JP3535954B2 - 真空包装装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空包装装置、特
に本体上面との間に真空チャンバを形成する蓋体と本体
上面との密封機構に関する。
に本体上面との間に真空チャンバを形成する蓋体と本体
上面との密封機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の真空包装装置は、配置台としての
本体上面と、この本体上面を開閉する蓋体との間に真空
チャンバを形成すべく、蓋体の周縁下端面の全周にシー
ルパッキングを配設していた。また、このシールパッキ
ングによる蓋体と本体上面との間の気密性を向上するた
めに、例えば、実開平4−27767号公報に記載のご
とく、真空室(本願真空チャンバ)が真空引きされたと
きに、真空室内の負圧を利用して、蓋体を容器の上面
(本願では本体上面)と平行状態を保持したまま本体上
面側に引き寄せ、シールパッキングを圧縮して、真空室
の気密性を高めるものがあった。
本体上面と、この本体上面を開閉する蓋体との間に真空
チャンバを形成すべく、蓋体の周縁下端面の全周にシー
ルパッキングを配設していた。また、このシールパッキ
ングによる蓋体と本体上面との間の気密性を向上するた
めに、例えば、実開平4−27767号公報に記載のご
とく、真空室(本願真空チャンバ)が真空引きされたと
きに、真空室内の負圧を利用して、蓋体を容器の上面
(本願では本体上面)と平行状態を保持したまま本体上
面側に引き寄せ、シールパッキングを圧縮して、真空室
の気密性を高めるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来技
術においては、真空引きの際、蓋体が容器の上面と平行
状態を保持したまま引き寄せられるようにするため、蓋
体に設けられた支軸の支持孔が容器の後部両側に突出し
た突部に形成され、この支持を支軸より径大に形成し、
蓋体の支軸を回動可能かつ上下動可能に支持していた。
また、前記支持孔を形成する突部は、容器を構成する材
料そのもので形成されていた。このため、この突部に高
精度な支持孔の加工をすることが困難であった。また、
支持孔を構成する材料の摺動性が良好でないため、円滑
な蓋体の回動及び上下動が得られなかったり、回動ある
いは上下動時に異音を発生するなどの問題があった。
術においては、真空引きの際、蓋体が容器の上面と平行
状態を保持したまま引き寄せられるようにするため、蓋
体に設けられた支軸の支持孔が容器の後部両側に突出し
た突部に形成され、この支持を支軸より径大に形成し、
蓋体の支軸を回動可能かつ上下動可能に支持していた。
また、前記支持孔を形成する突部は、容器を構成する材
料そのもので形成されていた。このため、この突部に高
精度な支持孔の加工をすることが困難であった。また、
支持孔を構成する材料の摺動性が良好でないため、円滑
な蓋体の回動及び上下動が得られなかったり、回動ある
いは上下動時に異音を発生するなどの問題があった。
【0004】このような問題点に鑑み、本発明は、蓋体
と本体上面との気密性が高く、かつ、蓋体の回動及び上
下動が円滑で、異音の発生がない真空包装装置を提供す
ることを目的とする。
と本体上面との気密性が高く、かつ、蓋体の回動及び上
下動が円滑で、異音の発生がない真空包装装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の本発明は、本体と、下方が開口
した筺体形状で本体上面を開閉し且つ閉じたときに本体
上面との間に真空チャンバを形成する蓋体とを有し、該
蓋体の周縁下端面全周には本体上面と蓋体との間の気密
性を確保するためのシールパッキングを配設し、前記蓋
体の後部には蓋体を回動自在に開閉するための支軸を取
り付け、本体の後部に前記支軸を軸支するための潤滑油
を含浸させた軸受ブッシュを備えた軸受台を設け、真空
チャンバが負圧になった場合に、前記蓋体が本体上面と
平行状態を保持したまま本体上面側に引き付けられて前
記シールパッキングが圧縮されるように、前記軸受ブッ
シュの軸孔の径を前記支軸の軸径よりも大きくしたこと
を特徴とする。
めに、請求項1に記載の本発明は、本体と、下方が開口
した筺体形状で本体上面を開閉し且つ閉じたときに本体
上面との間に真空チャンバを形成する蓋体とを有し、該
蓋体の周縁下端面全周には本体上面と蓋体との間の気密
性を確保するためのシールパッキングを配設し、前記蓋
体の後部には蓋体を回動自在に開閉するための支軸を取
り付け、本体の後部に前記支軸を軸支するための潤滑油
を含浸させた軸受ブッシュを備えた軸受台を設け、真空
チャンバが負圧になった場合に、前記蓋体が本体上面と
平行状態を保持したまま本体上面側に引き付けられて前
記シールパッキングが圧縮されるように、前記軸受ブッ
シュの軸孔の径を前記支軸の軸径よりも大きくしたこと
を特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記蓋体の周縁
下端面前部に、該蓋体の閉鎖状態を保持するための磁石
を、前記シールパッキングの圧縮度の変化に応じて上下
動可能となるように、弾性的に取り付けたことを特徴と
する。
下端面前部に、該蓋体の閉鎖状態を保持するための磁石
を、前記シールパッキングの圧縮度の変化に応じて上下
動可能となるように、弾性的に取り付けたことを特徴と
する。
【0007】請求項3に記載の発明は、本体内部に設け
られたシールシリンダ機構により上下動されるシールバ
ーを本体上面から突出させ、該シールバーに対峙するよ
うに前記蓋体の下面に熱線受部を突設し、前記シールバ
ーと前記熱線受部とにより袋状包装物を挟み込みヒート
シールするごとく構成するとともに、ヒートシール完了
後、前記シールシリンダ機構により前記熱線受部を上方
に押し上げて、前記磁石による蓋体の閉蓋状態を解除す
るごとく構成したことを特徴とする。
られたシールシリンダ機構により上下動されるシールバ
ーを本体上面から突出させ、該シールバーに対峙するよ
うに前記蓋体の下面に熱線受部を突設し、前記シールバ
ーと前記熱線受部とにより袋状包装物を挟み込みヒート
シールするごとく構成するとともに、ヒートシール完了
後、前記シールシリンダ機構により前記熱線受部を上方
に押し上げて、前記磁石による蓋体の閉蓋状態を解除す
るごとく構成したことを特徴とする。
【0008】従って、上記のように構成された請求項1
記載の真空包装装置にあっては、蓋体が閉じられた直後
は、真空チャンバ内が大気圧であるため、蓋体に対して
は本体上面側に引き付ける力は作用していないが、真空
チャンバが真空引きされると、真空チャンバ内が負圧状
態となり、この負圧により蓋体に対し本体上面側に引き
寄せる力が作用する。このとき蓋体の支軸を支持する軸
受ブッシュの孔径が支軸の軸径よりも大きく形成されて
いることにより、蓋体が本体上面側に平行状態のまま引
き寄せられ、シールパッキングが圧縮され、蓋体と本体
上面との間の気密性が高く保持される。また、蓋体の支
軸を支持する軸受が、本体とは別の材料により別部材と
して形成されているので、即ち、潤滑油を含浸させた材
料により軸受ブッシュとして形成されているので、加工
精度及び潤滑性能が高くなり、蓋体の回動及び本体上面
側への平行移動が円滑に行われ、異音の発生が解消され
る。
記載の真空包装装置にあっては、蓋体が閉じられた直後
は、真空チャンバ内が大気圧であるため、蓋体に対して
は本体上面側に引き付ける力は作用していないが、真空
チャンバが真空引きされると、真空チャンバ内が負圧状
態となり、この負圧により蓋体に対し本体上面側に引き
寄せる力が作用する。このとき蓋体の支軸を支持する軸
受ブッシュの孔径が支軸の軸径よりも大きく形成されて
いることにより、蓋体が本体上面側に平行状態のまま引
き寄せられ、シールパッキングが圧縮され、蓋体と本体
上面との間の気密性が高く保持される。また、蓋体の支
軸を支持する軸受が、本体とは別の材料により別部材と
して形成されているので、即ち、潤滑油を含浸させた材
料により軸受ブッシュとして形成されているので、加工
精度及び潤滑性能が高くなり、蓋体の回動及び本体上面
側への平行移動が円滑に行われ、異音の発生が解消され
る。
【0009】請求項2記載の真空包装装置にあっては、
真空包装装置を使用しないときに、使用者が手動により
蓋体を閉じ本体上面に当接すると、蓋体の周縁下端面の
前部に取り付けられた磁石により、蓋体は本体上面側に
吸着されて本体上面に密着される。このように磁石が取
り付けられていない場合は、手で蓋体を本体上面側に押
し付けるか、フックのようなものを操作して蓋体を閉鎖
状態に保持するなどの必要があったが、本発明の場合に
はそのような手間が省ける。また、この磁石は、シール
パッキングの圧縮度合いに応じて上下動可能となるよう
に取り付けられているので、真空引きが行われシールパ
ッキングが圧縮されて蓋体が本体上面側に平行移動する
場合の邪魔にならない。
真空包装装置を使用しないときに、使用者が手動により
蓋体を閉じ本体上面に当接すると、蓋体の周縁下端面の
前部に取り付けられた磁石により、蓋体は本体上面側に
吸着されて本体上面に密着される。このように磁石が取
り付けられていない場合は、手で蓋体を本体上面側に押
し付けるか、フックのようなものを操作して蓋体を閉鎖
状態に保持するなどの必要があったが、本発明の場合に
はそのような手間が省ける。また、この磁石は、シール
パッキングの圧縮度合いに応じて上下動可能となるよう
に取り付けられているので、真空引きが行われシールパ
ッキングが圧縮されて蓋体が本体上面側に平行移動する
場合の邪魔にならない。
【0010】請求項3記載の真空包装装置にあっては、
磁石による蓋体と本体上面との密着保持構造が、シール
シリンダ機構により解除されるので、格別の解除機構を
必要としない。
磁石による蓋体と本体上面との密着保持構造が、シール
シリンダ機構により解除されるので、格別の解除機構を
必要としない。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態につい
て、図1〜図13に基づいて詳細に説明する。尚、図1
は、本発明の第1の実施形態に係る真空包装装置を側方
から見た縦断面図であるが、以下の説明において、各部
の位置もしくは方向については、図1に向かって見て左
側を“前”、右側を“後”とし、紙面に直角な方向を左
右方向としている。また、図中の仮想線は、真空包装装
置の蓋体が閉じている状態を示している。
て、図1〜図13に基づいて詳細に説明する。尚、図1
は、本発明の第1の実施形態に係る真空包装装置を側方
から見た縦断面図であるが、以下の説明において、各部
の位置もしくは方向については、図1に向かって見て左
側を“前”、右側を“後”とし、紙面に直角な方向を左
右方向としている。また、図中の仮想線は、真空包装装
置の蓋体が閉じている状態を示している。
【0012】図1において、真空包装装置1は、本体2
0、配置台としての本体上面21を開閉する開閉自在の
蓋体10を有し、この蓋体10と本体上面21との間に
真空チャンバ30が画成されている。本体20は箱状に
なっており、その内部には、真空ポンプ22、電磁的に
駆動されるソレノイド弁のようなものでよい真空バルブ
23、大気開放バルブ24、手動で開閉され使用時は常
時開放されているボールバルブ25、シールバルブ2
6、シールシリンダ組立体40、真空ゲージ28等が配
設されている。
0、配置台としての本体上面21を開閉する開閉自在の
蓋体10を有し、この蓋体10と本体上面21との間に
真空チャンバ30が画成されている。本体20は箱状に
なっており、その内部には、真空ポンプ22、電磁的に
駆動されるソレノイド弁のようなものでよい真空バルブ
23、大気開放バルブ24、手動で開閉され使用時は常
時開放されているボールバルブ25、シールバルブ2
6、シールシリンダ組立体40、真空ゲージ28等が配
設されている。
【0013】また、図2の空気配管系統図に示すよう
に、脱気ポート29は、本体上面21より突出して配設
されるとともに、配管d,真空バルブ23を介装した配
管c、及び、配管aを介して真空ポンプ22に接続さ
れ、さらに、配管d,eから形成される大気開放ライン
に接続されている。尚、配管eには大気開放バルブ2
4、ボールバルブ25が介装されている。従って、真空
チャンバ30は、大気開放バルブ24を開放することに
より、大気開放ラインを通じ大気に連通される。配管d
の途中には、配管fを介して真空ゲージ28が接続され
ている。シールバルブ26は、大気開放口26aを有す
る三方切換弁である。真空ポンプ22は、このシールバ
ルブ26を介して配管b、aにより、シールシリンダ組
立体40の減圧室50(図1参照)に接続されている。
に、脱気ポート29は、本体上面21より突出して配設
されるとともに、配管d,真空バルブ23を介装した配
管c、及び、配管aを介して真空ポンプ22に接続さ
れ、さらに、配管d,eから形成される大気開放ライン
に接続されている。尚、配管eには大気開放バルブ2
4、ボールバルブ25が介装されている。従って、真空
チャンバ30は、大気開放バルブ24を開放することに
より、大気開放ラインを通じ大気に連通される。配管d
の途中には、配管fを介して真空ゲージ28が接続され
ている。シールバルブ26は、大気開放口26aを有す
る三方切換弁である。真空ポンプ22は、このシールバ
ルブ26を介して配管b、aにより、シールシリンダ組
立体40の減圧室50(図1参照)に接続されている。
【0014】蓋体10は、図3〜図5に示されるよう
に、下方が開口した断面略への字型の筺体であり、その
中央部には、比較的大きい矩形状の凹陥部11が形成さ
れている。この凹陥部11は、中央に矩形状の穴12を
有し、この穴12の周囲にシール剤が塗布され、このシ
ール剤を介し穴12に対し透明板13が気密的に取り付
けられ、真空チャンバ30の窓部として構成されてい
る。尚、シール剤を塗布する代わりに、ポリウレタン発
泡のテープを穴12の全周に張り付けた上に透明板13
を取り付けてもよく、また、シール作用を有する材料か
らなる環状シール板を介して透明板13を取り付けても
よい。蓋体10の周縁下端面全周には、凹溝14が形成
され、この凹溝14にO型のシリコンチューブからなる
シールパッキング15が埋設され、このシールパッキン
グ15の下方部分が蓋体10の周縁下端面から突出する
ように取り付けられている。また、蓋体10の周縁下端
面の前側中央部には、前方から指を引っかけて蓋体を開
閉操作できるように、後方へ窪ませた把手部19が形成
されている。
に、下方が開口した断面略への字型の筺体であり、その
中央部には、比較的大きい矩形状の凹陥部11が形成さ
れている。この凹陥部11は、中央に矩形状の穴12を
有し、この穴12の周囲にシール剤が塗布され、このシ
ール剤を介し穴12に対し透明板13が気密的に取り付
けられ、真空チャンバ30の窓部として構成されてい
る。尚、シール剤を塗布する代わりに、ポリウレタン発
泡のテープを穴12の全周に張り付けた上に透明板13
を取り付けてもよく、また、シール作用を有する材料か
らなる環状シール板を介して透明板13を取り付けても
よい。蓋体10の周縁下端面全周には、凹溝14が形成
され、この凹溝14にO型のシリコンチューブからなる
シールパッキング15が埋設され、このシールパッキン
グ15の下方部分が蓋体10の周縁下端面から突出する
ように取り付けられている。また、蓋体10の周縁下端
面の前側中央部には、前方から指を引っかけて蓋体を開
閉操作できるように、後方へ窪ませた把手部19が形成
されている。
【0015】この把手部19の左側(図3においては右
側)には、蓋体10を本体上面に当接させたときに、蓋
体10を閉鎖状態に保持し、かつ、蓋体10に上向きの
力が作用したときにこの保持が解消されるように構成さ
れた蓋体閉鎖保持機構が取り付けられている。次に、こ
の蓋体閉鎖保持機構について図3、図5、図6及び図7
に従い説明する。図3及び図5に記載されているよう
に、把手部19の左側に、深い凹部16と、この深い凹
部16を挟む浅い凹部17とが形成され、この浅い凹部
17にはネジ孔18が形成されている。また、この凹部
16、17には、図6に図示されているように、中央部
を段違いに折り曲げた一定幅の鋼板製の磁石固定部材6
0が挿入され、この磁石固定部材60が、その両端部に
おいて前記ネジ孔18にネジ止めされている。また、こ
の磁石固定部材60の下方には、発泡剤等の板状の弾性
体61を介して、左右で上下動可能にネジナット止めさ
れている。
側)には、蓋体10を本体上面に当接させたときに、蓋
体10を閉鎖状態に保持し、かつ、蓋体10に上向きの
力が作用したときにこの保持が解消されるように構成さ
れた蓋体閉鎖保持機構が取り付けられている。次に、こ
の蓋体閉鎖保持機構について図3、図5、図6及び図7
に従い説明する。図3及び図5に記載されているよう
に、把手部19の左側に、深い凹部16と、この深い凹
部16を挟む浅い凹部17とが形成され、この浅い凹部
17にはネジ孔18が形成されている。また、この凹部
16、17には、図6に図示されているように、中央部
を段違いに折り曲げた一定幅の鋼板製の磁石固定部材6
0が挿入され、この磁石固定部材60が、その両端部に
おいて前記ネジ孔18にネジ止めされている。また、こ
の磁石固定部材60の下方には、発泡剤等の板状の弾性
体61を介して、左右で上下動可能にネジナット止めさ
れている。
【0016】次に、このネジナット止め部の構造を図7
に基づき説明する。図7において、62aは、磁石62
の上面に設けられた取り付け片であって、この取り付け
片62aには取り付け孔62bが設けられている。63
は取り付けネジ、64は平座金、65は円筒状スペー
サ、66は平座金、67はナットである。また、前記磁
石固定部材60には、スペーサ65の外径より大きな径
の取り付け孔60bが設けられている。そして、磁石6
2を取り付ける際には、磁石固定部材60の下面に対し
て、弾性体61を介して磁石62を下方から押し付け、
平座金64、スペーサ65を取り付け孔62bと同心に
して取り付け片62上に配設し、この状態で取り付けネ
ジ63を、取り付け孔62bから上方に向けて挿通し、
平座金64及びスペーサ65を同時に挿通し、更に、ス
ペーサ65の上端部を磁石固定部材60の取り付け孔6
0bに挿通し、このスペーサ65の上端部から上方に取
り付けネジ63の先端部を突出させる。そして、取り付
けネジ63の先端部を挿通して平座金66をスペーサ6
5の上端に置き、その上方からナット67を締め付けて
いる。
に基づき説明する。図7において、62aは、磁石62
の上面に設けられた取り付け片であって、この取り付け
片62aには取り付け孔62bが設けられている。63
は取り付けネジ、64は平座金、65は円筒状スペー
サ、66は平座金、67はナットである。また、前記磁
石固定部材60には、スペーサ65の外径より大きな径
の取り付け孔60bが設けられている。そして、磁石6
2を取り付ける際には、磁石固定部材60の下面に対し
て、弾性体61を介して磁石62を下方から押し付け、
平座金64、スペーサ65を取り付け孔62bと同心に
して取り付け片62上に配設し、この状態で取り付けネ
ジ63を、取り付け孔62bから上方に向けて挿通し、
平座金64及びスペーサ65を同時に挿通し、更に、ス
ペーサ65の上端部を磁石固定部材60の取り付け孔6
0bに挿通し、このスペーサ65の上端部から上方に取
り付けネジ63の先端部を突出させる。そして、取り付
けネジ63の先端部を挿通して平座金66をスペーサ6
5の上端に置き、その上方からナット67を締め付けて
いる。
【0017】このようにすることにより、磁石62の取
り付け片62aは、取り付けネジ63の頭部63aと平
座金64とにより挟み付け固定される。また、取り付け
ねじ63のネジ部はスペーサ65により覆われた状態と
なり、このスペーサ65を介して上下スライド可能に磁
石固定部材60を貫通した状態となる。従って、磁石6
2は、常時は弾性体61の弾性力により下方に付勢さ
れ、また、上向きの力が作用したときは弾性体61の弾
性力に抗して上方に寸法LM分移動可能とされている。
尚、このLMの大きさは、シールパッキング15の撓わ
み代と同等ないしは若干大きめとされている。また、前
記磁石62の吸着面は、弾性体61が片寄り圧縮される
ことにより、多少の傾斜も可能となっている。
り付け片62aは、取り付けネジ63の頭部63aと平
座金64とにより挟み付け固定される。また、取り付け
ねじ63のネジ部はスペーサ65により覆われた状態と
なり、このスペーサ65を介して上下スライド可能に磁
石固定部材60を貫通した状態となる。従って、磁石6
2は、常時は弾性体61の弾性力により下方に付勢さ
れ、また、上向きの力が作用したときは弾性体61の弾
性力に抗して上方に寸法LM分移動可能とされている。
尚、このLMの大きさは、シールパッキング15の撓わ
み代と同等ないしは若干大きめとされている。また、前
記磁石62の吸着面は、弾性体61が片寄り圧縮される
ことにより、多少の傾斜も可能となっている。
【0018】次に、蓋体10の軸受部分の構造について
述べる。図3に示されるように、蓋体10の後部両側に
は、それぞれ支軸受部71が形成されている。この支軸
受部71には、貫通していない各2個のネジ孔72が形
成されている。図8〜図10は左側の支軸受部71周り
の組み立て状態を示すが、これら図面に示されるよう
に、支軸受部71に対し支軸73中央の大径部74が下
方から挿入され、この大径部74下方に本体20内に収
納される3面体の腕部材81の上面部81aが当接さ
れ、大径部74に設けられた貫通孔77を介し、支軸7
3が腕部材81とともに六角ボルト76により蓋体10
の前記ネジ孔72にネジ止めされて固定されている。
述べる。図3に示されるように、蓋体10の後部両側に
は、それぞれ支軸受部71が形成されている。この支軸
受部71には、貫通していない各2個のネジ孔72が形
成されている。図8〜図10は左側の支軸受部71周り
の組み立て状態を示すが、これら図面に示されるよう
に、支軸受部71に対し支軸73中央の大径部74が下
方から挿入され、この大径部74下方に本体20内に収
納される3面体の腕部材81の上面部81aが当接さ
れ、大径部74に設けられた貫通孔77を介し、支軸7
3が腕部材81とともに六角ボルト76により蓋体10
の前記ネジ孔72にネジ止めされて固定されている。
【0019】82は、軸受台で、本体20内のフレーム
83に固定されている。この軸受台82の後方部には、
図9に明示されるように、軸受ブッシュ固定用孔84を
有する側板82aが垂設され、この側板82aが本体上
面21から突出している。そして、軸受ブッシュ固定用
孔84には、潤滑油を含浸させた樹脂性の軸受ブッシュ
85が支軸73固定時に挿入される。軸受ブッシュ85
の軸孔85aの孔径は、支軸73の両端に形成された軸
部分となる小径部75a,75bの径(小径部75a,
75bの径は同じ寸法)よりも大きく形成されている。
従って、小径部75a,75bは、前記軸受ブッシュ8
5により、回動自在且つ上下動可能に軸支される。図1
1は、真空チャンバ30内が大気圧であって、シールパ
ッキング15が非圧縮状態のときの支軸73の位置を示
す。同図に記載されているように、支軸73の小径部7
5a,75bと軸受ブッシュ85の軸孔85aとの間に
隙間LBが形成される。この寸法LBは、シールパッキン
グ15の撓わみ代と同等ないしは若干大きめとされてい
る。
83に固定されている。この軸受台82の後方部には、
図9に明示されるように、軸受ブッシュ固定用孔84を
有する側板82aが垂設され、この側板82aが本体上
面21から突出している。そして、軸受ブッシュ固定用
孔84には、潤滑油を含浸させた樹脂性の軸受ブッシュ
85が支軸73固定時に挿入される。軸受ブッシュ85
の軸孔85aの孔径は、支軸73の両端に形成された軸
部分となる小径部75a,75bの径(小径部75a,
75bの径は同じ寸法)よりも大きく形成されている。
従って、小径部75a,75bは、前記軸受ブッシュ8
5により、回動自在且つ上下動可能に軸支される。図1
1は、真空チャンバ30内が大気圧であって、シールパ
ッキング15が非圧縮状態のときの支軸73の位置を示
す。同図に記載されているように、支軸73の小径部7
5a,75bと軸受ブッシュ85の軸孔85aとの間に
隙間LBが形成される。この寸法LBは、シールパッキン
グ15の撓わみ代と同等ないしは若干大きめとされてい
る。
【0020】次に、上記軸受部分の組み立て順序につい
て述べる。まず、軸受ブッシュ85を左右の軸受ブッシ
ュ固定用孔84に嵌める。次に、支軸73は、図9及び
図10に図示のごとく一方の小径部75aが他方の小径
部75bよりも長くなるように構成されているので、こ
の長い方の小径部75aを、一方の軸受ブッシュ85の
軸孔85aに挿入し、このとき大径部74の端部が軸受
ブッシュ85に当たるまで入れ、次いで、短い方の小径
部75bを、軸受台82の側板82a間に入れて、他方
の軸孔ブッシュ85の軸孔85aに挿入する。尚、この
状態では、支軸73を長い方の小径部75a側に片寄せ
すると外れる。しかしながら、上記左側の支軸受部周り
の構造に対し、右側の支軸受部71周りの構造を左右対
称とすることにより、支軸73を軸受台に固定すること
が可能となる。即ち、右側の支軸受部71周りにおいて
も、軸受ブッシュ85を軸受ブッシュ固定用孔84に嵌
め、次いで、支軸73の小径部75a,75bを軸孔ブ
ッシュ85の軸孔85aに入れる。その後に、左右の軸
受部において、支軸73の大径部74を蓋体10の支軸
受部71に下方からはめ込み、この大径部74のさらに
下方から腕部材81の上面部81aを当接させ、六角ボ
ルト76により、左側は図10の位置関係で、右側は図
10と左右対称的な位置関係で、支軸73と腕部材81
とを蓋体10に共締めする。このように固定することに
より、支軸73が左右に自由に移動できない状態で軸受
台82に軸支される。
て述べる。まず、軸受ブッシュ85を左右の軸受ブッシ
ュ固定用孔84に嵌める。次に、支軸73は、図9及び
図10に図示のごとく一方の小径部75aが他方の小径
部75bよりも長くなるように構成されているので、こ
の長い方の小径部75aを、一方の軸受ブッシュ85の
軸孔85aに挿入し、このとき大径部74の端部が軸受
ブッシュ85に当たるまで入れ、次いで、短い方の小径
部75bを、軸受台82の側板82a間に入れて、他方
の軸孔ブッシュ85の軸孔85aに挿入する。尚、この
状態では、支軸73を長い方の小径部75a側に片寄せ
すると外れる。しかしながら、上記左側の支軸受部周り
の構造に対し、右側の支軸受部71周りの構造を左右対
称とすることにより、支軸73を軸受台に固定すること
が可能となる。即ち、右側の支軸受部71周りにおいて
も、軸受ブッシュ85を軸受ブッシュ固定用孔84に嵌
め、次いで、支軸73の小径部75a,75bを軸孔ブ
ッシュ85の軸孔85aに入れる。その後に、左右の軸
受部において、支軸73の大径部74を蓋体10の支軸
受部71に下方からはめ込み、この大径部74のさらに
下方から腕部材81の上面部81aを当接させ、六角ボ
ルト76により、左側は図10の位置関係で、右側は図
10と左右対称的な位置関係で、支軸73と腕部材81
とを蓋体10に共締めする。このように固定することに
より、支軸73が左右に自由に移動できない状態で軸受
台82に軸支される。
【0021】上記のごとく、蓋体10は、前記腕部材8
1と一体となって、後部に設けられた支軸73を中心と
して回動自在かつ上下動可能に支持されており、図1に
仮想線で示されるように、蓋体10の周縁部が本体上面
21と当接するように蓋体10を閉じると、シールパッ
キング15の密封機能により、本体上面21との間に、
即ち、蓋体10の内部に、上述した真空チャンバ30が
画成される。また、このような構成において、前記フレ
ーム83の後方垂直板83aの中央部は、蓋体10の開
動作を規制するストッパを兼ねている。即ち、蓋体10
が図1または図12の実線位置で示されるように全開し
たとき、腕部材81がこの垂直板83aの下端部に当接
することにより蓋体10の回転が規制されるように構成
されている。
1と一体となって、後部に設けられた支軸73を中心と
して回動自在かつ上下動可能に支持されており、図1に
仮想線で示されるように、蓋体10の周縁部が本体上面
21と当接するように蓋体10を閉じると、シールパッ
キング15の密封機能により、本体上面21との間に、
即ち、蓋体10の内部に、上述した真空チャンバ30が
画成される。また、このような構成において、前記フレ
ーム83の後方垂直板83aの中央部は、蓋体10の開
動作を規制するストッパを兼ねている。即ち、蓋体10
が図1または図12の実線位置で示されるように全開し
たとき、腕部材81がこの垂直板83aの下端部に当接
することにより蓋体10の回転が規制されるように構成
されている。
【0022】また、図8及び図12のごとく、腕部材8
1には、以下に詳述するごとく、蓋体10を開方向の回
転に付勢する弾性体86や、蓋体10の開方向の回転に
対してのみ抵抗を生じるリーディングダンパ(緩衝機
構)87等が取り付けられている。即ち、前記のごとく
蓋体10に固定された腕部材81の側面部81bの中央
部には、蓋体10を開方向に回動するように付勢するた
めの弾性体86の一端が好ましくは回動可能に固定され
ている。また、この弾性体86の他端は、本体20の前
側上部に好ましくは回動可能に固定されている。この弾
性体86は、本実施の形態においてはコイルバネにより
形成されているが、ゴム紐もしくは帯、弾性ベルトとす
ることもできる。また、弾性体86は、図12に実線で
示される全開状態において、自然長であるように、もし
くはこの自然長よりも若干伸びた長さであるように取り
付けられることにより、蓋体10を開方向に回動するよ
うに付勢している。
1には、以下に詳述するごとく、蓋体10を開方向の回
転に付勢する弾性体86や、蓋体10の開方向の回転に
対してのみ抵抗を生じるリーディングダンパ(緩衝機
構)87等が取り付けられている。即ち、前記のごとく
蓋体10に固定された腕部材81の側面部81bの中央
部には、蓋体10を開方向に回動するように付勢するた
めの弾性体86の一端が好ましくは回動可能に固定され
ている。また、この弾性体86の他端は、本体20の前
側上部に好ましくは回動可能に固定されている。この弾
性体86は、本実施の形態においてはコイルバネにより
形成されているが、ゴム紐もしくは帯、弾性ベルトとす
ることもできる。また、弾性体86は、図12に実線で
示される全開状態において、自然長であるように、もし
くはこの自然長よりも若干伸びた長さであるように取り
付けられることにより、蓋体10を開方向に回動するよ
うに付勢している。
【0023】さらに、前記腕部材81の下方には、蓋体
10の開方向の回動に対してのみ抵抗を生じさせるリー
ディングダンパ(緩衝機構)87が取り付けられてい
る。また、リーディングダンパ87の回転体部には、連
接棒部材89の一端が回動自在に接続されている。連接
棒部材89には、その他端近傍から中央部にかけて直線
状に延びるスロットもしくは溝(係合部)91が形成さ
れている。連接棒部材89の上記他端はL字状に湾曲し
て突出部89aを形成している。スロット91には、本
体20のほぼ上部中央から垂下する支持部材92の固定
位置に設けられた案内ピン93が嵌合するようになって
いる。従って、連接棒部材89は、蓋体10の開閉に伴
って腕部材81が揺動する際に、同連接棒89に形成さ
れたスロット91の延長方向に沿って案内ピン93に関
して摺動し、固定位置の案内ピン93により案内されて
常に一定の運動ができるようになっている。尚、この案
内ピン93は、自転するローラであってもよく、その場
合連接棒部材89は、ローラを回転(自転)させなが
ら、このローラにより案内されて常に一定の運動ができ
るものとされる。このようにして連接棒部材89は、蓋
体10の開閉動作に伴って、腕部材81に対する傾斜姿
勢が変化し、リーディングダンパ87の回転体部を回転
させ、蓋体10の開方向の回動に対し抵抗を生じるよう
に作動する。
10の開方向の回動に対してのみ抵抗を生じさせるリー
ディングダンパ(緩衝機構)87が取り付けられてい
る。また、リーディングダンパ87の回転体部には、連
接棒部材89の一端が回動自在に接続されている。連接
棒部材89には、その他端近傍から中央部にかけて直線
状に延びるスロットもしくは溝(係合部)91が形成さ
れている。連接棒部材89の上記他端はL字状に湾曲し
て突出部89aを形成している。スロット91には、本
体20のほぼ上部中央から垂下する支持部材92の固定
位置に設けられた案内ピン93が嵌合するようになって
いる。従って、連接棒部材89は、蓋体10の開閉に伴
って腕部材81が揺動する際に、同連接棒89に形成さ
れたスロット91の延長方向に沿って案内ピン93に関
して摺動し、固定位置の案内ピン93により案内されて
常に一定の運動ができるようになっている。尚、この案
内ピン93は、自転するローラであってもよく、その場
合連接棒部材89は、ローラを回転(自転)させなが
ら、このローラにより案内されて常に一定の運動ができ
るものとされる。このようにして連接棒部材89は、蓋
体10の開閉動作に伴って、腕部材81に対する傾斜姿
勢が変化し、リーディングダンパ87の回転体部を回転
させ、蓋体10の開方向の回動に対し抵抗を生じるよう
に作動する。
【0024】真空チャンバ30内の前方部分には、袋状
包装物をヒートシールするためのインパルスヒートシー
ル機構が配設されている。このインパルスヒートシール
機構は、シールシリンダ組立体40と蓋体10の下面に
シリコンプレートが突設されて構成された熱線受部41
とからなる。以下このインパルスヒートシール機構につ
いて、シールシリンダ組立体40を中心に説明する。図
13に示すように、前記シールシリンダ組立体40は、
本体上面21に対し、気密漏れしないようにOリング5
3を介しネジ42により取り付け固定されたハウジング
43、このハウジング43の下方内部に形成されたシリ
ンダ44、シリンダ44内を上下に摺動するピストン4
5、一端がシリンダクッション57Bを介してピストン
45にネジナット止めされ、他端はOリング54及びオ
イルシール56を介してハウジング43を貫通して、真
空チャンバ30内に延びているシリンダ棒46、このシ
リンダ棒46の他端に結合されたシールバー47等を有
している。尚、ピストン45の上面にはシリンダクッシ
ョン57Aが配設されている。また、前記シリンダ棒4
6とピストン45とのネジナット止め部分にはシール剤
が塗布され、気密漏れが防止されている。以上のごとく
前記シリンダ44内にピストン45が配設されることに
より、ピストン45の上方に減圧室50が画成され、こ
の減圧室50の側面には配管継ぎ手48がネジ接続さ
れ、この配管継ぎ手48に配管bが接続されている。
包装物をヒートシールするためのインパルスヒートシー
ル機構が配設されている。このインパルスヒートシール
機構は、シールシリンダ組立体40と蓋体10の下面に
シリコンプレートが突設されて構成された熱線受部41
とからなる。以下このインパルスヒートシール機構につ
いて、シールシリンダ組立体40を中心に説明する。図
13に示すように、前記シールシリンダ組立体40は、
本体上面21に対し、気密漏れしないようにOリング5
3を介しネジ42により取り付け固定されたハウジング
43、このハウジング43の下方内部に形成されたシリ
ンダ44、シリンダ44内を上下に摺動するピストン4
5、一端がシリンダクッション57Bを介してピストン
45にネジナット止めされ、他端はOリング54及びオ
イルシール56を介してハウジング43を貫通して、真
空チャンバ30内に延びているシリンダ棒46、このシ
リンダ棒46の他端に結合されたシールバー47等を有
している。尚、ピストン45の上面にはシリンダクッシ
ョン57Aが配設されている。また、前記シリンダ棒4
6とピストン45とのネジナット止め部分にはシール剤
が塗布され、気密漏れが防止されている。以上のごとく
前記シリンダ44内にピストン45が配設されることに
より、ピストン45の上方に減圧室50が画成され、こ
の減圧室50の側面には配管継ぎ手48がネジ接続さ
れ、この配管継ぎ手48に配管bが接続されている。
【0025】また、減圧室50内において、中央部上方
には、シリンダ棒46の上下運動を円滑にするために、
ハウジング45から円筒状のブッシュ49が垂設され、
その外周を取り巻くように、ピストン45を下方に付勢
するコイルばね52が配設されている。尚、53、55
はOリング、58はシリンダ蓋、59はこのシリンダ蓋
58を保持するための穴用C型止め輪である。前記のご
とく、ピストン45は、コイルばね52により常時下方
に付勢されているが、減圧室50が真空に引かれると、
ピストン45の上下面に圧力差が生じ、この圧力差によ
り、コイルばね52の弾性力に打ち勝って上方に押し上
げられる。そして、このピストン45に連結されたシリ
ンダ棒46を介しシールバー47が上方に押し上げられ
るように構成されている。また、シールシリンダ組立体
40は、蓋体10を閉じた際に、シールバー47が熱線
受部41に対峙するように配置されている。また、シー
ルバー47の上面には、シート状ヒータ線(図示せず)
が添設されており、このヒータ線が通電されて発熱する
ように構成されている。
には、シリンダ棒46の上下運動を円滑にするために、
ハウジング45から円筒状のブッシュ49が垂設され、
その外周を取り巻くように、ピストン45を下方に付勢
するコイルばね52が配設されている。尚、53、55
はOリング、58はシリンダ蓋、59はこのシリンダ蓋
58を保持するための穴用C型止め輪である。前記のご
とく、ピストン45は、コイルばね52により常時下方
に付勢されているが、減圧室50が真空に引かれると、
ピストン45の上下面に圧力差が生じ、この圧力差によ
り、コイルばね52の弾性力に打ち勝って上方に押し上
げられる。そして、このピストン45に連結されたシリ
ンダ棒46を介しシールバー47が上方に押し上げられ
るように構成されている。また、シールシリンダ組立体
40は、蓋体10を閉じた際に、シールバー47が熱線
受部41に対峙するように配置されている。また、シー
ルバー47の上面には、シート状ヒータ線(図示せず)
が添設されており、このヒータ線が通電されて発熱する
ように構成されている。
【0026】上記構成に関連し、減圧室50の真空引き
は、シールバルブ26を切換操作して行われるが、その
タイミングは、真空チャンバ30の真空引きが完了した
後に行われるように設定されている。このように設定さ
れることにより、真空チャンバ30が負圧となって、蓋
体10が本体上面21側に引き付けられた後、シールバ
ー47が上昇するようになる。また、シールバー47上
面のヒータ線の発熱は、図示しない制御装置の指令に基
づき、シールバー47が上昇し、袋状包装物5の開口部
が、熱線受部41とシールバー47とにより挟み付けら
れた後に行われるように設定されている。また、減圧室
50の大気開放は、シールバルブ26を切換操作して行
われるが、そのタイミングは、真空チャンバ30が大気
開放された時点から、所定時間経過後となるように設定
されている。また、ピストン45の面積は、ピストン4
5の上下面の圧力差により生じる力が、磁石62の吸着
力及び前記コイルばね52の弾性力に打ち勝つように設
定されている。また、ピストン45のストロークは、シ
ールバー47により蓋体10が本体上面21を離れる位
置まで上方に押し上げることができるように設定されて
いる。
は、シールバルブ26を切換操作して行われるが、その
タイミングは、真空チャンバ30の真空引きが完了した
後に行われるように設定されている。このように設定さ
れることにより、真空チャンバ30が負圧となって、蓋
体10が本体上面21側に引き付けられた後、シールバ
ー47が上昇するようになる。また、シールバー47上
面のヒータ線の発熱は、図示しない制御装置の指令に基
づき、シールバー47が上昇し、袋状包装物5の開口部
が、熱線受部41とシールバー47とにより挟み付けら
れた後に行われるように設定されている。また、減圧室
50の大気開放は、シールバルブ26を切換操作して行
われるが、そのタイミングは、真空チャンバ30が大気
開放された時点から、所定時間経過後となるように設定
されている。また、ピストン45の面積は、ピストン4
5の上下面の圧力差により生じる力が、磁石62の吸着
力及び前記コイルばね52の弾性力に打ち勝つように設
定されている。また、ピストン45のストロークは、シ
ールバー47により蓋体10が本体上面21を離れる位
置まで上方に押し上げることができるように設定されて
いる。
【0027】次に、本実施形態の真空包装装置1の動作
について説明するが、まず、蓋体開閉機構の作用を説明
する。蓋体10が全開している状態(待機時)において
は、腕部材81が弾性体86によって前方に引っ張られ
て、図1または図12に実線で示すように、蓋体10が
全開している。蓋体10を閉じるときは、蓋体10の前
部を手で押さえると、軸受台82に取り付けられた軸受
ブッシュ85内で支軸73が回転し、蓋体10が回動し
閉じられる。このとき、それまで本体20の後側のハウ
ジング外壁20aと所定角度を成して傾いていた腕部材
81が、図12において見て反時計方向に回転し始め、
図12に点線で示されるようにハウジング外壁20aと
ほぼ平行な状態に垂下する。更に、蓋体10の閉動作に
伴って腕部材81が本体10の後側のハウジング外壁2
0aに接近するため、弾性体86は伸長し、腕部材81
と連結する連接棒部材89は、そのスロット91が支持
部材92の案内ピン93に嵌合することより案内されな
がら、図12において見て右方に滑動し、ハウジング外
壁20aに接近する。そして、蓋体10が全閉した時に
は、案内ピン93は常にスロット91の前端部の位置に
ある。このような腕部材81及び連接棒部材89の動作
によって、腕部材81に設けられた周知のリーディング
ダンパ87においては、連接棒部材89と接続する回転
体部が回転するが、このときには蓋体10の閉方向の回
動に対し抵抗は生じない。
について説明するが、まず、蓋体開閉機構の作用を説明
する。蓋体10が全開している状態(待機時)において
は、腕部材81が弾性体86によって前方に引っ張られ
て、図1または図12に実線で示すように、蓋体10が
全開している。蓋体10を閉じるときは、蓋体10の前
部を手で押さえると、軸受台82に取り付けられた軸受
ブッシュ85内で支軸73が回転し、蓋体10が回動し
閉じられる。このとき、それまで本体20の後側のハウ
ジング外壁20aと所定角度を成して傾いていた腕部材
81が、図12において見て反時計方向に回転し始め、
図12に点線で示されるようにハウジング外壁20aと
ほぼ平行な状態に垂下する。更に、蓋体10の閉動作に
伴って腕部材81が本体10の後側のハウジング外壁2
0aに接近するため、弾性体86は伸長し、腕部材81
と連結する連接棒部材89は、そのスロット91が支持
部材92の案内ピン93に嵌合することより案内されな
がら、図12において見て右方に滑動し、ハウジング外
壁20aに接近する。そして、蓋体10が全閉した時に
は、案内ピン93は常にスロット91の前端部の位置に
ある。このような腕部材81及び連接棒部材89の動作
によって、腕部材81に設けられた周知のリーディング
ダンパ87においては、連接棒部材89と接続する回転
体部が回転するが、このときには蓋体10の閉方向の回
動に対し抵抗は生じない。
【0028】上記のような開閉機構の作動により、蓋体
10に埋設されたシールパッキング15が本体上面21
に当接したときに、蓋体10の下面に設けられた保持機
構としての磁石62の吸着力によって、蓋体10は弾性
体86の弾性力に打ち勝って閉じた状態に維持される。
従って、真空包装作業をしないときには、このように蓋
体10を本体上面21に当接させた時点で手を離すだけ
で、蓋体10の閉鎖状態が維持される。
10に埋設されたシールパッキング15が本体上面21
に当接したときに、蓋体10の下面に設けられた保持機
構としての磁石62の吸着力によって、蓋体10は弾性
体86の弾性力に打ち勝って閉じた状態に維持される。
従って、真空包装作業をしないときには、このように蓋
体10を本体上面21に当接させた時点で手を離すだけ
で、蓋体10の閉鎖状態が維持される。
【0029】次に、真空包装作業を行うに当たり、蓋体
10を開放するときは、把手部19に手を引っかけて、
蓋体10を上方に持ち上げ、蓋体10を開放する(待機
状態)。次いで、 使用者は、このように蓋体10が開
いている状態で、被包装物6(図2及び図13参照)を
収容した袋状包装物5の開口部をヒートシール機構にお
けるシールバー47の先端部に載せる(装着工程)。こ
のようにヒートシールすべき袋状包装物5を真空チャン
バ30に入れた後蓋体10を閉じる。また、真空チャン
バ30を真空引きするためには、シールパッキング15
を押し潰し気味にし、蓋体10と本体上面21との間を
気密状態にして、真空チャンバ30が負圧になるのを待
つ。このとき、蓋体10を押さえる力加減により、シー
ルパッキング15の撓わみ代が変わり、蓋体10の下端
面と本体上面21との間隔が変化するが、蓋体閉鎖保持
機構の磁石62の吸着面は、弾性体61の弾性力により
この間隔の変化に同調して変化するため、磁石62が蓋
体10を閉じる際の邪魔になることはない。尚、蓋体1
0が本体上面21側に当接し押圧されていない状態、即
ち、磁石62の吸着力のみにより蓋体が閉鎖保持されて
いる状態においては、シールパッキング15は略自然体
(非圧縮)の状態であって、蓋体10の支軸73は図1
1のように上方にあり、その下方に隙間LBが形成され
る。
10を開放するときは、把手部19に手を引っかけて、
蓋体10を上方に持ち上げ、蓋体10を開放する(待機
状態)。次いで、 使用者は、このように蓋体10が開
いている状態で、被包装物6(図2及び図13参照)を
収容した袋状包装物5の開口部をヒートシール機構にお
けるシールバー47の先端部に載せる(装着工程)。こ
のようにヒートシールすべき袋状包装物5を真空チャン
バ30に入れた後蓋体10を閉じる。また、真空チャン
バ30を真空引きするためには、シールパッキング15
を押し潰し気味にし、蓋体10と本体上面21との間を
気密状態にして、真空チャンバ30が負圧になるのを待
つ。このとき、蓋体10を押さえる力加減により、シー
ルパッキング15の撓わみ代が変わり、蓋体10の下端
面と本体上面21との間隔が変化するが、蓋体閉鎖保持
機構の磁石62の吸着面は、弾性体61の弾性力により
この間隔の変化に同調して変化するため、磁石62が蓋
体10を閉じる際の邪魔になることはない。尚、蓋体1
0が本体上面21側に当接し押圧されていない状態、即
ち、磁石62の吸着力のみにより蓋体が閉鎖保持されて
いる状態においては、シールパッキング15は略自然体
(非圧縮)の状態であって、蓋体10の支軸73は図1
1のように上方にあり、その下方に隙間LBが形成され
る。
【0030】このようにして蓋体10を閉じると、蓋体
10の上記開閉機構の閉方向の作動に連動して、スイッ
チ(図示せず)がオンし、真空ポンプ22が作動する。
そして、真空ポンプ22が作動すると、図2に示される
ように、脱気ポート29、配管d、配管c及び配管aを
介してを、真空チャンバ30内の気体等が真空ポンプ2
2により吸引(真空引き)される。真空チャンバ30内
が負圧になると、蓋体10に対し、真空チャンバ30内
の負圧により本体上面21側に引き寄せる力が作用す
る。このとき蓋体10の支軸73の小径部75a,75
bと軸受ブッシュ85の軸孔85aとの間に隙間LBが
存在することにより、支軸73及び蓋体10が本体上面
21と平行状態を保持したまま本体上面21側に平行移
動され、シールパッキング15が撓んで蓋体10と本体
上面21との気密性が強く維持される。尚、このとき、
蓋体10の周縁下端面前部に設けられた蓋体閉鎖保持機
構の磁石62は、弾性体61を深い凹部16内において
上方に圧縮し、その吸着面がシールパッキング15の下
面の変化に同調して凹部16内方へ押し上げられる。従
って、蓋体10が本体上面21側に引き寄せられるとき
に、この磁石62が邪魔になるようなことはない。ま
た、磁石62が上方に押し上げられる場合、磁石62を
固定する取り付けネジ63が、スペーサ65を介して磁
石固定部材60を貫通しているため、磁石62の上下動
がスムーズに行われる。
10の上記開閉機構の閉方向の作動に連動して、スイッ
チ(図示せず)がオンし、真空ポンプ22が作動する。
そして、真空ポンプ22が作動すると、図2に示される
ように、脱気ポート29、配管d、配管c及び配管aを
介してを、真空チャンバ30内の気体等が真空ポンプ2
2により吸引(真空引き)される。真空チャンバ30内
が負圧になると、蓋体10に対し、真空チャンバ30内
の負圧により本体上面21側に引き寄せる力が作用す
る。このとき蓋体10の支軸73の小径部75a,75
bと軸受ブッシュ85の軸孔85aとの間に隙間LBが
存在することにより、支軸73及び蓋体10が本体上面
21と平行状態を保持したまま本体上面21側に平行移
動され、シールパッキング15が撓んで蓋体10と本体
上面21との気密性が強く維持される。尚、このとき、
蓋体10の周縁下端面前部に設けられた蓋体閉鎖保持機
構の磁石62は、弾性体61を深い凹部16内において
上方に圧縮し、その吸着面がシールパッキング15の下
面の変化に同調して凹部16内方へ押し上げられる。従
って、蓋体10が本体上面21側に引き寄せられるとき
に、この磁石62が邪魔になるようなことはない。ま
た、磁石62が上方に押し上げられる場合、磁石62を
固定する取り付けネジ63が、スペーサ65を介して磁
石固定部材60を貫通しているため、磁石62の上下動
がスムーズに行われる。
【0031】次いで、十分に脱気が行われ、真空チャン
バ30内が所定圧力以下に減圧されると、真空バルブ2
3が閉じ、脱気工程が終了されると共にシールバルブ2
6が切り換えられ、シールシリンダ組立体40の減圧室
50が、配管b,aを介して真空ポンプ22に連通され
る。そして、真空ポンプ22の作動によって、シールシ
リンダ組立体40の減圧室50内の気体が配管b,aを
介して吸引される。これにより減圧室50内の圧力は低
下し、ピストン45がコイルばね52の弾性力に抗して
上方に移動すると共に、ピストン45と連結されたシー
ルバー47も一緒に上方に移動する。そして、シールバ
ー47の上に載っていた袋状包装物5の開口部も、シー
ルバー47と一緒に上方に動かされ、シールバー47と
熱線受部41との間に挟み付けられる。そして、シール
バー47において、ヒータ線が通電発熱され、シールバ
ー47と熱線受部41とに挟み付けられた袋状包装物5
の開口部がヒートシールされる(ヒートシール工程)。
バ30内が所定圧力以下に減圧されると、真空バルブ2
3が閉じ、脱気工程が終了されると共にシールバルブ2
6が切り換えられ、シールシリンダ組立体40の減圧室
50が、配管b,aを介して真空ポンプ22に連通され
る。そして、真空ポンプ22の作動によって、シールシ
リンダ組立体40の減圧室50内の気体が配管b,aを
介して吸引される。これにより減圧室50内の圧力は低
下し、ピストン45がコイルばね52の弾性力に抗して
上方に移動すると共に、ピストン45と連結されたシー
ルバー47も一緒に上方に移動する。そして、シールバ
ー47の上に載っていた袋状包装物5の開口部も、シー
ルバー47と一緒に上方に動かされ、シールバー47と
熱線受部41との間に挟み付けられる。そして、シール
バー47において、ヒータ線が通電発熱され、シールバ
ー47と熱線受部41とに挟み付けられた袋状包装物5
の開口部がヒートシールされる(ヒートシール工程)。
【0032】所定時間が経過すると、前記ヒータ線がオ
フとなり、大気開放バルブ24が開かれ、真空チャンバ
30内が大気開放されることにより真空チャンバ30内
の圧力が大気圧に上昇し、袋状包装物5が被包装物6
(図2参照)に密着され、大気開放工程が終了する。ま
た、この圧力上昇によって、脱気工程及びヒートシール
工程に亙って蓋体10に作用していた蓋体10を閉じる
力が消滅する。また、真空チャンバ30が大気圧に回復
した直後の所定時間は、シールシリンダ組立体40の減
圧室50内は真空状態のままとされているため、ピスト
ン45の上下面の圧力差に基づく上向きの力が、シール
バー47及び熱線受部41を介し蓋体10に作用する。
従って、蓋体10には、このピストン45の押し上げ
力、弾性体86の引っ張り力及びシールパッキング15
の復元力による上向きの力が作用している。一方、蓋体
10は、支軸73が軸受ブッシュ85内において図11
の位置になるまで、本体上面と平行状態を保ったまま上
方へ移動する。このとき、磁石62は、前記深い凹部1
6内に弾性体61を介して上下動可能に弾性的に取り付
けられているので、支軸73が図11の位置になるまで
は、即ち、シールパッキング15が非圧縮状態に復元す
るまでは、本体上面に接しており、この磁石62の吸着
力により蓋体10は本体上面側に引き付けられたままと
なっている。
フとなり、大気開放バルブ24が開かれ、真空チャンバ
30内が大気開放されることにより真空チャンバ30内
の圧力が大気圧に上昇し、袋状包装物5が被包装物6
(図2参照)に密着され、大気開放工程が終了する。ま
た、この圧力上昇によって、脱気工程及びヒートシール
工程に亙って蓋体10に作用していた蓋体10を閉じる
力が消滅する。また、真空チャンバ30が大気圧に回復
した直後の所定時間は、シールシリンダ組立体40の減
圧室50内は真空状態のままとされているため、ピスト
ン45の上下面の圧力差に基づく上向きの力が、シール
バー47及び熱線受部41を介し蓋体10に作用する。
従って、蓋体10には、このピストン45の押し上げ
力、弾性体86の引っ張り力及びシールパッキング15
の復元力による上向きの力が作用している。一方、蓋体
10は、支軸73が軸受ブッシュ85内において図11
の位置になるまで、本体上面と平行状態を保ったまま上
方へ移動する。このとき、磁石62は、前記深い凹部1
6内に弾性体61を介して上下動可能に弾性的に取り付
けられているので、支軸73が図11の位置になるまで
は、即ち、シールパッキング15が非圧縮状態に復元す
るまでは、本体上面に接しており、この磁石62の吸着
力により蓋体10は本体上面側に引き付けられたままと
なっている。
【0033】このような状態において、シールシリンダ
組立体40の減圧室50内の大気開放は、前記のごと
く、真空チャンバ30が大気開放された時点から所定時
間経過した後に行われるようにタイミング設定されてい
るため、ピストン45により、シールバー47及び熱線
受部41を介して、蓋体10はさらに上方に押し上げら
れる。そして、磁石47が本体上面に接触しなくなるま
で蓋体10が持ち上げられ、所定時間が経過する。この
ように動作する結果、ヒートシール完了後、蓋体10は
速やかに本体上面21から離れるまで持ち上げられる。
また、蓋体10が本体上面21から離れるまで持ち上げ
られることにより、磁石62を構成要素とする蓋体閉鎖
保持機構による閉鎖保持が解除される。そして、その後
は、弾性体86の弾性力により蓋体10が徐々に開かれ
る(蓋体10の開動作)。
組立体40の減圧室50内の大気開放は、前記のごと
く、真空チャンバ30が大気開放された時点から所定時
間経過した後に行われるようにタイミング設定されてい
るため、ピストン45により、シールバー47及び熱線
受部41を介して、蓋体10はさらに上方に押し上げら
れる。そして、磁石47が本体上面に接触しなくなるま
で蓋体10が持ち上げられ、所定時間が経過する。この
ように動作する結果、ヒートシール完了後、蓋体10は
速やかに本体上面21から離れるまで持ち上げられる。
また、蓋体10が本体上面21から離れるまで持ち上げ
られることにより、磁石62を構成要素とする蓋体閉鎖
保持機構による閉鎖保持が解除される。そして、その後
は、弾性体86の弾性力により蓋体10が徐々に開かれ
る(蓋体10の開動作)。
【0034】蓋体10は、腕部材81がストッパとして
のフレーム83の後方垂直板の中央部83a(図1及び
図12参照)に当接することで開動作が停止され、図1
及び図12の実線で示されるような完全に開いた状態に
なる。また、蓋体10が開く際、本体20の後側のハウ
ジング外板20aとほぼ平行な状態にあった腕部材81
は、図12において見て時計方向に回転し、図12の実
線で示されるように、後側のハウジング外板20aと所
定の角度を成して傾斜するように移動する。更に、腕部
材81と連結する連接棒部材89は、蓋体10の開動作
に伴い腕部材81が本体20の中央にある支持部材92
に近付くことから、案内ピン93を中心に支持部材92
に対して(図12において見て)反時計方向に回転しな
がら、案内ピン92がスロット91に沿って相対的に移
動するように、ハウジング外壁20aから離間する方向
に動く。腕部材81に設けられたリーディングダンパ8
7において、連接棒部材89と接続する回転体部は、蓋
体10が開くことに伴う腕部材81及び連接棒部材89
の動作によって回転し、蓋体10の開方向の回動に対し
抵抗が加えられる。このため、蓋体10がゆっくり開
き、腕部材81がストッパとしてのフレーム83の後方
垂直板の中央部83a等に勢いよく当接することがな
い、従って、腕部材とフレーム83との衝突による衝撃
は生じない。
のフレーム83の後方垂直板の中央部83a(図1及び
図12参照)に当接することで開動作が停止され、図1
及び図12の実線で示されるような完全に開いた状態に
なる。また、蓋体10が開く際、本体20の後側のハウ
ジング外板20aとほぼ平行な状態にあった腕部材81
は、図12において見て時計方向に回転し、図12の実
線で示されるように、後側のハウジング外板20aと所
定の角度を成して傾斜するように移動する。更に、腕部
材81と連結する連接棒部材89は、蓋体10の開動作
に伴い腕部材81が本体20の中央にある支持部材92
に近付くことから、案内ピン93を中心に支持部材92
に対して(図12において見て)反時計方向に回転しな
がら、案内ピン92がスロット91に沿って相対的に移
動するように、ハウジング外壁20aから離間する方向
に動く。腕部材81に設けられたリーディングダンパ8
7において、連接棒部材89と接続する回転体部は、蓋
体10が開くことに伴う腕部材81及び連接棒部材89
の動作によって回転し、蓋体10の開方向の回動に対し
抵抗が加えられる。このため、蓋体10がゆっくり開
き、腕部材81がストッパとしてのフレーム83の後方
垂直板の中央部83a等に勢いよく当接することがな
い、従って、腕部材とフレーム83との衝突による衝撃
は生じない。
【0035】蓋体10が開くと、蓋体10の下面に突設
された熱線受部41が上方に引き上げられることにな
り、該熱線受部41とシールバー47とにより形成され
ていた袋状包装物5の開口部の挟み付けが解除され(挟
みつけ解除)、袋状包装物5を取り出すことができる。
また、真空チャンバ30の大気開放から所定時間経過す
ると、シールバルブ26が切り換えられ、シールシリン
ダ組立体40の減圧室50内がシールバルブ26の大気
開放口26aを介して大気に連通され、減圧室50の圧
力が大気圧に上昇し、ピストン45がコイルばね52の
弾性力により下方に移動し、シリンダ棒46及びシール
バー47も一緒に下方に移動し、最初の待機状態に戻
る。
された熱線受部41が上方に引き上げられることにな
り、該熱線受部41とシールバー47とにより形成され
ていた袋状包装物5の開口部の挟み付けが解除され(挟
みつけ解除)、袋状包装物5を取り出すことができる。
また、真空チャンバ30の大気開放から所定時間経過す
ると、シールバルブ26が切り換えられ、シールシリン
ダ組立体40の減圧室50内がシールバルブ26の大気
開放口26aを介して大気に連通され、減圧室50の圧
力が大気圧に上昇し、ピストン45がコイルばね52の
弾性力により下方に移動し、シリンダ棒46及びシール
バー47も一緒に下方に移動し、最初の待機状態に戻
る。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1記載の発明
は、蓋体の支軸を支持する軸受が、潤滑油を含浸させた
材料により軸受ブッシュとして形成されているので、加
工精度及び潤滑性能が高くなり、蓋体の回動及び本体上
面側への平行移動が円滑に行われ、異音の発生が解消さ
れる。
ため、次のような効果を奏する。請求項1記載の発明
は、蓋体の支軸を支持する軸受が、潤滑油を含浸させた
材料により軸受ブッシュとして形成されているので、加
工精度及び潤滑性能が高くなり、蓋体の回動及び本体上
面側への平行移動が円滑に行われ、異音の発生が解消さ
れる。
【0037】請求項2記載の発明は、真空包装装置を使
用しないとき、蓋体の周縁下端面の前部に取り付けられ
た磁石により、蓋体を閉鎖状態に保持することができ
る。また、この磁石は、シールパッキングの圧縮度合い
に応じて上下動可能となるように弾性的に取り付けられ
ているので、真空引きが行われシールパッキングが圧縮
されて蓋体が本体上面と平行状態を保持したまま本体上
面側に平行移動する場合の邪魔にならない。
用しないとき、蓋体の周縁下端面の前部に取り付けられ
た磁石により、蓋体を閉鎖状態に保持することができ
る。また、この磁石は、シールパッキングの圧縮度合い
に応じて上下動可能となるように弾性的に取り付けられ
ているので、真空引きが行われシールパッキングが圧縮
されて蓋体が本体上面と平行状態を保持したまま本体上
面側に平行移動する場合の邪魔にならない。
【0038】請求項3記載の発明は、磁石による蓋体と
本体上面との密着保持構造が、シールシリンダ機構によ
り解除されるので、格別の解除機構を必要としない。
本体上面との密着保持構造が、シールシリンダ機構によ
り解除されるので、格別の解除機構を必要としない。
【図1】本発明の実施形態に係る真空包装装置の縦断面
図である。
図である。
【図2】図1に示した真空包装装置の空気配管系統図で
ある。
ある。
【図3】図1に示した真空包装装置の蓋体の下面図であ
る。
る。
【図4】図3におけるIVーIV断面図である。
【図5】図3におけるVーV断面図である。
【図6】図1に示した真空包装装置の磁石の取り付け構
造を示す図面である。
造を示す図面である。
【図7】図6における取り付けネジ周りの拡大図であ
る。
る。
【図8】図1に示した蓋体の支軸受け部分の構造図であ
る。
る。
【図9】図1に示した蓋体の支軸受け部分の分解斜視図
である。
である。
【図10】図8におけるXーX断面図である。
【図11】図1に示した蓋体の支軸と軸受ブッシュの軸
孔との関係を示す図面である。
孔との関係を示す図面である。
【図12】図3に示した蓋体の開閉機構を説明する図面
である。
である。
【図13】図1に示した真空包装装置のシールシリンダ
機構の説明図である。
機構の説明図である。
1…真空包装装置、5…袋状包装物、6…被包装物、1
0…蓋体、15…シールパッキング、16…深い凹部、
17…浅い凹部、18…ネジ孔、20…本体、21…本
体上面、29…脱気ポート、30…真空チャンバ、40
…シールシリンダ組立体、41…熱線受部、45…ピス
トン、46…シリンダ棒、47…シールバー、50…減
圧室、52…コイルばね、60…磁石固定部材、61…
弾性体、62…磁石、62a…磁石の取り付け片、60
b,62b…取り付け孔、63…取り付けネジ、63a
…取り付けネジの頭部、64,66…平座金、65…円
筒状スペーサ、67…ナット、71…支持受部、72…
ネジ孔、73…支軸、74…大径部、75a,75b…
小径部、81…腕部材、81a…上面部、81b…側面
部、82…軸受台、82a…軸受台の側板、83…フレ
ーム、84…軸受ブッシュ固定用孔、85…軸受ブッシ
ュ、85a…軸孔、86…弾性体。
0…蓋体、15…シールパッキング、16…深い凹部、
17…浅い凹部、18…ネジ孔、20…本体、21…本
体上面、29…脱気ポート、30…真空チャンバ、40
…シールシリンダ組立体、41…熱線受部、45…ピス
トン、46…シリンダ棒、47…シールバー、50…減
圧室、52…コイルばね、60…磁石固定部材、61…
弾性体、62…磁石、62a…磁石の取り付け片、60
b,62b…取り付け孔、63…取り付けネジ、63a
…取り付けネジの頭部、64,66…平座金、65…円
筒状スペーサ、67…ナット、71…支持受部、72…
ネジ孔、73…支軸、74…大径部、75a,75b…
小径部、81…腕部材、81a…上面部、81b…側面
部、82…軸受台、82a…軸受台の側板、83…フレ
ーム、84…軸受ブッシュ固定用孔、85…軸受ブッシ
ュ、85a…軸孔、86…弾性体。
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平4−280260(JP,A)
特開 平6−325806(JP,A)
特開 平4−69882(JP,A)
特開 平4−126979(JP,A)
実開 平3−120407(JP,U)
実開 平7−11322(JP,U)
実開 昭58−39702(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B65B 31/00
Claims (3)
- 【請求項1】 本体と、下方が開口した筺体形状で本体
上面を開閉し且つ閉じたときに本体上面との間に真空チ
ャンバを形成する蓋体とを有し、 該蓋体の周縁下端面全周には本体上面と蓋体との間の機
密性を確保するためのシールパッキングを配設し、前記
蓋体の後部には蓋体を回動自在に開閉するための支軸を
取り付け、 本体の後部に前記支軸を軸支するための潤滑油を含浸さ
せた軸受ブッシュを備えた軸受台を設け、 真空チャンバが負圧になった場合に、前記蓋体が本体上
面と平行状態を保持したまま本体上面側に引き付けられ
て前記シールパッキングが圧縮されるように、前記軸受
ブッシュの軸孔の径を前記支軸の軸径よりも大きくした
ことを特徴とする真空包装装置。 - 【請求項2】 前記蓋体の周縁下端面前部に、該蓋体の
閉鎖状態を保持するための磁石を、前記シールパッキン
グの圧縮度の変化に応じて上下動可能となるように、弾
性的に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の真空
包装装置。 - 【請求項3】 本体内部に設けられたシールシリンダ機
構により上下動されるシールバーを本体上面から突出さ
せ、該シールバーに対峙するように前記蓋体の下面に熱
線受部を突設し、前記シールバーと前記熱線受部とによ
り袋状包装物を挟み込みヒートシールするごとく構成す
るとともに、ヒートシール完了後、前記シールシリンダ
機構により前記熱線受部を上方に押し上げて、前記磁石
による蓋体の閉蓋状態を解除するごとく構成したことを
特徴とする請求項2記載の真空包装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19877997A JP3535954B2 (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 真空包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19877997A JP3535954B2 (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 真空包装装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1143109A JPH1143109A (ja) | 1999-02-16 |
| JP3535954B2 true JP3535954B2 (ja) | 2004-06-07 |
Family
ID=16396788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19877997A Expired - Fee Related JP3535954B2 (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 真空包装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3535954B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013023229A (ja) * | 2011-07-15 | 2013-02-04 | Fuji Electric Co Ltd | 真空封止装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015099522A1 (en) * | 2013-12-23 | 2015-07-02 | Vacuvita Holding B.V. | Container for delaying spoilage of a consumable product and method for accessing the container |
| DE102014015788B4 (de) * | 2014-10-24 | 2017-12-07 | Michatek, K.S. | Vakuumschublade zum Vakuumieren von Lebensmitteln mit betätigbarem Deckel |
| KR20170129415A (ko) * | 2016-05-17 | 2017-11-27 | 안병용 | 진공포장기 및 이를 이용한 진공포장 및 용기포장 시스템 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3120407U (ja) | 2004-10-18 | 2006-04-06 | 正男 森 | 冷却機能付き保存庫 |
-
1997
- 1997-07-24 JP JP19877997A patent/JP3535954B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3120407U (ja) | 2004-10-18 | 2006-04-06 | 正男 森 | 冷却機能付き保存庫 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013023229A (ja) * | 2011-07-15 | 2013-02-04 | Fuji Electric Co Ltd | 真空封止装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1143109A (ja) | 1999-02-16 |
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