JP3662822B2 - プラント制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラントに配備されたインテリジェントデバイスや、これらのインテリジェントデバイスを制御するコントローラのデータをタグを用いて収集し監視を行うプラント制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のプラント制御システムとして、たとえば、図15に示すような構成のものがある(特開平10−63315号公報参照)。
【0003】
この従来のプラント制御システムはプラントの各種機器に配備されたインテリジェントデバイス1a,1b,…と、各インテリジェントデバイス1a,1b,…を制御するコントローラ2と、インテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2のデータを取り込んでその状態を監視する監視装置3と、インテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2の制御規則をプログラム設定するコンフィグレータ4と、インテリジェントデバイス1a,1b,…相互間を接続するフ−ルドバス5と、コントローラ2、監視装置3、およびコンフィグレータ4相互間を接続する制御バス6と、フ−ルドバス5と制御バス6との中継を行うゲートウェイ装置7とを備えている。
【0004】
各インテリジェントデバイス1a,1b,…は、プラントを制御するためのたとえば流量センサやバルブといった制御機器であり、各インテリジェントデバイス1a,1b,…には、コントローラ2からの指令に基づいて所期の機能を実現するための処理部がファンクションブロック11a,11b,…としてプログラムされている。
【0005】
コントローラ2は、制御ロジックの任意のプログラミングが可能なもので、そのファンクションブロック21として、たとえばPID(比例積分微分)制御機能を実現するPIDブロックがロードされる。
【0006】
監視装置3は、インテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2のデータを取り込んで、これらのデータを標準部品32として表示する表示器31と、標準部品32とタグの情報の関連を管理するタグ管理テーブルが格納されたタグ管理テーブルメモリ33と、このタグ管理テーブルメモリ33に格納されているタグ管理テーブルを参照してゲートウェイ装置7に蓄積されているタグデータを収集するタグ管理機能部34とを備えている。
【0007】
コンフィグレータ4は、制御規則を決めるプログラムや監視装置1で使用するタグを定義するタグ定義画面41、および各ファンクションブロック1a,1b,…やコントローラ2のデータを収集してゲートウェイ装置7に格納するための制御規則を設定するプログムを記述するプログラム編集画面42を共に表示する表示器43と、上記の各画面41,42を利用してプログラムデータの入力を行うキーボードやマウス等の入力手段44と、プログラム編集画面42で記述されたプログラムをコンパイルして実行モジュールとして出力するコンパイラ45とを備える。
【0008】
ゲートウェイ装置7は、フィールドバス5との通信を行うフィールドバス通信機能部71と、制御バス6との通信を行う制御バス通信機能部72と、コンフィグレータ4からダウンロードされた実行モジュールを実行する実行エンジン部73と、インテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2で得られるタグ対応のデータを格納するタグメモリ74とを備える。
【0009】
次に、上記構成を有する従来のプラント制御システムにおいて、インテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2の制御規則を設定するコンフィグレイションを行う場合の動作について、図16に示すフローチャートを参照して説明する。なお、以下において、Sは各ステップを意味する。
【0010】
まず、コンフィグレータ7の表示器43に表示されるタグ定義画面41において、入力手段44を操作してプログラムや監視装置3で使用するタグを定義する(S161)。この定義されるタグには、タグメモリ74のどの位置にタグを配置するかを決めるリンク番号(LinkNo.)と、タグをプラント内で識別するためのタグ番号(TAGNo.)と、タグのデータ構造を規程するタグ形式(TAGTYPE)とが含まれる。
【0011】
次に、プログラム編集画面42において、入力手段44を操作して、この定義したタグに基づいて、インテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2のデータを収集をして監視装置で監視できるように、制御規則のプログラムを記述する(S162)。
【0012】
たとえば、インテリジェントデバイスとして、流量センサ1aとバルブ1bとがあり、流量センサ1aの検出出力に基づいてコントローラ2によってバルブ1bの開度をPID制御しようとする場合には、流量センサ1aの検出データをゲートウェイ装置7のタグメモリ74に格納し、また、コントローラ2のファンクションブロック21でバルブ1bの開度がPID制御される場合の開度データをゲートウェイ装置7のタグメモリ74に格納するといったような制御規則を、プログラム編集画面42でプログラムによって記述する。そして、このプログラムをコンパイラ45によってコンパイルして実行モジュールを生成する(S163)。
【0013】
また、コンフィグレータ4は、監視装置において標準部品32とタグの情報の関連を管理するために、タグ管理テーブルを生成し、このタグ管理テーブルを監視装置に転送する(S164)。監視装置3では、この転送されてきたタグ管理テーブルをタグ管理テーブルメモリ33に格納する。
【0014】
一方、コンフィグレータ4は、コンパイラ45で生成された実行モジュールをゲートウェイ装置13にダンロードする(S165)。
【0015】
このようにして、インテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2の制御規則をプログラム設定することで、コンフィグレーションが終了すると、その後は、ゲートウェイ装置7の実行エンジン部73が、コンフィグレータ4よりダウンロードされた実行モジュールを参照して命令を実行することで、流量センサやバルブなどのインテリジェントデバイス1a,1b,…およびコントローラ2からデータを収集してタグメモリ74の該当するエリアにそのデータを一定の周期で書き込む。
【0016】
また、監視装置3は、そのタグ管理機能部34がタグ管理テーブルメモリ33に記憶されているタグ管理テーブルを参照して、ゲートウェイ装置7のタグメモリ74の格納されているタグの情報を定周期で読み出し、このタグの情報を表示器31の各インテリジェントデバイス1a,1b,…に対応して設定された標準部品32の画面に表示する。
【0017】
たとえば、上記の例では、流量センサ1aの検出出力に基づいてコントローラ2によってPID制御されるバルブ1bの開度のデータがゲートウェイ装置7のタグメモリ74から読み出されて、監視装置3の表示器31に標準部品32として表示される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のプラント制御システムは、コンフィグレイションのために監視装置の標準部品32と対応する標準データ構造のタグを生成するためには、コンフィグレータ4のプログラム編集画面42を用いて、インテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2の制御規則をプログラムによって逐一記述する必要があり、手間がかかっている。
【0019】
しかも、タグを変更する際には、タグの変更のみならず、この制御規則を設定するプログラムも同時に変更せねばならず、さらに、コンパイラ45によるコンパイルや、ゲートウェイ装置7への実行モジュールのダウンロードが必要になるため、エンジニアリングに時間がかかるといった問題があった。
【0020】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、オペレータは、インテリジェントデバイスやコントローラについて、そのファンクションブロックを画面上で接続するだけで、インテリジェントデバイスやコントローラを監視するためのタグ管理テーブルと、タグと各デバイスのファンクションブロックを関係付けるマッピングテーブルとが自動的に生成されるようにし、これらのテーブルを利用することで、コンフィグレイションのためのプログラミングとインテリジェントデバイスやコントローラの監視とを可能にし、エンジニアリングに要する時間を短縮したプラント制御システムを提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明に係るプラント制御システムは、プラントに配備されたインテリジェントデバイスと、各インテリジェントデバイスを制御するコントローラと、前記インテリジェントデバイスやコントローラのデータを取り込んでその状態を監視する監視装置と、前記インテリジェントデバイスやコントローラの制御規則を設定するコンフィグレータと、前記インテリジェントデバイス相互間を接続するフ−ルドバスと、前記コントローラ、監視装置、およびコンフィグレータ相互間を接続する制御バスと、前記フ−ルドバスと制御バスとの中継を行うゲートウェイ装置とを備えており、前記コンフィグレータは、前記インテリジェントデバイスやコントローラのファンクションブロックの階層構造を表示するブラウザと、このブラウザからタグコンフィグレーション画面上にファンクションブロックをドラッグ&ドロップして該ファンクションブロックを接続することで、前記監視装置によるタグ管理用のタグ管理テーブルおよびゲートウェイ装置におけるインテリジェントデバイスやコントローラのタグ格納位置を特定するマッピングテーブルを生成するテーブル作成手段とを有し、前記ゲートウェイ装置は、前記フイールドバスとの通信を行うフィールドバス通信機能部と、前記制御バスとの通信を行う制御バス通信機能部と、前記コンフィグレータからダウンロードされたマッピングテーブルを記憶するマッピングテーブルメモリと、このマッピングテーブルメモリに記憶されているマッピングテーブルを参照して前記インテリジェントデバイスやコントローラからのタグ対応のデータを収集するゲートウェイ処理部と、前記インテリジェントデバイスやコントローラのタグを格納するタグメモリとを備え、前記監視装置は、インテリジェントデバイスやコントローラの情報を標準部品として表示する表示器と、前記コンフィグレータから転送されるタグ管理テーブルを記憶するタグ管理テーブルメモリと、このタグ管理テーブルメモリに記憶されているタグ管理テーブルを参照して前記ゲートウェイ装置のタグメモリに蓄積されているタグデータを収集するタグ管理機能部とを含むことを特徴としている。
【0022】
請求項2記載の発明に係るプラント制御システムは、請求項1記載の構成において、前記コンフィグレータは、オペレータによるタグのコンフィグレーションの実施後にタグ管理テーブルを自動的に監視装置に送信するタグ一致機能部を備える一方、前記監視装置は、前記コンフィグレータのタグ一致機能部からのタグ管理テーブルを前記タグ管理テーブルメモリに自動的に記憶するタグ一致機能部を備えていることを特徴としている。
【0023】
請求項3記載の発明に係るプラント制御システムは、請求項1記載の構成において、前記監視装置にタグ一致機能部とタグ管理テーブルメモリとを設ける代わりに、ゲートウェイ装置にタグ一致機能部とタグ管理テーブルメモリとを設け、前記監視装置は、ゲートウェイ装置のタグ管理テーブルを参照することで監視データを収集することを特徴としている。
【0024】
請求項4記載の発明に係るプラント制御システムは、請求項1記載の構成において、前記ゲートウェイ装置を複数台備えるとともに、コンフィグレータには、複数定義したタグを複数の各ゲートウェイ装置の内のいずれに割り当てるかを定義するタグ配置機能部を備えることを特徴としている。
【0025】
請求項5記載の発明に係るプラント制御システムは、請求項4記載の構成において、前記コンフィグレータは、各ゲートウェイ装置にダウンロードされるタグの数やプログラムの情報に基づいて各ゲートウェイ装置における負荷を計算し、いずれのゲートウェイ装置にタグを割り付けるべきかを自動設定するゲートウェイ処理負荷計算機能部を備えることを特徴としている。
【0026】
請求項6記載の発明に係るプラント制御システムは、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の構成において、前記コンフィグレータは、前記タグコンフィグレーション画面において定義したタグの情報と実際のインテリジェントデバイスやコントローラの状態とが一致しているか否かを検出して、不一致の場合には前記タグコンフィグレーション画面にその旨を表示するタグ照合機能部を備えることを特徴としている。
【0027】
請求項7記載の発明に係るプラント制御システムは、請求項6記載の構成において、前記コンフィグレータは、オンライン時において前記タグ照合機能部を定周期で起動させて前記インテリジェントデバイスやコントローラの故障や離脱の発生をリアルタイムで検知させる定周期監視部を備えることを特徴としている。
【0028】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1におけるプラント制御システムの構成を示すブロック図であり、図15に示した従来技術に対応する部分には同一の符号を付す。
【0029】
図1において、1a,1b,…はプラントに配備されたインテリジェントデバイス、2は各インテリジェントデバイス1a,1b,…を制御するコントローラ、3はインテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2のデータを取り込んでその状態を監視する監視装置、4はインテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2の制御規則を設定するコンフィグレータ、5はインテリジェントデバイス1a,1b,…相互間を接続するフ−ルドバス、6はコントローラ2、監視装置3、およびコンフィグレータ4相互間を接続する制御バス、7はフ−ルドバス5と制御バス6との中継を行うゲートウェイ装置である。
【0030】
上記のコンフィグレータ7は、インテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2の各ファンクションブロック11a,11b,…,21の階層構造を図示しない表示器に表示するブラウザ46と、このブラウザ46から表示器のタグコンフィグレーション画面47上に各ファンクションブロック11a,11b,…,21のアイコンをドラッグ&ドロップして該ファンクションブロック11a,11b,…,21を接続する操作を行うキーボードやマウス等の入力手段44と、この入力手段44によるタグコンフィグレーション画面47上の操作によって監視装置3によるタグ管理用の管理テーブル(図3参照)およびゲートウェイ装置7におけるインテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2からのタグ対応のデータの格納位置を特定するマッピングテーブル(図2参照)をそれぞれ生成するテーブル作成手段48とを備えている。
【0031】
監視装置3は、インテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2の情報を標準部品として表示する表示器31と、コンフィグレータ4から転送されるタグ管理テーブルを記憶するタグ管理テーブルメモリ33と、このタグ管理テーブルメモリ33に記憶されているタグ管理テーブルを参照してゲートウェイ装置7のタグメモリ74に蓄積されているデータを収集するタグ管理機能部34とを含む。
【0032】
ゲートウェイ装置7は、フイールドバス5との通信を行うフィールドバス通信機能部71と、制御バス6との通信を行う制御バス通信機能部72と、コンフィグレータ4からダウンロードされるマッピングテーブルを記憶するマッピングテーブルメモリ75と、このマッピングテーブルメモリ75に記憶されているマッピングテーブルを参照して各フィールドデバイス1a,1b,…やコントローラ2からのタグ対応のデータを収集するゲートウェイ処理部76と、各インテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2のタグデータを格納するタグメモリ74とを備える。
【0033】
図2はコンフィグレータ4のテーブル作成手段48で作成されるマッピングテーブルの内容を示す説明図である。
このマッピングテーブルは、ゲートウェイ装置7のタグメモリ74のどの位置にタグを配置するかを決定するリンク番号(LinkNo.)と、タグを識別するためにプラント間で重複しないように付されたタグ番号(TAGNo.)と、タグのデータ構造を示すタグ形式(TAGTYPE)と、タグに割り付けられたインテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2上の各ファンクションブロック11a,11b,…,21が所属するノードのアドレスと、そのノード内でファンクションブロック11a,11b,…,21が割り付けられているFB(ファンクションブロック)アドレスとがそれぞれ設定されている。そして、ノードアドレスとFBアドレスとでタグメモリ74における各ファンクションブロック11a,11b,…,21のデータ格納位置が特定される。
【0034】
図3はコンフィグレータ4のテーブル作成手段48で作成されるタグ管理テーブルの内容を示す説明図である。
このタグ管理テーブルは、タグのデータが存在するコントローラアドレスと、タグメモリ74のどの位置にタグを配置するかを決めるリンク番号(LinkNo.)と、タグをプラント内で識別するためのタグ番号(TAGNo.)とを備える。
【0035】
次に、この実施の形態1のプラント制御システムにおいて、コンフィグレイションを行う場合の動作について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0036】
コンフィグレータ4のブラウザ46にオフライン(またはオンライン)で、プラントで使用可能なインテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2の所期の機能を実現するためのファンクションブロック11a,11b,…21をツリー状に表示する(S41)。
【0037】
次に、オペレータが入力手段44を操作して、これらのファンクションブロック11a,11b,…,21をタグコンフィグレーション画面47上にドラッグ&ドロップしてから各ファンクションブロック11a,11b,…,21を接続し、データの送受信関係を決定する(S42)。
【0038】
たとえば、インテリジェントデバイスとして、流量センサ1aとバルブ1bとがあり、流量センサ1aの検出出力に基づいてコントローラ2によってバルブ1bの開度をPID制御しようとする場合には、流量センサ1a、コントローラ2、バルブ1bの各ファンクションブロック11a,21,11bをタグコンフィグレーション画面47上にドラッグ&ドロップして、各ファンクションブロック11a,21,11bを互いに接続するようにする。
【0039】
続いて、オペレータは、タグ番号(TAGNo.)と、タグタイプ(TAGTYPE)とをそれぞれ指定する(S42)。
これに応じて、テーブル作成手段48は、自動的に図2に示したマッピングテーブルと図3に示したタグ管理テーブルとを生成する(S43)。
【0040】
次に、オペレータは入力手段44を操作して、テーブル作成手段48で生成されたタグ管理テーブルをタグバインドにて監視装置3に転送する(S44)。これにより、監視装置3のタグ管理テーブルメモリ33にはこのタグ管理テーブルが格納される。また、コンフィグレータ4は、ゲートウェイ装置7にマッピングテーブルをダウンロードする(S45)。これにより、ゲートウェイ装置7のマッピングテーブルメモリ75にマッピングテーブルが格納される。
【0041】
こうして、コンフィグレーションが完了すると、その後は、ゲートウェイ装置7のゲートウェイ処理部76が、マッピングテーブルメモリ75に格納されているマッピングテーブルに従って、一定の周期でコントローラ2と各インテリジェントデバイス1a,1b,…に対してタグ対応のデータ収集を行い、それらのデータをタグメモリ74の該当する領域に格納する。
【0042】
また、監視装置3は、そのタグ管理機能部34がタグ管理テーブルメモリ33に記憶されているタグ管理テーブルを参照して、ゲートウェイ装置7のタグメモリ74の格納されているタグの情報を定周期で読み出し、このタグの情報を表示器31の各インテリジェントデバイス1a,1b,…に対応して設定された標準部品32の画面に表示する。
【0043】
たとえば、上記の例では、流量センサ1aの検出出力に基づいてコントローラ2によってPID制御されるバルブ1bの開度のタグデータがゲートウェイ装置7のタグメモリ74にあるタグ番号1C001のエリアから読み出されて、監視装置3の表示器31に標準部品32として表示される。
【0044】
このように、ファンクションブロック11a,11b,…,21がインテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2に分散されている場合、従来は、オペレイタがコンフィグレータ4においてインテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2のデータ収集のための制御規則をプログラム編集画面42上でプログラムによって逐一記述していたが、この実施の形態1では、タグコングレーション画面47においてファンクションブロック11a,11b,…,21を組合せるだけで、マッピングテーブルとタグ管理テーブルとが自動生成され、これらのテーブルによってタグによるプログラミングと監視が可能になるため、コントロールロジックや監視画面のエンジニアジングに要する時間を短くすることができる。
【0045】
実施の形態2.
図5は本発明の実施の形態2におけるプラント制御システムの構成を示すブロック図であり、図1に示した実施の形態1と対応する部分には同一の符号を付す。
【0046】
この実施の形態2のプラント制御システムの特徴は、図1に示した実施の形態1の構成に加えて、コンフィグレータ4には、テーブル作成手段48によってタグンフィグレーション画面47で生成されたタグ管理テーブルを自動的に読み込んで監視装置1に転送するタグ一致機能部49が設けられる一方、監視装置3にはコンフィグレータ4から転送されるタグ管理テーブルを取り込んでタグ管理テーブルメモリ33に自動的に格納するタグ一致機能部35が設けられていることである。
その他の構成は、図1に示した実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0047】
次に、この実施の形態2のプラント制御システムにおいてコンフィグレイションを行う場合の動作について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
図6において、S61〜S63、およびS65は、上記の実施の形態1におけるフローチャート(図4)のS41〜S43およびS45と基本的に同じであるが、この実施の形態2では、S64において、コンフィグレータ4のテーブル作成手段48によって生成されたタグ管理テーブルがタグ一致機能部49で自動的に監視装置3に転送され、これに応じて監視装置3のタグ一致機能部35がこのタグ管理テーブルをタグ管理テーブルメモリ33に格納する。これにより、常にタグ管理テーブルの一致が行われる。
【0048】
実施の形態1では、コンフィグレータ4で生成したタグ管理テーブルと監視装置3に格納されるタグ管理テーブルの内容を一致させるために、入力手段44を用いてタグバインドの処理を手動で実行していたが、この実施の形態2では、タグ一致機能部49,35で自動的にこのバインド作業が行なわれるので、常に監視装置3とコンフィグレータ4との間でタグ定義が一致し、不一致に伴う不具合発生を無くすことができ、品質向上とエンジニアリング時間の短縮を図ることができる。
【0049】
実施の形態3.
図7は本発明の実施の形態3におけるプラント制御システムの構成を示すブロック図であり、図5に示した実施の形態2に対応する部分には同一の符号を付す。
【0050】
この実施の形態3のプラント制御システムの特徴は、図5に示した実施の形態2では、監視装置3にタグ管理機能部34とタグ一致機能部35とを設けているが、その代わりに、ゲートウェイ装置7にタグ一致機能部77とタグ管理テーブルメモリ78とが設けられていることである。
その他の構成は、図5に示した実施の形態2の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0051】
次に、この実施の形態3のプラント制御システムにおいてコンフィグレイションを行う場合の動作について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
図8において、S81〜S83、およびS85は、上記の実施の形態2におけるフローチャート(図6)のS61〜S63およびS65と基本的に同じであるが、この実施の形態3では、S84において、コンフィグレータ4のテーブル作成手段48によって生成されたタグ管理テーブルがタグ一致機能部49で自動的にゲートウェイ装置7に転送され、タグ管理テーブルメモリ78に格納されるので、常にタグ管理テーブルの一致が行われる。
【0052】
このように、上記の実施の形態1,2では、監視装置3内にタグ管理テーブルメモリ33を設けているのに対して、この実施の形態3では、ゲートウェイ装置7内にタグ一致機能部77とタグ管理テーブルメモリ78とを設けているので、監視装置3を新規に入れ替えるとき、コンフィグレータ4と監視装置3との間でタグデータの一致をとるため処理が不要となり、監視装置3を新規に入れ替える時のエンジニアリングのコストを低減することができる。
【0053】
実施の形態4.
図9は本発明の実施の形態4におけるプラント制御システムの構成を示すブロック図であり、図1に示した実施の形態1に対応する部分には同一の符号を付す。
【0054】
この実施の形態4のプラント制御システムの特徴は、実施の形態1の構成に対して、複数のゲートウェイ装置7a,7b,…が設けられており、また、コンフィグレータ4には、複数定義したタグを各ゲートウェイ装置7a,7b,…の内のいずれに割り当てるかを定義するタグ配置機能部50が設けられていることである。
【0055】
ここで、各ゲートウェイ装置7a,7b,…の構成は基本的に同じである。また、いずれの各ゲートウェイ装置7a,7b,…にインテリジェントデバイス1a,1b,1c,…やコントローラ2の各ファンクションブロック11a,11b,11c,…,21を割り当てるかは、マッピングテーブルのノードアドレスとFBアドレスとによって規定される。ここでは、流量センサ1a、バルブ1bの各ファンクションブロック11a,11bは、一方のゲートウェイ装置7aに、温度センサ1cのファンクションブロック11c,11cが他のゲートウェイ装置7bにそれぞれ所属するように割り当てられるものとする。
その他の構成は、実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0056】
次に、この実施の形態4のプラント制御システムにおいてコンフィグレイションを行う場合の動作について、図10に示すフローチャートを参照して説明する。
図10において、S101,S102は、上記の実施の形態1におけるフローチャート(図4)のS41,S42と基本的に同じであるが、この実施の形態4では、S103において、オペレータが各インテリジェントデバイス1a,1b,1c,…やコントローラ2の各ファンクションブロック11a,11b,11c,…,21のタグをいずれのゲートウェイ装置7a,7b,…割り当てるかを設定すると、このタグ配置情報がタグ配置機能部50に登録されるので、テーブル作成手段48は、このタグ配置機能部50のタグ配置情報に基づいてマッピングテーブルとタグ管理テーブルを作成する。
【0057】
次に、オペレータは入力手段44を操作して、テーブル作成手段48で生成されたタグ管理テーブルをタグバインドにて監視装置に転送する(S104)。また、コンフィグレータ4は、タグ配置機能部50のタグ配置情報に基づいて、所定のゲートウェイ装置7a,7b,…にマッピングテーブルをダウンロードする(S105)。これにより、各ゲートウェイ装置7a,7b,…のマッピングテーブルメモリ75にマッピングテーブルが格納される。
【0058】
上記の実施の形態1のように、マッピングテーブルをダウンロードするゲートウェイ装置7を単一のものとした場合には、インテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2の数が増加したときに、ゲートウェイ装置7のデータ処理の負荷が大きくなって定周期でタグメモリ74を更新するのが困難になるが、この実施の形態4では、複数のゲートウェイ装置7a,7b,…を設けて、各ゲートウェイ装置7a,7b,…のマッピングテーブルメモリ75にマッピングテーブルを分散配置しているので、タグメモリ74の更新を分散化することができ、高速なデータの更新が可能となる。
【0059】
実施の形態5.
図11は本発明の実施の形態5におけるプラント制御システムの構成を示すブロック図であり、図9に示した実施の形態4と対応する部分には同一の符号を付す。
【0060】
この実施の形態5のプラント制御システムの特徴は、実施の形態4の構成に対して、コンフィグレータ7内に、現在の各ゲートウェイ装置7a,7b,…にマッピングされたタグの数やプログラムの情報に基づいて、各ゲートウェイ装置7a,7b,…における負荷を計算し、いずれのゲートウェイ装置7a,7b,…にタグを割り付けるべきかを自動設定するゲートウェイ処理負荷計算機能部51を備えていることである。
その他の構成は、図9に示した実施の形態4の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0061】
次に、この実施の形態5のプラント制御システムにおいてコンフィグレイションを行う場合の動作について、図12に示すフローチャートを参照して説明する。
図12において、S121〜S125は、上記の実施の形態4におけるフローチャート(図10)のS101〜S105と基本的に同じであるが、この実施の形態5では、S126において、ゲートウェイ処理負荷計算機能部51が、各インテリジェントデバイス1a,1b,1c,…やコントローラ2の各ファンクションブロック11a,11b,11c,…,21のタグをいずれのゲートウェイ装置7a,7b,…割り付けるべきかを自動的に設定し、このタグ配置情報をタグ配置機能部50に登録する。テーブル作成手段48は、このタグ配置機能部50のタグ配置情報に基づいてマッピングテーブルとタグ管理テーブルを作成する。
【0062】
上記の実施の形態4では、タグを定義する際に、どのゲートウェイ装置7a,7b,…にタグを配置するかをオペレータ自身が決定する必要があり、多数のタグのコンフィグレーションが必要となる大規模なシステムでは管理が困難であったが、この実施の形態5では、ゲートウェイ処理負荷計算機能部51によって、各ゲートウェイ装置7a,7b,…の処理が偏らずに平滑となるように、いずれのゲートウェイ装置7a,7b,…にタグを割り付けるべきかが自動的に設定されるので、オペレータはどのゲートウェイ装置7a,7b,…にタグを配置するかを管理する必要がなくなり、エンジニアリング時間を低減することができる。
【0063】
実施の形態6.
図13は本発明の実施の形態6におけるプラント制御システムの構成を示すブロック図であり、図1に示した実施の形態1と対応する部分には同一の符号を付す。
【0064】
この実施の形態6におけるプラント制御システムの特徴は、実施の形態1の構成に加えて、コンフィグレータ4内に、タグコンフィグレーション画面47において定義したタグの情報とインテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2の実際の状態とが一致しているか否かを検出して、不一致の場合にはタグコンフィグレーション画面47にその旨を表示するタグ照合機能部52が設けられていることである。
その他の構成は、図1に示した実施の形態1と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0065】
実施の形態1では、コンフィグレータ4で定義したタグに割り付けられたインテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2が正常に動作しているか、また、コンフィグレーションの結果と実際の機器の接続が一致しているか否かといった照合をオペレータ自身が実施する必要があったが、この実施の形態6では、タグ照合機能部52によって各インテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2の動作をモニタして、その故障や離脱を検知し、タグコンフィグレイション画面47に不良なファンクションブロックを表示するため、各インテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2の入れ替えや故障を早期に発見でき、エンジニアリング時間を低減することができる。
【0066】
実施の形態7.
図14は本発明の実施の形態7のプラント制御システムの構成を示すブロック図であり、図13に示した実施の形態6に対応する部分には同一の符号を付す。
【0067】
この実施の形態7のプラント制御システムの特徴は、実施の形態6の構成に加えて、コンフィグレータ4内に、オンライン時にタグ照合機能部52を定周期に起動して、タグの照合を行い、インテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2の故障や離脱をリアルタイムに検知させる定周期監視部53が設けられていることである。
その他の構成は、図13に示した実施の形態6の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0068】
実施の形態6では、タグ照合機能部52は設けられているものの、リアルタイムで照合が行われないため、インテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2の故障や離脱の検知が遅れる場合があったが、この実施の形態7のように、定周期監視部47を設けて定周期でインテリジェントデバイス1a,1b,…やコントローラ2の故障や離脱を検知するとで、故障時の平均修復時間(MTTR)を短くするとができる。
【0069】
なお、上記の各実施の形態1〜7のプラント制御システムにおいては、制御バス6とフィールドバス5とを別個に設けているが、同一バスでも構成することができる。また、ゲートウェイ装置7にタグを割り付けているが、この割付は通常のプログラマブルコントローラに対しても、データ収集機能部を搭載していれば、実現可能である。
【0070】
【発明の効果】
請求項1記載の発明に係るプラント制御システムは、オペレータはコンフィグレータのタグコングレーション画面において、インテリジェントデバイスやコントローラに搭載されたファンクションブロックをドラグ&ドロップの操作によって接続するだけで、タグ管理テーブルとマッピングテーブルとが自動的に生成され、これらのテーブルを監視装置やゲートウェイ装置に転送することでこれらの装置に対するコンフィグレイションが実施されるので、コントローラやインテリジェントデバイスにファンクションブロックが分散されている場合でも、コントローラやインテリジェントデバイスのタグデータを収集して監視することが可能になり、エンジニアジングに要する時間を短くすることができる。
【0071】
請求項2記載の発明に係るプラント制御システムは、コンフィグレータで生成したタグ定義と監視装置のタグ管理テーブルを一致させるために、タグバインドの処理を手動で実行しなくても、タグ一致機能部で自動的にこのバインド作業を行えるため、常に監視装置とコンフィグレータの間でタグ定義が一致し、不一致に伴う不具合発生を無くすことで、品質向上とエンジニアリング時間の短縮を図ることができる。
【0072】
請求項3記載の発明に係るプラント制御システムは、タグ一致機能部とタグ管理テーブルとをゲートウェイ装置内に配置しているので、監視装置を新規に入れ替えるとき、コンフィグレータと監視装置との間でタグデータの一致をとるため処理が不要となり、監視装置の交換時時のエンジニアリングのコストを低減することができる。
【0073】
請求項4記載の発明に係るプラント制御システムは、複数のゲートウェイ装置を設け、各々のゲートウェイ装置にマッピングテーブルを分散配置しているので、タグメモリの更新を分散化することができ、ゲートウェイ処理の負荷が低くなるため、定周期でタグメモリのデータ内容を更新することが可能となる。
【0074】
請求項5記載の発明に係るプラント制御システムは、タグを定義する際に、どのゲートウェイ装置にタグを配置するかをオペレータ自身が決定しなくても、ゲートウェイ処理負荷計算機能部で自動的に決定されるため、多数のタグのコンフィグレーションが必要となる大規模なシステムにおいても管理が可能となり、エンジニアリング時間を低減することができる。
【0075】
請求項6記載の発明に係るプラント制御システムは、コンフィグレータで定義したタグに割り付けられたデバイスやコントローラが正常に動作しているか、また、コンフィグレーションの結果と実際の機器の接続が一致しているか否かといった照合をオペレータ自身が実施しなくても、タグ照合機能部によって容易に不一致検出を行うことができるので、機器の入れ替えや故障を早期に発見でき、エンジニアリング時間を低減することができる。
【0076】
請求項7記載の発明に係るプラント制御システムは、定周期監視部によってリアルタイムで照合が行われるため、デバイスやコントローラの放障や離脱の検知を早期に行うことができ、故障時の平均修復時間(MTTR)を短くするとができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるプラント制御システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1において使用されるマッピングテーブルを示す説明図である。
【図3】 実施の形態1において使用されるタグ管理テーブルを示す説明図である。
【図4】 実施の形態1でのコンフィグレーションの手順を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態2におけるプラント制御システムの構成を示すブロック図である。
【図6】 実施の形態2でのコンフィグレーションの手順を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態3におけるプラント制御システムの構成を示すブロック図である。
【図8】 実施の形態3でのコンフィグレーションの手順を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態4におけるプラント制御システムの構成を示すブロック図である。
【図10】 実施の形態4でのコンフィグレイションの手順を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態5におけるプラント制御システムの構成を示すブロック図である。
【図12】 実施の形態5でのコンフィグレーションの手順を示すフローチャートである。
【図13】 本発明の実施の形態6におけるプラント制御システムの構成を示すブロック図である。
【図14】 本発明の実施の形態7におけるプラント制御システムの構成を示すブロック図である。
【図15】 従来のプラント制御システムの構成を示すブロック図である。
【図16】 従来のコンフィグレイションの手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1a,1b,1c インテリジェントデバイス、2 コントローラ、3 監視装置、4 コンフィグレータ、5 フィールドバス、6 制御バス、7,7a,7b ゲートウェイ装置、11a,11b,11c ファンクションブロック、21 ファンクションブロック、31 表示器、33 タグ管理テーブルメモリ、34 タグ管理機能部、35 タグ一致機能部、44 入力手段、46 ブラウザ、47 タグコンフィグレーション画面、48 テーブル作成手段、49 タグ一致機能部、50 タグ配置機能部、51 ゲートウェイ処理負荷計算機能部、52 タグ照合機能部、53 定周期監視部、71 フィールドバス通信機能部、72 制御バス通信機能部、74 タグメモリ、75 マッピングテーブルメモリ、76 ゲートウェイ処理部、77 タグ一致機能部、78 タグ管理テーブルメモリ。

Claims (7)

  1. プラントに配備されたインテリジェントデバイスと、各インテリジェントデバイスを制御するコントローラと、前記インテリジェントデバイスやコントローラのデータを取り込んでその状態を監視する監視装置と、前記インテリジェントデバイスやコントローラの制御規則を設定するコンフィグレータと、前記インテリジェントデバイス相互間を接続するフ−ルドバスと、前記コントローラ、監視装置、およびコンフィグレータ相互間を接続する制御バスと、前記フ−ルドバスと制御バスとの中継を行うゲートウェイ装置とを備えており、
    前記コンフィグレータは、前記インテリジェントデバイスやコントローラのファンクションブロックの階層構造を表示するブラウザと、このブラウザからタグコンフィグレーション画面上にファンクションブロックをドラッグ&ドロップして該ファンクションブロックを接続することで、前記監視装置によるタグ管理用のタグ管理テーブルおよびゲートウェイ装置におけるインテリジェントデバイスやコントローラのタグ格納位置を特定するマッピングテーブルを生成するテーブル作成手段とを有し、
    前記ゲートウェイ装置は、前記フイールドバスとの通信を行うフィールドバス通信機能部と、前記制御バスとの通信を行う制御バス通信機能部と、前記コンフィグレータからダウンロードされたマッピングテーブルを記憶するマッピングテーブルメモリと、このマッピングテーブルメモリに記憶されているマッピングテーブルを参照して前記インテリジェントデバイスやコントローラからのタグ対応のデータを収集するゲートウェイ処理部と、前記インテリジェントデバイスやコントローラのタグを格納するタグメモリとを備え、
    前記監視装置は、インテリジェントデバイスやコントローラの情報を標準部品として表示する表示器と、前記コンフィグレータから転送されるタグ管理テーブルを記憶するタグ管理テーブルメモリと、このタグ管理テーブルメモリに記憶されているタグ管理テーブルを参照して前記ゲートウェイ装置のタグメモリに蓄積されているタグデータを収集するタグ管理機能部と、を含むことを特徴とするプラント制御システム。
  2. 前記コンフィグレータは、オペレータによるタグのコンフィグレーションの実施後にタグ管理テーブルを自動的に監視装置に送信するタグ一致機能部を備える一方、前記監視装置は、前記コンフィグレータのタグ一致機能部からのタグ管理テーブルを前記タグ管理テーブルメモリに自動的に記憶するタグ一致機能部を備えていることを特徴とする請求項1記載のプラント制御システム。
  3. 前記監視装置にタグ一致機能部とタグ管理テーブルメモリとを設ける代わりに、ゲートウェイ装置にタグ一致機能部とタグ管理テーブルメモリとを設け、前記監視装置は、ゲートウェイ装置のタグ管理テーブルを参照することで監視データを収集することを特徴とする請求項1記載のプラント制御システム。
  4. 前記ゲートウェイ装置を複数台備えるとともに、コンフィグレータには、複数定義したタグを複数の各ゲートウェイ装置の内のいずれに割り当てるかを定義するタグ配置機能部を備えることを特徴とする請求項1記載のプラント制御システム。
  5. 前記コンフィグレータは、各ゲートウェイ装置にダウンロードされるタグの数やプログラムの情報に基づいて各ゲートウェイ装置における負荷を計算し、いずれのゲートウェイ装置にタグを割り付けるべきかを自動設定するゲートウェイ処理負荷計算機能部を備えることを特徴とする請求項4記載のプラント制御システム。
  6. 前記コンフィグレータは、前記タグコンフィグレーション画面において定義したタグの情報と実際のインテリジェントデバイスやコントローラの状態とが一致しているか否かを検出して、不一致の場合には前記タグコンフィグレーション画面にその旨を表示するタグ照合機能部を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のプラント制御システム。
  7. 前記コンフィグレータは、オンライン時において前記タグ照合機能部を定周期で起動させて前記インテリジェントデバイスやコントローラの故障や離脱の発生をリアルタイムで検知させる定周期監視部を備えることを特徴とする請求項6記載のプラント制御システム。
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