JP3653149B2 - 解凍庫 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍保存されていた食品を解凍する解凍庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば和菓子を美味な状態で消費者に提供するための一方法として、製造された和菓子を急速凍結したのち冷凍保存しておき、販売時に解凍するといった方法が採られている。
ところで、このような和菓子を解凍する場合には特有の条件がある。周知のように和菓子はでんぷんを主材料としており、このでんぷんは、生の状態では水には溶けないが、熱を加えると水分を吸収して膨潤し、非常に粘度の強いものとなり(糊化状態)、和菓子にとって心地良い食感を与えるところとなる。でんぷんの糊化は、適度な湿潤環境にあって70〜90℃で加熱される必要があり、その条件を外れるとでんぷんが老化して硬くなり、和菓子がぱさぱさした口当たりの悪いものとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、冷凍和菓子を解凍する手段としては、大別して以下のような4つの手段が採られている。それは、(1)恒温高湿度(−5〜5℃の冷蔵温度域)による解凍、(2)常温放置による自然解凍、(3)冷蔵庫(0〜5℃)による解凍、及び(4)蒸気による解凍、である。
(1)の恒温高湿度による解凍では、でんぷんの老化が速くて和菓子の食感がぱさぱさとなり、また解凍時間も長く(10〜12時間)、高湿度であるために解凍中に和菓子の表面に水滴が付着してべたつくという問題がある。
(2)の常温放置による自然解凍では、解凍時間が長く(5〜6時間)、菌が繁殖しやすい温度であるために衛生面で芳しくなく、また放置用の広いスペースが必要であるという問題がある。
(3)の冷蔵庫による解凍では、(1)の恒温高湿度での解凍と同様に、でんぷんの老化が速くて和菓子の食感がぱさぱさとなり、また解凍時間も長く(10〜12時間)、逆に和菓子表面が乾燥してひび割れが入ったり、かさかさになるという問題がある。
(4)の蒸気による解凍では、水蒸気により高湿度になるため、和菓子への水分の付着が激しく、表面がべたべたになって商品価値が著しく損なわれるという問題がある。
【0004】
繰り返すと、和菓子を解凍するに当たっては、でんぷんが糊化する温度である70〜90℃付近で乾燥しないように、また過剰に高湿度とならないように70〜80%の湿度を保ち、なおかつ短時間で解凍できることが肝要であって、上記した従来の手段では、いずれも満足のいくものとは言えなかった。
本発明は主に上記のような事情に基づいて完成されたものであって、食品を高品質に維持しつつ、かつ短時間で解凍できるようにした解凍庫を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、解凍すべき食品を収納可能とする解凍庫本体と、庫内を加熱する加熱手段と、庫内温度を検知する温度検知手段と、その温度検知手段からの信号に基づいて前記加熱手段の作動状態を制御することにより庫内温度を予め定められた範囲に制御する温度制御手段と、庫内を加湿する加湿手段と、庫内湿度を検知する湿度検知手段と、その湿度検知手段からの信号に基づいて前記加湿手段の作動状態を制御することにより庫内湿度を予め定められた範囲に制御する湿度制御手段とが具備され、かつ、前記加湿手段が蒸発皿に水を供給することで蒸気を発生する構造となっているとともに、前記解凍庫本体内に収納された食品の重量を検知する重量検知手段と、その重量検知手段で検知された検知重量と対応する食品の初期重量の差を演算する演算手段と、その演算手段の演算値に基づいて前記加湿手段への給水量を制御する給水制御手段とが付設されている構成としたところに特徴を有する。
【0006】
請求項2の発明は、解凍すべき食品を収納可能とする解凍庫本体と、庫内を加熱する加熱手段と、庫内温度を検知する温度検知手段と、その温度検知手段からの信号に基づいて前記加熱手段の作動状態を制御することにより庫内温度を予め定められた範囲に制御する温度制御手段と、庫内を加湿する加湿手段と、庫内湿度を検知する湿度検知手段と、その湿度検知手段からの信号に基づいて前記加湿手段の作動状態を制御することにより庫内湿度を予め定められた範囲に制御する湿度制御手段とが具備され、かつ、庫内湿度が予め定められた範囲を超えていた場合に、庫内の除湿運転を行う除湿手段が設けられている構成としたところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用および効果】
<請求項1の発明>
温度検知手段からの信号に基づいて温度制御手段が加熱手段の作動状態を制御することによって、庫内が好適な温度に制御される。それとともに、湿度検知手段からの信号に基づいて湿度制御手段が加湿手段の作動状態を制御することによって、庫内が好適な湿度に制御される。
すなわち、解凍すべき食品に適した解凍温度と湿度に庫内雰囲気を正確に制御して解凍を行うことができ、食品を高品質に維持しつつ、短時間で能率よく解凍することができる効果がある。
【0008】
また、加湿手段から蒸気を発生させるべく給水する場合に、解凍すべき食品の重量を重量検知手段により検知して、その検知重量と食品の初期重量との差が演算手段により演算され、その演算値に基づいて給水制御手段により給水量が制御される。
食品の実際の乾燥具合を検知しつつ加湿状態を制御し得るようにしたから、食品の含水状態をより良好なものに維持でき、また蒸発させる分だけ水を供給すればよいから、給水に無駄が出ず、水が蒸発皿から溢れるといったことも未然に防止できる。
<請求項2の発明>
加湿手段の応答性等の問題により庫内の湿度が高くなり過ぎた場合には、除湿運転がなされて、庫内湿度が予め定められた範囲まで下げられる。庫内湿度をより適正に維持することができ、特に食品のべたつきを確実に防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を冷凍和菓子の解凍庫に適用した実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1ないし図5は本発明の第1実施形態を示す。図1,2において、符号1は断熱箱体からなる解凍庫本体であって、4本の脚部2によって支持されている。解凍庫本体1の内部は解凍室3となっており、その中に複数段に分かれた食品棚5が装備され、各棚6に、解凍すべき和菓子xを並べたトレイyが載置し得るようになっている。解凍室3の前面には断熱扉7が設けられ、断熱扉7を開けつつトレイyが出し入れされる。
【0010】
解凍室3の底面と左右の側面には、加熱用のヒータ9がほぼ全面にわたって張り巡らされており、底面側のヒータ9の上面、ならびに側面側のヒータ9の表面には、それぞれ間接加熱板10a,10bが張られている。ヒータ9を発熱させることで、間接加熱板10a,10bを介して解凍室3内が間接的に加熱されるようになっている。解凍室3の前面側の天井部には、庫内温度を検知する温度センサ11が設けられている。
上記した間接加熱板10a,10bのうちの底面の間接加熱板10aは、庫内に蒸気を供給するための蒸発皿を兼ねている。この間接加熱板10aの上面の奥縁側には、解凍庫本体1の背面壁を貫通して配管された水道水の供給管13の先端が臨んでおり、その供給管13の解凍室3内に入った部分には給水弁14が介設されている。
【0011】
解凍庫本体1の上面には機械室15が設けられており、その機械室15内に、コンプレッサ16、凝縮器17および凝縮器ファン18が設置されている。一方、解凍室3の天井面には、上記した凝縮側のユニットとともに冷凍サイクルを構成する冷却器19が設置されている。この冷却器19は除湿用として機能し、冷却器19の前方には、庫内空気を引いて冷却器19に吹き付ける庫内ファン20が配設されているとともに、解凍室3の奥面には、冷却器19付近を通過した空気を底部側に流通させるダクト22が設けられている。すなわち、冷却器19が稼働されていると、図2の破線の矢線に示すように、庫内ファン20により引かれた庫内空気が冷却器19に吹き付けられることで除湿され、除湿された空気がダクト22を通って解凍室3の底部側に循環供給されるようになっている。
【0012】
冷却器19の下面側には除湿水を受けるドレンパン24が配設されている。ドレンパン24の背面側の端部には排水管25の一端が臨んでおり、その排水管25の他端側が解凍庫本体1の背面壁内を通って、底面から外部に開口されている。すなわち除湿運転が行われると除湿水がドレンパン24で受けられ、溜まった除湿水が排水管25を通って外部に排出されるようになっている。また、ダクト22の前面の上端部分には、庫内湿度を検知する湿度センサ27が設けられている。
なお、この解凍庫には図示しない制御装置が備えられており、その入力側に温度センサ11と湿度センサ27等が、また出力側に、ヒータ9、給水弁14、冷却装置(コンプレッサ16、凝縮器ファン18)および庫内ファン20等が接続されている。
【0013】
続いて、本第1実施形態の作動を図3〜図5のフローチャートを参照して説明する。図3に示すように解凍が開始されるとタイマがオンする。タイマには、収納された和菓子xの量や種類に応じて予め解凍時間が設定されており、そのタイマがタイムアップするまでは、温度制御ルーチンと湿度制御ルーチンとが交互に繰り返し実行される。温度制御ルーチンでは、図4に示すように、温度センサ11によって検知された庫内温度が、設定温度(70〜90℃)に到達しているか否かが判別される。庫内温度が設定温度に到達していなかったら、加熱用のヒータ9をオンし、間接加熱板10a,10bを介して解凍室3内を加熱する。一方、庫内温度が設定温度に到達していたらヒータ9がオフしてメインルーチンにリターンする。以上の動作を繰り返し実行することによって、庫内温度が70〜90℃に維持される。
【0014】
一方の湿度制御ルーチンは以下のようである。図5に示すように、湿度センサ27により検知された庫内湿度が、設定湿度(70〜80%)に到達していなかったら、給水弁14が一定時間開放されて水道水が底面の間接加熱板10a(蒸発皿)上に供給され、蒸気が生成されて庫内湿度が上げられる。庫内湿度が設定湿度に到達していた場合は、庫内湿度が80%を越えているか否かが検知される。80%を越えていたら、コンプレッサ16、凝縮器ファン18ならびに庫内ファン20が運転され、すなわち除湿運転が行われて庫内湿度が下げられる。一方80%以下であったら、除湿運転が停止される。その繰り返しによって庫内湿度が70〜80%に維持される。
解凍が開始されてから所定時間が経過したら、タイマがタイムアップすることで、上記の各機器が停止して解凍作業が終了する。
【0015】
このように本第1実施形態によれば、和菓子の解凍が庫内温度が70〜90℃、庫内湿度が70〜80%の雰囲気で行われ、そのため以下のような数々の利点が得られる。和菓子の主成分であるでんぷんが老化を起こすことなく糊化させるのに好適な雰囲気で解凍されるから、解凍後にあっても製造直後と同等の食感を得ることができる。また過剰湿度となることが阻止されるので、和菓子の表面がべたつくこともなく、もちろん逆に表面が乾燥することもない。すなわち、和菓子を高品質に保って解凍することができる。また、庫内温度が70〜90℃であることにより殺菌効果も得られて、衛生面でも優れたものとなる。
また、上記のように高温下で解凍が行われるのであるから、短時間(30分〜2時間程度)での解凍が可能であって効率がよい。それに付随して、前日から解凍の準備する手間が省けて、作業が楽になる。さらに、解凍のために冷蔵庫や作業場を占領されて場所に困るようなことがなくなり、スペース的な余裕が生まれる。
【0016】
<第2実施形態>
図6,7は本発明の第2実施形態を示す。この第2実施形態では、食器棚5の左右の側面および底面を囲むようにして内箱30が設けられている。この内箱30はスペーサ31を介して食器棚5に取り付けられており、内箱30の外面と解凍室3の内壁との間にはスペース32が確保されている。内箱30の左右の側面ならびに底面の外側には、第1実施形態に示したと同様の加熱用のヒータ9が全面に張り巡らされている。また、内箱30の底面が庫内に蒸気を供給するための蒸発皿34を兼ねており、この蒸発皿34の上面の奥縁側に、解凍庫本体1の背面壁を貫通して配管された水道水の供給管13aの先端が立ち上がって臨んでおり、その供給管13aの解凍室3内に入った部分に給水弁14aが介設されている。
その他の構造は前記第1実施形態と同様であって、同一部位については同一符号を付すことで重複した説明は省略する。また庫内温度と湿度の制御態様については、図3〜図5に示されたフローチャートにしたがって同様に行われる。
【0017】
この第2実施形態では、第1実施形態により得られた利点に加えて、以下のような利点が得られる。ヒータ9が解凍庫本体1を構成する断熱箱1aの内側に離間して配置されているので、解凍庫本体1の外壁の温度上昇が抑えられる。また、ヒータ9が断熱箱1aに直接接触していないことで熱が外部に逃げにくいので、それだけ庫内を効率良く加熱することができて、解凍速度を増すことができる。さらに、断熱箱1aに充填された断熱材の厚みを抑えることができ、その分、解凍庫の外形を小型にまとめることが可能となる。
【0018】
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態を図8ないし図11によって説明する。
この第3実施形態は、第1実施形態に例示したものに対して、解凍中の和菓子xの乾燥具合を見つつ、蒸発されるべく水道水の供給量を制御し得る機能を付加したものである。
そのため、第1実施形態に示した凍結庫における食器棚5の各棚6には、図8,9に示すように、収納された和菓子xの重量を検知するための重量センサ36が設けられている。また水道水の供給管13に介設された給水弁14bは、流量制御が可能なものとなっている。その他の構造については第1実施形態と同様であって、同一部位については同一符号を付すことで重複した説明は省略する。
【0019】
続いて、第3実施形態の作動をフローチャートを参照して説明する。この第3実施形態では、図10に示すように、解凍が開始されると、まず収納された和菓子xの重量が重量センサ36によって検知され、その検知値が初期重量値として記憶される。続いてタイマがオンする。タイマには、収納された和菓子xの量や種類に応じて予め解凍時間が設定されており、そのタイマがタイムアップするまでは、温度制御ルーチンと湿度制御ルーチンとが交互に繰り返し実行される。
温度制御ルーチンは、第1実施形態において図4のフローチャートで説明したものと同様である。繰り返すと、温度センサ11によって検知された庫内温度が、設定温度(70〜90℃)に到達しているか否かが判別される。庫内温度が設定温度に到達していなかったら、加熱用のヒータ9がオンして解凍室3内が加熱される。一方、庫内温度が設定温度に到達していたらヒータ9がオフとなる。以上の動作が繰り返し実行されることによって、庫内温度が70〜90℃に維持される。
【0020】
湿度制御ルーチンは図11に示すようである。まず初期信号を受けた場合には、給水弁14bが一定流量で一定時間開放されて、予め定められた量の水道水が底面の間接加熱板10a上に供給され、蒸気が生成される。解凍初期において定量の水を供給するようにしたのは、解凍初期では和菓子xが乾燥作用を受けず、したがって和菓子xの重量変化が生じないためである。この初期動作により給水弁14bが閉じたのちは、所定の設定時間(10〜20分)が経過するまでは、加湿状態が継続される。
【0021】
所定の設定時間(10〜20分)が経過したのちは、湿度センサ27により検知された庫内湿度が設定湿度(70〜80%)に到達しているか否かが判断される。庫内湿度が設定湿度に到達していなかったら、重量センサ36により検知された和菓子xの重量が読み込まれて、その検知値と前記の記憶された初期重量値の差が演算され、その差に基づいて流量が決定される。そして給水弁14bが、流量に対応した開口面積でもって一定時間開放され、重量差すなわち和菓子xの乾燥具合に応じた給水量で水道水が供給されて蒸気が生成される。
【0022】
庫内湿度が設定湿度に到達していたら、湿度が80%以上か否かが検知される。80%を越えていたら、コンプレッサ16、凝縮器ファン18ならびに庫内ファン20が運転され、すなわち除湿運転が行われて庫内湿度が下げられる。一方80%以下であったら、除湿運転が停止される。その繰り返しによって庫内湿度が70〜80%に維持される。
解凍が開始されてから所定時間が経過したら、タイマがタイムアップすることで、上記の各機器が停止して解凍作業が終了する。
【0023】
この第3実施形態によれば、第1実施形態により得られた利点に加えて、以下のような利点が得られる。すなわち、和菓子の実際の乾燥具合を検知しつつ加湿部分への給水量を制御し得るようにしたから、和菓子の含水状態をより良好なものに維持でき、また蒸発させる分だけ水を供給すればよいから、給水に無駄が出ず、水が底面の間接加熱板10a(蒸発皿)から溢れるといったことも未然に防止できる。
なお、和菓子の実際の乾燥具合を検知しつつ加湿部分への給水量を制御することについては、第2実施形態の構造を採用した解凍庫にも同様に適用することができる。
【0024】
<第4実施形態>
庫内を加湿する手段として、上記実施形態に例示したような加熱式の蒸発皿を用いて蒸気を生成するものに変えて、例えば超音波式の加湿器を用いるようにしてもよい。超音波式の加湿器を用いた場合における湿度制御ルーチンは、図12に示すようにすればよい。
すなわち、湿度センサ27により検知された庫内湿度が、設定湿度(70〜80%)に到達していなかったら、加湿器が一定時間オンされて庫内湿度が上げられる。庫内湿度が設定湿度に到達していた場合は、庫内湿度が80%を越えているか否かが検知される。80%を越えていたら、コンプレッサ16、凝縮器ファン18ならびに庫内ファン20が運転され、すなわち除湿運転が行われて庫内湿度が下げられる。一方80%以下であったら、除湿運転が停止される。その繰り返しによって庫内湿度が70〜80%に維持される。
【0025】
<第5実施形態>
また、蒸発皿を用いて蒸気を生成する場合において、庫内の底面に溢れた蒸発用水を排水する手段を備えてもよい。
図13は、前記第2実施形態の構造の解凍庫に排水手段を付設したものであって、解凍庫本体1の底面に、溢れた蒸発用水の排水管40が設けられて外部に突出され、前記した除湿水の排水管25と接続されたのち、トラップ部41(水溜まり部)を介して下水管等に臨んでいる。
蒸発用水が蒸発皿34から溢れた場合でも直ちに庫外に排水できて解凍室3内を清浄に保つことができる。また、トラップ部41が設けられていることで、下水側の臭い等が庫内に入ることが防止される。
【0026】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)第3実施形態では、蒸発用水の供給量を制御する場合に、和菓子の重量差に応じて給水弁14bの開度を変化させる、すなわち流量を制御するようにしたが、流量は一定にして給水弁の開放時間を変えることで給水量を制御するようにしてもよい。
(2)また、和菓子の重量差と正比例して流量を変化させるようにしてもよい。
(3)なお本発明は、冷凍和菓子の解凍庫に限らず、他の食品の解凍庫にも同様に適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の解凍庫の正面から見た断面図である。
【図2】 その側面から見た断面図である。
【図3】 庫内温度と湿度の制御態様を示すフローチャートである。
【図4】 温度制御ルーチンのフローチャートである。
【図5】 湿度制御ルーチンのフローチャートである。
【図6】 本発明の第2実施形態の解凍庫の正面から見た断面図である。
【図7】 その側面から見た断面図である。
【図8】 本発明の第3実施形態の解凍庫の正面から見た断面図である。
【図9】 その側面から見た断面図である。
【図10】 庫内温度と湿度の制御態様を示すフローチャートである。
【図11】 湿度制御ルーチンのフローチャートである。
【図12】 第4実施形態の湿度制御ルーチンのフローチャートである。
【図13】 第5実施形態に係る解凍庫の底部構造を示す断面図である。
【符号の説明】
x…和菓子 1…解凍庫本体 3…解凍室 9…ヒータ 10a,10b…間接加熱板 11…温度センサ 13…供給管 14…給水弁 19…冷却器 20…庫内ファン 27…湿度センサ 13a…供給管 14a…給水弁 30…内箱 34…蒸発皿 14b…給水弁 36…重量センサ
Claims (2)
- 解凍すべき食品を収納可能とする解凍庫本体と、庫内を加熱する加熱手段と、庫内温度を検知する温度検知手段と、その温度検知手段からの信号に基づいて前記加熱手段の作動状態を制御することにより庫内温度を予め定められた範囲に制御する温度制御手段と、庫内を加湿する加湿手段と、庫内湿度を検知する湿度検知手段と、その湿度検知手段からの信号に基づいて前記加湿手段の作動状態を制御することにより庫内湿度を予め定められた範囲に制御する湿度制御手段とが具備され、
かつ、前記加湿手段が蒸発皿に水を供給することで蒸気を発生する構造となっているとともに、前記解凍庫本体内に収納された食品の重量を検知する重量検知手段と、その重量検知手段で検知された検知重量と対応する食品の初期重量の差を演算する演算手段と、その演算手段の演算値に基づいて前記加湿手段への給水量を制御する給水制御手段とが付設されていることを特徴とする解凍庫。 - 解凍すべき食品を収納可能とする解凍庫本体と、庫内を加熱する加熱手段と、庫内温度を検知する温度検知手段と、その温度検知手段からの信号に基づいて前記加熱手段の作動状態を制御することにより庫内温度を予め定められた範囲に制御する温度制御手段と、庫内を加湿する加湿手段と、庫内湿度を検知する湿度検知手段と、その湿度検知手段からの信号に基づいて前記加湿手段の作動状態を制御することにより庫内湿度を予め定められた範囲に制御する湿度制御手段とが具備され、
かつ、庫内湿度が予め定められた範囲を超えていた場合に、庫内の除湿運転を行う除湿手段が設けられていることを特徴とする解凍庫。
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| JP7398986B2 (ja) * | 2020-03-10 | 2023-12-15 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
| KR102363195B1 (ko) * | 2020-04-20 | 2022-02-15 | 장주영 | 냉동가공식품 연속 순환식 해동기 |
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1996
- 1996-08-30 JP JP23112396A patent/JP3653149B2/ja not_active Expired - Fee Related
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