JP3645012B2 - ヘッド送り装置 - Google Patents

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JP3645012B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、主動ヘッドと従属ヘッドとを分離可能に連結する第1の連結部と、従属ヘッドと固定部材とを分離可能に連結する第2の連結部を備えたヘッド送り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この発明に興味のあるヘッド送り装置が、例えば実開平5−44592号公報に開示されている。
【0003】
上記公報に開示されたヘッド送り装置には、図18に示すように、従属ヘッド202である用紙切断装置のケーシング204に軸を中心に回動自在に枢支された脱着フック206と、主動ヘッド208である画線ヘッドに上記脱着フック206に対向して固設された着脱フック受け210と、からなる連結部212が備えられている。
【0004】
上記脱着フック206は、ばね214の引張力によって主動ヘッド側の一端が下方に向くように付勢されている。また、上記ケーシング204にはピン216が昇降自在に支持され、該ピン216の下端は上記脱着フック206の他端近傍上に載置されている。さらに、上記主動ヘッド208と従属ヘッド202が走行するYレール218を固定するために固定部材220が配設され、その固定部材220の上方の水平板222には上記ピン216を上下動させるソレノイド224が配設されている。
【0005】
上記従属ヘッド202がYレール218端部近傍のストッパー226に係止された所定の待機位置に移動した状態において、上記ピン216は上記ソレノイド224の出力軸228の直下に位置するように設定されている。
【0006】
上記構成において、用紙230を切断する場合には、主動ヘッド208をYレール218の右端部方向に移動し、且つソレノイド224を通電して、脱着フック206を時計方向に回転して上げておく。そして脱着フック受け210が脱着フック206との係合位置まで移動したところで、主動ヘッド208の移動を停止し、且つ、ソレノイド224への通電を解除する。このとき脱着フック206はばね214の引張力によって反時計方向に回転する。したがって脱着フック206の引掛部と脱着フック受け210とが係合して主動ヘッド208と従属ヘッド202が連結する。つぎに主動ヘッド208をYレール218に沿って左方向に移動すると、連動する従属ヘッド202が用紙を切断する。このように上記送り装置200は必要に応じて従属ヘッド202を使用できるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記送り装置200は、従属ヘッド202の脱着フック206を回動させるのにソレノイド224を用いているため、高価なものになっていた。また、ソレノイド224を配設するためのスペースや配線のためのスペースが必要となり装置の大型化の原因となっていた。さらに、従属ヘッド202の使用の都度、ソレノイド224を駆動させるためのランニングコストがかかるという問題点があった。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、ソレノイドを用いずに主動ヘッドと従属ヘッドとを分離可能に連結して、コストを低減するとともに小型化したヘッド送り装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のヘッド送り装置は、一対の固定部材に固定されたガイドレールと、制御部の制御によるモータ駆動によって上記ガイドレールに沿って移動する主動ヘッドと、上記ガイドレールに沿って移動可能に配設され上記主動ヘッドに連結して移動する従属ヘッドとを備えたヘッド送り装置であって、上記主動ヘッドと上記従属ヘッドとを分離可能に連結する第1連結部と、上記一対の固定部材のうちの一方側固定部材と上記従属ヘッドとを分離可能に連結する第2連結部とを有し、上記第1連結部または上記第2連結部のいずれか一方は、上記主動ヘッドと上記従属ヘッドとが上記第1連結部によって連結され、かつ、上記従属ヘッドと上記一方側固定部材とが上記第2連結部によって連結された状態で待機する待機状態位置から、上記主動ヘッドを上記一方側固定部材方向へ移動させ、その後に上記主動ヘッドを上記他方側固定部材方向へ移動させると連結が解除され、上記第1連結部または上記第2連結部のいずれか他方は、上記待機状態位置から上記主動ヘッドを上記他方側固定部材方向へ移動させると連結が解除されることを特徴としている。
また、本発明のヘッド送り装置は、一対の固定部材に固定されたガイドレールと、制御部の制御によるモータ駆動によって上記ガイドレールに沿って移動する主動ヘッドと、上記ガイドレールに沿って移動可能に配設され上記主動ヘッドに連結して移動する従属ヘッドとを備えたヘッド送り装置であって、上記主動ヘッドと上記従属ヘッドとを分離可能に連結する第1連結部と、上記一対の固定部材のうちの一方側固定部材と上記従属ヘッドとを分離可能に連結する第2連結部とを有し、上記第1連結部または上記第2連結部のいずれか一方の連結部が、被係合体と、上記被係合体と係合可能な係合体とからなり、上記係合体が、主動ヘッドの移動に伴なって被係合体に誘導され且つ主動ヘッドの往復移動によって被係合体に沿ってループ軌道を描いて移動するピンを備え、上記被係合体が、上記ピンが係合し上記主動ヘッドの一方側固定部材方向への移動によってのみ上記係合が解除できるように構成された係合段部と、上記ピンを係合段部まで誘導する第1誘導路と、上記係合段部に位置しているピンを上記主動ヘッドの一方側固定部材方向への移動によって係合解除位置に案内する係合解除案内路と、上記係合解除位置に位置しているピンを上記主動ヘッドの他方側固定部材方向への移動によって上記第1誘導路に接する前の位置に誘導する第2誘導路を備え、上記第1連結部および上記第2連結部が連結状態にあるときに、上記主動ヘッドを上記一方側固定部材方向へ移動させて上記係合体の上記ピンを上記被係合体の係合解除位置に移動させ、その後に上記主動ヘッドを上記他方側固定部材方向へ移動させると、上記一方の連結部の連結が解除され、また、上記第1連結部および上記第2連結部が連結状態にあるときに、上記主動ヘッドを上記他方側固定部材方向へ移動させると、上記一方以外の連結部の連結が解除されることを特徴としている。
【0010】
【作用】
すなわち、本発明によるヘッド送り装置において、上記主動ヘッドは、制御部によるモータ駆動によってガイドレールに沿って移動するものであり、この主動ヘッドを用いて上記第1連結部および上記第2連結部の連結・分離が行われている。そして、上記連結・分離は、上記第1誘導路、上記係合段部、上記係合解除案内路および上記第2誘導路からなるループ軌道を有した被係合体と、上記ループ軌道上を移動できるピンを有した係合体との係わりによって実行される。
【0011】
例えば、上記従属ヘッドに上記係合体が取り付けられ、上記一方側固定部材に上記被係合体が取り付けられて、上記第2連結部が構成されている場合であって、上記従属ヘッドが上記一方側固定部材と連結する際には、上記従属ヘッドが上記主動ヘッドによって一方側固定部材方向へ移動され、上記係合体のピンが上記被係合体の第1誘導路に誘導されて係合段部に導かれる。これにより上記ピンが上記係合段部に係合し第2連結部が連結されたことになる。また、この連結を解除する際には、上記従属ヘッドが上記主動ヘッドによってさらに一方側固定部材方向へ移動され、上記係合段部に位置しているピンが上記係合解除案内路に案内されて係合解除位置に移動される。ここで、上記従属ヘッドが上記主動ヘッドによって他方側固定部材方向へ移動され、上記係合解除位置に位置しているピンが上記被係合体の第2誘導路誘導されて上記第1誘導路に接する前の位置まで移動する。これにより上記係合体が上記被係合体から離脱し第2連結部が分離されたことになる。
【0012】
さらに、上記第1連結部および上記第2連結部が連結状態にあるとき(すなわち上記係合体のピンが上記被係合体の係合段部に係合しているとき)、第1連結部の連結を解除して上記主動ヘッドと上記従属ヘッドを分離させるには、上記主動ヘッドを他方側固定部材方向へ移動させる。このとき、上記ピンが上記係合段部に係合していて第2連結部が分離されないために第1連結部の連結が解除されて主動ヘッドと従属ヘッドとが分離することになる。
【0013】
以上のように、本発明によるヘッド送り装置は、ソレノイドを用いずとも、主動ヘッドと従属ヘッドとの連結・分離が主動ヘッドの移動量を制御することによって可能であり、主動ヘッドと従属ヘッドとの連結・分離にソレノイドを必要とする従来の送り装置に比して、装置が安価で且つ小型になる。
【0014】
【実施例】
以下、本発明に係るヘッド送り装置の連結機構の一実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例を示すヘッド送り装置の外観斜視図、図2は図1における主動ヘッドおよび従属ヘッドの連結状態を示す正面図、図3は図1における主動ヘッドおよび従属ヘッドの分離状態を示す正面図である。これらの図に示されているように、本実施例のヘッド送り装置10は、主としてホストコンピュータ(図示せず)から画像データの信号が入力される本体部12と、全体の動作の制御や各種の処理の指示を行うための操作パネル14と、出力部として主動ヘッド16および従属ヘッド18と、単シートまたは長尺の巻きシートなどのシート20をX方向に送るグリッドローラ22L,22Rとピンチローラ24L,24Rによるシート駆動部とにより構成されている。なお、図1において、15Rは右側サイドカバー、15Lは左側サイドカバー、17は上部カバー、19はエプロン、36はプラテンである。
【0015】
主動ヘッド16および従属ヘッド18は、ヘッド送り装置10の固定部材28L,28Rに支持されたガイドレール30に沿ってY方向に移動自在になるようにガイドローラ32,34を介して装着されている。また、主動ヘッド16および従属ヘッド18にはお互いを分離可能に連結する第1連結部40が設けられ、従属ヘッド18および右側固定部材28Rにはお互いを分離可能に連結する第2連結部42が設けられている。そして、主動ヘッド16には、ガイドレール30の外周に沿って配設された無端ベルト(図示せず)が係着されており、上記無端ベルトに係合するベルト駆動用ステッピングモータ(図示せず)によってY方向に主動ヘッド16が移動するようになっている。
【0016】
第1連結部40は、主動ヘッド16の右側方に固設された把持体44と、従属ヘッド18の左側方に固設された被把持体46とが対向した構成になっている。さらに詳しく図4および図5をも参照して説明すると、把持体44は、一般的なペンプロッタのペンホルダと同様に、被把持体46を受け入れるU字状の切欠部48と、受け入れられた被把持体46を把持する回動自在の把持片50とを備えている。そして把持片50は常に反時計回りに回転するように伸張ばね52によって付勢されている。また、上記被把持体46は、従属ヘッド18の左側面から上下に平行して突設された2枚の支持板54に円柱体56が固設された構成になっている。
【0017】
主動ヘッド16と従属ヘッド18とを連結するときには、図3に示すように主動ヘッド16が右方向へ移動し、主動ヘッド16の把持体44を従属ヘッド18の被把持体46に押し付ける。このとき、伸張ばね52の付勢力に抗して把持片50が円柱体56によって外側から押し広げられる。さらに主動ヘッド16が右方向へ移動すると、円柱体56が切欠部48内に納まり把持片50に完全に把持される。ここで両ヘッド16,18の連結が完了する。また、主動ヘッド16と従属ヘッド18とを分離するときには、従属ヘッド18が右側固定部材28Rに連結されている状態において、主動ヘッド16を左方向へ移動する。このとき伸張ばね52の付勢力に抗して把持片50が被把持体56によって内側から押し広げられる。さらに主動ヘッド16が左方向へ移動すると、円柱体56が切欠部48から完全に脱し、両ヘッド16,18の分離が完了する。このような上記両ヘッド16,18の連結および分離は、通常、従属ヘッド18が右側固定部材28Rの待機位置にいるときに実行される。
【0018】
なお、第1連結部40において、把持体44を従属ヘッド18に固設し、被把持体46を主動ヘッド16に固設するようにしてもよい。
【0019】
第2連結部42は、従属ヘッド18の右側方に固設された係合体60と、固定部材28Rの左側方に固設された被係合部62とから構成されている。係合体60は、図6および図7に示すように、上内面に所定の間隔で平行した2本の溝64a,64bを設け、底面部に切欠部66を設けた樹脂製ケース68に、溝64a,64bのいずれにも係合可能な1個の金属ボール70と、上記切欠部66に遊嵌するピン72とを備えたスライダー74が嵌入された構成となっている。すなわち、上記スライダー74は、横幅が上記ケース68内の横幅より少なくとも上記溝64a,64bの間隔分以上小さく設計されていて、ケース68内で横方向に移動できるようになっている。
【0020】
上記金属ボール70は、樹脂製スライダー本体76の上面に穿設されている穴78から突出するように伸張ばね80を介して取り付けられていて、常時上方に付勢されている。そして図7に示すようにスライダー74がケース68空間内で左寄りに位置しているときには金属ボール70が左側の溝64aに係合し、スライダー74がケース68空間内で右寄りに位置しているときには金属ボール70が右側の溝64bに係合している。
【0021】
上記ピン72は、上端部82が胴部より大径に形成され、下端部84が球面状に形成されている。上記上端部82は樹脂製スライダー本体76の下面に穿設された穴86に配設された伸張ばね88の下端に配設されている。上記穴86にはピン72を挿通した状態で円筒状のストッパーリング90が樹脂製スライダー本体76の下面と面一になるように嵌着され、上記ピン72が落下せずに上下動自在になるように設置されている。
【0022】
このように構成された上記係合体60は、図2および図3に示すように、ピン72が下方へ垂直に突出した状態になるように、従属ヘッド18の右側方にケース開口部68aを当接してねじ止めされている。
【0023】
上記被係合体62は、図8および図9に示すように、略正方形の樹脂製平板を切削加工してなるものであり、左側部において下部分は切欠され上部分はV字状のV字片92が形成されている。また、中央下部分には上記ピン72を誘導する上り斜面の第1誘導路94が形成されている。さらに、略中央部から中央右側部にかけてと、第1誘導路94の右近傍から中央右側部にかけて、上面が削られて段部96が形成されており、この段部96において第1誘導路94の右近傍が上記ピン72と係合する係合段部96bである。上記段部96の一壁面である係合解除案内路96aは、第1誘導路94の右近傍から中央右側部まで、右上がり斜面に形成されており、係合体60が右側固定部材28R方向へ移動すると上記ピン72が係合解除案内路96aに当接して、ピン72をケース68内でスライドさせるようになっている。上記V字片92の右側面は係合体60が左側固定部材28L方向へ移動するとスライドされたピン72が当接する第2誘導路92bであり、上記ピン72をケース68内で元の位置にスライドさせるものである。
【0024】
このように構成された上記被係合体62は、左側面を図2および図3に示すように上記係合体60へ向けて、右側固定部材28Rの左側方に取付金具63を介してねじ止めされている。ここで被係合体62は、係合体60のピン72の位置が手前側に位置している状態(図7においてスライダー74が右側に位置していて金属ボール70が右溝64bに係合している状態)のとき、ピン72が被係合体62の第1誘導路94に当接し、図9に示すように第1誘導路94の右近傍の係合段部96bに係合可能で、且つ、ピン72の位置が奥側(ガイドレール側)に位置している状態(図7においてスライダー74が左側に位置していて金属ボール70が左溝64aに係合している状態)のとき、ピン72が図9に示すように右側略中央部の係合解除位置96cから左側部の第2誘導路92bに当接するまで移動可能な位置に位置決めされている。
【0025】
従属ヘッド18と右側固定部材28Rとを連結するときには、図2に示すように主動ヘッド16の移動による押圧によって従属ヘッド18を右方向へ移動させる。このとき、係合体60のピン72の位置が奥側に位置している場合には、被係合体62のV字片左側面92aに案内されてピン72が手前の位置にスライドし、その後ピン72が被係合体62の第1誘導路94に当接される。また、係合体60のピン72の位置が手前側に位置している場合には、被係合体62のV字片左側面92aに当たらずにピン72が第1誘導路94に当接される。その後さらに従属ヘッド18が右方向へ移動すると、ピン72は第1誘導路94を登りきり係合段部96bに係合する。ここで従属ヘッド18と右側固定部材28Rとの連結が完了する。この状態で主動ヘッド16を左方向に移動させると、第1誘導路94の右近傍にある段部96の係合壁面96dによってピン72の移動が制限されるため、主動ヘッド16が従属ヘッド18から分離するようになる。
【0026】
また、従属ヘッド18と右側固定部材28Rとを分離するときには、主動ヘッド16で従属ヘッド18を右方向へ移動させる。このとき、係合体60のピン72は図9における係合解除案内路96aに案内されて係合解除位置96cにスライドする。その後従属ヘッド18を左方向へ移動させると、ピン72はV字片右側面である第2誘導路92bに当接する。そこでピン72は第2誘導路92bに案内されて連結解除位置92cすなわち第1誘導路94に接する前の位置にスライドする。ここで従属ヘッド18と右側固定部材28Rとの分離が完了する。
【0027】
なお、第2連結部42において、係合体60を右側固定部材28Rに固設し、被係合体62を従属ヘッド18に固設するようにしてもよい。
【0028】
ここで、各部の連結力の関係を説明すると、第1連結部40および第2連結部42が連結状態において、左側固定部材28L方向へ主動ヘッド16が移動する場合には、第1連結部40と第2連結部42との連結力の関係が、第1連結部40の連結力<第2連結部42の連結力(ピン72と係合段部96bとの係合力)となり、主動ヘッド16が右側固定部材28R方向へ移動したのちに左側固定部材28L方向へ移動する場合には、第1連結部40と第2連結部42との連結力の関係が、第1連結部40の連結力>第2連結部42の連結力(左溝64aと金属ボール70との係合力)となっている。
【0029】
本実施例では主動ヘッド16として、カッティングヘッドが用いられている。図10乃至図12にそれぞれ示した正面図、側面図および平面図に基づいて詳しく説明すると、主動ヘッド16は、枠状のキャリッジベース100の左右両側に、上下に延びるガイド棒102a,102bが平行に設けられ、この両ガイド棒102a,102bに上下移動自在の状態でカッターホルダー104が取付けられている。
【0030】
カッターホルダー104はガイド棒102a,102bに取付けられたバー106の一端側から前方に向かって2個の挟持爪を有するペン把持部108が突設された構成からなり、一端側後部に突設された係合片110とキャリッジベース100の一端側後部上端に突設された係合片112に架け渡された伸縮ばね114によって上方に引き上げられた状態になっている。
【0031】
また、キャリッジベース100の底部他端側にはアクチュエータ116が配設されており、このアクチュエータ116の上部の移動部116aはカッターホルダー104の後部に連結されている。したがって、通常時は伸縮ばね114によって移動部116aが引き上げられ、カッターホルダー104が上方に位置しているが、アクチュエータ116を作動させると、伸縮ばね114に抗して移動部116aが引き下げされ、カッターホルダー104が下方に位置するようになる。
【0032】
さらに、カッターホルダー104の把持部108にはカッター118が保持されており、このカッター118の先端部にはカッター軸より刃先がオフセットされたカッター刃120が交換可能に装着されている。また、カッターホルダー104の後部には高さ検出器122が配設されており、この検出器122から後述する制御部に検出信号を発信し、シート20に対するカッター刃120の位置を確認している。通常、カッターホルダー104が下方に位置しているときは、カッター刃120の刃先がシート20に食い込んだ状態になっている。
【0033】
なお、上記カッティングヘッドは、オフセット刃をもつカッターを用いたものであるが、カッター刃を回転させるモータを用いてカッター刃をθ制御方式によって強制的に回動させるカッター、カッター刃を加熱してシートを溶断するカッターまたはレーザー光を発射するカッターを使用するものなど、いかなるカッティングヘッドてあってもよい。また、主動ヘッド16としては、カッティングヘッドに限定されることなく、印刷ヘッド、筆記ヘッド、スピンドルヘッドまたはセンサヘッドなど、いかなるものを採用してもよい。
【0034】
本実施例では従属ヘッド18として、インクジェットヘッドが用いられている。図2および図3に示すようにインクジェットヘッドは、複数のインクジェットノズル126a〜126nを有しており、これらのインクジェットノズル126a〜126nにそれぞれ異なるカラーインクが充填されている。そして、画像データの信号に基づいてインクジェットノズル126a〜126nが選択され、シート20の表面に所望のカラー画像を作成することができるようになされている。
【0035】
図13はインクジェットの原理を示した説明図であり、各インクジェットノズル126a〜126nには超音波発生器128からの超音波により振動する超音波振動子内蔵タンク130が設置されている。そして、この超音波振動子内蔵タンク130内には、それぞれタンク132に充填された各種カラーインク134がフィルタ136およびポンプ138を介して注入されており、画像データの信号に基づいて、選択されたインクジェットノズル126a〜126nのノズルよりカラーインクが噴射されてカラー画像を成形するようになっている。
【0036】
また、インクジェットノズル126a〜126nの乾燥を防止する目的で、図1乃至図3に示すように、右端部のプラテン36内にはノズルキャップ装置140が配設されている。このノズルキャップ装置140は、板状ベース142の上面に所定の間隔でノズルキャップ144a〜144nが固設されているとともに、インクジェットノズル126nに当接可能に板ばね146がねじ止めされている。また、ノズルキャップ装置140は右側固定部材28Rに固定された基台148に金具150を介して揺動自在に取付けられている。したがって、インクジェットヘッドでカラー画像を作成しているときには、図2に示すようにノズルキャップ装置140は基台148に接触した状態になっており、インクジェットヘッドが右端に移動して係合体60と被係合体62とが係合したときには、図3に示すようにインクジェットノズル126nに板ばね146が接触して板状ベース142が上昇され、ノズルのインク噴射部152a〜152nにノズルキャップ144a〜144nが押圧されるようになる。ここで、ノズルキャップ144a〜144nは図14に示すように上面を開口した樹脂製ケース内にスポンジ145a〜145nを配した構成となっている。
【0037】
また、上記基台148には剛性率の大きいシート片154が保持具を介して取付けられている。このシート片154はインクジェットノズルのインク噴射部下面に当接可能に配設されている。すなわち、インクジェットノズルがシート片154上を移動するとき、シート片154がインク噴射部下面を撫でて、インク汚れを除去するようになっている。
【0038】
なお、従属ヘッド18としては、上記インクジェットヘッドに限定されることなく、例えば感熱インクリボンを用いるなどした他の印刷ヘッド、カッティングヘッド、筆記ヘッド、スピンドルヘッドまたはセンサヘッドなど、いかなるものを採用してもよい。
【0039】
シート20は、図1に示すように、プラテン36の上面から一部を露出させた状態で設置されたグリッドローラ22L,22Rと、ガイドレール30に沿って摺動自在に装着されたピンチローラ24L,24Rとで挟持され、グリッドローラ駆動用ステッピングモータ(図示せず)でグリッドローラ22L,22Rを回動させることによりX方向に送られるようになっている。
【0040】
なお、上記実施例において、シート20はグリッドローラ22L,22Rとピンチローラ24L,24Rからなる駆動部26によってX方向に送られるようになっているが、シート20のY方向に延びる両側縁部に沿って一連の送給孔が形成されているシートを専用に用いるならば、上記駆動部26に代わって上記一連の送給孔に歯合するスプロケットピンを備えたスプロケットを両固定部材28L,28Rの近傍に配設してシートを送ることも可能である。
【0041】
操作パネル14は、図1に示すように、ガイドルール30の右端部正面において、表面がやや上向きになるように右側サイドカバー15Rに配置されている。そして、操作パネル14には、主動ヘッド16および従属ヘッド18の位置を指定するカーソルキー14aと、ヘッド移動データの信号に基づいて主動ヘッドの移動を開始すべき所定部位の領域を指定するための開始領域設定キー14bと、設定された開始領域からの主動ヘッドの移動を開始するための作動開始キー14cなどが配設されている。
【0042】
ヘッド送り装置10の全体の動作は、図15に示すように、外部のホストコンピュータ156からのデータ信号を受けて制御部158より出力されるヘッド移動データの信号により制御されるように構成されている。
【0043】
制御部158は、中央処理装置(CPU)160と、CPU160が実行するプログラムを格納しているリードオンリメモリ(ROM)162と、ホストコンピュータ156からのデータ信号を一時記憶するバッファメモリやCPU160によるプログラムの実行時に必要な各種レジスタなどが設定されたワーキングエリアとしてのランダムアクセスメモリ(RAM)164とにより構成されている。
【0044】
また、CPU160には、バスを介して、グリッドローラ駆動用ステッピングモータ163、ベルト駆動用ステッピングモータ165およびアクチュエータ116のオン/オフ制御をそれぞれ行うドライバ166,168,170と、従属ヘッド(インクジェットヘッド)18を制御するドライバ172と、電源をオン/オフするスイッチや各種の操作キーが配設された操作パネル14と、主動ヘッド(カッティングヘッド)16が左側固定部材28Lに隣接している位置において原点を設定するリミットスイッチ174とが接続されている。
【0045】
なお、上記実施例において、グリッドローラ22L,22Rおよびベルトを駆動するためにステッピングモータ163,165を使用しているが、サーボモータを使用することも可能である。また、上記実施例において、リミットスイッチ174がオンしたときの主動ヘッドの位置を原点として設定しているが、その位置を基準として別の位置を原点とすることもできる。さらに、リミットスイッチ174に代わり、ベルト駆動用ステッピングモータ165が脱調した位置を原点または基準点とすることも可能である。
【0046】
図16は本実施例の送り装置10の初期動作に係る制御部による処理の流れを説明するフローチャート図であり、これを参照して初期動作を説明する。まず、制御部158は、電源が投入されると、ステップS1において、主動ヘッド16を左側固定部材28L近傍に移動させ、原点検出するためのリミットスイッチ174をオンさせる。ここで、RAM164に左側固定部材28L近傍にいる主動ヘッド16の位置を原点として記憶し、主動ヘッド16の送り位置が絶対化される。したがって主動ヘッド16の移動量の制御が可能になる。
【0047】
つぎに、ステップS2において、主動ヘッド16を右側固定部材28R近傍の移動限界地点まで移動させ、主動ヘッド16と従属ヘッド18とを連結させる。
【0048】
ついで、ステップS3において、上記ピン72が右側固定部材28Rに設けた被係合部62から脱するように主動ヘッド16を左側固定部材28L方向へ所定量だけ移動させ、従属ヘッド18と右側固定部材28Rとを分離させる。
【0049】
ステップS4において、再び主動ヘッド16を右側固定部材28R近傍に移動させ、係合体60と被係合体62とが係合する地点すなわち係合体60のピン72が被係合部62の係合段部96bに係合する地点で主動ヘッド16の移動を停止させ、従属ヘッド18と右側固定部材28Rとを連結させる。
【0050】
上記初期動作を行うことによって、主動ヘッド16と従属ヘッド18とを連結し、且つ、従属ヘッド18と右側固定部材28Rを連結した状態で待機することができる。
【0051】
以上の構成において、初期動作を行った送り装置10は、ホストコンピュータ156から出力された印刷または切り抜きデータの信号をRAM164のバッファメモリに読み込み記憶すると、CPU160がRAM164内のデータの種類を判別する。上記データが印刷データの場合には、主動ヘッド16を待機状態位置からさらに右方向へ移動させ、従属ヘッド18の係合体60のピン72を図9における被係合体62の係合解除位置96cにスライドさせて、その後に主動ヘッド16を左方向へ移動させて第2連結部42の連結を解除する。
【0052】
そしてCPU160がRAM164の画像データを読み出し、順次読み出した画像データに従ってドライバ168を制御してベルト駆動用ステッピングモータ165を駆動させ、図2に示すように主動ヘッド16に連結された従属ヘッド18をガイドレール30に沿って右方向に移動するとともに、ドライバ172を制御してインクジェットヘッドのインクノズル126a〜126nからインクを噴射して一行分の印刷が行われる。そして一行分の印刷を終了するとCPU160がドライバ166を制御してグリッドローラ22L,22Rを回動させ、シート20をX方向へ一行分だけ送り出す。そしてつぎの画像データに基づいて再び上記のような印刷動作を行うことによって所望の画像がシート20に印刷される。
【0053】
なお、インクジェットノズル126a〜126nを清掃するために、3〜60秒毎にインクジェットヘッドを待機位置に移動させることが好ましい。
【0054】
RAM164のバッファメモリに読み込み記憶されたデータが切り抜きデータの場合には、主動ヘッド16を待機位置から左方向へ移動させ、第1連結部40の連結を解除する。そして、上記切り抜きデータに従ってCPU160がドライバ168を制御してカッティングヘッド(主動ヘッド16)のみをガイドレール30に沿って移動させると同時に、ドライバ166を制御してグリッドローラ22L,22Rを回動させてシート20をX方向に移動させる。さらに切り抜きデータに基づいてCPU160はアクチュエータ116を駆動させ、カッティングペン118を上下動させる。これにより、シート20が切り抜きデータに基づいた所望の画像に切り抜かれる。
【0055】
このように、ヘッド送り装置10は、印刷および切り抜きデータに基づいて、必要に応じてカッティングヘッド(主動ヘッド16)とインクジェットヘッド(従属ヘッド18)を連結分離し、所望の画像の印刷および所望の画像の切り抜きを行うことができる。
【0056】
以上のように動作する本実施例のヘッド送り装置10は、主動ヘッド16と従属ヘッド18の連結分離、および従属ヘッド18と右側固定部材28Rとの連結分離に際して、ソレノイドを用いなくともすべて主動ヘッド16の移動量の制御によって行える。その結果、装置自体が安価なものになるとともに、装置の小型化が容易になる。
【0057】
また、従来のヘッド送り装置200において、従属ヘッド202が所定の待機位置からなんらかの理由で外れた場合には、従属ヘッド202の脱着フック206に主動ヘッド208の脱着フック受け210が衝突して損傷する可能性があるが、本実施例のヘッド送り装置10は、従属ヘッド18に主動ヘッド16が強く衝突したとしても、伸張ばね52に支持された把持体50がその衝撃を吸収するため、第1連結部40が損傷するようなことはない。なお、従属ヘッド18は待機位置から一端右方向へ移動させて係合体60のピン72をスライドさせてから左方向へ移動させないかぎり外れないため、手が触れるなどして外れる可能性は少ない。
【0058】
さらに、上記把持体44が一般的なペンプロッタの把持体と同様な構成であるため、連結精度の優れた連結ができる。このため、従属ヘッド18においても精度良く画像の成形を行うことができるようになっている。すなわち、従来例として挙げた送り装置200は、従属ヘッド202が単に直線的に用紙を切断するものであるため、脱着フック206と脱着フック受け208との連結のがたつきが問題となることはほとんどないが、本実施例のように従属ヘッド18が画像を形成したりするものである場合には、画質の精度が問われるため、主動ヘッド16と従属ヘッド18をがたつきのないように連結することが必要であり、上記第1連結部40のような構成が特に有効である。
【0059】
なお、上述した以外の第1連結部の構成としては、被連結部が磁性体で構成され、連結部がマグネットで構成されていてもよく、被連結部と連結部のいずれか一方または両方が連結相手のいる方向へ移動して連結し且つ連結相手のいない方向へ移動して分離するものであればいかなる構成であってもよい。また、上述した以外の第2連結部の構成としては、例えば被係合体が、係合体の左側固定部材方向への移動を防止する被係合部と、上記被係合部から上記係合体を係合解除位置に案内する案内部とからなる変形ハートカムで構成され、上記係合体が上記変形ハートカムの周面を摺動する部材で構成されていてもよく、左側固定部材方向へ主動ヘッドが移動する場合に、第1連結部より連結力が大きく、主動ヘッドが右側固定部材方向へ移動したのち左側固定部材方向へ移動する場合に、第1連結部より連結力が小さくなるものであればよい。
【0060】
また、従属ヘッドが従来例のような単に直線的に用紙を切断するようなものである場合には、本実施例に用いた第1連結部を従属ヘッドと固定部材との連結に用い、本実施例に用いた第2連結部を主動ヘッドと従属ヘッドとの連結に用いるようにしてもよい。
【0061】
ここで、本実施例で用いた第2連結部42に代わり、上記変形ハートカムを用いた一例を図17を参照して簡単に説明する。図7に示すように、係合部180は、ピン182を横設した円盤184をケース186内で上下動自在になるように、伸縮ばね188a,188bにて挟持しており、上記ピン182の先端はケース186から突出した状態になっている。また、被係合部190は片側から支持体192に支持された変形ハートカム194であり、その周面には、主動ヘッド16の右側固定部材28R方向への移動によって上記ピン182を係合段部196bに導く第1誘導路196aと、このピン182が伸縮ばね188aによって下方へ移動して係合しピン182の左側固定部材28R方向への移動を防止する係合段部196bと、係合段部196bに係合されたピン182を主動ヘッド16の右側固定部材28R方向への移動によって係合解除位置196dへ案内する係合解除案内路196cと、係合解除位置196dにいるピン182を主動ヘッド16の左側固定部材28L方向への移動によって下方へ移動させながら連結解除位置196fすなわち第1誘導路196aに接する前の位置に誘導する第2誘導路196eとを備えている。
【0062】
このような構成された第2連結部を連結するときには、主動ヘッド16で従属ヘッド18を右方向へ移動させる。このとき、ピン182は第1誘導路196aを登りきり係合段部196bに係合する。ここで従属ヘッド18と右側固定部材28Rとの連結が完了する。この状態で主動ヘッド16を左方向に移動させると、係合段部196bの係合壁面196gによってピン182の移動が制限されるため、主動ヘッド16が従属ヘッド18から分離するようになる。
【0063】
また、第2連結部を分離するときには、主動ヘッド16で従属ヘッド18を右方向へ移動させる。このとき、ピン182は係合解除案内路196cに案内されて係合解除位置196dに移動する。その後従属ヘッド18を左方向へ移動させると、ピン182は第2誘導路196eに当接する。そこでピン182は第2誘導路196eに案内されて連結解除位置196fすなわち第1誘導路196aに接する前の位置に移動する。ここで従属ヘッド18と右側固定部材28Rとの分離が完了する。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のヘッド送り装置は、主動ヘッドの移動量を制御することによって、主動ヘッドと従属ヘッドとを連結分離することができる。このように本発明によれば、ソレノイドを用いなくとも主動ヘッドと従属ヘッドを連結分離できるため、装置自体を安価になり、且つ装置の小型化が容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すヘッド送り装置の外観斜視図である。
【図2】図1における主動ヘッドおよび従属ヘッドの連結状態を示す正面図である。
【図3】図1における主動ヘッドおよび従属ヘッドの分離状態を示す正面図である。
【図4】本実施例における第1連結部の斜視図である。
【図5】本実施例における第1連結部の平面図である。
【図6】本実施例における第2連結部の係合体の分解斜視図である。
【図7】本実施例における第2連結部の係合体の正面図である。
【図8】本実施例における第2連結部の被係合体の斜視図である。
【図9】本実施例における第2連結部の被係合体の平面図である。
【図10】本実施例におけるカッティングヘッドの正面図である。
【図11】本実施例におけるカッティングヘッドの側面図である。
【図12】本実施例におけるカッティングヘッドの平面図である。
【図13】本実施例におけるインクジェットヘッドのインクジェット原理を示した説明図である。
【図14】本実施例におけるインクジェットヘッドのインク乾燥用キャップを示した斜視図である。
【図15】本実施例における送り装置の制御方法を説明するブロック構成説明図である。
【図16】本実施例における送り装置の初期動作に係る制御部による処理の流れを説明するフローチャート図である。
【図17】本実施例における送り装置の第2連結部として変形ハートカムを使用した一例を説明する説明図である。
【図18】従来の送り装置の要部を示す正面図である。
【符号の説明】
10 ヘッド送り装置
16 主動ヘッド
18 従属ヘッド
28L 左側固定部材
28R 右側固定部材
30 ガイドレール
40 第1連結部
42 第2連結部
44 把持体
46 被把持体
48 切欠部
50 把持片
52 伸張ばね
54 支持体
56 円柱体
60 係合体
62 被係合体
68 ケース
72 ピン
76 スライダー
92 V字片
92b 第2誘導路
94 第1誘導路
96a 係合解除案内路
96b 係合段部
96c 係合解除位置
96d 係合壁面
158 制御部

Claims (7)

  1. 一対の固定部材に固定されたガイドレールと、制御部の制御によるモータ駆動によって前記ガイドレールに沿って移動する主動ヘッドと、前記ガイドレールに沿って移動可能に配設され前記主動ヘッドに連結して移動する従属ヘッドとを備えたヘッド送り装置であって、
    前記主動ヘッドと前記従属ヘッドとを分離可能に連結する第1連結部と、
    前記一対の固定部材のうちの一方側固定部材と前記従属ヘッドとを分離可能に連結する第2連結部と
    を有し、
    前記第1連結部または前記第2連結部のいずれか一方は、前記主動ヘッドと前記従属ヘッドとが前記第1連結部によって連結され、かつ、前記従属ヘッドと前記一方側固定部材とが前記第2連結部によって連結された状態で待機する待機状態位置から、前記主動ヘッドを前記一方側固定部材方向へ移動させ、その後に前記主動ヘッドを前記他方側固定部材方向へ移動させると連結が解除され、
    前記第1連結部または前記第2連結部のいずれか他方は、前記待機状態位置から前記主動ヘッドを前記他方側固定部材方向へ移動させると連結が解除されること
    を特徴とするヘッド送り装置。
  2. 一対の固定部材に固定されたガイドレールと、制御部の制御によるモータ駆動によって前記ガイドレールに沿って移動する主動ヘッドと、前記ガイドレールに沿って移動可能に配設され前記主動ヘッドに連結して移動する従属ヘッドとを備えたヘッド送り装置であって、
    前記主動ヘッドと前記従属ヘッドとを分離可能に連結する第1連結部と、
    前記一対の固定部材のうちの一方側固定部材と前記従属ヘッドとを分離可能に連結する第2連結部と
    を有し、
    前記第1連結部または前記第2連結部のいずれか一方の連結部が、被係合体と、前記被係合体と係合可能な係合体とからなり、
    前記係合体が、主動ヘッドの移動に伴なって被係合体に誘導され且つ主動ヘッドの往復移動によって被係合体に沿ってループ軌道を描いて移動するピンを備え、
    前記被係合体が、前記ピンが係合し前記主動ヘッドの一方側固定部材方向への移動によってのみ前記係合が解除できるように構成された係合段部と、前記ピンを係合段部まで誘導する第1誘導路と、前記係合段部に位置しているピンを前記主動ヘッドの一方側固定部材方向への移動によって係合解除位置に案内する係合解除案内路と、前記係合解除位置に位置しているピンを前記主動ヘッドの他方側固定部材方向への移動によって前記第1誘導路に接する前の位置に誘導する第2誘導路を備え、
    前記第1連結部および前記第2連結部が連結状態にあるときに、前記主動ヘッドを前記一方側固定部材方向へ移動させて前記係合体の前記ピンを前記被係合体の係合解除位置に移動させ、その後に前記主動ヘッドを前記他方側固定部材方向へ移動させると、前記一方の連結部の連結が解除され、
    また、前記第1連結部および前記第2連結部が連結状態にあるときに、前記主動ヘッドを前記他方側固定部材方向へ移動させると、前記一方以外の連結部の連結が解除されること
    を特徴とするヘッド送り装置。
  3. 前記一方以外の連結部が、被把持体と、前記被把持体を着脱自在に把持できる把持体とで構成され、前記被把持体が支持体に支持された円柱体であり、前記把持体が前記被円柱体を受け入れる切欠部と、前記円柱体を把持するために伸張ばねで回動自在に支持された把持片とで構成されたこと
    を特徴とする請求項2項に記載のヘッド送り装置。
  4. 前記係合体は、下方に付勢するばねを上端部に配した上下動自在なピンをケース内で水平方向にスライド可能に備え、
    前記被係合体は、前記ピンの下端部に当接可能な位置に配設され、前記主動ヘッドの一方側固定部材方向への移動によって前記ピンを上方へ移動させながら誘導する上り傾斜の第1誘導路と、前記第1誘導路によって誘導された前記ピンが下方へ移動して係合し前記主動ヘッドの一方側固定部材方向への移動によってのみ前記係合が解除できるように構成された係合段部と、前記係合段部に位置しているピンを前記主動ヘッドの一方側固定部材方向への移動によって前記ケース内でスライドさせながら係合解除位置に案内する係合解除案内路と、前記係合解除位置に位置しているピンを前記主動ヘッドの他方側固定部材方向への移動によって前記ケース内でスライドさせながら前記第1誘導路に接する前の位置に誘導する第2誘導路を備えたこと
    を特徴とする請求項2または3のいずれか1項に記載のヘッド送り装置。
  5. 前記係合体は、横設したピンを上下からばね材で扶持して上下動自在に備え、
    前記被係合体は、前記ピンの側部に当接可能な位置に配設され、前記主動ヘッドの一方側固定部材方向への移動によって前記ピンを上方へ移動させながら誘導する上り傾斜の第1誘導路と、前記第1誘導路によって誘導された前記ピンが下方へ移動して係合し前記主動ヘッドの一方側固定部材方向への移動によってのみ前記係合が解除できるように構成された係合段部と、前記係合段部に位置しているピンを前記主動ヘッドの一方側固定部材方向への移動によって係合解除位置に案内する係合解除案内路と、前記係合解除位置に位置しているピンを前記主動ヘッドの他方側固定部材方向への移動によって下方へ移動させながら前記第1誘導路に接する前の位置に誘導する第2誘導路を備えたこと
    を特徴とする請求項2または3のいずれか1項に記載のヘッド送り装置。
  6. 前記主動ヘッドがカッティングヘッド、前記従属ヘッドがインクジェットヘッドであって、
    前記一方側固定部材近傍に上下に変位可能にインク乾燥防止用キャップが配設され、
    前記インクジェットヘッドが前記一方側固定部材と連結した場合には、前記インク乾燥用キャップが上方に位置して前記インクジェットヘッドのインクジェットノズルのインク噴射面を閉塞し、
    前記インクジェットヘッドが前記一方側固定部材と分離した場合には、前記インク乾燥防止用キャップ下方に位置して前記インクジェットノズルから離脱すること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のヘッド送り装置。
  7. 前記制御部は、装置に電源が投入されたときの初期動作において、
    まず、前記主動ヘッドを前記他方側固定部材の近傍に移動させて原点検出を行ない、前記制御部内で前記主動ヘッドの位置を絶対化し、
    つぎに、前記主動ヘッドを前記一方側固定部材の近傍へ所定量だけ移動させて前記従属ヘッドと連結させ、
    ついで、前記従属ヘッドを連結した前記主動ヘッドを所定量だけ前記他方側固定部材方向へ移動させて前記他方側固定部材から前記従属ヘッドを分離させ、
    さらに、前記従属ヘッドを連結した前記主動ヘッドを所定量だけ前記一方側固定部材方向へ移動させて前記従属ヘッドと前記一方側固定部材とを連結させ、
    前記第1連結部および前記第2連結部を連結状態で待機するように制御するプログラムを有していること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のヘッド送り装置。
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