JP3554499B2 - 物理乱数を用いた文書管理装置及びその方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、文書データに付随する管理情報を物理乱数に対応させて管理するパソコン等の文書管理装置及びその方法に関する。
【0002】
【背景技術】
従来のコンピュータやワープロは、文書ファイルに対して、その作成日時を内部時計を使用して自動的に付与する機能を有している。
しかし、内部時計は、精度が低いために狂いやすく、また、ユーザが容易に調整できるために、文書の作成日時は、一般に信頼性が低い。従って、例えば特許文書のように、文書作成日の立証が求められる場合、かかる文書に付された作成日時は、法的証拠としての信憑性に欠けることがある。
【0003】
【発明の目的】
本発明の目的は、上記問題点に鑑みて、作成文書の作成日時や著作情報等などの文書管理情報の信憑性が高いながらも、文書管理情報の検証が容易な文書管理装置及びその方法を提供することである。
【0004】
【発明の概要】
本発明の請求項1記載の文書管理装置は、文書データに付随する文書管理情報を管理する文書管理装置であって、物理乱数を発生する乱数発生器と、入力された文書データに応じて、前記乱数発生器から取り込んだ物理乱数を前記文書データに埋め込んで出力するとともに、前記物理乱数を前記文書データの文書管理情報に対応させて記録媒体に記憶せしめる記憶手段と、入力された文書データから物理乱数を検出し、検出した物理乱数を前記記録媒体にて検索して得られた物理乱数と一致する物理乱数に対応する文書管理情報を読み出す読出手段とを有することを特徴とするものである。
【0005】
本発明の請求項9記載の文書管理方法は、文書データに付随する文書管理情報を管理する文書管理方法であって、物理乱数を文書データに埋め込む埋込行程と、前記物理乱数を前記文書データの文書管理情報に対応させて記録媒体に記憶する記憶行程と、からなることを特徴とするものである。
本発明の請求項12記載の文書管理方法は、付随する文書管理情報に対応した物理乱数が埋め込まれているとともに前記物理乱数が前記文書管理情報と共に記録媒体に記録されている文書データに対して、前記文書管理情報を検証する方法であって、文書データから物理乱数を検出する検出行程と、検出した物理乱数を前記記録媒体にて検索する検索行程と、前記検索行程において得られた物理乱数と一致する物理乱数が存在する場合に一致する物理乱数に対応する文書管理情報を前記記録媒体から読み出す行程と、を有することを特徴とするものである。
【0006】
本発明の請求項14記載の文書管理方法は、文書データに付随する文書管理情報を管理する文書管理方法であって、物理乱数を文書データに埋め込む埋込行程と、前記物理乱数を前記文書データの文書管理情報に対応させて記録媒体に記憶する記憶行程と、前記文書データから前記物理乱数を検出する行程と、検出した物理乱数を前記記録媒体にて検索する検索行程と、前記検索行程において得られた物理乱数と一致する物理乱数が存在する場合に一致する物理乱数に対応する文書管理情報を前記記録媒体から読み出す行程と、からなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
本発明によれば、文書データに付随する文書管理情報に物理乱数を対応させて、物理乱数を文書データに埋め込むとともに、物理乱数と文書管理情報とを記録媒体に記憶しているので、文書データから検出した物理乱数を記録媒体で検索すれば、いつでも文書管理情報を検証することができる。
【0008】
【実施例】
次に、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明による文書管理装置を示す構成図である。図1において、文書管理装置は、システム10にて構成され、システム10は、CPU(中央処理装置)11と、ハードディスク装置12と、メインメモリ13と、入力装置14と、ディスプレイ15と、プリンタ16と、データ入出力装置17と、乱数発生器18と、内部時計19と、記録媒体書込・読取装置20とからなり、更に上記各装置をCPU11に接続するCPUバス21を有する。
【0009】
CPU11は、文書データの入出力及び編集、ディスプレイ15への画像表示、プリンタ16に対する印刷、通信衛星や情報ネットワーク等と通信を行うためのデータ通信、物理乱数の発生、時間の確定、記録媒体書込・読取装置の書込及び読取、データの埋込及び復号に関する制御を行うものである。
入力装置14は、例えばキーボード、マウス、カードリーダ、イメージ入力装置、音声認識装置からなり、ユーザによってコマンドや様々な情報がシステム10に入力される。
【0010】
ハードディスク装置12には、システム10の各種動作を制御するソフトウェアがインストールされている。
データ入出力装置17は、フロッピィディスクドライブや光ディスク(CD)読取ドライブ、またはインターネットや情報ネットワーク等の通信回線からなり、入出力装置17を介して文書データを含む様々なデータをシステム10に対して入出力する。
【0011】
乱数発生器18は、CPU11からの乱数発生指令に応答して、例えば64ビットからなる2進数の物理乱数を発生する。しかしながら、乱数発生器18が生成する乱数は上記構成に限らず、適宜の構成の物理乱数を発生することができるものである。
内部時計19は、例えばインターネット上のNTP(Network Time Protocol)サーバやSNTP(Simple Network Time Protocol)サーバ等のシステム10の外部に存在するタイムサーバ23に通信回線を介して接続されている。従って、時計は、常時または所定の間隔でタイムサーバ23から正確な時刻情報を取り込んで、自身の時間を標準時に同期せしめている。このように、時計22は、常に標準時と同期して標準時を表示することが第三者によって保証されている。なお、時計19は、タイムサーバに限らず、時計19の時間表示の信憑性を保証する適宜の装置や機関に接続されていれば良い。
【0012】
記録媒体書込・読取装置20は、CPU11からの書込指令に応答して、CPUバス21を介して供給されるデータを、記録媒体としてのライトワンス型光ディスク(以下、CD−Rと称す)22に書き込み保存する。
このようにして、本発明のシステム10は構成されている。
次に、上記実施例の動作を説明する。
【0013】
最初に、文書管理情報の埋込について図2に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、本発明において、文書管理情報とは、少なくとも原文書データの文書名及び作成日時を含み、更に作成者氏名などの著作情報を含むこともある。入力装置14から、文書管理情報の埋込指令が入力されると、CPU11は、対象の原文書データを、入出力装置17を介してシステム10内に取り込む(ステップS10)。次に、CPU11は、乱数発生器18に乱数発生指令を送り、この指令に応答して生じた物理乱数を取り込むとともに(ステップS11)、時計19によってかかる物理乱数の取込日時を確定する(ステップS12)。次に、取り込んだ物理乱数を原文書データに電子透かしとして埋め込み、作成した透かし付文書データを例えばメインメモリ13に仮保存する(ステップS13)。このようにして、物理乱数を、取り込んだ原文書データに対応させて、これ以後、物理乱数を電子透かしとして文書データに添付する。
【0014】
次に、CPU11は、上記物理乱数と、その取込日時と、かかる乱数が管理する原文書の文書管理情報とを1組のデータセットとして含むID(Identification)ファイルを、例えば図4に示すように作成する(ステップS14)。このIDファイルにおいて、時計が示す標準時によって確定された乱数の発生日時は、原文書の作成日時と対応するものとして扱われ、以後、原文書の作成日時を証明するものになる。次に、CPU11は、このIDファイルを書込装置20に送り、書込装置20は、CPU11からの書込み指令に応答して、IDファイルをCD−R22に書き込み記憶する(ステップS15)。CPU11は、IDファイルのCD−R22への書込みが完了すると、次に、メモリに仮保存していた透かし付文書データをデータ入出力装置17に出力する(ステップS16)。
【0015】
このようにして、原文書に対して物理乱数が電子透かしとして埋め込まれて出力されるとともに、CD−R22が、かかる物理乱数の解読に必要な記録媒体として作成される。
次に、文書管理情報の検証について、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0016】
入力装置14から、文書管理情報の出力指令が入力されると、CPU11は、対象の透かし付文書データをデータ入出力装置17を介して取り込み(ステップS20)、透かし付文書から電子透かしを復号して埋め込まれた物理乱数を検出する(ステップS21)。次に、CPU11は、CD−R22からIDファイルを取り込み(ステップS22)、検出した物理乱数と一致する物理乱数をIDファイルに検索する(ステップS23)。ステップS24において、検出した物理乱数と一致する物理乱数がIDファイルに存在する場合、ステップS25において、一致した物理乱数に対応する文書名、文書作成日時などの文書管理情報をIDファイルから読み出して、ディスプレイ15に表示したり、或いは、プリンタ16にて印刷するなどして出力する。ステップS24において、検出した物理乱数と一致する物理乱数がIDファイルに存在しなければ、「該当無し」を表示や印刷等にて出力する(ステップS26)。
【0017】
このようにして、透かし付文書データから検出した物理乱数をIDファイルとを照合することにより、透かし付文書データの文書管理情報が読み出して検証できる。
以上の如く、本発明の文書管理装置においては、物理乱数を文書管理情報に対応させて、必要に応じて物理乱数から元の文書管理情報を検証する構成を採るものである。
【0018】
物理乱数は、同じものを2度発生させることは確率的に困難なので、実際には、同じ乱数は存在せず唯一となる。従って、かかる乱数を文書データの文書管理情報と対応させて記憶媒体に記憶する一方で、乱数を文書データに埋め込めば、唯一の乱数に基づいてその乱数と対応する文書データの文書管理情報を検証することができる。また、乱数の仲介により文書管理情報を管理するので、消去や改竄等の不正などから文書データの管理情報を保護できる。さらに、乱数は、電子透かしとして文書データに埋め込むので、埋め込んだ乱数そのものを消去や改竄等の不正などから保護することができる。
【0019】
また、乱数と文書管理情報との照合には、文書データとは別の記録媒体を必要とするので、たとえ文書データから物理乱数を解読できたとしても、乱数単体では文書データから得られた文書管理情報の信憑性は保証されない。一方、記録媒体のみでは、肝心の文書データが得られない。従って、本発明によれば、文書管理情報の信憑性を保証することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による文書管理装置を示す構成図である。
【図2】本発明の文書管理装置による乱数埋込時の動作フローを示す図である。
【図3】本発明の文書管理装置による文書管理情報読出時の動作フローを示す図である。
【図4】本発明の記録媒体に記憶される情報を示す図である。
【主要部分の符号の説明】
10 システム
11 CPU
18 乱数発生器
22 記録媒体
【産業上の利用分野】
本発明は、文書データに付随する管理情報を物理乱数に対応させて管理するパソコン等の文書管理装置及びその方法に関する。
【0002】
【背景技術】
従来のコンピュータやワープロは、文書ファイルに対して、その作成日時を内部時計を使用して自動的に付与する機能を有している。
しかし、内部時計は、精度が低いために狂いやすく、また、ユーザが容易に調整できるために、文書の作成日時は、一般に信頼性が低い。従って、例えば特許文書のように、文書作成日の立証が求められる場合、かかる文書に付された作成日時は、法的証拠としての信憑性に欠けることがある。
【0003】
【発明の目的】
本発明の目的は、上記問題点に鑑みて、作成文書の作成日時や著作情報等などの文書管理情報の信憑性が高いながらも、文書管理情報の検証が容易な文書管理装置及びその方法を提供することである。
【0004】
【発明の概要】
本発明の請求項1記載の文書管理装置は、文書データに付随する文書管理情報を管理する文書管理装置であって、物理乱数を発生する乱数発生器と、入力された文書データに応じて、前記乱数発生器から取り込んだ物理乱数を前記文書データに埋め込んで出力するとともに、前記物理乱数を前記文書データの文書管理情報に対応させて記録媒体に記憶せしめる記憶手段と、入力された文書データから物理乱数を検出し、検出した物理乱数を前記記録媒体にて検索して得られた物理乱数と一致する物理乱数に対応する文書管理情報を読み出す読出手段とを有することを特徴とするものである。
【0005】
本発明の請求項9記載の文書管理方法は、文書データに付随する文書管理情報を管理する文書管理方法であって、物理乱数を文書データに埋め込む埋込行程と、前記物理乱数を前記文書データの文書管理情報に対応させて記録媒体に記憶する記憶行程と、からなることを特徴とするものである。
本発明の請求項12記載の文書管理方法は、付随する文書管理情報に対応した物理乱数が埋め込まれているとともに前記物理乱数が前記文書管理情報と共に記録媒体に記録されている文書データに対して、前記文書管理情報を検証する方法であって、文書データから物理乱数を検出する検出行程と、検出した物理乱数を前記記録媒体にて検索する検索行程と、前記検索行程において得られた物理乱数と一致する物理乱数が存在する場合に一致する物理乱数に対応する文書管理情報を前記記録媒体から読み出す行程と、を有することを特徴とするものである。
【0006】
本発明の請求項14記載の文書管理方法は、文書データに付随する文書管理情報を管理する文書管理方法であって、物理乱数を文書データに埋め込む埋込行程と、前記物理乱数を前記文書データの文書管理情報に対応させて記録媒体に記憶する記憶行程と、前記文書データから前記物理乱数を検出する行程と、検出した物理乱数を前記記録媒体にて検索する検索行程と、前記検索行程において得られた物理乱数と一致する物理乱数が存在する場合に一致する物理乱数に対応する文書管理情報を前記記録媒体から読み出す行程と、からなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
本発明によれば、文書データに付随する文書管理情報に物理乱数を対応させて、物理乱数を文書データに埋め込むとともに、物理乱数と文書管理情報とを記録媒体に記憶しているので、文書データから検出した物理乱数を記録媒体で検索すれば、いつでも文書管理情報を検証することができる。
【0008】
【実施例】
次に、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明による文書管理装置を示す構成図である。図1において、文書管理装置は、システム10にて構成され、システム10は、CPU(中央処理装置)11と、ハードディスク装置12と、メインメモリ13と、入力装置14と、ディスプレイ15と、プリンタ16と、データ入出力装置17と、乱数発生器18と、内部時計19と、記録媒体書込・読取装置20とからなり、更に上記各装置をCPU11に接続するCPUバス21を有する。
【0009】
CPU11は、文書データの入出力及び編集、ディスプレイ15への画像表示、プリンタ16に対する印刷、通信衛星や情報ネットワーク等と通信を行うためのデータ通信、物理乱数の発生、時間の確定、記録媒体書込・読取装置の書込及び読取、データの埋込及び復号に関する制御を行うものである。
入力装置14は、例えばキーボード、マウス、カードリーダ、イメージ入力装置、音声認識装置からなり、ユーザによってコマンドや様々な情報がシステム10に入力される。
【0010】
ハードディスク装置12には、システム10の各種動作を制御するソフトウェアがインストールされている。
データ入出力装置17は、フロッピィディスクドライブや光ディスク(CD)読取ドライブ、またはインターネットや情報ネットワーク等の通信回線からなり、入出力装置17を介して文書データを含む様々なデータをシステム10に対して入出力する。
【0011】
乱数発生器18は、CPU11からの乱数発生指令に応答して、例えば64ビットからなる2進数の物理乱数を発生する。しかしながら、乱数発生器18が生成する乱数は上記構成に限らず、適宜の構成の物理乱数を発生することができるものである。
内部時計19は、例えばインターネット上のNTP(Network Time Protocol)サーバやSNTP(Simple Network Time Protocol)サーバ等のシステム10の外部に存在するタイムサーバ23に通信回線を介して接続されている。従って、時計は、常時または所定の間隔でタイムサーバ23から正確な時刻情報を取り込んで、自身の時間を標準時に同期せしめている。このように、時計22は、常に標準時と同期して標準時を表示することが第三者によって保証されている。なお、時計19は、タイムサーバに限らず、時計19の時間表示の信憑性を保証する適宜の装置や機関に接続されていれば良い。
【0012】
記録媒体書込・読取装置20は、CPU11からの書込指令に応答して、CPUバス21を介して供給されるデータを、記録媒体としてのライトワンス型光ディスク(以下、CD−Rと称す)22に書き込み保存する。
このようにして、本発明のシステム10は構成されている。
次に、上記実施例の動作を説明する。
【0013】
最初に、文書管理情報の埋込について図2に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、本発明において、文書管理情報とは、少なくとも原文書データの文書名及び作成日時を含み、更に作成者氏名などの著作情報を含むこともある。入力装置14から、文書管理情報の埋込指令が入力されると、CPU11は、対象の原文書データを、入出力装置17を介してシステム10内に取り込む(ステップS10)。次に、CPU11は、乱数発生器18に乱数発生指令を送り、この指令に応答して生じた物理乱数を取り込むとともに(ステップS11)、時計19によってかかる物理乱数の取込日時を確定する(ステップS12)。次に、取り込んだ物理乱数を原文書データに電子透かしとして埋め込み、作成した透かし付文書データを例えばメインメモリ13に仮保存する(ステップS13)。このようにして、物理乱数を、取り込んだ原文書データに対応させて、これ以後、物理乱数を電子透かしとして文書データに添付する。
【0014】
次に、CPU11は、上記物理乱数と、その取込日時と、かかる乱数が管理する原文書の文書管理情報とを1組のデータセットとして含むID(Identification)ファイルを、例えば図4に示すように作成する(ステップS14)。このIDファイルにおいて、時計が示す標準時によって確定された乱数の発生日時は、原文書の作成日時と対応するものとして扱われ、以後、原文書の作成日時を証明するものになる。次に、CPU11は、このIDファイルを書込装置20に送り、書込装置20は、CPU11からの書込み指令に応答して、IDファイルをCD−R22に書き込み記憶する(ステップS15)。CPU11は、IDファイルのCD−R22への書込みが完了すると、次に、メモリに仮保存していた透かし付文書データをデータ入出力装置17に出力する(ステップS16)。
【0015】
このようにして、原文書に対して物理乱数が電子透かしとして埋め込まれて出力されるとともに、CD−R22が、かかる物理乱数の解読に必要な記録媒体として作成される。
次に、文書管理情報の検証について、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0016】
入力装置14から、文書管理情報の出力指令が入力されると、CPU11は、対象の透かし付文書データをデータ入出力装置17を介して取り込み(ステップS20)、透かし付文書から電子透かしを復号して埋め込まれた物理乱数を検出する(ステップS21)。次に、CPU11は、CD−R22からIDファイルを取り込み(ステップS22)、検出した物理乱数と一致する物理乱数をIDファイルに検索する(ステップS23)。ステップS24において、検出した物理乱数と一致する物理乱数がIDファイルに存在する場合、ステップS25において、一致した物理乱数に対応する文書名、文書作成日時などの文書管理情報をIDファイルから読み出して、ディスプレイ15に表示したり、或いは、プリンタ16にて印刷するなどして出力する。ステップS24において、検出した物理乱数と一致する物理乱数がIDファイルに存在しなければ、「該当無し」を表示や印刷等にて出力する(ステップS26)。
【0017】
このようにして、透かし付文書データから検出した物理乱数をIDファイルとを照合することにより、透かし付文書データの文書管理情報が読み出して検証できる。
以上の如く、本発明の文書管理装置においては、物理乱数を文書管理情報に対応させて、必要に応じて物理乱数から元の文書管理情報を検証する構成を採るものである。
【0018】
物理乱数は、同じものを2度発生させることは確率的に困難なので、実際には、同じ乱数は存在せず唯一となる。従って、かかる乱数を文書データの文書管理情報と対応させて記憶媒体に記憶する一方で、乱数を文書データに埋め込めば、唯一の乱数に基づいてその乱数と対応する文書データの文書管理情報を検証することができる。また、乱数の仲介により文書管理情報を管理するので、消去や改竄等の不正などから文書データの管理情報を保護できる。さらに、乱数は、電子透かしとして文書データに埋め込むので、埋め込んだ乱数そのものを消去や改竄等の不正などから保護することができる。
【0019】
また、乱数と文書管理情報との照合には、文書データとは別の記録媒体を必要とするので、たとえ文書データから物理乱数を解読できたとしても、乱数単体では文書データから得られた文書管理情報の信憑性は保証されない。一方、記録媒体のみでは、肝心の文書データが得られない。従って、本発明によれば、文書管理情報の信憑性を保証することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による文書管理装置を示す構成図である。
【図2】本発明の文書管理装置による乱数埋込時の動作フローを示す図である。
【図3】本発明の文書管理装置による文書管理情報読出時の動作フローを示す図である。
【図4】本発明の記録媒体に記憶される情報を示す図である。
【主要部分の符号の説明】
10 システム
11 CPU
18 乱数発生器
22 記録媒体
Claims (12)
- 文書データに付随し、前記文書データの作成時刻情報を含む文書識別情報を管理する文書管理装置であって、
文書データの入力に応答して物理乱数を生成する乱数生成器と、
前記乱数生成器により生成された物理乱数を前記文書データに埋め込む乱数埋込手段と、
前記物理乱数の生成時刻に対応する標準時刻を確定して標準時刻データを生成する時計と、
前記標準時刻データを当該物理乱数に一意に関連付けたものを前記文書データの作成時刻情報として生成する識別情報生成手段と、を有することを特徴とする文書管理装置。 - 前記文書識別情報を記録媒体に記憶せしめる記憶手段と、前記文書データから物理乱数を検出するとともに前記記録媒体を検索して当該検出された物理乱数と一致する物理乱数に対応する文書識別情報を読み出す読出手段と、を有することを特徴とする請求項1記載の文書管理装置。
- 前記時計は、外部の装置に接続されて標準時と同期せしめられることを特徴とする請求項1記載の文書管理装置。
- 前記時計は、タイムサーバに通信回線を介して接続されて標準時と同期せしめられることを特徴とする請求項1記載の文書管理装置。
- 前記文書識別情報は、文書データの著作情報を含むことを特徴とする請求項1記載の文書管理装置。
- 前記埋込手段は、前記物理乱数を電子透かしとして文書データに埋め込むことを特徴とする請求項2記載の文書管理装置。
- 前記読出手段は、入力された文書データから電子透かしを復号することによって物理乱数を検出することを特徴とする請求項6記載の文書管理装置。
- 前記記憶媒体は、ライトワンス型光ディスクであることを特徴とする請求項2記載の文書管理装置。
- 文書データに付随し、前記文書データの作成時刻情報を含む文書識別情報を管理する文書管理方法であって、
文書データの入力に応答して物理乱数を生成する乱数生成行程と、
前記乱数生成行程において生成された物理乱数を前記文書データに埋め込む乱数埋込行程と、
前記物理乱数の生成時刻に対応する標準時刻を確定して標準時刻データを生成する標準時刻生成行程と、
前記標準時刻データを当該物理乱数に一意に関連付けたものを前記文書データの作成時刻情報として生成する識別情報生成行程と、を有することを特徴とする文書管理方法。 - 前記文書識別情報を記録媒体に記憶せしめる行程と、
前記文書データから物理乱数を検出する行程と、
当該検出された物理乱数と一致する物理乱数に対応する文書識別情報を前記記録媒体から検索する行程と、を有することを特徴とする請求項9記載の文書管理方法。 - 前記乱数埋込行程は、前記物理乱数を電子透かしとして前記文書データに埋め込むことを特徴とする請求項9記載の文書管理方法。
- 前記記録媒体から検出された物理乱数に一致する物理乱数が前記文書識別情報中に存在するか否かを判別する行程と、
当該検出された物理乱数に一致する物理乱数が当該記憶された文書識別情報中に存在すると判別された場合に、当該物理乱数に対応する文書識別情報が真正なものであることを確定する行程と、を有することを特徴とする請求項10記載の文書管理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04608599A JP3554499B2 (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 物理乱数を用いた文書管理装置及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP04608599A JP3554499B2 (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 物理乱数を用いた文書管理装置及びその方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000244730A JP2000244730A (ja) | 2000-09-08 |
| JP3554499B2 true JP3554499B2 (ja) | 2004-08-18 |
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ID=12737162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04608599A Expired - Fee Related JP3554499B2 (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 物理乱数を用いた文書管理装置及びその方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3493632B2 (ja) | 2001-07-25 | 2004-02-03 | 有限会社イオネットワーク | 文書資料の作成日時認証方式 |
| KR20060014600A (ko) * | 2004-08-11 | 2006-02-16 | 삼성전자주식회사 | 외부 메모리에 저장된 데이터의 변경유무를 체크하는 장치및 방법 |
| US7599099B2 (en) | 2005-05-26 | 2009-10-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and image processing method |
-
1999
- 1999-02-24 JP JP04608599A patent/JP3554499B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP2000244730A (ja) | 2000-09-08 |
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