JP3584959B2 - 高周波焼入装置及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は外周面上に軸芯に対して斜めになった歯部が周方向に連続して形成されたはすば歯車の前記歯部に歯幅全体にわたって高周波輪郭焼入を施す高周波焼入方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、はすば歯車の周面に形成された凹凸である歯部に高周波輪郭焼入を施す高周波焼入装置は、はすば歯車の周面に所定の間隔を空けて設置されるリング状の高周波加熱コイルと、この高周波加熱コイルでの超短時間の加熱が終了した後に加熱された周面に冷却液にて冷却する冷却手段とを有している。
【0003】
かかる高周波輪郭焼入装置では、高周波加熱コイルによるワークの加熱が完了するやいなや冷却液にワークを浸漬するか冷却液をワークに噴射することで冷却している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来法には以下のような問題点がある。すなわち、図5及び図6に示すように、はすば歯車Wの歯部W1 の側面の端部W2 に高周波焼入による硬化層W4 が形成されないことがあるのである。これは、高周波加熱コイルに高周波電流を通電させたことにより、ワークであるはすば歯車Wの表面に発生した誘導電流がはすば歯車Wの端面の凹凸である歯部W1 に沿って均等に流れないことに起因する。はすば歯車Wは、その凹凸である歯部W1 が軸芯W5 に対して斜めになっていて、しかも電流密度が高く短時間での加熱であるため、歯部W1 の歯すじW3 とはすば歯車Wの端面とがなす角度が鈍角になった側の側面の端部W2 には誘導電流は流れないのである。このため、この端部W2 は加熱されないので、加熱終了後すぐに冷却したとしても硬化層が形成されないのである。このような硬化層が形成されない部分があると、噛み合う相手側の歯車がこの部分に噛み合うとピッチング等を起こしやすい。かかる硬化層が形成されないのは、薄くかつ歯部W1 の軸芯W5 に対する角度がより鋭いはすば歯車に特有の問題であった。
【0005】
しかしながら、従来のはすば歯車は厚く歯部の軸芯に対する角度が小さいものが多く、歯部の端部に硬化層が形成されないことは問題とならなかった。また、薄いはすば歯車であっても、歯部の端部は相手の歯部と噛み合わないように使用することが多かったので、この問題はあまり重要視されていなかった。
【0006】
しかしながら、最近の各種機械の小型化ははすば歯車の薄型化、軸芯に対して鋭い角度をもった歯部を有するはすば歯車の要求が高まり、硬化層が形成されていないことが重要視されるにいたった。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みて創案されたもので、はすば歯車のように軸芯に対して斜めになった凹凸が形成されたワークであっても、歯部の端部にまで硬化層を形成し、しかも均一な硬化層を形成することができる高周波焼入方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る高周波焼入方法は、外周面上に軸芯に対して斜めになった歯部が周方向に連続して形成されたはすば歯車の前記歯部に歯幅全体にわたって高周波輪郭焼入を施す高周波焼入方法であって、前記歯部を加熱する高周波加熱コイルで、はすば歯車が溶解する温度をT(℃)とした場合、はすば歯車の歯部の先端及び底部が0.3T〜0.4T(℃)となる2回以上の予熱を繰り返した後に、本加熱を行うようになっている。
【0009】
また、本発明に係る他の高周波焼入方法は、前記歯部を加熱する高周波加熱コイルで、はすば歯車の歯部の先端及び底部をA1 変態点直下まで加熱する予熱を1回又は2回以上繰り返した後に、本加熱を行うことを特徴とする軸芯に対して斜めになった凹凸が形成されたワークの前記凹凸に高周波輪郭焼入を施す高周波焼入方法であって、前記凹凸を加熱する高周波加熱コイルで、ワークが溶解する温度をT(℃)とした場合、ワークの凹凸の先端及び底部が0.3T〜0.4T(℃)となる2回以上の予熱を繰り返した後に、本加熱を行うようになっている。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態に係る高周波焼入装置の概略的構成図、図2は本発明の実施の形態に係る高周波焼入装置によって高周波輪郭焼入が施されたワークとしてのはすば歯車の概略的斜視図、図3は図2の概略的A−A線断面図である。図4は本発明の他の実施の形態に係る高周波焼入装置の概略的構成図である。
【0013】
本発明の実施の形態に係る高周波焼入装置は、軸芯Wに対して斜めになった凹凸である歯部Wが形成されたワークであるはすば歯車Wの前記歯部Wに高周波輪郭焼入を施す高周波焼入装置であって、はすば歯車Wの歯部Wを加熱する高周波加熱コイル100と、加熱された歯部Wを冷却液Lにて冷却する冷却手段としての貯溜タンク200とを備えている。
【0014】
ワークであるはすば歯車Wは、図2に示すように、軸芯Wに対して斜めになった歯部Wを有するものである。より厳密に定義すると、はすば歯車Wとは、歯すじがつるまき線である円筒歯車をいう。ここで、歯部Wの先端を歯先W11、歯部Wと歯部Wとの間を歯底W12とする。
【0015】
前記高周波加熱コイル100は、リング状に形成されており、はすば歯車Wの歯部Wに対して所定の間隔で対向する加熱導体110と、この加熱導体110と高周波電源400とを接続するための給電導体120とを有している。
【0016】
この高周波加熱コイル100は、銅製等の導電性のパイプから構成されており、自身の過熱を防止するために内部に水等の冷却液を循環させるようになっている。
【0017】
また、前記高周波加熱コイル100の上方には、予熱のための高周波予熱コイル150が設置されている。この高周波予熱コイル150は、加熱導体151が渦巻き状になったいわゆるマルチターンタイプであり、はすば歯車Wの歯部Wに対して所定の間隔で対向する加熱導体151と、この加熱導体151と高周波電源450とを接続するための給電導体152とを有している。さらに、この高周波予熱コイル100は、銅製等の導電性のパイプから構成されており、自身の過熱を防止するために内部に水等の冷却液を循環させるようになっている。
【0018】
一方、貯溜タンク200は、冷却液Lが貯溜されたものであり、前記高周波加熱コイル100の真下に設けられている。
【0019】
さらに、この高周波焼入装置には、前記はすば歯車Wを支持するワーク支持部300、ワーク支持部300へのはすば歯車Wの着脱を行うハンドリング装置 (図示省略) 等が設けられている。前記ワーク支持部300は、ワークであるはすば歯車Wを高周波予熱コイル150の内側の予熱位置と、その直下の高周波加熱コイル100の内側の加熱位置と、その真下の貯溜タンク200の冷却位置との間を移動するようになっている。なお、はすば歯車Wの上下両面には、コンセントリング310がセットされている。
【0020】
次に、この高周波焼入装置の動作について説明する。
まず、はすば歯車Wはワーク支持部300に水平に支持され、はすば歯車Wの歯部Wの周囲には高周波予熱コイル150がセットされている。すなわち、はすば歯車Wは予熱位置にあるのである。
【0021】
高周波電源550から高周波予熱コイル150に高周波電流が供給されて予熱が行われる。
この予熱は、ワークであるはすば歯車Wが溶解する温度をT(℃)とした場合、はすば歯車Wの歯部Wの先端である歯先W11と底部である歯底W12との温度が0.3〜0.4T(℃)となる予熱を行う。この予熱は、1回であっても2回又はそれ以上であってもよい。かかる予熱を行うと、歯先W11と歯底W12との温度が均一化するのである。
【0022】
予熱が終了したならば、ワーク支持部300が下降してはすば歯車Wを加熱位置に移動させる。
この加熱位置で行われる本加熱では、高周波電源400から高周波加熱コイル100に高周波電流が供給される。なお、鉄鋼が溶解する温度は約1500℃であるから、予熱では約420℃〜560℃程度に歯先W11等を加熱するのが望ましい。
【0023】
このようにして予熱と本加熱とを行ったはすば歯車Wを冷却位置に降下させて、真下の貯溜タンク200中の冷却液Lに浸漬する。この浸漬によってはすば歯車Wに対する高周波焼入が行われ、硬化層が形成される。
【0024】
このように予熱を行うことによって、はすば歯車Wの端部Wの部分も十分に加熱されるため硬化層が形成される。このため、ピッチング等の問題が生じにくい。
【0025】
また、貯溜タンク200を設けず、高周波加熱コイル100の下方に冷却液Lを噴射する冷却ジャケット500を設けておき、この冷却ジャケット500の噴射孔510からの冷却液Lではすば歯車Wを冷却するようにしてもよい。
【0026】
上述した実施の形態では、予熱においてははすば歯車Wの歯先W11等を0.3〜0.4T(℃)まで加熱したが、A変態点直下(例えば、約700℃)まで加熱するようにしてもよい。なお、鉄鋼のA変態点は727(℃)である。
【0027】
なお、上述した実施の形態では、ワークとしてはすば歯車Wを挙げたが、例えばはすば内歯車ややまば歯車にも応用することができるのは勿論である。
【0028】
【発明の効果】
以上、本発明の請求項1又は2に係る高周波焼入方法による場合、はすば歯車の歯部の先端及び底部が十分加熱された後に冷却されるため、はすば歯車の歯部に高周波焼入を確実に施すことができる。即ち、はすば歯車の歯部に歯幅全体にわたって高周波焼入が施されるので、ピッチング等の問題が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る高周波焼入装置の概略的構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る高周波焼入装置によって高周波輪郭焼入が施されたワークとしてのはすば歯車の概略的斜視図である。
【図3】図2の概略的A−A線断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係る高周波焼入装置の概略的構成図である。
【図5】従来の高周波焼入装置によって高周波輪郭焼入が施されたワークとしてのはすば歯車の概略的斜視図である。
【図6】図5の概略的B−B線断面図である。
【符号の説明】
100 高周波加熱コイル
L 冷却液
W はすば歯車(ワーク)
歯部(凹凸)
軸芯

Claims (2)

  1. 外周面上に軸芯に対して斜めになった歯部が周方向に連続して形成されたはすば歯車の前記歯部に歯幅全体にわたって高周波輪郭焼入を施す高周波焼入方法であって、前記歯部を加熱する高周波加熱コイルで、はすば歯車が溶解する温度をT(℃)とした場合、はすば歯車の歯部の先端及び底部が0.3T〜0.4T(℃)となる2回以上の予熱を繰り返した後に、本加熱を行うことを特徴とする高周波焼入方法。
  2. 外周面上に軸芯に対して斜めになった歯部が周方向に連続して形成されたはすば歯車の前記歯部に歯幅全体にわたって高周波輪郭焼入を施す高周波焼入方法であって、前記歯部を加熱する高周波加熱コイルで、はすば歯車の歯部の先端及び底部をA1 変態点直下まで加熱する予熱を2回以上繰り返した後に、本加熱を行うことを特徴とする高周波焼入方法。
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