JP3470880B2 - 型内脱着式刻印装置 - Google Patents
型内脱着式刻印装置Info
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Description
の表面に刻印表示を行う刻印装置に関し、より詳しくは
成形品の表面に凹凸を生じさせず、刻印の交換作業を容
易に行うことができ、指標体の脱着操作の操作性が良
く、指標体を外殻体の標示位置に応じて正確且つ容易に
位置決めすることができる型内脱着式刻印装置に関す
る。
付やロット番号、製品番号等が表示されており、これら
の表示により成形品に不良が発生した際の原因調査や在
庫管理を行っている。これらの表示は、成形金型の内面
側に刻印表示部を備えた表示体を着脱自在に挿入し、挿
入した状態で金型成形を行うことにより、表示体の刻印
内容がそのまま成形品の表面に刻印成形されるようにな
っている。
図4に示すような刻印装置が存在している。図4示の刻
印装置(A)は、金型内に嵌入される表示外殻体(B)
と、大径部(c1)と小径部(c2)を有し表示外殻体
(B)内に嵌入される指標体(C)と、指標体(C)に
取付けられるOリング(D)から構成されており、表示
外殻体(B)及び指標体(C)の金型内部に臨む面に
は、数字等からなる表示部が形成されている。この刻印
装置(A)は、表示外殻体(B)及び指標体(C)の表
示部が金型内面に臨むように金型内に嵌入されて使用さ
れるのであるが、例えば図示のように表示外殻体(B)
で「月」を、指標体(C)で「年」を表示させるように
構成されている場合、年が変わったときには指標体
(C)のみを交換すればこと足りるにも関わらず、刻印
装置(A)全体を金型から取り外さなければ指標体
(C)を取り外すことができないため、非常に面倒であ
り作業効率の低下を招いていた。
な、刻印装置全体を金型から取り外さずとも指標体のみ
を交換することが可能な刻印装置も存在している。図5
示の刻印装置(A)は、金型内に嵌入される外殻体
(E)と、金型内面に臨む指標部(f1)とねじ部(f
2)からなり外殻体(E)内に嵌入される指標体(F)
とから構成される。外殻体(E)は内径が2段に構成さ
れており、下段部(e1)にはねじ溝が螺刻され、この
ねじ溝に前記指標体(F)のねじ部(f2)が螺合され
ている。そして、指標部(f1)の下面と外殻体(E)
の上段部(e2)の間にばね(G)が介装されており、
指標体(F)をドライバー等により回転させて外殻体
(E)との螺合を外すことにより、指標体(F)のみを
金型から外すことができるようになっている。しかしな
がら、図5に示した刻印装置においては、指標体(F)
がばね(H)により常に金型内方向に向けて付勢されて
いるので、金型内面において指標体(F)が外殻体
(E)から突出する状態となり易く、指標体(F)と外
殻体(E)を面一に保つことができず、成形品の表面に
凹凸が生じてしまい均一な成形面が得られないという課
題が存在した。
鑑みて、本願発明者は特開平10−34671号におい
て、指標体に対してその表面が外殻体表面から突出しな
い方向にばね力を付勢させた型内脱着式刻印装置を提案
している。この刻印装置は、指標体と外殻体を面一に保
つことができるので、成形品の表面に凹凸が生じること
がない優れたものであったが、以下のような課題が存在
していた。すなわち、この刻印装置では、使用時におい
て指標体を右回りに回転させるのに伴って指標体のねじ
部に螺合されたナットが上昇するのを防止するために、
指標体のねじ部及びナットを逆ねじ(左ねじ)に形成し
ていたため、指標体の脱着操作の操作性が悪かった。ま
た、ねじの外周面に回り止めの突起を設けて、この突起
を外殻体の内面に形成された係合凹部に係合させる構成
において、突起が1つしか設けられていないことによっ
て、ねじの回り止めが安定して機能しない場合があっ
た。また、外殻体の最下面に装着される蓋体が穴の無い
円板状であったため、蓋体の脱着操作が行いづらかっ
た。更には、指標体を外殻体の表示位置に応じて正確且
つ容易に位置決めすることが難しかった。本願発明者ら
は、上記課題を解決するために鋭意研究を続けた結果、
本願発明を完成するに至った。
課題を解決するために以下の手段を採用した。請求項1
記載の発明では、成形金型内に嵌入される略円筒形の表
示外殻体と、この表示外殻体内に嵌入され軸線まわりに
角変位可能な指標体とを備え、両者の表面に刻印表示部
が形成されてなる刻印装置であって、前記指標体は金型
内面に臨む指標部とこの指標部から延出されるねじ部と
から構成され、前記表示外殻体の内径は前記指標体が挿
入されたときに前記指標部が位置する小径の上段部と、
前記ねじ部が位置する大径の下段部とを備えてなり、該
下段部の最下部には蓋体が螺着されてなるとともに前記
指標体のねじ部にはナットが螺着され、該ナットと前記
表示外殻体の下段部上面との間にばねが介装され、この
ばねにより指標体に下向きの力が付勢されてなり、前記
ナットの外周には複数の突起が設けられてなるととも
に、前記蓋体は、その中心に前記ねじ部の外径よりも大
きな角穴を有し、前記表示外殻体の下段部には該突起が
係合可能な係合溝が軸方向に形成され、前記指標部の上
面と表示外殻体の上面とを面一とした状態において、前
記指標体のねじ部の基端部が前記係合溝の上端部よりも
上方に位置するように構成したことを特徴とする型内脱
着式刻印装置とした。
標部に半径方向外側へ向けて延出された弾性体と該弾性
体の先端に取着された球体とからなる位置決め部材が設
けられ、前記表示外殻体の上段部に位置決め部材の球体
の一部が嵌入する複数の嵌入溝が円周方向に沿って連続
的に且つ等間隔で形成されてなることを特徴とする請求
項1記載の型内脱着式刻印装置とした。
印装置の好適な実施形態について、図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る型内脱着式刻印装置(1)の
断面図であり、図2はその一部切欠分解斜視図である。
本発明に係る型内脱着式刻印装置(1)は、成形金型内
に嵌入される略円筒形の表示外殻体(3)と、この表示
外殻体(3)内に軸線まわりに角変位可能に嵌入される
指標体(4)とを備えている。
取り付けた例を示す断面図である。図3示の成形金型
(2)は、注入口(23)を有する固定型(21)と、
この固定型(21)に接離する可動型(22)とからな
り、この固定型(21)と可動型(22)との間にキャ
ビティ(24)が形成されてなるものであり、型内脱着
式刻印装置(1)は、可動型(22)にキャビティ(2
4)に面して取り付けられている。
面)には、周方向に等間隔に月を表す数字「1」、
「2」、「3」、・・・、「12」からなる刻印表示部
が形成され、指標体(4)表面には、年を表わす数字
(図示例においては「99」)及び表示外殻体(3)表
面に設けられた月表示を指標する矢印型の指標(43)
からなる刻印表示部が形成されており、指標体(4)に
表示された年表示と指標(43)により指された月表示
により年月を同時に表すことができるようになってい
る。尚、指標(43)はドライバーで回転させることが
可能な溝とされている。
部(41)から延出されるねじ部(42)とから構成さ
れており、指標部(41)は表面が金型(2)内面に臨
む円板状の指標面部(41a)とこの指標面部(41
a)の下部に形成された指標面部)よりも小径の指標基
部(41b)とからなる。指標基部(41b)には、半
径方向外側へ向けて延出されたばね(91)と、このば
ね(91)の先端に取着された球体(92)とからなる
位置決め部材(9)が設けられている。そして、指標
(43)の矢印の方向はこの位置決め部材(9)の延出
方向と一致している。また、ねじ部(42)は順ねじ
(右ねじ)とされている。
が挿入されたときに指標部(41)が位置する小径の上
段部(31)と、ねじ部(42)が位置する大径の下段
部(32)とを備えており、下段部(32)の最下部に
は蓋体(5)が螺着されている。下段部(32)の内径
は、蓋体(5)が螺着される雌ねじ部(33)の内径が
他の部分の内径よりも大きく形成されており、雌ねじ部
の長さは蓋体の厚さと等しくされている。
着されており、このナット(6)は下段部(32)の内
径と略等しい外径を有している。また、ナット(6)と
表示外殻体(3)の下段部(32)の上面との間にばね
(7)が介装されており、このばね(7)により指標体
(4)に下向きの力、すなわち指標体(4)表面が表示
外殻体(3)表面から突出しないように作用する力が付
勢されている。従って、表示外殻体(3)と指標体
(4)表面が完全に面一状態となり、成形品の表面に凹
凸が生じることがなく均一な成形面を得ることができ
る。また、年が変わった際には、指標体(4)をドライ
バーで回転させてナット(6)との螺合を外すことによ
り、型を分解せずとも指標体(4)のみを取り外して交
換することが可能であるため、交換作業が容易であり作
業効率に優れる。
は3つ)の半円状の突起(61)が設けられており、表
示外殻体(3)の下段部(32)にはこれらの突起(6
1)が係合可能な断面半円状の係合溝(34)が軸方向
に形成されている。尚、本発明において、突起(61)
の数は複数であれば特に限定されず、2つや4つ、或い
は5つ以上であってもよい。また、係合溝(34)は突
起(61)の数と同数設けられる。このように、突起
(61)の数を複数個とすることによって、ナット
(6)の回り止め機能が安定して発揮されるようにな
る。
は、図1に示す如く、指標部(41)の上面と表示外殻
体(3)の上面とを面一とした状態において、指標体
(4)のねじ部(42)の基端部(42a)が、係合溝
(34)の上端部(34a)よりも上方に位置するよう
に構成される。これによって、ナット(6)は係合溝
(34)の上端部(34a)よりも上方に移動すること
ができず、ナット(6)はねじ部(42)の基端部(4
2a)へと達することができなくなり、ナット(6)が
基端部(42a)へと食い込むことを防止することがで
きる。これによって、従来の如く、指標体のねじ部及び
ナットを逆ねじ(左ねじ)に形成する必要もなくなり、
指標体の脱着操作の操作性に優れたものとなる。
られており、この角穴(51)にレンチ等を差し込むこ
とによって、蓋体(5)を容易に回転させて締め付ける
ことが可能とされている。尚、図示例では角穴(51)
の形状は四角形とされているが、六角形等であってもよ
い。また、貫通穴とせず、蓋体(5)の底面に達しない
穴としてもよい。この角穴(51)の内径は指標体
(4)のねじ部(42)の外径よりも大きく形成するこ
とが好ましい。その理由は、角穴(51)の内径を指標
体(4)のねじ部(42)の外径よりも大きく形成する
ことによって、図1に示す如く、指標体(4)のねじ部
(42)の先端を角穴(51)へと入り込ませることが
可能となり、ねじ部(42)の長さを長く形成すること
ができるからである。そしてこれによって、使用時にお
いて指標体(4)を回転させた際に、ナット(6)とね
じ部(42)との螺合が外れるまでの回転数が増え、指
標体のねじ部及びナットを順ねじ(右ねじ)に形成した
場合でも、使用時にナット(6)とねじ部(42)との
螺合が外れることがなくなる。
指標基部(41b)に設けられた位置決め部材(9)の
球体(92)の一部が嵌入する複数の嵌入溝(31a)
が円周方向に沿って連続的に且つ等間隔で形成されてい
る。嵌入溝(31a)の数は、指標体(4)を何度づつ
回転させればよいかによって適宜設定すればよく、例え
ば図示例の如く、1か月毎に指標体(4)を回転させる
構成とした場合には12個とすればよい。球体(92)
はばね(91)によって半径方向外側へ向けて常に付勢
され、通常の状態では球体(92)は一つの嵌入溝(3
1a)に入り込んでいるが、指標体(4)を回転させた
場合には、ばね(91)が縮むことによって球体(9
2)が隣の嵌入溝(31a)へと入り込むようになる。
これによって、指標体(4)を表示外殻体(3)の表示
位置に応じて正確且つ容易に位置決めすることができ
る。
(1)においては、表示外殻体(3)及び指標体(4)
の表示内容は、図示例に限定されるものではなく、例え
ば指標体(4)に月、表示外殻体(3)に日を表示する
構成や、或いは全体としてロット番号や製品番号を表示
させる構成としてもよく、要するに指標体(4)のみの
交換により長期間使用することができる表示の構成であ
れば、適宜任意の構成を採用することができる。
明は、成形金型内に嵌入される略円筒形の表示外殻体
と、この表示外殻体内に嵌入され軸線まわりに角変位可
能な指標体とを備え、両者の表面に刻印表示部が形成さ
れてなる刻印装置であって、前記指標体は金型内面に臨
む指標部とこの指標部から延出されるねじ部とから構成
され、前記表示外殻体の内径は前記指標体が挿入された
ときに前記指標部が位置する小径の上段部と、前記ねじ
部が位置する大径の下段部とを備えてなり、該下段部の
最下部には蓋体が螺着されてなるとともに前記指標体の
ねじ部にはナットが螺着され、該ナットと前記表示外殻
体の下段部上面との間にばねが介装され、このばねによ
り指標体に下向きの力が付勢されてなり、前記ナットの
外周には複数の突起が設けられてなるとともに、前記表
示外殻体の下段部には該突起が係合可能な係合溝が軸方
向に形成され、前記指標部の上面と表示外殻体の上面と
を面一とした状態において、前記指標体のねじ部の基端
部が前記係合溝の上端部よりも上方に位置するように構
成したことを特徴とする型内脱着式刻印装置であるか
ら、指標体を回転させた際に、ナットが指標部のねじ基
端部へと食い込むことを防止することができ、指標体の
ねじ部及びナットを逆ねじに形成する必要がなく、指標
体の脱着操作の操作性に優れたものとなる。しかも、ナ
ットの回り止め機能が安定して発揮されるようになる。
なることを特徴とする型内脱着式刻印装置であるから、
角穴にレンチ等を差し込むことによって、蓋体を容易に
回転させて締め付けることが可能であり、角穴の内径を
指標体のねじ部の外径よりも大きく形成することによっ
て、指標体のねじ部及びナットを順ねじに形成した場合
でも、使用時にナットとねじ部との螺合が外れることが
ない。
部に半径方向外側へ向けて延出された弾性体と該弾性体
の先端に取着された球体とからなる位置決め部材が設け
られ、前記表示外殻体の上段部に位置決め部材の球体の
一部が嵌入する複数の嵌入溝が円周方向に沿って連続的
に且つ等間隔で形成されてなることを特徴とする請求項
1記載の型内脱着式刻印装置であるから、指標体を表示
外殻体の表示位置に応じて正確且つ容易に位置決めする
ことができる。
形態を示す断面図である。
形態を示す一部切欠分解斜視図である。
付けた例を示す断面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 成形金型内に嵌入される略円筒形の表示
外殻体と、この表示外殻体内に嵌入され軸線まわりに角
変位可能な指標体とを備え、両者の表面に刻印表示部が
形成されてなる刻印装置であって、前記指標体は金型内
面に臨む指標部とこの指標部から延出されるねじ部とか
ら構成され、前記表示外殻体の内径は前記指標体が挿入
されたときに前記指標部が位置する小径の上段部と、前
記ねじ部が位置する大径の下段部とを備えてなり、該下
段部の最下部には蓋体が螺着されてなるとともに前記指
標体のねじ部にはナットが螺着され、該ナットと前記表
示外殻体の下段部上面との間にばねが介装され、このば
ねにより指標体に下向きの力が付勢されてなり、前記ナ
ットの外周には複数の突起が設けられてなるとともに、
前記蓋体は、その中心に前記ねじ部の外径よりも大きな
角穴を有し、前記表示外殻体の下段部には該突起が係合
可能な係合溝が軸方向に形成され、前記指標部の上面と
表示外殻体の上面とを面一とした状態において、前記指
標体のねじ部の基端部が前記係合溝の上端部よりも上方
に位置するように構成したことを特徴とする型内脱着式
刻印装置。 - 【請求項2】 前記指標体の指標部に半径方向外側へ向
けて延出された弾性体と該弾性体の先端に取着された球
体とからなる位置決め部材が設けられ、前記表示外殻体
の上段部に位置決め部材の球体の一部が嵌入する複数の
嵌入溝が円周方向に沿って連続的に且つ等間隔で形成さ
れてなることを特徴とする請求項1記載の型内脱着式刻
印装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP03488699A JP3470880B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 型内脱着式刻印装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2000229325A JP2000229325A (ja) | 2000-08-22 |
| JP3470880B2 true JP3470880B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=12426642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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- 1999-02-12 JP JP03488699A patent/JP3470880B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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