JP3469880B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
トレージ機能等を搭載し、パーソナルコンピュータ、携
帯電話機或いはオーディオ機器等の各種電子機器に装着
して用いられる超小型通信モジュールに用いて好適なア
ンテナ装置に関する。
画像等の情報は、近年データのデジタル化に伴ってパー
ソナルコンピュータやモバイル機器等によっても手軽に
扱えるようになっている。また、これらの情報は、音声
コーディック技術や画像コーディック技術により帯域圧
縮が図られて、デジタル通信やデジタル放送により各種
の通信端末機器に対して容易かつ効率的に配信される環
境が整いつつある。例えば、オーディオ・ビデオデータ
(AVデータ)は、携帯電話機によっても受信が可能と
なっている。
模な地域内においても適用可能な簡易な無線ネットワー
クシステムの提案によって、家庭を始めとして様々な場
において活用されるようになっている。無線ネットワー
クシステムとしては、例えばIEEE802.1aで提案されてい
る5GHz帯域の狭域無線通信システムやIEEE802.1bで
提案されている2.45GHz帯域の無線LANシステ
ム或いはBluetoohと称される近距離無線通信システム等
の次世代無線通信システムが注目されている。
ゆるネットワークに対して接続を可能とするインターフ
ェース仕様が必要となっている。もっぱらパーソナルユ
ースを目的としたモバイル電子機器においても、無線通
信手段が備えられて、携帯しながらでも様々な機器やシ
ステムとの接続が図られてデータ等の授受が可能であ
る。モバイル電子機器においても、他の機器等との接続
を行うために、それぞれの通信方式と適合するインタフ
ェース機能を有する複数の無線通信ポートや無線通信ハ
ードウェア等の無線通信機能が備えられる。
ディスクや光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等を媒
体としてコンピュータの記憶装置への記録・蓄積が直接
可能とする。これらの媒体は、それぞれ独自のフォーマ
ットを有するオーディオコンパクトカセットや、ビデオ
カセット或いはレーザディスク等の従来のアナログ記録
方式の媒体に代わって汎用されるようになっている。特
に、フラッシュメモリ等の半導体メモリは、記録容量当
りの体積が非常に小さくかつ機器に対して着脱自在であ
るといった特性を有しており、例えばデジタルスチルカ
メラ、ビデオカメラ、携帯型音響機器或いはノート型パ
ーソナルコンピュータ等の各種の電子機器に用いられて
いる。
て、音楽情報、画像情報等のデータの移動、記録、蓄積
等が簡易に行われるようにする。しかしながら、半導体
メモリは、一般に、機器本体に対して挿脱操作が行われ
ることによってデータ等の移動、移植或いは蓄積等の処
理が行われるが、その都度面倒な操作を行わなければな
らないといった問題があった。
機器においては、上述したように複数の無線通信機能を
備えているが、一般には使用条件や環境等に応じて1つ
の機能が使用できればよく複数の機能を同時に使用する
ことはほんど無いといってもよい。各種の電子機器にお
いては、複数の無線通信機能を備えることにより、同一
周波数帯域や異なる周波数帯域においても混信やお互い
の電波干渉等が生じるといった問題があった。特に、モ
バイル電子機器においては、上述した複数の通信方式に
対応した無線通信機能を奏する無線通信ポートや無線通
信ハードウェア等を搭載することによって、携帯性が損
なわれるといった問題があった。
リの技術を利用したストレージ機能と無線通信機能とを
備えた図19及び図20に示した無線通信モジュール2
00が装着されることによって無線通信機能が付加され
る。モバイル電子機器等においては、様々な通信方式に
対応したかかる複数の無線通信モジュール200を用意
し、これら無線通信モジュール200を使用環境や目
的、状況等に応じて適宜選択して機器に装填して用いる
ことにより構造的負荷が低減されてあらゆる通信方式に
対応が可能となる。
図20に示すように、表面上に適宜の配線パターンが形
成されるとともに裏面にグランドパターン202が形成
された配線基板201上に、RFモジュール203と、
信号処理部を構成するLSI204と、フラッシュメモ
リ素子205と、発信器206等が実装されてなる。無
線通信モジュール200には、配線基板201の裏面の
一端側に機器との接続が行われるコネクタ207が実装
される。無線通信モジュール200には、配線基板20
1のコネクタ207と対向する表面の一端側にアンテナ
部208がパターン形成されてなる。
07を介してモバイル機器等の本体機器に対して着脱さ
れることにより、本体機器側から供給されたデータ等を
フラッシュメモリ素子205に記憶したり、このフラッ
シュメモリ素子205に記憶されたデータ等を本体機器
へと供給する。無線通信モジュール200は、本体機器
に装着された状態において、アンテナ部208が外部へ
と突出して本体機器が無線接続されるホスト装置や無線
システムとの無線接続を行う。
面上にパターン形成されるが、無線通信モジュール20
0の小型化を図るために比較的簡易な構造の内蔵アンテ
ナとしてモノポールアンテナによって構成される。アン
テナ部208には、例えば図19に示すようないわゆる
逆F型アンテナが用いられる。逆F型アンテナは、配線
基板201の一端部に沿って幅方向に形成されたアンテ
ナ素子209と、接地パターン210と、給電パターン
211とからなる。接地パターン210は、アンテナ素
子209の一端部に直交して形成され、グランドパター
ン202と短絡されている。給電パターン211は、接
地パターン210と平行にアンテナ素子209に直交し
て形成され、例えばRFモジュール203からの給電を
受ける。逆F型アンテナは、主偏波の方向がアンテナ素
子209と直交する方向となる。
基板201上に棒状のアンテナ素子209をパターン形
成したものばかりでなく、例えば図21に示すように平
面形状のアンテナ素子215を用いてもよい。アンテナ
素子215は、配線基板201の主面上にパターン形成
されるばかりでなく、同図に示すように主面から浮かし
た状態で取り付けるようにしてもよい。アンテナ素子2
15は、一端部においてグランドパターン202と接続
されて接地点216を構成するとともに、給電点217
が形成される。
に示すように、このアンテナ素子218の一端部に給電
部219を直交して形成してなるいわゆる逆L字型アン
テナによって構成してもよい。なお、アンテナ部208
は、その他のモノポール型アンテナとして、例えばボウ
タイ型パターンアンテナやマイクロ・スプリット型パタ
ーンアンテナ等によって構成されてもよい。
いては、上述したアンテナ部208を備えることによっ
て小型化が図られるが、本体機器に対する装着状態によ
りアンテナ特性が大きく変化することがある。すなわ
ち、無線通信モジュール200は、各種の電子機器に対
して挿脱操作されて用いられるが、本体機器側のグラン
ド面の大きさ或いは筐体の材質や誘電率等によってアン
テナ素子周辺の電磁界の状態がそれぞれ変化することに
なる。したがって、無線通信モジュール200において
は、共振周波数や、帯域或いは感度等のアンテナ特性が
大きく変化するといった問題があった。
かる問題点を解決するために、使用されるべきあらゆる
本体機器の特性に応じて所望の周波数帯域において充分
な感度を有する広帯域特性のアンテナ装置の搭載が必要
となる。しかしながら、アンテナ装置は、その基本特性
が体積に依存しており、小型化を維持して充分な広帯域
特性を有するように構成することは極めて困難である。
したがって、アンテナ装置は、電波特性の良好な無線通
信モジュール200の小型化を図る場合において大きな
支障になっていた。
らず調整操作を不要として良好な無線通信の広帯域特性
を奏する小型のアンテナ装置を提供することを目的に提
案されたものである。
本発明に係るアンテナ装置は、アンテナ素子に、給電点
と接地点とがそれぞれ少なくとも2つ以上設けられたア
ンテナ部と、上記各給電点に対応してそれぞれ設けら
れ、各給電点を給電部に対して接続又は開放する給電点
切替スイッチ手段と、上記各接地点に対応してそれぞれ
設けられ、各接地点をグランドに対して接続又は開放す
る接地点スイッチ手段と、上記給電点と接地点とを入れ
替える切替スイッチ手段とを備え、上記給電点又は接地
点のいずれか一方を固定側とするとともに他方を可動側
とし、上記各給電点切替スイッチ手段又は接地点スイッ
チ手段若しくは切替スイッチ手段の切替操作によって可
動側とされた上記給電点又は接地点を切り替えることに
よって共振周波数を調整することを特徴とする。
ンテナ装置によれば、搭載機器への搭載条件や環境条件
等が変化することにより最適な共振周波数が変わって特
性が変化することになるが、給電点又は接地点の切替動
作によって中心共振周波数を変化させてその最適化が図
られるようになる。したがって、アンテナ装置によれ
ば、種々の電子機器等に用いた場合においても、面倒な
調整操作を不要としてデータ等の送受信が良好な状態で
行われるようになる。アンテナ装置によれば、通信周波
数帯域を異にした種々の通信方式に対応可能ないわゆる
マルチバンド通信機器にも好適に用いられて、その小型
化とコストダウン化とを図るようにする。
かるアンテナ装置は、アンテナ素子に、給電点と、少な
くとも2つ以上の接地点とが設けられたアンテナ部と、
上記各接地点に対応してそれぞれ設けられ、各接地点を
グランドに対して接続又は開放する接地点スイッチ手段
と、上記給電点に対して設けられ、インピーダンス整合
を行うインピーダンス調整手段とを備え、上記インピー
ダンス調整手段は、上記給電点から分岐された短絡ポイ
ントと、上記各接地点スイッチ手段と対をなして設けら
れて上記短絡ポイントと上記給電点との接続状態を切り
替えるインピーダンス調整スイッチ手段とから構成さ
れ、上記接地点スイッチ手段の切替操作によって上記接
地点を切り替えて共振周波数の調整を行うとともに、上
記インピーダンス調整スイッチ手段が、選択された上記
接地点スイッチ手段に対応して選択されて上記給電点と
接続されることにより、インピーダンス整合をおこなう
ことを特徴とする。
ンテナ装置によれば、搭載機器への搭載条件や環境条件
等により変化する最適な共振周波数に対して、接地点の
切替動作によって中心共振周波数を変化させてその最適
化が図られるとともに、インピーダンス調整手段により
最適なインピーダンス整合が行われることからデータ等
の送受信が良好な状態で行われるようになる。また、ア
ンテナ装置によれば、廉価な基板を用いた場合において
も小型化を保持して最適なインピーダンスの整合が可能
となることで、通信周波数帯域を異にした種々の通信方
式に対応可能ないわゆるマルチバンド通信機器に好適に
使用されてその小型化とコストダウンを図るようにす
る。さらに、アンテナ装置によれば、各種の電子機器等
に装着されてストレージ機能と無線通信機能とを付加す
る小型で軽量でありかつ使い勝手に優れて良好な通信機
能を奏する無線通信モジュールの実現を可能とする。
て、図面を参照して詳細に説明する。実施の形態として
図1に示したアンテナ装置1は、例えばパーソナルコン
ピュータやその他の機器(本体機器)に装着されること
によって、この本体機器にストレージ機能と無線通信機
能とを付加するカード型の無線通信モジュールに好適に
用いられる。アンテナ装置1は、図1に示すように、内
部に詳細を省略する高周波回路部や電源回路部等が形成
されるとともに裏面に図示を省略するがRFモジュール
や、信号処理部を構成するLSI或いはフラッシュメモ
リ素子や発信器等が実装された配線基板2を備える。ア
ンテナ装置1は、主面上に全面に亘ってグランドパター
ン3が形成されてなる。
面アンテナ素子5が給電ピン6や複数の支点ピン7によ
って所定の高さHを保持されて搭載されている。アンテ
ナ装置1は、例えば図示しないRFモジュール等を給電
源8として、給電ピン6を介して平面アンテナ素子5に
給電が行われる。アンテナ装置1においては、給電ピン
6に対して所定の間隔Tだけ離間した位置において接地
ピン9を介して平面アンテナ素子5がグランドパターン
3に接地されている。アンテナ装置1は、接地ピン9が
給電ピン6に対して間隔Tを可変可能として平面アンテ
ナ素子5に取り付けられるように構成されている。アン
テナ装置1は、平面アンテナ素子5が、給電ピン6から
供給された通信電力を配線基板2のグランドパターン3
との間でダイポールを形成してその主面から所定の共振
周波数で放射する。
ピン6に対する接地ピン9の間隔Tを変化させることに
より、共振周波数が変化する。すなわち、図2は、アン
テナ装置1において、平面アンテナ素子5のX軸方向の
一辺の長さを30mm、Y軸方向の一辺の長さを20m
m、平面アンテナ素子5と配線基板2のグランドパター
ン3との対向間隔Hを4mmとし、給電ピン6と接地ピ
ン9との間隔Tを図1において9a、9bの鎖線で示す
ように4mm乃至30mmの範囲で変化させた時のアン
テナへのリターンロス(return loss)の最小中心共振
周波数f0の変化を示した図である。
アンテナ素子5に印加された送信パワーが戻ってきた割
合である。アンテナ装置1においては、リターンロスが
マイナス側に大きな周波数になるにしたがって、平面ア
ンテナ素子5に共振を生じて電波が効率よく放出される
ことになる。アンテナ装置1は、最小中心共振周波数f
0がリターンロス値−10dB以下においてアンテナと
しての特性が良好な状態となる。したがって、アンテナ
装置1においては、図2から明らかなように、給電ピン
6に対して接地ピン9の位置を移動することによって、
最小中心共振周波数f0を、1.55GHzから2.2
GHzまでの約650MHz程度変化させることが可能
となる。
10は、上述したアンテナ装置1の基本的な構成を実現
したアンテナ部11を備えている。無線通信モジュール
10は、図3に示すように横長矩形を呈するとともに主
面12a上に図示を省略する配線パータンが形成された
多層配線基板12を備える。多層配線基板12は、主面
12aの一端側の領域が詳細を後述するアンテナ部11
が構成されたアンテナ形成領域12bとされるととも
に、内部にアンテナ形成領域12bに対応した領域を除
いて同図において点線で示すグランドパターン13が形
成されている。多層配線基板12には、詳細を省略する
が、内部に高周波回路部が形成されるとともに裏面に電
源パターン部が形成されている。多層配線基板12に
は、裏面の一端部に図示しないがコネクタが設けられて
おり、モバイル機器等の本体機器に対して着脱される。
12の配線パータン部上に、RFモジュール14や、信
号処理部を構成するLSI15或いはフラッシュメモリ
素子16や発信器17が搭載されている。無線通信モジ
ュール10は、多層配線基板12のアンテナ形成領域1
2bに、逆L型パターンを基本形状とするアンテナ部1
1をパターン形成してなる。
着することによって、各種の本体機器に対してストレー
ジ機能とともに無線通信機能を付加して無線ネットワー
クシステムを介して構成機器間での無線によるデータ信
号等の送受信を可能とする。無線通信モジュール10
は、不要な場合には本体機器から取り外される。無線通
信モジュール10は、例えばインターネット網との接続
を行ってデータ信号等の送受信を行い、取り込んだデー
タ信号や音楽情報を本体機器や無線ネットワーク構成機
器に対して供給する機能を奏する。無線通信モジュール
10は、高性能のアンテナ部11を搭載することによ
り、上述した無線情報の送受信を高精度に行うことが可
能である。
層配線基板12の一側縁に沿った棒状のアンテナ素子パ
ターン18と、このアンテナ素子パターン18の一端部
において直交して形成された給電パターン19と、アン
テナ素子パターン18の開放端側において給電パターン
19と平行するように直交して形成された4本の接地パ
ターン20と、4個の接地切替スイッチ21とから構成
される。アンテナ部11は、給電パターン19がRFモ
ジュール14とパターン接続されることによって、アン
テナ素子パターン18に対して給電を行う。
互いに平行な第1の接地パターン20a乃至第4の接地
パターン20dによって構成される。アンテナ部11に
は、第1の接地パターン20a乃至第4の接地パターン
20dに、グランドパータン13との間に介在してそれ
ぞれ第1の接地切替スイッチ21a乃至第4の接地切替
スイッチ20dが設けられている。アンテナ部11は、
第1の接地切替スイッチ21a乃至第4の接地切替スイ
ッチ20dがそれぞれ選択して開閉操作されることによ
って、第1の接地パターン20a乃至第4の接地パター
ン20dがグランドパータン13に対して短絡又は開放
される。
地パターン20a乃至第4の接地パターン20dを第1
の接地切替スイッチ21a乃至第4の接地切替スイッチ
20dを介して選択してグランドパータン13に短絡す
ることにより、上述したアンテナ装置1で説明したよう
に給電パターン19と接地パターン20との間隔Tが変
化されるように構成される。アンテナ部11において、
図4に示すように、給電パターン19と第1の接地パタ
ーン20aとの間隔x1を8mm、第2の接地パターン
20bとの間隔x2を12mm、第3の接地パターン2
0cとの間隔x3を16mm、第4の接地パターン20
dとの間隔x4を20mmに設定する。
おいて、第1の接地切替スイッチ21a乃至第4の接地
切替スイッチ20dをそれぞれ単独でオン状態とするこ
とにより第1の接地パターン20a乃至第4の接地パタ
ーン20dをそれぞれ単独でグランドパターン13に対
して短絡した場合のリターンロスの状態が図5に示され
る。アンテナ部11は、第1の接地切替スイッチ21a
乃至第4の接地切替スイッチ20dの切替操作によっ
て、給電パターン19に対する接地パターン20の間隔
Tが調整される。アンテナ部11は、同図から明らかな
ように、共振周波数帯域が、1075GHzから2.2
GHzの間において調整される。
に各種の電子機器等に装着されて、この電子機器を適合
するネットワークシステムに接続する。無線通信モジュ
ール10は、上述したアンテナ部11によって、本体機
器の筐体の材質、基板の大きさ或いはグランド面の構成
等によって共振周波数が変化した場合或いは異なる無線
通信方式に用いられる場合においてもその調整が行われ
るようになる。無線通信モジュール10は、例えばソフ
トウェア処理によって受信システムから供給される制御
信号によって第1の接地切替スイッチ21a乃至第4の
接地切替スイッチ20dの動作制御が行われ、共振周波
数の調整が自動的に行われる。
ドパターン32が形成された配線基板31上にアンテナ
部33がパターン形成されてなる。アンテナ装置30
は、アンテナ素子パターン34に対して給電パターン3
5が直交してパターン形成されるとともに、この給電パ
ターン35を挟んでそれぞれグランドパターン32と短
絡される固定接地パターン36と3本の切替接地パター
ン37(37a乃至37c)がパターン形成されてな
る。アンテナ装置30は、各切替接地パターン37が接
地切替スイッチ38(38a乃至38c)を介してグラ
ンドパターン32に短絡される。
切替スイッチ38を選択して3本の切替接地パターン3
7のいずれかをグランドパターン32に短絡することに
より給電パターン35との間隔を変化させて共振周波数
の調整が行われる。アンテナ装置30には、各接地切替
スイッチ38に、例えば詳細を後述するMEMSスイッ
チ(Micro-Electro-Mecanical-Systemスイッチ:微小電
気機械システムスイッチ38aが用いられる。アンテナ
装置30には、各接地切替スイッチ38に、例えばダイ
オードを有する半導体スイッチ38bが用いられる。ア
ンテナ装置30には、各接地切替スイッチ38に、その
他の能動素子としてトランジスタ等を有する半導体スイ
ッチ38cが用いられる。
の切替接地パターン37と3個の接地切替スイッチ38
を設けたが、かかる構成に限定されるものでは無いこと
は勿論である。アンテナ装置30は、共振周波数の調整
範囲や調整段階、或いは調整の効果、コストやスペース
等の仕様に基づいて適宜の数の切替接地パターン37と
接地切替スイッチ38とが備えられる。
多層配線基板41に上述したアンテナ部11が形成され
てなる。無線通信モジュール40は、プリプレグ44を
介して接合された第1の両面基板42と第2の両面基板
43とからなる多層配線基板41の主面に所定の配線パ
ータン46が形成され、この主面上にRFモジュール1
4や、信号処理部を構成するLSI15或いはフラッシ
ュメモリ素子16等が搭載される。無線通信モジュール
40は、多層配線基板41の一端側領域に詳細を省略す
るが、上述した各アンテナパターン47をパターン形成
してアンテナ部11が設けられてなる。
41の裏面に電源パターン48が形成されるとともに、
内部にグランドパターン49が形成されている。無線通
信モジュール40は、多層配線基板41を貫通して形成
した多数個のスルーホール50のスルーホールメッキ層
51を介して上述した各実装部品等に対して電源の供給
が行われるとともに、グランド導通が図られている。
程について、図8を参照して説明する。無線通信モジュ
ール40の製造工程には、同図(a)に示した第1の両
面基板42と第2の両面基板43とが用いられる。第1
の両面基板42には、基板42aの一方の主面上に銅箔
42bが接合されるとともに、第2の両面基板43との
貼り合わせ面となる基板42aの他方の主面に内部回路
パターン42cが形成されている。第1の両面基板42
は、基板42aに形成された多数個のスルーホールを介
して内部回路パターン42cと銅箔42bとが導通され
ている。
方の主面上に銅箔43bが接合されるとともに、第1の
両面基板42との貼合わせ面となる基板43aの他方の
主面に内部回路パターン43cが形成されている。内部
回路パターン43cは、第2の両面基板43が第1の両
面基板42と貼り合わされた状態において、アンテナ部
11に対応した領域を除く全域に形成されたグランドパ
ータン49からなる。
とは、図8(b)に示すように、相対する貼り合わせ面
間にプリプレグ44が介在されて重ね合わされた状態で
加熱プレス処理が施されて一体化されて多層配線基板4
1の中間体を形成する。多層配線基板41の中間体に
は、ドリル加工やレーザ加工等が施されることにより、
同図(c)に示すように第1の両面基板42と第2の両
面基板43とを貫通する多数個のスルーホール50が形
成される。多層配線基板41の中間体には、同図(d)
に示すように形成された各スルーホール50の内壁にス
ルーホールメッキ処理が施されることによりスルーホー
ルメッキ層51が形成され、第1の両面基板42の銅箔
42bと第2の両面基板43の銅箔43bとの導通が図
られる。
面基板42の銅箔42bと第2の両面基板43の銅箔4
3bとにそれぞれ所定のパターニング処理が施されるこ
とにより、図8(e)に示すように第1の両面基板42
側に所定の配線パターン46やアンテナパターンが形成
されるとともに第2の両面基板43側に電源パターン4
8が形成される。多層配線基板41の中間体には、第1
の両面基板42の配線パターン46上に、上述した搭載
部品が搭載されて無線通信モジュール40を完成する。
は、上述した工程に限定されるものでは無いことは勿論
であり、従来行われている種々の多層配線基板の製造プ
ロセスが採用される。多層配線基板41については、必
要に応じてさらに多数枚の両面基板が用いられる。ま
た、多層配線基板41は、比誘電率の大きな材質の基板
を用いることによって等価的波長が短くなり無線通信モ
ジュール40の小型化に有効ではあるが、後述するイン
ピーダンス整合の対応を図ることにより誘電率が小さい
材質の基板も用い等れる。
うに各切替接地パターン37を選択してグランドパター
ン49に短絡するために、MEMSスイッチ45が用い
られる。MEMSスイッチ45は、図9(a)に示すよ
うに全体が絶縁カバー54によって覆われている。ME
MSスイッチ45は、シリコン基板55上に固定接点5
6を構成する第1の接点56a乃至第3の接点56cが
形成され、第1の接点56aに薄板状で可撓性を有する
可動接点片57が回動自在に片持ち状態で支持されてな
る。MEMSスイッチ45は、第1の接点56aと第3
の接点56cが出力接点とされ、リード58a、58b
を介して絶縁カバー54に設けた出力端子59とそれぞ
れ接続されている。
の一端部が回動支持部とともにシリコン基板55側の第
1の接点56aとの常閉接点57aを構成するととも
に、自由端側が第3の接点56cと対向する常開接点5
7bとして構成される。可動接点片57は、中央部の第
2の接点56bに対応して、内部に電極57cが設けら
れている。MEMSスイッチ45は、図9(b)に示す
ように、通常状態において可動接点片57が常閉接点5
7aを第1の接点56aと接触するとともに、常開接点
57b側において第3の接点56cとの接触が絶たれた
状態に保持されてなる。
に所定の切替接地パターン37が選択されることによ
り、第2の接点56bと可動接点片57の内部電極57
cとに駆動電圧が印加される。MEMSスイッチ45
は、駆動電圧が印加されることによって第2の接点56
bと可動接点片57の内部電極57cとの間に吸引力が
生成され、可動接点片57が図9(c)に示すように第
1の接点56aを支点としてシリコン基板55側へと変
位動作する。MEMSスイッチ45は、変位動作した可
動接点片57の常開接点57bが第3の接点56cと接
触することにより、切替接地パターン37とグランドパ
ターン49とを短絡させる。
点56と可動接点片57との接触状態が保持されること
で、切替接地パターン37とグランドパターン49との
短絡状態を保持する。MEMSスイッチ45は、他の切
替接地パターン37が選択されると、逆バイアス電圧が
印加されることで可動接点片57が初期状態へと復帰し
て開放する。MEMSスイッチ45は、これによって切
替接地パターン37とグランドパターン49との間を開
放する。MEMSスイッチ45は、極めて微小であると
ともに動作状態を保持するための保持電流を不要とする
スイッチであることから、無線通信モジュール40に搭
載しても大型化することは無くかつ低消費電力化を図る
ことが可能とする。
テナ素子に対して給電点を固定し、接地点側を可変とし
て構成したが、図10に示したアンテナ装置60のよう
に給電点と接地点とをスイッチ手段の切替操作によって
入れ換えるように構成してもよい。アンテナ装置60
は、アンテナ素子61と、このアンテナ素子61の一端
部に直交して形成された固定接地片62と、アンテナ素
子61に直交して形成された第1の短絡ピン63乃至第
3の短絡ピン65と、これら各短絡ピンにそれぞれ接続
された第1の切替スイッチ66乃至第3の切替スイッチ
68とを備えている。
に接続された第1の切替スイッチ66に対して、第2の
短絡ピン64に接続された第2の切替スイッチ67又は
第3の短絡ピン65に接続された第3の切替スイッチ6
8とが連動して切り替わり動作するいわゆる単極双投接
点スイッチ(SPDT:Single-pole double-throw switch)
を構成する。アンテナ装置60においては、第1の切替
スイッチ66の常閉接点66bと第2の切替スイッチ6
7の常開接点67b及び第3の切替スイッチ68の接点
68bとが給電源69と接続される。アンテナ装置60
においては、第1の切替スイッチ66の常開接点66c
と第2の切替スイッチ67の常閉接点67c及び第3の
切替スイッチ68の接点68cとがアース接続されてい
る。
すように、第1の切替スイッチ66の可動接点片66a
が常閉接点66bと接続されている状態で、第2の切替
スイッチ67の可動接点片67aが常閉接点67cと接
続されるとともに、第3の切替スイッチ68の可動接点
片68aが中立状態に保持される。したがって、アンテ
ナ装置60においては、第1の短絡ピン63が第1の切
替スイッチ66を介して給電源69と接続されることに
よって給電ピンを構成する。アンテナ装置60において
は、第2の短絡ピン64が第2の切替スイッチ67を介
してアース接続されることによって接地ピンを構成す
る。アンテナ装置60においては、この状態で第2の切
替スイッチ67と第3の切替スイッチ68とが選択操作
されることによって上述したように共振周波数の調整が
行われる。
態から第1の切替スイッチ66の可動接点片66aが常
閉接点66bから常開接点66c側へと切替操作される
ことにより、この第1の切替スイッチ66と連動して第
2の切替スイッチ67の可動接点片67aが常開接点6
7cから常閉接点67b側へと切替り動作する。したが
って、アンテナ装置60においては、第1の短絡ピン6
3が第1の切替スイッチ66を介してアース接続されて
接地ピンとして作用するとともに、第2の短絡ピン64
が第2の切替スイッチ67を介して給電源69と接続さ
れて給電ピンとして作用する。
チを構成する単極双投接点スイッチが機械的に動作する
ものとして説明したが、プログラム制御されて電子的に
切替動作するようにしてもよいことは勿論である。アン
テナ装置60は、短絡ピンと切替スイッチとが3組に限
定されることなく複数組を備えるようにしてもよいこと
は勿論である。アンテナ装置60においては、切替スイ
ッチの操作によって給電点と接地点との入れ換えを行う
が、いずれの場合でも1個の短絡ピンが固定ピンとして
給電源69或いはグランドに接続され、残りの短絡ピン
が接続回路の切替とグランド或いは給電源69との接離
を選択されるようにして共振周波数の調整が行われるよ
うに構成される。
ては、様々な材質の配線基板が用いられる。配線基板に
は、一般に基材として、FR4グレード(耐熱性グレー
ド:flame retardant grade)の耐燃性ガラス基材エ
ポキシ樹脂銅張積層基板が用いられ、印刷法やエッチン
グ法等によって所定の回路パターンやアンテナパターン
が形成されてなる。また、配線基板には、上述した比誘
電率が約4のFR4銅張積層基板の他に、例えばポリテ
トラフルオロエチレン(商品名テフロン)−セラミック
複合基板やセラミック基板等も用いられる。アンテナ装
置は、配線基板に高比誘電率基材を用いることで、等価
的波長を短くして共振周波数を下げることで小型化が図
られる。アンテナ装置には、かなり高い高周波数帯域、
例えば10GHz以上の周波数帯域において、比誘電
率、低誘電正接特性のテフロン(商品名)基板が用いら
れる。
て、材質を異にした配線基板12、換言すれば誘電率ε
を異にした配線基板12を用いた場合のリターンロスの
変化を図11に示す。アンテナ装置においては、同図か
ら明らかなように、誘電率εが大きくなるにしたがって
リターンロスの変化率が小さくなってインピーダンス・
マッチングのズレが生じるようになる。アンテナ装置に
おいては、図1で説明した平面アンテナ5のように配線
基板12の主面から大きく浮かした構造や、誘電率εの
小さな材質の配線基板12を用いることでその対応も図
られるようになるが、無線通信モジュール10の小型化
を図ることが困難となる。
は、給電ピン75と接地ピン76との間に位置してアン
テナ素子74にインピーダンス整合用の調整ピン77を
形成してなる。無線通信モジュール70は、配線基板7
1の一端側にアンテナ部72がパターン形成されるとと
もに、裏面にグランドパターン73が形成されてなる。
アンテナ部72は、逆F字型アンテナを基本形として、
配線基板71の一側縁に沿って形成された棒状のアンテ
ナ素子74と、このアンテナ素子74から直交してパタ
ーン形成されるとともに給電源78に接続された給電ピ
ン75と、アンテナ素子74の一方開放端において直交
してパターン形成されるとともにグランドパターン73
に短絡された接地ピン76と、給電ピン75と接地ピン
76との間でアンテナ素子74から直交してパターン形
成された短絡ピン77とから構成されている。なお、無
線通信モジュール70には、図示しないがアンテナ素子
74に上述した共振周波数を調整する複数の切替接地ピ
ンと接地切替スイッチとが設けられる。
ーン73とアンテナ素子74との間隔aを5mm、配線
基板71が基材誘電率εを6、厚み1mmとし、アンテ
ナ素子74の幅を1mmとし、給電ピン75、接地ピン
76及び短絡ピン77の幅をそれぞれ0.25mmと
し、給電ピン75と短絡ピン77との間隔sを7.0m
mに固定して接地ピン76と短絡ピン77との間隔tを
パラメータとした時のインピーダンスの変化が図13に
示される。無線通信モジュール70においては、同図か
ら明らかなように、アンテナインピーダンス50Ωに整
合させるためには接地ピン76と短絡ピン77との間隔
tが6.5mmで最良となる。
無線通信モジュール80のように、給電ピン85の途中
から短絡ピン87を分岐形成することによってもアンテ
ナインピーダンスの整合を図ることが可能である。無線
通信モジュール80は、配線基板81の一端側にアンテ
ナ部82がパターン形成されるとともに、裏面にグラン
ドパターン83が形成されてなる。アンテナ部82は、
逆F字型アンテナを基本形として、配線基板81の一側
縁に沿って形成された棒状のアンテナ素子84と、この
アンテナ素子84から直交してパターン形成されるとと
もに給電源88に接続された給電ピン85と、アンテナ
素子84の一方開放端において直交してパターン形成さ
れるとともにグランドパターン83に短絡された接地ピ
ン86とがパターン形成されてなる。
5の途中から接地ピン86側にアンテナ素子84と平行
状態で向かいかつ途中でグランドパターン83側に向か
って直角に折曲された短絡ピン87がパターン形成され
ている。短絡ピン87は、アンテナ素子84と平行な基
端部87aが、このアンテナ素子84と対向間隔uを以
って形成されている。無線通信モジュール80は、各部
を上述した無線通信モジュール70と同一の仕様とする
とともに、接地ピン86と短絡ピン87との対向間隔t
を6.5mmに設定する。無線通信モジュール80にお
いては、アンテナ素子84と短絡ピン87の基端部87
aとの対向間隔uをパラメータとした時のインピーダン
スの変化が図15に示される。無線通信モジュール80
においては、同図から明らかなように、アンテナインピ
ーダンス50Ωに整合させるためにはアンテナ素子84
と短絡ピン87の基端部87aとの対向間隔uが0.8
5mmで最良となる。
て、アンテナ素子84と短絡ピン87の基端部87aと
の対向間隔uを0.85mmに設定し、接地ピン86と
短絡ピン87との間隔tをパラメータとした時のアンテ
ナ共振周波数の変化が図16に示される。無線通信モジ
ュール80においては、同図から明らかなように、アン
テナ共振周波数が約2.95GHzから2.98GHz
までの間、約30MHzの範囲でインピーダンス整合が
良好な状態で変化する。
は、上述したアンテナ共振周波数の調整機能とインピー
ダンス整合機能を備えており、インピーダンスの整合を
図りながらアンテナ共振周波数の最適調整が行われる。
無線通信モジュール90は、配線基板91の一端側にア
ンテナ部92がパターン形成されるとともに、裏面にグ
ランドパターン93が形成されてなる。アンテナ部92
は、逆F字型アンテナを基本形として、配線基板91の
一側縁に沿って形成された棒状のアンテナ素子94と、
このアンテナ素子94から直交してパターン形成される
とともに給電源97に接続された給電ピン95と、アン
テナ素子94の一方開放端において直交してパターン形
成されるとともにグランドパターン93に短絡された接
地ピン96とがパターン形成されてなる。
5の途中からそれぞれ接地ピン96側にアンテナ素子8
4と平行状態で向かいかつ途中でグランドパターン93
側に向かって直角に折曲された第1のインピーダンス整
合用短絡ピン98a乃至第3のインピーダンス整合用短
絡ピン98cがパターン形成されている。各インピーダ
ンス整合用短絡ピン98には、それぞれ第1のインピー
ダンス整合用スイッチ99a乃至第3のインピーダンス
整合用スイッチ99cが接続されている。各インピーダ
ンス整合用短絡ピン98は、これらインピーダンス整合
用スイッチ99のオンオフ操作によってグランドパター
ン93に対して選択的に短絡されるように構成されてい
る。
は、上述したMEMSスイッチが好適に用いられる。ま
た、各インピーダンス整合用スイッチ99には、ダイオ
ードやトランジスタ等の能動素子からなるスイッチや、
その他のメカニカルスイッチ等を用いてもよいことは勿
論である。
したように各インピーダンス整合用スイッチ99が選択
的にオン操作されることにより、インピーダンス整合用
短絡ピン98を選択してグランドパターン93に短絡す
る。したがって、無線通信モジュール90においては、
選択されたインピーダンス整合用短絡ピン98によっ
て、アンテナ素子94及び接地ピン96との間隔調整が
図られて上述した最良のインピーダンス整合が行われる
ようになる。
子94の開放端側においてそれぞれ給電ピン95と平行
するように直交して形成された第1の共振周波数調整短
絡ピン100a乃至第3の共振周波数調整短絡ピン10
0cがパターン形成されている。各共振周波数調整短絡
ピン100には、それぞれ第1の接地切替スイッチ10
1a乃至第3の接地切替スイッチ100cが接続されて
いる。各共振周波数調整短絡ピン100は、これら接地
切替スイッチ100のオンオフ操作によってグランドパ
ターン93に対して選択的に短絡されるように構成され
ている。なお、接地切替スイッチ100にも、インピー
ダンス整合用スイッチ99と同様のスイッチが用いられ
ている。
したように各接地切替スイッチ100が選択的にオン操
作されることにより、共振周波数調整短絡ピン100を
選択してグランドパターン93に短絡する。したがっ
て、無線通信モジュール90においては、選択された共
振周波数調整短絡ピン100によって、給電ピン95と
接地ピン96との間隔調整が図られて上述した共振周波
数の調整が行われる。無線通信モジュール90において
は、上述したインピーダンス整合用スイッチ99と接地
切替スイッチ100との動作を、例えばソフトウエァ処
理受信システムから供給される制御信号によって制御す
ることでアンテナ共振周波数の調整とインピーダンス整
合とが自動的に行われる。
も、上述した無線通信モジュール90と同様にアンテナ
共振周波数の調整機能とインピーダンス整合機能を備え
ており、インピーダンスの整合を図りながらアンテナ共
振周波数の最適調整を行う。無線通信モジュール110
も、配線基板111の一端側にアンテナ部112がパタ
ーン形成されるとともに、裏面にグランドパターン11
3が形成されてなる。アンテナ部112は、逆F字型ア
ンテナを基本形として、配線基板111の一側縁に沿っ
て形成された棒状のアンテナ素子114と、このアンテ
ナ素子114から直交してパターン形成されるとともに
給電源117に接続された給電ピン115と、アンテナ
素子114の一方開放端において直交してパターン形成
されるとともにグランドパターン113に短絡された接
地ピン116とがパターン形成されてなる。
モジュール90と同様に、第1のインピーダンス整合用
短絡ピン118a乃至第3のインピーダンス整合用短絡
ピン118cがパターン形成されている。各インピーダ
ンス整合用短絡ピン118には、それぞれ第1のインピ
ーダンス整合用スイッチ119a乃至第3のインピーダ
ンス整合用スイッチ119cが接続され、これらインピ
ーダンス整合用スイッチ119のオンオフ操作によって
グランドパターン113に対して選択的に短絡されるよ
うに構成されている。
子114に、それぞれ給電ピン115からの間隔を異に
して第1の接地切替スイッチ120a乃至第3の接地切
替スイッチ120cが直接設けられている。無線通信モ
ジュール110は、各接地切替スイッチ120をオンオ
フ操作することによって、アンテナ素子114の実効長
さが調整される。無線通信モジュール110において
は、接地切替スイッチ120を選択してアンテナ素子1
14の実効長を規定するとともに、予め求めたインピー
ダンス整合位置をインピーダンス整合用スイッチ119
のオンオフ操作によって決定する。勿論、無線通信モジ
ュール110においても、インピーダンス整合用スイッ
チ119や接地切替スイッチ120をソフトウエァ処理
受信システムから供給される制御信号によって制御する
ことで、アンテナ共振周波数の調整とインピーダンス整
合とが自動的に行われる。
ール90、100によって説明したアンテナ共振周波数
の調整機能とインピーダンス整合機能の構成に限定され
るものではなく、各機能について個々に説明した上述し
た各構成を適宜組み合わせるようにしてよいことは勿論
である。
れば、小型化を保持して搭載機器への搭載条件や環境条
件等の変化に対応して調整操作を不要として最適な共振
周波数調整が行われることから、操作性の向上が図られ
るとともにデータ等の送受信が良好な状態で行うことが
可能となる。また、本発明によれば、共振周波数調整機
能とインピーダンス整合機能とを備えることにより、種
々の電子機器等に挿脱操作されてストレージ機能と無線
通信機能とを付加する無線通信モジュール等に搭載した
場合に、通信方式を異にしたり本体機器の仕様或いは使
い方等のアンテナ特性に好適に用いられ、データ等を高
精度に送受信するとともに小型量産化を実現する。
する斜視図である。
させた際の共振周波数の変化状態を示す図である。
モジュールの平面図である。
す要部斜視図である。
チを切替操作した際の共振周波数の変化状態を示す図で
ある。
明する図である。
縦断面図である。
イッチを説明する図であり、同図(a)は縦断面図、同
図(b)はカバーを取り外して示すオフ状態の図、同図
(c)はオン状態の図である。
が切替え可能に構成されたアンテナ装置の構成説明図で
ある。
数の変化状態を示す図である。
する短絡ピンを形成したアンテナ装置の構成図である。
との間隔を変化させた際のインピーダンスの変化状態を
示す図である。
テナ装置の構成図である。
絡ピンとの間隔を変化させた際のインピーダンスの変化
状態を示す図である。
放端と短絡ピンとの間隔を変化させた際の共振周波数の
変化状態を示す図である。
を備えたアンテナ装置の構成図である。
を備えた他のアンテナ装置の構成図である。
ールの平面図である。
説明図である。
の説明図である。
ン、5 平面アンテナ、6 給電ピン、8 給電源、9
接地ピン、10 無線モジュール、11 アンテナ
部、12 配線基板、13 グランドパターン、18
アンテナ素子パターン、19 給電パターン、20 接
地パターン、21 接地点切替スイッチ、30 無線通
信モジュール、31 アンテナ部、32 配線基板、3
3 グランドパターン、34 アンテナ素子パターン、
35 給電パターン、36 接地パターン、37 切替
接地パターン、38 接地点切替スイッチ、40 無線
通信モジュール、41 多層配線基板、45 MEMS
スイッチ、60 アンテナ装置、61 アンテナ素子パ
ターン、62 接地パターン、63〜65 切替パター
ン、66〜68 切替スイッチ、69 給電源、70
無線通信モジュール、71 配線基板、72 アンテナ
部、73 グランドパターン、74 アンテナ素子パタ
ーン、75 給電パターン、76 接地パターン、77
短絡パターン、78 給電源、80 無線通信モジュ
ール、81 配線基板、82 アンテナ部、83 グラ
ンドパターン、84 アンテナ素子、85 給電ピン、
86 接地ピン、87 短絡ピン、90 無線通信モジ
ュール、94 アンテナ素子、95 給電ピン、96
接地ピン、87 短絡ピン、98 インピーダンス整合
用短絡ピン、99 インピーダンス整合用スイッチ、1
00 共振周波数調整短絡ピン、110 無線通信モジ
ュール、119 インピーダンス整合用スイッチ、12
0 接地切替スイッチ
Claims (13)
- 【請求項1】 アンテナ素子に、給電点と接地点とがそ
れぞれ少なくとも2つ以上設けられたアンテナ部と、 上記各給電点に対応してそれぞれ設けられ、各給電点を
給電部に対して接続又は開放する給電点切替スイッチ手
段と、 上記各接地点に対応してそれぞれ設けられ、各接地点を
グランドに対して接続又は開放する接地点スイッチ手段
と、 上記給電点と接地点とを入れ替える切替スイッチ手段と
を備え、 上記給電点又は接地点のいずれか一方を固定側とすると
ともに他方を可動側とし、上記各給電点切替スイッチ手
段又は接地点スイッチ手段若しくは切替スイッチ手段の
切替操作によって可動側とされた上記給電点又は接地点
を切り替えることによって共振周波数を調整することを
特徴とするアンテナ装置。 - 【請求項2】 上記アンテナ部が配線基板上にパターン
形成された平面アンテナによって構成されるとともに、
上記各給電点切替スイッチ手段又は接地点スイッチ手段
が配線基板上に実装されたことを特徴とする請求項1に
記載のアンテナ装置。 - 【請求項3】 上記平面アンテナが、逆F型パターン、
逆L型パターン、ボウタイ型パターン或いはマイクロ・
スプリット型パターンを含むモノポールアンテナである
ことを特徴とする請求項2に記載のアンテナ装置。 - 【請求項4】 上記アンテナ部が、少なくとも2つ以上
の給電端子と接地端子とを有して配線基板上に実装され
たチップ型アンテナによって構成され、上記各給電端子
と各接地端子とがそれぞれ上記配線基板上に対応して形
成された接続端子とそれぞれ接続されるとともに、これ
ら接続端子を介して上記配線基板上に実装された上記各
給電点切替スイッチ手段又は接地点スイッチ手段とそれ
ぞれパターン接続されたことを特徴とする請求項1に記
載のアンテナ装置。 - 【請求項5】 上記各給電点切替スイッチ手段及び接地
点スイッチ手段が、半導体回路で構成されることを特徴
とする請求項1に記載のアンテナ装置。 - 【請求項6】 上記各給電点切替スイッチ手段及び接地
点スイッチ手段に、MEMS(Micro―Elect
ro―Mechanical―System)スイッチ
が用いられることを特徴とする請求項1に記載のアンテ
ナ装置。 - 【請求項7】 アンテナ素子に、給電点と、少なくとも
2つ以上の接地点とが設けられたアンテナ部と、 上記各接地点に対応してそれぞれ設けられ、各接地点を
グランドに対して接続又は開放する接地点スイッチ手段
と、 上記給電点に対して設けられ、インピーダンス整合を行
うインピーダンス調整手段とを備え、上記インピーダンス調整手段は、上記給電点から分岐さ
れた短絡ポイントと、上記各接地点スイッチ手段と対を
なして設けられて上記短絡ポイントと上記給電点との接
続状態を切り替えるインピーダンス調整スイッチ手段と
から構成され、 上記接地点スイッチ手段の切替操作によって上記接地点
を切り替えて共振周波数の調整を行うとともに、上記インピーダンス調整スイッチ手段が、選択された上
記接地点スイッチ手段に対応して選択されて上記給電点
と接続されることにより、インピーダンス整合をおこな
う ことを特徴とするアンテナ装置。 - 【請求項8】 上記アンテナ部が配線基板上にパターン
形成された平面アンテナによって構成されるとともに、
上記各接地点スイッチ手段が配線基板上に実装されたこ
とを特徴とする請求項7に記載のアンテナ装置。 - 【請求項9】 上記平面アンテナが、逆F型パターン、
逆L型パターン、ボウタイ型パターン或いはマイクロ・
スプリット型パターンを含むモノポールアンテナである
ことを特徴とする請求項7に記載のアンテナ装置。 - 【請求項10】 上記アンテナ部が、給電端子と少なく
とも2つ以上の接地端子とを有して配線基板上に実装さ
れたチップ型アンテナによって構成され、 上記給電端子と各接地端子とがそれぞれ上記配線基板上
に対応して形成された接続端子とそれぞれ接続されると
ともに、これら接続端子を介して上記配線基板上に実装
された上記各接地点スイッチ手段とそれぞれパターン接
続されたことを特徴とする請求項7に記載のアンテナ装
置。 - 【請求項11】 上記各接地点スイッチ手段及び/又は
インピーダンス調整スイッチ手段が、半導体回路で構成
されることを特徴とする請求項7に記載のアンテナ装
置。 - 【請求項12】 上記各接地点スイッチ手段及び/又は
インピーダンス調整スイッチ手段に、MEMS(Mic
ro―Electro―Mechanical―Sys
tem)スイッチが用いられることを特徴とする請求項
7に記載のアンテナ装置。 - 【請求項13】 上記給電点と接地点とを入れ替える切
替スイッチ手段を有することを特徴とする請求項7に記
載のアンテナ装置。
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