JP3445397B2 - 米飯凍結バラ化方法及びその装置 - Google Patents
米飯凍結バラ化方法及びその装置Info
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- Cereal-Derived Products (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、炊き上げた米飯を冷
却して凍結させ、その後、米飯粒に解砕バラ化する方
法、及びその装置に関するものである。
却して凍結させ、その後、米飯粒に解砕バラ化する方
法、及びその装置に関するものである。
【0002】
【技術的背景】近年、生活様式の多様化などにより、調
理済の冷凍食品が数多く販売されており、米飯も例外で
はない。この米飯は、一塊りになっていると、湯に通す
際、又は電子レンジ加熱の際、熱の通りが悪く、炊きた
て状態の美味しい米飯に戻すことができない。また、袋
詰めする際、その計量及び袋詰めに支障が生じる。この
ため、冷凍された米飯は、米飯粒づつにバラ化されてい
ることが好ましい。
理済の冷凍食品が数多く販売されており、米飯も例外で
はない。この米飯は、一塊りになっていると、湯に通す
際、又は電子レンジ加熱の際、熱の通りが悪く、炊きた
て状態の美味しい米飯に戻すことができない。また、袋
詰めする際、その計量及び袋詰めに支障が生じる。この
ため、冷凍された米飯は、米飯粒づつにバラ化されてい
ることが好ましい。
【0003】この米飯凍結バラ化の技術としては、特開
昭57−65156号公報、同57−65157号公
報、同57−99148号公報及び同60−22764
4号公報などに記載のものがある。その技術は、炊き上
げた米飯aを冷却して常温とし、その米飯aを冷凍して
ブロック化し、ブロック化した米飯aを回転櫛でもって
解砕バラ化する(特開昭60−227644号公報参
照)。
昭57−65156号公報、同57−65157号公
報、同57−99148号公報及び同60−22764
4号公報などに記載のものがある。その技術は、炊き上
げた米飯aを冷却して常温とし、その米飯aを冷凍して
ブロック化し、ブロック化した米飯aを回転櫛でもって
解砕バラ化する(特開昭60−227644号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載の回転櫛
による解砕バラ化は、ブロック化した冷凍米飯を回転櫛
に送り込み、回転櫛の衝撃力、回転櫛と固定櫛との剪断
力によって解砕バラ化して米飯粒とする。
による解砕バラ化は、ブロック化した冷凍米飯を回転櫛
に送り込み、回転櫛の衝撃力、回転櫛と固定櫛との剪断
力によって解砕バラ化して米飯粒とする。
【0005】しかしながら、回転櫛は通常細い櫛歯を周
囲軸方向に植設したものであり(図2参照)、ブロック
状の一塊りの米飯は容易に割れず、勢い、衝撃力及び剪
断力を高める傾向にあり、米飯粒が割れる場合が多かっ
た。米飯粒が割れれば、製品の価値が劣り、最悪の場合
には製品とし得なくなる。
囲軸方向に植設したものであり(図2参照)、ブロック
状の一塊りの米飯は容易に割れず、勢い、衝撃力及び剪
断力を高める傾向にあり、米飯粒が割れる場合が多かっ
た。米飯粒が割れれば、製品の価値が劣り、最悪の場合
には製品とし得なくなる。
【0006】この発明は、上述の実情の下、ブロック状
の凍結米飯を円滑に米飯粒にバラ化するとともに、その
米飯粒の割れを極力少なくすることを課題とする。
の凍結米飯を円滑に米飯粒にバラ化するとともに、その
米飯粒の割れを極力少なくすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、バラ化方法に係る発明にあっては、まず、炊き上げ
た米飯aを冷凍してブロック状とし、このブロック状米
飯aを細かく割った後、その割片を並設した複数の回転
櫛内に送り込んで、バラ化することとし、さらに、その
各回転櫛を、割片の送り方向に沿って適宜にその回転数
を速めた構成としたのである。
に、バラ化方法に係る発明にあっては、まず、炊き上げ
た米飯aを冷凍してブロック状とし、このブロック状米
飯aを細かく割った後、その割片を並設した複数の回転
櫛内に送り込んで、バラ化することとし、さらに、その
各回転櫛を、割片の送り方向に沿って適宜にその回転数
を速めた構成としたのである。
【0008】このバラ化方法において、上記割片の送り
方向に沿って、米飯の送り速度を遅くするとよい。
方向に沿って、米飯の送り速度を遅くするとよい。
【0009】また、バラ化装置に係る発明にあっては、
ベルトコンベア上に、その搬送方向に沿って複数の回転
櫛を並列して設けるとともに、前記ベルトコンベアの始
端に送り込まれるブロック状凍結米飯を細かく割る叩打
手段を設け、前記各回転櫛はその回転数が前記搬送方向
に沿って適宜に速くなっている構成としたのである。
ベルトコンベア上に、その搬送方向に沿って複数の回転
櫛を並列して設けるとともに、前記ベルトコンベアの始
端に送り込まれるブロック状凍結米飯を細かく割る叩打
手段を設け、前記各回転櫛はその回転数が前記搬送方向
に沿って適宜に速くなっている構成としたのである。
【0010】このバラ化装置においては、上記ベルトコ
ンベアを、その搬送方向に沿って複数のコンベアから構
成し、その各コンベアの搬送速度を前記搬送方向に向っ
て順々に適宜に遅らせた構成とすることができ、さら
に、上記ベルトコンベアを通気性のものとするととも
に、複数の回転櫛の隣り合う前後のものを対として、そ
の対の回転櫛は両者の櫛歯が噛み合い、その噛み合い部
のベルトコンベア下面には、冷気噴出口が臨んでいる構
成ともし得る。
ンベアを、その搬送方向に沿って複数のコンベアから構
成し、その各コンベアの搬送速度を前記搬送方向に向っ
て順々に適宜に遅らせた構成とすることができ、さら
に、上記ベルトコンベアを通気性のものとするととも
に、複数の回転櫛の隣り合う前後のものを対として、そ
の対の回転櫛は両者の櫛歯が噛み合い、その噛み合い部
のベルトコンベア下面には、冷気噴出口が臨んでいる構
成ともし得る。
【0011】
【作用】このように構成するこの発明は、回転櫛によっ
て解砕バラ化する前に、ブロック状凍結米飯を叩いて割
片とし、その割片を回転櫛によって解砕バラ化する。こ
のため、解砕バラ化時、衝撃及び剪断に従来より大きな
力を必要とせず、米飯粒の割れも極力少なくなる。
て解砕バラ化する前に、ブロック状凍結米飯を叩いて割
片とし、その割片を回転櫛によって解砕バラ化する。こ
のため、解砕バラ化時、衝撃及び剪断に従来より大きな
力を必要とせず、米飯粒の割れも極力少なくなる。
【0012】また、回転櫛の回転数も米飯粒の移行に従
って速くなるため、米飯粒の塊りは徐々に小さくなって
円滑に米飯粒にバラ化される。
って速くなるため、米飯粒の塊りは徐々に小さくなって
円滑に米飯粒にバラ化される。
【0013】さらに、米飯の送り速度を遅らせば、米飯
は移行に従って、滞留時間が長くなり、解砕作用を受け
る時間が長くなって、解砕バラ化が促進される。
は移行に従って、滞留時間が長くなり、解砕作用を受け
る時間が長くなって、解砕バラ化が促進される。
【0014】また、回転櫛の櫛歯を噛み合わせ、その噛
み合わせ部に冷風を吹き上げれば、流動状態で、噛み合
いによる剪断が行われ、解砕バラ化はより促進される。
み合わせ部に冷風を吹き上げれば、流動状態で、噛み合
いによる剪断が行われ、解砕バラ化はより促進される。
【0015】
【実施例】図1に、米飯の凍結バラ化設備の概略を示
し、炊き上がった米飯aが、冷凍ゾーンAにおいて、急
速冷凍されてブロック状となり、そのブロック状の凍結
米飯aがネットコンベア10でもって、次工程の解砕バ
ラ化ゾーンBに送り込ませる。このとき、ブロック状の
米飯aは芯まで凍結されておらず、表面の氷結晶でもっ
て固っている(特願平6−241268号参照)。この
送り込み直前には、図2に示すように、回転軸11が設
けられており、この回転軸11の腕12がブロック状米
粒aに叩打されて、その米飯aが割片a′となる。
し、炊き上がった米飯aが、冷凍ゾーンAにおいて、急
速冷凍されてブロック状となり、そのブロック状の凍結
米飯aがネットコンベア10でもって、次工程の解砕バ
ラ化ゾーンBに送り込ませる。このとき、ブロック状の
米飯aは芯まで凍結されておらず、表面の氷結晶でもっ
て固っている(特願平6−241268号参照)。この
送り込み直前には、図2に示すように、回転軸11が設
けられており、この回転軸11の腕12がブロック状米
粒aに叩打されて、その米飯aが割片a′となる。
【0016】解砕バラ化ゾーンBは、ネットコンベア2
0の搬送面に回転櫛21a、21b、21c、21d
(総称符号:21)が配置されている。最も手前の回転
櫛21aは、固定櫛22と噛み合っており、米飯割片
a′はまず、この部分で解砕バラ化される。回転櫛21
の数は任意である。
0の搬送面に回転櫛21a、21b、21c、21d
(総称符号:21)が配置されている。最も手前の回転
櫛21aは、固定櫛22と噛み合っており、米飯割片
a′はまず、この部分で解砕バラ化される。回転櫛21
の数は任意である。
【0017】回転櫛21は対となって、その両櫛歯23
aと23b、23cと23dは噛み合っている。この噛
み合い部に噴出ノズル24が臨んでおり、このノズル2
4から冷気が噴出されて、米飯割片(米飯粒a″)a′
を炊き上げて剪断作用を促進する。各対の回転櫛21
a、21bと21c、21dの間には断面山状の固定櫛
25が設けられており、この固定櫛25と回転櫛21
b、21cとの噛み合いによっても、解砕バラ化が促進
される。
aと23b、23cと23dは噛み合っている。この噛
み合い部に噴出ノズル24が臨んでおり、このノズル2
4から冷気が噴出されて、米飯割片(米飯粒a″)a′
を炊き上げて剪断作用を促進する。各対の回転櫛21
a、21bと21c、21dの間には断面山状の固定櫛
25が設けられており、この固定櫛25と回転櫛21
b、21cとの噛み合いによっても、解砕バラ化が促進
される。
【0018】解砕バラ化された米飯粒a″は、さらに次
工程の再冷凍ゾーンCに送り込まれ、芯まで冷凍され、
次工程の袋詰め工程などに移行する。図中、30はネッ
トコンベア、31は均しローラ、32は冷却手段、33
は掻き取り用回転櫛、34は落下防止板である。なお、
各ゾーンA、B、Cは断熱箱によって区画されて被われ
ており、−35〜−40℃は前後の冷風が流通する。
工程の再冷凍ゾーンCに送り込まれ、芯まで冷凍され、
次工程の袋詰め工程などに移行する。図中、30はネッ
トコンベア、31は均しローラ、32は冷却手段、33
は掻き取り用回転櫛、34は落下防止板である。なお、
各ゾーンA、B、Cは断熱箱によって区画されて被われ
ており、−35〜−40℃は前後の冷風が流通する。
【0019】上記各回転櫛21の回転数は同じでもよい
が、21a<21b≦21c<21dのように、異なら
せるとよい。このようにすれば、米飯a′の移行につれ
て回転数が増すことにより、解砕作用が円滑になる。
が、21a<21b≦21c<21dのように、異なら
せるとよい。このようにすれば、米飯a′の移行につれ
て回転数が増すことにより、解砕作用が円滑になる。
【0020】また、図3、図4に示すように、コンベア
20を前後に分解し、その速度を、前段20aを後段2
0bより速くすれば、米飯(割片)a′の送り速度が後
段で遅くなり、米飯a′の滞留時間が長くなって、解砕
バラ化作用が促進される。その速度差は3倍程度が適当
であるが任意である。コンベア20の分割数は任意であ
る。
20を前後に分解し、その速度を、前段20aを後段2
0bより速くすれば、米飯(割片)a′の送り速度が後
段で遅くなり、米飯a′の滞留時間が長くなって、解砕
バラ化作用が促進される。その速度差は3倍程度が適当
であるが任意である。コンベア20の分割数は任意であ
る。
【0021】
【発明の効果】この発明は、以上のように、構成したの
で、米飯粒を割ることなく、円滑に解砕バラ化し獲る。
で、米飯粒を割ることなく、円滑に解砕バラ化し獲る。
【図1】一実施例の概略図
【図2】同実施例の要部概略斜視図
【図3】他の実施例の概略図
【図4】他の実施例の概略図
A 凍結ブロック化ゾーン
B 解砕バラ化ゾーン
C 再冷凍ゾーン
10、20、30 ネットコンベア
11 回転軸
12 叩打腕
21、21a、21b、21c、21d 回転櫛
22、25 固定櫛
23a、23b、23c、23d 櫛歯
24 冷気噴出ノズル
31 均しローラ
32 冷却手段
Claims (2)
- 【請求項1】 炊き上げた米飯aを冷凍してブロック状
とし、このブロック状米飯aを細かく割った後、その割
片a’を並設した複数の回転櫛21内に送り込み、この
回転櫛21によって割片a’をバラして凍結米飯aをバ
ラ化するに際し、 上記各回転櫛21a、21b、21c、21dを、割片
a’の送り方向に沿って適宜にその回転数を速め、かつ
前記割片a’の送り方向に沿って、米飯a’の送り速度
を遅くしたことを特徴とする米飯凍結バラ化方法。 - 【請求項2】 ベルトコンベア20上に、その搬送方向
に沿って複数の回転櫛21a、21b、21c、21d
を並列して設けるとともに、前記ベルトコンベア20の
始端に送り込まれるブロック状凍結米飯aを細かく割る
叩打手段12を設け、前記各回転櫛21a、21b、2
1c、21dはその回転数が前記搬送方向に沿って適宜
に速くなっているとともに、前記ベルトコンベア20
を、その搬送方向に沿って複数のコンベア21a、21
bから構成し、その各コンベア20a、20bの搬送速
度を前記搬送方向に向って順々に適宜に遅らせたことを
特徴とする米飯凍結バラ化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01940395A JP3445397B2 (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 米飯凍結バラ化方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01940395A JP3445397B2 (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 米飯凍結バラ化方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08205796A JPH08205796A (ja) | 1996-08-13 |
| JP3445397B2 true JP3445397B2 (ja) | 2003-09-08 |
Family
ID=11998307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01940395A Expired - Fee Related JP3445397B2 (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 米飯凍結バラ化方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3445397B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6120828A (en) * | 1998-08-14 | 2000-09-19 | Howa Sangyo Co., Ltd. | Method for freezing boiled rice in separate small-lump form |
| JP4623736B2 (ja) * | 2005-01-27 | 2011-02-02 | 株式会社前川製作所 | ばら状凍結食品の製造方法及び装置 |
| JP5769271B2 (ja) * | 2013-06-18 | 2015-08-26 | 大鵬インターナショナル有限会社 | 食品のバラ状装置およびバラ状食品の製造方法 |
| JP2016195967A (ja) * | 2015-04-02 | 2016-11-24 | 株式会社フジワラテクノアート | 冷凍品破砕装置及び冷凍品破砕方法 |
| JP2017072350A (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | 株式会社前川製作所 | 搬送式フリーザ |
| CN111418625B (zh) * | 2020-05-08 | 2025-03-14 | 德州正奥机械科技有限公司 | 一种面条疏松机 |
| CN217922012U (zh) * | 2022-03-29 | 2022-11-29 | 湖北米婆婆生物科技股份有限公司 | 一种可调式蒸饭装置 |
-
1995
- 1995-02-07 JP JP01940395A patent/JP3445397B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08205796A (ja) | 1996-08-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |