち、基台21の
端子電極24と圧電基板11の両主面11a,11bの
電極12a,12bとが各々電気的に接続できるように
する。
表面波素子10を仮立設させる。すなわち、基台21の
端子電極24と圧電基板11の両主面11a,11bの
電極12a,12bとが各々電気的に接続できるように
する。
【0051】次に、基台21と複合弾性表面波素子10
の下部側端面11dとの交差部分に、導電性接合部材1
4となる半田や導電性樹脂などの導電性接着剤を供給・
塗布する。
の下部側端面11dとの交差部分に、導電性接合部材1
4となる半田や導電性樹脂などの導電性接着剤を供給・
塗布する。
【0052】また、導電性接着剤の硬化のみでは、充分
な機械的な接合が得られない場合には、絶縁性樹脂など
の接合部剤を圧電基板11と一方の基台21との交差部
分に追加・塗布しても構わない。導電性接着剤の塗布の
留意点としては、異なる電極12a,12bや端子電極
24間で短絡が発生しないようにすること、また、圧電
基板の弾性表面波の動作領域にまで、導電性接合部材1
4が到達しないようにすることである。
な機械的な接合が得られない場合には、絶縁性樹脂など
の接合部剤を圧電基板11と一方の基台21との交差部
分に追加・塗布しても構わない。導電性接着剤の塗布の
留意点としては、異なる電極12a,12bや端子電極
24間で短絡が発生しないようにすること、また、圧電
基板の弾性表面波の動作領域にまで、導電性接合部材1
4が到達しないようにすることである。
【0053】さらに、図のように圧電基板11の一方主
面11a側の共振子10aと、他方主面11b側の共振
子10bとを接続する場合には、圧電基板11の上部側
端面11cに導電性接続部材13となる導電性接着剤を
供給・塗布する。
面11a側の共振子10aと、他方主面11b側の共振
子10bとを接続する場合には、圧電基板11の上部側
端面11cに導電性接続部材13となる導電性接着剤を
供給・塗布する。
【0054】導電性接着剤の塗布時の留意点としては、
異なる電極12a,12b間で短絡が発生しないように
すること、また、圧電基板の弾性表面波の動作領域にま
で、導電性接続部材13が到達しないようにすることで
ある。
異なる電極12a,12b間で短絡が発生しないように
すること、また、圧電基板の弾性表面波の動作領域にま
で、導電性接続部材13が到達しないようにすることで
ある。
【0055】次に、導電性接続部材13となる導電性接
着剤、導電性接合部材14となる導電性接着剤を共通的
にキュア処理する。その結果、導電性接合部材14によ
り、一方の基台21側の端子電極24と弾性表面波素子
10の電極12a,12bとが電気的及び機械的に接合
され、同時に、共振子10aと、共振子10bとが接続
される。なお、導電性接合部材14に半田を用いた場合
には、導電性接続部材13に機械的な構造物を用いる場
合には、各々別個に処理する必要があり、また、樹脂の
硬化温度の差によって、それぞれキュア処理を別処理を
行ってもよい。
着剤、導電性接合部材14となる導電性接着剤を共通的
にキュア処理する。その結果、導電性接合部材14によ
り、一方の基台21側の端子電極24と弾性表面波素子
10の電極12a,12bとが電気的及び機械的に接合
され、同時に、共振子10aと、共振子10bとが接続
される。なお、導電性接合部材14に半田を用いた場合
には、導電性接続部材13に機械的な構造物を用いる場
合には、各々別個に処理する必要があり、また、樹脂の
硬化温度の差によって、それぞれキュア処理を別処理を
行ってもよい。
【0056】次に、他方の基体22の一部、例えば、一
方の基台21と当接する部分に、封止部材23として、
絶縁性樹脂接合材を塗布して、一次硬化させる。その
後、この他方の基体22を、弾性表面波素子10を被覆
するようにして、一方基台21に当接させて、この状態
でキュア処理して、両基体21,22を封止、一体化す
る。
方の基台21と当接する部分に、封止部材23として、
絶縁性樹脂接合材を塗布して、一次硬化させる。その
後、この他方の基体22を、弾性表面波素子10を被覆
するようにして、一方基台21に当接させて、この状態
でキュア処理して、両基体21,22を封止、一体化す
る。
【0057】このようにして達成された表面実装型弾性
表面波装置1は、複合弾性表面波素子10の圧電基板1
1の両面主面11a,11bを、弾性表面波が動作領域
とすることができ、各々の主面11a,11bに弾性表
面波素子10a,10bを形成することができる。
表面波装置1は、複合弾性表面波素子10の圧電基板1
1の両面主面11a,11bを、弾性表面波が動作領域
とすることができ、各々の主面11a,11bに弾性表
面波素子10a,10bを形成することができる。
【0058】したがって、従来、圧電基板の裏面側を容
器体の基体に接着し、圧電基板の裏面がデッドスペース
となっていたが、本発明ではこれを解消でき、同一寸法
の圧電基板で2倍の弾性表面波が動作領域が確保でき
る。換言すれば、弾性表面波素子10a、10bの形成
数に対して圧電基板11の形状を小型化でき、例えば単
純に1/2と小型化することができる。
器体の基体に接着し、圧電基板の裏面がデッドスペース
となっていたが、本発明ではこれを解消でき、同一寸法
の圧電基板で2倍の弾性表面波が動作領域が確保でき
る。換言すれば、弾性表面波素子10a、10bの形成
数に対して圧電基板11の形状を小型化でき、例えば単
純に1/2と小型化することができる。
【0059】また、このような圧電基板11は、容器体
20の内部で圧電基板11の下部側端面11dを利用し
て立設され、この下部側端面11d近傍の電極12a,
12bと一方の基台21の端子電極24とが、半田、導
電性樹脂ペーストなどの導電性接着剤の硬化による導電
性接合部材14によって電気的な接続及び機械的な接合
が行うことができ、従来のように、ワイヤーボンディン
グ細線を必要としない。このため、容器体の内部の収容
空間を、実質的に圧電基板11の形状と同等とする(圧
電基板11の周囲に若干の空間で形成できればよい)こ
とができるため、容器体の形状を小さくすることができ
る。
20の内部で圧電基板11の下部側端面11dを利用し
て立設され、この下部側端面11d近傍の電極12a,
12bと一方の基台21の端子電極24とが、半田、導
電性樹脂ペーストなどの導電性接着剤の硬化による導電
性接合部材14によって電気的な接続及び機械的な接合
が行うことができ、従来のように、ワイヤーボンディン
グ細線を必要としない。このため、容器体の内部の収容
空間を、実質的に圧電基板11の形状と同等とする(圧
電基板11の周囲に若干の空間で形成できればよい)こ
とができるため、容器体の形状を小さくすることができ
る。
【0060】また、複合弾性表面波素子10と基台21
との電気的な接続手段も非常に簡単となる。
との電気的な接続手段も非常に簡単となる。
【0061】特に、複合弾性表面波素子10が一方の基
台21に立設されることになるため、容器体20の平面
的な面積を小さくすることができ、表面実装型電子部品
としては、プリント配線基板上での実装占有面積を減少
させることができる。
台21に立設されることになるため、容器体20の平面
的な面積を小さくすることができ、表面実装型電子部品
としては、プリント配線基板上での実装占有面積を減少
させることができる。
【0062】さらに、一方基台21は実質的に平板形状
でよく、複雑な構造にする必要がないため、上述の接続
手段とあいまって低コストとなる。
でよく、複雑な構造にする必要がないため、上述の接続
手段とあいまって低コストとなる。
【0063】また、容器体20を構成する両基体21,
22の封止構造として、樹脂を主成分とする封止部材2
3を用いることが重要である。
22の封止構造として、樹脂を主成分とする封止部材2
3を用いることが重要である。
【0064】これは、容器体20の内部で、樹脂を主成
分とする導電性接続部材13や樹脂を主成分としたり、
半田などの導電性接合部材14などを用いたりするため
に、従来の高温処理する封止構造(低融点ガラスを用い
る封止構造)では、導電性接続部材13や導電性接合部
材14が変質してしまうためである。また、従来多用さ
れていたもう一つの封止構造であるシーム溶接を用いた
封止構造ではコスト高となってしまうために避けるべき
である。
分とする導電性接続部材13や樹脂を主成分としたり、
半田などの導電性接合部材14などを用いたりするため
に、従来の高温処理する封止構造(低融点ガラスを用い
る封止構造)では、導電性接続部材13や導電性接合部
材14が変質してしまうためである。また、従来多用さ
れていたもう一つの封止構造であるシーム溶接を用いた
封止構造ではコスト高となってしまうために避けるべき
である。
【0065】このような樹脂を主成分とする封止部材2
3を用いても、何等、耐湿信頼性が低下するものではな
いことを確認している。
3を用いても、何等、耐湿信頼性が低下するものではな
いことを確認している。
【0066】<第2の弾性表面波装置>
次に、本発明に係る第2の弾性表面波装置の実施形態に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0067】図4に示すように、弾性表面波装置30
は、圧電基板34の両主面のそれぞれに、フィルタ又は
共振子等を成す励振電極33を形成して成る弾性表面波
素子29を、内部に空間27を有し、該空間27内から
外表面に沿った状態で端子電極32が形成されたパッケ
ージ(容器体)に収容して成るものである。なお、パッ
ケージは基台31、及びパッケージ蓋体39等から構成
されている。
は、圧電基板34の両主面のそれぞれに、フィルタ又は
共振子等を成す励振電極33を形成して成る弾性表面波
素子29を、内部に空間27を有し、該空間27内から
外表面に沿った状態で端子電極32が形成されたパッケ
ージ(容器体)に収容して成るものである。なお、パッ
ケージは基台31、及びパッケージ蓋体39等から構成
されている。
【0068】ここで、弾性表面波素子29は、図6
(a)に示すように圧電基板34の両主面34a,34
bの各々に励振電極33が形成されており、基台31の
主面31aに圧電基板34の一主面34bを対向させた
状態で基台31の端子電極32,32と圧電基板34の
各励振電極33,33とが電極パッド35を介して接続
されている。なお、図中37は後記するフリップチップ
接続を行うバンプである。
(a)に示すように圧電基板34の両主面34a,34
bの各々に励振電極33が形成されており、基台31の
主面31aに圧電基板34の一主面34bを対向させた
状態で基台31の端子電極32,32と圧電基板34の
各励振電極33,33とが電極パッド35を介して接続
されている。なお、図中37は後記するフリップチップ
接続を行うバンプである。
【0069】このように、弾性表面波装置30は、パッ
ケージ(容器体)を構成するパッケージ基台(以下、単
に基台という)31の両主面31a,31bに端子電極
32,32が形成され、この基台31上に設けられ励振
電極33,33が形成された圧電基板34とから構成さ
れており、基台31の主面31aに圧電基板34の一主
面34bを対向させた状態で、端子電極32と圧電基板
34の各励振電極33,33とが接続されている。すな
わち、圧電基板34の主面34aに形成された電極パッ
ド35,35は端子電極32,32とワイヤーボンディ
ング線36,36で接続されており、圧電基板34の一
方の主面34bに形成された電極パッド35,35は端
子電極32,32と導電性のバンプ37によりフリップ
チップボンディングで接続されている。
ケージ(容器体)を構成するパッケージ基台(以下、単
に基台という)31の両主面31a,31bに端子電極
32,32が形成され、この基台31上に設けられ励振
電極33,33が形成された圧電基板34とから構成さ
れており、基台31の主面31aに圧電基板34の一主
面34bを対向させた状態で、端子電極32と圧電基板
34の各励振電極33,33とが接続されている。すな
わち、圧電基板34の主面34aに形成された電極パッ
ド35,35は端子電極32,32とワイヤーボンディ
ング線36,36で接続されており、圧電基板34の一
方の主面34bに形成された電極パッド35,35は端
子電極32,32と導電性のバンプ37によりフリップ
チップボンディングで接続されている。
【0070】ここで、バンプ37の周囲を熱硬化性樹脂
や光硬化性樹脂等の接着剤38で包囲させることによ
り、圧電基板34を端子電極32,32と堅固に固定さ
せることが可能となる。
や光硬化性樹脂等の接着剤38で包囲させることによ
り、圧電基板34を端子電極32,32と堅固に固定さ
せることが可能となる。
【0071】このような第2の弾性表面波装置によって
も、圧電基板の両主面に、励振電極等の弾性表面波電極
を形成することにより、弾性表面波素子の面積を従来の
半分程度に小型化でき、これに伴いパッケージの小型化
が図れ、例えば小型な弾性表面波フィルタ等の弾性表面
波装置を提供することができる。
も、圧電基板の両主面に、励振電極等の弾性表面波電極
を形成することにより、弾性表面波素子の面積を従来の
半分程度に小型化でき、これに伴いパッケージの小型化
が図れ、例えば小型な弾性表面波フィルタ等の弾性表面
波装置を提供することができる。
【0072】ここで、圧電基板34としては、当分野に
おいてGHzオーダーの高い周波数に対応できるニオブ
酸リチウム、タンタル酸リチウム、四ほう酸リチウムが
非常に有用である。
おいてGHzオーダーの高い周波数に対応できるニオブ
酸リチウム、タンタル酸リチウム、四ほう酸リチウムが
非常に有用である。
【0073】また、圧電基板34の両面に形成された励
振電極33等の弾性表面波電極は、パッケージの電気端
子にそれぞれの面についてフリップチップボンディン
グ、ワイヤーボンディングを用いることにより、表面実
装型パッケージにコンパクト且つ容易に電気接続するこ
とができる。
振電極33等の弾性表面波電極は、パッケージの電気端
子にそれぞれの面についてフリップチップボンディン
グ、ワイヤーボンディングを用いることにより、表面実
装型パッケージにコンパクト且つ容易に電気接続するこ
とができる。
【0074】次に、上記構成の弾性表面波装置の製造プ
ロセスについて説明する。まず、圧電基板34の一方の
主面にフォトリソグラフィ、薄膜成膜法、エッチング
法、あるいはリフトオフ法を用いて、励振電極33等の
パターニングを行う。すなわち、圧電基板34の主面3
4a上に一つ目の励振電極33等の弾性表面波電極を形
成し、同様の方法で他方の主面34bに二つ目の励振電
極33等の弾性表面波電極を形成する。
ロセスについて説明する。まず、圧電基板34の一方の
主面にフォトリソグラフィ、薄膜成膜法、エッチング
法、あるいはリフトオフ法を用いて、励振電極33等の
パターニングを行う。すなわち、圧電基板34の主面3
4a上に一つ目の励振電極33等の弾性表面波電極を形
成し、同様の方法で他方の主面34bに二つ目の励振電
極33等の弾性表面波電極を形成する。
【0075】ここで、圧電基板34の両主面に形成され
る弾性表面波電極の位置合せは、マーカー等を用いて容
易に行なうことができる。また、先に電極が形成された
圧電基板34の主面は他方の主面への電極形成時の損傷
を防ぐために、電極パッド35,35のパターニングが
なされた領域に酸化シリコン膜等の保護膜を設けておく
ことも可能である。
る弾性表面波電極の位置合せは、マーカー等を用いて容
易に行なうことができる。また、先に電極が形成された
圧電基板34の主面は他方の主面への電極形成時の損傷
を防ぐために、電極パッド35,35のパターニングが
なされた領域に酸化シリコン膜等の保護膜を設けておく
ことも可能である。
【0076】このようにして、圧電基板34の両主面に
弾性表面波電極を形成した後、フリップチップボンディ
ングする面の電極パッド35に金属バンプ37を設け
る。例えば、ボールボンダーを用いて金ボールを形成す
るようにする。
弾性表面波電極を形成した後、フリップチップボンディ
ングする面の電極パッド35に金属バンプ37を設け
る。例えば、ボールボンダーを用いて金ボールを形成す
るようにする。
【0077】その後、ダイシングにより小片化した弾性
表面波素子をパッケージ内に実装して図4に示す弾性表
面波装置30を完成させるのである。
表面波素子をパッケージ内に実装して図4に示す弾性表
面波装置30を完成させるのである。
【0078】すなわち、基台31側へ対向している弾性
表面波素子の一方側に、接着剤38として導電性樹脂を
用い、金バンプであるバンプ37の熱圧着により弾性表
面波素子とパッケージ基台31を電気的に接続すると共
に機械的に堅固に固定するようにしている。その後、他
方の面の電極パッド35,35とパッケージ基台31上
に設けられた端子電極32,32をワイヤ−ボンディン
グにより電気接続する。その後、封止部材を用いパッケ
ージ蓋体39とパッケージ基台31とを接続して封止す
ることにより、所望の弾性表面波フィルタ等の弾性表面
波装置が完成する。なお、この封止はシーム溶接封止、
樹脂封止、ガラス封止等が好適に用いられる。
表面波素子の一方側に、接着剤38として導電性樹脂を
用い、金バンプであるバンプ37の熱圧着により弾性表
面波素子とパッケージ基台31を電気的に接続すると共
に機械的に堅固に固定するようにしている。その後、他
方の面の電極パッド35,35とパッケージ基台31上
に設けられた端子電極32,32をワイヤ−ボンディン
グにより電気接続する。その後、封止部材を用いパッケ
ージ蓋体39とパッケージ基台31とを接続して封止す
ることにより、所望の弾性表面波フィルタ等の弾性表面
波装置が完成する。なお、この封止はシーム溶接封止、
樹脂封止、ガラス封止等が好適に用いられる。
【0079】次に、他の実施形態について説明する。図
5に示す弾性表面波装置40は、次のようにして作製し
たものである。すなわち、上記弾性表面波装置30と同
様にして弾性表面波素子29を完成させた後に、弾性表
面波素子の一方の面を金バンプの熱圧着により、パッケ
ージ基台31の端子電極32,32に電気接続する。そ
の後、弾性表面波素子(圧電基板)の側部34c,34
cとパッケージ内側壁41,41とをその間隙に熱硬化
接着剤または光硬化接着剤の接着剤42,42を注入
し、硬化させる。その後、圧電基板34の他方の面の電
極パッド35と、パッケージ内側壁41に設けられた内
側端子電極43,43とをワイヤーボンディングより接
続する。その後、上記弾性表面波装置30と同様にし
て、パッケージ封止部材を用い封止することにより、所
望の弾性表面波フィルタ等の弾性表面波装置が完成す
る。なお、パッケージ(容器体)は、パッケージ基台3
1、パッケージ外側壁、パッケージ蓋体45等から構成
される。また図中28は空間である。この実施例におい
ても、弾性表面波素子29をパッケージ基台31に堅固
に固定することができる。また、弾性表面波装置30の
ように、バンプ37の周囲に接着剤を包囲することによ
り、いっそう堅固な構成とすることが可能である。
5に示す弾性表面波装置40は、次のようにして作製し
たものである。すなわち、上記弾性表面波装置30と同
様にして弾性表面波素子29を完成させた後に、弾性表
面波素子の一方の面を金バンプの熱圧着により、パッケ
ージ基台31の端子電極32,32に電気接続する。そ
の後、弾性表面波素子(圧電基板)の側部34c,34
cとパッケージ内側壁41,41とをその間隙に熱硬化
接着剤または光硬化接着剤の接着剤42,42を注入
し、硬化させる。その後、圧電基板34の他方の面の電
極パッド35と、パッケージ内側壁41に設けられた内
側端子電極43,43とをワイヤーボンディングより接
続する。その後、上記弾性表面波装置30と同様にし
て、パッケージ封止部材を用い封止することにより、所
望の弾性表面波フィルタ等の弾性表面波装置が完成す
る。なお、パッケージ(容器体)は、パッケージ基台3
1、パッケージ外側壁、パッケージ蓋体45等から構成
される。また図中28は空間である。この実施例におい
ても、弾性表面波素子29をパッケージ基台31に堅固
に固定することができる。また、弾性表面波装置30の
ように、バンプ37の周囲に接着剤を包囲することによ
り、いっそう堅固な構成とすることが可能である。
【0080】なお、上述の実施例では、圧電基板の両主
面に、各々弾性表面波電極が被着形成され、弾性表面波
を発生する素子が形成されている。この素子としては弾
性表面波共振子、共振器型弾性表面波フィルタ、IID
T型弾性表面波フィルタ、伝搬型弾性表面波フィルタ、
バンドエリミネータ、弾性表面波デュプレクサなどが例
示でき、また、一方の主面または両主面に弾性表面波を
発生する素子の特性調整やインピーダンス整合のために
用いる受動素子(抵抗、コンデンサ、コイル)などの電
極パターンを形成しても構わない。
面に、各々弾性表面波電極が被着形成され、弾性表面波
を発生する素子が形成されている。この素子としては弾
性表面波共振子、共振器型弾性表面波フィルタ、IID
T型弾性表面波フィルタ、伝搬型弾性表面波フィルタ、
バンドエリミネータ、弾性表面波デュプレクサなどが例
示でき、また、一方の主面または両主面に弾性表面波を
発生する素子の特性調整やインピーダンス整合のために
用いる受動素子(抵抗、コンデンサ、コイル)などの電
極パターンを形成しても構わない。
【0081】例えば、一方主面側には弾性表面波を発生
させるための電極のみを形成し、他方主面側には受動素
子の電極パターンを形成するようにしてもよい。
させるための電極のみを形成し、他方主面側には受動素
子の電極パターンを形成するようにしてもよい。
【0082】また、一方主面側には弾性表面波を発生さ
せるための電極と受動素子の電極パターンとを並設し、
他方主面側には弾性表面波を発生させるための電極を形
成するようにしてもよい。
せるための電極と受動素子の電極パターンとを並設し、
他方主面側には弾性表面波を発生させるための電極を形
成するようにしてもよい。
【0083】さらに、両主面に弾性表面波を発生させる
ための電極と受動素子の電極パターンとを各々形成する
ようにしてもよい。
ための電極と受動素子の電極パターンとを各々形成する
ようにしてもよい。
【0084】また、特に、第1の弾性表面波装置におい
て、一方主面側に形成した電極と他方主面側の電極と
を、圧電基板の上部側端面11cで導電性部材13を介
して接続しているが、接続構造によっては、この導電性
接続部材13を複数点在させてもよく、また、一方主面
側に形成した電極と他方主面側の電極とを接続させず、
両主面の弾性表面波の素子を単独に動作させても構わな
い。
て、一方主面側に形成した電極と他方主面側の電極と
を、圧電基板の上部側端面11cで導電性部材13を介
して接続しているが、接続構造によっては、この導電性
接続部材13を複数点在させてもよく、また、一方主面
側に形成した電極と他方主面側の電極とを接続させず、
両主面の弾性表面波の素子を単独に動作させても構わな
い。
【0085】なおまた、本発明の弾性表面波とは、レー
リー波やリーキー波などを包含するものである。
リー波やリーキー波などを包含するものである。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の弾
性表面波装置によれば、弾性表面波素子は前記容器体の
内部に立設されているとともに、圧電基板の両主面のそ
れぞれに形成された弾性表面波素子が端子電極に導電性
接着剤で接続され、かつ弾性表面波素子どうしが導電性
接着剤で互いに接続されているので、従来に比較して、
圧電基板の弾性表面波動作領域が2倍となり、その結
果、圧電基板の小型化が可能となる。しかも、ワイヤー
ボンディング細線を用いなくとも電気的な接続が可能で
あり、容器自体を小型化することができる。これによっ
て、表面実装型弾性表面波装置全体が小型化する。ま
た、同時に、容器体を構成する基体の形状が簡略にな
り、さらに、基体と弾性表面波素子の接続構造も簡略に
した表面実装型弾性表面波装置を提供できる。
性表面波装置によれば、弾性表面波素子は前記容器体の
内部に立設されているとともに、圧電基板の両主面のそ
れぞれに形成された弾性表面波素子が端子電極に導電性
接着剤で接続され、かつ弾性表面波素子どうしが導電性
接着剤で互いに接続されているので、従来に比較して、
圧電基板の弾性表面波動作領域が2倍となり、その結
果、圧電基板の小型化が可能となる。しかも、ワイヤー
ボンディング細線を用いなくとも電気的な接続が可能で
あり、容器自体を小型化することができる。これによっ
て、表面実装型弾性表面波装置全体が小型化する。ま
た、同時に、容器体を構成する基体の形状が簡略にな
り、さらに、基体と弾性表面波素子の接続構造も簡略に
した表面実装型弾性表面波装置を提供できる。
【0087】特に、第2の弾性表面波装置にれば、弾性
表面波素子はその一主面に形成された励振電極がフリッ
プチップボンディングにより、他主面に形成された励振
電極がワイヤーボンディングにより、端子電極に接続さ
れているとともに、フリップチップボンディングは導電
性のバンプの周囲を樹脂から成る接着剤で包囲されてい
るので、上記第1の弾性表面波装置と同様に小型化が図
れるだけでなく、例えば移動体通信機器用電子部品等に
要求されている、低背化が容易に実現できるだけでなく
電極設計を容易に行うことが可能になる。また、特に横
方向の衝撃に対して高強度とさせることができるので、
信頼性の高い弾性表面波装置を提供できる。さらに、特
に高周波の弾性表面波フィルタにおいては、電気接続部
の電気抵抗が損失等の特性に大きく影響するため、低抵
抗での接続が不可欠であるが、基台の端子電極と圧電基
板の一主面上に形成された励振電極とが導電性のバンプ
を介在させて接着されることにより、簡便にかつ低抵抗
での接続が可能となり、信頼性の優れた弾性表面波装置
を提供できる。
表面波素子はその一主面に形成された励振電極がフリッ
プチップボンディングにより、他主面に形成された励振
電極がワイヤーボンディングにより、端子電極に接続さ
れているとともに、フリップチップボンディングは導電
性のバンプの周囲を樹脂から成る接着剤で包囲されてい
るので、上記第1の弾性表面波装置と同様に小型化が図
れるだけでなく、例えば移動体通信機器用電子部品等に
要求されている、低背化が容易に実現できるだけでなく
電極設計を容易に行うことが可能になる。また、特に横
方向の衝撃に対して高強度とさせることができるので、
信頼性の高い弾性表面波装置を提供できる。さらに、特
に高周波の弾性表面波フィルタにおいては、電気接続部
の電気抵抗が損失等の特性に大きく影響するため、低抵
抗での接続が不可欠であるが、基台の端子電極と圧電基
板の一主面上に形成された励振電極とが導電性のバンプ
を介在させて接着されることにより、簡便にかつ低抵抗
での接続が可能となり、信頼性の優れた弾性表面波装置
を提供できる。
【図1】本発明に係る第1の弾性表面波装置の外観斜視
図である。
図である。
【図2】本発明に係る第1の弾性表面波装置の断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明に係る第1の弾性表面波装置において、
他方の基板を省略した状態の概略図である。
他方の基板を省略した状態の概略図である。
【図4】本発明に係る第2の弾性表面波装置の断面図で
ある。
ある。
【図5】本発明に係る第2の弾性表面波装置の断面図で
ある。
ある。
【図6】(a)は両主面に励振電極等が形成された圧電
基板の断面図であり、(b)はその平面図である。
基板の断面図であり、(b)はその平面図である。
【図7】従来の励振電極等が形成された圧電基板の平面
図である。
図である。
【図8】従来の弾性表面波装置の断面図である。
1:表面実装型弾性表面波装置、10,29:弾性表面
波素子、11,34:圧電基板、11a:圧電基板の一
方主面、11b:圧電基板の他方主面、11c:圧電基
板の上部側端面、11d:圧電基板の下部側端面、12
a:電極、12b:電極、13:導電性接続部材、1
4:導電性接合部材、20:容器体、21:一方の基体
(基台)、22:他方の基体、23:封止部材、24:
端子電極、26,27,28:空間、31:パッケージ
基台、33:励振電極、37:バンプ、38,42:接
着剤
波素子、11,34:圧電基板、11a:圧電基板の一
方主面、11b:圧電基板の他方主面、11c:圧電基
板の上部側端面、11d:圧電基板の下部側端面、12
a:電極、12b:電極、13:導電性接続部材、1
4:導電性接合部材、20:容器体、21:一方の基体
(基台)、22:他方の基体、23:封止部材、24:
端子電極、26,27,28:空間、31:パッケージ
基台、33:励振電極、37:バンプ、38,42:接
着剤
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平2−294110(JP,A)
特開 平6−37582(JP,A)
特開 昭59−169218(JP,A)
特開 平9−181562(JP,A)
実開 昭60−95733(JP,U)
実開 昭58−37222(JP,U)
実開 昭64−37132(JP,U)
実開 平6−48226(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H03H 9/25
Claims (2)
- 【請求項1】 圧電基板の両主面のそれぞれに励振電極
を形成して成る弾性表面波素子を、内部に空間を有し該
空間内から外表面に沿った状態で端子電極を形成した容
器体の内部に収容して成る弾性表面波装置であって、前
記弾性表面波素子は前記容器体の内部に立設されている
とともに、前記圧電基板の両主面のそれぞれに形成され
た弾性表面波素子が前記端子電極に導電性接着剤で接続
され、かつ前記弾性表面波素子どうしが導電性接着剤で
互いに接続されていることを特徴とする弾性表面波装
置。 - 【請求項2】 圧電基板の両主面のそれぞれに励振電極
を形成して成る弾性表面波素子を、内部に空間を有し該
空間内から外表面に沿った状態で端子電極を形成した容
器体の内部に収容して成る弾性表面波装置であって、前
記弾性表面波素子はその一主面に形成された励振電極が
フリップチップボンディングにより、他主面に形成され
た励振電極がワイヤーボンディングにより、それぞれ前
記端子電極に接続されているとともに、前記フリップチ
ップボンディングは導電性のバンプの周囲を樹脂から成
る接着剤で包囲されていることを特徴とする弾性表面波
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23032596A JP3439928B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-08-30 | 弾性表面波装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1490896 | 1996-01-31 | ||
| JP8-14908 | 1996-01-31 | ||
| JP23032596A JP3439928B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-08-30 | 弾性表面波装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09270666A JPH09270666A (ja) | 1997-10-14 |
| JP3439928B2 true JP3439928B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=26350949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23032596A Expired - Fee Related JP3439928B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-08-30 | 弾性表面波装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3439928B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5003079B2 (ja) * | 2006-09-25 | 2012-08-15 | セイコーエプソン株式会社 | 温度制御圧電発振器 |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP23032596A patent/JP3439928B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09270666A (ja) | 1997-10-14 |
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