JP3499708B2 - リッド構造 - Google Patents
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- JP3499708B2 JP3499708B2 JP11967697A JP11967697A JP3499708B2 JP 3499708 B2 JP3499708 B2 JP 3499708B2 JP 11967697 A JP11967697 A JP 11967697A JP 11967697 A JP11967697 A JP 11967697A JP 3499708 B2 JP3499708 B2 JP 3499708B2
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- lid
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はリッド構造、例え
ば、助手席用エアバッグ装置のリッド本体などに用いら
れるリッド構造に関するものである。
ば、助手席用エアバッグ装置のリッド本体などに用いら
れるリッド構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリッド本体を助手席用のエアバッ
グ装置に用いた例としては、助手席前方のインストルメ
ントパネルに形成された開口部内に取付けられている
(類似技術として、実開平6−25056号公報参
照)。
グ装置に用いた例としては、助手席前方のインストルメ
ントパネルに形成された開口部内に取付けられている
(類似技術として、実開平6−25056号公報参
照)。
【0003】該エアバッグ装置は、内部にインフレータ
及びエアバッグを収納したケースと、該ケースの上部開
口を閉塞するリッド本体とから成っている。
及びエアバッグを収納したケースと、該ケースの上部開
口を閉塞するリッド本体とから成っている。
【0004】リッド本体は、エアバッグの展開性能を確
保するために、インストルメントパネルよりも線熱膨張
係数の大きい合成樹脂材料にて形成されており、その裏
面には剛性を高めるためのリブが立設されている。この
リブは、リッド本体の成形性の面から形状が決められて
おり、格子状に形成するのが一般的である。
保するために、インストルメントパネルよりも線熱膨張
係数の大きい合成樹脂材料にて形成されており、その裏
面には剛性を高めるためのリブが立設されている。この
リブは、リッド本体の成形性の面から形状が決められて
おり、格子状に形成するのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、リッド本体を取付けるイン
ストルメントパネルよりも、リッド本体の線熱膨張係数
の方がはるかに大きいため、自動車を炎天下に放置した
場合など、リッド本体が熱膨張して膨れるおそれがあ
る。このようなリッド本体の膨れは、エアバッグ装置の
性能上問題はないが、見栄えの点で好ましくない。
うな従来の技術にあっては、リッド本体を取付けるイン
ストルメントパネルよりも、リッド本体の線熱膨張係数
の方がはるかに大きいため、自動車を炎天下に放置した
場合など、リッド本体が熱膨張して膨れるおそれがあ
る。このようなリッド本体の膨れは、エアバッグ装置の
性能上問題はないが、見栄えの点で好ましくない。
【0006】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、高温時におけるリッド本体の
熱膨張による変位を抑制することができるリッド構造を
提供するものである。
してなされたものであり、高温時におけるリッド本体の
熱膨張による変位を抑制することができるリッド構造を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
合成樹脂材料にて形成したリッド本体の裏面にリブを立
設したリッド構造において、前記リブは、リッド本体の
熱変形に関する有限要素法により得られた前後の領域で
はほぼ左右方向に沿った最大主応力方向に沿って立設さ
れ且つ左右の領域では斜めに沿った最大主応力方向に沿
って立設されてなり、前記リッド本体の裏面には、イン
フレータ及びエアバッグを収納したケースに取付けられ
る取付片の少なくとも一部が前記リブとして立設されて
おり、前記ケースの前後面には、前記リッド本体の取付
片に形成された係合孔に対して係合可能なるフックが設
けられており、前記係合孔の上部には、前記フックを係
合孔に係合させる際に変形可能なると共に係合後におい
て係合孔からのフックの離脱を防止する薄肉部が形成さ
れてなることを特徴とする。
合成樹脂材料にて形成したリッド本体の裏面にリブを立
設したリッド構造において、前記リブは、リッド本体の
熱変形に関する有限要素法により得られた前後の領域で
はほぼ左右方向に沿った最大主応力方向に沿って立設さ
れ且つ左右の領域では斜めに沿った最大主応力方向に沿
って立設されてなり、前記リッド本体の裏面には、イン
フレータ及びエアバッグを収納したケースに取付けられ
る取付片の少なくとも一部が前記リブとして立設されて
おり、前記ケースの前後面には、前記リッド本体の取付
片に形成された係合孔に対して係合可能なるフックが設
けられており、前記係合孔の上部には、前記フックを係
合孔に係合させる際に変形可能なると共に係合後におい
て係合孔からのフックの離脱を防止する薄肉部が形成さ
れてなることを特徴とする。
【0008】 請求項1記載の発明によれば、リブがリ
ッド本体の熱変形に関する有限要素法により得られた前
後の領域ではほぼ左右方向に沿った最大主応力方向に沿
って立設され且つ左右の領域では斜めに沿った最大主応
力方向に沿って立設されてなるため、リブによりリッド
本体の熱膨張による変位を効果的に抑制することができ
る。また、リッド本体の裏面に立設されている取付片の
少なくとも一部が前記リブとして利用し、リッド本体の
熱膨張による変位を更に確実に抑制することができる。
更に又、フックを係合孔に係合させる場合は、係合孔の
上部にある薄肉部を変形させて行うため、係合作業が容
易となる。また、一旦係合した後には、薄肉部がフック
の離脱を防止することができる。
ッド本体の熱変形に関する有限要素法により得られた前
後の領域ではほぼ左右方向に沿った最大主応力方向に沿
って立設され且つ左右の領域では斜めに沿った最大主応
力方向に沿って立設されてなるため、リブによりリッド
本体の熱膨張による変位を効果的に抑制することができ
る。また、リッド本体の裏面に立設されている取付片の
少なくとも一部が前記リブとして利用し、リッド本体の
熱膨張による変位を更に確実に抑制することができる。
更に又、フックを係合孔に係合させる場合は、係合孔の
上部にある薄肉部を変形させて行うため、係合作業が容
易となる。また、一旦係合した後には、薄肉部がフック
の離脱を防止することができる。
【0009】 請求項2記載の発明は、前記リブが最大
主応力方向に直交する最小主応力方向に沿って立設され
ていることを特徴とする。
主応力方向に直交する最小主応力方向に沿って立設され
ていることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明によれば、リブが最小
主応力方向に沿っても立設されているため、リッド本体
の熱膨張による変位を更に効果的に抑制することができ
る。
主応力方向に沿っても立設されているため、リッド本体
の熱膨張による変位を更に効果的に抑制することができ
る。
【0011】 請求項3記載の発明は、前記リッド本体
の裏面の外周縁には、リブが連続して立設されており、
該リブの少なくとも一部が最大主応力方向に沿っている
ことを特徴とする。
の裏面の外周縁には、リブが連続して立設されており、
該リブの少なくとも一部が最大主応力方向に沿っている
ことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明によれば、リッド本体
の裏面の外周縁に立設されているリブを利用してリッド
本体の熱膨張による変位を更に確実に抑制することがで
きる。
の裏面の外周縁に立設されているリブを利用してリッド
本体の熱膨張による変位を更に確実に抑制することがで
きる。
【0013】 請求項4記載の発明は、前記リッド本体
の裏面には、インストルメントパネルの開口部に係合す
る係合爪が立設されており、該係合爪の少なくとも一部
がリブとして最大主応力方向に沿っていることを特徴と
する。
の裏面には、インストルメントパネルの開口部に係合す
る係合爪が立設されており、該係合爪の少なくとも一部
がリブとして最大主応力方向に沿っていることを特徴と
する。
【0014】請求項4記載の発明によれば、リッド本体
の裏面に立設されている係合爪の少なくとも一部をリブ
として利用し、リッド本体の熱膨張による変位を更に確
実に抑制することができる。
の裏面に立設されている係合爪の少なくとも一部をリブ
として利用し、リッド本体の熱膨張による変位を更に確
実に抑制することができる。
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、リブがリ
ッド本体の熱変形に関する有限要素法により得られた少
なくとも最大主応力方向に沿って立設されているため、
リブによりリッド本体の熱膨張による変位を効果的に抑
制することができる。
ッド本体の熱変形に関する有限要素法により得られた少
なくとも最大主応力方向に沿って立設されているため、
リブによりリッド本体の熱膨張による変位を効果的に抑
制することができる。
【0018】請求項2記載の発明によれば、リブが最小
主応力方向に沿っても立設されているため、リッド本体
の熱膨張による変位を更に効果的に抑制することができ
る。
主応力方向に沿っても立設されているため、リッド本体
の熱膨張による変位を更に効果的に抑制することができ
る。
【0019】請求項3記載の発明によれば、リッド本体
の裏面の外周縁に立設されているリブを利用してリッド
本体の熱膨張による変位を更に確実に抑制することがで
きる。
の裏面の外周縁に立設されているリブを利用してリッド
本体の熱膨張による変位を更に確実に抑制することがで
きる。
【0020】請求項4記載の発明によれば、リッド本体
の裏面に立設されている係合爪の少なくとも一部をリブ
として利用し、リッド本体の熱膨張による変位を更に確
実に抑制することができる。
の裏面に立設されている係合爪の少なくとも一部をリブ
として利用し、リッド本体の熱膨張による変位を更に確
実に抑制することができる。
【0021】
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1〜図5に基づいて説明する。尚、図1中、Aが前
側、Bが後側、Cが右側、Dが左側を示す。
を図1〜図5に基づいて説明する。尚、図1中、Aが前
側、Bが後側、Cが右側、Dが左側を示す。
【0023】まず、最初に「エアバッグ装置の」の構造
及び取付け方について説明し、その後に「リッド本体」
の構造について説明をする。
及び取付け方について説明し、その後に「リッド本体」
の構造について説明をする。
【0024】助手席の前方に配されているインストルメ
ントパネル1の上側の表面部には、開口部2が形成され
ており、その前後左右の四辺を含む周縁部2aは一般面
よりも一段低く形成されている。
ントパネル1の上側の表面部には、開口部2が形成され
ており、その前後左右の四辺を含む周縁部2aは一般面
よりも一段低く形成されている。
【0025】開口部2の左右方向で対向する両縁部に
は、それぞれ開口部2内へ突出する左右一対の金属板製
のレインフォース3が設けられている。このレインフォ
ース3はその前後端がインストルメントパネル1の裏面
に形成されたボス部4にネジ止めされている。
は、それぞれ開口部2内へ突出する左右一対の金属板製
のレインフォース3が設けられている。このレインフォ
ース3はその前後端がインストルメントパネル1の裏面
に形成されたボス部4にネジ止めされている。
【0026】このレインフォース3には、前後に2つの
取付孔5、6が形成されており、後側の取付孔6が形成
されている部分は斜面部7となっており、前側の取付孔
5の外側隣接位置には、前後方向でのスリット8が形成
されている。
取付孔5、6が形成されており、後側の取付孔6が形成
されている部分は斜面部7となっており、前側の取付孔
5の外側隣接位置には、前後方向でのスリット8が形成
されている。
【0027】斜面部7の前側に別の斜面部9が形成され
ており、両者により山形の曲折形状を呈している。ま
た、レインフォース3の前後端付近同士を、左右方向に
沿う架設材10、11で連結しているため、レインフォ
ース3の全体的な剛性が向上している。
ており、両者により山形の曲折形状を呈している。ま
た、レインフォース3の前後端付近同士を、左右方向に
沿う架設材10、11で連結しているため、レインフォ
ース3の全体的な剛性が向上している。
【0028】インストルメントパネル1の内部には、左
右方向に沿うステアリングメンバ12が配されている。
このステアリングメンバ12には、左右一対の固定金具
13が設けられており、該固定金具13にはネジ孔14
が各々形成されている。
右方向に沿うステアリングメンバ12が配されている。
このステアリングメンバ12には、左右一対の固定金具
13が設けられており、該固定金具13にはネジ孔14
が各々形成されている。
【0029】符号15がエアバッグ装置であり、内部に
インフレータ16及びエアバッグ17を収納した断面U
字形の金属製ケース18と、該ケース18の上部開口を
閉塞する合成樹脂製のリッド本体19とから成ってい
る。
インフレータ16及びエアバッグ17を収納した断面U
字形の金属製ケース18と、該ケース18の上部開口を
閉塞する合成樹脂製のリッド本体19とから成ってい
る。
【0030】リッド本体19の裏面には、前後一対の取
付片20と左右一対の側面部21とが一体的に形成され
ている。側面部21は、各々下側中央部が切欠かれてい
る。リッド本体19の取付片20及び側面部21にて囲
まれた部分には薄肉状のH形をした開裂部22が設けら
れている。また、取付片20には、3つの係合孔23が
左右方向に並んで形成されている。この係合孔23の上
部は変形容易な薄肉部23aにて形成されている。
付片20と左右一対の側面部21とが一体的に形成され
ている。側面部21は、各々下側中央部が切欠かれてい
る。リッド本体19の取付片20及び側面部21にて囲
まれた部分には薄肉状のH形をした開裂部22が設けら
れている。また、取付片20には、3つの係合孔23が
左右方向に並んで形成されている。この係合孔23の上
部は変形容易な薄肉部23aにて形成されている。
【0031】リッド本体19の周縁部は、全周に下向き
のリブ24が形成されている。また、リッド本体19の
裏面には、左右両端に同じ形状をした係合爪25が1つ
づつ形成されており、後側には前記係合爪25と同じ形
状の係合爪26が3つ形成されており、前側には別の形
状をした係合爪27が3つ形成されている。
のリブ24が形成されている。また、リッド本体19の
裏面には、左右両端に同じ形状をした係合爪25が1つ
づつ形成されており、後側には前記係合爪25と同じ形
状の係合爪26が3つ形成されており、前側には別の形
状をした係合爪27が3つ形成されている。
【0032】前側の係合爪27は開口部2の周縁部2a
に対して水平方向に差し込んで係合する形状をしてお
り、左右両側及び後側の係合爪25、26は上から押し
込んで周縁部2aの端末と係合する形状をしている。
に対して水平方向に差し込んで係合する形状をしてお
り、左右両側及び後側の係合爪25、26は上から押し
込んで周縁部2aの端末と係合する形状をしている。
【0033】係合爪25、26、27は、共に断面コ字
形で、平行な2つのフランジ25a、26a、27a
と、その間をつなぐウエブ25b、26b、27bとか
ら成っている。
形で、平行な2つのフランジ25a、26a、27a
と、その間をつなぐウエブ25b、26b、27bとか
ら成っている。
【0034】更に、リッド本体19の裏面には、内側の
取付片20及び側面部21と、外周縁のリブ24との間
に領域に、複数のリブR1 、R2 、R3 、R4 が立設さ
れている。これらのリブR1 、R2 、R3 、R4 はリッ
ド本体19の剛性を高めるためのものであるが、リッド
本体19の熱膨張による変位を抑制する働きもする。
尚、この熱膨張による変位の抑制に関する点は後述す
る。
取付片20及び側面部21と、外周縁のリブ24との間
に領域に、複数のリブR1 、R2 、R3 、R4 が立設さ
れている。これらのリブR1 、R2 、R3 、R4 はリッ
ド本体19の剛性を高めるためのものであるが、リッド
本体19の熱膨張による変位を抑制する働きもする。
尚、この熱膨張による変位の抑制に関する点は後述す
る。
【0035】そして、ケース18の前後面には、概略C
形のフック28が設けられており、このフック28が前
記リッド本体19の取付片20に形成された係合孔23
に対して、遊びを設けた状態で係合されている。
形のフック28が設けられており、このフック28が前
記リッド本体19の取付片20に形成された係合孔23
に対して、遊びを設けた状態で係合されている。
【0036】フック28を係合孔23に係合させる場合
は、係合孔23の上部にある薄肉部23aを変形させて
行うため、係合作業が容易である。また、いったん係合
した後には薄肉部23aがフック28の離脱を防止す
る。従来のようにリッド本体19とケース18の両者を
複数のネジ手段で強固に取付ける場合に比べて、構造が
簡素で、取付作業が容易である。
は、係合孔23の上部にある薄肉部23aを変形させて
行うため、係合作業が容易である。また、いったん係合
した後には薄肉部23aがフック28の離脱を防止す
る。従来のようにリッド本体19とケース18の両者を
複数のネジ手段で強固に取付ける場合に比べて、構造が
簡素で、取付作業が容易である。
【0037】また、ケース18の左右側面に、下向きC
形状のブラケット29が溶接されている。このブラケッ
ト29には、レインフォース3の前側の取付孔5に対応
する水平な前端面30と、後側の取付孔6に対応する斜
面部7と同じ角度の後端面31が形成されている。
形状のブラケット29が溶接されている。このブラケッ
ト29には、レインフォース3の前側の取付孔5に対応
する水平な前端面30と、後側の取付孔6に対応する斜
面部7と同じ角度の後端面31が形成されている。
【0038】前端面30及び後端面31には各々溶接ナ
ットNが設けられている。前端面30の外側端からは下
向き突起32が一体的に曲折形成されている。この下向
き突起32の前後サイズY1 はスリット8の前後サイズ
Y2 と等しく(Y1 =Y2 )、その厚さX1 はスリット
8の幅X2 よりも小さくなっている(X1 <X2 )。ま
た、この下向き突起32はブラケット29に一体形成さ
れているため、専用部品が不要で、部品点数の低減を図
ることができる。
ットNが設けられている。前端面30の外側端からは下
向き突起32が一体的に曲折形成されている。この下向
き突起32の前後サイズY1 はスリット8の前後サイズ
Y2 と等しく(Y1 =Y2 )、その厚さX1 はスリット
8の幅X2 よりも小さくなっている(X1 <X2 )。ま
た、この下向き突起32はブラケット29に一体形成さ
れているため、専用部品が不要で、部品点数の低減を図
ることができる。
【0039】ブラケット29の略中央には別の斜面部9
に直交する角度のクリップ33が取付けられており、そ
の自由端が傾斜部9の内側端に係合するようになってい
る。このクリップ33はブラケット29に取付けられて
いるため、ブラケット29をケース18の側面に取付け
ることにより、このクリップ33の取付けも同時に行え
る。ケース18の前側面には左右一対のベース部34が
取付けられており、ステアリングメンバ12のネジ孔1
4に対応するネジ孔35が形成されている。ネジ孔35
の裏側には溶接ナットNが設けられている。
に直交する角度のクリップ33が取付けられており、そ
の自由端が傾斜部9の内側端に係合するようになってい
る。このクリップ33はブラケット29に取付けられて
いるため、ブラケット29をケース18の側面に取付け
ることにより、このクリップ33の取付けも同時に行え
る。ケース18の前側面には左右一対のベース部34が
取付けられており、ステアリングメンバ12のネジ孔1
4に対応するネジ孔35が形成されている。ネジ孔35
の裏側には溶接ナットNが設けられている。
【0040】エアバッグ装置15をインストルメントパ
ネル1の開口部2へ取付ける場合は、まず、エアバッグ
装置15をインストルメントパネル1の開口部2内へ上
側から挿入し、若干前側へ方向けた状態にして、リッド
本体19の前側の係合爪27を開口部2の前側の周縁部
2aに差し込む。
ネル1の開口部2へ取付ける場合は、まず、エアバッグ
装置15をインストルメントパネル1の開口部2内へ上
側から挿入し、若干前側へ方向けた状態にして、リッド
本体19の前側の係合爪27を開口部2の前側の周縁部
2aに差し込む。
【0041】次に、リッド本体19の後側を押し込み、
後側の係合爪26と左右側の係合爪25を、開口部2の
端末に係合させる。
後側の係合爪26と左右側の係合爪25を、開口部2の
端末に係合させる。
【0042】リッド本体19の各係合爪25、26、2
7が開口部2の周縁部2aに各々係合するため、リッド
本体19の前後左右及び上下方向での位置が決まる。リ
ッド本体19を開口部2に取付けた状態で、リッド本体
19の周縁部に形成したリブ24の下端が開口部2の周
縁部2a上に当接するため、リッド本体19の取付け状
態が安定する。
7が開口部2の周縁部2aに各々係合するため、リッド
本体19の前後左右及び上下方向での位置が決まる。リ
ッド本体19を開口部2に取付けた状態で、リッド本体
19の周縁部に形成したリブ24の下端が開口部2の周
縁部2a上に当接するため、リッド本体19の取付け状
態が安定する。
【0043】リッド本体19をインストルメントパネル
1に取付ける際に、ケース18をレインフォース3に対
して取付ける。
1に取付ける際に、ケース18をレインフォース3に対
して取付ける。
【0044】すなわち、ブラケット29の前端面30及
び後端面31をレインフォース3上に当接させると共
に、前端面30に形成した下向き突起32をスリット8
に挿入し、クリップ33を斜面部9に係合させる。前端
面30及び後端面31をレインフォース3上に当接させ
ることによりケース18の上下方向での位置が決まる。
び後端面31をレインフォース3上に当接させると共
に、前端面30に形成した下向き突起32をスリット8
に挿入し、クリップ33を斜面部9に係合させる。前端
面30及び後端面31をレインフォース3上に当接させ
ることによりケース18の上下方向での位置が決まる。
【0045】下向き突起32とスリット8の前後サイズ
Y1 、Y2 が等しいため、下向き突起32をスリット8
内に挿入することによりケース18の前後方向での位置
が決まる。クリップ33を斜面部9に係合させることに
より左右方向での位置が決まる。
Y1 、Y2 が等しいため、下向き突起32をスリット8
内に挿入することによりケース18の前後方向での位置
が決まる。クリップ33を斜面部9に係合させることに
より左右方向での位置が決まる。
【0046】このように上下及び前後左右の位置が決ま
ったケース18を、レインフォース3の各取付孔5、6
から挿入したボルトTをブラケット29の各溶接ナット
Nに締結する。
ったケース18を、レインフォース3の各取付孔5、6
から挿入したボルトTをブラケット29の各溶接ナット
Nに締結する。
【0047】これにより、ケース18の位置ずれが防止
される。また、斜面部7に対して後端面31が同じ角度
で当接していることも、ケース18の前側への位置ずれ
を防止するのに役立っている。
される。また、斜面部7に対して後端面31が同じ角度
で当接していることも、ケース18の前側への位置ずれ
を防止するのに役立っている。
【0048】上記のように、ケース18の上下及び前後
左右の位置が正確に決まるため、ケース18をレインフ
ォース3に対して取付けた時点で、ケース18のベース
部34のネジ孔35と、ステアリングメンバ12の固定
金具13のネジ孔14とが正確に一致することとなる。
左右の位置が正確に決まるため、ケース18をレインフ
ォース3に対して取付けた時点で、ケース18のベース
部34のネジ孔35と、ステアリングメンバ12の固定
金具13のネジ孔14とが正確に一致することとなる。
【0049】従って、両取付孔14、35に対してボル
トTを挿入して溶接ナットNに螺合させれば、エアバッ
グ装置15の取付けが完了する。リッド本体19とケー
ス18とを遊びをもって取付けたものでありながら、エ
アバッグ装置15の取付け作業が容易である。
トTを挿入して溶接ナットNに螺合させれば、エアバッ
グ装置15の取付けが完了する。リッド本体19とケー
ス18とを遊びをもって取付けたものでありながら、エ
アバッグ装置15の取付け作業が容易である。
【0050】次に、リッド本体19の熱膨張による変位
について説明する。
について説明する。
【0051】リッド本体19は、どの位置も同じように
熱膨張による変位を生じるるのではなく、各位置におい
て熱膨張による変位の方向が相違する。
熱膨張による変位を生じるるのではなく、各位置におい
て熱膨張による変位の方向が相違する。
【0052】その熱膨張による変位の方向性を有限要素
法により解析することができる。すなわち、リブ無しの
リッド本体19のモデルを作成し、そのモデルを多くの
有限要素に細分割して、温度を上げながら全体の熱膨張
による変位に関する系をコンピュータにより解析するこ
とができる。
法により解析することができる。すなわち、リブ無しの
リッド本体19のモデルを作成し、そのモデルを多くの
有限要素に細分割して、温度を上げながら全体の熱膨張
による変位に関する系をコンピュータにより解析するこ
とができる。
【0053】この実施形態にリッド本体19では、図5
に示すように、前後の領域ではほぼ左右方向に沿った最
大主応力方向α1 (図中の太い矢印)を示し、左右の領
域では斜めに沿った最大主応力方向を示す。
に示すように、前後の領域ではほぼ左右方向に沿った最
大主応力方向α1 (図中の太い矢印)を示し、左右の領
域では斜めに沿った最大主応力方向を示す。
【0054】また、図4に示すように、最大主応力方向
α1 と直交する方向に最小主応力方向α2 がある。
α1 と直交する方向に最小主応力方向α2 がある。
【0055】以下、この最大主応力方向α1 及び最小主
応力方向α2 と、リッド本体19の裏面に立設されたリ
ブR1 〜R4 や、係合爪25〜27などとの関係を説明
する。
応力方向α2 と、リッド本体19の裏面に立設されたリ
ブR1 〜R4 や、係合爪25〜27などとの関係を説明
する。
【0056】リブR1 、R2 :リブR1 、R2 のうち、
左右方向に沿うリブR1 が最大主応力方向α1 に合致し
ているため、該リブR1 がリッド本体19の熱膨張によ
る変位を効果的に抑制している。
左右方向に沿うリブR1 が最大主応力方向α1 に合致し
ているため、該リブR1 がリッド本体19の熱膨張によ
る変位を効果的に抑制している。
【0057】また、前後方向に沿うリブR2 が最小主応
力方向α2 に合致しているため、同方向における熱膨張
による変位も抑制できる。
力方向α2 に合致しているため、同方向における熱膨張
による変位も抑制できる。
【0058】リブR3 、R4 :互いに斜めで交差するリ
ブR3 、R4 のうち、リブR3 が最大主応力方向α1に
合致しているため、該リブR3 がリッド本体19の熱膨
張による変位を効果的に抑制している。また、リブR4
が最小主応力方向α2 に合致しているため、同方向にお
ける熱膨張による変位も抑制できる。
ブR3 、R4 のうち、リブR3 が最大主応力方向α1に
合致しているため、該リブR3 がリッド本体19の熱膨
張による変位を効果的に抑制している。また、リブR4
が最小主応力方向α2 に合致しているため、同方向にお
ける熱膨張による変位も抑制できる。
【0059】外周縁のリブ24:外周縁のリブ24のう
ち、前後の左右方向に沿う部分が、最大主応力方向α1
に合致しているため、該リブ24がリッド本体19の熱
膨張による変位を効果的に抑制している。
ち、前後の左右方向に沿う部分が、最大主応力方向α1
に合致しているため、該リブ24がリッド本体19の熱
膨張による変位を効果的に抑制している。
【0060】係合爪26、27:係合爪26、27のう
ち、左右方向に沿うウエブ26b、27bが、最大主応
力方向α1 に合致しているため、該ウエブ26b、27
bも本発明の「リブ」として機能し、リッド本体19の
熱膨張による変位を効果的に抑制することができる。フ
ランジ26a、27aが最小主応力方向α2 に合致して
いるため、このフランジ26a、27aも「リブ」とし
て機能し、同方向における熱膨張による変位も抑制でき
る。
ち、左右方向に沿うウエブ26b、27bが、最大主応
力方向α1 に合致しているため、該ウエブ26b、27
bも本発明の「リブ」として機能し、リッド本体19の
熱膨張による変位を効果的に抑制することができる。フ
ランジ26a、27aが最小主応力方向α2 に合致して
いるため、このフランジ26a、27aも「リブ」とし
て機能し、同方向における熱膨張による変位も抑制でき
る。
【0061】尚、係合爪25は、最大主応力方向α1 に
も、最小主応力方向α2 にも合致していないため、熱膨
張による変位の抑制にはあまり関与しない。
も、最小主応力方向α2 にも合致していないため、熱膨
張による変位の抑制にはあまり関与しない。
【0062】取付片20:取付片20がそれぞれ最大主
応力方向α1 に合致しているため、該取付片20も本発
明の「リブ」として機能し、リッド本体19の熱膨張に
よる変位を効果的に抑制することができる。
応力方向α1 に合致しているため、該取付片20も本発
明の「リブ」として機能し、リッド本体19の熱膨張に
よる変位を効果的に抑制することができる。
【図1】この発明の一実施形態に係るエアバッグ装置の
取付構造を示す分解斜視図。
取付構造を示す分解斜視図。
【図2】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図3】下向き突起とスリットを示す斜視図。
【図4】図5中矢示DA部分の係合爪及びリブを示す斜
視図。
視図。
【図5】リッド本体を示す平面図。
19 リッド
20 取付片
24 リブ
26、27 係合爪
α1 最大主応力方向
α2 最小主応力方向
R1 〜R4 リブ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 杉山 剛夫
神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日
産自動車株式会社内
(56)参考文献 特開 平7−205742(JP,A)
特開 平7−186869(JP,A)
特開 平7−219984(JP,A)
特開 平9−29861(JP,A)
特開 平5−159027(JP,A)
特開 平7−117609(JP,A)
特開 平9−20202(JP,A)
実開 平6−63450(JP,U)
登録実用新案3024931(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B60R 21/20
G06F 17/50
Claims (4)
- 【請求項1】 合成樹脂材料にて形成したリッド本体の
裏面にリブを立設したリッド構造において、 前記リブは、リッド本体の熱変形に関する有限要素法に
より得られた前後の領域ではほぼ左右方向に沿った最大
主応力方向に沿って立設され且つ左右の領域では斜めに
沿った最大主応力方向に沿って立設されてなり、 前記リッド本体の裏面には、インフレータ及びエアバッ
グを収納したケースに取付けられる取付片の少なくとも
一部が前記リブとして立設されており、 前記ケースの前後面には、前記リッド本体の取付片に形
成された係合孔に対して係合可能なるフックが設けられ
ており、 前記係合孔の上部には、前記フックを係合孔に係合させ
る際に変形可能なると共に係合後において係合孔からの
フックの離脱を防止する薄肉部が形成されてなることを
特徴とするリッド構造。 - 【請求項2】 請求項1記載のリッド構造であって、前記 リブが最大主応力方向に直交する最小主応力方向に
沿って立設されていることを特徴とするリッド構造。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のリッド構造
であって、前記 リッド本体の裏面の外周縁には、リブが連続して立
設されており、該リブの少なくとも一部が最大主応力方
向に沿っていることを特徴とするリッド構造。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のリ
ッド構造であって、前記 リッド本体の裏面には、インストルメントパネルの
開口部に係合する係合爪が立設されており、該係合爪の
少なくとも一部がリブとして最大主応力方向に沿ってい
ることを特徴とするリッド構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11967697A JP3499708B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | リッド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11967697A JP3499708B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | リッド構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10310014A JPH10310014A (ja) | 1998-11-24 |
| JP3499708B2 true JP3499708B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=14767303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11967697A Expired - Fee Related JP3499708B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | リッド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3499708B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3024931U (ja) | 1994-08-05 | 1996-06-07 | モートン インターナショナル,インコーポレイティド | 綱で繋がれたカバーを有するエアバッグ装置 |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP11967697A patent/JP3499708B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3024931U (ja) | 1994-08-05 | 1996-06-07 | モートン インターナショナル,インコーポレイティド | 綱で繋がれたカバーを有するエアバッグ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10310014A (ja) | 1998-11-24 |
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