JP3548112B2 - 連続鋳造用浸漬ノズル - Google Patents
連続鋳造用浸漬ノズル Download PDFInfo
- Publication number
- JP3548112B2 JP3548112B2 JP2000326903A JP2000326903A JP3548112B2 JP 3548112 B2 JP3548112 B2 JP 3548112B2 JP 2000326903 A JP2000326903 A JP 2000326903A JP 2000326903 A JP2000326903 A JP 2000326903A JP 3548112 B2 JP3548112 B2 JP 3548112B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten steel
- nozzle
- discharge
- discharge holes
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/50—Pouring-nozzles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続鋳造用浸漬ノズル(以下単に浸漬ノズルという)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
浸漬ノズルは、下方側部にノズル内孔に連通する吐出孔を左右に形成し、モールドの溶鋼内に浸漬して前記吐出孔から溶鋼を供給する。そして、上端部に配設したゲートの開度を変化させることにより、鋳造速度を調整している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、鋳造速度を減速するためにゲートの開度を狭めると、ノズル内孔への流入方向が真下ではなく斜め方向となり、ノズル内孔内の湯溜りに斜め上方から流入する勢いで湯溜まりを押し、そのまま斜め下方に向かって進み一方の吐出孔から溶鋼を多く吐出させてしまう。このため、左右の吐出孔からの溶鋼の吐出量が均等でなくなるいわゆる片流れ現象が発生する。溶鋼の片流れ現象が生じると、溶鋼の吐出量が多い側ではモールド内で形成される凝固殻の厚さが薄くなり、該モールドから引き出される際にブレークアウトが発生する場合がある。また、溶鋼の片流れ現象により鋼の品質異常が生じる等の問題点がある。本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、ゲートの開度を狭めた場合でも溶鋼の片流れ現象が生じない浸漬ノズルを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための請求項1に記載の浸漬ノズルは、ノズル本体の下方側部に、ノズル内孔に連通する複数の吐出孔を周方向で略等間隔に形成し、該各吐出孔からの溶鋼の吐出量が略均等になるように、前記ノズル内孔の孔面積を前記吐出孔の数に対応して略等分割する分割壁部を該ノズル内孔の下端から一体成形するとともに、該分割壁部の上端の位置を前記吐出孔の位置より上方で、かつ使用時のメニスカスラインよりも下方としたことを特徴とする。
【0005】
請求項2に記載の浸漬ノズルは、請求項1に記載の構成において、前記分割壁部の上端の位置を、前記ノズル内孔に開口する吐出孔の開口上縁と、前記メニスカスラインとの略中間位置としたことを特徴とする。
【0006】
【作用及び発明の効果】
上記請求項1に記載の浸漬ノズルによれば、ゲートの全開時にはノズル内孔に流入する溶鋼はメニスカスラインまでの湯溜まり上に流下する。湯溜まりの溶鋼は、分割壁部により分割されるとともに、分割壁部の上端より下方の溶鋼を下向きに流下させ、各吐出孔から吐出させる。従って、各吐出孔からの吐出量が略均等になる。ゲートの開度が狭められると、溶鋼はノズル内孔内の湯溜まりに斜め上方から流入する。斜め下方に押された湯溜 まりの溶鋼は、分割壁部により分割されるとともに、斜め下方へ向う溶鋼の勢いが該分割壁部により阻止される。そして、分割壁部の上端より下方の溶鋼を下向きに流下させる。従って、各吐出孔からの溶鋼の吐出量が略均等となり、いわゆる片流れ現象が発生することがない。
【0007】
請求項2に記載の浸漬ノズルによれば、分割壁部の上端の位置を、ノズル内孔に開口する吐出孔の開口上縁と、メニスカスラインとの略中間位置としたもので、メニスカスラインから分割壁部の上端までに溜まる溶鋼により、分割壁部より下方の溶鋼にヘッド圧を作用させることができる。ゲートの開度が狭められて溶鋼がノズル内孔内の湯溜りに斜め上方から流入する。斜め下方に押されたメニスカスラインから分割壁部の上端までの溶鋼は、分割壁部により分割されるとともに、斜め下方へ向う溶鋼の勢いが該分割壁部により阻止される。そして、メニスカスラインから分割壁部の上端までに溜まる溶鋼のヘッド圧により、分割壁部の上端より下方の溶鋼を下向きに流下させる。従って、各吐出孔からの溶鋼の吐出量を略均等とすることができ、片流れ現象の発生を確実に阻止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。図1は本実施形態に係る浸漬ノズル1の断面図、図2は図1に於けるA−A線断面図である。浸漬ノズル1は、ノズル本体2の下方側部にノズル内孔3に連通する左右対称の2個の吐出孔4a,4bが形成されている。そして、前記ノズル内孔3の孔面積を前記2個の吐出孔4a,4bに対応して略2等分する分割壁部5が、該ノズル内孔3の下端から一体成形されている。そして、該分割壁部5の上端5aの位置は、前記ノズル内孔3に開口する吐出孔4a,4bの開口上縁4cと、浸漬時のメニスカスラインMLとの略中間位置としている。従って、図1に示すようにノズル内孔3内では、分割壁部5の上端5aを越えてメニスカスラインMLまでに湯溜まり13が生ずる。メニスカスラインから分割壁部5の上端5aまでに溜まる溶鋼13aにより、分割壁部5より下方の溶鋼13bにヘッド圧を作用させることができる。
【0009】
上記浸漬ノズル1は、モールド11の溶鋼内に浸漬して吐出孔4a,4bから溶鋼を供給する。そして、上端部に配設したスライドゲート12の開度を変化させることにより、鋳造速度を調整している。スライドゲート12の全開時にはノズル内孔3に流入する溶鋼は、図1に示すように湯溜まり13上に流下する。湯溜まり13の溶鋼は、分割壁部5により分割されるとともに、分割壁部5の上端5aより下方の溶鋼13bを下向きに流下させ、各吐出孔4a,4bから吐出させる。従って、各吐出孔4a,4bからの吐出量が略均等になる。
【0010】
スライドゲート12の開度が狭められると、溶鋼はノズル内孔3内の湯溜まり13に斜め上方から流入する。分割壁部5の上端5aからメニスカスラインMLまでに溜まる溶鋼13aは、分割壁部5により分割されるとともに、斜め下方へ向う溶鋼の勢いが該分割壁部5により阻止される。そして、分割壁部5の上端5aからメニスカスラインMLまでに溜まる溶鋼13aのヘッド圧により、分割壁部5の上端5aより下方の溶鋼13bを下向きに流下させて、各吐出孔4a,4bから吐出させる。従って、各吐出孔4a,4bからの溶鋼の吐出量を略均等とすることができ、片流れ現象の発生を確実に阻止することができる。
【0011】
上記分割壁部5を形成した浸漬ノズル1と、分割壁部を形成しない浸漬ノズルについて、溶鋼の代わりに水を流して分割壁部5の効果を確認した。効果の確認は、スライドゲート12の開度100%の場合と開度50%の場合に於ける左右の吐出孔4a,4bからの流速(cm/sec)を計測して行った。その計測結果を表1及び表2に示す。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】
表1に示すようにスライドゲート12の開度が100%の場合、吐出孔4a及び4bを流出する水の流速の平均差は、分割壁部5を形成した浸漬ノズル1では0.1(cm/sec)であり、分割壁部を形成しない浸漬ノズルでは2.9(cm/sec)である。従って、分割壁部5を形成することにより、吐出孔4a及び4bでの流速即ち吐出量を略均等とすることができる。
【0015】
また、表2に示すようにスライドゲート12の開度が50%の場合、吐出孔4a及び4bを流出する水の流速の平均差は、分割壁部5を形成した浸漬ノズル1では0.1(cm/sec)であり、分割壁部を形成しない浸漬ノズルでは36.9(cm/sec)である。従って、吐出孔4a及び4bでの流速即ち吐出量を略均等とする分割壁部5の効果が顕著であることが分かる。上記の結果は、水を流して計測したものであるが、実際に溶鋼を流す場合でも同様の効果を期待できる。
【0016】
尚、吐出孔を複数個形成して、ノズル内孔3の孔面積を吐出孔の数に応じて略等分割する分割壁部5を形成してもよい。図3は、4個の吐出孔4を形成して、ノズル内孔3の孔面積を略4等分する分割壁部5を形成したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】浸漬ノズルの断面図である。
【図2】図1に於けるA−A線断面図である。
【図3】変形例を示した断面図である。
【符号の説明】
1...浸漬ノズル
2...ノズル本体
3...ノズル内孔
4a,4b...吐出孔
4c...開口上縁
5...分割壁部
5a...上端
13 ... 湯溜まり
13a,13b ... 溶鋼
ML...メニスカスライン
Claims (2)
- ノズル本体の下方側部に、ノズル内孔に連通する複数の吐出孔を周方向で略等間隔に形成し、該各吐出孔からの溶鋼の吐出量が略均等になるように、前記ノズル内孔の孔面積を前記吐出孔の数に対応して略等分割する分割壁部を該ノズル内孔の下端から一体成形するとともに、該分割壁部の上端の位置を前記吐出孔の位置より上方で、かつ使用時のメニスカスラインよりも下方としたことを特徴とする連続鋳造用浸漬ノズル。
- 前記分割壁部の上端の位置を、前記ノズル内孔に開口する吐出孔の開口上縁と、前記メニスカスラインとの略中間位置としたことを特徴とする請求項1に記載の連続鋳造用浸漬ノズル。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000326903A JP3548112B2 (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 連続鋳造用浸漬ノズル |
| US10/016,443 US20020113148A1 (en) | 2000-10-26 | 2001-10-25 | Immersion nozzle for continuous casting |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000326903A JP3548112B2 (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 連続鋳造用浸漬ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002137047A JP2002137047A (ja) | 2002-05-14 |
| JP3548112B2 true JP3548112B2 (ja) | 2004-07-28 |
Family
ID=18804018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000326903A Expired - Fee Related JP3548112B2 (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 連続鋳造用浸漬ノズル |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20020113148A1 (ja) |
| JP (1) | JP3548112B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005070589A1 (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Sumitomo Metal Industries, Ltd | 連続鋳造用浸漬ノズル及びそれを用いた連続鋳造方法 |
| CN104070147A (zh) * | 2014-04-22 | 2014-10-01 | 安徽众恒复合材料科技有限公司 | 一种用于非晶带材压力制带的压力喷包、非晶带材制带方法 |
-
2000
- 2000-10-26 JP JP2000326903A patent/JP3548112B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-10-25 US US10/016,443 patent/US20020113148A1/en not_active Abandoned
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002137047A (ja) | 2002-05-14 |
| US20020113148A1 (en) | 2002-08-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3548112B2 (ja) | 連続鋳造用浸漬ノズル | |
| ITUD940137A1 (it) | Scaricatore per colata continua | |
| JP7531397B2 (ja) | 連続鋳造用の浸漬入口ノズル | |
| JP3460185B2 (ja) | 鋳造用浸漬ノズル | |
| CN101234414A (zh) | 双辊薄带连铸用的稳流布流装置 | |
| JPS595489Y2 (ja) | 溶融金属注入用ノズル | |
| CN111590038B (zh) | 抑制液面波动的薄带连铸布流器 | |
| JP5741314B2 (ja) | 浸漬ノズル及びこれを用いた鋼の連続鋳造方法 | |
| JP2005000957A (ja) | タンディッシュ内における介在物除去方法およびそれに使用する堰 | |
| DE502006008320D1 (de) | Kokille zum Stranggiessen von Metall | |
| CN100363128C (zh) | 一种将熔融金属向结晶器中进料的进料装置 | |
| JPH11314142A (ja) | 連続鋳造用ノズル | |
| JP7131328B2 (ja) | 整流部材、注湯ノズル、双ロール式連続鋳造装置、及び、薄肉鋳片の製造方法 | |
| CN101189088B (zh) | 用于连铸的浸入式水口 | |
| JP2001347348A (ja) | 連続鋳造用浸漬ノズル | |
| JPH10128506A (ja) | 連続鋳造用浸漬ノズル | |
| CA3087736C (en) | Submerged entry nozzle for continuous casting | |
| KR200169966Y1 (ko) | 스트립캐스터용침지주입노즐 | |
| JP3828066B2 (ja) | 連続鋳造用ノズル | |
| JP2001087843A (ja) | 連鋳用浸漬ノズル | |
| JP2004255407A (ja) | 鋼の連続鋳造用ノズル | |
| JP3093606B2 (ja) | 双ベルト式連続鋳造機用ノズル | |
| JP4421136B2 (ja) | 連続鋳造方法 | |
| JP2004209512A (ja) | 連続鋳造方法及び浸漬ノズル | |
| JPH0754362Y2 (ja) | 吐水具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040109 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040316 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040415 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423 Year of fee payment: 5 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |
