JP3660242B2 - 回転ドア - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転ドアに関し、特に、ドアへの通行者の接触に考慮したものである。
【0002】
【従来の技術】
回転ドアでは、それの扉体がどの位置を回転中であっても、常に建物の内外を遮断した状態を保つことができるので、エアコンディションをした建物内の環境を保持することができ、近年、多く使用されている。このような回転ドアの一例が例えば特開平9−78952号公報に開示されている。
【0003】
この回転ドアでは、回転ドアの回転中心に複数のパネルの基端を配置し、この回転中心から放射状に各パネルが伸延し、これらパネルの先端側それぞれに扉支持パネルを設け、ヒンジ機構を用いてこれら扉支持パネルに、各パネルを回転自在に設けてある。なお、各扉支持パネルの先端側に、対向する2つの開口を設けた側壁が配置されている。通常の使用では、各パネルとこれらにそれぞれ連なる扉支持パネルが一体となって、回転中心の回りに回転する。緊急避難時には、各パネルがヒンジ機構の回りに回転し、各パネルの基端が回転中心から離れ、大勢の通行者が同時に通行可能とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この回転ドアでは、通常状態では、扉支持パネルがパネルと共に回転しているので、扉支持パネルと側壁との間に、通行者の体の一部や、手荷物が挟まれる可能性がある。或いは、開口付近に立ち止まっている通行者が扉支持パネルに接触すると、通行者が跳ね飛ばされる可能性がある。例えば、扉支持パネルに通行者が接触したことを検出するセンサを設け、このセンサから検出信号が発生したとき、回転ドアを停止させることによって、重大事故への発展を阻止することも考えられる。しかし、このような構成では、回転ドアを一旦停止させると、保安要員が現場に駆けつけ、安全を確認した上でなければ、回転ドアの運転を復旧させることができない。そのため、保安要員が駆けつけるまで、他の通行者の円滑な通行が妨げられる。
【0005】
本発明は、通行者の安全性を確保した上に、通行者の円滑な通行を図ることができる回転ドアを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の回転ドアは、回転中心から放射状に配置された複数の扉体を備えている。これら扉体は、回転中心から離れた位置に軸部を有している。この軸部は、前記回転中心に平行な軸を有するものとできる。この軸部を中心として戸先側において揺動自在に前記軸部に袖パネルが設けられている。この袖パネルは、通行者が接触したときに揺動する。前記袖パネルのうち少なくとも1つが揺動したときに、前記扉体を一時的に停止若しくは減速させるセンサが設けられている。なお、これらセンサは、袖パネルが前記扉体の放射線上の位置に復帰すると、扉体の一時的な停止状態から、通常運転に復帰させることが望ましい。これらセンサとしては、例えば光電センサまたはリミットスイッチを使用することができる。揺動した前記袖パネルから前記通行者が非接触となったとき、当該袖パネルを元の位置に自動的に復帰させる自動復帰機構が設けられている。自動復帰機構は、袖パネルの外部に設けることもできるし、内部に設けることもできる。
【0007】
この回転ドア装置によれば、袖パネルのいずれかに通行者が接触すると、その袖パネルが、揺動する。従って、側壁と袖パネルとの間に通行者の体の一部が挟まれたり、通行者が袖パネルに跳ね飛ばされることもない。しかも、センサが袖パネルの揺動を検出し、回転ドアの回転を停止または減速停止させるので、更に確実に通行者の安全を確保できる。袖パネルが揺動したことにより、通行者が袖パネルと非接触状態になると、自動復帰機構によって袖パネルは、扉体の放射線上の位置に、即ち、正常な回転状態における袖パネルの位置に自動的に復帰する。これによって、自動的に回転ドアが正常運転を開始し、袖パネルに接触した通行者以外の通行者の通行が大幅に阻害されることはない。
【0008】
扉体は、ドアパネルを有し、このドアパネルは、前記軸部と前記回転中心との間に設けられ、前記軸部を中心として回転自在である。
【0009】
このように構成すると、ドアパネルの基端部を回転中心から離れた方向に回転させることができ、緊急避難時に大量の通行者が同時に回転ドアを通過することができるし、大型の荷物の搬入、搬出を、この回転ドアを介して行える。
【0010】
扉体は、ドアパネルを有するものとすることができる。このドアパネルは、前記回転中心に前記回転中心の回りに旋回可能に支持された状態と、前記回転中心に放射状に固定保持された状態との、一方を選択的にとることができる。
【0011】
このように構成すると、上述したように、側壁と袖パネルとの間に通行者の体の一部が挟まれたり、通行者が袖パネルに跳ね飛ばされることがなく、袖パネルに接触した通行者以外の通行者の通行が大幅に阻害されることもない。しかも、緊急避難時等、必要に応じてドアパネルを旋回させて、大量の通行者が回転ドアを通過することできる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施形態の回転ドアは、図1に示すように、建物の壁に形成した出入り口に設けた1対の側壁2、2を有している。これら側壁2、2は、同一の中心を持つ円弧状の壁に形成され、それらの間に出入り用の開口3a、3bが形成されている。これら側壁2、2は、複数の方立4によって支持されている。
【0013】
これら側壁2、2の内部に、複数、例えば4枚のドアパネル6が、上記側壁2、2の中心から側壁2、2側に向かって放射状に等角度、例えば90度間隔に配置されている。これらドアパネル6は、概略矩形状に形成されたパネルで、フレームにガラスが取り付けられたものである。
【0014】
これらドアパネル6の各外方端部(側壁2、2側の端部)には、軸部8が設けられている。これら軸部8に各ドアパネル6は取り付けられている。各ドアパネル6は、軸部8が備える図1の紙面の表裏方向に沿う軸の回りに回転自在である。この取付については後述する。従って、図1に実線で示す位置から仮想線で示す位置まで軸部8を回転中心として、各ドアパネル6は旋回可能である。このように各ドアパネル6を旋回させるのは、例えば緊急避難時や空調を必要としない季節(春、秋等)、大型の物品の搬出入を行う場合である。
【0015】
各軸部8から側壁2の内周面に接近した位置まで、各ドアパネル6と同一直線、即ち側壁2、2の中心から伸びる放射線上に位置するように、袖パネル10がそれぞれ設けられている。ドアパネル6と袖パネル10とによって扉体11が構成されている。これら袖パネル10も、概略矩形に形成されたパネルで、やはりフレームにガラスを取り付けたものである。これら袖パネル10も、軸部8が備える軸の回りに回転自在に取り付けられている。この軸は、図1の紙面の表裏方向に沿って配置されている。従って、図2に実線で示す位置から仮想線で示すように軸部8が備える軸を回転中心として、袖パネル10は回転可能である。なお、袖パネル10の軸部8への取り付けについても後述する。
【0016】
図3に示すように、各軸部8は、側壁2、2の上部に設けた天井部12から天井壁14を貫通して床面の近傍にまで鉛直に伸延した角柱状の柱16をそれぞれ有している。これら柱16の天井部12内にある端部は、それらの両側に設けた天井骨材18a、18bに例えば溶接によって取り付けられている。各天井骨材18、18は、例えば縦断面形状がコ字状の形鋼からなり、天井部12内にほぼ水平に掛け渡されている。この天井部12が、図示していない駆動機構によって、上記側壁2、2の中心の回りに回転する。従って、天井部12の回転に従って、軸部8に取り付けられている各扉体11及び各袖パネル10が、回転中心、即ち側壁2、2の中心の回りに回転する。この駆動機構の構成は、公知であるので詳細な説明は省略する。
【0017】
各軸部8への各ドアパネル6の取り付けは、例えば次のように行われている。ドアパネル6の外方端部側のフレーム(柱16近傍のフレーム)の上面から天井壁14を貫通して天井部12内に一端部が侵入した軸20が、設けられている。これら軸20は、いずれも鉛直方向に沿って配置されている。これら軸20は、天井骨材18bに取り付けられた軸受け22によって、回転自在に支持されている。符号23で示すのは、軸20に取り付けられた軸カバーである。また、図示していないが、各ドアパネル6の外方端部側のフレーム下面にも、軸20と同一直線上に位置するように、鉛直方向に沿って各軸が設けられている。これら軸が、柱16の下端部周囲に形成したフランジ24に回転自在に挿通されている。この構成によって、各ドアパネル6は、各軸20の回りに回転する。
【0018】
軸部8への袖パネル10の取り付けは、例えば次のように行われている。各袖パネル10の内方端部側フレーム(柱16近傍の端部側フレーム)の上面から天井壁14を貫通して、天井部12内に一端部が侵入した軸26が、それぞれ設けられている。これら軸26は、鉛直方向に沿って配置されている。これら軸26は、骨材18aに結合された軸受け28によって、回転自在に支持されている。また、袖パネル10の内方端部側フレームの下面に鉛直方向に沿って、それぞれ軸30が設けられている。これら軸30は、各軸26と同一直線上に位置している。これら軸30がフランジ24に回転自在に挿通されている。従って、これらの構成によって、各袖パネル10は、軸26、30の回りに回転自在である。
【0019】
袖パネル10のフレーム内には、軸30と結合されて自動復帰機構、例えばオートドアヒンジ32が設けられている。このオートドアヒンジ32の構成は、例えば特開昭62−148783号公報に開示されているように、捻りスプリングと油圧機構とを用いた公知のものであるので、その詳細な説明は省略する。このオートドアヒンジ32を設けているので、袖パネル10は、例えば通行者が衝突することによってドアパネル6と一直線状の位置から揺動しても、その通行者が袖パネル10から離れると、自動的に元の位置、即ちドアパネル6と同一直線上の位置に復帰する。なお、袖パネル10の周囲とドアパネル6の周囲には、側壁2、天井壁14、方立12との隙間を埋めるために、ブラシ33が配置されている。
【0020】
図4に示すように、天井部12内において各軸26の上端部には、平板状のレバー34の一端部がそれぞれ固定されている。これらレバー34は、各袖パネル10が各軸26の回りに回転したとき、同時に同じ角度だけ回転する。ドアパネル6と袖パネル10とが同一直線上に位置する状態において、ドアパネル6と袖パネル10との駆動機構による回転方向に、袖パネル10が軸26の回りに回転することを防止するため、これらレバー34に接触するストッパー36が、各袖パネル10に対応して天井部12内に設けられている。同様に、袖パネル10及びドアパネル6の駆動機構による回転方向と反対方向に予め定めた角度、例えば30度に亘って、袖パネル10が回転したとき、それ以上の回転を阻止するように、各レバー34に接触するストッパー38が天井部12内に、各袖パネル10に対応して設けられている。
【0021】
さらに、各レバー34に対してセンサ、例えばリミットスイッチ40がそれぞれ設けられている。これらリミットスイッチ40は、袖パネル10とドアパネル6とが同一直線上に位置する状態においてレバー34に接触するように配置されている。このとき、リミットスイッチ40は例えばオンとなる。袖パネル10及びドアパネル6の回転方向と反対方向に袖パネル10が軸26の回りに回転したとき、リミットスイッチ40は例えばオフとなる。図示していない駆動機構に対する制御部は、いずれかのリミットスイッチ40がオンのとき、駆動機構を通常運転し、即ち所定の速度でドアパネル6及び袖パネル10を所定の方向に回転させる。しかし、リミットスイッチ40がオフとなると、制御部は、駆動機構を直ちに停止させるか、或いは減速させた後に停止させる。即ち、ドアパネル6及び袖パネル10を直ちに停止させるか、或いは減速停止させる。なお、このような停止後に、再び全てのリミットスイッチ40がオンとなると、制御部によって、駆動機構は、通常運転に復帰する。
【0022】
この回転ドアでは、正常運転している状態、即ち、袖パネル10とドアパネル6とが同一直線上に位置して回転中心の回りに所定方向に回転している状態において、いずれかの袖パネル10に誤って通行者が接触すると、図2に示すように、その袖パネル10が軸26の回りにストッパー38側に向かって揺動する。従って、通行者に大きな衝撃を与えたり、側壁2と袖パネル10との間に通行者の身体の一部や携帯品が挟まれることを防止できる。
【0023】
しかも、ストッパー38によって袖パネル10が所定角度以上揺動することが防止されているので、袖パネル10が揺動しすぎて、例えばドアパネル6と衝突することもない。また、通行者が接触した袖パネル10の揺動により、その袖パネル10に設けられているリミットスイッチ40がオフとなるので、各扉体11の回転は、直ちに停止または減速停止が行われる。従って、袖パネル10に接触した通行者が、袖パネル10に接触したまま、袖パネル10に押されて移動することがなく、袖パネル10から容易に離れることができる。
【0024】
通行者が袖パネル10から離れると、オートドアヒンジ32が作動し、揺動していた袖パネル10は、ストッパー36側に揺動し、ストッパー36に接触して、袖パネル10とドアパネル6とが同一直線上に位置する状態に復帰する。このとき、リミットスイッチ40が再びオンとなるので、袖パネル10及びドアパネル6は、再び通常運転状態で回転を自動的に開始する。従って、保安要員が、この回転ドアの設置位置まで駆けつけてきて、回転ドアを再起動する必要はない。
【0025】
第2の実施の形態の回転ドアを図5乃至図8に示す。この回転ドアは、図5及び図6に示すように、同一中心を持つ円弧状の側壁100、100を有し、その中心上に位置するように、回転軸102が設けられている。回転軸102は、天井部104から鉛直に床面に伸び、天井部104内に設けた駆動機構(図示せず)によって回転する。
【0026】
この駆動軸102に複数、例えば4枚のドアパネル106が外方、即ち、側壁100、100側に向かって等角度間隔に放射状に取り付けられている。各ドアパネル106は、第1の実施の形態のドアパネル6と同様にフレームにガラスを取り付けたパネルに構成され、回転軸102に対して旋回可能に設けられている。図5に符号108で示すレバーが、ドアパネル106の旋回を可能とする操作用のレバーである。このレバー108を操作しない限り、通常運転中、各ドアパネル106は、回転軸102に放射状に固定保持されており、互いの位置関係を変更することなく、回転軸102の回転に従って回転する。緊急避難時や大型荷物の搬入、搬出時には、各レバー108を操作して、各ドアパネル106を回転軸102を中心に旋回させ、一カ所に纏めて折り畳めばよい。
【0027】
これら各ドアパネル106の外方端部それぞれから、袖パネル110が、側壁100の内周面付近まで、設けられている。これらドアパネル106と袖パネル110とで、扉体111が構成されている。各袖パネル110は、各ドアパネル106と同一放射線上に位置するように配置されている。各袖パネル110も、第1の実施の形態の袖パネルと同様に、フレームにガラスを取り付けたパネルに構成されている。各ドアパネル106に対して各袖パネル110は、回転自在に取り付けられている。
【0028】
即ち、図8に示すように、各袖パネル110の内方端部側フレームに向かって水平に、各ドアパネル106から水平部材112、114が間隔をおいて突出している。上端部の水平部材112は、袖パネル110の内方端部のフレーム内に設けた別の水平部材116と接近して平行に配置されている。水平部材112に鉛直に取り付けた軸118に水平部材116が回転自在に結合されている。これら水平部材112、116、軸118が軸部、例えば蝶番を構成している。下端部の水平部材114には、袖パネル110の下端部に設けた軸120が回転自在に挿通されている。この軸120と軸118とは同心に配置されている。従って、これら軸118、120の回りに袖パネル110は回転自在に構成され、例えば図7に実線で示す位置から仮想線で示すような位置まで回転可能である。
【0029】
袖パネル110の内方端部のフレーム内に、軸120と結合されて、オートドアヒンジ122が設けられている。このオートドアヒンジ122は、第1の実施の形態で示したオートドアヒンジと同一の構成である。従って、袖パネル110に通行者が接触している状態から通行者が離れると、自動的に元の位置に復帰する。
【0030】
このように袖パネル110が回転自在に構成され、かつオートドアヒンジ122が設けられているので、通常運転において、袖パネル110とドアパネル106が所定の方向に回転している状態で、袖パネル110に通行者が衝突しても、袖パネル110が軸118、120の回りに上記の所定方向と反対方向に回転する。従って、大きな衝撃が通行者に加わることもないし、また側壁100と袖パネル110との間に通行者の体の一部や携帯品が挟まれることもない。また、通行者が袖パネル110から離れると、オートドアヒンジ122によって、袖パネル110は、ドアパネル106と同一直線上に位置するように自動的に復帰する。なお、天井部、床面、側壁と、ドアパネル106、袖パネル110との間の隙間を埋めるために、ブラシ124が設けられている。
【0031】
図示していないが、各袖パネル110には、センサ、例えば、光電センサの投光器及び受光器の一方が設けられ、対応するドアパネル106には投光器及び受光器の他方が設けられている。これら投光器と受光器とは、袖パネル110とドアパネル106とが同一直線上に位置する場合、投光器からの光線が受光器で受光され、袖パネル110が回転した場合、投光器からの光線が受光器で受光されないように、配置されている。従って、いずれかの受光器が光線を受光していないとき、駆動機構は、回転軸102の回転を停止させるか、或いは減速させた後に停止させる。そして、オートドアヒンジ122によって袖パネル110が元の位置に戻り、全ての受光器が光線を受光すると、再び回転軸102を駆動機構が回転させる。従って、第1の実施の形態の回転ドアと同様に、通行者が袖パネルに接触して、回転ドアが停止しても、保安要員が駆けつけてきて、回転ドアを再起動する必要はない。なお、第1の実施の形態と同様に、袖パネル110の揺動範囲を制限するストッパーを設けることもできる。
【0032】
上記の両実施の形態では、ドアパネルの枚数は、いずれも4枚としたが、ドアパネルの枚数は2枚以上であれば、任意に変更可能である。第1の実施の形態では、オートドアヒンジを袖パネル内に設けたが、例えば天井部12内において軸26に対してオートドアヒンジを設けることもできる。自動復帰機構としては、オートドアヒンジに限ったものではなく、公知の種々のものを使用することができる。また、第1の実施の形態では、センサとしてリミットスイッチを設けたが、第2の実施の形態に関連して述べたように、光電センサを用いてもよい。また、第1の実施の形態では、袖パネルの揺動範囲を制限するためにストッパーを設けたが、これを省略することもできる。第2の実施の形態では、ドアパネル106を回転軸102の旋回可能として、通常運転中に各パネル106を放射状に保持する形式の回転ドアとしたが、各ドアパネル106を回転軸102に放射状に固定して、各パネルが旋回しない形式の回転ドア日本発明を実施することもできる。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、本発明による回転ドアによれば、袖パネルが回転自在に構成されているので、袖パネルに通行者が接触しても、袖パネルが揺動し、かつ、回転ドアが停止または減速後の停止が行われるので、通行者に大きな衝撃を与えることがなく、通行者の体の一部や携帯品が側壁と袖パネルとの間に挟まれることもない。さらに、自動復帰機構とセンサとを設けているので、袖パネルに接触していた通行者が袖パネルと離れて、袖パネルが元の位置に復帰すると、自動的に回転ドアの運転が再開され、保安要員がわざわざ運転を再開するために、駆けつける必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の回転ドアの平面図である。
【図2】図1の回転ドアの部分拡大平面図である。
【図3】図1の回転ドアの部分省略縦断側面図である。
【図4】図1の回転ドアの天井部内の平面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態の回転ドアの正面図である。
【図6】図5の回転ドアの平面図である。
【図7】図5の回転ドアの部分拡大平面図である。
【図8】図5の回転ドアの部分省略縦断側面図である。
【符号の説明】
6 106 ドアパネル
10 110 袖パネル
11 111 扉体
32 122 オートドアヒンジ(自動復帰機構)
40 リミットスイッチ(センサ)
Claims (3)
- 回転中心から放射状に配置された複数の扉体を備えた回転ドアであって、
前記扉体は、前記回転中心から離れた位置に軸部を有し、この軸部を中心として戸先側において揺動自在に前記軸部に設けられ、通行者が接触したときに揺動する袖パネルを含み、
前記袖パネルのうち少なくとも1つが揺動したときに、前記扉体を一時的に停止若しくは減速させるセンサと、
揺動した前記袖パネルから前記通行者が非接触となったとき、当該袖パネルを元の位置に自動的に復帰させる自動復帰機構とを、
備える回転ドア。 - 請求項1記載の回転ドアにおいて、
前記扉体は、前記軸部と前記回転中心との間に設けられ前記軸部を中心として回転自在であるドアパネルを有する回転ドア。 - 請求項1記載の回転ドアにおいて、
前記扉体は、ドアパネルを有し、このドアパネルは、前記回転中心の回りに旋回可能に前記回転中心に支持された状態と、前記回転中心に前記放射状に固定支持された状態との、一方を選択的にとる回転ドア。
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