JP3603202B2 - イカ釣具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主にアオリイカ釣り等に用いるイカ釣具に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すように、従来のイカ釣具は主杆後端側に上方へ向け立設した前支杆と後支杆の夫々の上端に上位糸通しガイドを設け、主杆後端側の端部に重錘を設け、道糸の先に付けた釣り針を、釣り餌の尾近くに刺して海中で泳がせる俗称泳がせ釣りを行い、イカが釣り餌を捕食した時点で、道糸にイカ釣具を上向き前糸通しガイドと上向き後糸通しガイドに挿通し、道糸を伝って、イカ釣具を道糸先端部の下位へ降下させて、イカに下から針掛かりさせる方法を採っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、イカ釣具が下降終了時に上向き糸通しガイドが道糸の先端にある釣り餌、又は釣り餌を捕食中のイカに当たり、その衝撃からすぐさま捕食を中断し回避行動をされ、且つ針掛りの確率も悪く確実性に欠ける問題点を有している。
【0004】
上向き糸通しガイドが下降終了時で釣り餌又はイカに当たり、道糸にぶらさ
がる状態で常に掛け針は道糸の下方にあるため、掛け針を上に押し上げなければ掛け針はイカには掛からない原理であり、実際には海上の操作で海中に存する掛け針をタイミング的に且つ簡単に押し上げることは困難で釣果が得られない問題点を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の問題を解決するイカ釣具を提供するものであり、このイカ釣具は、主杆の先端側にイカ掛け針を有し、同主杆の後端側に前支杆を下向きに立設すると共に、後支杆を上向きに立設し、上記下向き前支杆の下端に下位糸通しガイドを設けると共に、上記上向き後支杆の上端に上位糸通しガイドを設け、上記主杆の後端側を下方へ向け傾斜して後ろ下がり部を形成し、後ろ下がり部の下端に重錘を設け、道糸を上記上位糸通しガイドに挿通しつつ下位糸通しガイドに挿通して、同道糸が主杆の上位から下位へ同後ろ下がり部を横切って延びることによって、主杆を道糸の上位に位置せしめ、イカ釣具がイカに到達すると同時に、掛け針がイカに上方から確実に針掛りするように構成したものである。
【0006】
又掛け針を主杆の先端側に下向きに設け、主杆の下位、即ち掛け針の下位に
存するようにし、上記イカに対する同掛け針の上方からの針掛かりを更に確実なものとした。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図1、図2、図3に基づいて本発明に係るイカ釣具Bの実施の形態を説明する。
【0008】
このイカ釣具Bは主杆13の先端側にイカ掛け針11,12を有し、同主杆の後端側に前支杆14を下向きに立設すると共に、後支杆15を上向きに立設した。
【0009】
更に上記下向き前支杆14の下端に下位糸通しガイド14−aを設けると共に、上記上向き後支杆15の上端に上位糸通しガイド15−aを設けた。
【0010】
更に上記主杆13の後端側を下方へ向け傾斜して後ろ下がり部16を形成し、該後ろ下がり部16の下端に重錘17を設ける。
【0011】
上記下向き前支杆14は海面に対し下向きに立設し、上向き後支杆15は海面に対し上向きに立設する。従って両者14,15は互いに逆向きに立設されている。そして道糸Aを上記上位糸通しガイド15−aに挿通しつつ下位糸通しガイド14−aに挿通して、同道糸Aが主杆13の上位から主杆13の下位へ同後ろ下がり部16を横切って延び、該道糸Aの延在端に釣り針Eを取り付ける。
【0012】
又下向き前支杆14は上記後ろ下がり部16の前端付近(上端付近)に配し、上向き後支杆15は後ろ下がり部16の後端付近(下端付近)に配する。
【0013】
又掛け針11、12は主杆13の前端に配設し、フック形の針先が下方向を向くように配向する。
【0014】
又釣り糸ガイド14−a,及び15−aは、つる巻き構造を有し、巻き元から道糸Aを挿入可能な構成とする。
【0015】
而して道糸Aの先には釣り針Eを設けてイカの餌となる釣り餌Dの後部に該釣り針Eを刺して海中に投げ入れる。
【0016】
図3(a)に示すように、イカCが釣り餌Dの魚を捕食すると魚の頭側上部から抱き付くので、大小はあるが竿Fにアタリを感じる。
【0017】
捕食を感知したら下位糸通しガイド14−aと、上位糸通しガイド15−aに道糸Aを挿通し、イカ釣具Bをゆっくり降下させる。
【0018】
図1(a)、図3(a)のようにイカ釣具Bは主杆13の後ろ下がり部16の下端に、道糸Aの下位に存する重錘17の重さが加わることにより、掛け針11,12を取り付けた主杆13前半部が道糸Aの上位に位置しつつ、道糸Aを伝ってゆっくりとイカCに近づいていく。
【0019】
図1(b)、図3(b)のようにイカ釣具Bが道糸Aを伝ってイカCに到達した時点で掛け針11及び12が、イカCに上から針掛りする。
【0020】
【発明の効果】
この発明は以上のように構成したので、イカ釣具のイカ到達時における衝撃も一切なくイカが逃げる前に掛け針を上方から確実に針掛かりせしめ、イカが逃げんとすると更に掛け針がイカに深く針掛かりし、効率よくイカを釣ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係るイカ釣具の側面図、(b)は本発明に係るイカ釣具がイカ掛かり状態を示す側面図である。
【図2】本発明に係るイカ釣具の部品分解斜視図である。
【図3】イカ釣具の使用状態を示し、(a)はイカ釣具の降下状態を示す側面図、(b)は上記イカ釣具がイカ掛かりした状態を示す側面図である。
【図4】従来のイカ釣具の斜視図である。
【符号の説明】
A 道糸
B イカ釣具
C イカ
D 釣り餌
E 釣り針
F 竿
11 掛け針
12 掛け針
13 主杆
14 下向き前支杆
15 上向き後支杆
16 主杆後ろ下がり部
14−a 下位糸通しガイド
15−a 上位糸通しガイド
17 重錘

Claims (2)

  1. 主杆の先端側にイカ掛け針を有し、同主杆の後端側に前支杆を下向きに立設すると共に、後支杆を上向きに立設し、上記下向き前支杆の下端に下位糸通しガイドを設けると共に、上記上向き後支杆の上端に上位糸通しガイドを設け、上記主杆の後端側を下方へ向け傾斜して後ろ下がり部を形成し、該後ろ下がり部の下端に重錘を設け、道糸を上記上位糸通しガイドに挿通しつつ下位糸通しガイドに挿通して、同道糸が主杆の上位から下位へ同後ろ下がり部を横切って延び、該道糸の延在端に釣り針を取り付けたことを特徴とするイカ釣具。
  2. 上記イカ掛け針が主杆の先端部に下向きに設けられていることを特徴とする請求項1記載のイカ釣具。
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