JP3500520B2 - フランジ付き軸状部品の供給装置 - Google Patents

フランジ付き軸状部品の供給装置

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JP3500520B2 JP2000100066A JP2000100066A JP3500520B2 JP 3500520 B2 JP3500520 B2 JP 3500520B2 JP 2000100066 A JP2000100066 A JP 2000100066A JP 2000100066 A JP2000100066 A JP 2000100066A JP 3500520 B2 JP3500520 B2 JP 3500520B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】所定の位置に位置決めされて
いる部品を供給ロッドで保持して、目的の箇所へ供給す
ることが行われている。本発明はこのような技術の分野
に属しているもので、特に、フランジ付き軸状部品をか
しめ用金型に供給する場合に適している。 【0002】 【従来の技術】所定の位置に位置決めされている部品を
供給ロッドで保持して、目的の箇所へ供給する技術が知
られている。その一例として、特公平7−90899号
公報がある。ここには、プロジェクションナットを磁石
で所定の位置に一時係止をし、そこへ供給ロッドを進出
させてきて供給ロッド先端部にナットを保持して、目的
の箇所の真上にナットを移動させ、その位置からナット
の保持力を解除して目的の箇所へナットを落下させるこ
とが開示されている。あるいは、上記の文献には開示さ
れていないが、ナットやボルトを保持した供給ロッドに
いわゆる「スクエアーモーション」を行わせることが知
られている。すなわち、供給ロッドの進退方向に直交す
る向きに供給ロッドを進退させるもので、この進退によ
ってナットが位置決めピンに係合されたり、ボルトが孔
に挿入されたりするのである。 【0003】 【発明が解決しようとする問題点】上述の従来技術にお
ける部品はナットやボルトであって、フランジ付き軸状
部品ではない。フランジ付き軸状部品をガイドして一時
係止をしたり、それを供給ロッドで目的の箇所へ移動さ
せたりすることについては、この部品にとって最適の手
法が必要である。とくに、フランジ付き軸状部品の形状
の特質に合致した装置構造でなければならない。これら
の要請に関することは、上述の先行技術には含まれてい
ない。さらに、目的箇所に供給された部品は、何等かの
外力で簡単に動くことがないように保持手法に工夫が施
されていなければならない。 【0004】 【課題を解決するための手段とその作用】本発明は、以
上に述べた問題点を解決するために提供されたもので、
請求項1の発明は、断面円形の軸部に円形フランジが一
体化されている部品を供給の対象とするものであって、
静止部材に取付けたガイド部材を設置し、このガイド部
材には入口部と出口部が形成されていると共にガイド面
とガイド壁から成るガイド部が形成され、ガイド壁の一
部に位置決め部を設け、ガイド面はガイド部材の表面よ
りも一段低い箇所に形成され、ガイド面とガイド部材の
表面との段差はフランジの厚さと同じかあるいはそれよ
りもわずかに大きく設定され、先端部に部品の保持部を
有する供給ロッドを進退可能な状態で設置すると共にこ
の供給ロッドの進退方向とほぼ直交する方向に供給ロッ
ドを進退させる機構を設け、部品の供給箇所にフランジ
を受入れる凹部が形成されており、部品を保持した供給
ロッドが進出してからほぼ直角方向に向きを変えて移動
し、それによってフランジが凹部内にはまり込み、供給
ロッドはこのはまり込んだ状態のまま後退し、この後退
時にはフランジが凹部から外れないように供給ロッドの
フランジ規制面でフランジを規制しながら後退すること
を特徴としている。 【0005】入口部から入った部品はそのフランジがガ
イド面に沿って移動し、位置決め部で一時係止がなされ
る。その状態で供給ロッドが進出してきて、フランジに
干渉することなく部品を保持し、さらに供給ロッドが進
出して部品を凹部の真近で停止させ、その後、供給ロッ
ドは直角に向きを変えて移動し、部品のフランジが凹部
にはめ込まれる。このはまり込んだ状態のまま供給ロッ
ドが後退するときに、フランジが凹部から外れないよう
に規制面で規制している。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、図示の実施形態にしたがっ
て、本発明をくわしく説明する。この実施形態における
フランジ付き軸状部品1は「かしめ」用のもので、円形
断面の軸部2に円形のフランジ3が一体化された鉄製の
ものである。軸部2は大径部4と小径部5から成ってい
る。この部品1は、図7のようなヒンジの枢軸とされる
もので、鋼板製のアーム6と7が回動可能な状態で結合
されている。かしめ用の固定金型8に凹部9が形成さ
れ、この凹部9にフランジ3をぴったりとはめ込み、次
いでアーム6の孔を大径部4に合致させ、さらにアーム
7の孔を小径部5に合致させる。それからかしめ金型1
0が回転しながら進出してきて二点鎖線図示の小径部5
を押さえ付けると、その部分が変形させられてかしめフ
ランジ11となる。大径部4の軸方向の長さは、アーム
6が円滑に回動できるようにするために、アーム6の板
厚よりもわずかに大きく設定してある。 【0007】部品1は、パーツフィーダ(図示していな
い)からガイド部材12に供給されて、そこで一時係止
がなされ、進出してきた供給ロッド13に保持されて固
定金型の凹部9に供給される。ガイド部材12は静止部
材14に固定されており、ガイド部15が形成してあ
る。ガイド部15には入口部16と出口部17が形成さ
れ、入口部16には供給管18が接続され、軸部2を通
過させるための開放部19が設けてある。供給管18に
はパーツフィーダから伸びてきている供給ホース20が
接続してある。入口部16付近には覆い板21が左右に
固定されて開放部19が連続させてある。 【0008】ガイド部15のガイド面22は、ガイド部
材12の表面23よりも一段低い箇所に形成され、ガイ
ド面22とガイド部材12の表面23との段差は、図2
のようにフランジ3の厚さと同じかあるいはそれよりも
わずかに大きく設定されている。この段差構造によって
ガイド壁24が形成され、その一部に位置決め部25が
構成してある。位置決め部25は、フランジ3の外周面
を受止める円弧部26と部品保持手段から構成されてい
る。部品保持手段は、フランジ3を円弧部26やガイド
面22に吸引する機能のものであればよく、たとえば、
磁石式のものやバキューム式のもの等いろいろな方式が
採用できる。バキューム式の場合は、小さな孔をガイド
壁の円弧部26やガイド面22に開口させて、ここから
の空気吸引力をフランジ3に作用させればよい。 【0009】図示の場合は、2個の磁石27を円弧部2
6の近傍に埋設したものである。ガイド部材12の裏側
から孔を明け、ここに永久磁石27を挿入してある。図
2のように磁石は2個一組で構成され、同図の上からS
極、N極、S極、N極の順序で組み合わせてある。磁石
の磁力線をより強く部品1に作用させるために、ガイド
部材12は非磁性体であるステンレス鋼で作ってある。 【0010】供給ロッド13は四角い断面の細長い部材
で作られており、エアシリンダ28によって進退運動を
する。エアシリンダ28のピストンロッド29にボルト
30で結合してあり、ピストンロッド29が進出する
と、供給ロッド13は出口部17を通過して、固定金型
8の凹部9の真上まで達する。供給ロッド13は、その
進退方向に対してほぼ直交する向きに進退する。そのた
めの機構として、静止部材14にエアシリンダ31が固
定されており、そのピストンロッド32がエアシリンダ
28に結合してある。ピストンロッド32の進退方向は
ピストンロッド29の進退方向にほぼ直交している。し
たがって、両エアシリンダ28と31の進退運動を複合
させることによって、供給ロッド13に保持された部品
1はスクエアーモーションをさせられることになる。 【0011】供給ロッド13の先端部には部品1の部品
保持手段が設置されている。この手段は、開閉式の一対
のアームでできたチャック形式でもよく、あるいは供給
ロッド13の先端部に小さな空気孔を明けて、ここにバ
キュームを作用させて部品を吸着する方式等いろいろな
手法が採用できる。図示の場合は、磁石式である。符号
33は部品保持手段全体を示している。供給ロッド13
は二股構造によって収容溝34が形成され、その内壁が
保持壁35とされている。収容溝34の最も奥の部分
は、円弧形状になっていて、ここに軸部2が密着するよ
うになっている。供給ロッド13の下面にフランジ3の
規制面36が形成してあり、この面36はガイド部材1
2の表面23と摺動関係にするかあるいはわずかな隙間
を空けてある。規制面36の長さは、フランジ3が凹部
9にはまり込んで供給ロッド13が後退するとき、部品
保持手段33の保持力が消滅するまでフランジ3の浮き
上がりを抑制できる距離とされている。 【0012】保持壁35の奥部の近傍に磁石37が埋め
込んである。ここでは、一対の形態とされ、その各々は
図2や図5のように2個の磁石を積み重ねてあり、各磁
石の極性は上からN極、S極、N極、S極の順で配列し
てある。こうすることによって、磁力線は図5のように
部品1を通過し、近くの磁性体を吸引する力が発生して
いない。したがって、固定金型8に対する吸引力が作用
しないので、供給ロッド13を固定金型8の方に曲げよ
うとする力は発生しないのである。図5の符号38は磁
力線を示している。また、磁力をより強く部品1に作用
させるために、供給ロッド13は非磁性体であるステン
レス鋼で作られている。 【0013】収容溝34を軸部2の大径部4と小径部5
に合致させるために、図6から明らかなように大幅部3
9と小幅部40が設けてある。部品1の大径部4の長さ
が変わっても対応できるようにするために、大径部4の
長さL1に対して大幅部39の高さL2を、図6のよう
に大きく設定してある。なお、図1や図2では、ガイド
部材12と固定金型8とが比較的接近させて図示してあ
るが、実際にはもっと間隔をあけてある。 【0014】以下、この実施形態の作動を説明する。図
1、図2は、部品1がガイド部15に入ってきて、フラ
ンジ3が磁石27の吸引力を受けて円弧部26に合致し
ている状態であり、部品1の一時係止がなされている。
この状態では収容溝34と軸部2と円形の凹部9の3者
は一直線上にならんでいる。ここで供給ロッド13がエ
アシリンダ28によって進出すると、軸部2は相対的に
収容溝34内に入り込み、保持壁35の奥部に合致す
る。さらに供給ロッド13が進出すると、磁石27で保
持されていた部品1は強制的に出口部17の方へ押され
て行く。この段階では部品1は磁石37の吸引力を受け
ているので、供給ロッド13側に保持されている。供給
ロッド13に保持された部品1は、出口部17を離れて
さらに進出し、フランジ3が凹部9の真上に来たときに
供給ロッド13の進出は停止する。その後、エアシリン
ダ31の作動で供給ロッド13全体が供給ロッド13の
進退方向と直交する向きに移動し、フランジ3が凹部9
にはめ込まれる。 【0015】このフランジ3がはめ込まれたまま、今度
は、供給ロッド13がエアシリンダ28によって後退す
る。後退時には、規制面36がフランジ3の表面をこす
りながら、あるいはわずかの隙間を空けて移動するの
で、磁石37の吸引力が部品1に作用していても、フラ
ンジ3が凹部9から外れることがない。したがって、規
制面36は、磁石37の吸引力が実質的に消滅するまで
機能するように、その長さが設定してある。その後、供
給ロッド13がガイド部材12に干渉する前に、供給ロ
ッド13全体がエアシリンダ31で浮上させられる。 【0016】上述のような作動を順序だてて行わせるた
めに、図示していないが、各エアシリンダに対する電磁
式空気切替え弁や制御回路が設置されているのであり、
これらは一般的に広く採用されているもので簡単に実施
することができる。 【0017】図8、図9は供給ロッド13の変形例を示
している。先に説明した部材と同じ機能の部材には、同
一の符号を図中に記載してある。この変形例は、磁石3
7が保持壁35から遠ざかってゆくものであり、そのた
めにガイド孔41内に摺動片42をはめ込み、ここに磁
石37が埋め込んである。そして、摺動片42に作動ロ
ッド43が結合され、このロッド43を引くと磁石37
が保持壁35から遠ざかる。なお、作動ロッド43の進
退駆動は、図示していないが、供給ロッド13に取付け
た別のエアシリンダで行うのである。 【0018】図10は前述の各磁石27、37を電磁石
に置き換えた例である。供給ロッド13を磁性体である
鉄製にし、電磁コイル44内に貫通させている。また、
ガイド部材12に電磁石45を埋め込んである。 【0019】図11は供給ロッド13の変形例であり、
前述のような2本式の二股形状から1本式にしたもので
ある。先のものと同じ機能を果たす部位には、同じ符号
を図中に記載してある。 【0020】特許請求の範囲には記載していないが、次
ぎの事項は請求項として掲げることができる。すなわ
ち、二股状の供給ロッドで部品の軸部を保持し、供給ロ
ッドが進出してフランジをかしめ用の固定金型の凹部に
供給することである。こうすることによって、二股部分
で安定性よく軸部を保持して金型へ部品供給ができる。
また、ガイド面上でフランジを摺動させ、その途中に部
品の位置決め部が設置してあるから、部品は円滑に移動
することができる。 【0021】図12から図14は、凹部内にはまり込ん
だ部品を吸引する機能を付与した実施形態である。図1
2のものは、細長い棒状の磁石46を2本挿入してあ
る。凹部9の底面は円形であり、その直径線上に2本の
磁石46、46が配置してある。磁石46、46は、固
定金型8の軸線方向に配置され、一方の磁石46の上側
がN極、下側がS極としてあり、他方の磁石46はその
逆の極性にしてある。磁石46、46は固定金型8に細
長い孔を明け、そこに挿入してから合成樹脂で蓋47、
47をしてあり、外周部からねじ込んだボルト48、4
8で磁石46、46を固定している。このような磁石配
置にすることによって、一方の磁石から他方の磁石に流
れる磁力線が部品1のフランジ3の部分を通過するの
で、部品1のフランジよりも上側は磁化されることがな
い。それは、図5における現象と同様である。なお、磁
力線が部品をより多く通過するようにするために、固定
金型8は非磁性体であるステンレス鋼で作られている。 【0022】図13の場合は、棒状の磁石49を固定金
型8の直径方向に埋設したもので、右側がS極、左側が
N極である。したがって、磁力線は主にフランジ3を通
過することとなり、軸部2が磁化されることはない。 【0023】図14は、バキュームでフランジ3を吸引
する場合である。すなわち、凹部9の底面に吸引孔5
0、50が2個あるいは3個空けてあり、これが通路5
1や空気ホース52を経て、真空ポンプ(図示していな
い)に接続されている。凹部9にはまり込んでいる部品
1は、そのフランジ3が吸引孔50、50からの真空で
吸引されていることによって、しっかりとした部品保持
がなされている。 【0024】 【発明の効果】本発明によれば、断面円形の軸部に円形
フランジが一体化されている部品を供給の対象とするも
のであって、静止部材に取付けたガイド部材を設置し、
このガイド部材には入口部と出口部が形成されていると
共にガイド面とガイド壁から成るガイド部が形成され、
ガイド壁の一部に位置決め部を設け、ガイド面はガイド
部材の表面よりも一段低い箇所に形成され、ガイド面と
ガイド部材の表面との段差はフランジの厚さと同じかあ
るいはそれよりもわずかに大きく設定され、先端部に部
品の保持部を有する供給ロッドを進退可能な状態で設置
すると共にこの供給ロッドの進退方向とほぼ直交する方
向に供給ロッドを進退させる機構を設け、部品の供給箇
所にフランジを受入れる凹部が形成されており、部品を
保持した供給ロッドが進出してからほぼ直角方向に向き
を変えて移動し、それによってフランジが凹部内にはま
り込み、供給ロッドはこのはまり込んだ状態のまま後退
し、この後退時にはフランジが凹部から外れないように
供給ロッドのフランジ規制面でフランジを規制しながら
後退することを特徴としている。 【0025】部品が入口部からガイド部に入ってくる
と、そのフランジ面がガイド面に沿って移動し、フラン
ジの外周面が位置決め部に保持される。この保持が部品
の一時係止状態であり、ここへ供給ロッドが進出してき
て部品を供給ロッドに保持し、その後さらに供給ロッド
が進出してから直角方向に向きを変えて移動し、目的箇
所に部品を送り届ける。入口部と出口部を有するガイド
部材やガイド面、ガイド壁等によって部品が円滑にガイ
ドされ、かつ所定の位置に位置決めがなされるので、供
給ロッドとの相対位置を正しく設定し、正確に供給ロッ
ドで部品送出ができる。 【0026】ガイド面はガイド部材の表面よりも1段低
い箇所に形成され、ガイド面とガイド部材の表面との段
差はフランジの厚さと同じかあるいはそれよりもわずか
に大きく設定されているから、進出してきた供給ロッド
はフランジの外周面やフランジの角部に干渉することな
く、軸部を確実に保持して出口部から目的箇所へ部品を
移送する。このことは、部品の軸部が保持されることを
意味している。したがって、軸部を供給ロッドで保持
し、フランジは相手方の凹部に直ちにはめ込めるのであ
り、部品供給の効率が高くなる。 【0027】部品の供給箇所にフランジを受入れる凹部
が形成されており、部品を保持した供給ロッドが進出し
てからほぼ直角方向に向きを変えて移動し、それによっ
てフランジが凹部内にはまり込み、供給ロッドはこのは
まり込んだ状態のまま後退するものであるから、部品の
最も外形の大きい部分を凹部にはめ込んで安定した状態
にしてから供給ロッドが後退するから、供給された部品
は凹部から外れることがない。このように目的箇所に送
り届けられた部品がその箇所で安定した状態になってい
ることは、つぎの工程を円滑に続行させるために非常に
有利なことである。 【0028】供給ロッドには軸部の保持壁とフランジの
規制面が形成されており、保持壁の近傍に部品保持手段
が設置されている。よって、供給ロッドが進出してくる
と、保持壁が軸部に接触して軸部を保持し、フランジが
目的箇所の凹部にはまり込んだときには、規制面がフラ
ンジの表面に接触しているかあるいはわずかな隙間を有
している状態になり、したがって、供給ロッドが後退す
るときには、フランジが凹部から外れたりしない。すな
わち、部品保持手段の保持力が消滅するまでは、規制面
の規制機能が継続している。このように部品を引き戻す
ような現象が防止されているから、部品の保持機能を強
化しても支障がなく、換言すると、部品の保持安定性を
著しく高めることが可能となる。 【0029】位置決め部はフランジの外周面を受止める
円弧部とその近傍に設置した部品保持手段から構成され
ている。したがって、フランジの外周面が円弧部に合致
するから、ガイド部におけるフランジの位置が常に一定
箇所に定まり、供給ロッドの待機位置が均一化されて、
供給ロッドの部品保持が確実になされる。 【0030】供給ロッドにおける部品保持手段は、磁石
によって構成されている。したがって、磁石を用いるこ
とによって、極めて簡単でかつ少ないスペースで部品保
持手段が形成できる。また、磁力線が部品の内部を通過
するように磁石の極性を選定することによって、供給ロ
ッドに保持された部品が近辺にある磁性体を吸引しよう
とする力が発生しない。このことは、供給ロッドに保持
された部品が供給箇所の部材に接近したとき、この部材
に対する吸引力が作用しないので、供給ロッドが傾いた
り撓んだりしないので、部品は正確に凹部内に供給され
るのである。 【0031】ガイド部材における部品保持手段は、磁石
によって構成されている。磁石を用いることによって、
極めて簡単でかつ少ないスペースで部品保持手段が形成
できる。また、磁力線が部品の内部を通過するように磁
石の極性を選定することによって、位置決めされた部品
に吸引力が発生しないので、周辺の鉄くず等を吸着した
りせず、ガイド部を常にクリーンに維持できて、部品の
位置ずれ等を防止できる。 【0032】入口部から入った部品はそのフランジがガ
イド面に沿って移動し、位置決め部で一時係止がなされ
る。その状態で供給ロッドが進出してきて、フランジに
干渉することなく部品を保持し、さらに供給ロッドが進
出して部品を凹部の真近で停止させ、その後、供給ロッ
ドは直角に向きを変えて移動し、部品のフランジが凹部
にはめ込まれる。このはまり込んだ状態のまま供給ロッ
ドが後退するときに、フランジが凹部から外れないよう
に規制面で規制している。このように各作動要素は部品
の円滑な移動、確実な凹部へのはめ込みがなされて、信
頼性の高い装置が得られる。 【0033】断面円形の軸部に円形フランジが一体化さ
れている部品を供給の対象とするものであって、供給ロ
ッドに軸部の保持壁とフランジの規制面を形成し、フラ
ンジが目的箇所の凹部にはめ込まれた状態で供給ロッド
が後退するとき、規制面でフランジが凹部から外れない
ように規制できるように規制面の長さが設定されてい
る。したがって、供給ロッドが後退するときには、フラ
ンジが凹部から外れたりしない。すなわち、部品保持手
段の保持力が消滅するまでは、規制面の規制機能が継続
している。このように部品を引き戻すような現象が防止
されているから、部品の保持機能を強化しても支障がな
く、換言すると、部品の保持安定性を著しく高めること
が可能となる。 【0034】断面円形の軸部に円形フランジが一体化さ
れている部品を供給の対象とするものであって、供給ロ
ッドの先端部に部品保持用の磁石を設置し、この磁石は
その磁力線が部品の内部を通過するように極性が設定さ
れている。磁石を用いることによって、極めて簡単でか
つ少ないスペースで部品保持手段が形成できる。また、
磁力線が部品の内部を通過するように磁石の極性が選定
されているから、供給ロッドに保持された部品が近辺に
ある磁性体を吸引しようとする力が発生しない。このこ
とは、供給ロッドに保持された部品が供給箇所の部材に
接近したとき、この部材に対する吸引力が作用しないの
で、供給ロッドが傾いたり撓んだりしないので、部品は
正確に目的箇所へ供給されるのである。 【0035】部品は、凹部内へ吸引されるように構成し
たから、軸部に相手方の部品の孔をはめ合わせるような
ときに、相手方部品が軸部に接触することがあっても、
部品は簡単にずれたり外れたりしないので、前述のよう
な部品転落のような問題を解決することができる。さら
に、磁石の磁力線の通過を部品の一部に片寄らせること
によって、部品の他の部分に吸引力が発生しないので、
相手方部品を接近させても異常な吸引力が相手方部品に
作用することがない。したがって、相手方部品を部品に
対して円滑に組み合わせることができて、前述の部品転
落のような不具合を回避することができる。バキューム
を利用した場合にも、同様な利点が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態を示す平面図である。 【図2】図1のものの縦断側面図である。 【図3】図1の(3)−(3)断面図である。 【図4】図1の(4)−(4)断面図である。 【図5】供給ロッドの部品保持手段を示す縦断側面図で
ある。 【図6】供給ロッドの端部側から見た正面図である。 【図7】かしめ終わった状態を示す縦断側面図である。 【図8】供給ロッドの変形例を示す平面図である。 【図9】図8のものの縦断側面図である。 【図10】電磁石を用いた場合の側面図である。 【図11】供給ロッド先端部の変形例を示す部分的な平
面図である。 【図12】固定金型に磁石を組み込んだものの縦断側面
図である。 【図13】固定金型に磁石を組み込んだものの他の実施
形態を示す縦断側面図である。 【図14】固定金型にバキュームの通路を設けたものの
縦断側面図である。 【符号の説明】 2 軸部 3 フランジ 1 部品 14 静止部材 12 ガイド部材 16 入口部 17 出口部 22 ガイド面 24 ガイド壁 15 ガイド部 25 位置決め部 13 供給ロッド 31、32 進退させる機構 23 ガイド部材の表面 9 凹部 35 保持壁 36 規制面 37 磁石、部品保持手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−170661(JP,A) 特開 平7−1262(JP,A) 特開 平4−93129(JP,A) 特開 平5−139538(JP,A) 特開 平7−17625(JP,A) 特開 平11−114864(JP,A) 特開 平10−4289(JP,A) 特開 平5−154722(JP,A) 特公 平7−90899(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 19/00 - 21/00 B21J 15/32 B23Q 7/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】【請求項1】 断面円形の軸部に円形フランジが一体化
    されている部品を供給の対象とするものであって、静止
    部材に取付けたガイド部材を設置し、このガイド部材に
    は入口部と出口部が形成されていると共にガイド面とガ
    イド壁から成るガイド部が形成され、ガイド壁の一部に
    位置決め部を設け、ガイド面はガイド部材の表面よりも
    一段低い箇所に形成され、ガイド面とガイド部材の表面
    との段差はフランジの厚さと同じかあるいはそれよりも
    わずかに大きく設定され、先端部に部品の保持部を有す
    る供給ロッドを進退可能な状態で設置すると共にこの供
    給ロッドの進退方向とほぼ直交する方向に供給ロッドを
    進退させる機構を設け、部品の供給箇所にフランジを受
    入れる凹部が形成されており、部品を保持した供給ロッ
    ドが進出してからほぼ直角方向に向きを変えて移動し、
    それによってフランジが凹部内にはまり込み、供給ロッ
    ドはこのはまり込んだ状態のまま後退し、この後退時に
    はフランジが凹部から外れないように供給ロッドのフラ
    ンジ規制面でフランジを規制しながら後退することを特
    徴とするフランジ付き軸状部品の供給装置。
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