JP3488558B2 - 溶接器設置装置 - Google Patents

溶接器設置装置

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JP3488558B2 JP28541395A JP28541395A JP3488558B2 JP 3488558 B2 JP3488558 B2 JP 3488558B2 JP 28541395 A JP28541395 A JP 28541395A JP 28541395 A JP28541395 A JP 28541395A JP 3488558 B2 JP3488558 B2 JP 3488558B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、建設作業
現場において用いられ、複数の溶接器を設置可能な溶接
器設置装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば、建設工事等の作
業現場においては、複数台の溶接器が同じ場所に設置さ
れて使用されることがある。この場合、通常一般の溶接
器には、電源コード、溶接トーチが連結されるキャップ
タイヤーコード、および、アース線の3本の配線コード
が接続されているため、複数台を同じ場所に設置した場
合には、その周囲が多数本の配線コードで繁雑な状態と
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に、複数台の溶接器の周囲が多数本の配線コードで繁雑
な状態となると、例えば、一の溶接器を使用するため、
該溶接器の電源を入れようとしても、誤って他の溶接器
の電源を入れてしまうこと等があり、作業性が極めて悪
い上に、不測の事故が発生する要因の一つとなってい
た。また、作業者が溶接器を使用すべく、該溶接器の側
を通行する際にも、上記配線コードが邪魔になり、作業
性の悪化および事故誘発の原因となっていた。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、以下の目的を達成するものである。 溶接器を複数台設置可能であって、各溶接器それぞれ
の配線コードが繁雑にならずに配線が一目瞭然であり、
作業性が良い上に、配線事故が発生するおそれのない溶
接器設置装置を提供すること。 複数台設置された溶接器の側に、作業者や資材が通行
可能な通路部を確保し、作業の効率化および事故発生の
防止を図ることのできる溶接器設置装置を提供するこ
と。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の溶接器設
置装置は、複数の溶接器を設置可能な設置面を有する基
台と、この基台の一端部に設けられ、外部電源からの電
力が供給されて前記溶接器に電力を供給する電力供給部
と、この基台の前記一端部および他端部にそれぞれ設け
られ、両者の間が電気的に接続された一対の配線接続部
とを備え、前記設置面の前記一端部側には、前記複数の
溶接器を並列状態に配列可能な溶接器設置部が設けられ
ていることを特徴としている。
【0006】請求項2記載の溶接器設置装置は、請求項
1記載の溶接器設置装置において、前記設置面の前記他
端部側には、前記複数の溶接器の配列に対して略平行に
設けられ、作業者や資材が通行可能な通路部が設けら
れ、前記設置面には、前記溶接器設置部と前記通路部と
を区別するための標識が設けられていることを特徴とし
ている。
【0007】請求項3記載の溶接器設置装置は、請求項
1または2記載の溶接器設置装置において、前記一対の
配線接続部の電気的接続は、前記設置面の下側でなされ
ていることを特徴としている。
【0008】請求項1記載の溶接器設置装置では、基台
の設置面の一端部側に溶接器設置部が設けられ、該溶接
器設置部には、複数の溶接器が並列状態に設置される。
前記基台の一端部には、外部電源からの電力が供給され
る電力供給部が設けられているため、該電力供給部と前
記溶接器との距離が短くて済み、両者を接続するための
配線コードを長くする必要がない。これによって、溶接
器の周辺が配線コードにより繁雑な状態になることが有
効に防止されるとともに、配線が一目瞭然となる。ま
た、前記基台の一端部には、他端部との間が電気的に接
続された配線接続部が設けられているため、前記溶接器
に隣接した一端部の配線接続部に対して配線コードが接
続されると、自動的に他端部の配線接続部に導通し、こ
れにより、溶接器の周辺が配線コードによって繁雑な状
態となることがない上に、配線が一目瞭然となる。
【0009】請求項2記載の溶接器設置装置では、前記
基台の設置面の他端部側に、前記複数の溶接器の配列に
対して略平行に通路部が確保されているため、作業者や
資材が通行可能となり、作業の効率化および事故発生の
防止を図ることができる。また、前記基台の設置面に
は、前記溶接器設置部と前記通路部とを区別するための
標識が設けられているため、資材や作業者が通行可能な
範囲が明確になり、安全性が高まる。
【0010】請求項3記載の溶接器設置装置では、前記
一対の配線接続部の電気的接続が、前記設置面の下側で
なされているため、該設置面上がコードで繁雑な状態と
なることが防止される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1および図2に基づい
て、本発明に係る溶接器設置装置の一実施例について説
明する。図中、符号1は溶接器設置装置を示している。
【0012】図1は、前記溶接器設置装置1を示す側断
面図であり、図2は、同平面図である。これらの図に示
すように、溶接器設置装置1は、建設工事等の作業現場
にて用いられ、3台の溶接器A,A…を同時に設置する
ことができるものである。すなわち、前記溶接器設置装
置1は、3台の溶接器A,A…を設置可能な設置面11
を有する基台10と、この基台10の一端部12に設け
られ、外部電源(図示せず)からの電力が供給されて前
記溶接器A,A…に電力を供給する電力供給部20,2
0…と、この基台10の前記一端部12および他端部1
3にそれぞれ設けられ、両者12,13の間が電気的に
接続された一対の配線接続部30,30…とを備えてな
るものである。また、前記基台10の一端部12には、
接地用の配線取付部70,70…が設けられている。
【0013】そして、前記基台10の設置面11は、該
設置面11の前記一端部12側に設けられ、前記3台の
溶接器A,A…を並列状態に配列可能な溶接器設置部4
0と、該設置面11の前記他端部13側に、前記溶接器
A,A…の配列に対して略平行に設けられ、作業者や資
材が通行可能な通路部50とを有している。また、前記
設置面11の溶接器設置部40には、各溶接器A,A…
を設置する際の位置決め用の印60,60…が付された
構成となっている。
【0014】前記基台10は、平面視矩形のパネル状の
ものであり、その上面が前記設置面11となっている。
平面視して基台10の長辺部10a,10bのうちの一
方側が前記一端部12であり、他方側が前記他端部13
となっている。基台10の一端部12には、前記設置面
11から垂直に延びる立上壁部12aが形成されてお
り、該立上壁部12aには、上方から順に前記電力供給
部20,20…、配線接続部30,30…、接地用の配
線取付部70,70…が設けられている。
【0015】電力供給部20,20…ないし接地用の配
線取付部70,70…の個数および一対の配線接続部3
0,30…の組数は、それぞれ、前記設置面11上に設
置可能な溶接器A,A…の台数に対応して3つずつ設け
られている。前記電力供給部20は、溶接器Aの電源コ
ードaのコンセント差込部であり、また、前記接地用の
配線取付部70は、溶接器Aのアース線bの差込部であ
り、前記一対の配線接続部30,30は、溶接器Aのキ
ャップタイヤーコードc,cのコンセント差込部となっ
ている。これら電力供給部20,20…、接地用の配線
取付部70,70…、配線接続部30,30…の各差込
部には、雨水等の浸入を防いで絶縁性を確保すべく、い
わゆる入線(屋外)プレートと呼ばれるカバーK,K…
が設けられている。また、前記一対の配線接続部(コン
セント差込部)30,30の両者間を電気的に導通させ
る連結コード31,31…は、溶接器A,A…の周囲が
コードで繁雑とならぬよう前記基台10の内部に配設さ
れている。これらの連結コード31,31…は、長期間
使用して消耗したときに交換を容易にすべく、保護管
H,H…内に収められている。
【0016】溶接器Aは、一方の側面eにアース線bが
接続されている一方、他方の側面fに電源コードaおよ
びキャップタイヤーコードcが接続されている。したが
って、前記溶接器設置装置1に溶接器Aを設置するに際
しては、その配線の際にコード類a,b,cでなるべく
繁雑とならないように、2本のコードa,cが接続され
ている側の面fを前記立上壁部12a側に向けるように
設置する。
【0017】前記設置面11には、作業者に危険である
ことを示すために、全面に黄色と黒からなるいわゆるゼ
ブラマークが付されている。そして、前記設置面11に
は、前記溶接器設置部40と前記通路部50とを区別す
るための区分線(標識)51が付され、また、前記設置
面11のうち、前記溶接器設置部40には、鈎状に形成
された前記位置決め用の印60,60…が付されてい
る。
【0018】前記基台10の下面側には、該基台10を
水平調整可能な支持脚80,80…が設けられている。
すなわち、支持脚80,80…は、基台10の四隅部に
設けられ、内周面に雌ネジ部が形成された孔部81,8
1…と、外周部に前記孔部81,81…に螺合自在な雄
ネジ部が形成された脚部82a,82b,82a,82
b…とからなるものである。各脚部82a,82bの下
部には、キャスター82aとスタンド82bを備えてお
り、該キャスター82aを利用して溶接器設置装置1を
容易に移動させることが可能である。スタンド82b
は、倒立自在に設けられており、倒したときに前記キャ
スター82aが地面に接するような構成とされている。
なお、前記スタンド82bとキャスター82aの構成
は、前記の倒立自在な構成に限らず、例えば上下に伸縮
自在な構成であってもよい。また、平面視して前記基台
10の両短辺部10c,10d側には、それぞれ、他の
溶接器設置装置1,1と連結するための連結部(図示せ
ず)が設けられている。またさらに、平面視して前記基
台10の四隅部には、ワイヤ(図示せず)を吊るための
孔(図示せず)が設けられており、溶接器設置装置1を
レッカーで吊り上げ易いようになっている。
【0019】本実施例では、基台10の設置面11の一
端部12側に溶接器設置部40が設けられ、該溶接器設
置部40には、3台の溶接器A,A…が並列状態に設置
される。前記基台10の一端部12には、外部電源から
の電力が供給される電力供給部20,20…が設けられ
ているため、該電力供給部20,20…と前記溶接器
A,A…との距離が短くて済み、両者を接続するための
配線コード(電源コードa、キャップタイヤーコード
c)を長くする必要がない。これによって、溶接器A,
A…の周辺が配線コードにより繁雑な状態になることが
有効に防止されるとともに、配線が一目瞭然となる。
【0020】同様に、前記基台10の一端部12に、接
地用の配線取付部70,70…が設けられているため、
該一端部12側の溶接器設置部40に設置される溶接器
A,A…は、そのアース線b,b…を長く延ばすことな
く、接地用の配線取付部70,70…に接続することが
できる。これにより、溶接器A,A…の周辺がアース線
b,b…により繁雑になることが防止される。
【0021】また、この場合、前記溶接器設置部40に
付される位置決め用の印60,60…の位置を、電力供
給部20,20…が設けられた位置との関係で設定すれ
ば、配線コードが一層整然と整理されることになる。ま
た、前記基台10の一端部12には、他端部13との間
が電気的に接続された配線接続部30,30…が設けら
れているため、前記溶接器A,A…に隣接した一端部1
2側の配線接続部30,30…に対してキャップタイヤ
ーコードc,c…が接続されると、自動的に他端部13
側の配線接続部30,30…に導通する。これにより、
溶接器A,A…の周辺がキャップタイヤーコードc,c
…によって繁雑な状態となることがない上に、配線が一
目瞭然となる。
【0022】さらに、基台10の設置面11の他端部1
3側には、前記3台の溶接器A,A…の配列に対して略
平行に通路部50が確保されているため、作業者や資材
が通行可能となり、作業の効率化および事故発生の防止
を図ることができる。また、前記基台10に設けられる
前記電力供給部20,20…ないし接地用の配線取付部
70,70…の個数および前記一対の配線接続部30,
30…の組数が、それぞれ、該基台10の設置面11に
設置可能な溶接器A,A…の台数3に対応しているた
め、各々の配線を行い易いのは勿論、配線の様子が一目
瞭然であるため、作業性の向上および事故発生の未然防
止が図られる。
【0023】また、前記基台10には、他の溶接器設置
装置1,1と連結するための連結部が設けられているた
め、設置すべき溶接器A,A…の台数が多い場合に、こ
れに対応すべく、複数の溶接器設置装置1,1を連結さ
せることができる。さらに、前記基台10の下面側に、
該基台10を水平調整可能な支持脚80,80…が設け
られているため、該溶接器設置装置1を設置する作業現
場等の地面が水平でない場合にも、基台10を水平に保
つことができる。
【0024】また、前記基台10の設置面11に、作業
者に危険であることを示す塗料(ゼブラマーク)が塗布
されているため、作業者に注意が喚起される。さらに、
前記基台10の設置面11には、前記通路部50の領域
を示す区分線51が付されているため、資材や作業者が
通行可能な範囲が明確になり、安全性が高まる。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の溶接器設置装置によれ
ば、基台の設置面の一端部側に溶接器設置部が設けら
れ、該溶接器設置部には、複数の溶接器が並列状態に設
置される。この場合、前記基台の一端部には、外部電源
からの電力が供給される電力供給部が設けられているた
め、該電力供給部と前記溶接器との距離が短くて済み、
両者を接続するための配線コードを長くする必要がな
く、これによって、溶接器の周辺が配線コードにより繁
雑な状態になることが有効に防止されるとともに、配線
が一目瞭然となるという効果が得られる。また、前記基
台の一端部には、他端部との間が電気的に接続された配
線接続部が設けられているため、前記溶接器に隣接した
一端部の配線接続部に対して配線コードが接続される
と、自動的に他端部の配線接続部に導通し、これによ
り、溶接器の周辺が配線コードによって繁雑な状態とな
ることがない上に、配線が一目瞭然となるという効果が
得られる。
【0026】請求項2記載の溶接器設置装置によれば、
前記基台の設置面の他端部側に、前記複数の溶接器の配
列に対して略平行に通路部が確保されているため、作業
者や資材が通行可能となり、作業の効率化および事故発
生の防止を図ることができる。また、前記基台の設置面
には、前記溶接器設置部と前記通路部とを区別するため
の標識が設けられているため、資材や作業者が通行可能
な範囲が明確になり、安全性が高まるという効果が得ら
れる。
【0027】請求項3記載の溶接器設置装置では、前記
一対の配線接続部の電気的接続が、前記設置面の下側で
なされているため、該設置面上がコードで繁雑な状態と
なることが防止されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る溶接器設置装置の一実施例を示す
側断面図である。
【図2】同平面図である。
【符号の説明】
1 溶接器設置装置 10 基台 11 設置面 12 一端部 13 他端部 20 電力供給部 30 配線接続部 40 溶接器設置部 50 通路部 51 標識 A 溶接器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の溶接器(A,A…)を設置可能な
    設置面(11)を有する基台(10)と、 この基台(10)の一端部(12)に設けられ、外部電
    源からの電力が供給されて前記溶接器(A,A…)に電
    力を供給する電力供給部(20,20…)と、 この基台(10)の前記一端部(12)および他端部
    (13)にそれぞれ設けられ、両者の間が電気的に接続
    された一対の配線接続部(30,30…)とを備え、 前記設置面(11)の前記一端部(12)側には、前記
    複数の溶接器(A,A…)を並列状態に配列可能な溶接
    器設置部(40)が設けられていることを特徴とする溶
    接器設置装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の溶接器設置装置(1)に
    おいて、 前記設置面(11)の前記他端部(13)側には、前記
    複数の溶接器(A,A…)の配列に対して略平行に設け
    られ、作業者や資材が通行可能な通路部(50)が設け
    られ、 前記設置面(11)には、前記溶接器設置部(40)と
    前記通路部(50)とを区別するための標識(51)が
    設けられていることを特徴とする溶接器設置装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の溶接器設置装置
    (1)において、 前記一対の配線接続部(30,30…)の電気的接続
    は、前記設置面(11)の下側でなされていることを特
    徴とする溶接器設置装置。
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