JP3448659B2 - 魚 道 - Google Patents
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/60—Ecological corridors or buffer zones
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Description
けられた魚道に関する。
線状の傾斜面を形成し、ここに階段状に水制用突起を突
設していた。各段の水制突起の高さはほぼ同じ高さに形
成されており、上流から流下した水が魚道内に均等に流
れるように構成されている。
成においては、次の問題点を有している。 1)魚道の遡上口は河川の一部に形成されているので、
この遡上口の外側を通過した魚は逆戻りしなければ遡上
口に到達することができないので遡上し難い。そこで、
河川の広い範囲に亘り広範囲に遡上口を有する魚道が要
望されている。 2)河川の水位は変動するものであるが、水位が低くな
つた場合、貯水部を越流する水位が低くなり、魚が遡上
し難くなる。 3)魚は水流の緩い部分を選択して遡上するので、河川
の曲線の構造によっては遡上部位が左岸側或いは右岸側
に集中することがある。従来の構造ではこれらの特殊な
環境に十分に適応することができない。
ので、その目的は、魚の遡上を容易にし、しかも、河川
の状況に順応できる魚道を提供するにある。
の段差部に設けられた魚道であって、自然石、擬石、コ
ンクリート等の水制用突起を並設することによって、隣
接する水制用突起の間に流出部を形成するとともに上流
からの水を一時的に貯留する貯水部を形成し、 該貯水
部の複数個を水平方向に並設して魚道の全幅員を覆うと
ともに、水平方向に並設した当該複数個の貯水部群を斜
面に沿って異なる高さで複数段に配設し、これにより、
魚道全体を棚田状に形成したところに特徴を有する。
おいて、該魚道は、下流側を指向する前面部と、円弧状
をなして前記段差部に連接する側面部を有し、全体の平
面形状が扇形状に形成されているところに特徴を有す
る。
れた魚道であって、河川の段差部に設けられた魚道にお
いて、自然石、擬石、コンクリート等の水制用突起を並
設することによって、隣接する水制用突起の間に流出部
を形成するとともに上流からの水を一時的に貯留する貯
水部を魚道全体を覆うように形成し、該貯水部の複数個
を斜面に沿って複数段に配設して魚道の全幅員を棚田状
に形成されており、その平面形状は、下流側を指向する
前面部と、円弧状をなして前記段差部に連接する側面部
を有し、その平面形状が扇形状に形成されているところ
に特徴を有する。
かに記載の魚道において、前記貯水部の底面は、流出部
に向けて順次傾斜しているところに特徴を有する。
魚道10につき図面を参照して説明する。この魚道10
は、上流側11と下流側12間の段差部を傾斜面で連結
するものであり、上流側11の川底には床固工13が施
工されている。そして魚道10は、上流からの水を一時
貯留する複数の貯水部14が水平方向に並設されて魚道
10の全幅員を覆っている。さらに、これら貯水部14
は魚道10の異なる高さに複数段に配設されて、あたか
も棚田(千枚田)状に配列されている。
5から構成されている。隣接する貯水部14の水制用突
起15の高さは、図3に示すようにほぼ同じ高さに並設
されていてもよく、或いは図4に示す水制用突起15
A、水制用突起15B、水制用突起15Cに示すように
高さにずれが生ずるように並設しても良い。また、貯水
部14の深さは、図5に示すように上下の貯水部14の
落差の2倍以下に設定されているさらに、底面には小粒
の自然石が配設されて凹凸状に形成され、その間に間欠
的に中形の自然石が配置されている。これらの自然石は
水制効果を有する。特に中形の自然石はその影が魚類の
休息用に適している。尚、水制用突起15及び底面の凹
凸部は自然石に限らず擬石、コンクリート等で形成して
も良い。
面形状は、下流側12を指向する前面部Fと、円弧状を
なして段差部に接続する側面部Gとから構成され扇形状
を呈している。
貯水部14で一時貯留されて魚の休息所を提供するとと
もに溢れた水は矢印に示す方向に順次下段の貯水部14
に移動し、最後は魚道10の下端部の全域から下流側に
放出される。
魚道16を示すものである。魚道10との相違は、前面
部Fのみが存在しているもので、側面は例えば河川の両
岸に連結していても良い。
を奏する。 (1)魚道10の上り口が180度のパノラマ状に形成
されているので、遡上してきた魚類はそのまま上り口か
ら遡上できる。 (2)各段の貯水部14の中には自然石が配置され、そ
の自然石の影は魚類が休息するのに適している。 (3)底面は全体が細かな自然石の凹凸で覆われ、魚道
10底面の流速が減じられ、魚類の遡上に好適な環境を
提供できる。 (4)貯水部14の深さを、上下の貯水部14の落差の
2倍以下に設定したので、土砂は水流により排出され
て、貯水部14内に堆積されることを防止できる。
すものである。先ず、図7及び図8において、段差部に
複数段に水制用突起21を配設してそれぞれ貯水部22
を形成している。この貯水部22は1個で魚道20の全
幅員を覆う様に構成されている。この貯水部22には、
所望の位置に流出部23が形成されている。この流出部
23は他の水制用突起21の上端よりも低く、水制用突
起21の上端は流出部23に向けて順次低くなるように
傾斜している。また、貯水部22の底面24も流出部2
3の位置が最も低く設定され、ここに向けで順次低くな
るように傾斜している。また、底面には小粒の自然石が
配設されて凹凸状に形成され、これの間に中形の自然石
が配設されている。
ので、この実施例においては、水制用突起21の上端部
に凹陥部を形成し、ここを流出部25としたものであ
る。この実施例においても水制用突起21の上端部はほ
ぼ同じ高さであり、貯水部22の底面24は流出部25
に向けて傾斜している。
は流出部25を複数個設けた実施例を示すものである。
ば、自然石を並設して水制用突起21を形成した場合
に、隣接する自然石の間に発生した窪みであっても良
い。
には、貯水部22よりも水位が上昇するので、水制用突
起21を越えて全ての方向に向けて流れが形成されるの
で、第1の実施例と同様に魚類は魚道20の下端の全域
から遡上できる。
して、水位に応じて図8〜図10に示すように流出部2
3又は流出部25を中心に幅Wの範囲から下段の貯水部
22へ移動する。そこで、各段の貯水部22の流出部2
5の位置を適宜に選択すれば、図11〜図13に矢印で
示すように水の流れを、適宜の方向に誘導することがで
き、所望の位置に水を集めて魚類の遡上を容易にするこ
とができる。
出部25を魚道10に適用した第4の実施例を示すもの
である。これらの実施例においては、流出部23又は流
出部25を適宜に選択することにより、水量の少ない場
合でも所望の遡上路を確保することができ、しかも、水
量をこの遡上路に集中できるので、魚類の遡上が容易に
できる。
つぎの効果を奏する。 (1)魚道10の上り口が180度のパノラマ状に形成
されているので、遡上してきた魚類はそのまま上り口か
ら遡上できる。 (2)貯水部14,22に、魚道の中心線に沿った位置
に限らずこれと交差する位置に流出部23又は流出部2
5を設けたので、これらの位置を適宜に選択することに
より、水量の少ない場合でも所望の遡上路を確保するこ
とができ、しかも、水量をこの遡上路に集中できるの
で、魚類の遡上が容易にできる。
ば「アイスハーバー式」「デニール式」においては、流
出部を設ける位置は水制用突起の端部或いは中心部であ
り、上流からの水は魚道の中心線に沿って平行に流下さ
せる構造であったため、流下する水を中心線に対して横
断方向へは流下させることはできない。 (3)水制用突起15,21を傾斜させたので、水量が
少ない場合でも水は広い範囲Wから流下するので、流速
を減少させることができ、魚類の遡上が容易である。ま
た、貯水部22の底面を傾斜させたので、水が容易に流
出部23又は流出部25に集中される。 (4)各段の貯水部14、22の底面は全体が細かな自
然石の凹凸で覆われ、魚道10底面の流速が減じられ、
魚類の遡上に好適な環境を提供できる。 (5)細かな凹凸は蟹や亀が爪をかけることができるた
め、流れに押し流されることがなく、確実に遡上でき
る。また、中形の自然石の影は魚類が休息するのに適し
ている。 6)貯水部14の配置が棚田状であるので、周囲の自然
環境に適応できる。
この魚道30は、斜面に沿って複数段に水制用突起15
を配設し、この水制用突起15により各段に貯水部14
を形成している。そして、上段部の水制用突起15の高
さを上流部の河底即ち床固工13よりも高く(H>0)
設定している。
に、水制用突起の高さは何れも上流部の河底(床固工1
3)よりも低く設定されている。この構造においては、
流れる水は、斜面にかかると加速されて流速が大とな
り、水深が減少してしまうという現象がある。魚類は、
A点の貯水部14Aまで遡上するが上流まで一気に遡上
できず、ここで休息した後、一呼吸おいてから遡上する
ことが観察されている。
段部の水制用突起15Hの高さを上流部の河底よりも高
く設定したので、いわゆる堰上げ現象を起こして流速が
減じて流れが穏やかになり、しかも水深が確保される。
従って、水制用突起15の下まで遡上した魚は、一気に
上流まで遡上する。この現象は、出願人が行った魚道の
実験において既に確認しているところである。
魚道30の上端における水の流速を減少し、水深を確保
することができるので、魚類の遡上を著しく容易になし
得るという優れた効果を奏するものである。
留する複数の貯水部を水平方向に並設して前記魚道の全
幅員を覆うと共に、これら貯水部群を異なる高さに複数
段に配設したので、魚類の遡上入口を魚道の下端部全域
に拡げることができ、魚類の遡上を著しく容易になし得
る。また、土砂の堆積を防止できるという効果を奏する
ものである。
けられ斜面に沿って複数段に水制用突起を配設し該水制
用突起により貯水部を形成する魚道において、前記貯水
部に、他の水制用突起よりも低い流出部を形成し、上流
からの水を所定の方向へ流下させるようにしたので、水
量の少ないときでも遡上路及び水深を確保できるという
優れた効果を奏するものである。また、水制用突起を傾
斜させたので、水量が少ない場合でも水は広い範囲から
流下し、流速を減少させることができ、魚類の遡上が容
易であり、土砂の堆積を防止できるという効果を奏する
ものである。
設けられ斜面に沿って複数段に水制用突起を配設した魚
道において、上段部の水制用突起の高さを上流部の河底
よりも高く設定したので、魚道の上端における水の流速
を減少し、水深を確保することができるので、魚類の遡
上を著しく容易になし得るという優れた効果を奏するも
のである。
る。
ある。
ある。
ある。
の説明図である。
の説明図である。
の説明図である。
流れの状態を示す第1の説明図である。
の説明図である。
の説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】河川の段差部に設けられた魚道において、自然石、擬石、コンクリート等の水制用突起を並設する
ことによって、隣接する水制用突起の間に流出部を形成
するとともに上流からの水を一時的に貯留する貯水部を
形成し、 該貯水部の複数個を水平方向に並設して魚道の全幅員を
覆うとともに、水平方向に並設した当該複数個の貯水部
群を斜面に沿って異なる高さで複数段に配設し、これに
より、魚道全体を棚田状に形成した ことを特徴とする魚
道。 - 【請求項2】前記魚道は、下流側を指向する前面部と、
円弧状をなして前記段差部に連接する側面部を有し、全
体の平面形状が扇形状に形成されていることを特徴とす
る請求項1記載の魚道。 - 【請求項3】河川の段差部に設けられた魚道において、自然石、擬石、コンクリート等の水制用突起を並設する
ことによって、隣接する水制用突起の間に流出部を形成
するとともに上流からの水を一時的に貯留する貯水部を
魚道の全幅員を覆うように形成し、 該貯水部の複数個を斜面に沿って複数段に配設して魚道
全体を棚田状に形成されており、 その平面形状は、下流側を指向する前面部と、円弧状を
なして前記段差部に連接する側面部を有し、その平面形
状が扇形状に形成されていることを特徴とする魚道。 - 【請求項4】前記貯水部の底面は、流出部に向けて順次
傾斜していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
に記載の魚道。
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-
2000
- 2000-09-11 JP JP2000274465A patent/JP3448659B2/ja not_active Expired - Lifetime
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