JP3441994B2 - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法

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JP3441994B2 JP04720099A JP4720099A JP3441994B2 JP 3441994 B2 JP3441994 B2 JP 3441994B2 JP 04720099 A JP04720099 A JP 04720099A JP 4720099 A JP4720099 A JP 4720099A JP 3441994 B2 JP3441994 B2 JP 3441994B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録材上に画像を
形成する、画像処理装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像処理装置において
は、例えば、起動時のウォームアップ終了後に、階調パ
ターンなどの特定パターンを紙等の記録材上に印字し、
その階調パターンをスキャナなどの画像読取装置で読み
取り、その情報をγ補正などの画像形成条件にフィード
バックさせることにより、画像品質の安定性を向上させ
る手法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術の場合には、画像処理装置が、長期に渡って
使用された場合、フィードバックされたγ補正特性で、
必ずしも最適な画像が得られない事がわかった。
【0004】例えば、電子写真方式を用いた画像処理装
置においては、γ補正などの画像形成条件が最適に調整
されても、長期使用によって感光体ドラム電位に対する
現像トナーの付着特性が変化することで、結果的に最適
な画像形成条件が確保されないことがある。
【0005】このような問題点から、従来では、電位デ
ータと濃度の関係を用いて補正を行ったり、また感光体
ドラム上等に現像パッチを形成し、フォトセンサによる
出力をあらかじめ決められた濃度変換テーブルで濃度変
換して、その値を用いてγ補正を行っていた。
【0006】しかしながら、電位と濃度の関係は一義的
に決まるものではなく、また現像パッチを用いても、あ
くまで感光体ドラム上のトナーの付着を検知することか
ら、最終画像濃度と必ずしも一致しないこと、また、現
状使用されているセンサが、トナーの付着濃度に対する
分解能が十分でなく、絶対濃度センサとしては、能力が
不十分であることなど、問題点が挙げられる。
【0007】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、階調
パターン等の特定パターンを読込み、その情報がγ補正
等の画像形成条件にフィードバックされる画像処理装置
であって、長期間使用された場合においても、特定パタ
ーン等の読込みによって得られたγ補正等での画像濃度
特性を維持できる画像処理装置及びその制御方法を提供
することにある。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像処理装置は、像担持体上に階調パ
ターンを形成し、該階調パターンに応じた画像を記録紙
上に転写することにより階調パターン画像を形成する形
成手段と、前記記録紙上に形成された階調パターン画像
を読取り、前記形成手段の濃度補正特性を決定する決定
手段と、前記決定手段により決定された濃度補正特性を
保持する保持手段と、前記濃度補正特性で前記像担持体
上に形成された像の濃度を記憶する記憶手段と、前記記
憶手段により記憶された濃度と所定のタイミングで前記
像担持体上に形成される像の濃度と関係に応じて、入力
画像信号の各レベルについて補正量を演算する演算手段
と、前記演算手段で求められた補正量によって、前記保
持手段に保持された濃度補正特性を調整する調整手段
と、を有することを特徴とする。
【0008】また、画像信号に応じた像露光出力により
像担持体上に静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーに
よって現像し、現像された像担持体上のトナー画像を記
録材上に転写する画像処理装置であって、記録材上に所
定の画像信号に基づく階調パターンを形成するパターン
形成手段と、前記パターン形成手段により形成された階
調パターンを読取る読取手段と、前記読取手段により読
取った階調パターンと前記所定の画像信号とを比較する
ことにより、画像信号の階調と記録材上に記録される画
像の階調とが一致するように、画像信号に対する像露光
出力を制御する第1の制御手段と、前記第1の制御手段
による制御の直後に、前記第1の制御手段で制御された
像露光出力により像担持体上に形成されたトナー画像の
濃度値を基準濃度値として記憶する記憶手段と、前記第
1の制御手段で制御された像露光出力によって像担持体
上に形成されたトナー画像の濃度値を検知する検知工程
と、、前記検知工程によって検知された濃度値が前記記
憶工程で記憶された基準濃度値と一致するように、画像
信号に対する像露光出力を制御する第2の制御手段と、
を有することを特徴とする。
【0009】ここで、前記第1の制御手段は、画像信号
と像露光出力を対応付ける第1のテーブルを生成する第
1テーブル生成手段と、該第1のテーブルを記憶するテ
ーブル記憶手段と、を有し、前記第2の制御手段は、前
記検知手段によって検知された濃度値が前記記憶手段で
記憶された基準濃度値と一致するように画像信号を補正
する補正テーブルを生成する補正テーブル生成手段と、
前記テーブル記憶手段において記憶された前記第1のテ
ーブルに、前記補正テーブルを組み合わせて、第2のテ
ーブルを生成する第2テーブル生成手段と、を有し、該
第2のテーブルを用いて画像形成を行うことを特徴とす
る。
【0010】また、前記検知手段及び前記第2の制御手
段は、所定のタイミングで自動的におこなうことを特徴
とする。
【0011】また、本発明に係る画像処理装置の制御方
法は、像担持体上に階調パターンを形成し、該階調パタ
ーンに応じた画像を記録紙上に転写することにより階調
パターン画像を形成する形成工程と、前記記録紙上に形
成された階調パターン画像を読取り、前記形成工程の濃
度補正特性を決定する決定工程と、前記決定工程により
決定された濃度補正特性を保持する保持工程と、前記濃
度補正特性で前記像担持体上に形成された像の濃度を記
憶する記憶工程と、前記記憶工程により記憶された濃度
と、所定のタイミングで前記像担持体上に形成される像
の濃度との関係に応じて、入力画像信号の各レベルにつ
いて補正量を演算する演算工程と、前記演算工程で求め
られた補正量によって、前記保持工程で保持された濃度
補正特性を調整する調整工程と、を有することを特徴と
する。
【0012】また、画像信号に応じた像露光出力により
像担持体上に静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーに
よって現像し、現像された像担持体上のトナー画像を記
録材上に転写する画像処理装置の制御方法であって、該
画像処理装置で所定の画像を記録した記録材上の画像を
読取ることにより、前記画像信号の階調と記録材上に記
録される画像の階調とが一致するように、画像信号に対
する像露光出力を制御する第1の制御工程と、前記第1
の制御工程の直後に、所定の画像信号に応じて前記第1
の制御工程で制御された像露光出力により像担持体上に
形成されたトナー画像の濃度値を基準濃度値として記憶
する記憶工程と、所定のタイミングで前記所定の画像信
号を入力し、その際に像担持体上に形成されたトナー画
像の濃度値を検知する検知工程と、、前記検知工程によ
って検知された濃度値が前記記憶工程で記憶された基準
濃度値と一致するように、画像信号に対する像露光出力
を制御する第2の制御工程と、を有することを特徴とす
る。
【0013】また、前記第1の制御工程は、画像信号と
像露光出力を対応付ける第1のテーブルを生成する第1
テーブル生成工程と、該第1のテーブルを記憶するテー
ブル記憶工程と、を有し、前記第2の制御工程は、前記
検知工程によって検知された濃度値が前記記憶工程で記
憶された基準濃度値と一致するように画像信号を補正す
る補正テーブルを生成する補正テーブル生成工程と、前
記テーブル記憶工程において記憶された前記第1のテー
ブルに、前記補正テーブルを組み合わせて、第2のテー
ブルを生成する第2テーブル生成工程と、を有し、該第
2のテーブルを用いて画像形成を行う画像形成工程を更
に有することを特徴とする。
【0014】また、本発明に係るコンピュータ可読メモ
リは、画像信号に応じた像露光出力により像担持体上に
静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーによって現像
し、現像された像担持体上のトナー画像を記録材上に転
写する画像処理装置の制御プログラムを格納したコンピ
ュータ可読メモリであって、前記画像処理装置に、前記
像担持体上に階調パターンを形成し、該階調パターンに
応じた画像を記録紙上に転写することにより階調パター
ン画像を形成する形成工程と、前記記録紙上に形成され
た階調パターン画像を読取り、前記形成工程の濃度補正
特性を決定する決定工程と、前記決定工程により決定さ
れた濃度補正特性を保持する保持工程と、前記濃度補正
特性で前記像担持体上に形成された像の濃度を記憶する
記憶工程と、前記記憶工程により記憶された濃度と、所
定のタイミングで前記像担持体上に形成される像の濃度
との関係に応じて、入力画像信号の各レベルについて補
正量を演算する演算工程と、前記演算工程で求められた
補正量によって、前記保持工程で保持された濃度補正特
性を調整する調整工程と、を実行させる制御プログラム
を格納することを特徴とする。
【0015】また、本発明に係る他のコンピュータ可読
メモリは、画像信号に応じた像露光出力により像担持体
上に静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーによって現
像し、現像された像担持体上のトナー画像を記録材上に
転写する画像処理装置の制御プログラムを格納したコン
ピュータ可読メモリであって、前記画像処理装置に、該
画像処理装置で所定の画像を記録した記録材上の画像を
読取ることにより、前記画像信号の階調と記録材上に記
録される画像の階調とが一致するように、画像信号に対
する像露光出力を制御する第1の制御工程と、前記第1
の制御工程の実行直後に、所定の画像信号に応じて前記
第1の制御工程で制御された像露光出力により像担持体
上に形成されたトナー画像の濃度値を基準濃度値として
記憶する記憶工程と、所定のタイミングで前記所定の画
像信号を入力し、その際に像担持体上に形成されたトナ
ー画像の濃度値を検知する検知工程と、前記検知工程に
よって検知された濃度値が前記記憶工程で記憶された基
準濃度値と一致するように、画像信号に対する像露光出
力を制御する第2の制御工程と、を実行させ、前記第1
の制御工程は、画像信号と像露光出力を対応付ける第1
のテーブルを生成する第1テーブル生成工程と、該第1
のテーブルを記憶するテーブル記憶工程と、を含み、前
記第2の制御工程は、前記検知工程によって検知された
濃度値が前記記憶工程で記憶された基準濃度値と一致す
るように画像信号を補正する補正テーブルを生成する補
正テーブル生成工程と、前記テーブル記憶工程において
記憶された前記第1のテーブルに、前記補正テーブルを
組み合わせて、第2のテーブルを生成する第2テーブル
生成工程と、を含み、該第2のテーブルを用いて画像形
成を行う画像形成工程を更に実行させる制御プログラム
を格納することを特徴とする。
【0016】前記画像処理装置が、前記調整手段によっ
て調整された濃度補正特性を用いて、入力画像信号に濃
度変換を加える濃度変換手段と、前記濃度変換手段によ
って濃度変換された信号により、前記像担持体に照射す
るレーザーのパルス幅の変調処理を行うパルス幅変調回
路を更に有することは好適である。
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、数式、数値等は、特に特定的な記載がない限りは、
この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでは
ない。
【0019】[第1の実施の形態]以下、図面を参照し
て本発明の一実施の形態を詳細に説明する。
【0020】図1は本実施の形態としてのフルカラーの
画像処理装置の概略構成図である。
【0021】原稿台ガラス102上に、置かれた原稿1
01は光源103によって照射され光学系104を介し
てCCDセンサ105に結像される。CCDセンサ10
5は3列に配列されたレッド、グリーン、ブルーのCC
Dラインセンサ群により、ラインセンサ毎にレッド、グ
リーン、ブルーの色成分信号を生成する。
【0022】これらの読み取り光学系ユニットは矢印の
方向に走査することにより、原稿をライン毎の電気信号
データ列に変換する。
【0023】また原稿台ガラス102上には、原稿の位
置をつき当てて、原稿の斜め置かれを防ぐつき当て部材
107と、その原稿台ガラス面に、CCDセンサ105
の白レベルを決定するためと、CCDセンサ105のス
ラスト方向のシェーディングを行うための、基準白色板
106が配置してある。
【0024】CCDセンサ105により、得られた画像
信号は、リーダー画像処理部108にて画像処理された
後、プリンタ部Bに送られ、プリンタ制御部109で画
像処理される。
【0025】次に、画像処理部108について説明す
る。
【0026】図2は、本実施の形態に係るリーダー部A
の画像処理部108における画像信号の流れを示すブロ
ック図である。同図に示すように、CCDセンサ105
より出力される画像信号は、アナログ信号処理部201
に入力され、そこでゲイン調整、オフセット調整をされ
た後、A/Dコンバータ202で、8bitのデジタル
画像信号R1、G1、B1に変換される。その後、シェ
ーディング補正部203に入力され、色ごとに基準白色
板106の読取り信号を用いた公知のシェーデイング補
正が施される。
【0027】クロック発生部211は、1画素単位のク
ロックを発生する。また、主走査アドレスカウンタ21
2では、クロック発生部211からのクロックを計数
し、1ラインの画素アドレス出力を生成する。そして、
デコーダ213は、主走査アドレスカウンタ212から
の主走査アドレスをデコードして、シフトパルスやリセ
ットパルス等のライン単位のCCD駆動信号や、CCD
からの1ライン読み取り信号中の有効領域を表すVE信
号、ライン同期信号HSYNCを生成する。なお、主走
査アドレスカウンタ212はHSYNC信号でクリアさ
れ、次のラインの主走査アドレスの計数を開始する。
【0028】CCDセンサ105の各ラインセンサは、
相互に所定の距離を隔てて配置されているため、図2の
ラインディレイ回路204において、副走査方向の空間
的ずれを補正する。
【0029】具体的には、B信号に対して副走査方向
で、R、Gの各信号を副走査方向にライン遅延させてB
信号に合わせる。
【0030】入力マスキング部205は、CCDセンサ
のR、G、Bのフィルタの分光特性で決まる読み取り色
空間を、NTSCの標準色空間に変換する部分であり、
次式のようなマトリックス演算を行う。
【0031】
【数1】 光量/濃度変換部(LOG変換部)206はルックアッ
プテーブルROMにより構成され、R4、G4、B4の
輝度信号がC0、M0、Y0の濃度信号に変換される。
ライン遅延メモリ207は、不図示の黒文字判定部で、
R4、G4、B4信号から生成されるUCR、FILT
ER、SEN等の判定信号までのライン遅延分だけ、C
0、M0、Y0の画像信号を遅延させる。
【0032】マスキング及びUCR回路208は、入力
されたY1、M1、C1の3原色信号により黒信号(B
k)を抽出し、更に、プリンタ部Bでの記録色材の色濁
りを補正する演算を施して、Y2、M2、C2、Bk2
の信号を各読み取り動作の度に順次、所定のビット幅
(8bit)で出力する。
【0033】γ補正回路209は、リーダー部Aにおい
て、プリンタ部Bの理想的な階調特性に合わせるべく濃
度補正を行う。また、空間フィルタ処理部(出力フィル
タ)210は、エッジ強調又はスムージング処理を行
う。
【0034】このように処理されたM4、C4、Y4、
Bk4の面順次の画像信号は、プリンタ制御部109に
送られ、プリンタ部BでPWMによる濃度記録が行われ
る。
【0035】また、214はリーダー部内の制御を行う
CPU、215はRAM、216はROMである。21
7は操作部であり、表示器218を有する。
【0036】図3は、図2に示す画像処理部108にお
ける各制御信号のタイミングを示す図である。同図にお
いて、VSYNC信号は、副走査方向の画像有効区間信
号であり、論理“1”の区間において、画像読取り(ス
キャン)を行って、順次、(C)、(M)、(Y)、
(Bk)の出力信号を形成する。また、VE信号は、主
走査方向の画像有効区間信号であり、論理“1”の区間
において主走査開始位置のタイミングをとり、主にライ
ン遅延のライン計数制御に用いられる。そして、CLO
CK信号は画素同期信号であり、“0”→“1”の立ち
上がりタイミングで画像データを転送するのに用いられ
る。
【0037】次に図1に戻り、プリンタ部Bの説明を行
う。
【0038】図1において感光ドラム4は、1次帯電器
8により、一様に帯電される。
【0039】画像データは、プリンタ画像処理部109
に含まれるレーザドライバ及びレーザ光源110を介し
てレーザ光に変換され、そのレーザ光はポリゴンミラー
1及びミラー2により反射され、一様に帯電された感光
体ドラム4上に照射される。
【0040】レーザ光の走査により潜像が形成された感
光ドラム4は、図中に示す矢印の方向に回転する。
【0041】すると、現像器3により各色ごとの現像が
順次なされる。
【0042】本実施の形態では、現像方式として、2成
分系を用いており、感光体ドラム4のまわりに、各色の
現像器3が上流よりブラック(Bk)、イエロー
(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)の順で配置さ
れ、画像信号に応じた現像器が、その感光ドラム上に作
られた潜像領域を現像するタイミングで、現像動作を行
うようになっている。
【0043】一方、転写紙6は転写ドラム5に巻き付け
られてM、C、Y、Bkの順番に1回ずつ回転し、計4
回回転して各色のトナー画像が転写紙6上に多重に転写
される。
【0044】転写が終了すると、転写紙6を転写ドラム
5から分離し、定着ローラ対7によって定着され、フル
カラー画像プリントが完成する。
【0045】また、感光ドラム4の現像器3の上流側に
表面電位センサ12を配置している。
【0046】また、感光体ドラム4上の転写残トナーを
クリーニングするためのクリーナー9と、後述する、感
光体ドラム4上に形成されたトナーパッチパターンの反
射光量を検出するための、LED光源10(約960n
mに主波長をもつ)とフォトダイオード11を設けてい
る。
【0047】図4は本実施の形態による画像処理装置の
構成ブロック図を示す。
【0048】プリンタ画像処理部109はCPU28及
び、ROM30とRAM32、テストパターン記憶部3
1、濃度換算回路42及びLUT25より成り立ち、リ
ーダー部A、プリンタエンジン部100と通信できるよ
うになっている。
【0049】プリンタエンジン部100において、感光
体ドラム4の回りに配置されている、LED10とフォ
トダイオード11から成る、光学読み取り装置40、1
次帯電器8、レーザ101、表面電位センサ12、現像
器3を制御している。
【0050】また、機内の空気中の水分量を測定する環
境センサ33が備えられている。
【0051】表面電子センサ12は、現像器3より上流
側に設けられており、1次帯電器8のグリッド電位、現
像器3の現像バイアスは後述のようにCPU28により
制御される。
【0052】図5は本実施の形態による階調画像を得る
画像信号処理回路を示す。
【0053】画像の輝度信号がCCD105で得られ、
リーダー画像処理部108において面順次の画像信号に
変換される。この画像信号は、初期設定時のプリンタの
γ特性が入力された画像信号によって表される、原画像
の濃度と出力画像の濃度が一致するように、LUT25
にて濃度特性が変換される。
【0054】図6に階調が再現される様子を4限チャー
トで示す。
【0055】第I象限は、原稿濃度を濃度信号に変換す
るリーダ部Aの読み取り特性を示し、第II象限は濃度
信号をレーザ出力信号に変換するためのLUT25の変
換特性を示し、第III象限はレーザ出力信号から出力
濃度に変換するプリンタ部Bの記録特性を示し、第IV
象限は原稿濃度から出力濃度の関係を示すこの画像処理
装置のトータルの階調再現特性を示している。階調数は
8bitのデジタル信号で処理しているので、256階
調である。
【0056】この画像処理装置では、第IV象限の階調
特性をリニアにするために、第III象限のプリンタ特
性がリニアでない分を第II象限のLUT25によって
補正する。
【0057】LUT25は後に述べる演算結果により生
成される。
【0058】LUT25にて濃度変換された後、パルス
巾変調(PWM)回路26により信号がドット巾に対応
した信号に変換され、レーザーのON/OFFを制御す
るレーザードライバ27に送られる。
【0059】本実施の形態では、Y、M、C、Kの全色
とも、パルス巾変調処理による階調再現方法を用いる。
【0060】そして、レーザ110の走査により感光体
ドラム4上にはドット面積の変化により、所定の階調特
性を有する潜像が形成され、現像、転写、定着という過
程をへて階調画像が再生される。
【0061】(リーダー/プリンタの双方を含む系の階
調制御)次に、リーダー部A、プリンタ部Bの双方を含
む系の画像再現特性の安定化に関する第1の制御系につ
いて説明する。
【0062】まず、リーダー部Aを用いたプリンタ部B
のキャリブレーションについて、図7のフローチャート
を用いて説明する。このフローは、リーダー部Aを制御
するCPU214とプリンタ部Bを制御するCPU28
により実現される。
【0063】操作部217上に設けられた、自動階調補
正というモード設定ボタンを押すことで、本制御がスタ
ートする。なお、本実施の形態では、表示器218は図
8〜図10に示す様なプシュセンサつきの液晶操作パネ
ル(タッチパネルディスプレイ)で構成されており、直
接表示器218に対して操作を行なうことができる。
【0064】以下に、このキャリブレーション制御につ
いて、図7の各ステップに分けて説明する。
【0065】{テストプリント1の出力:ステップS5
1}S51において表示器218上に、テストプリント
1のプリントスタートボタン81が現れ(図8
(a))、それを押すことで図11に示すようなテスト
プリント1の画像がプリンタ部Bによりプリントアウト
される。
【0066】このとき、テストプリント1を形成するた
めの用紙の有無をCPU214が判断し、ない場合は図
8(b)に示すような警告表示を行う。
【0067】このテストプリント1の形成時にはコント
ラスト電位(後述する)は、環境に応じた標準状態のも
のを初期値として登録しおき、これを用いる。
【0068】また、本実施の形態に用いた画像処理装置
は、複数の用紙カセットを備え、B4、A3、A4、B
5等複数種の用紙サイズが選択可能となっている。
【0069】しかし、この制御で使用するプリント用紙
は、後の読み取り作業時に、縦置き、横置きの間違えに
よるエラーを避けるために、一般で言われているラージ
サイズ紙を用いている。すなわち、B4、A3、11×
17、LGRを用いるように、設定されている。
【0070】図11のテストパターン1には、Y、M、
C、K4色分の中間階調濃度による、帯状のパターン6
1を形成する。
【0071】このパターン61を目視で検査することに
より、スジ状の異常画像、濃度ムラ、色ムラがないこと
を確認する。このパターンはスラスト方向に、パッチパ
ターン62、及び後述するテストプリント2用の階調パ
ターン71、72(図12)をカバーするようにCCD
センサ105の主走査方向のサイズが設定されている。
【0072】異常が認められる場合には、再度テストプ
リント1のプリントを行い、再度異常が認められた場合
にはサービスマンコールとする。
【0073】なお、この帯パターン61を、リーダー部
Aで読み取り、そのスラスト方向の濃度情報により、以
後の制御を行うかどうかの可否判断を自動で下すことも
可能である。
【0074】一方パターン62はY、M、C、Bkの各
色の最大濃度パッチで、濃度信号値で255レベルを用
いる。
【0075】{テストプリント1の読取り:ステップS
52}S52では、このテストプリント1の画像を、原
稿台ガラス102上に図13のようにのせて、図9
(a)に示される読み取りスタートボタン91を押す。
【0076】このとき、図9(a)に示す操作者用のガ
イダンス表示が現れる。
【0077】図13は、原稿台を上部から見た図であ
り、左上のくさび型マークTが原稿台の原稿つき当て用
のマークであり、帯パターン61が、つき当てマークT
側にくるようにして、なおかつ、表裏を間違えないよう
に、操作パネル上で上述のようなメッセージを表示する
(図9(a))。このようにすることで、置き間違えに
よる制御エラーを防ぐようにした。
【0078】リーダー部Aにより、パターン62を読み
取る際に、つき当てマークTから徐々に走査し、一番最
初の濃度ギャップ点Aがパターン61の角で得られるの
で、その座標ポイントから、相対座標で、パターン62
の各パッチの位置をわり出して、パターン62の濃度値
を読み取る。
【0079】読み取り中は図9(b)に示す表示が行わ
れ、テストプリント1の向きや位置が不正確で読み取り
不能のときは図9(c)に示すメッセージを表し、操作
者が置きなおして、読み込みキー92を押すことにより
再度読み取りを行う。
【0080】得られたRGB値より、光学濃度の換算す
るためには、下式(2)を用いる。
【0081】
【数2】 市販の濃度計と同じ値にするために、補正係数(k)で
調整している。
【0082】また、別にLUTを用いてRGBの輝度情
報からMCYBkの濃度情報に変換してもよい。
【0083】[コントラスト電位の算出:ステップS5
3]次に得られた濃度情報から、最大濃度を補正する方
法を説明する。
【0084】図15に相対ドラム表面電位と上述の演算
により得られた画像濃度の関係を示す。
【0085】その時点で用いたコントラスト電位、すな
わち、現像バイアス電位と1次帯電された後レーザ光を
用いて最大レベルを打った時の感光ドラムの表面電位と
の差が、Aという設定で得られた最大濃度DAであった
場合、最大濃度の濃度域では、相対ドラム表面電位に対
して画像濃度が実線Lに示すように、リニアに対応する
ことがほとんどである。
【0086】ただし、2成分現像系では、現像器内のト
ナー濃度が変動して、下がってしまった場含、破線Nの
ように、最大濃度の濃度域で、非線形特性になってしま
う場合もある。
【0087】従って、ここでは、最終的な最大濃度の目
標値を1.6としているが、0.1のマージンを見込ん
で、1.7を最大濃度をあわせる制御の目標値に設定し
て制御量を決定する。
【0088】ここでのコントラスト電位Bは、次式
(3)を用いて求める。
【0089】B=(A+Ka)×1.7/DA…(3) ここでKaは、補正係数であり、現像方式の種類によっ
て、値を最適化するのが好ましい。
【0090】実際には、電子写真方式では、コントラス
ト電位Aの設定は、環境に応じて変えないと画像濃度が
合わず、先に説明した、機内の水分量をモニターする環
境センサ33の出力によって、図16のように設定を変
えている。
【0091】従って、コントラスト電位を補正する方法
として次式の補正係数Vcont.rateを、バック
アップされたRAMに保存しておく。
【0092】Vcont.rate=B/A 画像処理装置が30分毎に、環境(水分量)の推移を、
モニタし、その検知結果に基づいてAの値を決定する度
に、A×Vcont.rateを算出して、コントラス
ト電位を求める。
【0093】コントラスト電位から、グリッド電位と現
像バイアス電位を求める方法を簡単に説明する。
【0094】図17にグリッド電位と感光ドラムとの関
係を示す。
【0095】グリッド電位を−200Vにセットして、
レーザ光のレベルを最低にして走査したときの表面電位
VL並びにレーザ光のレベルを最高にしたときの表面電
位VHを表面電位センサ12で測定する。
【0096】同様にグリッド電位を−400Vにしたと
きのVLとVHを測定する。
【0097】−200Vのデータと−400Vのデータ
を、補間、外挿することで、グリッド電位と表面電位と
の関係を求めることができる。
【0098】この電位データを求めるための制御を電位
測定制御とよぶ。
【0099】VLから画像上にカブリトナーが付着しな
いように設定されたVbg(ここでは100Vに設定)
の差を設けて、現像バイアスVDCを設定する。
【0100】コントラスト電位Vcontは、現像バイ
アスVDCとVHの差分電圧であり、このVcontが
大ほど、最大濃度が大きくとれるのは、上述した通りで
ある。
【0101】計算で求めたコントラスト電位Bにするた
めには、図17の関係より、何ボルトのグリッド電位が
必要か、そして何ボルトの現像バイアス電位が必要か
は、計算で求めることができる。
【0102】図7のS53では最大濃度を最終的な目標
値より、0.1高くなるようにコントラスト電位を求
め、このコントラスト電位が得られるように、グリッド
電位および現像バイアス電位をCPU28がセットす
る。
【0103】{コントラスト電位の比較:ステップS5
4}S54にて、求めたコントラスト電位が、制御範囲
にあるかどうかを判断して、制御範囲からはずれている
場合には、現像器等に異常があるものと判断して、対応
する色の現像器をチェックするように、サービスマンに
わかるように、エラーフラグをたてておき、所定のサー
ビスモードでそのエラーフラッグをサービスマンが見ら
れるようにする。
【0104】{コントラスト電位の修正:ステップS5
5}ここでは、そのような異常時には制御範囲ぎりぎり
の値にリミッターをかけて、修正制御して(S55)、
制御は継続させる。
【0105】以上の様に、S53で求めたコントラスト
電位になれるように、CPU28によりグリッド電位と
現像バイアス電位の設定を行う。
【0106】図20に、濃度変換特性図を示す。本実施
の形態での最大濃度を最終目標値より高めに設定する最
大濃度制御により第III象限のプリンタ特性図は実線
Jのようになる。
【0107】もし仮に、このような制御を行わないとき
には、破線Hのような1.6に達しないプリンタ特性に
なる可能性もある。破線Hの特性の場合LUT25をい
かように設定しても、LUT25は最大濃度を上げる能
力は持ち合わせていないので、濃度DHと1.6の間の
濃度は再現不可能となる。
【0108】実線Jの様に最大濃度をわずかに越える設
定になっていれば、確実に、第IV象限のトータル階調
特性で、濃度再現域は保証することができる。
【0109】(テストプリント2) {テストプリント2の出力:ステップS56}次に、図
10(a)のように操作パネル上に、テストプリント2
の画像のプリントスタートボタン150が現れ、それを
押すことで図12のテストプリント2の画像がプリント
アウトされる(S56)。プリント中は図10(b)の
ような表示となる。
【0110】テストプリント2は図12に示すように、
Y、M、C、Bkの各色、4列16行の全部で64階調
分のグラデーションのパッチ群により成り立ち、ここ
で、64階調分は、全部で256階調あるうちの、濃度
の低い領域を重点的にレーザ出力レベルを割り当ててあ
り、高濃度領域は、レーザ出力レベルを間引いてある。
このようにすることにより、特にハイライト部における
階調特性を良好に調整することができる。
【0111】図12において、71は解像度200lp
i(lines/inch)のパッチ、72は400lpi(lines/i
nch)のパッチである。各解像度の画像を形成するために
は、パルス幅変調回路26において、処理の対象となっ
ている画像データとの比較に用いられる三角波の周期を
複数用意することによって実現できる。
【0112】なお、本画像処理装置は、階調画像は20
0lpiの解像度で、文字等の線画像は400lpiの
解像度で、作成している。この2種類の解像度で同一の
階調レベルのパターンを出力しているが、解像度のちが
いで、階調特性が大きく異なる場合には、解像度に応じ
て先の階調レベルを設定するのがより好ましい。
【0113】また、テストプリント2は、LUT25を
作用させずに、パターンジェネレータ29から発生させ
る。
【0114】{テストプリント2の読取り:ステップS
57}図14はテストプリント2の出力を、原稿台ガラ
ス102上に置いたときに、上方から見た模式図であ
り、左上のくさび型マークTが原稿台の原稿つき当て用
のマークであり、Bkのパターンが、つき当てマークT
側にくるようにして、なおかつ、表裏を問違えないよう
に操作パネル上でメッセージを表示した(図10
(c))。このようにすることで、置き間違えによる制
御エラーを防ぐようにした。
【0115】リーダー部Aにて、パターンを読み取る際
に、つき当てマークTから徐々に走査し、一番最初の濃
度ギャップ点Bが得られるので、その座標ポイントか
ら、相対座標でパターンの各色パッチの位置を割り出し
て、読み取るようにした(S57)。
【0116】1パッチ(図12の73)あたりの読むポ
イントとしては図18のように、パッチ内部の読み取り
ポイント(x)を16ポイントとり、得られた信号を平
均する。ポイント数は読み取り装置、画像処理装置によ
って最適化するのが好ましい。
【0117】{LUT25の作成・設定:ステップS5
8}各パッチ毎に16ポイントの値が平均された、RG
B信号を、先に示した光学濃度への変換方法により、濃
度値に直し、それを出力濃度として、横軸にレーザ出力
レベルをプロットしたのが、図19である。
【0118】更に、右の縦軸のように、紙のベース濃
度、本例では0.08を0レベルに、この画像処理装置
の最大濃度として設定している1.60を255レベル
に正規化している。
【0119】得られたデータがC点のように、特異的に
濃度が高かったり、D点のように、低かったりした場合
には、原稿台ガラス102上に汚れがあったり、テスト
パターン上に不良があったりすることがあるので、デー
タ列に連続性が保存されるように、傾きにリミッターを
かけ、補正を行う。ここでは具体的には傾きが3以上の
時は、3に固定し、マイナス値の時は、その前のレベル
と同じ濃度レベルにしている。
【0120】LUT25の内容は前述したように、図1
9の濃度レベルを入力レベル(図6の濃度信号軸)に、
レーザ出力レベルを出力レベル(図6のレーザ出力信号
軸)に座標を入れ換えるだけで、簡単に作成できる。パ
ッチに対応しない濃度レベルについては、補間演算によ
り値を求める。
【0121】このときに、入力レベル0レベルに対し
て、出力レベルは0レベルになるように、制限条件を設
けている。
【0122】そして、S58で上述の様に作成した変換
内容をLUT25に設定する。
【0123】以上で、読取装置を用いた第1の制御系に
よるコントラスト電位制御とγ変換テーブル作成が完了
する。上述の処理中には、図10(d)のような表示が
行われ、完了すると図10(e)のように表示される。
【0124】以上が、第1の制御系における制御であ
る。この階調制御では、入力した画像信号と、最終的に
転写材としての紙に記録される画像とを対応付けるべく
レーザ出力を制御する為、非常に正確な制御となり、高
い階調精度を有する出力画像を得ることができる。しか
し、転写材の読取りを行なわなければならないことか
ら、頻繁に行なうことは想定しにくい。そこで、以下の
ような第2の制御系を第1の制御系の合間に複数回行な
うことによって画像再現特性の長期的安定化を図ってい
る。
【0125】(長期安定化のための第2の制御系)次
に、第1の制御系で得られた画像再現特性の長期的安定
化のために行なう第2の制御系について説明する。
【0126】図21は感光ドラム4に相対するLED1
0とフォトダイオード11から成るフォトセンサ40か
らの信号を処理する処理回路を示す。フォトセンサ40
に入射された感光ドラム4からの近赤外光は、フォトセ
ンサ40により電気信号に変換され、電気信号はA/D
変換回路41により0〜5Vの出力電圧を0〜255レ
ベルのディジタル信号に変換される。そして、濃度換算
回路42により濃度に変換される。
【0127】なお、本実施の形態で使用したトナーは、
イエロー、マゼンタ、シアンの色トナーで、スチレン系
共重合樹脂をバインダーとし、各色の色材を分散させて
形成されている。
【0128】イエロー、マゼンタ、シアントナーの分光
特性はこの順に図22〜図24に示す通り、近赤外光
(960nm)の反射率が80%以上得られる。また、
これらの色トナー画像形成において、色純度、透過性に
有利な2成分現像方式を採用している。
【0129】一方、本実施の形態では、ブラックトナー
は同じ2成分現像方式ではあるが、純粋な黒を出すため
に、色材としてカーボンブラックを用いているため、図
25に示す通り、近赤外光(960nm)の反射率は1
0%程度である。
【0130】また、感光ドラム4はOPCドラムであ
り、近赤外光の反射率(960nm)は約40%であ
り、反射率が同程度であれば、アモルファスシリコン系
ドラム等であってもかまわない。
【0131】感光ドラム4上の濃度を各色の面積階調に
より段階的に変えていった時の、フォトセンサ40出力
と出力画像濃度との関係を図26に示す。
【0132】トナーが感光体ドラム4に付着していない
状態におけるセンサ9の出力を2.5V、すなわち、1
28レベルに設定した。
【0133】図26からわかるように、イエロー、マゼ
ンタ、シアンの色トナーは面積被覆率が大きくなり画像
濃度が大きくなるにしたがい、感光ドラム4単体よりフ
ォトセンサ40出力が大きくなる。
【0134】一方、ブラックのトナーは面積被覆率が大
きくなって、画像濃度が大きくなるに従い、感光ドラム
4単体よりフォトセンサ40出力が小さくなる。
【0135】これらの特性を用いて、各色専用のセンサ
出力信号から感光ドラム上のトナー画像濃度に変換する
テーブル42aをつくることにより、各色についてのト
ナー画像濃度を精度良く求めることができる。このトナ
ー画像濃度の変化は、紙上の最終画像濃度に対応するも
のと考えられる為、第2の制御系では、同じ画像信号を
入力した場合のトナー画像濃度の変化から、装置の特性
の変化を推測し、画像信号に対する出力画像濃度がリニ
アに対応するように補正を加えるものである。
【0136】基準濃度値設定用の第2の制御を示すフロ
ーチャートを図27aに示す。この制御はCPU28に
より実現される。
【0137】先に述べた第1の制御(自動階調補正)の
LUTがセットされたのが確認されると(S271)、
Y、M、C、Bkの各色毎のパッチパターンを感光ドラ
ム上に形成して現像した(S272)現像パッチを、フ
ォトセンサ40で検知する(S273)。
【0138】ここで、パッチのレーザ出力は、各色とも
濃度信号(画像信号)で96レベルを用いる。
【0139】従って、出力信号は第1の制御で作られ
た、LUTに基づいて決められる。例えば、図28に示
すようなLUTの場合、出力信号は、120レベルとな
る。LUTは各色毎に設定されているので、それぞれの
色毎に出力信号は設定される。
【0140】この出力信号は、再度第1の制御でLUT
が更新されるまで、設定されており、後に述べる補正制
御で決定されるLUTに基づく出力値ではない。
【0141】感光ドラム4上にパッチを形成するシーケ
ンスは図29のように行った。
【0142】本実施の形態では大口径の感光ドラム4を
使用しているため、正確に、そして効率良く短時間で濃
度データを得るため、感光ドラムの偏心を考慮して、感
光ドラムの180度相対する位置に同一色のパッチを形
成し測定し、複数のサンプリングを行い平均を求める。
【0143】そのパッチをはさむように、異なる色のパ
ッチを形成することで、1周で2色分のデータを得た。
【0144】このようにして、2周で4色分のデータが
得られ、図26の濃度変換テーブル42aを用いて濃度
値を得る。
【0145】この濃度変換テーブルで求めた濃度値は絶
対濃度としてはとりあつかえない。これは、リーダで用
いるCCDの様に分解能がなく、また紙上に定着された
最終画像ではないためである。ただし、その変化量は最
終画像濃度の変化量に対応すると考えることができる。
そこで、第1の制御を行なった直後の第2の制御で求め
た濃度値、即ち、ここでは画像信号96を入力した場合
の感光ドラム上のトナー濃度を基準濃度値とし、所定の
タイミングで第2の制御を行なった場合にその基準濃度
値から、感光ドラム上のトナー濃度値がどれほど変化し
ているかを調べ、その変化量から補正テーブルを作成し
て、第1の制御で求めたLUT25と組み合わせて一つ
のテーブルとしてγ補正を行なう。
【0146】言い替えれば、第1の制御によってLUT
25ではその制御直後の画像信号に対する出力濃度は保
証されているので、第1の制御時のLUT25に基づい
たレーザ出力でパッチを形成し、そのパッチの濃度値を
保証された基準濃度値として記憶することで、センサの
キャリブレーションとなる。すなわちこの値を基準値と
して、パッチの濃度値がどのように変化したかを判断
し、パッチ濃度が基準値をとるように、LUT25を補
正する。このように、LUT25を参照した補正を行な
う第2の制御を、所定のタイミングで実施することによ
り、長期使用による画像濃度特性の変化を精度よく維持
することが可能である。
【0147】以下に具体的に説明する。
【0148】上記の様に、第1の制御後に基準濃度取得
用の第2の制御を実施して基準濃度値を求める。そし
て、それ以降の所望のタイミングで実施される補正用の
第2の制御で検知された濃度値と、基準濃度値との差に
基づいて第1の制御でできたLUTの補正を行う。
【0149】本実施の形態で示す画像処理装置において
は、画像処理装置のメインスイッチON時、又は、メイ
ンスイッチON後一定時間経過後、又は、不図示の環境
変動を検出する温度センサ、湿度センサによるセンサ出
力に応じて補正用の第2の制御を実施している。(図2
7b) 本制御のシーケンス、出力信号は、基準濃度取得時の条
件と同じである。
【0150】まず、メインスイッチがオンされると、前
記S272と同様に、第1の制御系で求めたLUT25
を用いて感光ドラム上に現像パッチを形成する(S27
5)。ここでは、画像信号96に対応したレーザ出力
(LUT25で求める)によって各色のパッチを形成す
る。
【0151】次にパッチセンサで現像パッチ濃度を読込
む(S276)。そして、測定された現像パッチ濃度を
基準パッチ濃度と比較し、その差を求める。
【0152】図30は、同じ画像信号が入力されてパッ
チが形成された場合のフォトセンサが検知した濃度の変
化量を説明する図である。
【0153】即ち、図30で、基準濃度値がAの位置の
時、メインスイッチon時に検知される補正用濃度がB
であった場合、縦軸で示す濃度値の差分が基準濃度から
の変化量である。
【0154】一方、本実施の形態では、補正特性テーブ
ルは、図31a,bで示すように設定する。図31a
は、本実施の形態としての画像処理装置の基本的な特性
をふまえた補正特性を持っており、濃度変化量に応じ
て、矢印方向に変化させる。本実施の形態では、画像信
号が96レベルのところで補正特性ピークとなるように
設定しており、この時の出力信号は48レベルとしてあ
る。この図31aの補正特性テーブルをもちいて、入力
画像信号(横軸)に対する補正値(0〜48)(縦軸)
を求め、 (補正値(0〜48))×[−(濃度変化量)/補正特
性ピーク値(48)] と計算した値が、画像信号(入力信号)の実際の補正量
となる。
【0155】上記式で画像信号256レベルそれぞれに
ついて演算し、図31bに示すリニアテーブル(入力信
号=出力信号)に加算する事で、補正用テーブルを作成
する(図31c)。
【0156】例えば、入力画像信号が48で、濃度変化
量が10の場合には、図31aの横軸が48である場合
の縦軸の値を読取り、これが今40だとすると、上式に
あてはめて、40×−10/48=−8.3を得る。
【0157】よって、図31cでの値は、48−8.3
=39.7=約40となる。入力48に対して出力40
となる補正テーブルと、LUT25とを組み合わせて一
つのテーブルを作成する。補正用テーブルは、装置の仕
様により任意に設定することができる。
【0158】図32に示すようにこの補正用テーブル
で、第1の制御で作成されたLUT25を参照し、それ
によって作成されたテーブルを、第1の制御で作成した
LUT25と置き換え、実際の画像形成を行う。第1の
制御で作成されたLUT25は別の所に保存し、繰り返
し行われる補正用の第2の制御が行われるごとに、常に
このLUT25を補正用テーブルで参照することで初期
特性を維持することが可能である。
【0159】通常この画像処理装置は、電源を夜間切
り、朝入れるケースが多く、従って第2の制御系は、1
日に1回は起動されることになる場合が多い。
【0160】それに対して、第1の制御系は、人の作業
がともなうので、頻繁に行うことは想定しにくい。
【0161】そこで、画像処理装置の設置作業にサービ
スマンが第1の制御系を実効し、画像に問題が生じなけ
れば、第2の制御系で、短期間内は特性を自動的に維持
させ、長期間で徐々に変化したものに対しては、第1の
制御系でキャリブレーションを行うという役割分担がで
き、結果として画像処理装置の寿命まで、階調特性を維
持することができるようになる。以上、第1の制御手段
である自動階調補正を実施しそれで作成されたLUTに
基づき、基準濃度取得用の第2の制御である現像パッチ
読込みを行い、パッチセンサの基準濃度とし、それに基
づいて、それ以降に実施される補正用の第2の制御のパ
ッチ濃度値との変化量に応じて、自動階調補正で作成し
たLUTを補正していくことで、自動階調補正で得られ
た画像濃度特性を長期的に維持することができる。
【0162】また本実施の形態では、図31aに示した
補正特性は、今回、濃度変化量の+、−どちらでも対応
できような値に設定したが、より最適化するために、+
側、−側のそれぞれに適応した補正特性を用いることも
可能である。
【0163】さらには、複数の補正特性を有し、変化量
に応じて最適な補正用LUTを用いても同様の効果が得
られる。
【0164】本実施の形態では、レーザにより像形成を
行なったが、レーザ以外の、LED等の露光装置をも奔
走に適用可能であることは言うまでもない。
【0165】[実施の形態2]本実施の形態では中間転
写体を用いた画像処理装置に適用した例を示す。本実施
の形態における第2の制御は、中間転写体上にフォトセ
ンサを設け、現像パッチの濃度を検知している。
【0166】図32は本実施の形態に示す画像処理装置
のプリンタ部分を示す、回転現像器を用い、イエロー、
マゼンタ、シアンの各現像カートリッジが、ロータリ内
に収められており、適時必要時に、各現像カートリッジ
が、現像位置に移動し、現像を行う。ブラックカートリ
ッジは、固定で配置されており、ブラック単色時などに
回転現像器を回転させる時間を省いている。
【0167】各色の画像情報に応じて感光体ドラム上に
形成されたトナー像は、順次中間転写体上に転写され、
フルカラーの場合には、4色トナーが中間転写体上に転
写された後、給紙ユニットから給紙された、記録材に一
括で転写し、定着器による定着工程を経て機外に排出さ
れ、フルカラープリントとなる。
【0168】ところで、本実施の形態に示した、画像処
理装置の感光体ドラムの帯電装置は、接触帯電方式を用
いている。印加する高圧は、均一な帯電を得るためのA
Cバイアス(定電流)と、帯電電位を決定付けるDCバ
イアス(定電圧)が印加されている。周知の事実だが、
ACバイアス+DCバイアスが重畳されている接触帯電
方式は、感光体ドラムの劣化、特に表面層の削れが著し
い。実施の形態1に示すコロナ帯電器を用いた場合、1
0万回転で、約1μmの削れ量であったのに対し、本実
施の形態のACバイアス+DCバイアスが重畳されてい
る接触帯電方式では、10万回転で約12μm削れてし
まう。
【0169】従って感光体ドラム上では、パッチの読込
みの変動要因が増すことから、長期的安定性という観点
では、あまり好ましくない。
【0170】一方中間転写体は、感光体ドラムに比べ、
劣化要因が少なく、一層の安定化が可能である。
【0171】そこで、先にも示したが、本実施の形態に
示す画像処理装置の第2の制御のセンサは中間転写体上
に設けられている。
【0172】以上、本実施の形態においても、第1の制
御手段である自動階調補正を実施しそれで作成されたL
UTに基づいて中間転写体上にパッチを形成し、基準濃
度取得用の第2の制御である現像パッチ読込みを行い、
求めたパッチセンサの基準濃度値と、それ以降に実施さ
れる補正用の第2の制御のパッチ濃度値との変化量に応
じて、自動階調補正で作成したLUTを補正していくこ
とで、自動階調補正で得られた画像濃度特性を長期的に
維持することができる。
【0173】また本実施の形態では、感光体ドラムの変
化要因を削れとしたが、放電生成物などによる劣化、ク
リーニング工程におけるキズなど、様々な変化要因に対
して適用可能なことは当然である。
【0174】また、本実施の形態においては、中間転写
体上でパッチの読込みを行ったが、記録材を搬送する転
写ベルト等、現像パッチを読込む構成を設ければ、本発
明を適用可能である。
【0175】さらには、本実施の形態では、反射型のセ
ンサを設けたが、中間転写体、あるいは転写ベルトなど
に、透過性の高い材料を用いれば、透過型センサによる
構成も当然適用可能である。
【0176】本実施の形態では、レーザにより像形成を
行ったが、これに限られるものではなく、LED等の露
光装置を用いた像形成装置にも適用可能であることは言
うまでもない。
【0177】[他の実施の形態]なお、本発明は、複数
の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機
器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0178】例えば、プリンタに適用する場合には、第
1の制御系を行なう際にのみスキャナを用いて、LUT
25を生成するようにしてもよい。
【0179】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0180】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0181】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図27aおよび/また
は図27bに示す)フローチャートに対応するプログラ
ムコードが格納されることになる。
【0182】
【発明の効果】本発明によれば、高精度の画像濃度特性
を長期間にわたり安定して維持することができる画像処
理装置及びその制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態としての画像処理装
置の概略構成図である。
【図2】第1の実施の形態としての画像処理装置のリー
ダー画像処理部108の構成ブロック図である。
【図3】第1の実施の形態としての画像処理装置のリー
ダー画像処理部108のタイミングを示す図である。
【図4】第1の実施の形態としての画像処理装置の制御
ブロック図である。
【図5】第1の実施の形態としての画像処理装置を示す
ブロック図である。
【図6】階調再現特性を示す4限チャート図である。
【図7】第1の実施の形態としての画像処理装置の第1
の制御系のフローチャートである。
【図8】第1の実施の形態としての画像処理装置の表示
器218の表示内容を示す図である。
【図9】第1の実施の形態としての画像処理装置の表示
器218の表示内容を示す図である。
【図10】第1の実施の形態としての画像処理装置の表
示器218の表示内容を示す図である。
【図11】第1の実施の形態としての画像処理装置のテ
ストプリント1の例を示す図である。
【図12】第1の実施の形態としての画像処理装置のテ
ストプリント2の例を示す図である。
【図13】原稿台へのテストプリント1の置き方を示す
図である。
【図14】原稿台へのテストプリント2の置き方を示す
図である。
【図15】相対ドラム表面電位と画像濃度の関係を示す
図である。
【図16】絶対水分量とコントラスト電位の関係を示す
図である。
【図17】グリッド電位と表面電位の関係を示す図であ
る。
【図18】テストプリント2のパッチパターンの読み取
りポイントを示す図である。
【図19】テストプリント2の読み取り例を示す図であ
る。
【図20】濃度変換特性を示す図である。
【図21】フォトセンサ40から濃度変換までのブロッ
ク図である。
【図22】イエロートナーの分光特性図である。
【図23】マゼンタトナーの分光特性図である。
【図24】シアントナーの分光特性図である。
【図25】ブラックトナーの分光特性図である。
【図26】フォトセンサ出力と画像濃度の関係を示す図
である。
【図27】第1の実施の形態としての画像処理装置の第
2の制御系のフローチャートである。
【図28】パッチ形成の際のレーザ出力を示す図であ
る。
【図29】第2の制御系でのパッチ形成シーケンスを示
す図である。
【図30】同じ画像信号が入力されてパッチが形成され
た場合のフォトセンサが検知した濃度の変化量を説明す
る図である。
【図31】補正テーブルを示す図である。
【図32】補正テーブルの参照を示す図である。
【図33】本発明の第2の実施の形態としての画像処理
装置の概略構成図である。
【符号の説明】
3 現像器 4 感光ドラム 7 定着ローラ 8 1次帯電器 10 LED 11 フォトダイオード 12 表面電位センサ 25 γ−LUT 29 パターンジェネレータ 33 環境(水分量)センサ 100 プリンタエンジン 105 CCDセンサ 109 プリンタ制御部 110 半導体レーザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/52 B41J 5/30 B41J 29/38 G03G 15/00 303 G03G 15/01

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に階調パターンを形成し、該階
    調パターンに応じた画像を記録紙上に転写することによ
    り階調パターン画像を形成する形成手段と、 前記記録紙上に形成された階調パターン画像を読取り、
    前記形成手段の濃度補正特性を決定する決定手段と、 前記決定手段により決定された濃度補正特性を保持する
    保持手段と、 前記濃度補正特性で前記像担持体上に形成された像の濃
    度を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段により記憶された濃度と所定のタイミング
    で前記像担持体上に形成される像の濃度と関係に応じ
    て、入力画像信号の各レベルについて補正量を演算する
    演算手段と、 前記演算手段で求められた補正量によって、 前記保持手
    段に保持された濃度補正特性を調整する調整手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記濃度補正特性の保持と、記憶手段への
    記憶は前記画像処理装置の設置時に行なわれることを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】原稿上の画像を読取る原稿読取手段を更に
    有し、該原稿読取手段が、前記記録紙上に形成された階
    調パターンを読取ることを特徴とする請求項1に記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】像担持体上の画像を読取るセンサを更に有
    し、該センサは該画像に応じた近赤外光を濃度として読
    取ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】前記保持手段は前記濃度補正特性を表すL
    UTを保持し、前記調整手段は、該LUTを前記関係に
    応じて調整することを特徴とする請求項1に記載の画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】前記調整手段によって調整された濃度補正
    特性を用いて、入力画像信号に濃度変換を加える濃度変
    換手段と、 前記濃度変換手段によって濃度変換された信号により、
    前記像担持体に照射するレーザーのパルス幅の変調処理
    を行うパルス幅変調回路を更に有する ことを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】前記像担持体は中間転写体であることを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】前記像担持体は転写ベルトであることを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】前記調整手段による調整は、前記画像処理
    装置のメイン電源ON時もしくは前記画像処理装置の設
    置時もしくは所定時間経過ごとに実行されることを特徴
    とする請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】前記調整手段による調整は、前記画像処
    理装置のメイン電源ON後、一定時間経過後もしくは、
    温度もしくは湿度の環境変化に応じて実行されることを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】画像信号に応じた像露光出力により像担
    持体上に静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーによっ
    て現像し、現像された像担持体上のトナー画像を記録材
    上に転写する画像処理装置であって、 記録材上に所定の画像信号に基づく階調パターンを形成
    するパターン形成手段と、 前記パターン形成手段により形成された階調パターンを
    読取る読取手段と、 前記読取手段により読取った階調パターンと前記所定の
    画像信号とを比較することにより、画像信号の階調と記
    録材上に記録される画像の階調とが一致するように、画
    像信号に対する像露光出力を制御する第1の制御手段
    と、 前記第1の制御手段による制御の直後に、前記第1の制
    御手段で制御された像露光出力により像担持体上に形成
    されたトナー画像の濃度値を基準濃度値として記憶する
    記憶手段と、 前記第1の制御手段で制御された像露光出力によって像
    担持体上に形成されたトナー画像の濃度値を検知する検
    知手段と、 前記検知手段によって検知された濃度値が前記記憶手段
    で記憶された基準濃度値と一致するように、画像信号に
    対する像露光出力を制御する第2の制御手段とを有し、 前記第1の制御手段は、 画像信号と像露光出力を対応付ける第1のテーブルを生
    成する第1テーブル生成手段と、 該第1のテーブルを記憶するテーブル記憶手段と、 を有し、 前記第2の制御手段は、 前記検知手段によって検知された濃度値が前記記憶手段
    で記憶された基準濃度値と一致するように画像信号を補
    正する補正テーブルを生成する補正テーブル生成手段
    と、 前記テーブル記憶手段において記憶された前記第1のテ
    ーブルに、前記補正テーブルを組み合わせて、第2のテ
    ーブルを生成する第2テーブル生成手段と、 を有し、 該第2のテーブルを用いて画像形成を行う ことを特徴と
    する画像処理装置。
  12. 【請求項12】像担持体上に階調パターンを形成し、該
    階調パターンに応じた画像を記録紙上に転写することに
    より階調パターン画像を形成する形成工程と、 前記記録紙上に形成された階調パターン画像を読取り、
    前記形成工程の濃度補正特性を決定する決定工程と、 前記決定工程により決定された濃度補正特性を保持する
    保持工程と、 前記濃度補正工程で前記像担持体上に形成された像の濃
    度を記憶する記憶工程と、 前記記憶工程により記憶された濃度と、所定のタイミン
    グで前記像担持体上に形成される像の濃度との関係に応
    じて、入力画像信号の各レベルについて補正量を演算す
    る演算工程と、 前記演算工程で求められた補正量によって、 前記保持工
    程で保持された濃度補正特性を調整する調整工程と、 を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  13. 【請求項13】前記濃度補正特性の保持と、前記記憶工
    程での記憶は前記画像処理装置の設置時に行なわれるこ
    とを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置の制御
    方法。
  14. 【請求項14】前記記録紙上に形成された階調パターン
    を読取る読取工程をさらに有することを特徴とする請求
    項12に記載の画像処理装置の制御方法。
  15. 【請求項15】前記調整工程による調整は、前記画像処
    理装置のメイン電源ON時もしくは前記画像処理装置の
    設置時もしくは所定時間経過ごとに実行されることを特
    徴とする請求項12に記載の画像処理装置の制御方法。
  16. 【請求項16】前記調整工程による調整は、前記画像処
    理装置のメイン電源ON後、一定時間経過後もしくは、
    温度もしくは湿度の環境変化に応じて実行されることを
    特徴とする請求項12に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  17. 【請求項17】画像信号に応じた像露光出力により像担
    持体上に静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーによっ
    て現像し、現像された像担持体上のトナー画像を記録材
    上に転写する画像処理装置の制御方法であって、 該画像処理装置で所定の画像を記録した記録材上の画像
    を読取ることにより、前記画像信号の階調と記録材上に
    記録される画像の階調とが一致するように、画像信号に
    対する像露光出力を制御する第1の制御工程と、 前記第1の制御工程の直後に、所定の画像信号に応じて
    前記第1の制御工程で制御された像露光出力により像担
    持体上に形成されたトナー画像の濃度値を基準濃度値と
    して記憶する記憶工程と、 所定のタイミングで前記所定の画像信号を入力し、その
    際に像担持体上に形成されたトナー画像の濃度値を検知
    する検知工程と、 前記検知工程によって検知された濃度値が前記記憶工程
    で記憶された基準濃度値と一致するように、画像信号に
    対する像露光出力を制御する第2の制御工程と、 を有し、 前記第1の制御工程は、 画像信号と像露光出力を対応付ける第1のテーブルを生
    成する第1テーブル生成工程と、 該第1のテーブルを記憶するテーブル記憶工程と、 を有し、 前記第2の制御工程は、 前記検知工程によって検知された濃度値が前記記憶工程
    で記憶された基準濃度値と一致するように画像信号を補
    正する補正テーブルを生成する補正テーブル生成工程
    と、 前記テーブル記憶工程において記憶された前記第1のテ
    ーブルに、前記補正テーブルを組み合わせて、第2のテ
    ーブルを生成する第2テーブル生成工程と、 を有し、 該第2のテーブルを用いて画像形成を行う画像形成工程
    を更に有 することを特徴とする画像処理装置の制御方
    法。
  18. 【請求項18】画像信号に応じた像露光出力により像担
    持体上に静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーによっ
    て現像し、現像された像担持体上のトナー画像を記録材
    上に転写する画像処理装置の制御プログラムを格納した
    コンピュータ可読メモリであって、 前記画像処理装置に、前記像担持体上に階調パターンを
    形成し、該階調パターンに応じた画像を記録紙上に転写
    することにより階調パターン画像を形成する形成工程
    と、 前記記録紙上に形成された階調パターン画像を読取り、
    前記形成工程の濃度補正特性を決定する決定工程と、 前記決定工程により決定された濃度補正特性を保持する
    保持工程と、 前記濃度補正特性で前記像担持体上に形成された像の濃
    度を記憶する記憶工程と、 前記記憶工程により記憶された濃度と、所定のタイミン
    グで前記像担持体上に形成される像の濃度との関係に応
    じて、入力画像信号の各レベルについて補正量を演算す
    る演算工程と、 前記演算工程で求められた補正量によって、 前記保持工
    程で保持された濃度補正特性を調整する調整工程と、 を実行させる制御プログラムを格納することを特徴とす
    るコンピュータ可読メモリ。
  19. 【請求項19】画像信号に応じた像露光出力により像担
    持体上に静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーによっ
    て現像し、現像された像担持体上のトナー画像を記録材
    上に転写する画像処理装置の制御プログラムを格納した
    コンピュータ可読メモリであって、 前記画像処理装置に、 該画像処理装置で所定の画像を記録した記録材上の画像
    を読取ることにより、前記画像信号の階調と記録材上に
    記録される画像の階調とが一致するように、画像信号に
    対する像露光出力を制御する第1の制御工程と、 前記第1の制御工程の実行直後に、所定の画像信号に応
    じて前記第1の制御工程で制御された像露光出力により
    像担持体上に形成されたトナー画像の濃度値を基準濃度
    値として記憶する記憶工程と、 所定のタイミングで前記所定の画像信号を入力し、その
    際に像担持体上に形成されたトナー画像の濃度値を検知
    する検知工程と、 前記検知工程によって検知された濃度値が前記記憶工程
    で記憶された基準濃度値と一致するように、画像信号に
    対する像露光出力を制御する第2の制御工程と、 を実行させ 前記第1の制御工程は、 画像信号と像露光出力を対応付ける第1のテーブルを生
    成する第1テーブル生成工程と、 該第1のテーブルを記憶するテーブル記憶工程と、 を含み、 前記第2の制御工程は、 前記検知工程によって検知された濃度値が前記記憶工程
    で記憶された基準濃度値と一致するように画像信号を補
    正する補正テーブルを生成する補正テーブル生成工程
    と、 前記テーブル記憶工程において記憶された前記第1のテ
    ーブルに、前記補正テーブルを組み合わせて、第2のテ
    ーブルを生成する第2テーブル生成工程と、 を含み、 該第2のテーブルを用いて画像形成を行う画像形成工程
    を更に実行させる 制御プログラムを格納することを特徴
    とするコンピュータ可読メモリ。
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