JP3633663B2 - 吸湿素子 - Google Patents

吸湿素子 Download PDF

Info

Publication number
JP3633663B2
JP3633663B2 JP08929295A JP8929295A JP3633663B2 JP 3633663 B2 JP3633663 B2 JP 3633663B2 JP 08929295 A JP08929295 A JP 08929295A JP 8929295 A JP8929295 A JP 8929295A JP 3633663 B2 JP3633663 B2 JP 3633663B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
hygroscopic
absorbing
moisture
absorbing polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08929295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08281047A (ja
Inventor
永 長谷川
哲吏 森本
Original Assignee
松下エコシステムズ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下エコシステムズ株式会社 filed Critical 松下エコシステムズ株式会社
Priority to JP08929295A priority Critical patent/JP3633663B2/ja
Publication of JPH08281047A publication Critical patent/JPH08281047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3633663B2 publication Critical patent/JP3633663B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Drying Of Gases (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、室内の高湿空気中の湿分の吸湿手段を備えた吸湿素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、快適空調に対する関心が高まる中、特に日本の梅雨時期の気候において室内や押し入れ内の湿度が高湿状態となり、室内環境の悪化、押し入れ内の微生物汚染、家具、建物の劣化という課題があるため、これを防ぐような対策が求められている。
【0003】
従来、高湿状態の室内や押し入れ内の湿気を除去する吸湿素子としては、
(1)吸水ポリマーによる空気中の湿分吸着。
(2)シリカゲルによる空気中の湿分吸着。
(3)冷凍サイクルによる空気中の湿分を冷却減湿。
などの方法があった。
【0004】
以下、吸水ポリマーによる空気中の湿分吸着方式の構成について図11、図12を参照しながら説明する。
【0005】
11に示すように、吸水ポリマー101を一対の不織布102の間にはさみこんだ形からなる吸湿素子103は、平板状の形状である。
【0006】
そして、高湿空気を吸湿素子103に接触させるための処理用送風機104が設けられている。
【0007】
上記構成において、高湿空気は処理用送風機104で吸湿素子103に接触させ、高湿空気中の湿分を吸着させて湿分を除去された除湿空気を室内に送風する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成における室内の湿気を除去する吸湿素子について述べると、吸湿素子103中の吸水ポリマー101が水分を吸着する際、吸水ポリマー101が膨潤する。その際、吸水ポリマー101同士が接触、凝集し吸水ポリマー101の表面積が減少し吸湿能力が低下する問題がある。
【0009】
本発明は上記課題を解決するもので、空気中の湿分を吸湿する際に吸水ポリマーの吸湿能力の低下がなく、また、単位時間当りの吸湿量の増大と、素子の圧力損失の低減と、コストの低減ができる吸湿素子を提供することを第1の目的とする。
【0010】
の目的は、吸水ポリマーの量を多く用いることができ、かつ、吸湿効率がより優れた吸湿素子を提供することである。
【0011】
の目的は、基材に吸水ポリマーを接着させる際の接着剤による吸水ポリマーの表面積低下を防止できる吸湿素子を提供することである。
【0012】
の目的は、温風再生時の再生効率を向上させた吸湿素子を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の第の目的を達成するための第の手段は、発泡性樹脂を備え、前記発泡性樹脂中に吸水ポリマーを分散させ、その吸水ポリマーが分散した前記発泡性樹脂を多孔質の吸湿素子上に塗布したものである。
【0014】
本発明の第の目的を達成するための第の手段は、ハニカムセルと、前記ハニカムセル内に設けられた吸水ポリマーと不織布ファイバーと、一対の不織布を備え、前記一対の不織布の間に前記ハニカムセル設けられた構成したものである。
【0015】
本発明の第の目的を達成するための第の手段は、多孔質の吸湿素子上に吸水ポリマーを合成させた構成としたものである。
【0016】
本発明の第の目的を達成するための第の手段は、金属フィラーを設けた構成としたものである。
【0017】
【作用】
本発明は上記した第1の手段の構成により、発泡性樹脂中に吸水ポリマーを分散させることで、吸水ポリマー同士の接触、凝集がなくなり、表面積の減少を抑えることができるので、吸湿能力の低下を防止することができ、また、多孔質形状の基材に吸水ポリマーを接着することで、多孔質状基材中に高湿空気が十分通過し、吸水ポリマーに効率よく高湿空気が接触することができるため単位時間当りの吸湿能力(吸湿スピード)の増大と、素子が多孔質形状であるため空気の通過抵抗が抑えられることによる素子の圧力損失の低下、また材料コストの低減ができるものである。
【0018】
また、第の手段の構成により、ハニカムセル中に吸水ポリマーを充填させることで、吸水ポリマーの量を多く使用でき吸湿能力の増大が可能になるとともに、不織布ファイバーを混在させることで吸水ポリマー同士の接触、凝集を防止し、吸湿効率向上ができるものである。
【0019】
また、第の手段の構成により、多孔質状基材上に吸水ポリマーを合成させることで、吸水ポリマーの吸湿素子からの脱離防止ができ、安定した吸湿能力が得られるとともに、単位時間当りの吸湿能力(吸湿スピード)の増大が可能となるものである。また、必要能力に応じて吸水ポリマーの量をコントロールすることができるものである。
【0020】
また、第の手段の構成により、吸水ポリマーと金属フィラーを混在させることで、温風再生時金属フィラーの伝熱効果により吸湿素子全体に均一にかつ、効率的に温風がいきわたることから、再生効率の向上ができるものである。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の参考例について、図1を参照しながら説明する。
【0022】
図に示すように、発泡性樹脂1内に吸水ポリマー101を分散させたものを基材2上に塗布した吸湿素子3aからなる。
【0023】
発泡性樹脂1の材質は、通気性のある発泡性樹脂であればよく、ポリウレタン、ポリウレタンフォームなどでよい。
【0024】
基材2の材質は、不織布であればよく、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエステル、レーヨンなどでよい。
【0025】
吸湿ポリマー101の材質は、デンプン−アクリロニトリルグラフト重合体加水分解物、デンプン−アクリル酸グラフト重合体、デンプン−スチレンスルホン酸グラフト重合体、デンプン−ビニルスルホン酸グラフト重合体、デンプン−アクリルアミドグラフト重合体系、セルロース−アクリロニトリルグラフト重合体、セルロース−スチレンスルホン酸グラフト重合体、カルボキシメチルセルロースの架橋体、ヒアルロン酸、アガロース、コラーゲン、ポリビニルアルコール架橋重合体、ポリビニルアルコール吸水ゲル凍結・解凍エラストマー、アクリル酸ナトリウム−ビニルアルコール共重合体、ポリアクリロニトリル系重合体ケン化物、ヒドロキシエチルメタクリレートポリマー(HEMA)、無水マレイン酸系(共)重合体、ビニルピロリドン系(共)重合体、ポリエチレングリコール・ジアクリレート架橋重合体、エステル系ポリマー、アミド系ポリマーなどでもよい。
【0026】
上記構成により、以下その動作について説明する。高湿空気が吸湿素子3aに接触する際、高湿空気は吸湿素子3a表面上の発泡性樹脂1中を通過し、発泡性樹脂1中に分散している吸水ポリマー101と接触し、吸水ポリマー101が空気中の湿分を吸湿させる。なお、吸水ポリマー101は、高湿空気と接触し吸湿する際数倍程度の膨潤が起こるが、発泡性樹脂1中に分散しているため他の吸水ポリマー101との接触および吸水ポリマー101同士の凝集は防止することができる。
【0027】
このように本発明の第1参考例の吸湿素子によれば、吸水ポリマーを発泡性樹脂中に分散させることで、空気中の水分を吸水ポリマーにより吸湿する場合、吸水ポリマーが膨潤しても吸水ポリマー同士の接触、凝集を防止し、吸水ポリマーの吸湿能力が低下するのを抑えることができる。
【0028】
また、吸水ポリマーの量を増減させることで吸湿能力をコントロールすることが可能である。
【0029】
つぎに本発明の第2参考例について、図2を参照しながら説明する。なお、従来例で示したものについては同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0030】
図に示すように、発泡性樹脂1内に吸水ポリマー101を分散させたものをハニカム構造体からなる吸湿素子3b上に塗布したものである。
【0031】
吸湿素子3bの材質は、ハニカム構造であれば材質、形状に選択性はない。上記構成により、以下その動作について説明する。
【0032】
高湿空気が吸湿素子3bに接触する際、高湿空気は吸湿素子3b表面上の発泡性樹脂1中を通過し、発泡性樹脂1中に分散している吸水ポリマー101と接触し、吸水ポリマー101が空気中の湿分を吸湿させる。
【0033】
また、吸湿素子3bはハニカム構造となっているため、吸湿素子3b中の高湿空気の通過抵抗は抑えられ低圧力損失化が可能となる。
【0034】
また、吸湿素子3bの低圧力損失分だけ多量の吸水ポリマー101を発泡性樹脂1中に分散させ使用することができる。
【0035】
また、ハニカム構造のセル数を変化させることで、吸湿素子3bの高湿空気との接触面積も増加し吸湿性能も向上する。
【0036】
このように本発明の第2参考例の吸湿素子によれば、低圧力損失の吸湿素子を用いることが可能となり、また、吸湿素子のハニカム構造のセル数を変化させることで吸湿性能を簡単に変えることができる。
【0037】
また、吸湿素子の形状をハニカム構造とすることで高湿空気の接触面積が増大し吸湿能力を向上させることができる。
【0038】
つぎに本発明の第3参考例について、図3を参照しながら説明する。なお、従来例で示したものについては同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0039】
図に示すように、発泡性樹脂1内に吸水ポリマー101を分散させたものをプリーツ形状からなる吸湿素子3c上に塗布したものである。
【0040】
吸湿素子3cの材質は、不織布状もしくは、多孔質状のものでよく、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエステル、レーヨンなどを用いる。
【0041】
上記構成により、以下その動作について説明する。高湿空気が吸湿素子3cに接触する際、高湿空気はプリーツ形状の吸湿素子3c表面上の発泡性樹脂1中を通過し、発泡性樹脂1中に分散している吸水ポリマー101と接触し、吸水ポリマー101が空気中の湿分を吸湿させる。
【0042】
なお、吸水ポリマー101は、高湿空気と接触し吸湿する際数倍程度の膨潤が起こるが、発泡性樹脂1中に分散しているため他の吸水ポリマー101との接触および吸水ポリマー101同士の凝集は防止することができる。
【0043】
また、吸湿素子3cの形状がプリーツ形状であるため、素子の単位開口面積当りの素子表面積が増大し、吸湿素子表面での通過風速が小さくなり素子の圧力損失の低減ができる。
【0044】
また、吸湿素子3cの高湿空気との接触面積が増大することで、単位時間当りの吸湿能力(吸湿スピード)の増大が可能となる。
【0045】
このように本発明の第3参考例の吸湿素子によれば、高湿空気が吸湿素子に接触する際、通過風速の関係から吸湿素子の形状が同一開口面積の平板に対し素子の圧力損失の低減化、単位時間当りの吸湿能力(吸湿スピード)の増大が可能となる。
【0046】
つぎに本発明の第実施例について、図4を参照しながら説明する。なお、従来例で示したものについては同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0047】
図に示すように、発泡性樹脂1内に吸水ポリマー101を分散させたものを多孔質状形状からなる吸湿素子3d上に塗布したものである。
【0048】
吸湿素子3dの材質は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエステル、レーヨン、ポリウレタンなどで多孔質状であればよく、ポアサイズは6〜60PPIで、望ましくは6〜30PPIがよい。
【0049】
上記構成により、以下その動作について説明する。高湿空気が吸湿素子3dに接触する際、高湿空気は多孔質形状の吸湿素子3d表面上の発泡性樹脂1中を通過し、発泡性樹脂1中に分散している吸水ポリマー101と接触し、吸水ポリマー101が空気中の湿分を吸湿させる。
【0050】
なお、吸水ポリマー101は、高湿空気と接触し吸湿する際数倍程度の膨潤が起こるが、発泡性樹脂1中に分散しているため他の吸水ポリマー101との接触および吸水ポリマー101同士の凝集は防止することができる。
【0051】
そして、吸湿素子3dは多孔質形状であるため、高湿空気は通風抵抗の小さい吸湿素子3d中の隅々まで短時間でかつ、効率的にいきわたることができる。
【0052】
また、発泡性樹脂1中に分散している吸水ポリマー101と効率的に接触することができ、また材料コストの低減ができるものである。
【0053】
このように本発明の第実施例の吸湿素子によれば、高湿空気が多孔質形状の吸湿素子であるために、素子の圧力損失の低減化、単位時間当りの吸湿能力(吸湿スピード)の増大と、吸湿素子の基材コストの低減が可能となる。
【0054】
つぎに本発明の第実施例について、図5を参照しながら説明する。なお、従来例で示したものについては同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0055】
図に示すように、一対の不織布6の間にハニカムセル4が設けられ、このハニカムセル4内に吸水ポリマー101と不織布ファイバー5が充填されている。
【0056】
ハニカムセル4の材質は、紙を用いるが、その他材質に選択性はない。不織布ファイバー5および、不織布6の材質は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエステル、レーヨンなどでよい。
【0057】
上記構成により、以下その動作について説明する。高湿空気が吸湿素子7に接触する際、高湿空気は不織布6を通過し、一対の不織布6の間のハニカムセル4内に充填された吸水ポリマー101と接触し、吸水ポリマー101が空気中の湿分を吸湿させる。
【0058】
なお、吸水ポリマー101は、高湿空気と接触し吸湿する際数倍程度の膨潤が起こるが、ハニカムセル4内に吸水ポリマー101と混在している不織布ファイバー5が、吸水ポリマー101同士が接触させないように吸水ポリマー101間に充填されているために、吸湿時の吸水ポリマー101同士の接触および凝集を防止することができる。
【0059】
そして、不織布ファイバー5を吸水ポリマー101と一緒に充填することで、不織布ファイバー5の毛細管現象を利用して吸水ポリマー101と湿分との接触の効率を向上させることができる。
【0060】
また、吸水ポリマー101をハニカムセル4内に充填することで、吸湿素子7内での吸水ポリマー101の偏りを防止する。
【0061】
このように本発明の第実施例の吸湿素子によれば、吸湿素子中に充填する吸水ポリマー量を多く充填することによる吸湿能力の増大、吸水ポリマーの偏りの防止、吸湿効率の向上が可能となる。
【0062】
つぎに本発明の第実施例について、図6を参照しながら説明する。なお、従来例で示したものについては同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0063】
図に示すように、多孔質状形状からなる吸湿素子8上に吸水ポリマー101を合成させたものである。
【0064】
吸水ポリマー101の材質は、ポリビニルアルコール系/ポリアクリル酸ナトリウム架橋体を用い、形状はアクリルモノマーの状態で吸湿素子8に担持させて、その後重合反応を行ないポリマーの形としたものである。
【0065】
上記構成により、以下その動作について説明する。高湿空気が吸湿素子8に接触する際、多孔質状からなる吸湿素子8上で合成した吸水ポリマー101に空気中の湿分を吸湿させる。
【0066】
このとき、吸湿素子8上に吸水ポリマー101を合成しているため、吸水ポリマー101が吸湿素子8から脱離することを防止でき、多孔質形状であるため通風抵抗が小さいために、高湿空気が吸湿素子8上の吸水ポリマー101に効率よく接触させることができる。
【0067】
また、重合反応で吸水ポリマー101を合成しているので、吸水ポリマー101の量をコントロールすることができる。
【0068】
このように本発明の第6実施例の吸湿素子によれば、吸湿素子表面に吸水ポリマーを合成させることにより、吸水ポリマーの吸湿素子からの脱離防止ができ、安定した吸湿能力が得られるとともに、単位時間当りの吸湿能力(吸湿スピード)の増大が可能となる。
【0069】
また、必要能力に応じて吸水ポリマーの量をコントロールすることができる。つぎに本発明の第実施例について、図7を参照しながら説明する。
【0070】
なお、従来例で示したものについては同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0071】
図に示すように、発泡性樹脂1内に吸水ポリマー101と、金属フィラー9を分散させたものを基材2上に塗布した吸湿素子3eからなる。
【0072】
金属フィラーの材質は、鉄、アルミニウム、銅を用いるが、その他伝熱性の良いものであれば選択性はない。
【0073】
上記構成により、以下その動作について説明する。高湿空気が吸湿素子3eに接触する際、発泡性樹脂1内の吸水ポリマー101に空気中の湿分を吸湿させる。そして、この吸湿素子3eを温風再生させるとき、発泡性樹脂1内の金属フィラー9に温風の再生空気が接触することで、金属フィラー9の伝熱により吸水ポリマー101の再生が可能となる。
【0074】
このように本発明の第実施例の吸湿素子によれば、金属フィラーを発泡性樹脂中に分散させることで、温風再生時の金属フィラーの伝熱効果により吸湿素子全体に均一にかつ、効率的に温風からの熱がいきわたることから、再生効率の向上ができるものである。
【0075】
つぎに本発明の第4参考例について、図8を参照しながら説明する。なお、従来例で示したものについては同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0076】
図に示すように、平板型基材10と波型基材11の間に熱溶着基材12が積層されたコルゲート型吸湿素子13aからなる。
【0077】
平板型基材10および波型基材11の材質は、実施例1で示した吸湿素子と同様もしくは、不織布基材上に吸水ポリマー101を合成させたものでよい。
【0078】
熱溶着基材12の材質は、ポリプロピレン、ポリエチレン、または、ポリプロピレンとポリエチレンを混合させたもので、形状はシート状もしくは、固形状のものでよい。
【0079】
上記構成により、以下その動作について説明する。平板型基材10と波型基材11を積層し接着させる際に、平板型基材10と波型基材11の間に熱溶着基材12を設け、100℃〜150℃で熱処理することで、熱溶着基材12が熱により溶融して平板型基材10と波型基材11が接着される。
【0080】
このように本発明の第4参考例のコルゲート型吸湿素子によれば、熱溶着基材の溶融による接着であるために、吸湿時の水分による接着面の剥離を防止し、耐水性に優れたコルゲート型吸湿素子の実現が可能となる。
【0081】
つぎに本発明の第5参考例について、図9を参照しながら説明する。なお、従来例で示したものについては同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0082】
図に示すように、平板型基材10と波型基材11の間に接着剤14が設けられたコルゲート型吸湿素子13bからなる。
【0083】
接着剤14の材質は、ゴム系のクロロプレンを用いる。なお、エチレン−酢酸ビニル系、アクリル−水系、シリコン系などでも同様の効果がある。
【0084】
上記構成により、以下その動作について説明する。平板型基材10と波型基材11を積層し接着させる際に、平板型基材10と波型基材11の間に接着剤14を塗布し、クロロプレン接着剤の最適熱処理温度である50℃〜100℃で熱処理することで、接着剤14中に存在する有機溶剤(アセトン、アルコール類)を熱処理により蒸発除去させて平板型
基材10と波型基材11が接着され、有機溶剤特有の臭いを防止する。
【0085】
また、平板型基材10と波型基材11が接着されたコルゲート型吸湿素子13b同士を積層し接着する際にも、一方のコルゲート型吸湿素子13bと他方のコルゲート型吸湿素子13b同士の間に接着剤14を塗布することでコルゲート型吸湿素子13b同士の接着、固定化も可能となる。
【0086】
このように本発明の第5参考例の吸湿素子によれば、接着剤からの臭気もなく、かつ吸湿時の剥離も防止することができるコルゲート型吸湿素子が可能となる。
【0087】
また、コルゲート型吸湿素子の固定化により、コルゲート型吸湿素子の寸法変化を抑え、寸法安定性に優れたコルゲート吸湿素子が可能となる。
【0088】
つぎに本発明の第6参考例について、図10を参照しながら説明する。なお、従来例で示したものについては同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0089】
図に示すように、平板型基材10と波型基材11の間に吸湿型接着剤15が設けられたコルゲート型吸湿素子13cからなる。
【0090】
接着剤15の材質は、シリカゲル系の接着剤を用いる。上記構成により、以下その動作について説明する。
【0091】
平板型基材10と波型基材11を積層し接着させる際に、平板型基材10と波型基材11の間に吸湿型接着剤15を塗布し、平板型基材10と波型基材11の耐熱温度を考慮して100℃〜200℃で熱処理することで、吸湿型接着剤15中の有機バインダが熱により除去され接着性を有したシリカゲル系の無機物が、平板型基材10と波型基材11を接着させる。
【0092】
また、平板型基材10と波型基材11が接着されたコルゲート型吸湿素子13c同士を積層し接着する際にも、一方のコルゲート型吸湿素子13cと他方のコルゲート型除湿素子13c同士の間に吸湿型接着剤15を塗布することでコルゲート型吸湿素子13c同士の接着も可能となる。
【0093】
このように本発明の第10実施例の吸湿素子によれば、接着剤に吸湿性を付加させることで、コルゲート吸湿素子同士の接合部分の吸湿能力を補うことができるものである。
【0094】
【発明の効果】
以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、発泡性樹脂中に吸水ポリマーを分散させることで、吸湿能力の低下の防止ができ、また、発泡性樹脂中に吸水ポリマーを分散させたものを多孔質の吸湿素子上に塗布することで、低圧力損失化、単位時間当りの吸湿能力(吸湿スピード)の向上、および材料コストの低減が実現できる吸湿素子を提供できる。
【0095】
また、ハニカムセル中に吸水ポリマーと、不織布ファイバーを混在し充填させることで、吸水ポリマーの偏り防止、吸湿能力の向上、および効率化が実現できる吸湿素子を提供できる。
【0096】
また、多孔質の吸湿素子上に吸水ポリマーを合成させることで、吸水ポリマーの吸湿素子からの脱離防止、単位時間当りの吸湿能力(吸湿スピード)の増大を実現できる吸湿素子を提供できる。
【0097】
また、吸水ポリマーと金属フィラーを混在させることで、温風による再生効率の向上が実現できる吸湿素子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1参考例の吸湿素子の縦断面図
【図2】同第2参考例の吸湿素子の構成図
【図3】同第3参考例の吸湿素子の構成図
【図4】同第実施例の吸湿素子の構成図
【図5】同第実施例の吸湿素子の構成図
【図6】同第実施例の吸湿素子の構成図
【図7】同第実施例の吸湿素子の縦断面図
【図8】同第4参考例の吸湿素子の縦断面図
【図9】同第5参考例の吸湿素子の縦断面図
【図10】同第6参考例の吸湿素子の縦断面図
【図11】従来の吸湿素子の構成図
【図12】同除湿装置の構成図
【符号の説明】
1 発泡性樹脂
2 基材
3a 吸湿素子
3b 吸湿素子
3c 吸湿素子
3d 吸湿素子
3e 吸湿素子
4 ハニカムセル
5 不織布ファイバー
6 不織布
7 吸湿素子
8 吸湿素子
9 金属フィラー
10 平板型基材
11 波型基材
12 熱溶着基材
13a コルゲート型吸湿素子
13b コルゲート型吸湿素子
13c コルゲート型吸湿素子
14 接着剤
15 吸湿型接着剤
101 吸水ポリマー

Claims (4)

  1. 発泡性樹脂を備え、前記発泡性樹脂中に吸水ポリマーを分散させ、その吸水ポリマーが分散した前記発泡性樹脂を多孔質の吸湿素子上に塗布したことを特徴とする吸湿素子。
  2. ハニカムセルと、前記ハニカムセル内に設けられた吸水ポリマーと不織布ファイバーと、一対の不織布を備え、前記一対の不織布の間に前記ハニカムセル設けられたことを特徴とする吸湿素子。
  3. 多孔質の吸湿素子上に吸水ポリマーを合成させたことを特徴とする吸湿素子。
  4. 金属フィラーを設けてなる請求項1,2,または載の吸湿素子。
JP08929295A 1995-04-14 1995-04-14 吸湿素子 Expired - Fee Related JP3633663B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08929295A JP3633663B2 (ja) 1995-04-14 1995-04-14 吸湿素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08929295A JP3633663B2 (ja) 1995-04-14 1995-04-14 吸湿素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08281047A JPH08281047A (ja) 1996-10-29
JP3633663B2 true JP3633663B2 (ja) 2005-03-30

Family

ID=13966621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08929295A Expired - Fee Related JP3633663B2 (ja) 1995-04-14 1995-04-14 吸湿素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3633663B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001029732A (ja) * 1999-07-23 2001-02-06 Mitsubishi Electric Corp 調湿装置
WO2015012398A1 (ja) * 2013-07-25 2015-01-29 国立大学法人岡山大学 吸放湿性膜を備えたデバイス及び吸放湿性膜を備えたデバイスを備えた水蒸気分離器及び熱交換器
JP2021041367A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 日東工業株式会社 ルーバ装置用フィルタ及びルーバ装置
CN114901381B (zh) * 2020-01-06 2023-05-16 三菱电机株式会社 除湿元件、具备该除湿元件的除湿装置及除湿元件的制造方法
CN118767893B (zh) * 2024-07-19 2025-03-04 广东锦轮高新材料有限责任公司 一种气体湿度控制复合蜂窝体材料及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08281047A (ja) 1996-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6528097B2 (ja) 除湿装置及び除湿方法
JP3370757B2 (ja) 除湿装置
JPH0118335B2 (ja)
JP6528094B2 (ja) 水集積装置および水集積方法
JP2004069257A (ja) 調湿エレメント及び調湿装置
JPH08281047A (ja) 吸湿素子
WO2023248995A1 (ja) 洗浄方法及び洗浄装置
JP4529318B2 (ja) 除湿デバイスと前記除湿デバイスを使用した冷風発生装置
WO2015170502A1 (ja) 冷却装置
JP4341924B2 (ja) デシカント換気システム
JP6833121B1 (ja) 除湿素子、この除湿素子を備えた除湿装置および除湿素子の製造方法
JPS61185313A (ja) 複合シ−ト及び脱湿具
JP7674264B2 (ja) 除湿装置
JP4122540B2 (ja) 環境浄化機能付き表装用シートで表装された建材ボード
US20230062833A1 (en) Dryer, drying method, and dehumidification filter
JP6790312B1 (ja) 除湿素子、除湿装置及び除湿素子の製造方法
JP3696435B2 (ja) 空調機器
JPH0924235A (ja) 除湿装置
JPH07328377A (ja) 除湿装置および加湿装置
JPH04221144A (ja) 壁構造
WO2025197442A1 (ja) 除湿装置
JP3594486B2 (ja) 湿気交換素子
WO2022176149A1 (ja) 除湿装置の製造方法、除湿素子及び該除湿素子を備えた除湿装置
WO2025100185A1 (ja) 調湿装置
JP4120688B2 (ja) 吸着熱交換器の製造方法及び製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040824

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041221

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees