JP3500545B2 - 非常脱出口 - Google Patents

非常脱出口

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JP3500545B2
JP3500545B2 JP05248595A JP5248595A JP3500545B2 JP 3500545 B2 JP3500545 B2 JP 3500545B2 JP 05248595 A JP05248595 A JP 05248595A JP 5248595 A JP5248595 A JP 5248595A JP 3500545 B2 JP3500545 B2 JP 3500545B2
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文昭 吉田
領 仲井
久幸 笹栗
安次 磯部
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホテル等の多層階建物
における避難用バルコニーへの非常脱出口に関する。
【0002】
【従来の技術】ホテル等の多層階建物にあっては、以前
より内部廊下端に外部階段に連絡する非常口が確保され
ている。しかし、火災時発生する煙や有毒ガスが避難路
である内部廊下に充満すると逃げ道を塞がれてしまうこ
とから、建物外周に別途に上記外部階段に連らなる避難
用バルコニーが設けられるようになってきている。
【0003】一方、通常ホテルの窓は空調設備の発達,
安全等の観点からクローズのものになっており、上記の
バルコニーに出るためには、専用の出入口を設けるかあ
るいは窓硝子の破壊に由って通路を確保するしかない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】叙上の従来技術のバル
コニーに対するアクセス手段の前者にあっては、限られ
た壁面を扉設置に用いねばならず、内外装飾設計上重大
な支障となるだけではなく、安易に使用されては安全上
好ましくないし、連窓の場合には壁面が存在しない。
【0005】また、後者にあっては、硝子破片が立つで
あろう窓枠を乗り越えてバルコニーの破壊された硝子破
片の上に飛び降りねばならず、とても実行を期待できる
ものではない。本発明は、従来の技術の有するこのよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、内外装飾設計に一切支障することなく、か
つ、容易に使用されることもなく、また、クローズ窓を
破壊する必要なくしてバルコニーに簡単にアクセスでき
る非常脱出口を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の非常脱出口においては、クローズ窓下の腰
壁の一部に外側を縁取り段落させたうえで小径貫通孔を
形成するとした開口部を設け、当該縁取り段落に対して
外壁と同一化粧になる蓋体を蓋体下辺より前方に持ち出
し設置のみだりな前方傾倒阻止の枢止金具で取り付ける
と共に該段落底部にシール材を介装して嵌着させ、該開
口部内側を使用説明付き化粧蓋で覆うとしたものであ
る。
【0007】開口部壁側と蓋体側との間には蓋体の急激
な前方傾倒を緩衝するバランサーを介配すると良い。バ
ランサーとしては、貫通孔の両内側壁下部に基端側に短
寸フックを先端側に長寸フックを夫々突出のバランス用
クッションバネを設置し、該両内側壁の該短寸フック前
方に係止用ピンを植立すると共に該長寸フックは蓋体内
面中位両側に枢止着のリング金具に対して挿通着したも
のとすると良い。開口部壁側と蓋体側との間には強風等
による蓋体の傾倒作用を阻止すべくキャッチクリップ等
の簡易仮止め装置を介配すると良い。蓋体内面上部には
内部側から開閉可能とする取手を設けるを良しとする。
【0008】
【作用】上記のように構成されたクローズ窓下の腰壁に
設けられた常時は化粧蓋で覆われた脱出口は、建物内脱
出路が使用不能の時に使用されるものであって、化粧蓋
を開いたうえ、蓋体を内側より押すことにより蓋体をバ
ルコニー上に傾倒させて脱出口を形成することができ
る。
【0009】蓋体は下辺前方位置に支持枢点を設定して
いるために、常時後方に傾倒付勢されており、縁取り段
落に対する嵌着は安定し、かつ、バルコニー側へ傾倒す
るには該支持枢点より前方に重心点が移行するまで内側
より押してやらねばならず、みだりにバルコニー側へ傾
倒するおそれがないので、安定して建物外壁の一部を形
成し続け得る。
【0010】しかし、一担支持枢点より前方に重心点が
移るとバルコニー側への傾倒は加速されることとなる
が、バランサー介配がなされていると、内側からの押す
力に応じて緩やかに傾倒し、蓋体の破損を阻止できる。
前方に支持枢点を設けた蓋体は安定し、みだりに前方に
傾倒することはないが、台風とか地震とかの異常時に
は、蓋体の重心点を支持枢点より前に移す力が働らく場
合もある。この力に対してはキャッチクリップ等の簡易
な仮止め装置が有効に作用する。
【0011】メンテ、実使用後蓋体はリセットしなけれ
ばならないが、蓋体内面上部に取手があると室内側から
リセット出来るので便利であるし、実行に際してもやり
易い。
【0012】
【実施例】実施例について図1〜12を参照して説明す
ると、図1に示される如く、ホテル等の多層階建物1の
各階には通常避難用バルコニー2、…が備えられてい
る。図2に示される如く、当該バルコニー2を見下ろす
窓3は通常空調完備、安全上からクローズである。窓3
の下は当然のことながら腰壁4が在る。当該腰壁4の目
立たない箇所、例えば図3に示す如く柱5のわきでカー
テン6が束ねられているような場所に開口部7を穿口す
る。当該開口部7は使用説明付きの観音開きの化粧蓋8
等で覆う。また、当該開口部7は図4に示される如く、
外側を縁取り段落9させたうえ小径貫通孔10とした段
付きのものであり、当該縁取り段落9に外壁と同一化粧
になる蓋体11が嵌着する。蓋体11としては、薄厚で
所定の強度を確保すべくSFRCで製するを良しとす
る。
【0013】蓋体11の下辺両端部には前方に枢点を確
保した前方傾倒阻止の枢止金具12、12が取り付けら
れている。すなわち、枢止金具12は図5に詳示の如く
蓋体11下辺にインサート13を介して取り付けのナッ
ト14、14に対して、バルコニー2にインサート15
を介して取り付けのレベル調整用ボルト16に横架した
軸棒17の両端に嵌着した前後調整用ボルト18、18
を組み付けして成るもので、蓋体11は前方の枢点(軸
棒17)で支持されているために後方に傾倒付勢されて
おり、みだりに前方に倒れる事態はない。
【0014】図中19は軸棒17の左右調整後位置固定
をするためのビス、20は前後調整ボルト18の脱嵌阻
止用止めピンである。上記段落9の底部四周には図4、
図6に示される如くガスケット21が周設されており、
雨仕舞シールが施こされている。当該シールは既述の蓋
体11の後倒付勢力を受けて確実に作用するものとなっ
ている。蓋体11は叙上より明らかな如く、枠無しで開
口部7に嵌着するものであるうえに図7に示される如く
外壁の化粧22と同一化粧22が施こされるものであ
る。
【0015】しかして、外観上外壁に開口が存在してい
ることが全く分らないものとなっている。叙上装置は躯
体並びに蓋体がプレキャスト化されている場合には予め
工場にて取り付けでき、高品質なものとできる。図8〜
図12は、叙上構成では蓋体11表面がバルコニーに当
って破損してしまうため、再使用に支障することから付
加構成を付けてかかる事態を解決する手段を紹介する。
すなわち、蓋体11の重心点が軸棒17より前方に移る
と蓋体11は一気に前方に傾倒加速するので、躯体側と
蓋体11側との間にバランサーを介配して、この衝撃を
緩衝すると良い。その具体例としては、小径貫通孔10
の両内側壁10a下部にバランス用クッションバネ23
を設置する。
【0016】当該クッションバネ23は、スパイラルコ
イルの基端側に短寸フック23aを突出させ、先端側に
長寸フック23bを突出させ歯付座金23cで押止され
たもので、該内側壁10aの該短寸フック23aの所定
前方位には係止用ピン24が植立し、また、蓋体11内
面中位両側にリング金具25、25が枢止着されてい
て、該長寸フック23bはこれを挿通して組み付けられ
ている。クッションバネ23のバネ力は図11に示され
る如く蓋体11が内側より押されて前方傾倒し、蓋体1
1の重心点が軸棒17より前方に移って傾倒加速が加わ
る角度で短寸フック23aが係止用ピン24に係止し、
傾倒を阻止するように設定される。
【0017】しかして、蓋体11の前方への傾倒は一担
停止する。この態様は、室内換気を可能としており、非
常時以外での用途の可能性を有している。脱出のための
さらなる傾倒は、少し力を加えて押し続けることによっ
て図12に示す如く達成される。蓋体の枢点である軸棒
17が蓋体の下辺から前方に離れているために長寸フッ
ク23bは傾倒するにつれてリング金具25より抜ける
方に移動するが、終端で係止して、これ以上の傾倒を阻
止している。その力を解除すれば、上記の換気位置まで
復帰する。図中28はバルコニー2に配した戸当りゴム
である。しかして、蓋体11の破損を回避し、再利用を
可能とする。
【0018】叙上の如く、蓋体11は常時後倒付勢を受
けて安定しているものであるが、台風、地震等で常識外
の力が作用することもあり、僅かな手当てがあると万全
となる。この手当ては簡易なもので良い。図示紹介のも
のは、蓋体11と内側壁10aとの間にキャッチクリッ
プ26、26を介配したものである。当然のことながら
実使用に際しては、先ずこれを脱係させてから蓋体11
に前方傾倒の力を加える。
【0019】メンテ、リセットで蓋体11を閉じるの
は、室内側からできることが好ましい。バルコニー2は
避難用であり、アクセスは容易でないからである。図に
は蓋体11の内面上部に取手27を設けてこれを可能と
した例を紹介する。取手27はリセット時のみでなく蓋
体11の前方倒しの際にも便利である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。内
外装の欠損を損なうことなくして、かつ、クローズ窓の
破壊を要せずして、避難バルコニーへの迅速な脱出を可
能とすると共に繰り返しの使用を可能としたうえ換気に
利用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホテル等の多層階建物の全体図である。
【図2】a,bは避難用バルコニーの正面、縦断側面図
である。
【図3】クローズ窓を室内側から視た図である。
【図4】本発明脱出口の縦断側面図である。
【図5】本発明採用の前方傾倒阻止の枢止金具の俯瞰図
である。
【図6】本発明脱出口の平断面図である。
【図7】本発明脱出口の正面図である。
【図8】本発明脱出口の室内側より視た正面図である。
【図9】図8中A−A′矢視側面図である。
【図10】図8の平断面図である。
【図11】本発明脱出口の半開時の縦断側面図である。
【図12】本発明脱出口の全開時の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 多層階建物 2 避難用バルコニー 3 窓 4 腰壁 5 柱 6 カーテン 7 開口部 8 化粧蓋 9 縁取り段落 10 小径貫通孔 10a 内側壁 11 蓋体 12 枢止金具 13 インサート 14 ナット 15 インサート 16 レベル調整用ボルト 17 軸棒 18 前後調整用ボルト 19 ビス 20 脱嵌阻止用止めピン 21 ガスケット 22 化粧 23 バランス用クッションバネ 23a 短寸フック 23b 長寸フック 23c 歯付座金 24 係止用ピン 25 リング金具 26 キャッチクリップ 27 取手 28 戸当りゴム
フロントページの続き (72)発明者 磯部 安次 福岡市中央区天神四丁目2番20号 株式 会社竹中工務店 九州支店内 (72)発明者 大西 章内 福岡市中央区天神四丁目2番20号 株式 会社竹中工務店 九州支店内 (56)参考文献 特開 昭56−139388(JP,A) 実開 昭62−126487(JP,U) 実開 昭60−195048(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A62B 3/00 E04B 1/00 502 E04B 2/94

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クローズ窓下の腰壁の一部に外側を縁取
    り段落させたうえで小径貫通孔を形成するとした開口部
    を設け、当該縁取り段落に対して外壁と同一化粧になる
    蓋体を蓋体下辺より前方に持ち出し設置のみだりな前方
    傾倒阻止の枢止金具で取り付けると共に該段落底部にシ
    ール材を介装して嵌着させ、該開口部内側を使用説明付
    き化粧蓋で覆うとしたことを特徴とする非常脱出口。
  2. 【請求項2】 開口部壁側と蓋体側との間に蓋体の急激
    な前方傾倒を緩衝するバランサーを介配するとした請求
    項1記載の非常脱出口。
  3. 【請求項3】 バランサーが、貫通孔の両内側壁下部に
    基端側に短寸フックを先端側に長寸フックを夫々突出の
    バランス用クッションバネを設置し、該両内側壁の該短
    寸フック前方に係止用ピンを植立すると共に該長寸フッ
    クは蓋体内面中位両側に枢止着のリング金具に対して挿
    通着したものとした請求項2記載の非常脱出口。
  4. 【請求項4】 開口部壁側と蓋体側との間に強風等によ
    る蓋体の傾倒作用を阻止すべくキャッチクリップ等の簡
    易仮止め装置を介配するとした請求項1,2又は3記載
    の非常脱出口。
  5. 【請求項5】 蓋体内面上部に内部側から開閉可能とす
    る取手を設けた請求項1,2,3又は4記載の非常脱出
    口。
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