JP3630448B2 - 衣服ハンガー用クリップ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、衣服ハンガー用クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
ハンガーの外側に突出した各アームに対して、通常その両最外端部の各々に2個の相重なったグリップ部材からなるクリップを設けることは周知である。これら最外端部のグリップ部材は、通常、ハンガーのアームと一体に成型(モールド)される。但し、グリップ部材をハンガーアームに沿って摺動可能とすることは可能である。衣服クリップは、種々の形状を有するが、主として、ハンガーの所定のアームに一体成型された固定背面プレートと、この背面プレートに回転可能に接続された前面プレートとからなり、この前面プレートは、両プレート間のロック手段を解放することにより係合解除されると、接続ヒンジの回りを上方へ回動しうる。ロック手段は、それが一体成型された背面プレートから外方に前面プレートの方へ向かって突出したほぼL字状のアームからなり、このL字状アームがクリップの閉状態において前面プレートの開口内に入り込み、この開口の一縁とL字状アーム上の外方突出リブ(rib)との間でロックが行なわれるようになっている。前面プレートの解放は、通常、L字状アームの自由端を押してロックリブをそれがロックされている開口の縁から外すことにより行なわれ、これにより前面プレートが解放される。
【0003】
このようなクリップをアーム端部に有するハンガーの使用者は、まず、グリップ部材間に挟まれる衣服を支えるに足る強度をクリップが有するか否かを確かめる必要がある。また、クリップは、使用者がL字状アームの自由端に対して圧力を加え、その固有の弾性に抗してそれを動かすことにより容易に解放されることが必要である。このような動作は、前面プレートおよび背面プレート間のヒンジ領域の、前面プレートから遠くの(離れた)面上に親指以外の1本の指を置いて、親指でラグに対して圧力をかけることにより行なうのが普通である。
【0004】
比較的堅い不透明な材料であるポリプロピレンにより構成されたハンガーでは、その材料固有の強度および弾性により、クリップの開放にはさほど問題がなく、前面プレートの係合解除を行なうために比較的短いアームを用いることができる。さらに、アームと前面プレートとの間のグリップ構造が種々の製品により改良されてきたので、ポリプロピレン型のハンガーは、そのロックアームに関しては何ら問題なく利用しうる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、固有の弾性が弱く、より割れやすい透明なプラスチック材料であるKレジンのようなより柔らかい材料で製造した場合、ロックアームが高頻度でこわれやすくなる。この問題は、前面プレートの開口に位置するまたは貫通するアーム部分の長さを長くすることによりある程度対処することができる。Kレジンは、スチレン・ブタジエン共重合体であり、以下ではKレジンという。
【0006】
ハンガーの使用者にはっきり見えるように、アームの長さを長くして背面プレートの縁よりも突出させることは公知である。しかし、製造者に関する限り、この特定の解決法は、一体のヒンジ部およびこれから外方に伸びる前面の部分(実質的に問題が軽減された部分)を成型するために特別に複雑かつ高価な形式のモールドを用いなければ、このグリップを成型することができないという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、上述のような問題の少なくとも1つが解決されたクリップ付きの衣服ハンガーを提供することにある。
【0008】
本発明によれば、第1のグリッププレート(前面グリッププレート)と、該第1のグリッププレートに対して互いの端部で相対的に回動可能に連結された第2のグリッププレート(後面グリッププレート)と、該第1のグリッププレートのグリップ部と該第2のグリッププレートのグリップ部とが閉じている状態にロックするために、2つの該グリッププレートのうちの一方のグリッププレートに設けられたロック手段と、該ロックされている状態を解放する手動圧力手段と、を備え、
前記手動圧力手段は、圧力がかかると、前記ロック手段によるロック状態を解放でき、且つ同じ圧力で前記第1のグリッププレートの前記グリップ部に対して前記第2のグリッププレートのグリップ部が離れる方向に相対的に移動するよう、該第1のグリッププレートと該第2のグリッププレートとのそれぞれに設けられていることを特徴とする衣服用ハンガークリップが提供される。
【0009】
本発明のクリップの好適な一実施例において、前面および後面プレートは、その一縁に沿ってヒンジにより回転可能に相互接続される。
【0010】
本発明によるクリップの他の好適実施例において、前記圧力手段は、可動プレート上に装着される。好ましくは、圧力手段は、可動プレートと一体にモールドされ、クリップの閉じた状態で固定プレートの開口を貫通するよう配置される。
好ましくは、圧力手段は、可動プレートからこれと直角方向に突出する側面部材と、これら側面部材間に橋渡しされたプレートとからなる。
【0011】
本発明の他の実施例において、前面および後面プレートを相互に係合するロック手段は、その一方のプレート部材上に設けた鋸構造を形成する複数の歯と、他方のプレート部材上に設けた、前記複数の歯と相互に係合する歯とからなる。
【0012】
好ましくは、前記複数の歯は解放アーム上に設けられ、前記相互係合歯は前面プレートから突出したフランジ上に設けられる。
【0013】
このフランジは、好ましくは、クリップが閉じた状態または半閉じ状態のとき解放アームが貫通する前面プレートの開口の縁から突出する。
【0014】
本発明の他の実施例において、解放アームには、好ましくは圧力部材が係合する端部面を有する補強リブが設けられる。
【0015】
好ましくは、この端部面にはスロープが形成され、圧力部材が端部面へ向かう方向へさらに移動するのを阻止する。好ましくは、端部面は段状に形成され、この段状部の、解放アームに対する最外部に圧力部材が係合する。
【0016】
圧力部材には、好ましくは補強リブの端部面に係合可能な突出縁が設けられる。この突出縁は、好ましくは、リブと圧力部材をより一掃堅固に係合させるために、圧力部材に対して角度が付けられる。
【0017】
この代替実施例では、フランジがクリップのヒンジ構造を保護し、また、クリップ内に挿入すべき衣服のデリケートな製品が、解放アームと前面プレート間の連結機構内に誤って噛み込まれるのを防止する効果がある。これにより、従来より衣服挟持(load)が一層容易なクリップが得られる。
【0018】
本クリップは、Kレジンのようなソフトプラスチック材料を用いて一体成型してもよい。
【0019】
【実施例】
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
【0020】
図1〜図4は、符号4の位置において回転可能にヒンジ付けされた前面プレート2および背面プレート3からなる衣服ハンガー用クリップを示す。背面プレート3には細長いS字状ロックアーム(すなわち開放アーム)5が固定され、このアーム5は図1の閉じた状態において、前面プレート2の開口6を貫通して突出している。ロックアーム5からは、外方へロックリブ7が突出し、これが前面プレート2の外面に係合して前面プレート2の回動を阻止する。
【0021】
背面プレート3は、図示のように、開口8を有する細長い平面状の長方形のプレート構造のものであり、クリップの閉じた状態において、前面プレート2の細長い圧力部材9が開口8を貫通突出する。
【0022】
前面プレート2は、開口6の下側にヒンジ4に対する湾曲部10を有し、これを挟む2つの前面部分11,12は、クリップの閉じた状態において、背面プレート3に対してある角度をなす。
【0023】
前面プレート2の圧力部材9は、前面部分11から後方へ背面プレート3の開口8を貫通して突出する。圧力部材9は、前面部分11に取り付けられた2つの側面プレート15と、この一方から他方へ橋渡しされた連結プレート16からなる。
【0024】
このクリップ装置の動作を考えるに、まず、ヒンジ4から離れた位置にあるその自由端18,19の間に衣服を挟み込んだ閉状態にあるとする。この閉状態において、アーム5上のロックリブ7は、前面プレート2の開口6の最下端縁20に係合する。ロックリブ7と前面プレート2の最外表面との係合により、前面プレート2が矢印21の方向へ向かってヒンジ4の回りに回動するのを阻止する。
【0025】
保持された衣服を開放するためにクリップを開くには、一般に親指と人差指でそれぞれアーム5の自由端22とバー16の背面23との間に圧力をかける。
【0026】
親指と人差指による内側方向への圧力により、ロックアーム5の自由端22は背面プレート3へ向かう内方へ移動し、ロック要素7の前面プレート2の前面に対する係合を外す。この前面プレート2の解放直後に、プレート16の背面23にかかる圧力は、瞬間的にではあるが、前面パネル2を矢印21の方向へ押し出すに足る時間だけ維持され、これによって、前面および背面パネル2,3間に保持されていた衣服を簡単かつ迅速に解放することができる。したがって、この構成から得られる特有の効果は次の通りである。すなわち、通常、解放レバーに対して加えられる圧力は固定面に対するものであるが、本発明では、背面プレートに対するこのような圧力が前面プレートへ向けられ、その結果、単に解放アームのみの動きにより係合解除するだけでなく前面プレートの移動を援助することができる。
【0027】
図面に示した特定の実施例について本発明を説明したが、本クリップは種々の異なる形状およびサイズで実現することができ、必ずしも長方形平面構造でなくてもよい。さらに、圧力プレート9は、必ずしも、図2に示した程度まで、背面プレート3の開口8を貫通突出する必要はない。圧力プレート9は、背面プレート3の後部表面と同じ面位置にあってもよく、あるいは、後部表面に対して内側に入り込んでいてもよい。いずれにせよ、操作者の指が圧力プレート9に容易に当接し、ロックリブ7が前面プレート2から係合解除されると直ちに、圧力プレート9にかかっている力が前面プレート2を矢印21の方向へ移動させ、クリップを開かせる、ということが肝要である。
【0028】
クリップは、Kレジンのような透明なソフトプラスチック材料で一体成型されることが好ましい。本発明は、具体的には、プラスチック材料で製造された衣服ハンガー用に設計されたものであるが、ここに開示する本発明は、ポリプロピレンのようなより硬度の高いプラスチック材料製のクリップに同様に適用することができる。この代わりに場合によっては、アーム5および圧力プレート9は、別個に製造して、接着剤、熱溶接、超音波溶接、あるいはリベットやネジのような機械的接合により固着するようにしてもよい。
【0029】
ロックリブ7は、アーム5と一体成型された細長いリブとして説明したが、単一の種(pip)状突起、またはプレート2の外面を横切る方向に線状に並びアーム5から外方へ突出する複数の種状突起であってもよい。いずれの場合も、図面上で上下に並んだ2個またはそれ以上のこの種のリブまたは突起列を設け、種々の厚さの衣服を保持するための複数のロック位置を提供するようにしてもよい。
【0030】
本発明の少なくとも1つの実施例において、前面および背面プレート2,3の閉じた位置において、その自由端18,19の領域に、1個または複数の盛り上がった表面部分を設け、これにより、プレート2,3の自由端18,19間の所定位置に衣服を保持しやくすることもできる。
【0031】
好ましくは、ここに示すクリップは、衣服ハンガーのアームに固定的にまたは摺動可能に付属させ、アーム自体もその長さを固定または可変にしてもよい。この代わりに、クリップ自身に鉤(hook)または他の支持物(support)を設けて、このクリップを独立して衣服ハンガーとして用いてもよい。
【0032】
好ましくは、図1から分かるように、ロックアーム5の自由端22はヒンジ4の高さ(level)より下に位置させ、クリップの一体成型の際、アーム5のこの自由端が、クリップのヒンジ部分(わずかに厚さが薄い)の形成時に成型の邪魔にならないようにする。
【0033】
圧力プレート9は前面プレート2に設けられたものとして説明したが、本発明は、圧力プレート9が背面プレート3に設けられ、印加圧力を前面プレート2へ転送するような構成も含むよう拡張される。この代わりに、圧力プレート9はロック部材上に設け、ロック部材が係合解除されたときこれが圧力部材を可動プレートの内面へ対して動かし、これによって可動プレートを固定プレートから離すようにしてもよい。
【0034】
本発明による代替実施例について、図5〜図8により説明する。ここに示すクリップに関する限り、図1〜図4で既に説明した部品と同様の部品には同一の参照番号を付す。これらの部品は、先の実施例について前述したと略同様に動作するので、ここでは詳述しない。
【0035】
特に、図5、6、7から分かるように、本クリップは、参照番号4の位置において回転可能にヒンジ付けされた前面プレート2および背面プレート3を有する。ロック解放アーム5は、背面プレート3と一体成型され、本実施例では、より一層L字状アームに見える。アーム5は、そのアーム23の、背面プレート3から離れた面上に、複数のギザギザ部分(serrations)24を有し、解放アーム5をつかみ易くしている。背面プレート3と一体成型された補強リブ25は、アーム23と直交し、L字状解放アーム5のアーム26に沿って伸びる。アーム26上の歯27は、ロックリブ7に代わるものであり、アーム26の、リブ25がある側と反対側に設けられる。この歯27は、アーム26の表面を横切って伸びる長方形の細長い凹部28と、鋸歯(sawtooth)構造を有する3個の歯を有する。これら3個の歯は、解放アーム5のギザギザ部分24の方向へ向いた傾斜面を有する。
【0036】
補強リブ25には、図5においてアーム5の自由端22からアーム26へ向かう下方へ伸びる湾曲面29を有する。このリブの端面30には、傾斜段状凹部30a(図6)が設けられている。これは、本クリップ装置の動作時、図6に示すように、細長い圧力部材9の下縁31(図7)と係合する。この下縁31は圧力部材9から内方へ角度付けされ、補強リブ25の傾斜端面と堅固に係合するようになっている。
【0037】
前面プレート2は、これと一体成型されたフランジ32を有する。フランジ32は、圧力部材9と同じ方向の外方に伸びている。フランジ32には、開口6の幅に渡って拡がるロック歯33を有する。このロック歯33は、図5、6、7に示すように、開口6の内部方向へ向いており、フランジ32の反対側は滑らかな平面となっている。ロック歯33は、歯27と相互に係合する。この際、フランジ32は係合歯全体に渡って伸び(覆いかぶさり)、これにより、衣服が歯にひっかかったり、可動部材間にはさまったりしないようになっており、かつ、フランジ32は開口6の幅全体に渡ってまたは開放アーム5の幅に渡って拡がっている。
【0038】
好ましくは、前面および背面プレート2,3の自由端18,19には、それぞれ、内方に向いた2個の歯34および2個の歯35を有し、これらは、クリップが完全に閉じられた状態で互いに当接する。
【0039】
以下、完全に閉じられた状態から、このクリップの動作を説明する。この状態では、ロック歯33はアーム26の凹部28と係合し、歯34,35は互いに当接している。この完全に閉じた状態は、ほぼ図7に示すように、アーム互いにが接近し、歯34,35が互いに当接する。この状態での歯33は、凹部28内に位置する。
【0040】
オペレータの親指と人差指の間で、開放アーム5と圧力部材9に対して圧力がかけられると、弾性を有するアーム5は、ロック歯33から外れ、凹部28からロック歯33を解放する。直ちに、圧力部材9にかかっている圧力は前面プレート2をして背面プレート3から離さしめ、前面プレート2の円弧状の回転のため、ロック歯33はアーム26上の最初の2個の歯27と係合し、図7に示すように、中間位置でクリップを保持する。すなわち図7では、フランジ32は、開いた自由端18,19から見たとき、歯27に覆いかぶさっている。解放アーム5および圧力部材9へさらに圧力をかけると、ロック歯33が歯27から外れ、図6の状態に達する。このとき前面および背面アーム2,3はほぼ平行となり、プレート9の縁31が補強リブ25の段状表面30と係合する。このように、前面および背面アーム2,3は、衣服を収容してクリップに吊るそうとする通常のすべての衣服に対して、十分な広さに拡がる。クリップを形成する材料の弾性のため、アーム5および圧力部材9へ更なる圧力が加えられると、縁30がゆがみ、圧力部材9が段状表面30から外れて、図5に示すようにクリップを完全に開いた状態とすることができる。
【0041】
この代替実施例の構成により得られる特有の効果は、フランジ32がヒンジを保護する機能を有し、かつ、例えばシルクやサテンで作られた下着のようなデリケートな製品がアーム5および開口6間のロック機構内にはさみ込まれる(図1のような実施例では使用者が十分注意を払わなければ起こりうる)のを防止することである。したがって、図5〜図8のクリップは、より一層容易に物を挟むことができ、このようなクリップ付のハンガーを用いる操作者/顧客はハンガーから物を外すとき、注意深く考えたり特別な注意を払ったりする必要がない。
【0042】
歯27は、解放アーム5のアーム26の全面に渡って伸びているものとして説明したが、勿論、全面より狭い幅のものであってもよい。フランジ32の細長い歯33についても同様である。この代わりに、歯27は、好ましくは鋸歯状構成を有する整形した一連の突起として設けることもできる。
【0043】
プレート2,3およびフランジ32は真っ直な細長い部材として示したが、他の形状であってもよい。また、図6,7の自由端18,19に面するフランジ32の表面は、好ましくは、前面および背面プレート2,3間のロック手段から衣服を遠ざけるのを助長するような凹表面としてもよい。
【0044】
図5〜図8のクリップは、前述した実施例のクリップと同じ材料で形成される。
【0045】
本クリップはこれ単体で、または、衣服ハンガーのアームに装着して用いることができる。
【0046】
以上、衣服を吊るすためのクリップであって、確実にロックすることができる、透明なソフトプラスチック材料製の、使用時に操作し易くかつ丈夫なクリップについて説明した。このクリップは、Kレジン製として説明したが、ポリ塩化ビニル(PVC)、高および低密度ポリエチレン、酢酸セルロース、スチレンアクリロニトリル(SAN)のような他のソフトプラスチック材料を用いることもできる。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、透明なソフトプラスチック材料による一体成型に適した、使い勝手のよい衣服ハンガー用クリップが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】閉じた状態の、本発明によるクリップの側面斜視図である。
【図2】図1のクリップの側面図である。
【図3】図1のクリップの背面図である。
【図4】図3のクリップの線4−4に沿った断面図である。
【図5】クリップのアームが完全に開放され突出した位置にある、図8の線5−5に沿った断面図である。
【図6】通常の開放位置にある図5のクリップの断面図である。
【図7】半開位置にある図5のクリップの断面図である。
【図8】図5の矢印Aの方向から見たときのクリップの縮小図である。
【符号の説明】
2…前面プレート、3…背面プレート、4…ヒンジ、5…ロックアーム、6…開口、7…ロックリブ、8…開口、9…圧力部材、18,19…自由端。
Claims (18)
- 第1のグリッププレートと、該第1のグリッププレートに対して互いの端部で相対的に回動可能に連結された第2のグリッププレートと、該第1のグリッププレートのグリップ部と該第2のグリッププレートのグリップ部とが閉じている状態にロックするために、2つの該グリッププレートのうちの一方のグリッププレートに設けられたロック手段と、該ロックされている状態を解放する手動圧力手段と、を備えている衣服用ハンガーグリップにおいて、
前記手動圧力手段は、圧力がかかると、前記ロック手段によるロック状態を解放でき、且つ同じ圧力で前記第1のグリッププレートの前記グリップ部に対して前記第2のグリッププレートのグリップ部が離れる方向に相対的に移動するよう、該第1のグリッププレートと該第2のグリッププレートとのそれぞれに設けられている、
ことを特徴とする衣服用ハンガークリップ。 - 請求項1に記載の衣服用ハンガークリップにおいて、
前記手動圧力手段は、前記第1のグリッププレート上の圧力部材と、前記第2のグリッププレート上の解放部材との2つの部品を有して構成されることを特徴とする衣服用ハンガークリップ。 - 請求項2に記載の衣服用ハンガークリップにおいて、
前記解放部材は、クリップが閉じた状態において、前記第1のグリッププレートの開口を貫通突出することを特徴とする衣服用ハンガークリップ。 - 請求項3に記載の衣服用ハンガークリップにおいて、
前記解放部材は、前記第1のグリッププレートを前記第2のグリッププレートに対してロックするための、前記ロック手段としてのラッチ手段を有することを特徴とする衣服用ハンガークリップ。 - 請求項4に記載の衣服用ハンガークリップにおいて、
前記ラッチ手段は、前記第1のグリッププレートの開口の縁と係合するロックリブを有することを特徴とする衣服用ハンガークリップ。 - 請求項4に記載の衣服用ハンガークリップにおいて、
前記ラッチ手段は、前記解放部材上の複数の歯および前記第1のグリッププレート上の係合歯を有することを特徴とする衣服用ハンガークリップ。 - 請求項6に記載の衣服用ハンガークリップにおいて、
前記第1のグリッププレートの開口縁には、フランジが形成され、
前記係合歯は、前記第1のグリッププレートの前記フランジ上に設けられていることを特徴とする衣服用ハンガークリップ。 - 請求項7に記載の衣服用ハンガークリップにおいて、
前記フランジは、前記第1のグリッププレートの自由端に近い、該第1のグリッププレートの開口縁から、前記解放部材上の前記複数の歯を横切る方向に伸びていることを特徴とする衣服用ハンガークリップ。 - 請求項2から8のいずれか一項に記載の衣服用ハンガークリップにおいて、
前記解放部材の側縁に、該解放部材にほぼ直角の方向に伸びた補強リブが設けられていることを特徴とする衣服用ハンガークリップ。 - 請求項9に記載の衣服用ハンガークリップにおいて、
前記補強リブは、クリップの解放状態において、前記第1のグリッププレート上の前記圧力部材に係合する端面を有することを特徴とする衣服用ハンガークリップ。 - 請求項10に記載の衣服用ハンガークリップにおいて、
前記端面は段状部を有することを特徴とする衣服用ハンガークリップ。 - 請求項10または11に記載の衣服用ハンガークリップにおいて、
前記圧力部材は、より一層確実に両グリッププレートを相互ロックするために、前記補強リブの端面と係合する、角付けされた縁を有することを特徴とする衣服用ハンガークリップ。 - 第1のグリッププレートと、該第1のグリッププレートに対して互いの端部で相対的に回動可能に連結された第2のグリッププレートと、該第1のグリッププレートのグリップ部と該第2のグリッププレートのグリップ部とが閉じている状態にロックするために、2つの該グリッププレートのうちの一方のグリッププレートに設けられたロック手段と、該ロックされている状態を解放する手動圧力手段と、を備えている衣服用ハンガーグリップにおいて、
前記第1のグリッププレート及び前記第2のグリッププレートには、相手側グリッププレート側に伸びる伸長部がそれぞれ形成され、
前記ロック手段は、前記一方のグリッププレートの前記伸長部に設けられ、
前記手動圧力手段は、前記第1のグリッププレート及び前記第2のグリッププレートの各伸長部の端部に、相手側グリッププレートを基準として自側グリッププレートと反対側の、該相手側グリッププレートの外面側に露出するようそれぞれ形成された圧力部を有し、各グリッププレートの該圧力部に対して互いに近づく方向に圧力がかかると、前記ロック手段によるロック状態を解放でき、且つ各グリッププレートの前記グリップ部が該圧力により相対的に離れるよう作用する、
ことを特徴とする衣服用ハンガークリップ。 - 請求項2から12のいずれか一項に記載の衣服用ハンガークリップにおいて、
前記圧力部材は、前記第1のグリッププレートから直角方向に伸びた複数の側面部材と、この複数の側面部材の自由端において側面部材間に橋渡しされたプレートとを有することを特徴とする衣服用ハンガークリップ。 - 請求項1から14のいずれか一項に記載の衣服用ハンガークリップにおいて、前記クリップは一体成型されていることを特徴とする衣服用ハンガークリップ。
- 請求項15に記載の衣服用ハンガークリップにおいて、
前記クリップは、透明なソフトプラスチック材料製であることを特徴とする衣服用ハンガークリップ。 - 請求項15に記載の衣服用ハンガークリップにおいて、
前記材料はKレジンであることを特徴とする衣服用ハンガークリップ。 - 請求項1から17のいずれか一項に記載の衣服用ハンガークリップを備えた衣服ハンガー。
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