JP3672066B2 - 取引予約システム及び記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、取引システムに関し、特に取引の予約を取り扱う取引予約システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、取引の予約を行うときは、例えば、予約券等の券片を発行し、券片と引き替えに、本来の契約内容の履行が行われるという手法が行われていた。
また、他の手法としては、クレジットカード等を用いた信用取引の手法が行われていた。これは、クレジットカードの番号を、例えば金融機関の特定の口座に対応付け、契約の締結から所定の期間後に、その口座から代金を引き落とすものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の、券片を発行する手法は、コンピュータネットワーク上での契約には用いることができない。
その上、この手法では、物理的に管理する必要がある券片では紛失の危険性が高いにも拘わらず、当該券片が紛失され、契約の存在を証明する証拠が他にない場合は、契約の履行が事実上期待できなくなり、契約が履行されない危険性が高くなる。
また、券片が不正に取得された場合は、商品の不正取得も容易に行われ得るし、券片が盗取等された場合は、盗取した者等が容易に商品の不正な給付を受け得る。
【0004】
また、クレジットカード等を用いた信用取引による場合は、代金債務者の匿名性を保ち難いため、匿名性が求められる取引には用い難い。
すなわち、クレジットカードの番号は、上述の通り、金融機関の特定の口座等に対応付けられており、該口座自体を匿名の口座としない限り、代金債務者は容易に特定される。
【0005】
上述の問題を回避する方法としては、例えば、暗証番号に所定の残高を表す点数を対応付けて、該暗証番号を記録したプリペイドカードを流通させ、契約の際に、各暗証番号の点数を管理するホストコンピュータ等に該暗証番号が送信され、そのとき該商品の対価等に相当する分の点数が減らされるようにする、という手法を考えることができる。
【0006】
プリペイドカードの取引は、典型的には売買の形で行われ、該取引の当事者の匿名性を保つことが容易であるので、このような手法によれば、暗証番号が電子的象徴として送信される際に、匿名性が維持されるようにすることが容易である。
【0007】
しかし、この手法によった場合、その暗証番号が該取引の当事者以外に知られれば容易に盗用され得る。このため、代金債務者の財産の安全が図り難いという問題がある。
【0008】
この発明は上記実状に鑑みてなされたもので、代金等を支払うべき者を特定する情報を知った第三者等が商品等の給付を不正に受けることが防止され、また、代金等を支払うべき者の匿名性が保たれる取引予約システム、及び、そのような取引予約システムを実現するためのプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の第1の観点にかかる取引予約システムは、
ネットワークと、前記ネットワークに接続された予約管理手段と、前記ネットワークに接続された予約受付手段と、前記ネットワークに接続された予約申込手段とからなる取引予約システムであって、
前記予約申込手段は、契約締結の予約を行う権利を表す予約権情報と、前記予約の申込を行う申込者を特定する情報と、前記予約に係る契約の対象である商品を選択する指示とを入力し、前記ネットワークを介して前記予約受付手段に前記予約権情報、前記申込者を特定する情報及び前記指示により選択された商品を示す商品情報を出力する手段を備え、
前記予約受付手段は、
前記予約申込手段より前記予約権情報、前記申込者を特定する情報及び前記商品情報を入力し、入力した当該予約権情報を前記予約管理手段に出力する手段と、
入力した当該予約権情報が有効であることを示す承諾許可情報を前記予約管理手段より入力したとき、契約の予約条件を表す予約内容情報を生成し、当該予約内容情報を前記予約申込手段及び前記予約管理手段に出力する手段と、を備え、
前記予約受付手段は、前記予約申込手段より入力した商品情報が示す商品、及び、前記予約申込手段より入力した、前記申込者を特定する情報が示す申込者を表す情報を暗号化することにより前記予約内容情報を生成するものであり、
前記予約管理手段は、
予め生成された前記予約権情報を記憶し、当該予約権情報が表す権利が過去に行使されたことを示す情報を記憶するための記憶領域を備えており、前記予約受付手段より前記予約権情報を入力し、当該入力された予約権情報を自己が記憶し、且つ、当該入力された予約権情報が表す権利が過去に行使されたことを示す情報を自己が記憶していない、という条件が満たされているか否かを判別し、当該条件が満たされていると判別したときに、前記承諾許可情報を前記予約受付手段に出力する手段と、
前記予約内容情報を前記予約受付手段より入力したとき、当該予約内容情報と、前記条件が満たされていると判別された予約権情報とを、決済のための決済用装置に出力する手段と、を備える、
ことを特徴とする。
【0010】
このような取引予約システムによれば、前記予約権情報と前記申込者を特定する情報とは、前記予約内容情報が生成されるまで相互に対応付けられない。このため、前記予約の申込を行う者の匿名性が保たれる。
また、前記承諾許可情報が、予約権情報が有効であり従って前記申込者が前記予約を行うことが許されることを示すものであれば、前記予約内容情報が、前記申込者と対応付けられる。このため、前記予約内容情報を提示した者が何者であるかに拘わらず、商品等の給付は前記申込者に行われる。このため、前記第三者等が商品等の給付を不正に受けることが防止される。
なお、本発明において、商品とは、役務(サービス)を含めた概念である。
【0011】
前記取引予約システムは、
前記決済用装置より構成される予約照合手段を更に備え、
当該予約照合手段は、
前記予約管理手段が出力した予約内容情報及び予約権情報を入力し、互いに対応付けて記憶する手段と、
外部より前記予約内容情報を入力して、当該予約内容情報に対応付けられた予約権情報を自己が記憶しているか否かを判別し、記憶していると判別したとき、前記予約履行が許される旨を表す情報を外部に出力する手段と、を備えるものとすれば、前記取引予約システムにより、予約の履行の可否が確認され、虚偽の前記予約内容情報の使用が防止される。
【0012】
前記予約照合手段は更に、前記予約権情報を自己が記憶していると判別したとき、前記予約権情報を消去する手段を備えるものであってもよい。これにより、前記予約の履行が重複して行われることが防止される。
【0013】
前記予約管理手段は更に、前記予約受付手段より入力された予約権情報を自己が記憶し、且つ、当該入力された予約権情報が表す権利が過去に行使されたことを示す情報を自己が記憶していない、という前記条件が満たされていると判別したとき、当該権利が過去に行使されたことを示す情報を前記記憶領域に記憶する手段を備える、ものであってもよいし、また、
前記予約照合手段は更に、前記予約権情報を自己が記憶していると判別したとき、前記予約管理手段に、当該予約権情報を出力する手段を備え、
前記予約管理手段は、自己が記憶する予約権情報のうち、前記予約照合手段より入力した予約権情報に合致するものを消去する手段を備えるものであってもよい。
これにより、前記予約を行う権利(予約権)の行使が重複して行われることが防止される。
【0015】
また、この発明の第2の観点にかかる記録媒体は、
ネットワークと、前記ネットワークに接続された予約管理手段と、前記ネットワークに接続された予約申込手段とからなる取引予約システムであって、
前記予約申込手段は、契約締結の予約を行う権利を表す予約権情報と、前記予約の申込を行う申込者を特定する情報と、前記予約に係る契約の対象である商品を選択する指示とを入力し、前記ネットワークを介して前記予約受付手段に前記予約権情報、前記申込者を特定する情報及び前記指示により選択された商品を示す商品情報を出力する手段を備え、
前記予約管理手段は、
予め生成された前記予約権情報を記憶し、当該予約権情報が表す権利が過去に行使されたことを示す情報を記憶するための記憶領域を備えており、外部の予約受付装置より前記予約権情報を入力し、当該入力された予約権情報を自己が記憶し、且つ、当該入力された予約権情報が表す権利が過去に行使されたことを示す情報を自己が記憶していない、という条件が満たされているか否かを判別し、当該条件が満たされていると判別したときに、入力した当該予約権情報が有効であることを示す承諾許可情報を前記予約受付装置に出力する手段と、
契約の予約条件を表す予約内容情報を前記予約受付装置より入力したとき、当該予約内容情報と、前記条件が満たされていると判別された予約権情報とを、決済のため外部に出力する手段と、を備える、
ことを特徴とする取引予約システムに、前記ネットワークを介して接続されたコンピュータを、
前記予約申込手段より前記予約権情報、前記申込者を特定する情報及び前記商品情報を入力し、入力した当該予約権情報を前記予約管理手段に出力する手段と、
前記承諾許可情報を前記予約管理手段より入力したとき、契約の予約条件を表す前記予約内容情報を生成し、当該予約内容情報を前記予約申込手段及び前記予約管理手段に出力する手段と、を備え、
前記予約申込手段より入力した商品情報が示す商品、及び、前記予約申込手段より入力した、前記申込者を特定する情報が示す申込者を表す情報を暗号化することにより前記予約内容情報を生成するものである、
ことを特徴とする前記予約受付装置として機能させるためのプログラムを記録することを特徴とする。
【0016】
この発明の第2の観点にかかる記録媒体に記録された前記プログラムが前記コンピュータにより実行されれば、前記取引予約システムにおいて、前記予約権情報と前記申込者を特定する情報とは、前記予約内容情報が生成されるまで相互に対応付けられない。このため、前記予約の申込を行う者の匿名性が保たれる。
また、前記承諾許可情報が、予約権情報が有効であり従って前記申込者が前記予約を行うことが許されることを示すものであれば、前記予約内容情報が、前記申込者と対応付けられる。このため、前記予約内容情報を提示した者が何者であるかに拘わらず、商品等の給付は前記申込者に行われる。このため、前記第三者等が商品等の給付を不正に受けることが防止される。
また、この発明の第3の観点にかかる取引予約システムは、
予約管理手段と、予約受付手段とより構成される取引予約システムであって、
前記予約受付手段は、
外部の装置より、契約締結の予約を行う権利を表す予約権情報、当該予約の申込者を特定する情報、及び当該予約に係る契約の対象である商品を表す商品情報を外部のネットワークを介して取得し、当該予約権情報を外部のネットワークを介して前記予約管理手段に供給する手段と、
前記予約管理手段より、前記外部の装置から取得した当該予約権情報が有効であることを示す承諾許可情報を取得し、当該承諾許可情報に応答して、前記契約の予約条件を表す予約内容情報を生成し、当該予約内容情報を前記外部の装置及び前記予約管理手段に出力する手段と、を備え、
前記予約受付手段は、前記外部の装置より取得した商品情報が示す商品、及び、前記外部の装置より取得した、前記予約の申込者を特定する情報が示す申込者を表す情報を暗号化することにより前記予約内容情報を生成するものであり、
前記予約管理手段は、
予め生成された前記予約権情報を記憶し、当該予約権情報が表す権利が過去に行使されたことを示す情報を記憶するための記憶領域を備えており、前記予約受付手段より前記予約権情報を入力し、当該入力された予約権情報を自己が記憶し、且つ、当該入力された予約権情報が表す権利が過去に行使されたことを示す情報を自己が記憶していない、という条件が満たされているか否かを判別する手段と、
当該条件が満たされていると判別したときに、外部のネットワークを介して前記予約受付手段に承諾許可情報を供給する手段と、
前記予約内容情報を前記予約受付手段より入力したとき、当該予約内容情報と、前記条件が満たされていると判別された予約権情報とを、決済のための決済用装置に出力する手段と、を備える、
ことを特徴とする。
前記取引予約システムは、前記決済用装置より構成される予約照合手段を更に備えてもよく、当該予約照合手段は、前記予約管理手段が出力した予約内容情報及び予約権情報を入力し、互いに対応付けて記憶する予約照合手段と、外部より予約内容情報を取得して、当該予約内容情報に対応付けられた予約権情報を自己が記憶しているか否かを判別し、記憶していると判別したとき、前記予約の履行が許される旨を表す情報を外部に出力する手段と、を備えるものであってもよい。
前記予約照合手段は更に、予約権情報を自己が記憶していると判別したとき、当該予約権情報を消去する手段を備えるものであってもよい。
前記予約管理手段は更に、前記予約受付手段より入力された予約権情報を自己が記憶し、且つ、当該入力された予約権情報が表す権利が過去に行使されたことを示す情報を自己が記憶していない、という前記条件が満たされていると判別したとき、当該権利が過去に行使されたことを示す情報を前記記憶領域に記憶する手段を備えるものであってもよい。
あるいは、前記予約照合手段は、予約権情報を自己が記憶していると判別したとき、前記予約管理手段に、当該予約権情報を出力する手段を更に備えるものであってもよく、この場合、前記予約管理手段は、前記予約照合手段が出力した予約権情報を取得し、自己が記憶する予約権情報のうち、前記予約照合手段より入力した予約権情報に合致するものを消去する手段を備えるものであってもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態にかかる取引予約システムを説明する。
図1は、この発明の実施の形態にかかる取引予約システムの構成の一例を示す。
図示するように、この取引予約システムは、予約管理サイト1と、予約受付サイト2と、予約申込サイト3と、決済サイト4と、ネットワーク5とより構成される。
【0018】
ネットワーク5は、例えばインターネット等からなり、予約管理サイト1、予約受付サイト2及び予約申込サイト3相互間の接続を媒介する。
【0019】
予約管理サイト1は、コンピュータ11と、外部記憶装置12と、ネットワークアクセス装置13とより構成される。予約管理サイト1には、ネットワーク5が予約管理サイト1を特定するための固有のアドレスが付されている。ネットワーク5がインターネットである場合、該アドレスは、例えば、URL(ユニフォームリソースロケータ)である。
コンピュータ11は、ターミナルアダプタ等からなるネットワークアクセス装置13を介してネットワーク5に接続されている。そして、ネットワーク5を経由して接続した予約申込サイト3より後述の識別符号71を入力し、後述する予約管理プログラム62と、予約内容照会プログラム65bを実行する。
外部記憶装置12は、ハードディスク装置等からなり、コンピュータ11の制御に従って、データの記憶、消去及び記憶内容の出力を行う。
【0020】
予約受付サイト2は、ネットワーク5に接続されており、コンピュータ21と、外部記憶装置22と、ネットワークアクセス装置23とより構成される。予約受付サイト2には固有のアドレスが付されている。
コンピュータ21は、ターミナルアダプタ等からなるネットワークアクセス装置23を介してネットワーク5に接続されている。そして、ネットワーク5を経由して接続した予約申込サイト3より識別符号71を入力し、後述する予約受付プログラム63を実行する。
外部記憶装置22は、ハードディスク装置等からなり、コンピュータ21の制御に従って、データの記憶、消去及び記憶内容の出力を行う。
【0021】
予約申込サイト3は、制御部31と、外部記憶装置32と、ネットワークアクセス装置33と、表示装置34と、入力装置35とより構成される。予約申込サイト3には固有のアドレスが付されており、更に該アドレスは特定の操作者に固有のものとして与えられている。
【0022】
制御部31は、中央処理装置(CPU)等からなり、モデム等からなるネットワークアクセス装置33を介してネットワーク5に接続されており、後述する予約申込プログラム64、ネットワーク接続プログラム61a〜61cを実行する。
外部記憶装置32は、ハードディスク装置等からなり、制御部31の制御に従って、データの記憶、消去及び記憶内容の出力を行う。
入力装置35は、キーボード、マウス等からなる。入力装置35は、操作者が入力を行うために用いられ、入力された情報を表す信号を制御部31に出力する。
【0023】
決済サイト4は、POS(Point-Of-Sale)システム等からなり、モデム等のネットワークアクセス装置と、キーボード等からなる入力部とを備え、ネットワークアクセス装置を介してネットワーク5に接続されている。
決済サイト4は、後述する予約内容リスト74を記憶し、ネットワークアクセス装置を介して外部より予約内容コード73を入力する。そして、ネットワークアクセス装置を介して入力した予約内容コード73を、予約内容リスト74に追加する。
また、決済サイト4は、商品の受取人等が入力部を用いて予約内容コード73を入力し、予約の履行を要求したときなどに、後述する予約内容照会プログラム64を実行する。
【0024】
この取引予約システムは、論理的には、図2に示すように、ネットワーク接続プログラム61a〜61cと、予約管理プログラム62と、予約受付プログラム63と、予約申込プログラム64と、予約内容照会プログラム65a、65bと、識別符号71と、識別符号リスト72と、予約内容コード73と、予約内容リスト74とより構成される。
【0025】
ネットワーク接続プログラム61a〜61cは、予約管理サイト1、予約受付サイト2及び予約申込サイト3の外部記憶装置12、22、32に格納されており、コンピュータ11、21及び制御部31により読み出され、実行される。
ネットワーク接続プログラム61a〜61cは、ネットワークアクセス装置13、13、33を制御して、コンピュータ11、21及び制御部31を、ネットワーク5を介して互いに接続させる。
【0026】
予約管理プログラム62は、予約管理サイト1の外部記憶装置12に格納されており、コンピュータ11により読み出され、実行される。
予約管理プログラム62は、予約受付サイト2の制御部21よりコンピュータ1に入力される識別符号71に基づいて、その識別符号71が有効であるか否かを判別し、予約申込サイト3に判別の結果を通知する。
【0027】
予約受付プログラム63は、予約受付サイト2の外部記憶装置22に格納されており、コンピュータ21により読み出され、実行される。
予約受付プログラム62は、予約申込サイト3の制御部31よりコンピュータ11に入力される識別符号71に基づいて、予約内容コード73を発生するか否かを判別する。
そして、予約内容コード73の発生を決定したときは予約内容コード73を発生し、ネットワーク5、予約管理サイト1を介して決済サイト4に送る。
【0028】
予約申込プログラム64は、予約申込サイト3の外部記憶装置32に格納されており、制御部31により読み出されて実行される。
予約申込プログラム64は、商品の供給を受ける契約の予約を予約受付サイト2に要求し、識別符号71を送る。そして、該予約の要求の結果を示す情報を、予約受付サイト2より取得して、外部記憶装置32に記憶させる。
【0029】
予約内容照会プログラム65aは、決済サイト4により実行され、予約内容照会プログラム65bは、コンピュータ11により実行される。
予約内容照会プログラム65aは、予約内容リスト74に格納された予約内容コード73と、入力された予約内容コード73とを照合し、両者が一致するか否かを表す情報を外部に出力する。該情報を外部に出力する手法は任意であり、例えば、該情報を示す画像を表示してもよい。
予約内容照会プログラム65bは、識別符号71が、予約内容照会プログラム65aの制御の下にある決済サイト4からコンピュータ11に送られると、その識別符号71を含むレコードを、識別符号リスト72から消去する。
【0030】
なお、ネットワーク接続プログラム61a〜61c、予約管理プログラム62、予約受付プログラム63及び予約申込プログラム64、予約内容照会プログラム65a、65bは、後述する処理に係わらず、外部から実行終了の指示があったとき、該指示に従い、実行を終了する。
【0031】
識別符号71は、予約受付サイト2に、商品の供給を受ける契約の締結を請求する権利、すなわち予約権の証拠として機能する符号であり、予約管理サイト1の運営主体等によって、予め生成される。そして、例えば、書籍、雑誌等に印刷される等の形態で記録され、上述の予約権と一体のものとして譲渡等される。
そして、予約権が行使された結果として締結された契約が履行されると、後述する処理により識別符号71は消滅する。
【0032】
識別符号リスト72は、過去に発行された識別符号71のうち、消滅していないもののリストであり、また、各識別符号71が過去に予約権の行使のために使用されたか否かを表す。識別符号リスト72は、予約管理サイト1の外部記憶装置12に記憶される。
識別符号リスト72は複数のレコードからなり、各レコードには、識別符号71が格納される。また、過去に予約権の行使のために用いられた識別符号71を含むレコードには、その識別符号71が行使されたことを示す情報が含まれる。
【0033】
予約内容コード73は、予約管理サイト1により許可され、予約受付サイト2と予約申込サイト3との間で締結された予約の内容を表す符号であり、予約受付プログラム63により発生される。
予約内容コード73は、予約権を行使した者、商品を供給する者、供給されるべき商品及びその他予約の内容に関する情報(予約条件)が所定の手法を用いて結合及び暗号化されたものを含むものであり、また、予約内容コード73自体も、互いに異なる符号である。
【0034】
なお、予約条件の項目や内容は任意であり、例えば、予約権を行使した者、商品を供給する者、供給されるべき商品の他、予約を特定する整理記号、予約対象の商品の数量、予約の履行期限、決済の手法、商品の引渡地、商品の受取人(予約の申込をした当事者に限られない)、その他の特約等を含んでいてもよい。
【0035】
また、予約権を行使した者、商品を供給する者及び商品の受取人等が、後述する処理において識別符号71を送信した予約申込サイト3のアドレスによって特定できる場合は、これらの者を示す情報として、識別符号71を送信した予約申込サイト3のアドレスを含んでいてもよい。
【0036】
予約内容リスト74は、現在有効に締結されているすべての予約の内容の情報を含むリストであり、決済サイト4に記憶され、予約の有効性の判別に用いられる。
予約内容リスト74は、複数のレコードからなり、各レコードには、識別符号71と、予約内容コード73とが格納されている。
【0037】
次に、この取引予約システムの動作を、図3〜図6を参照して説明する。
図3は、予約管理プログラム62の前半の処理を示すフローチャートである。
図4は、予約受付プログラム63の処理及び予約管理プログラム62の後半の処理を示すフローチャートである。
図5は、予約申込プログラム64の処理を示すフローチャートである。
図6(a)は、予約内容照会プログラム65aの処理を示すフローチャートである。
図6(b)は、予約内容照会プログラム65bの処理を示すフローチャートである。
【0038】
(予約締結の処理)
以下では、予約締結の処理、すなわち、予約申込サイト3が予約を申し込み、予約受付サイト2がこの申込を承諾して、予約を締結する処理を説明する。
【0039】
予約管理サイト1において、コンピュータ11が起動されると、ネットワーク接続プログラム61aを起動して、自らをネットワーク5に接続する。そして、コンピュータ11は、図3に示す予約管理プログラム62を起動する。
予約管理プログラム62が起動されると、コンピュータ11は、他のサイトとの接続が確立されたか否かを判別する(S101)。
確立されていないと判別されると、コンピュータ11はステップS101の処理を繰り返し、確立されたと判別されると、後述のステップS102以下に処理を移す。
【0040】
一方、予約受付サイト2において、コンピュータ21が起動されると、コンピュータ21は、ネットワーク接続プログラム61bを起動して、自らをネットワーク5に接続する。次いで、コンピュータ21は、図4に示す予約受付プログラム63を起動する。
予約受付プログラム63が起動されると、コンピュータ21は、他のサイトとの接続が確立されたか否かを判別する(S201)。
確立されていないと判別されると、コンピュータ21はステップS201の処理を繰り返し、確立されたと判別されると、後述のステップS202以下に処理を移す。
【0041】
また、予約申込サイト3において、制御部31が外部よりネットワーク接続の指示を受けると、制御部31はネットワーク接続プログラム61cを起動して自らをネットワーク5に接続し、次いで、予約申込プログラム64を起動する。そして制御部31は、図5に示す処理を開始する。
【0042】
制御部31が図5に示す処理を開始すると、制御部31は、操作者が入力装置35を用いて、操作者の名及び所定のパスワードを入力するのを待機する(S301)。そして、操作者の名及びパスワードが入力されると、入力された名の操作者が予約申込サイト3の操作を許されており、且つ、入力されたパスワードが、その操作者に対応付けられているものであるか否かを判別する(S302)。
【0043】
判別の結果、入力された名の操作者が操作者が予約申込サイト3の操作を許されていないか、又は、入力されたパスワードが、その操作者に対応付けられていないと判別された場合、制御部31は、処理をS301に戻す。
入力された名の操作者が予約申込サイト3の操作を許されており、且つ、入力されたパスワードが、その操作者に対応付けられている場合、制御部31は、ネットワーク接続プログラム61cの処理に従い、予約受付サイト2のコンピュータ21に接続要求を発する(S303)。
【0044】
一方、接続要求を受け取ったコンピュータ21は、ステップS202において、相手方との接続を確立し、接続を確認する信号を相手方に送る。
そして、コンピュータ21は、予約受付サイト2において予約可能な商品を説明する画像と、識別符号71の送信を促す画像を、制御部31に送る(S203)。
【0045】
制御部31は、接続要求を発した後、接続を確認する信号を受け取ると、予約管理サイト1から送られる情報の受信を開始する。そして、商品を説明する画像の情報と、識別符号71の送信を要求する画像の情報とを受け取ると、これらの情報が表す画像を表示装置34に表示させる(S304)。
【0046】
画像が表示されると、制御部31は、入力装置35を用いた識別符号71の入力を受け付け、入力が完了したか否かを判別する(S305)。
完了していないと判別されると、ステップS305の処理を繰り返す。完了したと判別されると、制御部31は、入力された識別符号71を、コンピュータ21に送る(S306)。
【0047】
コンピュータ21は、識別符号71を受信すると、予約する商品の選択を促す画像を、制御部31に送る(S204)。
制御部31は、予約管理サイト1から送られる情報を受信し、商品の選択を促す画像の情報を受け取ると、これらの情報が表す画像を表示装置34に表示させる(S307)。
【0048】
画像が表示されると、制御部31は、商品を選択する指示が入力装置35を用いて入力されるのを受け付け、入力が完了したか否かを判別する(S308)。
完了していないと判別されると、ステップS308の処理を繰り返す。完了したと判別されると、制御部31は、選択された予約対象の商品を表す情報を生成し、コンピュータ21に送る(S309)。
コンピュータ21は、識別符号71及び予約対象の商品の情報を受け取ると、識別符号71及び予約対象の商品の情報を外部記憶装置22に記憶する(S205)。
【0049】
次に、コンピュータ21は、ネットワーク接続プログラム61bの処理に従い、予約管理サイト1のコンピュータ11に接続要求を発する(S206)。
接続要求を受け取ったコンピュータ11は、ステップS102において、コンピュータ21との接続を確立し、接続を確認する信号をコンピュータ21に送る。そして、コンピュータ21に、識別符号71及び識別符号71を送信した予約申込サイト3のアドレスの入力を要求する(S103)。
【0050】
コンピュータ21は、接続要求を発した後、接続を確認する信号と、識別符号71及び識別符号71を送信した予約申込サイト3のアドレスの入力を要求する信号とを受け取ると、識別符号71及び識別符号71を送信した予約申込サイト3のアドレスをコンピュータ11に送る(S207)。
識別符号71及び識別符号71を送信した予約申込サイト3のアドレスを入力したコンピュータ11は、入力した識別符号71をキーとして識別符号リスト72を検索し、識別符号71が有効であるか否かを判別する(S104)。すなわち、その識別符号71と同一の符号を含むレコードが識別符号リスト72に存在し、且つその識別符号71が過去に行使されたか否かを判別する。
【0051】
そして、該当するレコードがあり、且つ過去に該識別符号71が行使されていないと判別されると、コンピュータ11は、そのレコードに、該識別符号71が行使されたことを示す情報を格納する。そして、コンピュータ21に、識別符号71が有効であることを示す通知と、コンピュータ21との接続を終了する通知とを送り、ステップS107へ処理を移す(S105)。
該当するレコードがないと判別されると、コンピュータ11は、コンピュータ21に、識別符号71が無効であることを示す通知と、コンピュータ21との接続を終了する通知とを送り(S106)、接続を終了する(S107)。
【0052】
コンピュータ21は、ステップS104の判別結果を示す通知をコンピュータ11より受信すると、その通知より、識別符号71が有効であるか否かを判別する(S208)。
ステップS208において、識別符号71が有効であると判別されたとき、コンピュータ21は、処理をステップS210に移す。無効であると判別されたときは、識別符号71が無効な符号であることを示す通知を制御部31に送り、処理をステップS203に戻す(S209)。
【0053】
ステップS210において、コンピュータ21は、申し込まれた予約についての予約条件を上述の所定の手法により決定する。そして、決定した予約条件を表す予約内容コード73を生成して予約申込サイト3の制御部31に送り、また、予約管理サイト1に接続して当該予約内容コード73をコンピュータ11に送る(ステップS211)。
【0054】
なお、上述の通り、予約権を行使した者、商品を供給する者及び商品の受取人等が、後述する処理において識別符号71を送信した予約申込サイト3のアドレスによって特定できる場合は、これらの者を示す情報として、識別符号71を送信した予約申込サイト3のアドレスを含んでいてもよい。
また、コンピュータ21は、予約条件を決定するため、更に予約申込サイト3より情報を入力してもよい。
【0055】
制御部31は、コンピュータ21より情報を受け取ると、その情報が、ステップS209で送られた、識別符号71の無効の通知であるか否かを判別する(S310)。
無効の通知であると判別されると、制御部31は処理をS304に戻す。無効の通知でないと判別すると、制御部31はコンピュータ21より予約内容コード73を受け取る。そして、この予約内容コード73を復号化し、予約条件の内容を表す画像を表示装置34に表示させる(S311)。次いで、制御部31は、予約を確認する入力が入力装置35を用いてなされるのを受け付け、入力が完了したか否かを判別する(S312)。
完了していないと判別されると、ステップS312の処理を繰り返す。完了したと判別されると、制御部31は、予約の確認を表す信号をコンピュータ21に送る(S313)。
【0056】
コンピュータ21は、予約の確認を表す信号を受信すると、制御部31に、予約の完了を示す通知と、接続を終了する通知とを送り、制御部31との接続を終了する(S212)。
予約の完了を示す通知を入力した制御部31は、予約申込プログラム64の処理を終了する。
【0057】
一方、予約管理サイト1のコンピュータ11は、ネットワーク接続プログラム61bの処理に従い、決済サイト4に接続要求を発する(S213)。接続要求を受け取った決済サイト4は、コンピュータ11との接続を確立し、接続を確認する信号をコンピュータ11に送る。
【0058】
コンピュータ11は、接続要求を発した後、接続を確認する信号を受け取ると、ステップS305で予約申込サイト3に入力された識別符号71と、ステップS210で生成された予約内容コード73とを決済サイト4に送り(S214)、決済サイト4との接続を終了して(S215)、予約管理プログラム62を終了する。
決済サイト4は、入力した識別符号71及び予約内容コード73を、予約内容リスト74の同一のレコードに格納する。
【0059】
その後、例えば、商品の受取人等が予約を履行させる等の目的で、外部より入力部を用いて決済サイト4に予約内容コード73を入力すると、決済サイト4は、図6(a)に示す予約内容照会プログラム65aを起動する。
【0060】
そして、予約内容照会プログラム65aの処理を開始すると、まず、予約内容リスト74に格納された各予約内容コード73と、入力された予約内容コード73とを照合し、一致するものがあるか否かを判別する(S401)。
【0061】
一致するものがない(すなわち、予約の履行が認められない)と判別されたとき、決済サイト4は、予約の履行が認められないことを表す情報を外部に出力して(例えば、該情報を表示する)(S402)、予約内容照会プログラム65aの処理を終了する。
【0062】
一致するものがある(すなわち、予約の履行が認められる)と判別されたときは、予約の履行が認められることを表す情報を外部に出力し(S403)、予約管理サイト1に接続する。
そして、予約内容リスト74のうち、入力部を用いて入力された予約内容コード73と一致する予約内容コードを含むレコードに格納されている識別符号71を特定し(S404)、予約管理サイト1に接続して、コンピュータ11に該識別符号71を送る(S405)。そして、ステップS404で識別符号71が特定されたレコードの記録内容を消去し(S406)、予約内容照会プログラム65aを終了する。
【0063】
識別符号71を入力した予約管理サイト1のコンピュータ11は、図6(b)に示す予約内容照会プログラム65bの処理を開始する。
処理が始まると、コンピュータ11は、識別符号リスト72のうち、入力した識別符号71を格納するレコードを消去する(S501)。これにより、該識別符号71は消滅する。
【0064】
該レコードが消去されると、コンピュータ11は、決済サイト4との接続を終了し(S502)、予約内容照会プログラム65bの処理を終了する。
決済サイト4は、予約管理サイト1との接続が終了すると、予約内容照会プログラム65aの処理を終了する。
【0065】
そして、決済サイト4の操作者等は、商品の受取人等として予約内容コード73から特定される者に商品を給付する等して、契約を履行する。
決済サイト4において商品の供給を直接行うことができる場合、予約内容照会プログラム65aは、単に該商品の供給の予約を受け付けるだけでなく、該商品の供給を行う処理を含んでもよい。
例えば、供給する商品がシェアウェアであるとき、決済サイト4は、予約内容照会プログラム65aの処理に従って、該シェアウェアを、予約内容コード73の内容から特定される受取人に対応付けられた予約申込サイト3にダウンロードしてもよい。
【0066】
なお、予約管理サイト1と予約受付サイト2とは共通のコンピュータ及び外部記憶装置から構成されてもよい。
また、予約管理プログラム62と予約受付プログラム63とは別個のプログラムである必要はなく、識別符号71及び商品の選択の情報がコンピュータ21又は11に入力された後、引き続いて識別符号71が有効であるか否かの判別が行われてもよい。
【0067】
また、予約申込サイト3は、特定の操作者に対応付けられている必要はなく、例えば、予約申込サイト3がネットワーク5にアクセスする際、ネットワークが、パスワード入力等の任意の手法によって予約申込サイト3の操作者を特定するようにしてもよい。
この場合、上述の予約申込サイト3のアドレスに代えて、ネットワーク5上における操作者のアドレスを用いるようにしてもよい。例えば、ネットワーク5がインターネットである場合は、該操作者のアドレスとして、インターネット上における該操作者のアドレスを用いてもよい。
【0068】
また、予約管理プログラム62、予約受付プログラム63、予約申込プログラム64、予約内容照会プログラム65a及び65bにより実行される処理は、図3〜図6に示したものに限られない。
【0069】
例えば、予約管理プログラム62の処理に従ってコンピュータ11が制御部31に送る情報、及び、予約受付プログラム63の処理に従ってコンピュータ21が制御部31に送る情報は、いずれも、ハイパーテキスト形式の情報を含んでいてもよい。
予約申込サイト3に送られる情報がハイパーテキスト形式の情報を含むとき、予約申込プログラム64と、予約内証照会プログラム65a及び65bとは、ハイパーテキスト閲覧用ソフトウェア(ブラウザ)であってもよい。
【0070】
この場合、予約管理サイト1及び予約受付サイト2のコンピュータは、予約申込サイト3における入力を要求するとき、その旨を示すハイパーテキスト形式の情報を予約申込サイト3に送る。
【0071】
ハイパーテキスト形式の情報を入力したとき、制御部31は、例えば、ブラウザの処理に従って、コンピュータ11、21より入力したハイパーテキスト形式の画像を表示し、カーソル及びマウスポインタの移動と、カーソル位置への文字列の入力と、マウスのクリックによる信号入力を受け付ける。
そして、入力された文字列と、該文字列入力時のカーソルの画像上での位置と、マウスがクリックされた時のマウスポインタの画像上での位置と、表示装置34が現在表示している画像のスクロール状態を表す情報とを、表示装置34に現在表示されているハイパーテキストの情報の送信元に随時送る。
【0072】
予約管理サイト1及び予約受付サイト2のコンピュータ11及び21は、ブラウザの上述の処理に従って制御部31より出力される各情報を解析することにより、識別符号71、商品の選択の情報及びその他の情報を取得する。
そして、予約管理サイト1のコンピュータ11は、識別符号71が有効であるか否かの判別及び判別結果の予約受付サイト2への通知、商品購入の予約の受け付け、予約内容コード73の生成及び予約受付サイト2への出力の処理を行う。
【0073】
予約管理サイト1及び予約受付サイト2のコンピュータ11及び21が送るハイパーテキストには、他の予約管理サイト1及び予約受付サイト2へのリンクが設定してあってもよい。
そして、該リンクが設定されているときは、該リンクの設定箇所にマウスポインタが移動されマウスがクリックされることにより、予約申込サイト3と、リンクされている予約管理サイト1又は予約受付サイト2との接続がなされ、予約が開始されるようにしてもよい。
【0074】
また、予約受付サイト2及び予約申込サイト3の数は、それぞれ1個ずつである必要はなく、任意である。
例えば、ネットワーク5がインターネットであり、ネットワーク5に接続されているコンピュータがウェブサーバの機能を有しているときは、該コンピュータの制御の下に複数のホームページを設け、各ホームページにより予約受付サイト2を構成してもよい。
【0075】
また、識別符号71を入力する予約申込サイト3と、該入力の結果、予約管理プログラム62により発生された予約内容コード73を受け取る予約申込サイト3は、同一のものである必要はなく、また、予約申込プログラム64を実行しない予約申込サイト3が存在してもよい。予約申込プログラム64を実行しない予約申込サイト3は、アノニマスなノードであってもよい。
【0076】
また、識別符号71を流通させる媒体はスクラッチペーパーである必要はなく、例えば、識別符号71は、出版物等に印刷されていてもよい。また、識別符号71は、フロッピディスク、CD−ROMその他の不揮発性記録媒体に記録されて頒布されてもよい。そして、予約申込サイト3は更に、フロッピディスクドライブ、CD−ROMドライブ等を備えて、識別符号71を読み取るようにしてもよい。
【0077】
また、予約管理サイト1は、識別符号71が有効であるとする判別を重複して行わない限り、1個である必要はなく、複数存在してもよい。具体的には、例えば、複数の予約管理サイト1が記憶する識別符号リスト72が、同一の識別符号71を含まないようにすればよい。
【0078】
また、予約内容リスト74に含まれる情報は、予約内容リスト74に格納された後に、各々が含む情報の内容に基づいてさらに変更、消去等されてもよい。
例えば、各予約内容コード73に、予約履行の期限の情報が含まれているときは、決済サイト4が現在の日付をタイマ等を用いて参照し、参照の結果得られた現在の日付が予約履行の期限を過ぎているときは、決済サイト4が、当該予約内容コード73を含むレコードの情報を削除してもよい。
【0079】
以上、この発明の実施の形態を説明したが、この発明の取引予約システムは、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、パーソナルコンピュータに上述の動作を実行するためのプログラムを格納した媒体(フロッピーディスク、CD−ROM等)から該プログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行する取引予約システムを構成することができる。
【0080】
また、コンピュータにプログラムを供給するための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワーク、通信システムのように、一時的且つ流動的にプログラムを保持する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワークの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これをネットワークを介して配信してもよい。
そして、このプログラムを起動し、OSの制御下に、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行することができる。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、代金等を支払うべき者を特定する情報を知った第三者等が商品等の給付を不正に受けることが防止され、また、代金等を支払うべき者の匿名性が保たれる取引予約システム、及び、そのような取引予約システムを実現するためのプログラムを記録した記録媒体が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる取引予約システムの基本構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態にかかる取引予約システムの論理的構成を示すブロック図である。
【図3】予約管理プログラムの前半の処理を示すフローチャートである。
【図4】予約受付プログラムの処理及び予約管理プログラムの後半の処理を示すフローチャートである。
【図5】予約申込プログラムの処理を示すフローチャートである。
【図6】(a)、(b)は、予約内容照会プログラムの処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 予約管理サイト
11 コンピュータ
12 外部記憶装置
13 ネットワークアクセス装置
2 予約受付サイト
21 コンピュータ
22 外部記憶装置
23 ネットワークアクセス装置
3 予約申込サイト
31 制御部
32 外部記憶装置
33 ネットワークアクセス装置
34 表示装置
35 入力装置
4 決済サイト
5 ネットワーク
61a〜61c ネットワーク接続プログラム
62 予約管理プログラム
63 予約受付プログラム
64 予約申込プログラム
65a、65b 予約内容照会プログラム
71 識別符号
72 識別符号リスト
73 予約内容コード
74 予約内容リスト
Claims (11)
- ネットワークと、前記ネットワークに接続された予約管理手段と、前記ネットワークに接続された予約受付手段と、前記ネットワークに接続された予約申込手段とからなる取引予約システムであって、
前記予約申込手段は、契約締結の予約を行う権利を表す予約権情報と、前記予約の申込を行う申込者を特定する情報と、前記予約に係る契約の対象である商品を選択する指示とを入力し、前記ネットワークを介して前記予約受付手段に前記予約権情報、前記申込者を特定する情報及び前記指示により選択された商品を示す商品情報を出力する手段を備え、
前記予約受付手段は、
前記予約申込手段より前記予約権情報、前記申込者を特定する情報及び前記商品情報を入力し、入力した当該予約権情報を前記予約管理手段に出力する手段と、
入力した当該予約権情報が有効であることを示す承諾許可情報を前記予約管理手段より入力したとき、契約の予約条件を表す予約内容情報を生成し、当該予約内容情報を前記予約申込手段及び前記予約管理手段に出力する手段と、を備え、
前記予約受付手段は、前記予約申込手段より入力した商品情報が示す商品、及び、前記予約申込手段より入力した、前記申込者を特定する情報が示す申込者を表す情報を暗号化することにより前記予約内容情報を生成するものであり、
前記予約管理手段は、
予め生成された前記予約権情報を記憶し、当該予約権情報が表す権利が過去に行使されたことを示す情報を記憶するための記憶領域を備えており、前記予約受付手段より前記予約権情報を入力し、当該入力された予約権情報を自己が記憶し、且つ、当該入力された予約権情報が表す権利が過去に行使されたことを示す情報を自己が記憶していない、という条件が満たされているか否かを判別し、当該条件が満たされていると判別したときに、前記承諾許可情報を前記予約受付手段に出力する手段と、
前記予約内容情報を前記予約受付手段より入力したとき、当該予約内容情報と、前記条件が満たされていると判別された予約権情報とを、決済のための決済用装置に出力する手段と、を備える、
ことを特徴とする取引予約システム。 - 前記決済用装置より構成される予約照合手段を更に備え、
当該予約照合手段は、
前記予約管理手段が出力した予約内容情報及び予約権情報を入力し、互いに対応付けて記憶する手段と、
外部より前記予約内容情報を入力して、当該予約内容情報に対応付けられた予約権情報を自己が記憶しているか否かを判別し、記憶していると判別したとき、前記予約履行が許される旨を表す情報を外部に出力する手段と、を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の取引予約システム。 - 前記予約照合手段は更に、前記予約権情報を自己が記憶していると判別したとき、前記予約権情報を消去する手段を備える、
ことを特徴とする請求項2に記載の取引予約システム。 - 前記予約管理手段は更に、前記予約受付手段より入力された予約権情報を自己が記憶し、且つ、当該入力された予約権情報が表す権利が過去に行使されたことを示す情報を自己が記憶していない、という前記条件が満たされていると判別したとき、当該権利が過去に行使されたことを示す情報を前記記憶領域に記憶する手段を備える、
ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の取引予約システム。 - 前記予約照合手段は更に、前記予約権情報を自己が記憶していると判別したとき、前記予約管理手段に、当該予約権情報を出力する手段を備え、
前記予約管理手段は、自己が記憶する予約権情報のうち、前記予約照合手段より入力した予約権情報に合致するものを消去する手段を備える、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の取引予約システム。 - ネットワークと、前記ネットワークに接続された予約管理手段と、前記ネットワークに接続された予約申込手段とからなる取引予約システムであって、
前記予約申込手段は、契約締結の予約を行う権利を表す予約権情報と、前記予約の申込を行う申込者を特定する情報と、前記予約に係る契約の対象である商品を選択する指示とを入力し、前記ネットワークを介して前記予約受付手段に前記予約権情報、前記申込者を特定する情報及び前記指示により選択された商品を示す商品情報を出力する手段を備え、
前記予約管理手段は、
予め生成された前記予約権情報を記憶し、当該予約権情報が表す権利が過去に行使されたことを示す情報を記憶するための記憶領域を備えており、外部の予約受付装置より前記予約権情報を入力し、当該入力された予約権情報を自己が記憶し、且つ、当該入力された予約権情報が表す権利が過去に行使されたことを示す情報を自己が記憶していない、という条件が満たされているか否かを判別し、当該条件が満たされていると判別したときに、入力した当該予約権情報が有効であることを示す承諾許可情報を前記予約受付装置に出力する手段と、
契約の予約条件を表す予約内容情報を前記予約受付装置より入力したとき、当該予約内容情報と、前記条件が満たされていると判別された予約権情報とを、決済のため外部に出力する手段と、を備える、
ことを特徴とする取引予約システムに、前記ネットワークを介して接続されたコンピュータを、
前記予約申込手段より前記予約権情報、前記申込者を特定する情報及び前記商品情報を入力し、入力した当該予約権情報を前記予約管理手段に出力する手段と、
前記承諾許可情報を前記予約管理手段より入力したとき、契約の予約条件を表す前記予約内容情報を生成し、当該予約内容情報を前記予約申込手段及び前記予約管理手段に出力する手段と、を備え、
前記予約申込手段より入力した商品情報が示す商品、及び、前記予約申込手段より入力した、前記申込者を特定する情報が示す申込者を表す情報を暗号化することにより前記予約内容情報を生成するものである、
ことを特徴とする前記予約受付装置として機能させるためのプログラムを記録することを特徴とする記録媒体。 - 予約管理手段と、予約受付手段とより構成される取引予約システムであって、
前記予約受付手段は、
外部の装置より、契約締結の予約を行う権利を表す予約権情報、当該予約の申込者を特定する情報、及び当該予約に係る契約の対象である商品を表す商品情報を外部のネットワークを介して取得し、当該予約権情報を外部のネットワークを介して前記予約管理手段に供給する手段と、
前記予約管理手段より、前記外部の装置から取得した当該予約権情報が有効であることを示す承諾許可情報を取得し、当該承諾許可情報に応答して、前記契約の予約条件を表す予約内容情報を生成し、当該予約内容情報を前記外部の装置及び前記予約管理手段に出力する手段と、を備え、
前記予約受付手段は、前記外部の装置より取得した商品情報が示す商品、及び、前記外部の装置より取得した、前記予約の申込者を特定する情報が示す申込者を表す情報を暗号化することにより前記予約内容情報を生成するものであり、
前記予約管理手段は、
予め生成された前記予約権情報を記憶し、当該予約権情報が表す権利が過去に行使されたことを示す情報を記憶するための記憶領域を備えており、前記予約受付手段より前記予約権情報を入力し、当該入力された予約権情報を自己が記憶し、且つ、当該入力された予約権情報が表す権利が過去に行使されたことを示す情報を自己が記憶していない、という条件が満たされているか否かを判別する手段と、
当該条件が満たされていると判別したときに、外部のネットワークを介して前記予約受付手段に承諾許可情報を供給する手段と、
前記予約内容情報を前記予約受付手段より入力したとき、当該予約内容情報と、前記条件が満たされていると判別された予約権情報とを、決済のための決済用装置に出力する手段と、を備える、
ことを特徴とする取引予約システム。 - 前記決済用装置より構成される予約照合手段を更に備え、
当該予約照合手段は、
前記予約管理手段が出力した予約内容情報及び予約権情報を入力し、互いに対応付けて記憶する手段と、
前記予約照合手段は、外部より予約内容情報を取得して、当該予約内容情報に対応付けられた予約権情報を自己が記憶しているか否かを判別し、記憶していると判別したとき、前記予約の履行が許される旨を表す情報を外部に出力する手段と、を備える、
ことを特徴とする請求項7に記載の取引予約システム。 - 前記予約照合手段は更に、予約権情報を自己が記憶していると判別したとき、当該予約権情報を消去する手段を備える、
ことを特徴とする請求項8に記載の取引予約システム。 - 前記予約管理手段は更に、前記予約受付手段より入力された予約権情報を自己が記憶し、且つ、当該入力された予約権情報が表す権利が過去に行使されたことを示す情報を自己が記憶していない、という前記条件が満たされていると判別したとき、当該権利が過去に行使されたことを示す情報を前記記憶領域に記憶する手段を備える、
ことを特徴とする請求項7、8又は9に記載の取引予約システム。 - 前記予約照合手段は、予約権情報を自己が記憶していると判別したとき、前記予約管理手段に、当該予約権情報を出力する手段を更に備え、
前記予約管理手段は、前記予約照合手段が出力した予約権情報を取得し、自己が記憶する予約権情報のうち、前記予約照合手段より入力した予約権情報に合致するものを消去する手段を備える、
ことを特徴とする請求項8又は9に記載の取引予約システム。
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