JP3669201B2 - 風量制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機の庫内循環用ファンモータ等の風量制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機の庫内には、冷気や暖気を循環させるためのファンが複数設けられており、それぞれのファンはファンモータにより駆動され、各ファンモータは庫内各部の温度に応じて個別に制御される。
【0003】
図3は、従来のファンモータ制御回路図である。直流電源1は、交流100Vを整流して一定電圧(例えば、24V)の直流を出力する。DC−DCコンバータ2−1,2−2,2−3は、直流電源1の出力を受けて、直流18Vか直流12Vかのいずれかを出力する。18Vと12Vとの間の電圧の切り換えは、マイコン3からH(ハイ)かL(ロー)かの制御信号を受けて行う。
【0004】
3個のファンモータM1,M2,M3 は、それぞれトランジスタTr1,Tr2,Tr3によってオンオフ制御され、DC−DCコンバータ2−1,2−2,2−3によって与えられる電圧に応じた風量で送風を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の風量制御装置では、各ファンモータを個別に制御するため、それぞれのファンモータ毎にDC−DCコンバータが1つずつ必要になってコスト高になるという問題点があった。また、DC−DCコンバータの出力電圧を切り換え可能にする必要があって、その点でもコスト高になるという問題点があった。
【0006】
本発明は、そのような問題点を解決し、1つのDC−DCコンバータで複数のファンモータを個別に制御できるようにし、しかも、DC−DCコンバータは単一の出力電圧で済むようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1に記載の風量制御装置は、所定の電圧を出力する直流電源と、該直流電源の出力電圧を異なる電圧に変換して出力するDC−DCコンバータと、前記直流電源の出力とDC−DCコンバータの出力を切り換えてファンモータに与えるスイッチング素子と、該スイッチング素子のスイッチングを制御する制御手段とを具えたことを特徴とする。このようにすると、単一の電圧を出力するDC−DCコンバータを1つ用いるだけで、ファンモータの運転電圧を3つの電圧の間で切り換え可能になる。
【0008】
そして、請求項2に記載の風量制御装置は、複数のファンモータをそれぞれスイッチング素子を介して前記直流電源とDC−DCコンバータとに接続したことを特徴とする。このようにすると、1つのDC−DCコンバータで複数のファンモータを個別に制御できるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したファンモータ制御回路図である。直流電源1は、交流100Vを整流して、一定の直流電圧、例えば、24Vを出力する。DC−DCコンバータ2は、直流電源1の出力電圧を変換して、一定の直流電圧、例えば、12Vを出力する。
【0010】
直流電源1とDC−DCコンバータ2には、それぞれ、トランジスタTr1,Tr3,Tr5とトランジスタTr2,Tr4,Tr6を介して、ファンモータM1,M2,M3が接続されている。各トランジスタTr1,Tr3,Tr5とトランジスタTr2,Tr4,Tr6の制御は、マイコン3によって行われる。
【0011】
庫内温度センサS1,S2,S3 は、それぞれファンモータM1,M2,M3 に対応した場所に設けられており、マイコン3は、いずれかの庫内温度センサS1,S2,S3 の検知温度が下限温度になったとき、それに対応するファンモータM1,M2,M3 をオフにする。また、庫内温度センサS1,S2,S3 の検知温度が上限温度になったとき、それに対応するファンモータM1,M2,M3 をオンにする。
【0012】
各ファンモータM1,M2,M3 は、トランジスタTr1,Tr3,Tr5がオンにされると直流電源1の出力電圧24Vが印加されて回転速度が速くなり、風量が多くなる。それに対して、トランジスタTr2,Tr4,Tr6がオンさせるとDC−DCコンバータ2の出力電圧12Vが印加されて回転速度が遅くなり、風量が少なくなる。また、トランジスタTr1,Tr3,Tr5とトランジスタTr2,Tr4,Tr6とを交互にオンさせると、風量が交互に変化して、平均すれば、12Vと24Vの中間の18Vを印加した場合に相当する風量が得られる。
【0013】
ファンモータM1,M2,M3 を24Vで運転させるか、12Vで運転させるか、あるいは、24Vと12Vとで交互に運転させるかは、モード切換スイッチSW1 ,SW2 で設定する。例えば、図2に示すように、SW1 をオンにしてSW2をオフにした場合は、モード1としてファンモータM1,M2,M3 を24Vで運転させる。また、SW1 をオフにしてSW2 をオンにした場合は、モード2としてファンモータM1,M2,M3 を12Vで運転させる。さらに、SW1 とSW2 の両方をオンにした場合は、モード3としてファンモータM1,M2,M3 を12V,24Vで交互に切り換えて運転させる。
【0014】
モード1に設定された場合、マイコン3は、各庫内温度センサS1,S2,S3 の出力が設定上限温度に達した時、図示しないコンプレッサを起動させると共に、トランジスタTr1,Tr3,Tr5の内、そのセンサに対応したトランジスタをオンにして、ファンモータM1,M2,M3 の内の対応するファンモータを24Vで運転させる。また、各庫内温度センサS1,S2,S3 の出力が設定下限温度に達した時は、そのセンサに対応したトランジスタをオフにして、対応するファンモータの運転を停止させる。
【0015】
モード2に設定された場合も同様にして、トランジスタTr2,Tr4,Tr6をオンオフさせて、ファンモータM1,M2,M3 を12Vで運転させたり、運転を停止させたり制御する。
【0016】
また、モード3に設定された場合は、マイコン3は、各庫内温度センサS1,S2,S3 の内、例えば、庫内温度センサS1 の出力が設定上限温度に達した時、まず、トランジスタTr1をオンにして、ファンモータM1 を24Vで運転させる。そして、庫内温度センサS1 の出力が設定下限温度に達した時は、トランジスタTr1をオフにして、ファンモータM1 の運転を停止させる。
【0017】
その後、再び、庫内温度センサS1 の出力が設定上限温度に達した時、今度は、トランジスタTr2をオンにして、ファンモータM1 を12Vで運転させ、庫内温度センサS1 の出力が設定下限温度に達したら、トランジスタTr2をオフにして、ファンモータM1 の運転を停止させる。このようにすれば、風量が交互に変化して、平均すれば、12Vと24Vの中間の18Vを印加した場合に相当する風量が得られる。
【0018】
ところで、ファンモータの種類によっては、通電中に急激な電圧変動を与えると損傷を受けて寿命を短くしてしまうものがあるが、上記したように、サーモサイクルのオンオフに合わせて、ファンモータM1,M2,M3 の電圧を交互に切り換えることにより、そのようなおそれがなくなる。
【0019】
なお、上記実施形態では、モード3のとき、ファンモータM1,M2,M3 をまず24Vで運転し、その後、12Vと24Vの運転を交互に繰り返すようにしたが、まず、12Vで運転し、その後、24Vと12Vの運転を交互に繰り返すようにしてもよい。また、上記実施形態では、モード切換スイッチSW1 ,SW2 でモードを設定し、それに従ってファンモータM1,M2,M3 の運転電圧を決定するようにしたが、マイコン3が、庫内温度センサS1,S2,S3 の検知温度に基づいて、ファンモータM1,M2,M3 の運転電圧を変化させるようにしてもよい。そのようにすれば、よりきめ細かい制御が可能になる。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、次に記載するような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の風量制御装置は、所定の電圧を出力する直流電源と、該直流電源の出力電圧を異なる電圧に変換して出力するDC−DCコンバータの出力をスイッチング素子で切り換えてファンモータに与えるようにした。その結果、単一の電圧を出力するDC−DCコンバータを1つ用いるだけで、ファンモータの運転電圧を3つの電圧の間で切り換え可能になる。
【0021】
そして、請求項2に記載の風量制御装置は、複数のファンモータをそれぞれスイッチング素子を介して前記直流電源とDC−DCコンバータとに接続した。このようにすると、1つのDC−DCコンバータで複数のファンモータを個別に制御できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したファンモータ制御回路図である。
【図2】モード切換スイッチとモードとの関係を示す図である。
【図3】従来のファンモータ制御回路図である。
【符号の説明】
1…直流電源
2…DC−DCコンバータ
3…マイコン
M1,M2,M3 …ファンモータ
S1,S2,S3 …庫内温度センサ
Claims (2)
- 所定の電圧を出力する直流電源と、該直流電源の出力電圧を異なる電圧に変換して出力するDC−DCコンバータと、前記直流電源の出力とDC−DCコンバータの出力を切り換えてファンモータに与えるスイッチング素子と、該スイッチング素子のスイッチングを制御する制御手段とを具えたことを特徴とする風量制御装置。
- 複数のファンモータをそれぞれスイッチング素子を介して前記直流電源とDC−DCコンバータとに接続したことを特徴とする請求項1記載の風量制御装置。
Priority Applications (1)
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| JP10676199A JP3669201B2 (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 風量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10676199A JP3669201B2 (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 風量制御装置 |
Publications (2)
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| JP3669201B2 true JP3669201B2 (ja) | 2005-07-06 |
Family
ID=14441902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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1999
- 1999-04-14 JP JP10676199A patent/JP3669201B2/ja not_active Expired - Fee Related
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