JP3502017B2 - サイドモード抑圧比(smsr)が高く波長も安定した可調光送信機 - Google Patents
サイドモード抑圧比(smsr)が高く波長も安定した可調光送信機Info
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Description
光送信機、より詳細には、可調分布型ブラッグ反射器
(DBR)半導体レーザ並びにレーザを安定化させるた
めおよびサイドモード抑圧比(SMSR)を比較的高く
維持するための手段を備える光送信機に関する。
のが異なる搬送波周波数あるいは波長を持つ複数のチャ
ネルを単一の光ファイバ上にローディングすることで、
通信(例えば、伝送)システムの情報搬送能力を増加さ
せる。過去数年間で、商用波長分割多重(WDM)シス
テムのチャネル密度は劇的に増加している。現時点で
は、例えば、約1.55μm近傍の搬送波周波数にて動
作し、80個の別個のチャネルを、50GHzの間隔に
て搬送する能力を持つ商用システムが存在する。さらに
大きな容量を持つシステムも現在計画中である。これら
システムは、しばしば、稠密WDMあるいはDWDMシ
ステムと呼ばれている。このようなシステムにおいて
は、好ましくは、複数の所望のチャネル波長のサブセッ
トの任意の一つにて動作できる光源(あるいは光送信機
が用いられる。
動作していると、分布型ブラッグ反射器(DBR)半導
体レーザの性能が、エージングおよび材料の欠陥に起因
して、次第に劣化し、レーザの波長が所望のチャネル波
長から別の波長にドリフトするようになる。ドリフトが
大きくなると、レーザは、モードホップ(mode hop)を
示すようになる。つまり、出力が、突然、異なる縦モー
ドにスイッチするようになる。波長分割多重(WDM)
システムでは、モードホップを起こすチャネルは、突
然、当初指定されたモードとは異なるモード(つまり、
搬送波波長)(例えば、ITUグリッドポイントによっ
て指定されるのとは異なるチャネル波長)にて動作し始
める。
にて、モードホッピングを起こすことなく、動作するよ
うに制御する(つまり、安定化させる)必要性と同時
に、他の縦モードの強度を相対的に低く維持する必要
性、つまり、サイドモード抑圧比(SMSR)をできる
限り高く維持する必要性が存在する。
およびサイドモード抑圧比(SMSR)を高く維持するため
の従来の技術による一つのアプローチが、S.L.Woodward
らによって、IEEE Photonics Lett.,Vol.4,No.5,pp.417
ュ419(May 1992)において開示されている(以降、これは
Woodwardとして言及される)。Woodwardの構成による
と、分布型ブラッグ反射器(DBR)レーザは、ブラッ
グ同調セクションを備え、これが利得セクションと光検
出器との間に配置され、これらセクションとモノリシッ
クに一体化される。表向きは、制御ループによって、レ
ーザの単一モードの動作と高いサイドモード抑圧比(S
MSR)が確保されている。より具体的には、ブラッグ
セクションに供給される同調電流に、100kHzの正
弦波(ディザー)が加えられる。エラー信号がブラッグ
セクションを通じて一体化された光検出器に送信される
光信号から導出され、このエラー信号がロックイン増幅
器によって検出され、同調セクションにフィードバック
される。彼らの論文の図2に示されるように、Woodward
は、サイドモード抑圧比(SMSR)は、検出器電流
(つまり、レーザの出力電力)の同調電流に関する第一
次導関数がゼロとなるときの(つまり、dPout/dI
tune=0のとき)最大となることを示唆する。
(WDM)システムにおいては、各チャネルに対するサ
イドモード抑圧比(SMSR)は、必ずしもdPout/
dItune=0において最大とはならなず、実際、代表的
なケースにおいては、サイドモード抑圧比(SMSR)
は、dPout/dItune=0においては極大より3〜5
dB低くなること、つまり、殆どのチャネルでは、サイ
ドモード抑圧比(SMSR)は、第一次導関数が0では
ない同調電流の値において極大となることが発見され
た。この発見に基づいて、本発明の一つの実施例による
波長安定化光送信機は、分布型ブラッグ反射器(DB
R)半導体レーザおよびレーザの中心波長を制御するた
めのフィードバックループを備える。特徴として、この
光送信機は、メモリを備えるが、このメモリ内には、サ
イドモード抑圧比(SMSR)が極大となる第一次導関
数dPout/dItuneの非ゼロの値が複数の異なるチャ
ネル波長のおのおのに対して格納される。この光送信機
は、さらに、コントローラを備え、このコントローラ
は、これら格納されている値に応答して、レーザに、サ
イドモード抑圧比(SMSR)が最大となるレベルの同
調電流を各チャネル波長に対して供給する。
所が、以下の詳細な説明を、付録の図面を参照しながら
読むことで一層明らかになるものである。
び図2は、正確な縮尺では描かれていない。加えて、Α
は、物理的あるいは光学的単位を記述する場合は、オン
グストロームを表し、電流を記述する場合は、アンペア
を表す。
の実施例による光送信機10は、複数の中心波長の任意
の一つ、例えば、波長分割多重(WDM)通信システム
のキャリアあるいはチャネル波長の光出力を生成するよ
うに設計された可調分布型ブラッグ反射器(DBR)レ
ーザ12を備える。このレーザの出力は、一例として光
ファイバ14として示される伝送媒体に結合される。波
長分割多重(WDM)システムにおいては、複数の分布
型ブラッグ反射器(DBR)レーザの出力が、例えば、
適当な受動結合器(図示せず)内で、例えば、ファイバ
を通じて同時に伝送するために結合される。後者は、レ
ーザ出力をこれを利用するデバイス15に配信する。デ
バイス15としては、端末装置、光受信機、光増幅器、
光イソレータ、光結合器、光マルチプレクサなどが含ま
れる。
は、当分野において周知のように、典型的には、光学的
にタンデム配列に結合された少なくとも2つのモノリシ
ックなセクション、つまり、利得セクションと分布型ブ
ラッグ反射器(DBR)セクションを含む。オプション
として、このレーザは、これとモノリシックに一体化さ
れた一つあるいは複数のデバイス、例えば、光増幅器セ
クション、変調器セクション、光検出器セクション、他
の格子セクション、あるいは周波数同調セクションを含
むこともできる。別の方法として、光検出器は、レーザ
にとって外部の離散デバイスとすることもできる。(後
に説明するように、図1および図2の各実施例において
は、周波数弁別器16の一部を形成する外部離散光弁別
器16.1が利用される)。いずれの場合も、光検出器
は、レーザの出力電力のモニタとして機能する。出力電
力は、利得セクションに加えられる利得電流Igainによ
って決定される。出力光は、利得セクションから出現す
ることも、分布型ブラッグ反射器(DBR)セクション
(あるいは一体化された光検出器セクション)から出現
することもあり、前者の場合は、通常、正面放出と呼ば
れ、後者の場合は、通常、背面放出と呼ばれる。同調電
流Ituneが、レーザ出力の中心波長を同調するために分
布型ブラッグ反射器(DBR)セクションに加えられ
る。波長分割多重(WDM)システムにおいては、レー
ザは、チャネル波長のサブグループに対応する複数の中
心波長の任意の一つを生成する能力を持ち、様々な異な
るサブグループの波長を生成する異なるレーザの出力を
結合することで、システムの広範囲なチャネルのスペク
トル(広がり)がカバーされる。
までは、時間の経過と共に不安定となることがある。つ
まり、波長がエージングおよびレーザ内の材料の欠陥の
ために、ドリフトすることがある。前述のように、波長
が大きくドリフトすると、レーザは、モードホッピング
を示すことがある。つまり、レーザが、突然、所望のあ
るいは指定されたチャネル波長に対応する一つの縦モー
ド(中心波長)から別の縦モードにスイッチすることが
ある。このために、送信機10には、出力波長を安定化
するためのフィードバックループ、およびモードホッピ
ングを抑圧するためのフィードバックループが設けられ
る。さらに、オプションとして、送信機10に、出力電
力を一定に維持するための第三のフィードバックループ
を設けることもある。
定化フィードバックループを備え、これは、光結合器あ
るいはタップ22、周波数弁別器16、マイクロプロセ
ッサ(μP)18、およびレーザ12から構成される。
レーザ12には、周知の熱電気クーラ(TEC)12.
1および温度センサ12.2が熱的に結合される。タッ
プ22は、光出力の小さな割合(例えば、5%)を、周
波数弁別器16に結合する。周波数弁別器16は、当分
野においては周知のように、コリメータ(図示せず)を
備え、タップ22からの光信号をビームスプリッタ(図
示せず)に向ける。ビームスプリッタは、ビーム(光信
号)を2つの部分に分割する。この一方は、参照光検出
器16.1によって受光され、もう一方は、ファブリペ
ロ(FP)エタロン(図示せず)を通じてファブリペロ
(FP)光検出器16.2にパスされる。これら光検出
器からのDC光電流IFPおよびIrefを、トランスイン
ピーダンス増幅器24に結合することで、対応する電圧
信号VEPおよびVrefが生成され、これら電圧信号が入
力としてマイクロプロセッサ18に供給される。周波数
弁別器16は、さらに、温度センサ16.3を備える。
この出力は、マイクロプロセッサ18の一方の入力に供
給され、レーザ12の温度センサ12.2からの出力が
もう一つの入力に供給される。一方、マイクロプロセッ
サ18は、エラー信号Terrorを熱電気クーラ(TE
C)12.1に供給し、これによって、レーザ12の温
度、より具体的には、レーザ12の分布型ブラッグ反射
器(DBR)セクションの温度を制御する。
バックループは、DC光電流の比を測定する(この比
は、弁別比と呼ばれる)。エラー信号Terrorが、マイ
クロプロセッサ18内にレーザの所定の中心波長(例え
ば、ITU格子ポイント)に対して格納されている値と
この判別比との間の偏差として生成される。このエラー
信号にて熱電気クーラ(TEC)12.1を駆動するこ
とで、レーザの温度が、閉じたフィードバックループ方
式にてこの偏差が0になるまで変化される。
ープは、位相センシティブ検出器(PSD)20(例え
ば、ロックイン増幅器)、同調電流のDC源26、ディ
ザー信号のAC源28、およびマイクロプロセッサ18
から構成される。位相センシティブ検出器(PSD)2
0は、周波数弁別器16のVref出力とディザー源28
から入力を受信し、出力信号(例えば、ロックイン増幅
器の同相信号)を接続21を通じてマイクロプロセッサ
18に供給する。ディザー源28からのディザー信号
は、DC源28からのDC同調信号に加えられ、レーザ
12の分布型ブラッグ反射器(DBR)セクションに加
えられる。DC同調電流の規模はマイクロプロセッサ1
8によって制御される。
0mAのレンジを持ち、ディザー電流は、たった約10
μAなるピーク・ツウ・ピークの比較的小さな振幅を持
つ。
(PSD)20とディザー源28の組合せからアナログ
アプローチが構成され、レーザ12の出力電流の同調電
流に関する第一次導関数、つまり、dPout/dItune
が生成される。(後に図2との関連で説明するように、
デジタルアプローチを用いてこの導関数を生成すること
もできる)。位相センシティブ検出器(PSD)20と
してロックイン増幅器が用いられる場合は、ロックイン
増幅器によって生成される同相ロックイン信号は、この
第一次導関数に比例する。この同相信号は、導関数が正
である場合は正とされ、その他の場合は、負あるいは0
とされる。(ロックイン増幅器からの直交信号は、用い
られる全ての同調電流に対して重要でないことが確認さ
れている)。この第一次導関数がレーザの動作を制御す
るために用いられる。つまり、レーザがキャリア信号を
提供するためにどのようなチャネルに対して指定されて
いる場合でも、レーザが極大サイドモード抑圧比(SM
SR)にて動作するようにされる。ここで用いられる極
大なる用語は、各チャネルに対する局所極大のみでな
く、極大値の約1dB以内のサイドモード抑圧比(SM
SR)値も含むことに注意する。許容可能なサイドモー
ド抑圧比(SMSR)のレンジは、勿論、dP out/d
Ituneおよび/あるいは同調電流についても対応する許
容可能なレンジが存在することを意味する。
反射器(DBR)レーザの同調の様子を示す。ここで、
各概ね水平なステップは、極大サイドモード抑圧比(S
MSR)に対応する(つまり、dPout/dItuneに比
例する)同相ロックイン信号の様々な異なる値を含む。
典型的には、これら値は、送信機が現場に展開される前
に、例えば、それらがまだ工場に置かれているときに、
マイクロプロセッサ18のメモリ内に格納される。図4
はこの状況を示す。4つの垂直な矢印40〜43は、4
つの隣接するチャネルの各々に対して、極大サイドモー
ド抑圧比(SMSR)を提供する同相ロックイン信号の
値を示す。このケースにおいては、それぞれ、矢印40
〜43に対応するチャネルに対して、それぞれ、−0.
9、−1.0、−0.8および−0.4なる値が格納さ
れる。同調電流の対応する値もメモリ内に格納される。
上述の極大なる用語の定義に従うと、格納されるこれら
値は、おのおの、極大±1dBのレンジをカバーする。
サイドモード抑圧比(SMSR)に対応する同調電流の
値は、必ずしも、dPout/dItune=0におけるそれ
らとは対応しないことである。より具体的には、図5の
グラフは分布型ブラッグ反射器(DBR)レーザの正面
出力電力およびサイドモード抑圧比(SMSR)の両方
を同調電流の関数として示すが、図面から明らかなよう
に、dPout/dItun e=0における電力曲線のピーク
は、サイドモード抑圧比(SMSR)曲線のピーク、つ
まり、サイドモード抑圧比(SMSR)の極大とは一致
せず、実際には、dPout/dItune=0における同調
電流は、サイドモード抑圧比(SMSR)の各ピークの
より低い方向にずれ、ここでは、サイドモード抑圧比
(SMSR)は、極大値より3〜5dBだけ低くなる傾
向がある。
は、同調電流の値が高くなると、ロックイン信号は低減
する。このため、実施においては、各同調ステップ(つ
まり、チャネル)に対して極大値の約1dB以内のサイ
ドモード抑圧比(SMSR)に対応する特定の値に同調
電流を安定化するために、ロックイン信号が十分である
か検出される。より多くの電流が必要とされる場合は、
ディザー電流の振幅を同調電流に比例してスケーリング
することで、各チャネルに対して極大サイドモード抑圧
比(SMSR)の各ポイントにおいて一定な光変調深さ
が得られるようにされる。別の方法として、一定な電圧
振幅のディザー信号を用いることもできる。
力制御ループが、マイクロプロセッサ18、利得電流源
30への接続19、およびレーザ12から構成される。
て実現することが可能な幾つかの実施を解説するための
ものであり、当業者においては、本発明の精神および範
囲から逸脱することなく、他の様々な構成を考案できる
ことに注意する。より具体的には、第一次導関数dP
out/dItuneは、上述のようにアナログ的ではなく、
デジタル的に生成することもできる。図2は、本発明の
この実現を示す。マイクロプロセッサ18は、方形波電
流Iswを生成し、その振幅および継続期間を制御する。
方形波電流IswがDC電流IDCに加えられ、こうして、
分布型ブラッグ反射器(DBR)セクションに加えられ
る同調電流の総量が2つの値IDC1とIDC2との間でスイ
ッチされる。例えば、方形波のこれら値の一方が0の場
合は、IDCとIDC+ISWとの間でスイッチされる。典型
的には、ISWは、相対的に小さな値、例えば、IDCの1
0-3〜10-4とされる。同調電流の小さな増分変化の結
果として現われるレーザ出力電力の変化が周波数弁別器
16内の参照検出器16.1によって検出される。終局
的には、この電流の変化は、マイクロプロセッサ18へ
の入力の所にVrefの変化として現われる。マイクロプ
ロセッサ18によって導関数の数値が計算され、これが
レーザを安定化するために、図1の位相固定ループを用
いてアナログ的に得られる導関数を用いる場合と同様な
やり方で用いられる。
イプの光送信機について解説する。様々な材料、寸法お
よび動作条件は、単に解説のために示されるものであ
り、特に明言されない限り、本発明の範囲を限定するこ
とを意図するものではない。
は、利得セクション、光検出器セクション、およびこの
間に配置される分布型ブラッグ反射器(DBR)セクシ
ョンから成る3セクションモノリシック一体型デバイス
として構成される。ただし、光検出器セクションの代わ
りに、周波数弁別器内の離散光検出器を電力モニタとし
て用いることもできる。一つの設計においては、利得セ
クションの長さは、410μmとされ、もう一つの設計
においては、これは、820μmとされる。いずれの場
合も、利得セクションは、MQWアクティブ領域を備
え、この領域は、1.3μmのバンドギャップの導波路
層の上面に6個の圧縮されたInGaP(4元)量子井
戸層を成長させることで得られる。分布型ブラッグ反射
器(DBR)セクションの長さは、300μmとされ、
これは、上述の導波路層の上面に、MQWアクティブ領
域の層を選択的化学エッチングにて除去した後に、別個
の成長過程にて1.42μmのバンドギャップの200
0Αの厚さの4元層を成長させることで得られる。
セラミック基板)の上部に配置され、当分野において周
知のやり方で、担体の下部に熱電気クーラ(TEC)1
2.1およびセンサ12.2が配置される。ファイバ1
4が周知のレンズ配列を経るようにレーザの正面に結合
される。光結合器22には、市販の5%タップが用いら
れ、これによって、レーザ出力電力の一部が周波数弁別
器16のパッケージ壁内に設けられたコリメータに向け
られる。このコリメータから出る光線の直径は、約0.
5mm、発散は約0.25°程度とされる。これが出力
面をARコーティングされ、入力光線軸に対して約10
°の角度だけ傾斜されたInPシートによって2つの光
線に分割される。InPスプリッタから反射される光線
の部分は電力モニタとして機能する光検出器16.1に
当てられる。スプリッタを透過するビームの部分は光線
軸に対して約5°の角度に傾斜されたファブリペロ(F
P)エタロンに当てられる。ファブリペロ(FP)エタ
ロンから出る光は、光検出器16.2によって集光され
る。こうして、光検出器16.2によって生成される光
電流の上にはエタロンの透過特性が印加される。これら
2つの検出器の光電流の電力依存比がトランスインピー
ダンス増幅器24によってVFPとしてマイクロプロセッ
サ18に供給される弁別信号として機能する。
まり依存しないとこが分かった。つまり、ポアンカレ球
上に一様に分布する約500個の偏波状態がサンプリン
グされたが、こうして生成される弁別信号の変動は、周
波数弁別器の波長に対して、最も深いスロープの所で、
約3pm(ピコメートル)の波長における総ピーク・ツ
ウ・ピーク変動に相当する程度であることが分かった。
クトルレンジ(FSR)は、レーザの同調ステップサイ
ズに一致するように設計された。図3のデータは、おの
おの100GHzの同調テップサイズと自由スペクトル
レンジ(FSR)を示す。後に説明するように、稠密波
長分割多重(DWDM)システムにおいては、100G
Hzの成分の組合せが、50GHzのチャネル間隔にて
用いられる。
市販のロックイン増幅器とされ、マイクロプロセッサ1
8も市販のマイクロプロセッサとされた。ディザー源2
8によって、DC源26からのDC同調電流の上に10
kHzの一定の振幅の電流(約10μAピーク・ツウ・
ピーク)が印加された。
レーザの特性を分布型ブラッグ反射器(DBR)セクシ
ョンに加えられる同調電流の関数として示す。同調電流
を増加することで、より短い波長側にステップ様に同調
できることが観測された。0.8nm(100GHz)
なるステップ間(中央から中央まで)波長間隔が観測さ
れたが、これは、利得セクションの光学長(この場合
は、410μm)によって決まる。サイドモード抑圧比
(SMSR)のピークは、各同調ステップの中央(平均
電流)の所に来ることが観測された。図5に示すよう
に、利得セクションからのファイバ結合された出力電力
は、各同調ステップの概ね中央に丸まった特性ピークを
示す。ただし、より注意深く調べた結果、電力のピーク
は、各同調ステップの中央、すなわち、サイドモード抑
圧比(SMSR)曲線のピークに対応する同調電流より
幾分低い所で起こることが分った。我々は、分布型ブラ
ッグ反射器(DBR)レーザについて100GHzなる
同調ステップ(図3)および50GHzなる同調ステッ
プ(図示せず)の両方を用いて調べた。
調電流および利得電流が固定された状態では、分布型ブ
ラッグ反射器(DBR)レーザの温度が変動すると、レ
ーザ出力はモードホッピングを起こすことが観測され
た。典型的なチャネルの場合は、10°から40℃の間
で2個のモードホップが観測された。モードホップ抑圧
ループの有効性を調べるために、ループを閉じた状態
と、開いた状態で、レーザ温度を0℃から40℃まで次
第に増加させ、各同調ステップについて、両者が比較さ
れた。この結果、モードホッピングが抑圧されることが
確認された。この50GHzなるステップサイズの分布
型ブラッグ反射器(DBR)レーザでは、この温度レン
ジ全体を通じて、約20個の同調ステップに対して、モ
ードホップは全く観測されなかった。温度を変化させ、
利得電流は一定に維持して、ループを閉じて、極大サイ
ドモード抑圧比(SMSR)が維持されるように同調が
試みられた。この結果、サイドモード抑圧比(SMS
R)は、全ての同調ステップに対して、全レンジに渡っ
て、約30dB以上に維持され、レーザの閾値電流が比
較的高いより高い温度においてのみ約35dBより低く
なることが確認された。温度に対する同調のレートは、
全てのステップに対して、0.095±0.003nm
/C°であることが観測されたが、これも、1.55μ
mDFBレーザに固有の値である。
抑圧ループの両方を閉じて動作することで、二重ループ
制御についても実験された。利得電流が50mA(最も
高い同調電流の閾値よりすぐ下の値)から100mAま
で増加された。図6は、与えられた同調ステップに対す
る出力電力と波長の関係を示す。波長は、出力電流が増
加しても、約±2pm、あるいは±0.25GHz以内
(用いられる計器によって決まる波長分解能の範囲内)
にとどまることが観測された。この利得電流の50mA
の範囲を通じて、ファイバ出力電力は、約0.05mW
から0.17mWに増加し、サイドモード抑圧比(SM
SR)は、約33.5dBから41.5dBに増加し
た。実施に当たっては、第三の電力制御フィードバック
ループを、周波数弁別器16内の光検出器16.1と共
に、出力電力を一定に維持するために用いることも考え
られる。この第三のループを、他の2つのループと一緒
に動作させることで、電力、波長およびサイドモード抑
圧比(SMSR)を図6上の任意のポイントに維持する
ことができる。
tuneを生成するためにアナログスキームを用いる光送信
機の略ブロック図である。
Ituneを生成するためにデジタルスキームを用いる光送
信機の略ブロック図である。
の波長およびそのサイドモード抑圧比(SMSR)を同
調電流の関数として示すグラフであり、100mAなる
利得電流と20°Cなる温度にて遂行された結果を示す図
である。
MSR)を同調電流の関数として示すグラフである。
(SMSR)(破線)を示すグラフであり、各チャネル
に対してサイドモード抑圧比(SMSR)が、必ずし
も、dPout/dItune=0における同調電流にて極大
とはならないことを示す図である。
ープの両方が閉じられた状態での分布型ブラッグ反射器
(DBR)レーザの出力波長と光ファイバに結合される
レーザの出力電力を、レーザに加えられる利得電流の関
数として示すグラフの図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 おのおのが異なるチャネル波長にて動作
する複数のチャネルを持つ波長分割多重(WDM)シス
テム内で用いるための光送信機であって、 レーザ出力が中心波長および少なくとも一つのサイドモ
ードを持つ、分布型ブラッグ反射器(DBR)半導体レ
ーザであって、前記中心波長が前記レーザに加えられる
同調電流に応答して変化しするような分布型ブラッグ反
射器(DBR)半導体レーザと、 前記中心波長を制御するためのフィードバックループと
を備えるこの光送信機において、 サイドモード抑圧比(SMSR)が極大となる前記レー
ザの出力電力の同調電流に関する第一次導関数の非ゼロ
値が前記複数の異なるチャネル波長のおのおのに対して
格納されるメモリと、 第一次導関数を生成し、生成された導関数を格納されて
いる値と比較し、この比較に応答して、前記レーザに前
記サイドモード抑圧比(SMSR)が極大となるレベル
の同調電流を個々のチャネル波長に対して供給するコン
トローラとを含むことを特徴とする光送信機。 - 【請求項2】 前記光送信機がマイクロプロセッサを備
え、このマイクロプロセッサが前記メモリおよび前記コ
ントローラを備えることを特徴とする請求項1の光送信
機。 - 【請求項3】 前記フィードバックループが、中心波長
を安定化させるための第一のフィードバックループと、
中心波長がある縦モードから別の縦モードにホッピング
するのを抑圧するための第二のフィードバックループと
を含むことを特徴とする請求項1の光送信機。 - 【請求項4】 前記レーザが、タンデムに配列された分
布型ブラッグ反射器(DBR)セクションと利得セクシ
ョンとを含み、前記光送信機が前記同調電流を前記分布
型ブラッグ反射器(DBR)セクションに加えるための
電流源、位相センシティブ検出器(PSD)、前記位相
センシティブ検出器(PSD)、および前記分布型ブラ
ッグ反射器(DBR)セクションに結合されたディザー
信号源を備えることを特徴とする請求項1の光送信機。 - 【請求項5】 さらに、前記レーザの出力に応答する周
波数弁別器、および前記周波数弁別器と前記位相センシ
ティブ検出器(PSD)との出力に応答して前記第一次
導関数を生成するためのマイクロプロセッサを備えるこ
とを特徴とする請求項4の光送信機。 - 【請求項6】 前記位相センシティブ検出器(PSD)
が同相ロックイン信号を生成するロックイン増幅器から
なり、前記マイクロプロセッサが前記同相ロックイン信
号を前記格納されている前記第一次導関数の値と比較
し、これに基づいて、前記分布型ブラッグ反射器(DB
R)セクションに、前記複数のチャネル波長のおのおの
に対して、前記サイドモード抑圧比(SMSR)を最大
にする同調電流を供給することを特徴とする請求項5の
光送信機。 - 【請求項7】 前記光送信機の出力が振幅変調され、前
記ディザー源の出力が、前記同調電流に比例して、極大
サイドモード抑圧比(SMSR)の各ポイントにおい
て、各チャネルに対して、本質的に一定な変調深さが達
成されるようにスケーリングされることを特徴とする請
求項4の光送信機。 - 【請求項8】 前記光送信機の出力が振幅変調され、前
記ディザー源の出力が、極大サイドモード抑圧比(SM
SR)の各ポイントにおいて、本質的に一定な電圧とさ
れることを特徴とする請求項4の光送信機。 - 【請求項9】 前記レーザが、タンデムに配列された分
布型ブラッグ反射器(DBR)セクションと利得セクシ
ョンを含み、前記光送信機が前記分布型ブラッグ反射器
(DBR)セクションに前記同調電流を加えるための電
流源を備え、前記コントローラがマイクロプロセッサを
備え、このマイクロプロセッサが相対的に低い振幅の方
形波を供給し、これを前記同調電流に加えることで前記
同調電流に振幅の変動が起され、前記光送信機が、前記
同調電流の振幅の変動を検出し、対応する信号を前記マ
イクロプロセッサに供給するための手段を備え、前記マ
イクロプロセッサが、前記信号に応答して第一次導関数
の数値を計算し、計算された第一次導関数と格納されて
いる第一次導関数を比較し、この比較に基づいて、前記
方形波の振幅および継続期間を変化させることで、前記
分布型ブラッグ反射器(DBR)セクションに、前記サ
イドモード抑圧比(SMSR)が最大となる同調電流を
供給することを特徴とする請求項1の光送信機。
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