JP3500534B2 - 帽子枠保持具 - Google Patents

帽子枠保持具

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は刺繍ミシン用の帽子枠に
対して帽子を装着する場合に用いる帽子枠保持具に関す
る。 【0002】 【従来の技術】上記帽子枠に対する帽子の装着は、一方
の手で上記帽子枠を持ち、その状態において、他方の手
のみでその帽子枠に帽子を被せ付けると共に、その帽子
における刺繍領域が帽子枠の窓孔に位置するようずれを
直す作業を行っている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
上記作業を片手のみで帽子を操作しながら行わねばなら
ぬ為、非常に作業がしづらい問題点や長時間がかかる問
題点があった。 【0004】本願発明は上記従来技術の問題点(技術的
課題)を解決する為になされたもので、帽子枠に対する
帽子の装着作業に際しては、帽子の両側を両手で支えな
がら自由な姿勢でもって、しかも迅速に、かつ、正確な
装着を行うことができるようにした帽子枠保持具を提供
することを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】本願発明における帽子枠
保持具は、基枠における上面部材の構成が、帽子の前面
部における刺繍領域を受止める為に帽子の抜差し方向か
ら見た形状は半円弧状に形成されており、かつ上面には
帽子の前面部における刺繍領域を位置させる為に周囲を
受部にて囲った窓孔が設けられており、基枠における前
側自由端の側から基枠に被せ付ける帽子の前面部におけ
る刺繍領域を上記受部にて囲った窓孔上に位置させ、上
記刺繍領域の周囲を、上記窓孔の周囲の受部に向けて押
え具の押え部材で押えて止め付け、上記窓孔の周囲の受
部に対する帽子の前面部における刺繍領域の周囲を固定
するようにしてある帽子枠を保持する為の帽子枠保持具
であって、その帽子枠保持具の構成は、保持部材を支え
る為の基部材と、帽子枠を保持する為の保持部材とを備
え、上記保持部材における側方の正面側には、上記帽子
枠における基枠の後側自由端を、その基枠における前側
自由端が保持部材における正面壁から最も遠く離れる突
出状態で、しかもその前側自由端方向から見た上記基枠
の形状が半円弧状になる向きで、かつ窓孔を上部に位置
させて、上記基枠における前側自由端の側から帽子の前
面部における刺繍領域を上記窓孔の上に被せ付け出来る
状態で、上記保持部材の正面側に対して、上記基枠の後
側自由端に備えさせた複数の連結要素を着脱自在に連結
可能にする複数の連結部材を備えさせ、上記連結要素と
連結部材との着脱自在の構成は、連結要素の先端に備え
させる当付部材を連結部材における二つの部材の間に差
し込んで保持させ、当付部材を受部材と嵌合体との間か
ら抜き出せば帽子枠Aが保持具Bから引き離しできるよ
うに抜き差し自在に構成し、 その上、上記基部材と保
持部材とは、上記保持部材の連結部材に装着される帽子
枠の基枠における前側自由端を斜め上向きにすることを
可能に、保持部材は基部材に対して枢着具で枢着したも
のである。 【0006】 【作用】帽子枠元部の連結部を保持具の連結部材に連結
すると、帽子枠は上下に向けての傾動を自在に自立状態
となる。この状態において、作業者は両手を使って帽子
を帽子枠に被せると共に、刺繍領域を窓孔に位置させ得
る。 【0007】 【実施例】以下本願の実施例を説明するに当たり、本願
の実施例に係わる技術的事項を示す図面について説明す
る。図1において、Aは刺繍ミシン用帽子枠、Bは帽子
枠保持具、Cは帽子を夫々示す。先ず帽子枠Aについて
説明する。符号1〜32はこの種の帽子枠において通常知
られた部材を示すもので、1は基枠、2はその本体、3
は本体2に対して矢印3a方向にスライド自在の調節枠、
4は調節枠のスライドを可能にする為の長孔、5は本体
2に調節枠3を固定する為の固定用ねじ棒である。6は
基枠1における上面を示し、帽子の前面部を受止める為
に図示のように断面円弧状に形成してある。7は帽子の
前面部における刺繍領域を位置させる為に上面6に形成
された窓孔、8,9,10, 11は窓孔7の四周において帽
子の前面部を受ける為の受部で、受部8,9,10は本体
2の上面をもって、受部11は調節枠3の上面をもって夫
々構成され、調節枠3のスライドによって窓孔7を刺繍
領域に対応させ得るようになっている。上記各受部には
帽子のすべり止の為のゴムが貼付してある。12は基枠1
の下側(内側)に設けられた刺繍ミシンのベッド存置用
空間、13は刺繍ミシンにおける帽子枠駆動部に対する連
結を行う為に基枠1の元部に備えた連結部で、機械的に
一定の位置関係で連結を行うために複数(本例では4)
の連結要素14を有している。各連結要素14は、図6にも
示されるように本体2と一体形成の当付部材15と、そこ
に穿設した嵌合孔16とから構成してある。17は本体2の
補強の為の鍔で、本体2とは溶接によって一体化してあ
る。18, 19は押え具の連結の為の連結片で、図3に示す
如く基枠1の外周面とは帽子の本体差込用の間隙18a,19
aを隔てて配置され、各々の元部は取付ブロック20によ
って鍔17に固着してある。21は連結片19に固着の締具掛
を示す。 【0008】次に25は押え具で、基枠1における窓孔7
の四周において帽子の前面部を受部8,9,10, 11の各
々に対して夫々押え付ける為の、元部側部材28、左右の
横側部材26, 27、及び自由端側部材29を備える。それら
各部材における受部との対向面にはすべり止用のゴムが
貼付してある。部材29は前記調節枠3と同様に矢印29a
方向への位置替え自在に両端が部材26,27に連結してあ
る。30は刺繍領域露出用の窓、31は押え具25の一端を連
結片18に回動自在に連結する為の連結体、32は押え具25
の他端を締具掛21に掛け外し自在に連結する為の連結体
で、周知の折り畳みによる伸縮が可能な構造の締具が用
いてある。尚図11の28aは帽子Cの庇85における元部
85aの表面85a"に当接させる為に元部側部材28に備えた
当接部で、該元部側部材28の縁部をもって構成してあ
る。 【0009】次に上記帽子枠Aにおける基枠1に備えさ
せた帽子の位置確認の為の構造について図4をも参照し
て説明する。41は位置確認体取付用の基材で、止付部42
(ねじ孔を例示する)を備え、図3の如く本体2の外周
面との間に帽子Cの汗取り86を差込む為の間隙41aが形
成される状態で鍔17に固着してある。43は基枠1に対す
る位置確認部材の位置設定に用いる為に本体2の上面に
表記した目盛りである。次に位置確認体44について説明
する。45は保持部材で、二つの位置確認部材を一体に保
持する為のものであり、帽子Cの庇85の厚みに応じて矢
印45a方向(基枠1の軸線と平行な方向)へ位置調節す
る為に、長孔46を有し止付具47でもって止付部42に止付
けてある。48, 49は帽子の庇85における元部85aの裏面
85a'の位置確認を行う為の位置確認部材で、本例では帽
子の庇を受止めることによってその位置確認を行うよう
にしたものを示す。50は上記裏面85a'を受け止める為の
受止部、51は図11の如く傾いた状態の庇85に対して位
置確認部材が邪魔にならぬようにする為の逃げ部であ
る。上記のような位置確認部材48, 49は、基枠1に帽子
Cを被せ付けた状態においてその庇85の元部85aの両縁
部85b,85c間の裏面85a'と対向する位置に、各部材48,4
9が相互に離間する状態で、しかも図3の如く基枠1の
外周面に対して汗取り86の差込用の間隙48a,49aを夫々
隔てた状態に配置され、止付具52によって保持部材45に
取付けてある。両位置確認部材48,49相互の間隔は、帽
子の位置確認の精度を向上させるために出来るだけ大き
く取るのがよく、例えば、上記両縁部85b,85c間の距離
の1/4以上に定めると良い。53は庇85を縫製の邪魔に
ならぬように押さえる為の部材で、弾力的な伸縮が自在
の紐状物(例えばゴム紐)で構成され、一端及び他端
を、夫々鍔17に取付けた支持片54に止付けてある。 【0010】次に再び図1において、帽子枠保持具Bに
ついて説明する。55は帽子枠用保持部材で、硬質の板体
例えば鉄板で構成してある。56は保持部材55の一部に備
えた、保持部材を自立させる為の基部材で、テーブル57
に対してねじ58によって止付ける止付片を例示する。59
は保持部材55に穿設した透孔で、図8に示すように帽子
Cにおける開口部88と対向する位置に設けてある。60は
上記自立状態において保持部材55の側方にできた帽子枠
存置用の空間を示す。 【0011】次に61は、保持部材55における側方の正面
側に備えさせてある上記空間60に帽子枠Aを位置させる
為に、帽子枠Aにおける基枠の元部である後側自由端を
着脱自在に連結する為に保持部材55における側方の正面
側に備えた連結部材を示し、前記連結要素14と対応数の
要素61aによって構成してある。以下要素61aについて
図5、6をも参照して説明する。62は帽子枠における当
付部材を受け止める為の受部材で、該部材と一体化され
た取付片63でもって保持部材55に取付けてある。64は受
部材62に対して前記当付部材15を押付状に止着する為の
止具を示す。65は該止具64における保持枠で、硬質の金
属板をプレス成形して形成してある。66は保持枠におけ
る側板で、嵌合体71を支える為の部材であり、嵌合体71
を受部材62に対して遠近自在に保持する為の長孔67が穿
設してある。68は両側板66, 66を一体に連結すると共に
後述のばねの一方の腕を支える為の上板である。69は保
持枠を保持部材55に固定する為の止付片、70は止付用の
ねじ棒を夫々示す。次に嵌合体71は、当付部材15の導入
を容易にする為にローラをもって構成してあり、軸片72
を前記長孔67に存置させてある。73, 74は夫々抜止用の
太径部及びCリングである。次に75は嵌合体71を受部材
62の側に向けて付勢する為のばねで、二つのばね要素7
6, 76を有する。77は両ばね要素を連結する連結部であ
る。各ばね要素76は夫々の元部が一体に連結されている
二つの腕78,79とを備え、一方の腕78はばね座としての
上板68に添設してあり、他方の腕79は軸片72に下向きの
付勢力を及ぼすように当接させてある。80はばね75のず
れ防止用の止片で、側板66に形成された止付孔81に嵌合
させてある。次に82は保持具Bに対する帽子枠Aの連結
状態をより確実に保持する為の補助連結部材で、鍔17と
取付片63とにおける各々の反対向面に対する係合片82a,
82bを備えており、係合位置と非係合位置との位置替え
の為に取付片63に枢着してある。 【0012】次に前記帽子枠Aに対する帽子Cの装着作
業を説明する。先ず図1の状態から帽子枠Aを保持具B
に対して図2の如く連結する。この連結は図6の
(A)、(B)に示されるように、基枠1における後側
自由端に設けられている連結要素14の当付部材15を要素
61aにおける受部材62の上面に沿って嵌合体71との間に
差し込む。このように差し込む過程においては、先ず嵌
合体71が当付部材15によってばね75の付勢力に抗して押
し上げられ、嵌合孔16が嵌合体71と対向する位置まで当
付部材15の差込が行われると、嵌合体71はばね75の付勢
力によって嵌合孔16に嵌合する。その結果、要素14は要
素61aに対して固着状態となる。このような固着は夫々
複数の要素14,61aにおいて行われ、帽子枠Aの基枠1
は、図2からも明らかなように前側自由端1aが保持部材
55における正面壁から最も遠く離れる突出状態で、保持
具Bに対してしっかりとした取付状態となる。次に装着
しようとする帽子Cの庇85の厚みに合わせて、目盛り43
を利用して位置確認部材48,49の位置を設定する。 【0013】次に帽子Cにおける汗取り86を図3に示さ
れるように帽子の下側に曲げて出し、その状態の帽子を
基枠1に対してその自由端1aの側から被せ付ける。この
被せ付けは、帽子Cの本体83の両側面部が前記間隙18a,
19aに入り、更に汗取り86が前記間隙41a,48a,49aに入り
込み、前面部84の刺繍領域が窓孔7に位置するように行
う。被せ付けの深さは、二つの位置確認部材48,49に対
する庇85の元部85aの裏面85a'の夫々の相対位置関係を
目視して、図7、図11に示されるように庇85の元部85
aの裏面85a'が左右の位置確認部材48, 49の受止部50に
当接するところまで行う。この作業は両手で帽子本体83
の両側面部を持って行うとやり易い。上記被せ付けを行
うことにより帽子Cは帽子枠Aに対して所定の位置に真
っ直ぐな状態に被さる。 【0014】次に通常知られているように押え具25を上
記帽子の前面部84の上に被せ付け、締具32を締具掛21に
掛けて締付ける。この場合、図11の如く押え具25の部
材28における当接部28aが庇85の元部85aにおける表面
85a"に当接し、その当接部28aと受止部50とで上記元部
85aが挟まれる。次に図9に示されるように、左右の手
92, 90でもって本体83の側面部83aを矢印93方向に引っ
張ったりすることを繰り返して、帽子における刺繍領域
のしわ伸ばし即ち刺繍領域を窓孔7にぴんと張った状態
にする。次に図10の如く紐状体53を庇85に掛けてそれ
を退避状態に寝かす。これによって帽子枠Aに対する帽
子Cの装着が完了する。帽子の装着を完了した帽子枠A
は次に保持具Bから外す。その外しは、当付部材15が受
部材62と嵌合体71との間から抜け出るよう帽子枠Aを保
持具Bから引き離せば良い。そしてその帽子枠Aは周知
のように連結具14を刺繍ミシンの駆動部に連結して刺繍
ミシンへ装着する。この場合、庇85の裏面85a'と位置確
認部材48,49との関係を目視して帽子Cの適正装着状態
の再確認ができる。装着後、周知のように前面部84の刺
繍領域に対する刺繍を行う。その刺繍の場合、前記のよ
うに当接部28aと受止部50とで上記元部85aが挟んであ
るので、そこがアンカーとなって帽子枠に対する帽子の
一体性が極めて高く保たれ、帽子の前面部84が針の通り
に大きな抵抗を与える厚手のものであっても、窓孔7に
対する刺繍領域のずれを防いで刺繍を正確に行うことが
出来る。 【0015】次に、上記刺繍をするに際して上記ずれの
発生の可能性が無い又は非常に少ないと予想されるとき
のように、上記庇85の元部85aを挟むことが要求されぬ
ときには、上記位置確認部材48,49は目視によって庇の
裏面85a'との間隔を確認するようにしたものであっても
良い。この場合、前記説明における受止部48a,49aは位
置確認部と読み替え、前記帽子の被せ付けは、庇85の裏
面85a'と左右の位置確認部48a,49aとの各々の間隔が同
じとなる深さまで行うもの理解されたい。 【0016】次に本願の実施例を示す図面について説明
する。図12及び図13は帽子枠保持具において帽子枠
Aの元部13を保持する為の保持部材55eと、保持部材55
eを支える為の基部材56eとの連結に係わる構成を示す
ものである。図において、保持部材55eはかまぼこ状に
形成された大きな透孔59eが出来るようにしてあり、更
に保持部材55eは、側方の正面側に帽子枠Aにおける基
枠1の元部13である後側自由端を着脱自在に連結可能に
する為の連結部材61eを備えている。保持部材55eは、
上記連結部材61eに装着される帽子枠の基枠1における
前側自由端1aを斜め上向きにしたり、斜め下向きにした
り、いわゆる傾動を自在にする為に、基部材56eとは枢
着具、例えばねじ棒101で枢着し、固定用の締具、例え
ば摘み付きのねじ102によって所望の位置で固定できる
ようになっている。尚103はねじ102の移動を許す為の長
孔である。このようなものにあっては、作業者は、立上
がって作業する場合は保持部材55eの前側自由端1aを斜
め上向きにし、座して作業をする場合は前側自由端1aを
斜め下向きを設定する等して、作業者の姿勢に対応して
その好みに応じて保持部材55eの向きを設定して、作業
し易い状態で帽子の装着作業を行える。 【0017】次に図14は位置確認部材48e,49eを帽子
枠保持具に備えさせる為に、例えば前記図12及び図1
3の帽子枠保持具Beの補助連結部材82eに備えさせた
例(図1の帽子枠保持具Bに備えさす場合は図1の補助
連結部材82に符号48e,49eで示す位置に備えさせる)を
示すもので、この例では帽子Ceを帽子枠Aeに装着す
るときには位置確認部材48e,49eが庇85eの元部の裏面
と対向する位置に到来し、帽子Ceを装着した帽子枠A
eを保持具Beから外すときにはその位置確認部材が邪
魔にならぬ位置に退避するよう、前記補助連結部材82e
の係合片82aeに取付けてある。このように帽子枠保持具
に位置確認部材を備えさせると、多数の帽子枠に夫々帽
子を装着する場合、常に同じ位置確認部材48e,49eを用
いて帽子の位置決めが行えるから、各帽子枠に対して常
に一定の位置関係で帽子を装着できる。なお、図12〜
図14において図1〜11のものと機能又は構成上同一
又は均等のものと考えられる部分には、前述の図1〜図
11と同一の符号にアルファベットのeを付して重複す
る説明を省略した。 【0018】 【発明の効果】以上のように本願発明にあっては、帽子
枠Aにおける基枠1に帽子Cを装着する場合、基枠1の
元部の後側自由端13を、保持部材55eの連結部材61eに
連結することにより基枠1を自立状態に出来、従って作
業者は、基枠1に帽子Cを被せたりその帽子Cにおける
刺繍領域を基枠1の窓孔7に対して位置合わせする事
を、両手を使って行うことが出来、作業を容易にしかも
迅速に行い得る作業上の効果がある。 【0019】さらに本願発明にあっては、上記連結要素
14側と連結部材61との着脱自在の構成は、連結要素14の
当付部材15を、連結部材61における二つの部材62,71の
間に差し込んで挟持状に保持させ、当付部材15を、上記
連結部材61における二つの部材62,71の間から引き抜け
ば帽子枠Aが保持具Bから引き離しできるように抜き差
し自在にしたことにより、保持具Bに対する帽子枠Aの
着脱操作は、単に押し込みと引き抜きによって簡単迅速
に着脱できる効果がある。 【0020】その上、保持具Bに対する帽子枠Aの引き
抜き操作が容易になるように構成したことにより、帽子
枠Aに対する帽子の装着作業において、帽子の重量と共
に、人間の手の重みが帽子枠に加わり、帽子枠の連結部
14,61が外れて落下しやすい状況になっても、本願発明
にあっては、保持部材55を斜め上向きになるように傾動
自在にしてあり、保持部材55の連結部材61に装着される
帽子枠Aにおける前側自由端1aを斜め上向きにできるよ
うにしたものであるから、作業者の姿勢に対応してその
好みに応じて保持部材55eの上向き角度を設定して、作
業し易い状態で帽子の装着作業を行えるように出来ると
共に、保持部材55の前側自由端1aを斜め上向きに設定す
ることにより、帽子枠Aとそれに装着する帽子の重量の
ベクトル成分の一部を、連結要素14の当付部材15が、連
結部材61における二つの部材62,71の間に差し込まれる
力として利用し、連結要素14と、連結部材61の結合力を
強化することのできる特長があり、これにより、帽子装
着作業時における帽子枠Aの落下を予め防止することの
できる画期的効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】帽子枠保持具に対し帽子枠を装着する前の状態
を示す斜視図。 【図2】装着状態を示す斜視図。 【図3】帽子枠の正面及び帽子を示す図。 【図4】位置確認体の分解斜視図。 【図5】止具の縦断面図。 【図6】(A)、(B)は連結部材に対する連結部の連
結過程を示す縦断面図。 【図7】帽子の位置決め状態を示す平面図。 【図8】刺繍領域のしわ伸ばし状態を説明する縦断面
図。 【図9】刺繍領域のしわ伸ばし状態を示すもう一つの縦
断面図。 【図10】庇を退避させた状態を示す側面図。 【図11】図10におけるXI−XI線断面図。 【図12】本願実施例に係わる帽子枠保持具の斜視図。 【図13】本願実施例に係わる帽子枠保持具を傾けた状
態を示す側面図。 【図14】位置確認部材の設置場所の例を示す平面図。 【符号の説明】 A 帽子枠 B 帽子枠保持具 C 帽子 55 保持部材 56 基部材 59 透孔 61 連結部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−251662(JP,A) 特開 平1−229858(JP,A) 特公 昭59−36024(JP,B1) 実公 昭7−18381(JP,Y1) 特許3289156(JP,B2) 特許3289157(JP,B2) 特許3219891(JP,B2) 特許2958946(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05C 9/04 - 9/06 D05B 39/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 基枠における上面部材の構成が、帽子の
    前面部における刺繍領域を受止める為に帽子の抜差し方
    向から見た形状は半円弧状に形成されており、かつ上面
    には帽子の前面部における刺繍領域を位置させる為に周
    囲を受部にて囲った窓孔が設けられており、基枠におけ
    る前側自由端の側から基枠に被せ付ける帽子の前面部に
    おける刺繍領域を上記受部にて囲った窓孔上に位置さ
    せ、上記刺繍領域の周囲を、上記窓孔の周囲の受部に向
    けて押え具の押え部材で押えて止め付け、上記窓孔の周
    囲の受部に対する帽子の前面部における刺繍領域の周囲
    を固定するようにしてある帽子枠を保持する為の帽子枠
    保持具であって、 その帽子枠保持具の構成は、保持部材を支える為の基部
    材と、帽子枠を保持する為の保持部材とを備え、 上記保持部材における側方の正面側には、上記帽子枠に
    おける基枠の後側自由端を、その基枠における前側自由
    端が保持部材における正面壁から最も遠く離れる突出状
    態で、しかもその前側自由端方向から見た上記基枠の形
    状が半円弧状になる向きで、かつ窓孔を上部に位置させ
    て、上記基枠における前側自由端の側から帽子の前面部
    における刺繍領域を上記窓孔の上に被せ付け出来る状態
    で、上記保持部材の正面側に対して、上記基枠の後側自
    由端に備えさせた複数の連結要素を着脱自在に連結可能
    にする複数の連結部材を備えさせ、 上記連結要素と連結部材との着脱自在の構成は、連結要
    素の先端に備えさせる当付部材を連結部材における二つ
    の部材の間に差し込んで保持させ、当付部材を受部材と
    嵌合体との間から抜き出せば帽子枠Aが保持具Bから引
    き離しできるように抜き差し自在に構成し、 その上、上記基部材と保持部材とは、上記保持部材の連
    結部材に装着される帽子枠の基枠における前側自由端を
    斜め上向きにすることを可能に、保持部材は基部材に対
    して枢着具で枢着してあることを特徴とする帽子枠保持
    具。
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