JP3551049B2 - 吸着剤付着ダストの除去装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸着剤付着ダストの除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
廃棄物焼却炉で発生するダイオキシン類等の有害物の除去方法として、吸着剤を用いる方法が提案されている。
【0003】
廃棄物燃焼排ガス中のダスト濃度について大気汚染防止法で規制されている範囲では、単位体積当たりの排ガスを処理するために必要な吸着剤量と単位体積当たりの排ガス中のダスト量が同程度である。すなわち吸着剤には同等量のダストが付着する可能性があり、特に吸着剤使用装置の入口側は瞬時にダストに覆われる。表面がダストに覆われた吸着剤については有害物の吸着能が極端に低下するため、ダスト濃度の高い排ガス処理に適用するときは吸着剤の排出量が多くなる。排出された吸着剤は廃棄される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の実状に鑑み、廃棄物焼却排ガス中のダイオキシン類等の有害物の除去に用いた使用済み吸着剤に付着しているダストを吸着剤から容易に除き、その吸着剤を有害物除去用吸着剤として再利用することができる装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による吸着剤付着ダストの除去装置は、吸着剤粒径以下のメッシュの篩 (2) を底部に有し、その上に、廃棄物焼却排ガス中のダイオキシン類等の有害物の除去に用いた使用済み吸着剤を乗せ、吸着剤に上方から空気を吹付けて、吸着剤表面に付着しているダストを除去し、使用後の空気を廃棄物焼却炉煙道に戻すとともに、ダスト除去後の吸着剤を有害物除去用吸着剤として再利用することを特徴としている。
【0006】
吹き付けガスとしては、空気を用い、また使用後のガスを廃棄物焼却炉煙道に戻す。
吸着剤粒径(1〜10mm)以下のメッシュの篩の上に吸着剤を乗せ、吸着剤に上方からガスを吹付けることが好ましい。篩を振動させることも好ましい。
【0007】
ダスト除去後の吸着剤をダイオキシン類等の有害物除去用吸着剤として再利用する。
【0008】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明を実施例に基いて具体的に説明する。
【0009】
実施例1
図1に、本発明による使用済み吸着剤のダスト除去装置を示す。ダスト除去装置(1) は、吸着剤粒径以下のメッシュの篩(2) を底部に有し、その上に吸着剤を乗せ、吸着剤に上方からガスを吹付ける構造のものである。篩(2) には振動機(3) が取付けてあり、必要に応じて篩(2) を振動させることができる。
【0010】
廃棄物燃焼排ガス中のダイオキシン類等の有害物質の除去に使用された吸着剤には、上流側で行う除塵方法によって異なるが、吸着剤に対して数%〜数十%の割合でダストが付着している。このダストは吸着剤の表面に付着しているだけであるから、ガスを吹き付けることで容易に除くことができる。使用するガスとして工場空気を用いる。
【0011】
上記操作は、吸着剤粒径以下のメッシュの篩(2) の上に吸着剤を乗せ、上部からガスを吹き付けることによって可能になる。また篩(2) を振動させることによって吸着剤とダストの分離効率を高めることができる。
【0012】
処理後の吸着剤では、付着していたダストが除かれているため、吸着能は再び元に戻り、廃棄物燃焼排ガス中のダイオキシン類等の有害物質除去用吸着剤として再利用することが可能となる。吹き付けに使用したガスは、上記操作によって他の有害物が吸着剤から脱離することはないため、除塵装置上流に戻す。
【0013】
上記操作による実験結果を表1に示す。
【0014】
【表1】
【0015】
【発明の効果】
本発明による吸着剤付着ダスト除去装置は、上述のように、吸着剤粒径以下のメッシュの篩を底部に有し、その上に、廃棄物焼却排ガス中の有害物の除去に用いた使用済み吸着剤を乗せ、吸着剤に上方から空気を吹付けて、吸着剤表面に付着しているダストを除去し、使用後の空気を廃棄物焼却炉煙道に戻すとともに、ダスト除去後の吸着剤を有害物除去用吸着剤として再利用することを特徴とするもので、本発明によれば、廃棄物焼却排ガス中のダイオキシン類等の有害物の除去に用いた使用済み吸着剤に付着しているダストを吸着剤から容易に除き、その吸着剤を有害物除去用吸着剤として再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すフローシートである。
【符号の説明】
1:ダスト除去装置
2:篩
3:振動機
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸着剤付着ダストの除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
廃棄物焼却炉で発生するダイオキシン類等の有害物の除去方法として、吸着剤を用いる方法が提案されている。
【0003】
廃棄物燃焼排ガス中のダスト濃度について大気汚染防止法で規制されている範囲では、単位体積当たりの排ガスを処理するために必要な吸着剤量と単位体積当たりの排ガス中のダスト量が同程度である。すなわち吸着剤には同等量のダストが付着する可能性があり、特に吸着剤使用装置の入口側は瞬時にダストに覆われる。表面がダストに覆われた吸着剤については有害物の吸着能が極端に低下するため、ダスト濃度の高い排ガス処理に適用するときは吸着剤の排出量が多くなる。排出された吸着剤は廃棄される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の実状に鑑み、廃棄物焼却排ガス中のダイオキシン類等の有害物の除去に用いた使用済み吸着剤に付着しているダストを吸着剤から容易に除き、その吸着剤を有害物除去用吸着剤として再利用することができる装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による吸着剤付着ダストの除去装置は、吸着剤粒径以下のメッシュの篩 (2) を底部に有し、その上に、廃棄物焼却排ガス中のダイオキシン類等の有害物の除去に用いた使用済み吸着剤を乗せ、吸着剤に上方から空気を吹付けて、吸着剤表面に付着しているダストを除去し、使用後の空気を廃棄物焼却炉煙道に戻すとともに、ダスト除去後の吸着剤を有害物除去用吸着剤として再利用することを特徴としている。
【0006】
吹き付けガスとしては、空気を用い、また使用後のガスを廃棄物焼却炉煙道に戻す。
吸着剤粒径(1〜10mm)以下のメッシュの篩の上に吸着剤を乗せ、吸着剤に上方からガスを吹付けることが好ましい。篩を振動させることも好ましい。
【0007】
ダスト除去後の吸着剤をダイオキシン類等の有害物除去用吸着剤として再利用する。
【0008】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明を実施例に基いて具体的に説明する。
【0009】
実施例1
図1に、本発明による使用済み吸着剤のダスト除去装置を示す。ダスト除去装置(1) は、吸着剤粒径以下のメッシュの篩(2) を底部に有し、その上に吸着剤を乗せ、吸着剤に上方からガスを吹付ける構造のものである。篩(2) には振動機(3) が取付けてあり、必要に応じて篩(2) を振動させることができる。
【0010】
廃棄物燃焼排ガス中のダイオキシン類等の有害物質の除去に使用された吸着剤には、上流側で行う除塵方法によって異なるが、吸着剤に対して数%〜数十%の割合でダストが付着している。このダストは吸着剤の表面に付着しているだけであるから、ガスを吹き付けることで容易に除くことができる。使用するガスとして工場空気を用いる。
【0011】
上記操作は、吸着剤粒径以下のメッシュの篩(2) の上に吸着剤を乗せ、上部からガスを吹き付けることによって可能になる。また篩(2) を振動させることによって吸着剤とダストの分離効率を高めることができる。
【0012】
処理後の吸着剤では、付着していたダストが除かれているため、吸着能は再び元に戻り、廃棄物燃焼排ガス中のダイオキシン類等の有害物質除去用吸着剤として再利用することが可能となる。吹き付けに使用したガスは、上記操作によって他の有害物が吸着剤から脱離することはないため、除塵装置上流に戻す。
【0013】
上記操作による実験結果を表1に示す。
【0014】
【表1】
【0015】
【発明の効果】
本発明による吸着剤付着ダスト除去装置は、上述のように、吸着剤粒径以下のメッシュの篩を底部に有し、その上に、廃棄物焼却排ガス中の有害物の除去に用いた使用済み吸着剤を乗せ、吸着剤に上方から空気を吹付けて、吸着剤表面に付着しているダストを除去し、使用後の空気を廃棄物焼却炉煙道に戻すとともに、ダスト除去後の吸着剤を有害物除去用吸着剤として再利用することを特徴とするもので、本発明によれば、廃棄物焼却排ガス中のダイオキシン類等の有害物の除去に用いた使用済み吸着剤に付着しているダストを吸着剤から容易に除き、その吸着剤を有害物除去用吸着剤として再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すフローシートである。
【符号の説明】
1:ダスト除去装置
2:篩
3:振動機
Claims (2)
- 吸着剤粒径以下のメッシュの篩 (2) を底部に有し、その上に、廃棄物焼却排ガス中のダイオキシン類等の有害物の除去に用いた使用済み吸着剤を乗せ、吸着剤に上方から空気を吹付けて、吸着剤表面に付着しているダストを除去し、使用後の空気を廃棄物焼却炉煙道に戻すとともに、ダスト除去後の吸着剤を有害物除去用吸着剤として再利用することを特徴とする吸着剤付着ダスト除去装置。
- 篩 (2) の振動手段 (3) を備えた請求項1記載のダスト除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34434498A JP3551049B2 (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | 吸着剤付着ダストの除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34434498A JP3551049B2 (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | 吸着剤付着ダストの除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000167393A JP2000167393A (ja) | 2000-06-20 |
| JP3551049B2 true JP3551049B2 (ja) | 2004-08-04 |
Family
ID=18368519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34434498A Expired - Fee Related JP3551049B2 (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | 吸着剤付着ダストの除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3551049B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6499882B2 (ja) * | 2015-03-04 | 2019-04-10 | 新日鐵住金株式会社 | 連続式固定床触媒反応装置およびその装置を用いたガス改質方法 |
| CN111871075B (zh) * | 2020-07-17 | 2021-09-14 | 江苏乾宏能源科技有限公司 | 一种用于焦油加工废气脱硫脱硝一体化设备 |
-
1998
- 1998-12-03 JP JP34434498A patent/JP3551049B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2000167393A (ja) | 2000-06-20 |
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