JP3662514B2 - 欠損画素検出補正装置、欠損画素検出補正方法、欠損画素検出補正プログラム、および、映像信号処理装置 - Google Patents
欠損画素検出補正装置、欠損画素検出補正方法、欠損画素検出補正プログラム、および、映像信号処理装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像素子の出力から、荷電粒子や2次宇宙線や高温状態等が原因で発生する欠損画素を検出して補正する欠損画素検出補正装置、欠損画素検出補正方法、欠損画素検出補正プログラム、および、固体撮像素子の出力に対して信号処理を行う映像信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、固体撮像素子の出力から欠損画素を検出して補正する方法として、特開昭56−44274号公報に記載された方法がある。この従来の方法は、固体撮像素子の欠損画素の座標のアドレスをメモリに予め書き込んでおいて、映像信号の画素座標を示す水平アドレスカウンタと垂直アドレスカウンタとを監視し、これらのカウンタがメモリに書き込まれた座標のアドレスと一致したとき、補正回路を制御して欠損画素を直前の正常な画素と置き換えるようになっていた。
【0003】
また、従来、メモリを使わずにリアルタイムに欠損画素を検出して補正する方法として、特開平4−345383号公報に記載された方法がある。この従来の方法は、隣接画素出力回路によって固体撮像素子の出力から上下左右の方向において隣接画素を取り出し、2つの閾値合成手段によって上下方向、左右方向それぞれの閾値を合成する。その閾値と補正対象画素の信号レベルとを比較して、補正対象画素の信号レベルが2つの閾値よりも大きいとき、補正対象画素を欠損画素と判定して直前の画素と置き換えるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した固体撮像素子の欠損画素の座標を予めメモリに書き込んでおく従来の方法では、工場出荷前に欠損画素の座標を予め調べてROM等のメモリに書き込まなければならず、手間がかかるという問題があった。また、工場に設備が必要であるとともに部品点数が増加するという問題があった。
【0005】
また、前述したリアルタイムに欠損画素を検出して直前の画素と置き換える従来の方法では、欠損画素の左右にまで欠損画素が広がった状態の連続欠損画素に対して補正をすることができないという問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、欠損画素の座標を予め調べてメモリに書き込む必要がなく、リアルタイムに欠損画素を検出して補正することができる欠損画素検出補正装置、欠損画素検出補正方法、欠損画素検出補正プログラム、および、映像信号処理装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の欠損画素検出補正装置は、同一の被写体を撮像した複数の固体撮像素子の出力から補正対象画素とこの補正対象画素の周辺に位置する複数の周辺画素とを有したエリアを生成する補正検出エリア生成手段と、前記複数の周辺画素について周辺最大値と周辺最小値とを検出する最大値・最小値検出手段と、前記周辺最大値と前記周辺最小値と前記補正対象画素の値とに基づいて、前記補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定する欠損画素判定手段と、前記固体撮像素子毎に判定した複数の欠損画素判定結果の組み合わせにより前記補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定する第2の欠損画素判定手段と、前記補正対象画素が欠損画素であると判定されたとき、前記補正対象画素の値を補正した値に切り替える切替手段とを備えた構成を有している。この構成により、欠損画素の座標を予め調べてメモリに書き込む必要がなく、また、リアルタイムに欠損画素を検出して補正することができ、出荷後に発生した欠損画素であっても検出して補正することができることとなる。
【0008】
本発明の欠損画素検出補正装置は、前記最大値・最小値検出手段が、前記エリア内において前記補正対象画素に隣接した複数の周辺画素の最小値と、前記エリア内のその他複数の周辺画素の最大値とを比較し、より大きい値を前記周辺最大値とする構成を有している。この構成により、補正対象画素の隣の画素が信号レベルの高い欠損画素(白欠損画素)であっても、周辺最大値に欠損画素の値が選択されることを防ぐことができ、欠損画素を検出して補正することができることとなる。
【0009】
本発明の欠損画素検出補正装置は、前記最大値・最小値検出手段が、前記エリア内において前記補正対象画素に隣接した複数の周辺画素の最大値と、前記エリア内のその他複数の周辺画素の最小値とを比較し、より小さい値を前記周辺最小値とする構成を有している。この構成により、補正対象画素の隣の画素が信号レベルの低い欠損画素(黒欠損画素)であっても、周辺最大値に欠損画素の値が選択されることを防ぐことができ、欠損画素を検出して補正することができることとなる。
【0013】
本発明の欠損画素検出補正装置は、前記複数の欠損画素判定結果の2つ以上が前記補正対象画素は欠損画素であるとした判定であるとき、前記第2の欠損画素判定手段が、前記補正対象画素は欠損画素でないとする判定に置き換える構成を有している。この構成により、簡単な構成によって、画像の輪郭部分にある正常画素を欠損画素と誤検出してしまうことを防ぐことができることとなる。
【0015】
本発明の欠損画素検出補正装置は、同一の被写体を撮像した複数の固体撮像素子の出力から補正対象画素とこの補正対象画素の周辺に位置する複数の周辺画素とを有したエリアを生成するステップと、一方の前記固体撮像素子の出力と他方の前記固体撮像素子の出力との比率を同一座標の画素毎に計算するとともに、前記複数の周辺画素の比率最大値と比率最小値とを求める比率計算手段と、前記補正対象画素の比率と前記比率最大値と前記比率最小値とを比較し、前記補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定する比較手段と、前記補正対象画素が欠損画素であると判定されたとき、前記補正対象画素を補正する補正手段とを備えた構成を有している。この構成により、欠損画素の座標を予め調べてメモリに書き込む必要がなく、また、リアルタイムに欠損画素を検出して補正することができ、出荷後に発生した欠損画素であっても検出して補正することができることとなる。また、欠損画素の検出精度を向上することができることとなる。
【0016】
本発明の欠損画素補正方法は、同一の被写体を撮像した複数の固体撮像素子の出力から補正対象画素とこの補正対象画素の周辺に位置する複数の周辺画素とを有したエリアを生成するステップと、前記エリア内において前記補正対象画素に隣接した複数の周辺画素の最大値と、前記エリア内のその他複数の周辺画素の最小値とを比較し、より小さい値を周辺最小値とするステップと、前記エリア内において前記補正対象画素に隣接した複数の周辺画素の最小値と、前記エリア内のその他複数の周辺画素の最大値とを比較し、より大きい値を周辺最大値とするステップと、前記周辺最大値と前記周辺最小値と前記補正対象画素の値とに基づいて、前記補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定するステップと、前記固体撮像素子毎に判定した複数の欠損画素判定結果の組み合わせにより前記補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定するステップと、前記補正対象画素が欠損画素であると判定されたとき、前記補正対象画素を補正するステップとを備えた構成を有している。この構成により、欠損画素の座標を予め調べてメモリに書き込む必要がなく、また、リアルタイムに欠損画素を検出して補正することができ、出荷後に発生した欠損画素であっても検出して補正することができることとなる。また、補正対象画素の隣の画素が信号レベルの高い欠損画素(白欠損画素)、または、信号レベルの低い欠損画素(黒欠損画素)であっても、周辺最大値に欠損画素の値が選択されることを防ぐことができ、欠損画素を検出して補正することができることとなる。
【0018】
本発明の欠損画素検出補正プログラムは、同一の被写体を撮像した複数の固体撮像素子の出力から欠損画素を検出して補正する機能をコンピュータに実現させる欠損画素検出補正プログラムであって、前記同一の被写体を撮像した複数の固体撮像素子の出力から補正対象画素とこの補正対象画素の周辺に位置する複数の周辺画素とを有したエリアを生成する補正検出エリア生成手段と、前記エリア内において前記補正対象画素に隣接した複数の周辺画素の最大値と、前記エリア内のその他複数の周辺画素の最小値とを比較し、より小さい値を周辺最小値とするとともに、前記エリア内において前記補正対象画素に隣接した複数の周辺画素の最小値と、前記エリア内のその他複数の周辺画素の最大値とを比較し、より大きい値を周辺最大値とする最大値・最小値検出手段と、前記周辺最大値と前記周辺最小値と前記補正対象画素の値とに基づいて、前記補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定する欠損画素判定手段と、前記固体撮像素子毎に判定した複数の欠損画素判定結果の組み合わせにより前記補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定する第2の欠損画素判定手段と、前記補正対象画素が欠損画素であると判定されたとき、前記補正対象画素を補正する補正手段として、前記コンピュータを機能させる構成を有している。この構成により、欠損画素の座標を予め調べてメモリに書き込む必要がなく、また、リアルタイムに欠損画素を検出して補正することができ、出荷後に発生した欠損画素であっても検出して補正することができることとなる。また、補正対象画素の隣の画素が信号レベルの高い欠損画素(白欠損画素)、または、信号レベルの低い欠損画素(黒欠損画素)であっても、周辺最大値に欠損画素の値が選択されることを防ぐことができ、欠損画素を検出して補正することができることとなる。
【0020】
本発明の映像信号処理装置は、画素の輪郭強調を行う輪郭強調手段を備えた映像信号処理装置であって、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の欠損画素検出補正装置から出力された欠損画素判定結果に基づいて、正常画素のみ前記輪郭強調手段によって輪郭強調を行い、欠損画素は輪郭強調を行わないように切り替える切替手段を設けた構成を有している。この構成により、正常画素と判定された画素だけに輪郭強調が施され、輪郭がはっきりした画像が得られることとなる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0022】
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態における欠損画素検出補正装置を示す。図2はその欠損画素検出補正装置の補正検出エリア生成手段によって生成された補正検出エリアの例を示す。図3はその欠損画素検出補正装置の最大値・最小値検出手段の例を示す。
【0023】
図1において、本実施形態の欠損画素検出補正装置は、固体撮像素子1に接続した補正検出エリア生成手段3と、最大値・最小値検出手段5と、欠損画素判定手段9と、切替手段13とから構成されている。
【0024】
補正検出エリア生成手段3は、固体撮像素子1が出力した撮像素子出力信号2から、図2に示すような、欠損画素であるか否かを調べる補正対象画素Iを中心とした、上のライン5画素(画素A〜画素E)、センタライン7画素(画素F〜画素L)および下のライン5画素(画素M〜画素Q)からなる補正検出エリアを順次選択し、この補正検出エリア内にある補正対象画素Iおよび周辺画素(画素A〜画素H、画素J〜画素Q)それぞれの値(信号レベル)を、補正検出エリア信号4として出力する。
【0025】
最大値・最小値検出手段5は、図3に示すように、周辺最大値6を検出する周辺最大値検出ブロック51と、周辺最小値7を検出する周辺最小値検出ブロック52とから構成されている。周辺最大値検出ブロック51は、補正検出エリア内において補正対象画素Iに隣接した周辺画素(画素G、画素H、画素J、画素K)の値(LG、LH、LJ、LK)の中の最小値と、補正検出エリア内のその他の周辺画素(画素A〜画素F、画素L〜画素Q)の値(LA、LB、LC、LD、LE、LF、LL、LM、LN、LO、LP、LQ)の中の最大値とを比較して、より大きい値を周辺最大値6とする。また、周辺最小値検出ブロック52は、補正検出エリア内において補正対象画素に隣接した周辺画素(画素G、画素H、画素J、画素K)の値(LG、LH、LJ、LK)の中の最大値と、補正検出エリア内のその他の周辺画素(画素A〜画素F、画素L〜画素Q)の値(LA、LB、LC、LD、LE、LF、LL、LM、LN、LO、LP、LQ)の中の最小値とを比較して、より小さい値を周辺最小値7とする。
【0026】
なお、周辺最大値6を検出する際、補正対象画素に隣接した周辺画素(画素G、画素H、画素J、画素K)の値の中から最小値を求める理由は、補正対象画素Iが白欠損画素であって、例えば画素Hおよび画素Jにも欠損が広がっている場合、画素Hの値LHや画素Jの値LJが大きくなっており、この値LHまたは値LJを周辺最大値としてしまうと、補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定する際に欠損画素の検出精度が落ちてしまうからである。本実施形態においては、仮に画素Hまたは画素Jが白欠損画素であっても画素G、画素H、画素J、画素Kの値の中から最小値を選択するようになっているので、画素Gの値または画素Kの値が選択され、欠損画素の検出精度を上げることができることとなる。また、周辺最小値7を検出する際、補正対象画素に隣接した周辺画素(画素G、画素H、画素J、画素K)の値の中から最大値を求める理由は、補正対象画素Iが黒欠損画素であって、例えば画素Hや画素Jにも欠損が広がっている場合、画素Hの値LHや画素Jの値LJが小さくなっており、この値LHまたは値LJを周辺最小値としてしまうと、補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定する際に欠損画素の検出精度が落ちてしまうからである。本実施形態においては、仮に画素Hまたは画素Jが黒欠損画素であっても、画素G、画素H、画素J、画素Kの値の中から最大値を選択するようになっているので、画素Gの値または画素Kの値が選択され、欠損画素の検出精度を上げることができることとなる。
【0027】
欠損画素判定手段9は、周辺最大値6と周辺最小値7と補正対象画素値8とに基づいて、補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定する。まず、補正対象画素値8と周辺最大値6との差分値(補正対象画素値8−周辺最大値6)を計算し、この差分値と外部から設定された閾値10とを比較する。比較した結果、差分値が閾値10より大きいとき、補正対象画素値8が補正検出エリア内の周辺画素の値と比べて突出して大きいことになり、補正対象画素Iは白欠損画素であると判定する。また、差分値が閾値10より小さいとき、次に、周辺最小値7と補正対象画素値8との差分値(周辺最小値7−補正対象画素値8)を計算し、この差分値と外部から設定された閾値10とを比較する。比較した結果、差分値が閾値10より大きいとき、補正対象画素値8が補正検出エリア内のその他の周辺画素の値と比べて突出して小さいことになり、補正対象画素Iは黒欠損画素であると判定する。
【0028】
欠損画素判定手段9は、補正対象画素が白欠損画素または黒欠損画素であると判定した場合、欠損画素判定信号12を出力する。また、欠損画素判定手段9は、補正対象画素が白欠損画素であると判定したとき、周辺最大値6を補正値11として出力し、補正対象画素が黒欠損画素であると判定したとき、周辺最小値7を補正値11として出力する。
【0029】
切替手段13は、欠損画素判定信号12に応じて、補正対象画素Iが白欠損画素であるとき、補正対象画素値8を周辺最大値6に切り替えて欠損画素補正出力信号14として出力し、補正対象画素Iが黒欠損画素であるとき、補正対象画素値8を周辺最小値7に切り替えて欠損画素補正出力信号14として出力し、補正対象画素Iが欠損画素でないとき、補正対象画素値8を欠損画素補正出力信号14として出力する。
【0030】
前述した構成により、本実施形態の欠損画素検出補正装置は、欠損画素の座標を予め調べてメモリに書き込む必要がなく、また、リアルタイムに欠損画素を検出して補正することができ、出荷後に発生してしまった欠損画素であっても検出して補正することができることとなる。
【0031】
また、本実施形態の欠損画素検出補正装置は、補正対象画素の隣の画素が信号レベルの高い欠損画素(白欠損画素)であっても、周辺最大値に欠損画素の値が選択されることを防ぐことができ、また、補正対象画素の隣の画素が信号レベルの低い欠損画素(黒欠損画素)であっても、周辺最小値に欠損画素の値が選択されることを防ぐことができ、欠損画素を検出して補正することができることとなる。
【0032】
(第2実施形態)
図4は本発明の第2実施形態における欠損画素検出補正装置を示す。なお、図1に示す第1実施形態の構成要件と同じ構成要件は、同じ符号としてある。
【0033】
図4において、本実施形態の欠損画素検出補正装置は、第1実施形態の欠損画素検出補正装置に対して、周辺最大値と周辺最小値との差分値に応じて複数の閾値候補の中から選択した閾値を出力する閾値切替手段41を追加したものである。
【0034】
閾値切替手段41は、周辺最大値6と周辺最小値7との差分値を計算し、閾値切替手段41に複数入力された閾値候補(閾値第1候補、閾値第2候補、…、閾値第N候補)から差分値に応じた閾値を選択して、欠損画素判定手段9に出力するようになっている。具体的には、周辺最大値6と周辺最小値7との差分値が大きいとき、差分値に応じた大きな値の閾値候補を選択し、また周辺最大値6と周辺最小値7との差分値が小さいとき、差分値に応じた小さな値の閾値候補を選択する。
【0035】
したがって、本実施形態の欠損画素検出補正装置は、補正検出エリア内の画素値のばらつきが大きいとき、間違って正常画素を欠損画素と判定しないようにすることができ、また、補正検出エリア内の画素値のばらつきが小さいとき、欠損画素を見逃さないで検出するようにすることができ、欠損画素の検出精度を向上することができることとなる。
【0036】
(第3実施形態)
図5は本発明の第2実施形態における欠損画素検出補正装置を示す。なお、図1に示す第1実施形態の構成要件と同じ構成要件は、同じ符号としてある。
【0037】
図5において、本実施形態の欠損画素検出補正装置は、第1実施形態の欠損画素検出補正装置に対して、周辺画素の平均値を計算する画素平均計算手段51と、周辺画素の平均値に応じて複数の閾値候補の中から選択した閾値を出力する閾値切替手段52とを追加したものである。
【0038】
明るい画像では白欠損画素の検出が難しく黒欠損画素の検出は容易で、逆に暗い画像では白欠損画素の検出は容易で黒欠損画素の検出は難しい。また、同一の画像でも明るい画像のところと暗い画像のところがある。しかしながら、本実施形態の欠損画素検出補正装置は、それぞれの補正検出エリアにおいて、画素平均計算手段51が、周辺画素の値の平均値を計算し、閾値切替手段52が、閾値切替手段52に複数入力された閾値候補(閾値第1候補、閾値第2候補、…、閾値第N候補)から平均値に応じた閾値を選択して、欠損画素判定手段9に出力するようになっている。具体的には、明るい部分、すなわち平均値の大きいところは平均値に応じて小さな値の閾値候補を選択し、暗い部分、すなわち平均値の小さいところは平均値に応じた大きな値の閾値候補を選択する。
【0039】
したがって、本実施形態の欠損画素検出補正装置は、欠損画素の検出精度を向上することができることとなる。
【0040】
(第4実施形態)
図6は本発明の第4実施形態における欠損画素検出補正装置を示す。なお、図1に示す第1実施形態の構成要件と同じ構成要件は、同じ符号としてある。
【0041】
図6において、本実施形態の欠損画素検出補正装置は、同一の被写体を撮像した複数の固体撮像素子1からの撮像素子出力信号2によって欠損画素判定を行うようになっている。また、本実施形態の欠損画素検出補正装置は、補正検出エリア生成手段3と、最大値・最小値検出手段5と、欠損画素判定手段9と、切替手段13とをそれぞれ2つ備える。また、本実施形態の欠損画素検出補正装置は、固体撮像素子1毎に補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定した複数の欠陥画素判定信号12の組み合わせによって、補正対象画素が欠損画素であるか否かを最終的に判定する欠損画素相互判定手段61(第2の欠損画素判定手段)を備える。
【0042】
欠損画素相互判定手段61は、欠損画素判定信号12を同じ座標の補正対象画素ごとに比較して、2つ以上の欠損画素判定信号12が共に欠損画素であるとした判定であるとき、座標に対してランダムに発生する欠損画素が同じ座標にあることは確率的に非常に低いため、補正対象画素は欠損画素でないとする判定に置き換えて、欠損画素判定信号12を切替手段13に対して出力しないようになっている。
【0043】
したがって、本実施形態の欠陥画素補正装置は、画像の輪郭部分にある正常画素を欠損画素と誤検出してしまうことを防ぐことができることとなる。
【0044】
(第5実施形態(参考例))
図7は本発明の第5実施形態における欠損画素検出補正装置を示す。図8はその欠損画素検出補正装置の比率平均計算手段および比較手段の動作を説明するための図である。
【0045】
図7において、本実施形態の欠損画素検出補正装置は、固体撮像素子1に接続した補正検出エリア生成手段3と、比率平均計算手段71と、比較手段73と、補正手段74とから構成されている。
【0046】
本実施形態は、同一の被写体を複数の固体撮像素子1で撮像して得られた撮像素子出力信号2によって欠損画素判定を行う。まず、一方の固体撮像素子1の撮像素子出力信号2について、補正検出エリア生成手段3によって、図8の(a)に示すような補正検出エリアを生成し、この補正検出エリア内の画素(画素A1〜画素Q1)の値(LA1〜LQ1)を補正検出エリア信号4として出力する。他方の固体撮像素子の撮像素子出力信号についても、図8の(b)に示すように、同一座標の補正検出エリアを生成し、この補正検出エリア内の画素(画素A2〜画素Q2)の値(LA2〜LQ2)を補正検出エリア信号72として出力する。次に、比率平均計算手段71によって、図8の(c)に示すように、一方の固体撮像素子の撮像素子出力信号2についての補正検出エリア信号4と他方の固体撮像素子の撮像素子出力信号についての補正検出エリア信号72とにおいて、同一座標の画素毎に比率を計算し、その平均AVE(比率平均)を求める。次に、比較手段73によって、補正対象画素Iの比率、および、補正対象画素Iの左右に隣接する画素Hおよび画素Jそれぞれの比率が、比率平均AVEに比べて極端に大きいかどうか比較し、画素H、画素I、画素Jのなかで比率平均AVEに比べて極端に比率が大きい画素があったとき、その画素は欠損画素であると判定する。ここで、画素Hおよび画素Jについても比較を行うのは、連続欠損を調べるためである。次に、補正手段74によって、欠損画素と判定された画素のみ、比率平均AVEと他方の固体撮像素子における同一座標の画素の値との積に値を置き換えることによって、欠損画素を補正する。
【0047】
したがって、本実施形態の欠陥画素補正装置は、欠損画素の検出精度を向上することができることとなる。
【0048】
(第6実施形態)
図9は本発明の第6実施形態における欠損画素検出補正装置を示す。
【0049】
図9において、本実施形態の欠損画素検出補正装置は、固体撮像素子1に接続した補正検出エリア生成手段3と、比率計算手段91と、比較手段93と、補正手段94とから構成されている。
【0050】
本実施形態は、同一の被写体を複数の固体撮像素子1で撮像して得られた撮像素子出力信号2によって欠損画素判定を行う。まず、一方の固体撮像素子1の撮像素子出力信号2について、補正検出エリア生成手段3によって、補正対象画素とこの補正対象画素の周辺に位置する複数の周辺画素とを有した補正検出エリアを生成し、この補正検出エリア内の画素の値を補正検出エリア信号4として出力する。次に、比率計算手段91によって、他の固定撮像素子の補正検出エリア信号92も用いて、一方の前記固体撮像素子の出力と他方の前記固体撮像素子の出力との比率を同一座標の画素毎に計算し、補正対象画素比率96、周辺画素の比率最大値97、周辺画素の比率最小値98を求める。次に、比較手段93によって、補正対象画素画素比率96が周辺画素の比率最大値97と周辺画素の比率最小値98との範囲内に入っているか否かを判定し、補正対象画素比率96が範囲外の値であったとき、補正対象画素は欠損画素と判定し、判定結果99を出力する。次に、補正手段94によって、欠損画素と判定された補正対象画素の値を、比率最大値97と比率最小値98との平均値に置き換える。
【0051】
したがって、本実施形態の欠陥画素補正装置は、画像の輪郭部分にある正常画素を欠損画素と誤検出してしまうことを防ぐことができることとなる。
【0052】
(第7実施形態)
図10は本発明の第7実施形態における欠損画素補正方法を示す。以下、図10を用いて本発明の第7実施形態における欠損画素補正方法を説明する。
【0053】
なお、本実施形態の欠損画素補正方法は、固体撮像素子の出力において補正対象画素とこの補正対象画素の周辺に位置する複数の周辺画素とを有したエリアを選択する補正検出エリア生成手段と、周辺画素について最大値および最小値を検出する最大値・最小値検出手段と、値の比較を行う比較手段と、補正対象画素の値を補正する補正手段とを備えた装置を用いて行う。
【0054】
まず、補正検出エリア生成手段によって、図2に示すような、補正対象画素Iとこの補正対象画素Iの周辺に位置する複数の周辺画素とを有した補正検出エリアを生成する(S11)。次に、最大値・最小値検出手段によって、図10のS12のステップに示した式を用いて、補正検出エリア内の周辺最大値と周辺最小値とを求める(S12)。なお、図10のS12のステップに示したLA、LB、LC、LD、LE、LF、LG、LH、LJ、LK、LL、LM、LN、LO、LP、LQは、図2に示す補正検出エリアの周辺画素A、B、C、D、E、F、G、H、J、K、L、M、N、O、P、Qそれぞれの値(信号レベル)を示す。また、補正対象画素Iは値がLIである。次に、比較手段によって、白欠損画素検出を行う(S13)。具体的には、補正対象画素の値と周辺最大値との差分を取り、あらかじめ設定されている閾値と比較する。S13のステップにおいて、差分が閾値よりも小さい値でなかったとき、補正対象画素は補正検出エリアの中で突出して大きい値であり、すなわち補正対象画素は白欠損画素であると判定する。次に、比較手段によって、黒欠損画素検出を行う(S14)。具体的には、補正対象画素の値と周辺最小値との差分を取り、あらかじめ設定されている閾値と比較する。S14のステップにおいて、差分が閾値よりも小さい値でなかったとき、補正対象画素は補正検出エリアの中で突出して小さい値であり、すなわち補正対象画素は黒欠損画素であると判定する。補正対象画素が白欠損画素であると判定したとき、補正手段によって、補正対象画素の値を周辺最大値に置き換えることにより、白欠損画素を補正する(S16)。また、補正対象画素が黒欠損画素であると判定したとき、補正手段によって、補正対象画素の値を周辺最小値に置き換えることにより、黒欠損画素を補正する。
【0055】
なお、前述した図10に示す欠損画素補正方法は、コンピュータを前記補正検出エリア生成手段と、前記最大値・最小値検出手段と、前記比較手段と、前記補正手段として機能させるプログラムによって実現するようにしてもよい。
【0056】
(第8実施形態)
図11は本発明の第8実施形態における欠損画素補正方法を示す。以下、図11を用いて本発明の第8実施形態における欠損画素補正方法を説明する。
【0057】
なお、本実施形態の欠損画素補正方法は、固体撮像素子の出力において補正対象画素とこの補正対象画素の周辺に位置する複数の周辺画素とを有したエリアを選択する補正検出エリア生成手段と、比率および比率の平均を計算する平均計算手段と、値の比較を行う比較手段と、補正対象画素の値を補正する補正手段とを備えた装置を用いて行う。
【0058】
本実施形態は、同一の被写体を複数の固体撮像素子を用いて撮像して得られた撮像素子出力信号よって欠損画素判定を行う。まず、一方の固体撮像素子の撮像素子出力信号について、補正検出エリア生成手段によって、図2に示すような、補正対象画素Iとこの補正対象画素Iの周辺に位置する複数の周辺画素とを有した補正検出エリアを生成する(S21)。他方の固体撮像素子の撮像素子出力信号についても、同様に、同一座標の補正検出エリアを生成する。次に、比率平均計算手段によって、図8に示すように、一方の固体撮像素子の撮像素子出力信号についての補正検出エリアと他方の固体撮像素子の撮像素子出力信号についての補正検出エリアとにおいて、同一座標の画素毎に値の比率を計算し、その平均AVE(比率平均)を求める(S22)。なお、図11に示したLA1〜LQ1、LA2〜LQ2は、図8の(a)に示す一方の固体撮像素子で撮像した画像における補正検出エリア内の画素A1〜Q1または図8の(b)に示す他方の固体撮像素子で撮像した画像における補正検出エリア内の画素A2〜Q2それぞれの値を示す。次に、比較手段によって、補正対象画素の比率LI1/LI2、および、補正対象画素の左右に隣接する画素のそれぞれの比率LH1/LH2、LJ1/LJ2が、S22のステップで求めた比率平均AVEと比べて極端に大きいかどうか比較し、比率平均AVEに比べて極端に比率が大きい画素があったとき、その画素は欠損画素であると判定する(S23)。ここで、補正対象画素の左右に隣接する画素についても比較を行うのは、連続欠損を調べるためである。次に、補正手段によって、欠損画素と判定された画素のみ比率平均AVEと他方の固体撮像素子における同一座標の画素の値との積に値を置き換えることによって、欠損画素を補正する(S24)。
【0059】
なお、前述した図11に示す欠損画素補正方法は、コンピュータを前記補正検出エリア生成手段と、前記比率平均計算手段と、前記比較手段と、前記補正手段として機能させるプログラムによって実現するようにしてもよい。
【0060】
(第9実施形態)
図12は本発明の一実施形態の映像信号処理装置を示す。
【0061】
本実施形態の映像信号処理装置は、固体撮像素子1と、欠損画素検出補正装置121と、輪郭強調装置122とから構成されている。また、輪郭強調装置122は、輪郭強調画素選択手段123と輪郭強調手段124と切替手段125とを有している。
【0062】
図12において、欠損画素検出補正装置121は、前述した第1実施形態〜第8実施形態のいずれかにおいて説明した欠損画素検出補正装置である。この欠損画素検出補正装置121は、補正対象画素が欠損画素であると判定したとき、補正対象画素が欠損画素であることを示す欠損画素判定信号12を、輪郭強調装置122の輪郭強調画素選択手段123に対して出力するとともに、補正対象画素の値を補正した欠損画素補正出力信号14を、輪郭強調装置122の輪郭強調手段123に対して出力する。
【0063】
輪郭強調装置122の輪郭強調画素選択手段123は、欠損画素補正出力信号14との遅延量の調整などを行った切替信号126を、輪郭強調装置122の輪郭強調装置122の切替手段125に対して出力する。輪郭強調装置122の輪郭強調手段124は、欠損画素補正出力信号14に対して輪郭強調を行う。輪郭強調装置122の切替手段125は、切替信号126に基づいて、輪郭強調されていない欠損画素補正出力信号14、または、輪郭強調装置122の輪郭強調手段124よって輪郭強調された欠損画素補正出力信号14を輪郭強調画素出力信号127として出力する。切替手段125は、具体的には、欠損画素検出補正装置121によって補正対象画素が欠損画素でないと判定されたとき、輪郭強調手段124よって輪郭強調された欠損画素補正出力信号14を出力し、欠損画素検出補正装置121によって補正対象画素が欠損画素であると判定されたとき、輪郭強調手段124よって輪郭強調された欠損画素補正出力信号14は出力せず、欠損画素検出補正装置121からの欠損画素補正出力信号14をそのまま出力する。
【0064】
したがって、本実施形態の映像信号処理装置は、正常画素と判定された画素だけに輪郭強調が施され、輪郭がはっきりした画像が得られることとなる。
【0065】
【発明の効果】
本発明は、欠損画素の座標を予め調べてメモリに書き込む必要がなく、リアルタイムに欠損画素を検出して補正することができるという優れた効果を有する欠損画素検出補正装置、欠損画素検出補正方法、欠損画素検出補正プログラム、および、映像信号処理装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の欠損画素検出補正装置を示すブロック図
【図2】補正検出エリアの例を示す図
【図3】欠損画素検出補正装置の最大値・最小値検出手段の例を示す図
【図4】本発明の第2実施形態の欠損画素検出補正装置を示すブロック図
【図5】本発明の第3実施形態の欠損画素検出補正装置を示すブロック図
【図6】本発明の第4実施形態の欠損画素検出補正装置を示すブロック図
【図7】本発明の第5実施形態の欠損画素検出補正装置を示すブロック図
【図8】本発明の第5実施形態の欠損画素検出補正装置の比率平均計算手段および比較手段の動作を説明するための図
【図9】本発明の第6実施形態の欠損画素検出補正装置を示すブロック図
【図10】本発明の第7実施形態の欠損画素検出補正方法を示すブロック図
【図11】本発明の第8実施形態の欠損画素検出補正方法を示すブロック図
【図12】本発明の一実施形態の映像信号処理装置を示すブロック図
【符号の説明】
1 固体撮像素子
3 補正検出エリア生成手段
5 最大値・最小値検出手段
9 欠損画素判定手段
13 切替手段
41、52 閾値切替手段
51 画素平均計算手段
61 欠損画素相互判定手段(第2の欠損画素判定手段)
71 比率平均計算手段
73、93 比較手段
74、94 補正手段
91 比率計算手段
121 欠損画素検出補正装置
122 輪郭強調装置
123 輪郭強調装置の輪郭強調画素選択手段
124 輪郭強調装置の輪郭強調手段
125 輪郭強調装置の切替手段
Claims (8)
- 同一の被写体を撮像した複数の固体撮像素子の出力から補正対象画素とこの補正対象画素の周辺に位置する複数の周辺画素とを有したエリアを生成する補正検出エリア生成手段と、前記複数の周辺画素について周辺最大値と周辺最小値とを検出する最大値・最小値検出手段と、前記周辺最大値と前記周辺最小値と前記補正対象画素の値とに基づいて、前記補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定する欠損画素判定手段と、前記固体撮像素子毎に判定した複数の欠損画素判定結果の組み合わせにより前記補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定する第2の欠損画素判定手段と、前記補正対象画素が欠損画素であると判定されたとき、前記補正対象画素の値を補正した値に切り替える切替手段とを備えたことを特徴とする欠損画素検出補正装置。
- 前記最大値・最小値検出手段が、前記エリア内において前記補正対象画素に隣接した複数の周辺画素の最小値と、前記エリア内のその他複数の周辺画素の最大値とを比較し、より大きい値を前記周辺最大値とすることを特徴とする請求項1に記載の欠損画素検出補正装置。
- 前記最大値・最小値検出手段が、前記エリア内において前記補正対象画素に隣接した複数の周辺画素の最大値と、前記エリア内のその他複数の周辺画素の最小値とを比較し、より小さい値を前記周辺最小値とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の欠損画素検出補正装置。
- 前記複数の欠損画素判定結果の2つ以上が前記補正対象画素は欠損画素であるとした判定であるとき、前記第2の欠損画素判定手段が、前記補正対象画素は欠損画素でないとする判定に置き換えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の欠損画素検出補正装置。
- 同一の被写体を撮像した複数の固体撮像素子の出力から補正対象画素とこの補正対象画素の周辺に位置する複数の周辺画素とを有したエリアを生成する補正検出エリア生成手段と、一方の前記固体撮像素子の出力と他方の前記固体撮像素子の出力との比率を同一座標の画素毎に計算するとともに、前記複数の周辺画素の比率最大値と比率最小値とを求める比率計算手段と、前記補正対象画素の比率と前記比率最大値と前記比率最小値とを比較し、前記補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定する比較手段と、前記補正対象画素が欠損画素であると判定されたとき、前記補正対象画素を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする欠損画素検出補正装置。
- 同一の被写体を撮像した複数の固体撮像素子の出力から補正対象画素とこの補正対象画素の周辺に位置する複数の周辺画素とを有したエリアを生成するステップと、前記エリア内において前記補正対象画素に隣接した複数の周辺画素の最大値と、前記エリア内のその他複数の周辺画素の最小値とを比較し、より小さい値を周辺最小値とするステップと、前記エリア内において前記補正対象画素に隣接した複数の周辺画素の最小値と、前記エリア内のその他複数の周辺画素の最大値とを比較し、より大きい値を周辺最大値とするステップと、前記周辺最大値と前記周辺最小値と前記補正対象画素の値とに基づいて、前記補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定するステップと、前記固体撮像素子毎に判定した複数の欠損画素判定結果の組み合わせにより前記補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定するステップと、前記補正対象画素が欠損画素であると判定されたとき、前記補正対象画素を補正するステップとを備えたことを特徴とする欠損画素検出補正方法。
- 同一の被写体を撮像した複数の固体撮像素子の出力から欠損画素を検出して補正する機能をコンピュータに実現させる欠損画素検出補正プログラムであって、前記同一の被写体を撮像した複数の固体撮像素子の出力から補正対象画素とこの補正対象画素の周辺に位置する複数の周辺画素とを有したエリアを生成する補正検出エリア生成手段と、前記エリア内において前記補正対象画素に隣接した複数の周辺画素の最大値と、前記エリア内のその他複数の周辺画素の最小値とを比較し、より小さい値を周辺最小値とするとともに、前記エリア内において前記補正対象画素に隣接した複数の周辺画素の最小値と、前記エリア内のその他複数の周辺画素の最大値とを比較し、より大きい値を周辺最大値とする最大値・最小値検出手段と、前記周辺最大値と前記周辺最小値と前記補正対象画素の値とに基づいて、前記補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定する欠損画素判定手段と、前記固体撮像素子毎に判定した複数の欠損画素判定結果の組み合わせにより前記補正対象画素が欠損画素であるか否かを判定する第2の欠損画素判定手段と、前記補正対象画素が欠損画素であると判定されたとき、前記補正対象画素を補正する補正手段として、前記コンピュータを機能させることを特徴とする欠損画素検出補正プログラム。
- 画素の輪郭強調を行う輪郭強調手段を備えた映像信号処理装置であって、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の欠損画素検出補正装置から出力された欠損画素判定結果に基づいて、正常画素のみ前記輪郭強調手段によって輪郭強調を行い、欠損画素は輪郭強調を行わないように切り替える切替手段を設けたことを特徴とする映像信号処理装置。
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