JP3511267B2 - 半導体dram素子 - Google Patents

半導体dram素子

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JP3511267B2 JP18091091A JP18091091A JP3511267B2 JP 3511267 B2 JP3511267 B2 JP 3511267B2 JP 18091091 A JP18091091 A JP 18091091A JP 18091091 A JP18091091 A JP 18091091A JP 3511267 B2 JP3511267 B2 JP 3511267B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体DRAM(ダ
イナミック・ランダム・アクセス・メモリ)素子に関
し、詳しくは、積層型DRAMのメモリセル構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体DRAM素子においては、3〜4
年毎に4倍の割合で記憶容量が増大しており、今後も同
じ割合で記憶容量が増加して行くものと予想される。記
憶容量を増加するために半導体メモリ素子の集積度の向
上を図るには、記憶単位であるメモリセルを縮小して行
く必要がある。ところが、放射線によるソフトエラーの
防止や充分なS/N比の確保のために、メモリセルを構
成するキャパシタをメモリセルと同じ縮小割合で小さく
することはできないのである。そこで、キャパシタ蓄積
電極の表面積を大きくして容量の拡大を図る必要があ
る。そのために、4MBitDRAM以降、半導体基板
にキャパシタ溝を形成する溝型メモリセルや、トランジ
スタの上部あるいはトランジスタからビット線に掛けて
の上部にキャパシタを形成する積層型メモリセルが注目
されている。
【0003】上記溝型メモリセルは、表面にキャパシタ
溝が形成された半導体基板側に電荷を蓄積する方法であ
る。ところが、半導体基板内の結晶欠陥の制御および不
純物の制御技術が難しいために、溝型メモリセルにおい
ては蓄積電荷のリーク抑制が非常に困難であるという欠
点がある。また、ビット線下部にキャパシタを形成する
積層型メモリセルにおいては、2つのメモリセルで1つ
のビット線コンタクト孔を共有する関係上、ビット線コ
ンタクト孔の上部にはキャパシタを形成できない。その
ために、キャパシタ蓄積電極の表面積をある程度より大
きくすることが困難であるという欠点がる。そこで、積
層型キャパシタをビット線上に形成し、メモリセル部表
面をキャパシタで最密充填する方法が有望視されてい
る。
【0004】ところで、積層型キャパシタをビット線上
に形成するメモリセル構造においては、キャパシタの蓄
積電極と半導体基板表面に形成されたトランジスタのソ
ース/ドレイン領域の一方とを接続するためのキャパシ
タコンタクト孔を、ビット線が配置されている領域以外
の場所に形成する必要がある。そのために、メモリセル
を構成する活性領域をビット線およびワード線に対して
斜めに配置する方法がある。
【0005】上述のように、上記活性領域をビット線お
よびワード線に対して斜めに配置する方法の一例とし
て、図7に示すような活性領域の配置方法がある。とこ
ろが、このような活性領域の配置では、活性領域1,1
間にある素子分離領域2の幅が位置(A)と位置(B)のよ
うに場所によって異なるため、溝型の素子間分離を形成
する場合に素子分離溝を絶縁膜で埋め込むことが困難な
のである。
【0006】そこで、従来においては、図8に示すよう
に、半導体基板3の表面における素子分離領域2のパタ
ーンに応じた表面をフィールド酸化膜5で覆うことによ
って素子間分離を行っている。また、図7における位置
(A)のように広い素子分離領域の場合には、図9(b)に
示すように、埋め込み絶縁膜6を充填した素子分離溝7
とフィールド酸化膜5とを併用して素子分離領域2を形
成する。一方、図7における位置(B)のように狭い素子
分離領域の場合には、図9(a)に示すように、埋め込み
絶縁膜6を充填した素子分離溝7のみによって素子分離
領域2を形成しているのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフィールド酸化膜5のみによって素子分離領域2を
形成する方法においては、メモリセルが微細化するに連
れてメモリセル間の電流リークが顕著になり、メモリセ
ルを微細化することが困難であるという問題がある。
【0008】また、上記素子分離溝7を用いて素子分離
領域2を形成する方法においては、広い素子分離領域で
はフィールド酸化膜5を併用しなければならず、メモリ
素子製造工程が複雑になるという問題がある。さらに、
部分(C)のような素子分離溝7の溝エッジ部で、電界集
中によって電流リークが顕著に発生するという問題もあ
る。
【0009】そこで、この発明の目的は、溝型素子間分
離を容易に可能にすると共に、溝エッジ部での電流リー
クを低減できる半導体DRAM素子を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、半導体基板の表面に形成された1つ
のトランジスタとビット線上まで延在する1つのキャパ
シタを有する半導体メモリセルにおける上記トランジス
タの2つのソース/ドレイン領域のうちの一方がビット
線コンタクト孔を介して上記ビット線に接続され、他方
がキャパシタコンタクト孔を介して上記キャパシタに接
続されると共に、1本のビット線コンタクト孔を2つの
半導体メモリセルで共有して成る半導体DRAM素子に
おいて、上記キャパシタコンタクト孔を一方向に平行に
配列された複数のビット線と上記一方向に対して垂直方
向に平行に配列された複数のワード線とによって囲まれ
た領域に形成し、上記ビット線コンタクト孔を上記複数
のビット線と上記複数のワード線の間隙との交差領域に
形成し、1つのビット線コンタクト孔とこのビット線コ
ンタクト孔の両側に隣接する2つのキャパシタコンタク
ト孔とを一直線に結ぶ線分に沿った領域で、上記線分の
方向が上記ビット線およびワード線の方向に対して斜め
の方向である1つの活性領域を形成し、各活性領域に含
まれているキャパシタコンタクト孔のうち互いに隣接す
るキャパシタコンタクト孔同士は1本のビット線あるい
は1本のワード線を隔てて存在すると共に、上記ワード
線の方向に互いに隣接する活性領域に含まれているビッ
ト線コンタクト孔同士は互いに1本のワード線を隔てて
存在するように成し、上記活性領域間を分離する素子分
離領域は、互いに隣接する上記キャパシタコンタクト孔
の近傍の活性領域部分の間の上記素子分離領域の部分の
幅と、互いに隣接するビット線コンタクト孔の近傍の活
性領域部分の間の上記素子分離領域の部分の幅とを同一
にすることによって、上記2つのキャパシタコンタクト
孔を結ぶ上記線分に直交する方向への上記活性領域の部
分の幅を大きくした溝型素子分離構造のみによって構成
されていることを特徴としている。
【0011】また、第2の発明は、上記第1の発明の半
導体DRAM素子において、上記溝型素子分離構造は、
少なくとも、上記半導体基板に刻まれた素子分離溝とこ
の素子分離溝内に上記半導体基板の表面のレベル以上ま
で充填されて上記素子分離溝のエッジ部を覆う絶縁膜と
を含んで構成されていることを特徴としている。
【0012】
【作用】第1の発明では、半導体メモリセルが有するト
ランジスタの2つのソース/ドレイン領域のうちの一方
をキャパシタに接続するキャパシタコンタクト孔は、複
数のビット線と複数のワード線とによって囲まれた領域
に形成される。また、上記ソース/ドレイン領域の他方
をビット線に接続するビット線コンタクト孔は、上記複
数のビット線と上記複数のワード線の間隙との交差領域
に形成される。そして、上記半導体メモリセルから成る
半導体DRAM素子の活性領域は、1つのビット線コン
タクト孔とこのビット線コンタクト孔の両側に隣接する
2つのキャパシタコンタクト孔とを一直線に結ぶ線分に
沿った領域で形成され、上記線分の方向は上記ビット線
及びワード線の方向に対して斜めの方向になっている。
【0013】その際に、上述のような各活性領域に含ま
れているキャパシタコンタクト孔のうち互いに隣接する
キャパシタコンタクト孔同士は、1本のビット線あるい
は1本のワード線を隔てて存在するように成されてい
る。また、上記ワード線の方向に互いに隣接する活性領
域に含まれているビット線コンタクト孔は、互いに1本
のワード線を隔てて存在するように成されている。
【0014】そして、上記各活性領域間を分離する素子
分離領域は、互いに隣接する上記キャパシタコンタクト
孔の近傍の活性領域部分の間の上記素子分離領域の部分
の幅と、互いに隣接するビット線コンタクト孔の近傍の
活性領域部分の間の上記素子分離領域の部分の幅とを同
一にすることによって、上記2つのキャパシタコンタク
ト孔を結ぶ上記線分に直交する方向への上記活性領域の
部分の幅を大きくした溝型素子分離構造のみによって構
成されている。尚、ここで記述する同一幅を有する溝型
素子分離構造とは設計上同一であるという意味であっ
て、製造バラツキによって寸法幅が若干異なっても同一
と見なすという意味である。
【0015】したがって、上記素子分離領域を構成する
溝型素子分離構造を、素子分離溝とこの素子分離溝内を
埋める絶縁膜とで形成する場合には、上記素子分離溝内
を上記絶縁膜によって容易に埋め込むことが可能にな
る。
【0016】また、第2の発明では、上記溝型素子分離
構造は、少なくとも、上記半導体基板に刻まれた素子分
離溝とこの素子分離溝内に上記半導体基板の表面のレベ
ル以上まで充填されて上記素子分離溝のエッジ部を覆う
絶縁膜とによって形成されている。
【0017】したがって、上記素子分離溝のエッジ部は
上記絶縁膜によって覆われて、溝エッジ部における電界
集中が緩和されるのである。
【0018】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。図1は本実施例に係るDRAM半導体メモリ
セルアレイにおける活性領域,素子分離領域,ワード線,
ビット線,ビット線コンタクト孔およびキャパシタコン
タクト孔を示す平面図である。また、図2は、図1にお
ける活性化領域15およびビット線11,11,…とセン
スアンプ17,17,…との接続関係を摸式的に示す図で
ある。本実施例におけるDRAM半導体メモリセルアレ
イは、積層型キャパシタをビット線上部に形成した構造
を有する。
【0019】本実施例においても、ビット線上部に形成
されたキャパシタの蓄積電極と半導体基板表面に形成さ
れたトランジスタの2つのソース/ドレイン領域のいず
れか一方と接続するためのキャパシタコンタクト孔を、
ビット線が配置されている領域以外の領域に形成する。
すなわち、図1において、所定間隔で並列に配列された
ビット線11,11,…の間隙11',11',…と、ビット
線11,11,…の配列方向に直交する方向に所定間隔で
並列に配列されたワード線12,12,…の間隙12',1
2',…とが交差する領域(イ)には、所定の配列規則に従
ってキャパシタコンタクト孔13,13,…を設置するの
である。また、上記ビット線11,11,…と上記ワード
線12,12,…間の間隙12',12',…とが交差する領
域(ロ)には、所定の配列規則に従ってビット線コンタク
ト孔14,14,…を設置するのである。
【0020】そして、あるビット線コンタクト孔14
と、上記ビット線11およびワード線12に対して斜め
の方向に在って上記ビット線コンタクト孔14の一方側
に隣接する領域(イ)に在るキャパシタコンタクト孔13
と、上記斜めの方向に在って上記ビット線コンタクト孔
14の他方側に隣接する領域(イ)に在るキャパシタコン
タクト孔13'とを一直線に結ぶ線分に沿った領域で一
つの活性領域15を形成するのである。つまり、上記ビ
ット線コンタクト孔14を2組のメモリセルで共有する
ことによって、2組のメモリセルに係る活性領域で1つ
の活性領域15を形成するのである。
【0021】その際に、上記活性領域15とこの活性領
域15に隣接する各活性領域15',15',…とに含まれ
る互いに隣接するキャパシタコンタクト孔13同士は1
本のビット線11あるいは1本のワード線12を隔てて
存在するように、また、上記ワード線12の方向に互い
に隣接する活性領域15に含まれるビット線コンタクト
孔14同士は互いに1本のワード線12を隔てて存在す
るように、各キャパシタコンタクト孔13およびビット
線コンタクト孔14の上記配列規則を予め定めるのであ
る。その結果、各活性領域15,15,…は同じ方向で等
しい間隔に配列されることになり、各活性領域15,1
5,…の間に形成される素子分離領域16,16,…の幅
も等しくなる。
【0022】図3は図1におけるA−A矢視断面図であ
る。図3において、読み出し時においては、ワード線が
選択されると、対応するトランジスタのゲート電極24
に電圧が印加されてそのトランジスタは“オン”とな
る。そして、対応する容量蓄積電荷領域25に蓄積され
ている電荷が、キャパシタコンタクト孔13,ソース/ド
レイン領域23,半導体基板26のチャンネル層,ソース
/ドレイン領域23およびビット線コンタクト孔14を
介して対応するビット線11に放出されて、そのビット
線11の電位が変化する。このビット線11の電位の変
化が上記センスアンプ17によって検出されて、容量蓄
積電荷領域25に蓄えられた情報が読み出されるのであ
る。尚、27は酸化膜、28はゲート酸化膜、29,3
3,35は層間絶縁膜、30はチャンネルストッパ領域
である。また、31はキャパシタ絶縁膜、32はキャパ
シタプレート電極、34は第1のアルミ配線、36は第
2のアルミ配線、37はパッシペーション膜である。
【0023】その際に、図1に示すように、本実施例に
おけるDRAM半導体メモリセルアレイにおいては、あ
る活性化領域15と隣接する活性化領域15',15',…
との間における素子分離領域16の間隔がすべて等しい
ので、図3に示すように、各素子分離領域16,16,…
を素子分離溝21,21,…のみによって容易に形成する
ことができるのである。
【0024】また、その際に、上記素子分離溝21にお
ける部分(ハ)で示す溝エッジ部はT字型断面のT型素子
分離酸化膜22によって覆われている。したがって、上
記溝エッジ部における電界集中を緩和して、リーク電流
を低減するような構造になっているのである。
【0025】以下、上記構造のDRAM半導体メモリセ
ルアレイの素子分離領域16の製造方法について詳細に
述べる。 <第1工程例> 図4および図5は上記構造のDRAM半導体メモリセル
アレイの素子分離領域16の製造工程図である。以下、
図4および図5に従って、本工程例に係る上記素子分離
領域16の製造方法について順次説明する。
【0026】図4(a)に示すように、半導体基板(本実施
例においては、p型半導体基板)51上に膜厚10nm程
度の熱酸化膜52を形成した後、膜厚300nm程度の多
結晶シリコン層53および膜厚300nm程度の第1の化
学蒸着(CVD)酸化膜54を順次被着する。すなわち、
熱酸化膜5で上記第1の絶縁膜を構成し、多結晶シリコ
ン層53で上記導電体膜を構成し、第1のCVD酸化膜
54で上記第2の絶縁膜を構成するのである。
【0027】次に、図4(b)に示すように、フォトエッ
チング工程によって、上記第1のCVD酸化膜54およ
び多結晶シリコン層53における素子分離領域16が形
成される箇所のみをエッチング除去した後、膜厚100
nm程度の第2のCVD酸化膜55を被着する。その際
に、上記素子分離領域16の形状を、活性領域のパター
ンが上述の条件を満たす図1に示すような形状になるよ
うにするのである。すなわち、第2のCVD酸化膜55
で上記第3の絶縁膜を構成するのである。 尚、本実施
例における素子分離領域の幅は0.3μmである。
【0028】次に、図4(c)に示すように、上記素子分
離溝21を形成する箇所における第2のCVD酸化膜5
5および熱酸化膜52を、半導体基板51の表面が露出
するまでエッチバックする。そうした後、上記多結晶シ
リコン層53および第1のCVD酸化膜54の側壁にの
み第2のCVD酸化膜55を残して、他の箇所の第2の
CVD酸化膜55を除去する。そして、残った第2のC
VD酸化膜55と第1のCVD酸化膜54とをマスクと
してシリコンエッチングを実施し、1.0μm〜1.5μm
程度の深さの素子分離溝21を形成する。
【0029】次に、図5(d)に示すように、上記素子分
離溝21の表面に20nm程度の熱酸化膜56を形成した
後、斜めイオン注入によってB(ボロン)イオンを注入し
てチャンネルストッパ領域30を形成する。そうした
後、第1のCVD酸化膜54を除去し、多結晶シリコン
層53の表面に20nm程度の熱酸化膜を形成する。そし
て、第3のCVD酸化膜57を被着して素子分離溝21
を埋め込み、表面を平坦化する。すなわち、第3のCV
D酸化膜57で上記第4の絶縁膜を構成するのである。
その際に、上述のように、上記素子分離領域16の幅
は等しく形成されているので、素子分離溝21を第3の
CVD酸化膜57によって容易に埋め込むことができる
のである。
【0030】次に、図5(e)に示すように、上記多結晶
シリコン層53が露出するまで第3のCVD酸化膜57
をエッチバックして、T型素子分離酸化膜22を形成す
る。 このように、上記素子分離溝21内に半導体基板
51の表面のレベル以上まで第3のCVD酸化膜57を
充填してT型素子分離酸化膜22を形成することによっ
て、素子分離溝21の溝エッジ部がT型素子分離酸化膜
22で覆われる。その結果、溝エッジ部における電界集
中が緩和されてリーク電流が低減されるのである。最後
に、図5(f)に示すように、上記多結晶シリコン層53
および露出した熱酸化膜52を除去した後、膜厚10nm
程度のゲート酸化膜28を形成する。
【0031】このようにして、DRAM半導体メモリセ
ルアレイの素子分離領域16が形成される。以後、周知
の方法によって、図3に示すような構造の半導体メモリ
セルアレイが形成されるのである。
【0032】<第2工程例> 図6は上記構造のDRAM半導体メモリセルアレイの素
子分離領域16の第1工程例とは異なる他の製造工程図
である。以下、図6に従って、本工程例に係る上記素子
分離領域16の製造方法について順次説明する。上記第
1工程例における図4(a)〜図5(d)に示す工程を経た
後、多結晶シリコン層53に対して選択比の無いエッチ
ング条件で第3のCVD酸化膜57をエッチバックす
る。
【0033】次に、図6(a)に示すように、膜厚150n
m程度のタングステンシリサイド膜61およびCVD酸
化膜62を順次被着する。次に、フォトレジスト工程に
よって、CVD酸化膜62上に、ワード線パターン状に
フォトレジスト層63をパターンニングする。
【0034】次に、上記フォトレジスト層63をマスク
として、CVD酸化膜62,タングステンシリサイド膜
61,多結晶シリコン層53を順次エッチングする。こ
うして、図6(b)に示すように、T型素子分離酸化膜2
2が埋め込まれた素子分離溝21から成る素子分離領域
16間で囲まれた活性領域15内に、多結晶シリコン層
53から成るゲート電極24とこのゲート電極24に接
続するタングステンシリサイド膜61から成るワード線
12を形成する。
【0035】次に、周知の方法で、ゲート電極24およ
びワード線12の周囲に酸化膜27を形成した後に、ソ
ース/ドレイン領域23を形成する。その後、上記酸化
膜27によって挟まれているソース/ドレイン領域23
の表面に、キャパシタコンタクトあるいはビット線コン
タクト用のコンタクトプラグ64を形成する。
【0036】以後、既知の方法で、図3に示すような構
造の半導体メモリセルアレイが形成されるのである。つ
まり、第2工程例においては、上記多結晶シリコン層5
3を利用してトランジスタのゲート電極24を形成し、
上記熱酸化膜52を利用してゲート酸化膜28を形成す
るのである。そうすることによって、上記素子分離領域
16を製造する際にゲート電極24およびゲート酸化膜
28を形成できるので、以後の半導体メモリセルアレイ
の形成が容易になるのである。
【0037】このように、本実施例におけるDRAM半
導体メモリセルアレイにおいては、上記ビット線11お
よびワード線12に対して斜めの方向に一直線に連なる
互いに隣接したキャパシタコンタクト孔13−ビット線
コンタクト孔14−キャパシタコンタクト孔13を含む
領域で活性領域15を形成する。そして、各活性領域1
5,15,…に含まれるキャパシタコンタクト孔13のう
ち互いに隣接するキャパシタコンタクト孔13同士が1
本のビット線11あるいは1本のワード線12を隔てて
存在すると共に、ワード線12の方向に互いに隣接する
活性領域15に含まれるビット線コンタクト孔14同士
は1本のワード線12を隔てて存在するように、上記キ
ャパシタコンタクト孔13,13,…の配列規則およびビ
ット線コンタクト孔14,14,…の配列規則を定めてい
る。その結果、各活性領域15の間に形成される素子分
離領域16は等しい幅を有することになる。したがっ
て、上記素子分離領域16を形成する素子分離溝21内
に素子分離酸化膜22を容易に埋め込むことができ、溝
型素子間分離を容易に可能にするのである。
【0038】また、上記DRAM半導体メモリセルアレ
イを製造する際には、半導体基板51上に熱酸化膜52
を介して多結晶シリコン層53を積層し、上記半導体基
板51にはエッチングによって素子分離溝21を形成す
る。一方、多結晶シリコン層53には、上記素子分離溝
21に連通するその素子分離溝21より広い溝を形成す
る。そして、第3のCVD酸化膜57を被着して、多結
晶シリコン層53の溝および上記素子分離溝21に第3
のCVD酸化膜57を埋め込んでT型素子分離酸化膜2
2を形成している。その結果、上記素子分離溝21の溝
エッジ部がT型素子分離酸化膜22で覆われて、溝エッ
ジ部での電界集中が緩和されることなる。したがって、
上記溝エッジ部での電流リークが低減されるのである。
【0039】この発明に係るDRAM半導体メモリセル
アレイの断面構造は、図3に示す断面構造に限定される
ものではない。要は、素子分離溝21内を埋める絶縁膜
の断面形状が、上記素子分離溝21の溝エッジ部をも覆
うような形状になっていればよいのである。また、この
発明に係るDRAM半導体メモリセルアレイの活性領域
の形状は、図1に示す形状に限定されるものではない。
要は、同一方向に配列されて、上述の条件を満たしてそ
の間隔が同一になるような形状であればよいのである。
【0040】
【発明の効果】以上より明らかなように、第1の発明の
半導体DRAM素子は、1つのビット線コンタクト孔の
両側に隣接する2つのキャパシタコンタクト孔を一直線
に結ぶ線分に沿った領域で、上記ビット線およびワード
線の方向に対して斜めの活性領域を形成し、各活性領域
に含まれるキャパシタコンタクト孔のうち互いに隣接す
るキャパシタコンタクト孔同士は1本のビット線あるい
は1本のワード線を隔てて存在すると共に、上記ワード
線の方向に互いに隣接する活性領域に含まれるビット線
コンタクト孔同士は互いに1本のワード線を隔てて存在
するように成し、上記各活性領域間を分離する素子分離
領域は同一幅を有する溝型素子分離構造のみによって構
成したので、上記素子分離領域を溝型の素子間分離によ
って形成する際に、素子分離溝内を絶縁膜によって容易
に埋め込むことができる。すなわち、この発明によれ
ば、溝型素子間分離を容易に可能にするのである。尚、
ここで記述する同一幅を有する溝型素子分離構造とは設
計上同一であるという意味であって、製造バラツキによ
って寸法幅が若干異なっても同一と見なすという意味で
ある。
【0041】また、第2の発明の半導体DRAM素子
は、上記溝型素子分離構造を、少なくとも、上記半導体
基板に刻まれた素子分離溝とこの素子分離溝内に上記半
導体基板の表面のレベル以上まで充填される絶縁膜とを
含んで構成したので、上記素子分離溝のエッジ部は上記
絶縁膜によって覆われることになる。したがって、上記
エッジ部における電流集中を緩和して、電流リークの発
生を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の半導体DRAM素子における活性領
域の配置例を示す平面図である。
【図2】図1に示す活性領域およびビット線とセンスア
ンプとの接続関係を示す模式図である。
【図3】図1におけるA−A矢視断面図である。
【図4】この発明に係るDRAM半導体メモリセルアレ
イの素子分離領域の製造工程図である。
【図5】図4に続く製造工程図である。
【図6】この発明に係るDRAM半導体メモリセルアレ
イの素子分離領域の他の製造工程図である。
【図7】従来のDRAM半導体メモリセルアレイにおけ
る活性領域の配置例を示す図である。
【図8】従来のDRAM半導体メモリセルアレイにおけ
る素子分離領域の構造を示す断面図である。
【図9】図8とは異なる他の素子分離領域の構造を示す
断面図である。
【符号の説明】
11…ビット線、 12…ワード
線、13…キャパシタコンタクト孔、 14…ビッ
ト線コンタクト孔、15…活性領域、
16…素子分離領域、17…センスアンプ、
21…素子分離溝、22…T型素子分離酸化
膜、 23…ソース/ドレイン領域、24…ゲ
ート電極、 25…容量蓄積電荷領
域、28…ゲート酸化膜、 51…半導
体基板、52…熱酸化膜、 53…
多結晶シリコン層、57…第3のCVD酸化膜、
61…タングステンシリサイド膜、64…コンタク
トプラグ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面に形成された1つのト
    ランジスタとビット線上まで延在する1つのキャパシタ
    を有する半導体メモリセルにおける上記トランジスタの
    2つのソース/ドレイン領域のうちの一方がビット線コ
    ンタクト孔を介して上記ビット線に接続され、他方がキ
    ャパシタコンタクト孔を介して上記キャパシタに接続さ
    れると共に、1本のビット線コンタクト孔を2つの半導
    体メモリセルで共有して成る半導体DRAM素子におい
    て、 上記キャパシタコンタクト孔を、一方向に平行に配列さ
    れた複数のビット線と上記一方向に対して垂直方向に平
    行に配列された複数のワード線とによって囲まれた領域
    に形成し、 上記ビット線コンタクト孔を、上記複数のビット線と上
    記複数のワード線の間隙との交差領域に形成し、 1つのビット線コンタクト孔とこのビット線コンタクト
    孔の両側に隣接する2つのキャパシタコンタクト孔とを
    一直線に結ぶ線分に沿った領域で、上記線分の方向が上
    記ビット線およびワード線の方向に対して斜めの方向で
    ある1つの活性領域を形成し、 各活性領域に含まれているキャパシタコンタクト孔のう
    ち互いに隣接するキャパシタコンタクト孔同士は1本の
    ビット線あるいは1本のワード線を隔てて存在すると共
    に、上記ワード線の方向に互いに隣接する活性領域に含
    まれているビット線コンタクト孔同士は互いに1本のワ
    ード線を隔てて存在するように成し、 上記活性領域間を分離する素子分離領域は、互いに隣接
    する上記キャパシタコンタクト孔の近傍の活性領域部分
    の間の上記素子分離領域の部分の幅と、互いに隣接する
    ビット線コンタクト孔の近傍の活性領域部分の間の上記
    素子分離領域の部分の幅とを同一にすることによって、
    上記2つのキャパシタコンタクト孔を結ぶ上記線分に直
    交する方向への上記活性領域の部分の幅を大きくした
    型素子分離構造のみによって構成されていることを特徴
    とする半導体DRAM素子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体DRAM素子に
    おいて、 上記溝型素子分離構造は、少なくとも、上記半導体基板
    に刻まれた素子分離溝とこの素子分離溝内に上記半導体
    基板の表面のレベル以上まで充填されて上記素子分離溝
    のエッジ部を覆う絶縁膜とを含んで構成されていること
    を特徴とする半導体DRAM素子。
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