JP3490341B2 - ガス機器の故障診断装置 - Google Patents
ガス機器の故障診断装置Info
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Description
理を支援する故障診断装置に関し、特に、複数のガス機
器メーカ若しくは複数のガス機器に対して、汎用的に故
障診断をすることができる故障診断装置に関する。
ンピュータを使用して燃焼制御や、給湯機能、自動湯張
り機能、追い焚き機能等の制御を実現している。それに
伴い、ガス機器内で使用する電磁弁、ファン等のアクチ
ュエータや温度センサ、水量センサ等のセンサの部品数
が増加する傾向にある。この様なガス機器の機能の高度
化に伴い、新しいセンサや部品が組み込まれ、制御シー
ケンスが複雑化し、部品配置の高密度化が進んでいる。
更に、頻繁にモデルチェンジが行われると共に製品のラ
インアップも増加する傾向にある。
数の増大と機能高度化によるソフトウエアの複雑化に伴
い、故障部品の特定が困難になっており、またガス機器
の機種が増加して個々の機種への修理対応が困難になっ
ている。その為に、故障箇所を正確に特定することがで
きず、故障原因でない部品を交換することがしばしばあ
り、修理コストを増大させている。
屋内に設置したリモコンから制御することが一般的に行
われている。その場合、故障診断においては、修理作業
員が屋内のリモコンと屋外の給湯器との間を何度も往復
して、所定の動作の指示とそれに対応する給湯器の状態
確認とを繰り返す必要がある。
する場合に更に深刻になる。即ち、故障診断の為には、
複数種類のガス機器についてのマニュアルを持参する必
要があり、故障したガス機器の仕様に従って故障診断を
する必要がある。
置として、例えば、特開平7−305843号公報に
は、汎用ノートパソコンで構成された外部検査装置が開
示されている。この外部検査装置は、給湯器にケーブル
を介して接続され、外部検査装置から所定の検査用指令
情報を与え、それに応答して動作した給湯器内の動作状
態やセンサ出力を収集する。それにより、検査作業を単
純化することができる。
易にする装置として、例えば、特開平10−18518
9号公報には、複数種類の故障診断プログラムを故障診
断装置に格納し、ガス機器に通信手段を介して接続し
て、故障対象のガス機器に対応する故障診断プログラム
を実行することにより、多数のガス機器に対する製品知
識がない場合でも同様の故障診断を可能にすることが記
載されている。
断において、故障診断対象のガス機器やそのメーカを特
定することは、必ずしも容易ではない。例えば、通常は
ガス機器の製造番号や型番号などを参照することによ
り、そのガス機器の種類やメーカを特定することはでき
る。しかしながら、それらの製造番号や型番号は、メー
カによって様々な態様であり、故障診断プログラムを特
定するための情報としては必ずしも適切でない場合があ
る。さらに、OEM生産に伴い製品名と製造したメーカ
との関係が複雑になる場合がある。
における検査工程で、検査用のパスワードを入力して検
査モードに制御し、所定の検査を行っている。従って、
かかるパスワードが、上記の故障診断プログラムを特定
するためには最適な情報であるが、そのようなパスワー
ドは、上記の製造番号や型番号とは必ずしも1対1に対
応するものでもない。
できる故障診断装置であっても、故障診断対象のガス機
器の情報を容易に且つ適切に与えることは困難であっ
た。
機器に対して容易に故障診断を行うことができる故障診
断装置を提供することにある。
なるガス機器の種類を自動で判別することができる故障
診断装置を提供することにある。
めに、本発明の一つの側面は、故障診断対象のガス機器
に通信手段を介して故障診断装置を接続し、通信によっ
てガス機器の種類やメーカを特定することを特徴とす
る。より好適な態様では、通信手段によって、ガス機器
の制御部が有する情報を読み出すことにより、そのガス
機器の種類やメーカを特定する。或いは、故障診断装置
が、ガス機器のパスワードを、通信によって供給し、そ
のパスワードに応答して返信されるガス機器からの情報
により、そのガス機器の種類やメーカを特定する。かか
る好適な態様によれば、故障診断装置が、故障診断可能
な複数のガス機器のうち、対象ガス機器の種類やメーカ
を自動的に特定することができ、故障診断を容易にする
ことができる。
の側面は、ガス機器の制御装置に通信手段を介して通信
可能な故障診断装置において、前記ガス機器に通信可能
な状態にした後で、複数種類のガス機器若しくは複数の
ガス機器メーカに対応するパスワードを所定の順番で前
記ガス機器の制御装置に送信し、前記送信したパスワー
ドが前記ガス機器若しくはそのガス機器メーカに対応す
るパスワードと一致する場合に前記ガス機器からの返信
に応答して、当該一致したパスワードに対応する故障診
断ファイルに従う所定の故障診断を、前記通信手段を介
して行うことを特徴とする。
では、前記パスワードは前記ガス機器メーカに対応し、
前記ガス機器からの返信に当該ガス機器の機種情報が含
まれ、該ガス機器の機種情報に対応する故障診断ファイ
ルにより故障診断が行われることを特徴とする。即ち、
メーカ毎に設定されたパスワードにより認証を行い、パ
スワードが一致する場合にガス機器は故障診断モードに
入り、機種情報が返信される。故障診断装置側は、その
機種名に対応する故障診断ファイルに従って、所定の故
障診断を行う。
明の別の側面は、ガス機器の制御装置に通信手段を介し
て通信可能な故障診断装置において、前記ガス機器に通
信可能な状態にした後で、前記ガス機器の機種情報若し
くはメーカ情報を取得し、当該取得したガス機器の機種
若しくはメーカに対応する故障診断ファイルに従って、
所定の故障診断を、前記通信手段を介して行うことを特
徴とする。
施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形
態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
なお、本発明は、ガス機器の故障診断装置に関するが、
以下の実施の形態例では、ガス機器として給湯器を例に
して説明する。
コル変換装置の一例を示す図である。図1に示された給
湯器1は、給水回路11内に給湯熱交換器20が設けら
れ、バーナー15にから投入される熱量が給水回路11
内の水の熱量に変換される。給水回路11内には、例え
ば水量センサ14、入水温度センサ12、出湯温度セン
サ13が設けられ、それらのセンサ出力が給湯器の制御
装置であるマイクロコンピュータ21に与えられる。バ
ーナー15には、元電磁弁18、開閉電磁弁17及び比
例弁16を通じてガス供給管からガス燃料が供給され
る。これらの弁16,17,18は、マイクロコンピュ
ータ21により制御される。更に、給湯器1内には、燃
焼ファン19が設けられ、マイクロコンピュータ21に
より回転数制御されると共に、その回転数センサ20の
出力がマイクロコンピュータ21に与えられる。
は、リモコン用通信回路22を介して、リモコン24と
通信可能になっている。リモコン24は、通常、二芯の
通信線25を介してリモコン用通信回路22と接続さ
れ、リモコン24からの各種指令信号によって、給湯器
1内のマイクロコンピュータ21による制御が行われ
る。また、燃焼状態などの情報が、マイクロコンピュー
タ21からリモコン24に送信され、リモコン24の図
示しない表示部に表示される。
携帯情報端末で構成される故障診断装置2がプロトコル
変換装置3を介して、給湯器1内のマイクロコンピュー
タ21に接続される。そのために、通信用のケーブル2
6を接続するためのコネクタ23が設けられる。このコ
ネクタ23は、従来の一般的な給湯器には設けられてい
ないハードウエアである。
汎用のノートパソコンなどの携帯情報端末である。従っ
て、例えば、ウインドウズ95やウインドウズNT(い
ずれもマイクロソフト社の商標)などの標準OSにより
動作するので、その通信プロトコルも標準プロトコルで
ある。それに対して、故障診断の対象となる給湯器1内
のマイクロコンピュータ21は、各メーカ毎に異なる仕
様で構成され、対応可能な通信プロトコルも、標準プロ
トコルとは異なる独自仕様の場合が多い。
置2と給湯器1との間に、プロトコル変換装置3を介在
させ、そこで、標準プロトコルによる電文と給湯器固有
のプロトコルによる電文との間でプロトコル変換を行わ
せている。プロトコル変換装置3は、コネクタ31,3
2と、マイクロコンピュータなどで構成されるプロトコ
ル変換手段30とを有する。プロトコル変換手段30
は、CPU、RAM、プログラム変換プログラムを内蔵
するROM、及び入出力バッファBUFなどを有し、メモ
リRAM内の通信制御用メモリ領域は、所定のレジスタ
からなる通信制御用メモリ領域に、プロトコル変換に必
要な給湯器側の通信プロトコルのパラメータが記録され
る。
制御プログラムを内蔵する。この制御プログラムは、例
えば、所望の燃焼シーケンスを制御するための燃焼制御
シーケンスプログラムと、故障診断装置2との通信を行
うための通信制御プログラムとを有する。この通信制御
プログラムを有することにより、故障診断装置2との間
で通信を行うことができ、自動故障診断を可能にする。
は、リモコン24や故障診断装置2から、給湯等の所定
の指令信号を受信した時に、例えば、その制御プログラ
ムの実行を示すフラグを内蔵RAM内に記録する。そし
て、内蔵される燃焼制御シーケンスプログラムは、その
フラグを参照して指令信号に対応する制御プログラムの
実行を行う。また、燃焼制御シーケンスプログラムは、
内蔵RAM内に記録されたセンサ出力データからセンサ
の状態を検出して、燃焼制御に必要なアクチュエータの
駆動を指令するデータを、内蔵RAM内の対応する領域
に書き込む。マイクロコンピュータ21は、その内蔵R
AMに書き込まれた指令データを参照して、アクチュエ
ータに指令信号を与える。
用して、上記の給湯器1内のマイクロコンピュータ21
が内蔵するRAMの情報を書き換えたりすることで、故
障診断に必要な所望の燃焼制御を指示することができ、
また、RAMの情報を読み出したりすることにより、そ
れに対応するセンサ出力や給湯器内の状態を監視するこ
とができる。そのために、故障診断装置2には、入力手
段としてキーボード28と、モニタ画面27とが設けら
れ、更に、通信ポート29が設けられる。
2Cケーブル27を介してプロトコル変換装置3に接続さ
れる。そして、プロトコル変換装置3は、別のケーブル
26を介して、給湯器1のコネクタ23に接続される。
のメーカ若しくは複数のガス機器に対して汎用的に利用
できるように、その故障診断プログラムとして、汎用的
な部分と、複数種類のガス機器毎に若しくは複数のガス
機器メーカ毎に設けられる個別的な部分とを有する。
ピュータによる燃焼制御が一般的であり、上記した内蔵
RAM領域や制御プログラムは同様のものである。従っ
て、メーカ毎若しくは機種毎に異なるのは、給湯器内の
部品の種類、内蔵RAMのアドレス、内蔵RAM領域へ
の入出プログラム、アクチュエータ駆動のプログラム、
センサデータの入力プログラム等の細部の部分である。
そのため、本実施の形態例の故障診断装置2は、それら
の共通化できない部分は、個別的な部分である情報ファ
イルによって対応する。一方、修理作業員に対して機種
毎に共通の表示画面と操作性を提供することができる様
に、修理作業員への表示と入力の制御を共通化した汎用
アプリケーションプログラムを有する。
ある。図1と同じ部分には同じ引用番号を与えている。
故障診断装置2は、ハードウエアとしては、前述のモニ
タ画面27と、キーボード28と、通信ポートであるコ
ネクタ端子29と、図示しないCPU、RAM、ファイ
ル装置を有する。そして、ファイル装置内のプログラム
やデータの構成が、図2に示される。
は、メーカ毎若しくはガス機器の種類にかかわらず汎用
的に動作する汎用ミドルウエアアプリケーション40
と、メーカ毎に若しくはガス機器毎に異なる情報ファイ
ル42と、メーカ読み出し順の情報を有するメーカ読み
出し順ファイル44とを有する。
は、図示しないOSと共に、キーボード28からの入力
を受信し、必要な表示をモニタ画面27に対して行う。
従って、汎用ミドルウエアアプリケーション40は、修
理作業員に共通の故障診断メニュー画面を提供するため
のデータも含まれる。また、コネクタ端子29に接続さ
れるケーブルを介して通信を行うための、通信制御プロ
グラムも含まれる。この通信制御プログラムは、汎用O
Sに従う標準通信プロトコルによって、電文フォーマッ
トを作成して外部と通信する。
40は、最初に故障診断装置を給湯器に接続した時に、
診断対象の給湯器のメーカや機種の情報を取得するため
の初期設定プログラムを有する。この初期設定プログラ
ムを実行することにより、診断対象のガス機器のメーカ
や品種を自動的に判別することができる。
報ファイル42は、例えば、図2に示される通り、メー
カ毎に異なるデータ・プログラムファイル42A,42
Bで構成される。そして、例えば、メーカAのデータ・
プログラムファイル42Aの場合は、メーカAの検査工
程で利用されるパスワードAと、メーカAのガス機器に
固有の通信プロトコルのパラメータAと、メーカAのガ
ス機器に固有の診断用ファイル1,2等を有する。
イル42Bも、同様の情報を有する。そして、図示しな
いが、同様のデータ・プログラムファイルが複数設けら
れる。この情報ファイル42は、メーカ毎に限られず、
ガス機種毎に異なる場合もある。メーカ側の仕様に合わ
せて、かかる情報ファイル42が構成される。
定プログラムによって故障診断対象のガス機器のメーカ
や機種名を特定する時の、呼び出し順の情報を有する。
そして、汎用ミドルウエアアプリケーション40は、初
期設定プログラムを実行して、メーカ呼び出し順ファイ
ル44に設定されたメーカ順に、情報ファイル42の対
応するデータ・プログラムファイルを参照する。そし
て、対応するパスワードをガス機器に送信して、ガス機
器からの応答に従ってガス機器の機種またはメーカを特
定する。従って、メーカ呼び出し順ファイル44には、
通常、故障診断対象のガス機器の割合に応じて呼び出し
順の情報が設定される。
断のフローチャート図である。このフローチャート図に
沿って、故障診断の流れを説明する。最初に、故障診断
装置2は、RS232Cケーブル27によりプロトコル変換装
置3に接続され、更に、プロトコル変換装置3は、別の
通信ケーブル26により給湯器1のコネクタ端子23に
接続される。そして、故障診断装置2の電源がオンされ
る。
内の汎用ミドルウエア・アプリケーションが起動する
(S2)。この起動に伴い、汎用ミドルウエア・アプリ
ケーション40は、初期設定プログラムを実行し、修理
作業員に対して、自動的にメーカ若しくは機種の判別を
行うか、修理作業員がマニュアルで判別コードを入力す
るかを、モニタ画面から問い合わせる。そして、機種自
動判別開始ボタンが押されると(S3)、初期設定プロ
グラムは、メーカ呼び出し順ファイル44を参照する。
に、メーカA、メーカBの順番の情報が記録されてい
て、故障診断対象のガス機器がメーカBのものであった
とする。
の初期設定プログラムは、メーカAの判別を開始する
(S4)。その為に、初期設定プログラムは、情報ファ
イル42のうち、メーカAのデータ・プログラムファイ
ル42Aを参照し、通信プロトコルのパラメータAを、
故障診断装置2の標準通信プロトコルに従って、通信ポ
ート29からプロトコル変換回路3に送信する(S
5)。ここで、通信プロトコルのパラメータとは、例え
ば、ボーレート(300bps,600bps,1200bps...9600b
ps)、データビット長(1バイトを7ビットで構成する
か、8ビットで構成するか)、パリティ(偶数パリティ
か奇数パリティか、パリティなしか)、ストップビット
(通信電文の後のビット数)等が含まれる。これらのパ
ラメータに従う通信プロトコルであれば、メーカAのガ
ス機器と通信を行うことができる。
コル変換装置3内のプロトコル変換手段30が内蔵する
通信制御用メモリに記録される(S6)。そして、プロ
トコル変換手段30は、かかるパラメータAの記録が終
了すると、通信可能状態であるとの返信を故障診断装置
2に返信する(S7)。
ウエア・アプリケーション40の初期設定プログラム
は、メーカAのデータ・プログラムファイル42Aを参
照し、パスワードAを、故障診断装置2の汎用通信プロ
トコルに従って、通信ポート29からプロトコル変換装
置3に送信する(S8)。プロトコル変換手段30は、
前述の内蔵メモリに記録したパラメータAに従って、給
湯器1に対応する通信プロトコルによる電文フォーマッ
トに変換して(S9)、そのメーカAのパスワードAを
給湯器1のマイクロコンピュータ21に送信する(S1
0)。
は、受信したパスワードAが、正しいか否かの認証を行
う(S12)。この例では、給湯器1はメーカBのもの
であり、通信プロトコルがメーカAと異なっている場合
は、マイクロコンピュータ21は、送信された電文を認
識することができず、それに対して返信しないか、或い
は認識できないとの返信(NAK)を行う(S13)。
或いは、通信プロトコルがメーカAと同じである場合
は、送信された電文を認識するが、パスワードの認証で
否定されるので、認証不可の返信が行われる(図示せ
ず)。
0も故障診断装置2に何らの通信も行わないので、故障
診断装置の初期設定プログラムは、所定時間内に返信が
ないことから、認証が失敗したことを知ることができ
る。或いは、認識不可との返信や認証不可との返信があ
る場合は、プロトコル変換手段30は、標準プロトコル
にその返信電文をプロトコル変換して、故障診断装置2
に送信する(S15)。その結果、初期設定プログラム
は、メーカAの判別が行われなかったことを認識するこ
とができる(S16)。
される通り、再度メーカ呼び出し順ファイル44を参照
し、次に判別を行うべきメーカ名を取得する(S2
4)。ここでの例では、メーカBが次の順番であるとす
る。
同じである。まず、初期設定プログラムは、メーカBの
データ・プログラムファイル42Bを参照し、メーカB
の通信プロトコルのパラメータBを取得し、標準通信プ
ロトコルに従って、パラメータBをプロトコル変換手段
30に送信する(S25)。プロトコル変換手段30
は、そのパラメータBを内蔵する通信制御メモリに記録
し(S26)、返信する(S27)。その返信に応答し
て、初期設定プログラムは、メーカBのパスワードB
を、標準通信プロトコルに従って、プロトコル変換手段
30に送信する。
に従ってプロトコル変換し(S29)、そのパスワード
Bを給湯器1のマイクロコンピュータ21に送信する
(S30)。マイクロコンピュータ21は、パラメータ
Bに従う通信プロトコルの電文を認識することができ
る。そして、パスワードBが正しいか否かの認証が行わ
れる。この例では、認証が成功し(S32)、マイクロ
コンピュータ21は、認証成功を意味する機種名情報を
返信する(S33)。
報を含む電文を、標準プロトコルに変換して(S3
4)、同様に機種名情報を、故障診断装置2に送信する
(S35)。初期設定プログラムは、この返信によっ
て、メーカBであることを判別すると共に、その機種名
の情報も取得することができる。
別処理が終了する。その結果、故障診断装置2と給湯器
1内のマイクロコンピュータ21との間で、通信可能状
態になる。
ョン40は、判別したメーカBに対応する情報ファイル
42B内の診断用ファイルに従って、所定の故障診断処
理を行う。かかる診断処理は、種々考えられる。例え
ば、故障診断装置2から、燃焼開始などの診断動作命令
を送信し(S38)、給湯器1内のマイクロコンピュー
タ21の燃焼開始に必要な内臓RAMの所定フラグをO
N状態にする。それに伴い、マイクロコンピュータ21
内の燃焼制御シーケンスプログラムは、その指令フラグ
に従って、燃焼開始制御シーケンスを実行する。そし
て、そのときのセンサ出力や状態についてのデータ等
が、マイクロコンピュータ21の内蔵RAMの所定の領
域から読み出され、故障診断装置2に返信される(S4
0)。それにより、故障診断装置2は、故障の原因とな
る不具合を診断することができる。
力や状態についてのデータの返信は、全て、プロトコル
変換手段30により、その内蔵RAMに記録したパラメ
ータBに従って、プロトコル変換される。
作命令を実行させながら故障部品の特定を行ったり、特
定の部品を個別に動作させて故障部品の特定を行ったり
するメーカ毎の若しくはガス機器毎の診断プログラムを
有する。また、同じメーカAにおいても、ガス機器が異
なると異なる診断プログラムを有する診断ファイルが利
用される。診断ファイルは、メーカ間またはガス機器間
であっても同じ様な診断シーケンスを修理作業員に提供
することができるように構成されることが好ましい。そ
れらのより具体的な故障診断の方法は、前述した特開平
7−305843号公報や特開平10−185189号
公報に記載されている。
故障診断を行うことができるメーカのパスワードをあら
かじめ情報ファイル内に記録しておき、初期設定プログ
ラムに従って、順番にメーカのパスワードを送信し、認
証が成功するまでそのパスワードの送信を継続する。そ
して、その送信順をメーカ呼び出し順ファイル44内に
最適順になるように設定する。従って、修理作業員は、
自動判別機能を利用することで、自動的に故障診断対象
のガス機器を判別して、ガス機器との間の通信状態を確
立し、故障診断モードにすることができる。
とメーカ毎のプロトコルとの組み合わせが、複数のメー
カにおいて、一義的に決められている。従って、プロト
コルのパラメータとパスワードにより、ガス機器のメー
カを特定することが可能になる。
メーカに対応したパスワードを送信し、それが一致する
場合にガス機器から機種情報を返信してもらう。そし
て、その機種情報に対応する診断ファイルを利用して故
障診断を実行する。それに限定されず、例えば、故障診
断装置がガス機器の機種に対応するパスワードを送信
し、それが一致する場合にガス機器から認証完了を意味
する返信をしてもらっても良い。その場合は、その返信
に応答して、機種に対応する故障診断ファイルを利用し
て故障診断を実行することができる。また、メーカの呼
び出し順を単に乱数表を利用してランダムに行っても良
い。或いは、修理作業員による設定に従う順番で行って
も良い。
形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記
載された発明とその均等物にまで及ぶものである。
しくは複数のガス機器の種類に対して、汎用的に利用で
きる故障診断装置を提供することができる。そして、故
障診断対象のメーカ若しくはガス機器の種類を自動で判
別することができる。
の一例を示す図である。
図である。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】ガス機器の制御装置に通信手段を介して通
信可能な故障診断装置において、複数種類のガス機器毎に若しくは複数のガス機器メーカ
毎に設けられ、パスワードと故障診断ファイルとをそれ
ぞれ有する情報ファイルと、 前記ガス機器の呼び出し順番に関する情報を有し、当該
呼び出し順番が最適順に設定された書き換え可能な呼び
出し順番ファイルとを有し、 前記ガス機器に通信可能な状態にした後で、複数種類の
ガス機器若しくは複数のガス機器メーカに対応するパス
ワードを前記呼び出し順番ファイルの呼び出し順番で前
記ガス機器の制御装置に認証が成功するまで送信し、前
記送信したパスワードが前記ガス機器若しくはそのガス
機器メーカに対応するパスワードと一致する場合に前記
ガス機器から供給される返信に応答して、当該一致した
パスワードに対応する前記故障診断ファイルに従う所定
の故障診断を、前記通信手段を介して行うことを特徴と
する故障診断装置。 - 【請求項2】請求項1において、更に、 前記複数種類のガス機器若しくは複数のガス機器
メーカに共通に設けられ、前記パスワードの送信及び返
信される情報の受信を行う汎用プログラムを有し、前記汎用アプリケーションは、前記呼び出し順番ファイ
ル内の呼び出し順番に従って、前記パスワードの送信を
行う ことを特徴とする故障診断装置。 - 【請求項3】請求項1において、 前記呼び出し順番ファイルの前記呼び出し順番は、故障
診断対象のガス機器の割合に応じて設定される ことを特
徴とする故障診断装置。 - 【請求項4】請求項1に記載された故障診断装置におい
て、 更に、前記故障診断装置と前記ガス機器間の通信手段の
途中に設けられ、前記故障診断装置からの第1の通信プ
ロトコルに従う電文と、前記ガス機器に対応する第2の
通信プロトコルに従う電文との間でプロトコル変換を行
うプロトコル変換装置を有することを特徴とする故障診
断装置システム。 - 【請求項5】請求項4において、 前記故障診断装置は、前記パスワードを送信する前に、
当該パスワードに対応する前記第2の通信プロトコルに
ついてのパラメータ情報を前記プロトコル変換装置に送
信し、前記プロトコル変換装置は、前記パラメータ情報
に従って、前記プロトコル変換を行うことを特徴とする
故障診断システム。 - 【請求項6】請求項1において、 前記パスワードは前記ガス機器メーカに対応し、前記ガ
ス機器からの返信に当該ガス機器の機種情報が含まれ、
該ガス機器の機種情報に対応する故障診断ファイルによ
り故障診断が行われることを特徴とする故障診断装置。 - 【請求項7】請求項1において、 故障診断対象のガス機器には、異なる通信プロトコルに
より通信可能なガス機器が含まれ、 前記パスワードの前記故障診断対象ガス機器への送信
は、当該パスワードに対応する通信プロトコルで行わ
れ、 前記パスワードを送信した後所定時間内に前記ガス機器
から返信がない場合に、次のパスワードを送信すること
を特徴とする故障診断装置。
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