JP3473442B2 - 加圧浮上装置 - Google Patents
加圧浮上装置Info
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Description
水から該懸濁物質を浮上分離処理するための加圧浮上装
置に係り、特に被処理水を旋回するディストリビュータ
によって槽体内に供給するようにした加圧浮上装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】槽体内にディストリビュータを旋回可能
に設け、このディストリビュータを旋回させながら該デ
ィストリビュータから槽体内に原水と加圧水との混合水
を流出させ、懸濁物質を該槽体内で浮上分離させるよう
にした加圧浮上装置として、特公昭56−23668号
公報に記載のものがある。 【0003】同号公報のディストリビュータは、槽体の
径方向に延在する管状の廃水分配腕と、該廃水分配腕の
下方に突設された水出口管(なお、この水出口管は該分
配腕の長手方向に間隔をおいて複数個設けられてい
る。)と、この水出口管の側面に設けられた水流出用の
開口とからなる。 【0004】この開口は、上下方向に延在する水出口管
の側面に上下に間隔をおいて複数個設けられている。ま
た、この開口は、該分配腕の旋回方向の前面側に向って
開放している(同号公報第4図)。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のように水流
出用の開口をディストリビュータの旋回方向上流側に向
って開放するように設けた場合、該開口からの流出流れ
が乱れ易く、懸濁物質が微細化したり、気泡が懸濁物質
から離脱することにより、分離効率が低くなる。 【0006】本発明はこのような問題点を解決し、分離
効率に優れた加圧浮上装置を提供することを目的とす
る。また、本発明は、この加圧浮上装置の槽体内で浮上
したスカムがスムーズに排出部へ導かれるようにするこ
とを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の加圧浮上装置
は、円環形の周壁を有した槽体と、該槽体の中央部から
放射方向に延在しており、該中央部を中心として該槽体
内を旋回可能なディストリビュータと、該ディストリビ
ュータ内へ原水と加圧水の混合水を供給する手段と、該
ディストリビュータに設けられた回転方向後流側に向っ
て開口する原水流出口と、該槽体内において浮上したス
カムを槽体の周壁側に掻き寄せるためのスキマと、該槽
体の周壁に設けられたスカム排出部と、該ディストリビ
ュータに設けられ、該ディストリビュータ内の混合水を
該原水流出口よりも高位の槽体内水中において槽体の中
央から周壁に向う方向に放出する水放出手段とを備えて
なるものである。 【0008】かかる加圧浮上装置においては、ディスト
リビュータから原水と加圧水の混合水がディストリビュ
ータ旋回方向の後流側に向って流出するため、原水の流
れが乱れにくい。このため、懸濁物質が微細化したり気
泡が離脱したりすることが防止され、効率の良い浮上分
離処理が行われるようになる。 【0009】また、この加圧浮上装置においては、槽体
の中央付近に浮上したスカムが、水放出手段から放出さ
れた水の流れによって槽体の周壁に向って流れるように
なる。スカムが槽体中央付近から離れると、スキマによ
って槽体周壁側に掻き寄せられ、該周壁のスカム排出部
に導かれる。 【0010】 【発明の実施の形態】図1(a)は実施の形態に係る加
圧浮上装置の縦断面図、図1(b)は同平面図である。
図2(a)はディストリビュータの構成を示す斜視図、
図2(b)は同断面図である。 【0011】円環形の周壁を有した槽体1は、その底部
が中央に向って低位となる錐形とされ、中央にピット1
aが設けられている。このピット1aにはスカムが沈殿
した場合の対策として排泥バルブ11が接続されてい
る。 【0012】このピット1aから原水供給管2が槽体1
内の途中まで立ち上げられている。この原水供給管には
バルブ3を介して加圧水供給装置(図示略)が接続され
ている。 【0013】槽体1の下部に集水管4が設けられてい
る。この集水管4は、槽体1の周壁に沿って周回する管
状部材であり、長手方向に所定間隔をおいて孔状の集水
口が設けられている。なお、この集水口は集水管4の上
面、側面、下面のいずれに設けられても良いが、流入原
水が短絡的に流入しにくくなるように下面側に設けるの
が好ましい。4aは集水管4に連絡された集水抜出管を
示す。 【0014】この槽体1内に原水を流出させるためにデ
ィストリビュータ5が旋回可能に設けられている。この
ディストリビュータ5は、槽体1の半径方向に4本延設
されており、槽体1の中央部において各ディストリビュ
ータ5が集合(連結)されている。このディストリビュ
ータ5の集合部分から下方に筒状のセンターケージ10
が突設されている。このセンターケージ10は原水供給
管2の上端に外嵌(遊嵌)しており、該センターケージ
10を介して原水供給管2から各ディストリビュータ5
に原水が供給される。 【0015】このディストリビュータ5は、モータ8に
より槽体1内を旋回される。この旋回方向の後流を向く
ようにディストリビュータ5に水流出用の開口6が設け
られている。 【0016】ディストリビュータ5の集合部分から上方
に水放出管5aが立ち上げられている。この水放出管5
aの上端部は、槽体1内の水面より若干下位の箇所にお
いて槽体中心から離れる方向に曲がっており、この水放
出管5aの先端から水が槽体中央から周壁に向う方向
(この実施の形態にあっては放射方向)に放出される。
なお、この水放出管5aは1本又は複数本立設される
が、同方向に等間隔に複数本(例えば2本又は4本)立
設されるのが好ましい。 【0017】槽体1の水面付近に浮上スカムの掻き取り
用のスキマ7が設けられている。このスキマ7も前記モ
ータ8によりディストリビュータ5と一体に回転(旋
回)される。なお、前記モータ8に逆回転用ギヤ−を設
置し、ダブルシャフトによりディストリビュータ5とス
キマ7を逆方向に回転させてもよい。槽体1の周壁の一
部にスカム排出部9aとトラフ9とが設けられている。 【0018】このように構成された加圧浮上装置におい
ては、ディストリビュータ5の開口6から原水と加圧水
の混合水がディストリビュータ5の旋回方向の後流側に
向って流出する。この混合水の流れは殆ど乱れることな
く槽体内を流れる。そして、加圧水から生じた気泡が懸
濁物質に付着し、懸濁物質が水面上に浮上して浮上スカ
ムとなる。 【0019】この浮上スカムはスキマ7によってスカム
排出部9aに掻き寄せられる。 【0020】なお、槽体1の中央付近にあっては、水放
出管5aからの放出水流によって浮上スカムが周壁に向
って押し流され、次いでスキマ7によって掻き寄せられ
るようになるから、槽体1の中央付近においてもスカム
が滞留することがなく、槽体1の全水面から浮上スカム
がスムーズにスカム排出部9aに排出される。 【0021】図3は別の実施の形態に係る加圧浮上装置
の断面図である。この実施の形態にあっては、各ディス
トリビュータ5の結合部分から上方に突状のセンターケ
ージ5bが立ち上げられ、このセンターケージ5bの側
周面のうち水面下の部分に開口5cが設けられている。
センターケージ5bの上端は閉鎖されている。この加圧
浮上装置のその他の構成は図1の加圧浮上装置と同一で
ある。 【0022】このように構成された図3の加圧浮上装置
によっても効率の良い浮上分離が行われる。槽体1の中
央付近に浮上したスカムは、開口5cからの放出水流に
押し流されて槽体中央から離れ、スキマ7によって排出
部9aに掻き寄せられる。 【0023】なお、この開口5cは1個又はセンターケ
ージ5bの周方向に等間隔に複数個(例えば2〜4個)
設けられることが好ましい。 【0024】本発明においては、水放出管5aの先端開
口やセンターケージ5bの開口5cから流出させる水量
は通常センターケージ10への流入原水全量の1/10
〜1/100程度であることが好ましいが、その量は浮
上スカムを外周方向に流れ起こすことのできる量であれ
ばさらに少なくてもよい。 【0025】これらの水放出管5aの先端開口や開口5
cの形状は円孔であってもよく方形等であってもよい。
円孔の場合はφ10〜50mm、方形であれば高さH5
〜20mm、水平方向長さL20〜50mmが適当であ
る。これらの開口はディストリビュータ5の水流出用開
口6より若干高い位置から水面までの任意の位置に設置
できるが、水面下100mm以内に設置されるのが適切
である。開口位置をさらに深くした場合は、該開口から
放出された流れが上昇流となり、スカムを外周へ引き寄
せる流れが弱くなり、効果が低下するおそれがある。 【0026】なお、特に本発明を限定するものではない
が、原水供給管2の上端部の外周とセンターケージ10
の内周との間には2〜5mm程度の隙間をあけてあり、
原水供給管2はセンターケージ10内に10〜30cm
程度差し込まれている。 【0027】槽体1が15〜25m3/Hrの処理容量
の場合、開口6の口径は5〜7cm程度とされ、この開
口6が4本のディストリビュータ5に合計20〜28個
程度設けられ、開口6からの水の流出速度が3〜10c
m/sec程度となるようにするのが好ましい。 【0028】槽体1内の水がディストリビュータ5やス
キマ7と共回りして乱流化することを防ぐために、ディ
ストリビュータ5及びスキマ7の回転速度(周速度)は
1〜3m/min程度にするのが好ましい。 【0029】このようなことから、槽体1は100〜1
50cm程度の深さで十分である。 【0030】本発明では、図2に示すように、ディスト
リビュータ5の上部から後流側に(即ち、開口6の上側
へ張り出すように)整流板12を設けるのが好ましい。
この整流板12の幅は120〜180mm程度が好まし
い。また、この整流板12には、ディストリビュータか
ら離反するほど下に下がるように1/20〜1/30程
度の勾配を設けるのが好ましい。 【0031】本発明では、ディストリビュータ5内に溜
る空気を抜き出すために、ディストリビュータ5の先端
に直径3〜8mm程度の気泡抜き孔13を設けるのが好
ましい。 【0032】 【発明の効果】本発明の加圧浮上装置は、槽体内の乱流
を防止し、効率の良い浮上分離を行うことができる。ま
た、この加圧浮上装置によると、槽体の中央付近に浮上
したスカムもスムーズに周壁の排出部に向って掻き寄せ
られて排出される。この加圧浮上装置は、構成が比較的
簡易であり、槽体の高さも低くて済む。
図である。 【図2】(a)図は実施の形態に係る加圧浮上装置のデ
ィストリビュータの斜視図、(b)図は(a)図のディ
ストリビュータの断面図である。 【図3】別の実施の形態に係る加圧浮上装置の断面図で
ある。 【符号の説明】 1 槽体 2 原水供給管 3 加圧水バルブ 4 集水管 5 ディストリビュータ 5a 水放出管 5b センターケージ 5c 開口 6 開口 7 スキマ 8 モータ 9 トラフ 10 センターケージ 12 整流板
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 円環形の周壁を有した槽体と、 該槽体の中央部から放射方向に延在しており、該中央部
を中心として該槽体内を旋回可能なディストリビュータ
と、 該ディストリビュータ内へ原水と加圧水の混合水を供給
する手段と、 該ディストリビュータに設けられた回転方向後流側に向
って開口する原水流出口と、 該槽体内において浮上したスカムを槽体の周壁側に掻き
寄せるためのスキマと、 該槽体の周壁に設けられたスカム排出部と、該ディストリビュータに設けられ、該ディストリビュー
タ内の混合水を 該原水流出口よりも高位の槽体内水中に
おいて槽体の中央から周壁に向う方向に放出する水放出
手段とを備えてなる加圧浮上装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27118798A JP3473442B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 加圧浮上装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27118798A JP3473442B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 加圧浮上装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000093942A JP2000093942A (ja) | 2000-04-04 |
| JP3473442B2 true JP3473442B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=17496570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27118798A Expired - Fee Related JP3473442B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 加圧浮上装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3473442B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100758345B1 (ko) * | 2004-05-17 | 2007-09-14 | 주식회사 필택 | 부유물 수집장치 |
-
1998
- 1998-09-25 JP JP27118798A patent/JP3473442B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000093942A (ja) | 2000-04-04 |
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