JP3655768B2 - 2次キャッシュ診断機能を有する情報処理装置 - Google Patents

2次キャッシュ診断機能を有する情報処理装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主記憶装置およびプロセッサとのバス上に接続される増減可能な複数の2次キャッシュを有する情報処理装置に関し、特に2次キャッシュ診断機能を有する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4を用いて従来のこの種の2次キャッシュメモリ及び2次キャッシュメモリの診断動作について説明する。以下,2次キャッシュメモリを2次キャッシュという。
【0003】
図4は,プロセッサバス(以下,バスと記す。)とプロセッサと記憶装置から構成される一般的な情報処理装置の構成例であり,バス101にプロセッサ10と,主記憶装置30と,2個の2次キャッシュ40及び2次キャッシュ50と,バス/メモリ制御回路60とが接続されている例である。
【0004】
プロセッサ10は,汎用のマイクロプロセッサ等であり,バス101に接続される。バス101は,プロセッサ10のアーキテクチャーに基づいたバスでアドレス信号データ信号及び制御信号等により成る。
【0005】
2次キャッシュ40及び2次キャッシュ50は,バス101に接続されて,バス101上のアドレス/データを監視し,バス101上のデータのキャッシュ動作を行う。また,2次キャッシュ40及び2次キャッシュ50は同一のハードウェアにより構成されたもので,ボード上でのクランプ信号108及び109により2次キャッシュの接続個数及び2次キャッシュのID値を入力することで,主記憶上の別々の領域に対するキャッシュを行い接続個数によりキャッシュの容量が増加することになる。
【0006】
バス/メモリ制御回路60は,2次キャッシュ40,50を含むバス101の調停及び主記憶装置30内のメモリ素子(DRAM)の制御を行う。主記憶装置30は,バス/メモリ制御回路60からの制御信号により制御されるメモリ素子により構成される。
【0007】
次に,2次キャッシュ40,50の動作及び2次キャッシュ40,50の診断動作について説明する。
【0008】
2次キャッシュはプロセッサに内蔵される1次キャッシュを補うものであって,1次キャッシュより大きな容量を持ち,特にバスに接続される構成の2次キャッシュではバスに接続する2次キャッシュ装置の個数により容量を増やせる構成のものが一般的である。
【0009】
2次キャッシュ40及び2次キャッシュ50は,プロセッサ10からの主記憶装置30へのアクセスをバス101を監視することにより検出し,主記憶アクセスの対象データが2次キャッシュ40,50内に格納されていれば主記憶装置30に代わりバス101へのデータ応答を行う。
【0010】
次に、2次キャッシュ40,50の診断動作について説明する。
【0011】
2次キャッシュの診断動作は装置の電源投入時やシステムからのハードウェア診断動作の指示などにより,診断用のプログラムをプロセッサ10上で実行することにより実施される。2次キャッシュ40,50のハードウェア診断は,2次キャッシュ40,50内の全てのメモリ,すなわちデータメモリおよびTAGメモリに対して実施する。
【0012】
2次キャッシュ40,50内のメモリへのデータの書き込み及び読み出しは上述のようにバス101上のアクセスの監視により実行される。2次キャッシュ40,50へのデータの書き込み動作は,プロセッサ10からの主記憶読み出しを行うことにより行われる。
【0013】
2次キャッシュ40,50は,プロセッサ10からの主記憶読み出し要求が2次キャッシュ40,50内に存在するデータの場合には主記憶装置30の代わりに応答出力するが,存在しない場合には主記憶装置30からのバス101上への読み出しデータを2次キャッシュ40,50内のメモリに取り込み,以降主記憶装置30の代わりに応答出力を行う。
【0014】
2次キャッシュ40,50からの読み出し動作は,プロセッサ10から主記憶への読み出しデータが2次キャッシュ40,50内に存在した場合に主記憶に代わり応答出力することにより行われる,すなわち上述の書き込み時と同一の領域を主記憶装置30から読み出すことにより行われる。
【0015】
したがって、2次キャッシュ40,50の診断プログラムは,主記憶装置30からの1回目の読み出しで2次キャッシュ40,50にデータを書き込み,同一アドレスデータの2回目の読み出しで2次キャッシュ40,50内のデータを読み出し,1回目の読み出しデータと比較することにより行う。
【0016】
上記は1ブロックのデータに関する診断動作であるが,これを2次キャッシュ40,50内の全メモリ,全ブロックに対して実行することにより2次キャッシュ40,50の診断を行う。
【0017】
診断のための主記憶アクセスは,2次キャッシュ40,50のマッピング及び2次キャッシュ接続個数を考慮した上で各2次キャッシュ40,50内の全メモリ,全ブロック対して実行されるような主記憶上の領域に対しての読み出し動作として行われる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,上述した2次キャッシュの診断方式では,主記憶装置からの1回目の読み出しで2次キャッシュにデータを書き込み,同一アドレスデータの2回目の読み出しで2次キャッシュ内のデータを読み出し,1回目の読み出しデータと比較するにより行うが,これを接続される各2次キャッシュ内の全メモリに対して実行することにより,2次キャッシュの診断を行う方式であるため,装置に接続する2次キャッシュの個数を増やすことによって,2次キャッシュの容量を増やすと,2次キャッシュの診断を実行するための時間も同様に増えるという問題点がある。
【0019】
したがって,本発明の目的は,2次キャッシュの容量追加による2次キャッシュの診断にかかる時間を増加させることなく,同様の診断を全ての2次キャッシュに対して実行することができる2次キャッシュ診断機能を有する情報処理装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の2次キャッシュ診断機能を有する情報処理装置は、主記憶装置と、プロセッサと、複数の2次キャッシュとを備えた2次キャッシュ診断機能を有する情報処理装置であって、前記主記憶装置と前記プロセッサと前記複数の2次キャッシュはそれぞれバスで接続されており、前記プロセッサは、2次キャッシュ診断モードを実行し、前記主記憶装置の任意のアドレスに予め格納された診断データを前記プロセッサ装置に読み出し、その後前記診断データに対する2度目の読み出しを行う診断プログラムを有し、前記複数の2次キャッシュは、各々の2次キャッシュに応じた個別信号を外部から入力する診断回路と、該診断回路から出力される前記個別信号に対応して前記主記憶装置上の別々の領域に対するキャッシュ動作を行うバスデータ制御回路と、キャッシュしたデータを格納する記憶回路と、キャッシュヒット時に前記記憶回路に格納されたキャッシュデータを前記バスを介して前記プロセッサに出力する出力バッファとを有し、2個目以降の2次キャッシュ内に設けられた前記診断回路は、2次キャッシュ診断モードが実行された際に、1個目の2次キャッシュの個別信号と同一の診断用信号を生成し、前記個別信号の代わりに前記診断用信号を前記バスデータ制御回路に出力すると共に前記出力バッファの動作を抑止制御し、その後前記記憶回路に格納されているデータと1個目の2次キャッシュ内に設けられた前記記憶回路に格納されているデータとの比較を行って比較結果を前記プロセッサに通知することを特徴とする。また、前記個別信号は2次キャッシュID及び接続個数を表す信号であることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に,本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0025】
図1は,本発明の一実施例を示す情報処理装置の構成図であ,2つの2次キャッシュ4,5装置がプロセッサ1,主記憶装置3およびバス/メモリ制御回路6とともにバス101に接続されている例である。
【0026】
バス101には,アドレス情報及び転送データ情報が転送される,バス/メモリ制御回路6はバス101に接続されるとともに,主記憶装置3,2次キャッシュ4,2次キャッシュ5,プロセッサ1と,それぞれメモリ制御信号104,バス制御信号105,106,107で接続され,各装置間のバス使用要求の調停及び2次キャッシュ4及び2次キャッシュ5へのヒット時における主記憶装置3へのアクセスの抑止やミスヒット時の主記憶装置3への制御を行う。
【0027】
主記憶装置3はDRAM素子で構成され,バス/メモリ制御回路6からのメモリ制御信号104により制御される。2次キャッシュ4及び2次キャッシュ5は,ボード上でのクランプ信号108及び109により2次キャッシュの接続個数及び2次キャッシュのID値を設定することにより,主記憶上の別々の領域に対するキャッシュを行うよう指示される。
【0028】
図1中の103は,2次キャッシュ診断モード信号であり,2個目以降の2次キャッシュへの診断モードの指示信号によりプロセッサ1で実行されるハードウェア診断プログラム中の2次キャッシュ診断時にセットされる信号である。なお,本実施例では、プロセッサ1から2次キャッシュ診断モード信号(以下,診断モード信号と記す。)103を出力しているが,汎用のマイクロプロセッサで構成する場合のように,2次キャッシュ診断モード信号103をプロセッサ1から出力できない場合には,プロセッサ1以外の装置から診断モード信号103を出力するように構成してもよい。
【0029】
2次キャッシュの診断は,プロセッサ1上で実行される診断プログラム51の実行により実施される。
【0030】
図2は,図1中の2次キャッシュ4又は2次キャッシュ5の,詳細なブロック図である。以下,2個目の2次キャッシュ5について説明する。
【0031】
図2において,キャッシュ用記憶回路14は,2次キャッシュ5内に格納されるデータ及びTAG情報が格納されるメモリであり,キャッシュ用記憶回路出力信号116及びキャッシュ用記憶回路入力信号117でバスデータ制御回路13に接続される。
【0032】
バスデータ制御回路13は,データ入力バッファ12および2次キャッシュ入力データ線113と,2次キャッシュ出力データ線112およびデータ出力3ステートバッファ11を通してバス101に接続される。そして,バス101上の主記憶アクセスのアドレス情報の監視を行い,またキャッシュ用記憶回路14とバス101の間のデータのやりとりの制御を行う。
【0033】
診断回路15は,2次キャッシュの診断モード時の制御を行う回路であり,診断モード信号103により診断動作し2次キャッシュ5の内部に指示する。
【0034】
図3は,図2中の診断回路15の詳細なブロック図である。
【0035】
図3において,バッファイネーブル生成回路25は,2次キャッシュからバス101へデータを出力するデータ出力3ステートバッファ11のイネーブルを制御する回路である。
【0036】
データ不一致検出回路23は,バス101上のデータと2次キャッシュが出力すべきデータとを比較する比較回路であり,比較の結果が不一致であれば不一致信号119を出力する。
【0037】
アンド回路29は,不一致信号119と格納レジスタ制御信号118を入力とし,データ不一致検出信号120を生成する。
【0038】
データ不一致格納レジスタ24は,データ不一致検出信号120によりセットされるレジスタである。
【0039】
診断制御回路26は,診断モード信号103によりバス制御用信号114を診断時のバス制御動作に使用する制御回路である。
【0040】
1個目の2次キャッシュIDデータ生成回路27及び2次キャッシュID及び個数情報選択回路28は,診断モード信号103により,2次キャッシュのバスデータ制御回路13への,2次キャッシュID及び個数情報を切り替える選択回路である。
【0041】
次に,図1,図2及び図3を用いて2次キャッシュの診断動作について説明する。
【0042】
初めに,2次キャッシュの診断動作の概要について図1を用いて説明する。
【0043】
2次キャッシュの診断動作は,装置の電源投入時やシステムからのハードウェア診断動作の指示などにより実施されるものであり,診断プログラム51のプロセッサ1上での実行により実施される。
【0044】
ハードウェア診断プログラム中の2次キャッシュ診断用の診断プログラム51は,最初に,2次キャッシュの診断モードのセットを行い,診断モード信号103をアクティブな状態とすることにより2次キャッシュ5を診断モードにする。
【0045】
次に,診断プログラム51は,2次キャッシュ4,5をライトスルー又はオフ状態にして主記憶装置3にデータの書き込みを行い,また2次キャッシュ4,5内へ診断用データを読み込ませるために,事前に2次キャッシュ4,5内のデータをクリアしておく。
【0046】
そして,2次キャッシュ4に対する診断を実行するため,任意の診断データを主記憶装置3の必要領域に必要な容量分用意しておき,用意した診断データをプロセッサ1に読み出す。この結果,診断データはプロセッサ1にバス101を経由して読み出されるとともに2次キャッシュ4内のメモリにも書き込み登録される。
【0047】
次に,診断プログラム51は,主記憶装置3の上述と同一アドレスに対する読み出しを再度実行する。2度目の読み出しでは,2次キャッシュ4内に登録されたデータにヒットするため,実際の読み出しは,2次キャッシュ4内のデータに対して実行されることになる。
【0048】
診断プログラム51は,1回目の読み出しで得られたデータと2回目の同一アドレスからの読み出しデータを比較チェックすることにより,2次キャッシュ4への書き込み及び読み出しデータのチェックを実行する。
【0049】
この時,診断モード状態にある2次キャッシュ5は,診断モードにより2次キャッシュ4と同一キャッシュID及びキャッシュ接続個数,つまりは,バス101に2次キャッシュが1個接続されているモードと見せることで2次キャッシュ4と同一の主記憶領域に対するキャッシュ動作を行う。
【0050】
すなわち,2次キャッシュ5は,2次キャッシュ4と同様に,上述の1回目の主記憶の読み出し動作でバス101上のデータを内部のメモリに書き込み登録を行い,2回目の読み出しで2次キャッシュ5内に登録されたデータにヒットすることになる。ただし,後に詳述するように,2次キャッシュ5は,診断モード時には,このヒットしたデータをバス101へは出力せずに,2次キャッシュ4がバス101に出力したデータと比較することによりチェックを行い,不一致が検出されればその結果を保持しておく。
【0051】
診断プログラム51は,以降,2次キャッシュ4内の全メモリに対して同様なチェックを繰り返して2次キャッシュ4の診断を実行後,2次キャッシュ5内のチェック結果をプロセッサ1へ読み出す。そして,2次キャッシュ5に対する診断結果の判定を行うだけで2次キャッシュ5に対する診断を終了し,2次キャッシュ診断モードをリセットする。
【0052】
以上説明したように,2次キャッシュ4に対する診断動作に加え,ただ一度の2次キャッシュ5内のチェック結果を読み出すだけで,2次キャッシュヒット時の動作を含むハードウェアの診断が実行可能となる。
【0053】
次に,診断モード時の2次キャッシュ内の動作について図2及び図3を用いて詳細に説明する。
【0054】
図2において,バスデータ制御回路13はバス101上のアドレスを監視しており,このアドレスが自キャッシュへの対象領域に対するアクセスであればキャッシュ用記憶回路14内に登録されたデータのアドレスと比較することによりヒット/ミスヒット判定を行い,ヒット時にはバス制御用信号114によりバス101へ主記憶装置3の代わりに応答を行う。
【0055】
プロセッサ1の読み出し命令によるデータがヒットした場合には,キャッシュ用記憶回路14内の該当データをデータ出力3ステートバッファ11からバス101へ出力し,ミスヒット時にはバス101からデータ入力バッファ12経由で取り込んだデータをキャッシュ用記憶回路14に書き込み登録する。これは,非診断モード時の通常動作時の2次キャッシュの動作である。
【0056】
診断モード時には,診断回路15により,バスデータ制御回路13に入力される2次キャッシュID及び個数を示す信号121は,バス101に2次キャッシュが1個接続の状態値に変更出力されるとともに,データ出力3ステートバッファ11のイネーブル信号111は抑止される。このような記診断時の制御により,2次キャッシュ5は,2次キャッシュ4と同一の主記憶領域へのキャッシュ動作を行うとともに,ヒット時にバス101へのデータ出力を行わないことになる。
【0057】
次に,図3により診断回路15の動作について説明する。
【0058】
図3において,1個目の2次キャッシュIDデータ生成回路27はバス101に2次キャッシュが1個接続され場合のキャッシュID及び個数を示す信号を生成する回路であり,通常,キャッシュIDとして1つ目を示す”0”及び接続キャッシュ個数(=最小構成容量)を示す”0”を生成する。
【0059】
この生成された信号は,2次キャッシュID及び個数情報選択回路28により,診断モード103の値に基づいて,クランプ信号109と二者択一で選択され,2次キャッシュID及び個数を示す信号121としてバスデータ制御回路13へ出力される。そして,2次キャッシュID及び個数を示す信号121の値により,バスデータ制御回路13は,自身を1つ目の2次キャッシュと認識し動作する。より具体的には,バス/メモリ制御回路13は,2個目以降の2次キャッシュであっても,1個目の2次キャッシュと同一の上位アドレスビットをキャッシュ用記憶回路14に出力する。
【0060】
バッファイネーブル生成回路25は,バスデータ制御回路13からのバス制御用信号114中の出力バッファイネーブル信号を診断モード中抑止するとともに,
データ不一致格納レジスタ24の読み出し時には出力するイネーブル信号111を生成することにより,バス101へのデータ出力を制御する。
【0061】
診断制御回路26は,診断モード時には,バスデータ制御回路13からバス/メモリ制御回路6へのバス制御用信号114の出力信号を抑止制御し,制御信号106を出力する。すなわち,診断制御回路26は,キャッシュヒット時であっても,バス101への出力要求を出さない様に抑止すると共に,バス/メモリ制御回路6の代わりに,バスデータ制御回路13へのバス使用許可信号を出力して,キャッシュヒット時の動作をバスデータ制御回路13に実行させる。
【0062】
この結果,バスデータ制御回路13は,キャッシュ用記憶回路14からの該当データを2次キャッシュ出力データ信号112として出力する。診断回路15のデータ不一致検出回路23は,2次キャッシュ出力データ112と,バス101からの2次キャッシュ入力データ113とを比較する。アンド回路29は,この比較結果による不一致信号119と格納レジスタ制御信号118とのアンド条件により,データ不一致格納レジスタ24のセットを行う。
【0063】
なお,データ不一致格納レジスタ24の内容(不一致検出信号115)は,2次キャッシュ4の診断が終了した後に,バス/メモリ制御回路13,データ出力3ステートバッフア11およびバス101を経由してプロセッサ1へ通知される。
【0064】
以上説明したように,診断モード中の2次キャッシュ5は,1つ目の2次キャッシュ4への診断の実行時にバス101にデータ出力することを除き,2次キャッシュ4と同様に動作して,同一のデータを2次キャッシュ内部のメモリに格納登録し,また,キャッシュヒット時にはバス101上のデータと2次キャッシュ5内のデータとの比較チェックを行う。これにより,2次キャッシュの出力バッファを除く部分のハードウェアの診断が2次キャッシュ4に対する診断時に行われることになる。
【0065】
次に,本発明の他の実施の形態について説明する。この実施の形態は,2キャッシュへの診断モードの指示手段に特徴があり,他の構成及び動作については,上述の実施例と同じである。
【0066】
上述の実施例では,2次キャッシュに診断モード用の専用の入力を持ち,診断モードの指示を実行しているが,診断モードの2次キャッシュへの指示形態としては,2次キャッシュ内部に診断モードを示すレジスタを設け,バスを経由するプロセッサからの指示で該診断モードレジスタのセットを行い,診断モードレジスタの出力を2次キャッシュ内部で診断モードとして使用するようにしてもよい。
【0067】
また,2次キャッシュの診断モード時のデータ不一致検出結果を2次キャッシュの出力信号として装置の障害検出回路の入力とするとともに,通常動作時にも半分の2次キャッシュを診断モードとすることにより,2次キャッシュの容量は半分となるが,常に比較チェックを行うため,高信頼度の2次キャッシュとすることもできる。
【0068】
以上のように本発明によれば,2個以上の2次キャッシュのハードウェア診断の実行にかかる時間を1個の2次キャッシュのハードウェア診断にかかる時間と同程度に短縮することができ,2次キャッシュの容量増加による装置の初期診断またはハードウェア診断の実行にかかる時間を短縮出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の一実施例を示すブロック図
【図2】本発明の2次キャッシュの一実施例を示すブロック図
【図3】図2における診断回路15の詳細ブロック図
【図4】従来の2次キャッシュを備えた情報処理装置の例を示すブロック図
【符号の説明】
1 プロセッサ
3 主記憶装置
4 2次キャッシュ
5 2次キャッシュ
6 バス/メモリ制御回路
11 データ出力3ステートバッファ
12 データ入力バッファ
13 バスデータ制御回路
14 キャッシュ用記憶回路
15 診断回路
23 データ不一致検出回路
24 データ不一致格納レジスタ
25 バス出力バッファイネーブル生成回路
26 診断制御回路
27 1個目の2次キャッシュIDデータ生成回路
28 2次キャッシュID及び個数情報選択回路
51 診断プログラム
101 プロセッサバス
102 診断モード信号(0固定)
103 診断モード信号
104 メモリ制御信号
105 バス制御信号
106 バス制御信号
107 バス制御信号
108 クランプ信号
109 クランプ信号
111 イネーブル信号
112 2次キャッシュ出力データ
113 2次キャッシュ入力データ
114 バス制御用信号
116 キャッシュ用記憶回路出力信号
117 キャッシュ用記憶回路入力信号
118 格納レジスタ制御信号
119 不一致信号
120 不一致検出信号
121 2次キャッシュID及び個数を示す信号

Claims (2)

  1. 主記憶装置と、プロセッサと、複数の2次キャッシュとを備えた2次キャッシュ診断機能を有する情報処理装置であって、
    前記主記憶装置と前記プロセッサと前記複数の2次キャッシュはそれぞれバスで接続されており、
    前記プロセッサは、2次キャッシュ診断モードを実行し、前記主記憶装置の任意のアドレスに予め格納された診断データを前記プロセッサ装置に読み出し、その後前記診断データに対する2度目の読み出しを行う診断プログラムを有し、
    前記複数の2次キャッシュは、各々の2次キャッシュに応じた個別信号を外部から入力する診断回路と、該診断回路から出力される前記個別信号に対応して前記主記憶装置上の別々の領域に対するキャッシュ動作を行うバスデータ制御回路と、キャッシュしたデータを格納する記憶回路と、キャッシュヒット時に前記記憶回路に格納されたキャッシュデータを前記バスを介して前記プロセッサに出力する出力バッファとを有し、
    2個目以降の2次キャッシュ内に設けられた前記診断回路は、2次キャッシュ診断モードが実行された際に、1個目の2次キャッシュの個別信号と同一の診断用信号を生成し、前記個別信号の代わりに前記診断用信号を前記バスデータ制御回路に出力すると共に前記出力バッファの動作を抑止制御し、その後前記記憶回路に格納されているデータと1個目の2次キャッシュ内に設けられた前記記憶回路に格納されているデータとの比較を行って比較結果を前記プロセッサに通知することを特徴とする2次キャッシュ診断機能を有する情報処理装置。
  2. 前記個別信号は2次キャッシュID及び接続個数を表す信号であることを特徴とする請求項1記載の2次キャッシュ診断機能を有する情報処理装置。
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