JP3551177B2 - フロントライト用導光板 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は反射型表示装置に搭載されるフロントライト用導光板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、表示装置の消費電力低減のために、外部が明るいときは太陽光や室内光等の外光を照明光として使用し、外部が暗いときは表示装置に搭載されたフロントライトを使用するものがある。このような表示装置に、フロントライトを備えた反射型表示装置がある。
【0003】
図5(a),(b)に示すように、フロントライトを備えた反射型液晶表示装置51は、反射型の液晶パネル52と、液晶パネル52に対向するように配置されたフロントライト53とを備えている。フロントライト53は導光板54と、導光板54の一方の端面(入射面)54aと対向する位置に配置された光源55とを備えている。導光板54の液晶パネル52と対向する面(出射面)54bと反対側の面54dには光源55から入射した光を出射面54bに向けて反射させる溝部(図示せず)が形成されている。そして、光源55から出射されて入射面54aから導光板54に入射した光は、導光板54の内部を全反射しながら導波され、出射面54bから液晶パネル52に向かって出射される。
【0004】
導光板54として、図5(a)に示すように板厚がほぼ一定の平板型導光板と、図5(b)に示すように板厚が入射面54a側から反対側の面54cに向かって次第に薄くなり全体としてほぼ楔状となる楔型導光板とがある。反射型液晶表示装置51の液晶パネル52の表示を見やすくするため、導光板54は、輝度を確保できるように設計される。楔型導光板は入射面54aから導光板54に入射した光が、平板型導光板に比較して入射面54aに対向する面54cから抜ける割合が少なくなる。そして、特開平11−242220号公報に記載されているように、平板型導光板に比較して楔型導光板の方が輝度を均一に保ちやすい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
平板型導光板の場合、溝深さを深くすることで輝度を向上できるが、深すぎると溝自体が線状に見えて視認性が低下するという問題がある。一方、楔型導光板の場合、平板型導光板に比較して輝度を容易に向上できるが、導光板の入射面54a側の板厚と、入射面54aに対向する面54c側の板厚との差が大きいと、即ち、出射面54bと対向する面54dが出射面54bと成す傾斜角度θが大きいと、視差が生じて二重像が生じる。詳述すれば、図6に示すように、導光板54の出射面54bから出射して液晶パネル52で反射し、再び導光板54に入射して導光板54内を伝播し、出射面54bと対向する面54dから出射する光L1と、その光L1の一部が出射面54bと反対側の面54dで反射するとともに出射面54bで反射した後、出射面54bと反対側の面54dから出射する光L2となる。その結果。像が二重に見える状態となる。
【0006】
また、前記傾斜角度θが適当な角度でないと輝度にばらつきがでて均一な輝度分布にならないという問題がある。特開平11−242220号公報には、楔型導光板の方が輝度が均一に保たれると記載されているが、視差や輝度分布の均一化に対する前記傾斜角度θの関連に関しては何ら記載がない。
【0007】
本発明は前記の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は視差を認識できない程度に小さくして視認性を良好に維持した状態で輝度を向上させるとともに輝度分布を均一化することができるフロントライト用導光板を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、反射型表示装置に搭載され、光源からの光を側面の入射面から取り入れ、被照明体と対向する出射面から出射するフロントライト用導光板である。前記導光板は、前記入射面における前記出射面と反対側端部の位置と、前記導光板の前記入射面に対向する面における前記出射面と反対側端部の位置とを通る直線が、前記出射面と成す傾斜角度θが0.2°<θ<0.75°になるように形成されている。また、前記出射面と対向する面には、前記入射面から入射した光を前記出射面から出射する方向に反射させる採光部が形成されている。
【0009】
この発明では、導光板がマクロ的に見て入射面側から入射面に対向する面側に向かってその厚さが薄くなるほぼ楔状に形成されているため、入射面から入射した光が、入射面に対向する面から導光板の外に抜ける割合が、平板状の導光板と比較して少なくなる。従って、出射面と対向する面に採光部として、入射面と略平行に延びるように多数の溝を形成した場合、その多数の溝の深さを、平板状の導光板の場合と比較して浅くしても必要な輝度を確保できる。また、前記傾斜角度θを0.2°<θ<0.75°にすることにより、視差を認識できない程度に小さくして視認性を良好に維持した状態で、輝度を向上させるとともに輝度分布を均一化することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記採光部は前記入射面に沿って略平行に延びるように形成された鋸歯状の多数の溝である。従って、この発明でも、請求項1に記載の発明と同様の作用効果が得られる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記採光部は前記入射面に沿って略平行に延びるように形成されたV字状の多数の溝である。従って、この発明では、V字状の溝を構成する二つの面のうち、入射面に近い側の面が入射面から入射された光を出射面から出射面に対して垂直に近い角度で出射するように反射する光採取面となり、入射面に対向する面を反射面とした場合には、入射面から遠い側の面が、入射面に対向する面で反射した反射光を出射面から出射面に対して垂直に近い角度で出射するように反射する光採取面となる。従って、前記反射光を有効に利用できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記傾斜角度θを0.2°<θ<0.75°(ただし、傾斜角度θがθ≧0.5を除く)とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記傾斜角度θを0.2°<θ≦0.4°とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を反射型の液晶表示装置に具体化した一実施の形態を図1に従って説明する。図1(a)は反射型の液晶表示装置の液晶パネルとフロントライトとの配置関係を示す模式断面図、図1(b)は(a)の部分拡大図である。
【0013】
図1(a)に示すように、液晶表示装置11は、被照明体としての液晶パネル12とその表示面側(図1(a)における上面側)を覆うように配設されたフロントライト13とを備えている。フロントライト13は光を液晶パネル12に向かって出射する導光板14と、光源15と、光源15の光を導光板14側へ反射させるリフレクター16とを備えている。
【0014】
光源15としては、例えば冷陰極管(蛍光管)が使用されている。導光板14は透明性の高い材料、例えばアクリルで四角板状に形成されている。導光板14は、光源15と対向する入射面14aの位置における厚さをd1、対向面(入射面14aに対向する面)14bの位置における厚さをd2としたときに、d1>d2となるほぼ楔状に形成されている。即ち、導光板14は、その厚さが、マクロ的に見て入射面14a側から対向面14b側に向かって次第に薄くなるように形成されている。導光板14は、液晶パネル12に対向する面となる出射面14cと、入射面14aとが直角をなすように形成されている。導光板14は、入射面14aにおける上端(入射面14aにおける出射面14cと反対側端部の位置)と、対向面14bにおける上端(対向面14bにおける出射面14cと反対側端部の位置)とを通る直線が、出射面14cと成す傾斜角度θが0.2°<θ<0.75°になるように形成されている。
【0015】
図1(b)に示すように、出射面14cと対向する面14dには、入射面14aから入射された光を出射面14cへ向かうように反射させるための採光部を構成する多数の溝17が形成されている。溝17は入射面14a側から対向面14b側に向かって上昇傾斜する傾斜面17aと、入射面14a側から対向面14b側に向かって下降傾斜する光採取面17bとが交互に連なるように設けられている。即ち、この実施の形態では溝17は鋸歯状に形成されている。
【0016】
光採取面17bは入射面14aから導光板14に入射され、光採取面17bに到達した光を出射面14cに対して直角に近い角度で出射面14cの方向に全反射させる角度に形成されている。溝17は、傾斜面17aが出射面14cと平行な平面と成す角度αが例えば1〜5°の範囲に、光採取面17bが出射面14cと平行な平面と成す角度βが例えば41〜47°の範囲になるように形成されている。
【0017】
溝17は、そのピッチPが液晶パネル12の画素ピッチと同じになるように形成されている。溝17のピッチPとは溝17の谷の底部又は山の頂部の間隔を意味する。また、溝17は、その深さが入射面14aから遠い側の溝ほど深くなるように形成されている。この実施の形態では、谷の底部の間隔が一定となるように形成されている。
【0018】
溝17は実際にはそのピッチが1mm以下で多数形成されているが、図1(a)では溝17の図示を省略し、図1(b)では模式的に数を減らして図示している。また、図示の都合上、図1(a)と図1(b)とで、光源15、導光板14及び液晶パネル12の寸法を変更して図示している。
【0019】
次に前記のように構成された液晶表示装置11の作用について説明する。液晶表示装置11は、外部が明るいときは太陽光や室内光等の外光を使用し、外部が暗いときは光源15からの光を使用する。外光は導光板14に出射面14cと対向する面14d側から入射し、出射面14cから出射して液晶パネル12を照射する。
【0020】
図1(b)に示すように、光源15の光を使用する場合は、入射した光は導光板14内を導波する。そのうち、光採取面17bに到達した光は、出射面14cに対して垂直に近い角度で出射面14cの方向に全反射し、出射面14cから出射する。液晶パネル12を照射した光は液晶パネル12で反射し、再び導光板14に入射して導光板14を透過し、出射面14cと対向する面14dから出射し、目で視認される。
【0021】
導光板14がマクロ的に見て入射面14a側から対向面14b側に向かってその厚さが薄くなるほぼ楔状に形成されているため、入射面14aから入射した光が、対向面14bから導光板14の外に抜ける割合が、平板状の導光板と比較して少なくなる。また、溝17の深さが同じであっても、光源15から遠い部分では、導光板14の厚さに対する溝深さが占める割合が高くなり、溝深さを浅くしても、輝度を向上できる。従って、出射面14cと対向する面14dに形成された溝17の深さを、平板状の導光板の場合と比較して浅くしても、必要な輝度を確保できる。このとき、傾斜角度θが大きいほど輝度は向上し易いが、大きくし過ぎると光源15から遠い領域の輝度が高くなり過ぎて輝度ムラが悪化する。従って、傾斜角度θには適当な角度領域が存在する。
【0022】
なお、輝度ムラとは、輝度分布を表す指標の一つであり、輝度ムラは、導光板の上面から見たときに、導光板を16分割する線の9つの交点における各輝度を測定し、その最小値を最大値で除算した値である。そして、その値が1に近いほど輝度の最小値と最大値の差が小さく輝度分布が均一であることを示す。
【0023】
本願発明者は解析により適切な傾斜角度θの領域を検討した。その結果を図3及び図4に示す。図3は傾斜角度θが0.4°の導光板14の輝度ムラを1として規格化した場合の、輝度ムラと傾斜角度θとの関係を示すグラフであり、図4は傾斜角度θが0.4°の導光板14の輝度を1として規格化した場合の、輝度と傾斜角度θとの関係を示すグラフである。
【0024】
図3から、輝度ムラには傾斜角度θとの関係で極大値が存在し、最適な傾斜角度θが存在することが分かる。また、図4から、輝度は傾斜角度θの増加に伴って増大することが分かる。そして、傾斜角度θを0.2°<θ<0.75°にすることにより、輝度分布の均一性を確保した状態で、輝度を向上できることが確認された。特に傾斜角度θ=0.4°のときに輝度ムラの値が最大となって輝度分布の均一性が最良となり、0.2°<θ<0.75°での輝度ムラは傾斜角度θ=0.4°のときの輝度ムラの85%以上の値を確保しているので、輝度分布は実用上問題のない良好なレベルとなる。また、0.3°<θ<0.6°とすれば、輝度ムラは傾斜角度θ=0.4°のときの輝度ムラの93%以上となり、輝度分布の均一性がより向上する。
【0025】
また、導光板14として、縦:65mm、横:80mm、厚さd1(最大厚さ):1mm、厚さd2(最小厚さ):0.7mm、ピッチP:0.24mm、溝深さ:5.5〜11μm、角度β:44°の楔型導光板(傾斜角度θ=0.34°)を形成し、また、板厚を1mmとした以外は前記の条件で平板型導光板を形成した。そして、両導光板について輝度及び輝度ムラを測定した。その結果、楔型導光板の輝度を1とした場合、平板型導光板では0.76となり、楔型導光板の方が輝度が大幅に向上した。また、楔型導光板の輝度ムラを1とした場合、平板型導光板では0.68となり、楔型導光板の方が輝度分布の均一性が大幅に向上した。また、視差を認識できない程度に小さくして視認性を良好に維持できることが確認された。
【0026】
この実施の形態では以下の効果を有する。
(1) フロントライト用導光板において、導光板14は、マクロ的に見て入射面14a側から対向面14b側に向かってその厚さが薄くなるほぼ楔状に形成されている。従って、出射面14cと対向する面14dに形成された溝17の深さを、平板状の導光板の場合に比較して浅くしても必要な輝度を確保でき、溝17自体が見えることなく輝度を向上させることができる。
【0027】
(2) 入射面14aにおける出射面14cと反対側端部の位置と、対向面14bにおける出射面14cと反対側端部の位置とを通る直線が、出射面14cと成す傾斜角度θが0.2°<θ<0.75°に形成されている。従って、視差を認識できない程度に小さくして視認性を良好に維持した状態で輝度を向上させるとともに輝度分布を均一化することができる。
【0028】
(3) 溝17のピッチPが液晶パネル12の画素ピッチと同じに形成されているため、干渉縞が視認されない。
(4) 溝17の深さは、入射面14aから遠い側の溝17ほど深くなるように形成されている。従って、光源15から遠くなって、その領域に到達する光量が光源に近い領域と比べて少なくなっても、光採取面17bの面積が大きくなるため、出射面14cに向かって出射面14cに対して垂直に近い角度で反射する光量を多くすることができる。そのため、視差が視認できるほど導光板14の厚さを変化させることなく、光源15から遠いところでも輝度が十分に確保され、輝度分布を均一化することができる。
【0029】
実施の形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
〇 導光板14に鋸歯状の溝に代えて、図2に示すように、採光部としてV字状の溝18を形成してもよい。この構成では、溝18を構成するV字状の両面が光採取面18a,18bとして機能する。溝18を構成する両光採取面18a,18bのうち、入射面14aに近い側の光採取面18aが入射面14aから入射された光を出射面14cから出射面14cに対してほぼ垂直に出射するように全反射させる光採取面となる。また、入射面14aから遠い側の光採取面18bが、対向面14bで反射した反射光を出射面14cから出射面14cに対してほぼ垂直に出射するように全反射させる光採取面となる。従って、反射光を有効に利用でき、入射した光がより有効に出射面14cから出射され、輝度をより向上できる。
【0030】
○ 光採取面18a,18bが出射面14cに平行な平面と成す角度は、それぞれ異なっていてもよい。
〇 図2に示すように、導光板14の対向面14b側に反射部19を設け、対向面14bに到達した光を反射させる構成としてもよい。例えば、対向面14bにアルミニウムや銀を蒸着して反射面を形成したり、対向面14bに反射フィルム(例えば、白色ポリエステルフィルム)を貼り付けて反射部を形成する。この場合、対向面14bから光が出射するのを防止でき、入射した光をより有効に利用できる。この構成は、V字状の溝18を形成した場合により効果を発揮する。
【0031】
○ また、導光板14に反射面を設けずに、導光板14を収容するハウジング(ケース)の対向面14bと対向する位置に反射面を形成して反射部としてもよい。
【0032】
〇 導光板14の出射面14cに反射防止処理を施してもよい。反射防止処理は、公知の方法、例えば、フィルムの貼付、真空蒸着法、ディップ法、熱転写法等により行われる。この場合、画像の視認性がより向上する。
【0033】
○ 導光板14を構成する材料として、アクリル等の透明樹脂に代えて、無機ガラスを使用してもよい。しかし、軽量化及び加工性の観点から透明樹脂の方が好ましい。
【0034】
〇 導光板14の大きさは前記実施の形態の大きさに限らず、表示装置の画面の大きさ(1インチから10インチ程度)に対応して適宜の大きさのものが形成される。
【0035】
〇 導光板14の出射面14cと反対側の面14dに採光部として溝17,18を形成する代わりに、多数のドットや凹部を形成してもよい。ドットや凹部は円錐状や角錐状等に形成される。
【0036】
○ 光源15として冷陰極管に限らず、熱陰極管等の蛍光管や、LEDを使用したり、特開2000−11723号公報に開示されたような構成(LED等の点状光源から出射された光を線状に変換する導光体を備えた)の線状光源を使用してもよい。
【0037】
○ 導光板14は、出射面14cに対向する面14dが傾斜するのではなく、出射面14cが傾斜していてもよい。即ち、出射面14cに対向する面14dが液晶パネル12と平行になり、入射面14aと、面14dとがほぼ直角をなす。そして、光源15と対向する面(入射面14a)側から対向面14b側に向かって、出射面14cと対向する面14dに対し、出射面14cが近づくように傾斜する。
【0038】
○ 液晶表示装置11に限らず、他の表示装置に適用してもよい。
前記実施の形態から把握できる発明(技術的思想)について、以下に記載する。
【0039】
(1) 請求項3に記載の発明において、前記導光板は、前記入射面に対向する面側に反射部が形成されている。
(2) 請求項1〜請求項3及び前記技術的思想(1)のいずれかに記載の発明において、前記溝の深さは、前記入射面から遠い側の溝ほど深くなるように形成されている。
【0040】
(3) 請求項1〜請求項3、前記技術的思想(1)及び(2)のいずれかに記載の発明において、前記導光板の前記出射面に反射防止処理が施されている。
(4) 請求項1〜請求項3及び前記技術的思想(1)〜(3)のいずれか一項に記載のフロントライト用導光板を備えた液晶表示装置。
【0041】
【発明の効果】
以上詳述したように各請求項に記載の発明によれば、視差を認識できない程度に小さくして視認性を良好に維持した状態で輝度を向上させるとともに輝度分布を均一化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は一実施の形態の液晶表示装置の模式側面図、(b)は(a)の部分拡大詳細図。
【図2】別の実施の形態の導光板の模式側面図。
【図3】輝度ムラと傾斜角度θとの関係を示すグラフ。
【図4】輝度と傾斜角度θとの関係を示すグラフ。
【図5】従来技術の模式側面図。
【図6】二重像の見える作用を説明する部分模式図。
【符号の説明】
12…被照明体としての液晶パネル、14…導光板、14a…入射面、14b…入射面に対向する面としての対向面、14c…出射面、14d…出射面と対向する面、15…光源、17,18…溝、θ…傾斜角度。
【発明の属する技術分野】
本発明は反射型表示装置に搭載されるフロントライト用導光板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、表示装置の消費電力低減のために、外部が明るいときは太陽光や室内光等の外光を照明光として使用し、外部が暗いときは表示装置に搭載されたフロントライトを使用するものがある。このような表示装置に、フロントライトを備えた反射型表示装置がある。
【0003】
図5(a),(b)に示すように、フロントライトを備えた反射型液晶表示装置51は、反射型の液晶パネル52と、液晶パネル52に対向するように配置されたフロントライト53とを備えている。フロントライト53は導光板54と、導光板54の一方の端面(入射面)54aと対向する位置に配置された光源55とを備えている。導光板54の液晶パネル52と対向する面(出射面)54bと反対側の面54dには光源55から入射した光を出射面54bに向けて反射させる溝部(図示せず)が形成されている。そして、光源55から出射されて入射面54aから導光板54に入射した光は、導光板54の内部を全反射しながら導波され、出射面54bから液晶パネル52に向かって出射される。
【0004】
導光板54として、図5(a)に示すように板厚がほぼ一定の平板型導光板と、図5(b)に示すように板厚が入射面54a側から反対側の面54cに向かって次第に薄くなり全体としてほぼ楔状となる楔型導光板とがある。反射型液晶表示装置51の液晶パネル52の表示を見やすくするため、導光板54は、輝度を確保できるように設計される。楔型導光板は入射面54aから導光板54に入射した光が、平板型導光板に比較して入射面54aに対向する面54cから抜ける割合が少なくなる。そして、特開平11−242220号公報に記載されているように、平板型導光板に比較して楔型導光板の方が輝度を均一に保ちやすい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
平板型導光板の場合、溝深さを深くすることで輝度を向上できるが、深すぎると溝自体が線状に見えて視認性が低下するという問題がある。一方、楔型導光板の場合、平板型導光板に比較して輝度を容易に向上できるが、導光板の入射面54a側の板厚と、入射面54aに対向する面54c側の板厚との差が大きいと、即ち、出射面54bと対向する面54dが出射面54bと成す傾斜角度θが大きいと、視差が生じて二重像が生じる。詳述すれば、図6に示すように、導光板54の出射面54bから出射して液晶パネル52で反射し、再び導光板54に入射して導光板54内を伝播し、出射面54bと対向する面54dから出射する光L1と、その光L1の一部が出射面54bと反対側の面54dで反射するとともに出射面54bで反射した後、出射面54bと反対側の面54dから出射する光L2となる。その結果。像が二重に見える状態となる。
【0006】
また、前記傾斜角度θが適当な角度でないと輝度にばらつきがでて均一な輝度分布にならないという問題がある。特開平11−242220号公報には、楔型導光板の方が輝度が均一に保たれると記載されているが、視差や輝度分布の均一化に対する前記傾斜角度θの関連に関しては何ら記載がない。
【0007】
本発明は前記の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は視差を認識できない程度に小さくして視認性を良好に維持した状態で輝度を向上させるとともに輝度分布を均一化することができるフロントライト用導光板を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、反射型表示装置に搭載され、光源からの光を側面の入射面から取り入れ、被照明体と対向する出射面から出射するフロントライト用導光板である。前記導光板は、前記入射面における前記出射面と反対側端部の位置と、前記導光板の前記入射面に対向する面における前記出射面と反対側端部の位置とを通る直線が、前記出射面と成す傾斜角度θが0.2°<θ<0.75°になるように形成されている。また、前記出射面と対向する面には、前記入射面から入射した光を前記出射面から出射する方向に反射させる採光部が形成されている。
【0009】
この発明では、導光板がマクロ的に見て入射面側から入射面に対向する面側に向かってその厚さが薄くなるほぼ楔状に形成されているため、入射面から入射した光が、入射面に対向する面から導光板の外に抜ける割合が、平板状の導光板と比較して少なくなる。従って、出射面と対向する面に採光部として、入射面と略平行に延びるように多数の溝を形成した場合、その多数の溝の深さを、平板状の導光板の場合と比較して浅くしても必要な輝度を確保できる。また、前記傾斜角度θを0.2°<θ<0.75°にすることにより、視差を認識できない程度に小さくして視認性を良好に維持した状態で、輝度を向上させるとともに輝度分布を均一化することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記採光部は前記入射面に沿って略平行に延びるように形成された鋸歯状の多数の溝である。従って、この発明でも、請求項1に記載の発明と同様の作用効果が得られる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記採光部は前記入射面に沿って略平行に延びるように形成されたV字状の多数の溝である。従って、この発明では、V字状の溝を構成する二つの面のうち、入射面に近い側の面が入射面から入射された光を出射面から出射面に対して垂直に近い角度で出射するように反射する光採取面となり、入射面に対向する面を反射面とした場合には、入射面から遠い側の面が、入射面に対向する面で反射した反射光を出射面から出射面に対して垂直に近い角度で出射するように反射する光採取面となる。従って、前記反射光を有効に利用できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記傾斜角度θを0.2°<θ<0.75°(ただし、傾斜角度θがθ≧0.5を除く)とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記傾斜角度θを0.2°<θ≦0.4°とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を反射型の液晶表示装置に具体化した一実施の形態を図1に従って説明する。図1(a)は反射型の液晶表示装置の液晶パネルとフロントライトとの配置関係を示す模式断面図、図1(b)は(a)の部分拡大図である。
【0013】
図1(a)に示すように、液晶表示装置11は、被照明体としての液晶パネル12とその表示面側(図1(a)における上面側)を覆うように配設されたフロントライト13とを備えている。フロントライト13は光を液晶パネル12に向かって出射する導光板14と、光源15と、光源15の光を導光板14側へ反射させるリフレクター16とを備えている。
【0014】
光源15としては、例えば冷陰極管(蛍光管)が使用されている。導光板14は透明性の高い材料、例えばアクリルで四角板状に形成されている。導光板14は、光源15と対向する入射面14aの位置における厚さをd1、対向面(入射面14aに対向する面)14bの位置における厚さをd2としたときに、d1>d2となるほぼ楔状に形成されている。即ち、導光板14は、その厚さが、マクロ的に見て入射面14a側から対向面14b側に向かって次第に薄くなるように形成されている。導光板14は、液晶パネル12に対向する面となる出射面14cと、入射面14aとが直角をなすように形成されている。導光板14は、入射面14aにおける上端(入射面14aにおける出射面14cと反対側端部の位置)と、対向面14bにおける上端(対向面14bにおける出射面14cと反対側端部の位置)とを通る直線が、出射面14cと成す傾斜角度θが0.2°<θ<0.75°になるように形成されている。
【0015】
図1(b)に示すように、出射面14cと対向する面14dには、入射面14aから入射された光を出射面14cへ向かうように反射させるための採光部を構成する多数の溝17が形成されている。溝17は入射面14a側から対向面14b側に向かって上昇傾斜する傾斜面17aと、入射面14a側から対向面14b側に向かって下降傾斜する光採取面17bとが交互に連なるように設けられている。即ち、この実施の形態では溝17は鋸歯状に形成されている。
【0016】
光採取面17bは入射面14aから導光板14に入射され、光採取面17bに到達した光を出射面14cに対して直角に近い角度で出射面14cの方向に全反射させる角度に形成されている。溝17は、傾斜面17aが出射面14cと平行な平面と成す角度αが例えば1〜5°の範囲に、光採取面17bが出射面14cと平行な平面と成す角度βが例えば41〜47°の範囲になるように形成されている。
【0017】
溝17は、そのピッチPが液晶パネル12の画素ピッチと同じになるように形成されている。溝17のピッチPとは溝17の谷の底部又は山の頂部の間隔を意味する。また、溝17は、その深さが入射面14aから遠い側の溝ほど深くなるように形成されている。この実施の形態では、谷の底部の間隔が一定となるように形成されている。
【0018】
溝17は実際にはそのピッチが1mm以下で多数形成されているが、図1(a)では溝17の図示を省略し、図1(b)では模式的に数を減らして図示している。また、図示の都合上、図1(a)と図1(b)とで、光源15、導光板14及び液晶パネル12の寸法を変更して図示している。
【0019】
次に前記のように構成された液晶表示装置11の作用について説明する。液晶表示装置11は、外部が明るいときは太陽光や室内光等の外光を使用し、外部が暗いときは光源15からの光を使用する。外光は導光板14に出射面14cと対向する面14d側から入射し、出射面14cから出射して液晶パネル12を照射する。
【0020】
図1(b)に示すように、光源15の光を使用する場合は、入射した光は導光板14内を導波する。そのうち、光採取面17bに到達した光は、出射面14cに対して垂直に近い角度で出射面14cの方向に全反射し、出射面14cから出射する。液晶パネル12を照射した光は液晶パネル12で反射し、再び導光板14に入射して導光板14を透過し、出射面14cと対向する面14dから出射し、目で視認される。
【0021】
導光板14がマクロ的に見て入射面14a側から対向面14b側に向かってその厚さが薄くなるほぼ楔状に形成されているため、入射面14aから入射した光が、対向面14bから導光板14の外に抜ける割合が、平板状の導光板と比較して少なくなる。また、溝17の深さが同じであっても、光源15から遠い部分では、導光板14の厚さに対する溝深さが占める割合が高くなり、溝深さを浅くしても、輝度を向上できる。従って、出射面14cと対向する面14dに形成された溝17の深さを、平板状の導光板の場合と比較して浅くしても、必要な輝度を確保できる。このとき、傾斜角度θが大きいほど輝度は向上し易いが、大きくし過ぎると光源15から遠い領域の輝度が高くなり過ぎて輝度ムラが悪化する。従って、傾斜角度θには適当な角度領域が存在する。
【0022】
なお、輝度ムラとは、輝度分布を表す指標の一つであり、輝度ムラは、導光板の上面から見たときに、導光板を16分割する線の9つの交点における各輝度を測定し、その最小値を最大値で除算した値である。そして、その値が1に近いほど輝度の最小値と最大値の差が小さく輝度分布が均一であることを示す。
【0023】
本願発明者は解析により適切な傾斜角度θの領域を検討した。その結果を図3及び図4に示す。図3は傾斜角度θが0.4°の導光板14の輝度ムラを1として規格化した場合の、輝度ムラと傾斜角度θとの関係を示すグラフであり、図4は傾斜角度θが0.4°の導光板14の輝度を1として規格化した場合の、輝度と傾斜角度θとの関係を示すグラフである。
【0024】
図3から、輝度ムラには傾斜角度θとの関係で極大値が存在し、最適な傾斜角度θが存在することが分かる。また、図4から、輝度は傾斜角度θの増加に伴って増大することが分かる。そして、傾斜角度θを0.2°<θ<0.75°にすることにより、輝度分布の均一性を確保した状態で、輝度を向上できることが確認された。特に傾斜角度θ=0.4°のときに輝度ムラの値が最大となって輝度分布の均一性が最良となり、0.2°<θ<0.75°での輝度ムラは傾斜角度θ=0.4°のときの輝度ムラの85%以上の値を確保しているので、輝度分布は実用上問題のない良好なレベルとなる。また、0.3°<θ<0.6°とすれば、輝度ムラは傾斜角度θ=0.4°のときの輝度ムラの93%以上となり、輝度分布の均一性がより向上する。
【0025】
また、導光板14として、縦:65mm、横:80mm、厚さd1(最大厚さ):1mm、厚さd2(最小厚さ):0.7mm、ピッチP:0.24mm、溝深さ:5.5〜11μm、角度β:44°の楔型導光板(傾斜角度θ=0.34°)を形成し、また、板厚を1mmとした以外は前記の条件で平板型導光板を形成した。そして、両導光板について輝度及び輝度ムラを測定した。その結果、楔型導光板の輝度を1とした場合、平板型導光板では0.76となり、楔型導光板の方が輝度が大幅に向上した。また、楔型導光板の輝度ムラを1とした場合、平板型導光板では0.68となり、楔型導光板の方が輝度分布の均一性が大幅に向上した。また、視差を認識できない程度に小さくして視認性を良好に維持できることが確認された。
【0026】
この実施の形態では以下の効果を有する。
(1) フロントライト用導光板において、導光板14は、マクロ的に見て入射面14a側から対向面14b側に向かってその厚さが薄くなるほぼ楔状に形成されている。従って、出射面14cと対向する面14dに形成された溝17の深さを、平板状の導光板の場合に比較して浅くしても必要な輝度を確保でき、溝17自体が見えることなく輝度を向上させることができる。
【0027】
(2) 入射面14aにおける出射面14cと反対側端部の位置と、対向面14bにおける出射面14cと反対側端部の位置とを通る直線が、出射面14cと成す傾斜角度θが0.2°<θ<0.75°に形成されている。従って、視差を認識できない程度に小さくして視認性を良好に維持した状態で輝度を向上させるとともに輝度分布を均一化することができる。
【0028】
(3) 溝17のピッチPが液晶パネル12の画素ピッチと同じに形成されているため、干渉縞が視認されない。
(4) 溝17の深さは、入射面14aから遠い側の溝17ほど深くなるように形成されている。従って、光源15から遠くなって、その領域に到達する光量が光源に近い領域と比べて少なくなっても、光採取面17bの面積が大きくなるため、出射面14cに向かって出射面14cに対して垂直に近い角度で反射する光量を多くすることができる。そのため、視差が視認できるほど導光板14の厚さを変化させることなく、光源15から遠いところでも輝度が十分に確保され、輝度分布を均一化することができる。
【0029】
実施の形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
〇 導光板14に鋸歯状の溝に代えて、図2に示すように、採光部としてV字状の溝18を形成してもよい。この構成では、溝18を構成するV字状の両面が光採取面18a,18bとして機能する。溝18を構成する両光採取面18a,18bのうち、入射面14aに近い側の光採取面18aが入射面14aから入射された光を出射面14cから出射面14cに対してほぼ垂直に出射するように全反射させる光採取面となる。また、入射面14aから遠い側の光採取面18bが、対向面14bで反射した反射光を出射面14cから出射面14cに対してほぼ垂直に出射するように全反射させる光採取面となる。従って、反射光を有効に利用でき、入射した光がより有効に出射面14cから出射され、輝度をより向上できる。
【0030】
○ 光採取面18a,18bが出射面14cに平行な平面と成す角度は、それぞれ異なっていてもよい。
〇 図2に示すように、導光板14の対向面14b側に反射部19を設け、対向面14bに到達した光を反射させる構成としてもよい。例えば、対向面14bにアルミニウムや銀を蒸着して反射面を形成したり、対向面14bに反射フィルム(例えば、白色ポリエステルフィルム)を貼り付けて反射部を形成する。この場合、対向面14bから光が出射するのを防止でき、入射した光をより有効に利用できる。この構成は、V字状の溝18を形成した場合により効果を発揮する。
【0031】
○ また、導光板14に反射面を設けずに、導光板14を収容するハウジング(ケース)の対向面14bと対向する位置に反射面を形成して反射部としてもよい。
【0032】
〇 導光板14の出射面14cに反射防止処理を施してもよい。反射防止処理は、公知の方法、例えば、フィルムの貼付、真空蒸着法、ディップ法、熱転写法等により行われる。この場合、画像の視認性がより向上する。
【0033】
○ 導光板14を構成する材料として、アクリル等の透明樹脂に代えて、無機ガラスを使用してもよい。しかし、軽量化及び加工性の観点から透明樹脂の方が好ましい。
【0034】
〇 導光板14の大きさは前記実施の形態の大きさに限らず、表示装置の画面の大きさ(1インチから10インチ程度)に対応して適宜の大きさのものが形成される。
【0035】
〇 導光板14の出射面14cと反対側の面14dに採光部として溝17,18を形成する代わりに、多数のドットや凹部を形成してもよい。ドットや凹部は円錐状や角錐状等に形成される。
【0036】
○ 光源15として冷陰極管に限らず、熱陰極管等の蛍光管や、LEDを使用したり、特開2000−11723号公報に開示されたような構成(LED等の点状光源から出射された光を線状に変換する導光体を備えた)の線状光源を使用してもよい。
【0037】
○ 導光板14は、出射面14cに対向する面14dが傾斜するのではなく、出射面14cが傾斜していてもよい。即ち、出射面14cに対向する面14dが液晶パネル12と平行になり、入射面14aと、面14dとがほぼ直角をなす。そして、光源15と対向する面(入射面14a)側から対向面14b側に向かって、出射面14cと対向する面14dに対し、出射面14cが近づくように傾斜する。
【0038】
○ 液晶表示装置11に限らず、他の表示装置に適用してもよい。
前記実施の形態から把握できる発明(技術的思想)について、以下に記載する。
【0039】
(1) 請求項3に記載の発明において、前記導光板は、前記入射面に対向する面側に反射部が形成されている。
(2) 請求項1〜請求項3及び前記技術的思想(1)のいずれかに記載の発明において、前記溝の深さは、前記入射面から遠い側の溝ほど深くなるように形成されている。
【0040】
(3) 請求項1〜請求項3、前記技術的思想(1)及び(2)のいずれかに記載の発明において、前記導光板の前記出射面に反射防止処理が施されている。
(4) 請求項1〜請求項3及び前記技術的思想(1)〜(3)のいずれか一項に記載のフロントライト用導光板を備えた液晶表示装置。
【0041】
【発明の効果】
以上詳述したように各請求項に記載の発明によれば、視差を認識できない程度に小さくして視認性を良好に維持した状態で輝度を向上させるとともに輝度分布を均一化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は一実施の形態の液晶表示装置の模式側面図、(b)は(a)の部分拡大詳細図。
【図2】別の実施の形態の導光板の模式側面図。
【図3】輝度ムラと傾斜角度θとの関係を示すグラフ。
【図4】輝度と傾斜角度θとの関係を示すグラフ。
【図5】従来技術の模式側面図。
【図6】二重像の見える作用を説明する部分模式図。
【符号の説明】
12…被照明体としての液晶パネル、14…導光板、14a…入射面、14b…入射面に対向する面としての対向面、14c…出射面、14d…出射面と対向する面、15…光源、17,18…溝、θ…傾斜角度。
Claims (5)
- 反射型表示装置に搭載され、光源からの光を側面の入射面から取り入れ、被照明体と対向する出射面から出射するフロントライト用導光板であって、
前記導光板の前記入射面における前記出射面と反対側端部の位置と、前記導光板の前記入射面に対向する面における前記出射面と反対側端部の位置とを通る直線が、前記出射面と成す傾斜角度θを0.2°<θ<0.75°にし、前記出射面と対向する面には、前記入射面から入射した光を前記出射面から出射する方向に反射させる採光部を有するフロントライト用導光板。 - 前記採光部は前記入射面に沿って略平行に延びるように形成された鋸歯状の多数の溝である請求項1に記載のフロントライト用導光板。
- 前記採光部は前記入射面に沿って略平行に延びるように形成されたV字状の多数の溝である請求項1に記載のフロントライト用導光板。
- 前記傾斜角度θを0.2°<θ<0.75°(ただし、傾斜角度θがθ≧0.5を除く)とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のフロントライト用導光板。
- 前記傾斜角度θを0.2°<θ≦0.4°とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のフロントライト用導光板。
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