JP3500637B2 - ビデオカメラの露光制御回路 - Google Patents

ビデオカメラの露光制御回路

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JP3500637B2 JP41332890A JP41332890A JP3500637B2 JP 3500637 B2 JP3500637 B2 JP 3500637B2 JP 41332890 A JP41332890 A JP 41332890A JP 41332890 A JP41332890 A JP 41332890A JP 3500637 B2 JP3500637 B2 JP 3500637B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、ビデオカメラの露光
制御回路に関する。 【0002】 【従来の技術】ビデオカメラには、撮像信号レベルを一
定にするために、AGC回路が設けられている。図4
は、従来のAGC回路の一例である。図4において、レ
ンズ101を介された被写体像がアイリス102を介し
てCCD撮像素子103の受光面に結像される。CCD
撮像素子103の出力がAGCアンプ104を介して信
号処理回路105に供給されると共に、検波回路106
に供給される。 【0003】検波回路106で、CCD撮像素子103
の撮像信号レベルが検出される。検波回路106の出力
がコンパレータ107に供給される。コンパレータ10
7には、所定のリファレンスレベルが設定される。コン
パレータ107で、検波回路106で検出される撮像信
号レベルと所定のリファレンスレベルとが比較される。 【0004】コンパレータ107の出力がループフィル
タ108に供給される。ループフィルタ108の出力が
AGCアンプ104に供給される。ループフィルタ10
8の出力に応じて、AGCアンプ104のゲインが制御
される。 【0005】撮像信号レベルが所定のリファレンスベル
より小さい時には、AGCアンプ104のゲインが上げ
られる。撮像信号レベルが所定のリファレンスベルより
大きい時には、AGCアンプ104のゲインが下げられ
る。これにより、信号処理回路105に供給される撮像
信号レベルが所定のレベルに制御される。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】このようなAGC回路
では、検波回路106の検波特性をピーク検波よりの特
性にするか平均検波よりの特性にするかによって、画面
の明るさ特性が異なってくる。 【0007】すなわち、撮像信号レベルは、図6に示す
ように、カラーバー等の標準的な画面110を所定の位
置に映出し、この時の撮像信号レベルが所定の値となる
ように調整される。図6に示すように、カラーバー画面
を平均値検波した時の検波レベルVA は、ピーク値(白
の値)の35パーセントの値となる。したがって、撮像
信号の平均検波値を用いてAGC制御を行う場合には、
リファレンスレベルがピーク値の35パーセントの値に
設定される。 【0008】ここで、ピーク検波値と平均検波値との混
合比を(0.3:0.7)の重みで混合するとする。図
5に示したように、ピーク値を100とすると平均値は
35となるので、ピーク検波値と平均検波値との混合比
を(0.3:0.7)の重みで混合すると、その検波レ
ベルは、100×0.3+35×0.7=54.5
となる。したがって、ピーク検波
値と平均検波値とを混合比(0.3:0.7)で重み付
けして混合すると、検波レベルはピーク値の54.5パ
ーセントとなる。したがって、ピーク検波値と平均検波
値との混合比を(0.3:0.7)の重みで混合した検
波値を用いてAGC制御を行う場合には、リファレンス
レベルがピーク値の54.5パーセントの値に設定され
る。 【0009】このように、ピーク検波よりの検波特性に
すると、平均値検波よりの特性とした場合に比べて、A
GC制御を行う場合のリファレンスレベルが上がってい
く。したがって、輝度レベルの変化が少ない画面を写し
出す場合には、画面が明るくなる。その反面、ピーク検
波よりの検波特性にすると、明るい部分が画面内にある
と、この明るい部分に影響され、画面全体が暗くなりが
ちである。これに対して、平均検波よりの特性とする
と、輝度レベルの変化が少ない画面を写し出す場合には
画面全体が暗くなるが、明るい部分が画面内にあって
も、画面の明るい部分が画面全体の明るさに影響を与え
ない。 【0010】したがって、この発明の目的は、画面の輝
度分布状態に応じて、ピーク検波よりの特性と平均検波
よりの特性とを切替えて露光制御を行い、常に最適な画
面の明るさに設定できるようにしたビデオカメラを提供
することにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】この発明は、撮像信号レ
ベルを検出し、撮像信号レベルに応じて、アイリスの開
度及び/又はAGCのゲインを制御するようにしたビデ
オカメラの露光制御回路において、撮像信号レベルのピ
ーク値を検波するピーク検波手段と、撮像信号の平均値
を検波する平均検波手段と、撮像信号のピーク検波値及
び平均検波値を夫々重み付けして加算する重み付け加算
手段と、撮像信号のピーク検波値と撮像信号の平均検波
値との比を求め、撮像信号のピーク検波値と撮像信号の
平均検波値との比から撮像画面の輝度分布状態を検出す
る輝度分布状態検出手段とを有し、輝度分布状態検出手
段で検出される輝度分布状態に応じて、ピーク検波値に
対する重みと平均検波値に対する重みを夫々設定し、設
定された重みで撮像信号のピーク検波値及び平均検波値
を重み付け加算し、撮像信号のピーク検波値及び平均検
波値を重み付け加算して得られた撮像信号レベルの検出
信号に応じて、アイリスの開度及び/又はAGCのゲイ
ンを制御するようにしたビデオカメラの露光制御回路で
ある。 【0012】 【作用】ROM15,45に輝度分布状態に応じた重み
係数が蓄えられ、この輝度分布状態に応じて、ピーク検
波値と平均検波値の夫々に対する重みが設定される。こ
のため、画面の輝度が一様な場合には、ピーク検波より
の特性となり、画面全体を明るくすることができる。画
面内に明るい部分がある場合には、平均検波よりの特性
となり、画面内の明るい部分の影響により画面全体が暗
くなることが防止できる。 【0013】 【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この発明の一実施例を示すも
のである。図1において、レンズ1を介された被写体像
がアイリス2を介して、CCD撮像素子3の受光面に結
像される。アイリス2の開閉は、アイリス駆動回路20
により制御される。CCD撮像素子3の出力がAGCア
ンプ4に供給される。AGCアンプ4のゲインは、D/
Aコンバータ21の出力に応じて設定される。AGCア
ンプ4の出力がA/Dコンバータ6に供給される。A/
Dコンバータ6で、撮像信号がディジタル化される。こ
のディジタル撮像信号が信号処理回路7に供給されると
共に、エリア設定回路8に供給される。 【0014】エリア設定回路8は、所定の露光検出エリ
アを設定するためのゲート回路である。エリア設定検出
回路8の出力が平均検波回路9に供給されると共に、ピ
ーク検波回路10に供給される。平均検波回路9の出力
が乗算回路11に供給されると共に、割算回路13に供
給される。ピーク検波回路10の出力が乗算回路12に
供給されると共に、割算回路13に供給される。 【0015】割算回路13で、ピーク検波値と平均検波
値との比が求められる。この割算回路13の出力がRO
M15に供給される。ROM15には、図2に示すよう
に、ピーク検波値と平均検波値との比に応じたピーク検
波値の混合比が蓄えられる。割算回路13からピーク検
波値と平均検波値との比が与えられると、このピーク検
波値と平均検波値との比に応じたピーク検波値に対する
重み係数KP がROM15から出力される。 【0016】ROM15から出力される重み係数KP
乗算回路12に与えられる。また、ROM15から出力
される重み係数KP が減算回路16に供給される。減算
回路16で(1−KP )なる演算が行われ、平均検波値
に対する重み係数KA が求められる。この重み係数KA
が乗算回路11に供給される。 【0017】乗算回路11及び12の出力が加算回路1
4に供給される。乗算回路11及び12、加算回路14
により、平均検波回路9から出力される平均検波値とピ
ーク検波回路10から出力されるピーク検波値とが重み
付け加算される。加算回路14の出力がコンパレータ1
7に供給される。コンパレータ17には、所定のリファ
レンスレベルが設定される。コパレータ17の出力がル
ープフィルタ18を介して制御量演算回路19に供給さ
れる。 【0018】制御量演算回路19で、撮像信号レベルに
応じたアイリス2の開度量、AGCアンプ4のゲインが
求められる。制御量演算回路19の出力がアイリス駆動
回路20に供給されると共に、D/Aコンバータ21に
供給される。アイリス駆動回路20により、アイリス2
の開閉が制御される。D/Aコンバータ21の出力によ
り、AGCアンプ4のゲインが制御される。 【0019】この発明の一実施例では、図2に示すよう
に、ROM15にピーク検波値と平均検波値との比に応
じた重み係数が蓄えられる。そして、割算回路13でピ
ーク検波値と平均検波値との比が求められ、このピーク
検波値と平均検波値との比に応じてピーク検波値と平均
検波値の夫々に対する重みが設定される。 【0020】画面の輝度が一様な場合には、ピーク検波
値と平均検波値との比は略等しくなる。図2に示すよう
に、ピーク検波値と平均検波値との比が1に近い時に
は、ピーク検波値の混合比が大きく設定される。このた
め、ピーク検波よりの特性となり、画面全体を明るくす
ることができる。 【0021】画面内に明るい部分があると、ピーク検波
値が平均検波値に比べて大きくなる。図2に示すよう
に、ピーク検波値と平均検波値との比が大きくなると、
ピーク検波値の混合比が小さく設定される。このため、
平均検波よりの特性となり、画面内の明るい部分の影響
により、画面全体が暗くなることが防止できる。 【0022】図3は、この発明の他の実施例を示すもの
である。前述の一実施例では、ピーク検波値と平均検波
値との比を求め、このピーク検波値と平均検波値との比
に応じてピーク検波値と平均検波値の夫々に対する重み
を設定するようにしている。これに対して、この実施例
では、画面中の所定レベル以上の輝度レベルとなる部分
の割合に応じて、ピーク検波値と平均検波値の夫々に対
する重みを設定するようにしている。 【0023】つまり、図3において、レンズ31を介さ
れた被写体像がアイリス32を介して、CCD撮像素子
33の受光面に結像される。CCD撮像素子33の出力
がAGCアンプ34を介してA/Dコンバータ36に供
給される。A/Dコンバータ36の出力が信号処理回路
37に供給されると共に、エリア設定回路38に供給さ
れる。エリア設定回路38の出力が平均検波回路39に
供給されると共に、ピーク検波回路40に供給される。
また、A/Dコンバー36の出力がヒスト回路43に供
給される。 【0024】ヒスト回路43は、画面を複数のエリアに
分割し、各エリアで所定レベル以上の輝度レベルのサン
プル数をカウントし、輝度分布状態を検出するものであ
る。このヒスト回路43の出力がROM45に供給され
る。ROM45には、輝度分布状態に応じたピーク検波
値の混合比が蓄えられる。ヒスト回路43から輝度分布
状態が与えられると、この輝度分布状態に応じたピーク
検波値に対する重み係数KP がROM45から出力され
る。 【0025】ROM45から出力される重み係数KP
乗算回路42に与えられる。また、ROM45から出力
される重み係数KP が減算回路46に供給される。減算
回路46で(1−KP )なる演算が行われ、平均検波値
に対する重み係数KA が求められる。この重み係数KA
が乗算回路41に供給される。 【0026】乗算回路41及び42の出力が加算回路4
4に供給される。乗算回路41及び42、加算回路44
により、平均検波回路39から出力される平均検波値と
ピーク検波回路40から出力されるピーク検波値とが重
み付け加算される。加算回路44の出力がコンパレータ
47に供給される。コンパレータ47には、所定のリフ
ァレンスレベルが設定される。コパレータ47の出力が
ループフィルタ48を介して制御量演算回路49に供給
される。 【0027】制御量演算回路49で、撮像信号レベルに
応じたアイリス32の開度量、AGCアンプ34のゲイ
ンが求められる。制御量演算回路49の出力がアイリス
駆動回路50に供給されると共に、D/Aコンバータ5
1に供給される。アイリス駆動回路50により、アイリ
ス32の開閉が制御される。D/Aコンバータ51の出
力により、AGCアンプ34のゲインが制御される。 【0028】この実施例では、ROM45に輝度分布状
態に応じた重み係数が蓄えられる。そして、ヒスト回路
43で所定レベル以上の輝度レベルのサンプル数が求め
られ、この所定レベル以上の輝度レベルのサンプル数に
応じて、ピーク検波値と平均検波値の夫々に対する重み
が設定される。 【0029】画面の輝度が一様な場合には、ヒスト回路
43で検出される各エリアでの所定レベル以上の輝度レ
ベルのサンプル数が全て殆ど等しくなる。この時には、
ピーク検波値の混合比が大きく設定される。このため、
ピーク検波よりの特性となり、画面全体を明るくするこ
とができる。 【0030】画面内に明るい部分があると、ヒスト回路
43で検出される各エリアでの所定レベル以上の輝度レ
ベルのサンプル数が夫々異なってくる。この時には、ピ
ーク検波値と平均検波値との比が大きくなると、ピーク
検波値の混合比が小さく設定される。このため、平均検
波よりの特性となり、画面内の明るい部分の影響によ
り、画面全体が暗くなることが防止できる。 【0031】なお、上述の実施例では、1つの露光検出
で露光制御を行っているが、この発明は、複数の露光検
出エリアを設ける場合にも同様に適用することができ
る。 【0032】 【発明の効果】この発明によれば、ROM15,45に
輝度分布状態に応じた重み係数が蓄えられ、この輝度分
布状態に応じて、ピーク検波値と平均検波値の夫々に対
する重みが設定される。すなわち、画面の輝度が一様な
場合には、ピーク検波値の混合比が大きく設定され、画
面中に輝度の大きい部分がある場合には、平均検波より
の特性に設定される。このため、画面の輝度が一様な場
合には画面全体を明るくすることができ、画面内に明る
い部分がある場合には、画面内の明るい部分の影響によ
り、画面全体が暗くなることが防止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。 【図2】この発明の一実施例の説明に用いるグラフであ
る。 【図3】この発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。 【図4】従来のAGC回路の一例を示すブロック図であ
る。 【図5】従来のAGC回路の説明に用いる略線図であ
る。 【図6】従来のAGC回路の説明に用いる波形図であ
る。 【符号の説明】 1,31 レンズ 2,32 アイリス 4,34 AGCアンプ 9,39 平均検波回路 10,40 ピーク検波回路 11,41 乗算回路 12,42 乗算回路 13 割算回路 15,45 ROM 43 ヒスト回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/222 - 5/257

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 撮像信号レベルを検出し、上記撮像信号
    レベルに応じてアイリスの開度及び/又はAGCのゲイ
    ンを制御するようにしたビデオカメラの露光制御回路に
    おいて、 上記撮像信号レベルのピーク値を検波するピーク検波手
    段と、 上記撮像信号の平均値を検波する平均検波手段と、 上記撮像信号のピーク検波値及び平均検波値を夫々重み
    付けして加算する重み付け加算手段と、 上記撮像信号のピーク検波値と上記撮像信号の平均検波
    値との比を求め、上記撮像信号のピーク検波値と上記撮
    像信号の平均検波値との比から撮像画面の輝度分布状態
    を検出する輝度分布状態検出手段とを有し、 上記輝度分布状態検出手段で検出される輝度分布状態に
    応じて、上記ピーク検波値に対する重みと平均検波値に
    対する重みを夫々設定し、上記設定された重みで上記撮
    像信号のピーク検波値及び平均検波値を重み付け加算
    し、上記撮像信号のピーク検波値及び平均検波値を重み
    付け加算して得られた上記撮像信号レベルの検出信号に
    応じて、上記アイリスの開度及び/又はAGCのゲイン
    を制御するようにしたビデオカメラの露光制御回路
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